フェレットの歴史
フェレットとは食肉目イタチ科Putorius(プトリウス)Furo(フロ)という動物です。2000年以上も前からうさぎの狩猟・毛皮・ねずみ駆除として家畜として飼われていました。
そんな中、アメリカでは家畜からペットとして飼われ、日本でもみられるようになりました。
ペットとして飼われている個体は大半は赤ちゃんで臭腺と去勢の手術を受けています。(スーパーフェレット) ノーマルフェレットは臭腺と去勢の手術を受けていませんので、臭線から強烈で日常生活も送れなくなるほどの臭いを出すそうです。
フェレットが属するイタチ科の動物は水・陸に多数います。 スカンク・ミンク・テン・アライグマ・アナグマ・カワウソ・ラッコ・オコジョなどです。
フェレットの寿命
約5年から10年ぐらい。(スーパーフェレットよりもノーマルフェレットの方が寿命は長く約12年は生きるそうです。) 生後4ヶ月を越すともう大人の仲間入りで、6ヶ月には完璧な大人です。フェレットの3歳は人間でいう中年となります。
フェレットの視力・聴力
視力が弱く嗅覚が鋭い動物で耳が凄く良いので、静かな所を好みます。
<フェレットの体型>
ファームによって多少違いますが、平均的に雄で身長40cmくらい・体重1.2〜1.5kg。雌は身長35cmくらい・体重700g〜1kgで体は小さい方です。
体はとっても長くて、手足がダックスフンドのように短くて、うねうねで、プヨプヨな感触をしています。
チュッピーの場合、触るとそれに輪をかけて、リンスをしたような柔らかい毛をしているとよく言われます。(*^-'*)> 牙は肉食動物らしく鋭く、噛みグセのある固体もいますが飼っていくうちに噛みグセは消えていきます。
フェレットの性格
もし自然界へ飛び出したら犬や猫よりも強く賢い動物のようで、相性的には犬よりも猫と仲良が良い方です。
固体によってさまざまですが、基本的にはとっても人なつこく、好奇心旺盛で遊び好きです。たまに気まぐれなところがあります。 猫と犬でいえば、遊び方は猫でなつき方が犬といえるでしょう。
フェレットの生活
湿度の高い所、気温の高い所は苦手。 夏の暑さにはとても弱いですが、寒さには強い動物です。ですが、冬の散歩はブルブルふるえ、寒いようです。
基本的にはケージの中で飼い、ケージから出す時は飼い主の監視の元で出します。 ケージ内は餌入れ、水入れ、トイレ、寝具(ハンモックなど)を用意。 毎日新鮮な水とフェレットフードを与えます。フェレットフードの他に、キャットフードを与えるのもOKですが栄養分が不足しているので、主食にはあまり適していないようです。 他には鶏のささみ・ほんの少しですがおやつとして果物を与えます。 睡眠は基本的には1日24時間のうち、20時間以上は寝るようです。 完全な夜行性ではありませんが、夜の方が強い動物です。 起きている時にはケージから出して一緒に遊んであげるだけで、運動になります。
フェレットの鳴き声
フェレットは鳴かない動物と言いますが、隣近所に聞こえるような鳴き方はしないので、きっとそのようにいわれたのでしょう。
嬉しい時は クックック♪ と小さい声で鳴きます。 (チュッピーの場合、一緒に遊んであげる時や餌を与える時などたまに鳴きます)
威嚇する時は シィー♪ シャー♪と鳴きます。 (チュッピーの場合、好きな物を取られる時や思うようにならない時に鳴きます)
怖い時や痛い時は キャン♪!、キャッキャッキャ♪!と甲高い声で泣き声を出します。 (チュッピーの場合、戦闘ごっこや嬉しくて飛び跳ねている時の一時休憩の最中にケージ内のお水を飲みに行くのですが、その時にたまにケージの扉入り口で足を引っ掛けてしまう時に鳴きます。) (;>_<;)
その他・寝言やイビキをかきます(^〜^;)ゞ (チュッピーの場合いびきはかきませんが、寝言を言います。)(^▽^)
フェレットの表現 嬉しい時は ピョンピョン前後左右に跳びはね(フェレットダンスといいます。)、周囲の物にぶつかったりして暴れます。
弱気な時は 影に隠れたり、後ずさりします。
強気な時は 跳びかかってきて、戦闘ごっこをしたがります。
抱っこしてもらいたい時は 人の足に後ろ足で立って抱っこしてと言ってきます。
う○ちをしたい時は チュッピーの場合場所を確認してから、このようにバックをしてします(/\)
ケージから出して欲しい時は ケージに手をかけてガリガリ噛んだりします。
フェレットってこんな動物なんです。ペットショップの小動物コーナーなどで見かけたら、観察してみて下さいね!ほとんどのコが寝てばっかりいるかもしれませんが、中には家のチュッピーのようにチョロチョロ動きまわっているコもいるかもしれませんよ (^▽^* )
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