無題ドキュメント
「高橋尚子 まさかの落選」
「Qちゃん 破れたアテネへの夢」
などなど、今日3月15日は、アテネオリンピック、マラソン代表発表の日でした。
大方の予想を裏切って、高橋尚子選手が落選しました。
その事を大々的に報じるニュース、ニュース、ニュース・・・
町の声と評して、色々な意見が飛び交います。
「もう、アテネオリンピックに興味は無くなった」
「ニュースを聞いたとき、思わず泣いてしまった」
「メダルを取れるのは、高橋選手だけなのに」
などなど、高橋選手落選を悔やむ声が大多数を占めているようです。
ニュースを注意深く見ていましたが、選出された選手について、
「おめでとう」と言う言葉は、聴く事ができませんでした。
選出された選手は、選考レースを勝ち抜いて、高橋選手よりも好タイムを出して、
まさに、結果を出して、選出されたのです。
まさに、勝ち取ったその代表の座を、もっと喜んで良いはずなのに、
マスコミ側に、代表選手が喜んでいる姿を積極的に映そうという姿勢が見えない。
まあ、視聴率を考えたら、そうでしょうね。高橋選手が断然人気があったし、
ほかの選手は、名前も知らない人がほとんどでしょうから、そういう報道になるのは
仕方の無いことかもしれませんね。
特に、最後の名古屋国際マラソンで好結果を出して、アテネ五輪の切符を手にした
土佐礼子選手に対しては、こんなコメントがありました。
「予想外にも、名古屋で土佐選手が好結果を出したために、選考は難しくなった」
なんか、土佐選手が頑張ったことを、否定するかのようなこのナレーションには、
ちょっと怒りがこみ上げてきました。
だから、私は声を大にして言います。
「土佐礼子選手、アテネ五輪出場おめでとうございます」