銀色の日記
モクジイク?モドル?ススム?


2008年10月19日(日) チビちゃんの旅立ち

10月19日・日曜日、18歳の三毛猫・チビちゃんが老衰で天国へ旅立ちました。

母が飼っていた猫だったのですが、母が入院したため我が家に引き取って約5年。
最初は家や先住猫たちに馴染めず、部屋の隅で居ました。
少しずつ慣れ始め、ようやく他の猫たちとも距離を置きながらですが
自分の動きたいようにし始めた頃でした。

亡くなる一週間くらい前、私が座ると膝の上に乗ってきました。
初めてのことだったので、さすがに18歳の老猫も寒いのだろうと思っていました。
2日連続で何も食べなかったので、自転車で行ける距離の動物病院へ。
老衰と言われ、ついにこの時が来たか・・・と覚悟しました。
点滴と注射をしてもらい、私の布団で一緒に寝ることに。

一日空けて、やっぱり調子がよくないみたいなので、
今度は少し離れた動物病院へ。
体温も35度まで下がっていて、今夜持たないかもと言われました。
次の日、少し楽そうにしていて体がホンの少しですが温かくなっていました。
延命治療にはなりますが、それから毎日動物病院で点滴してもらいました。
その間も意識は無いような感じではありました。

動物病院に通院しだして6日目、もしかしたらもうダメかも・・・と思いながら
2〜3時間置きに体の向きを変えてやっていたのですが
疲れと寝不足で眠さに勝てず、少しウトウトと眠ってしまいました。
日曜の朝5時頃、目が覚めるとチビはもう亡くなっていました。

一人で逝かせてしまった。
最期を看取ってやれなかった。
ずっと起きていたのに、なんで眠ってしまったか・・・。
後悔しても時間は巻き戻せません。
約一週間だけど、一緒に布団の中で寝たこと、それだけが救いです。

翌月曜、店を臨時休業して福山市にあるペット霊園でチビを火葬してもらいました。
18歳、よく頑張って長生きしてくれたと思います。
徳島から尾道へ連れてきて、少し無理をさせてしまったかも。
今年のあの猛暑は老体には厳しかったのでしょう。

今頃は天国で、やはり母の猫・小太郎と仲良く遊んでいるかも知れません。

小さくて大人しい子だったけど、存在は大きかった子です。
他の子達もみんなそうですが
それぞれに個性があり、16匹いたところで同じ子は一匹もいません。
それだけに一匹欠けてでも、かなり淋しくて落ち込んでしまいます。
寝てしまったことに後悔ばかりしています。


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