先日やる気なくなったと言ったばかりで恐縮なのだが、 最近またスロット熱が再燃しはじめた。やはり、間をあけるといい。
会社帰りにパチンコ屋へ寄り道する。 ああ分かってますよ、おれがダメ社会人ということは。
店内に入ると見たことある顔が。 あの人は確か現場の人だ。しかしおれの担当する部署でないため 顔と名前を知ってるくらいで、話したことは一度もない。 昼休みによくスロ雑誌見てたから、スロットやるということだけは 知っていたのだけど。
向こうはこっちに気づいていないようだ、 というかおれのこと知ってるかどうかも微妙。
例によって、ちょっと打っては店内をうろつくおれ。 (より高みを目指しているつもりで、大概泥沼にはまる。 さらに深いところまで連れて行かれてしまうのだ)
その先輩の後ろを通るたび、出玉が増えていく。 三度目に通ったときついに出玉は、でかいバケツに移しかえられていた。
おそるべし先輩、おそるべしアラジン!
うらやましいが人は人、おれはおれ。 しょぼい枚数をコイン計数機に流していると、となりの計数機に 店員が台車にバケツとドル箱つんでやってきた。
あ、先輩だ。お辞儀をして話しかける
おれ「すごいっすねー、何枚いくんですかねー。」
先輩「ああ、もり君スロットするんだ。今日はだいぶ勝ったよ!」
その後たわいもない会話が続き、8600枚をたたき出した先輩と別れた。
もう少し打っていくか、とさらに店内をうろついていると 今度は先輩に話し掛けられた。
「まだ打つの?今から飯食いにいかない?奢るよー。」
おれは、人付き合いは慎重である。特に最初は。 初めて話すような、まだそれほど親しくなってない先輩に奢って もらうのはどうかなと思った。しかし、おれはご馳走になることにした。
思うに、スロットは人と人との距離を近づける。 スロットさえあれば、人間は分かり合えるのではないだろうか。 おれはこう提案するよ。
「スロットこそ人類を、世界を救うのだ!!」
・・・でも個人を殺すね、スロットは。
いいことに気が付いた。
一日のうち、寝ている時間は結構多い。 一日8時間寝るとして、70歳まで生きるならその1/3の 約20年ちょっとは寝ていることになる。これはもったいない。 どうせ一度しかない人生である、時間は有効に使うべきだ。
では、寝る時間を削って活動すればよいのか?
否!それは違う。
おれの場合、起きていてもたいしたことはしていない。 特に、寝て起きてから数時間だいたいベッドでゴロゴロしている。 仕事のある日で1〜2時間、休日なら4〜8時間もの時間をうだうだと 過ごしているのだ。
「時間は有効に利用しなくてはいけない。」
というわけで、今後は睡眠時間をもっと増やそうと思う。 起きて活動するより、寝てた方がまだ有意義なおれの生活。
・・・もっと生き急げと言いたい。(自分に)
最近スロットに行っていない。 こっち来てから、行ったのは2〜3回。この三連休も結局全く行かなかった。 今までの動向からすると、これは奇跡的だ。 なんか病気にでおかかったんじゃないかと心配になってくる。
行かなくなった、その理由を分析してみた。
1 「平日→仕事、休日→スロ」これではいかんと思い始めた。
2 わざわざ車で行くのが面倒くさい。
3 パチンコ屋の近くに銀行がないので不便。 (負債が増えるのを防げるという利点もあるが、ここまで回さない といけないというラインがあるため、資金が必要)
4 週末、楽器の練習がある。
5 四月以来、負けがこんできた。
1〜4はしょせん後付けの理由だ。勝ってたらそんな思いは 起こらないはずだ。 やはり大きなウエイトを占めるのは、問題5なんだよなー。
ここはミリオンゴッドに身をゆだねるか・・・!
休日が暇なので楽団に入った。 忘れそうだったが、おれはトランペッターなんです。
職場でもそうなのだが、ここでもそう。 早く周りのみなさんと仲良くしなくては。 休憩中にみんなとマックへ行った。 コーラを飲んでいると、こんな質問がきた・・・!
「茨城のコーラは、九州と比べてどうですか?」
ネタふりキターーー!!!
ナイスコメント、ナイスコメント、ナイスコメント、 おちつけ、おちつけ、動揺するおれ。 こういう時に気のきいた一言をいえないヤツはだめである。
味を聞かれたとき、大体おれの返答は「うーん、マイルド!」と 決まっているのだが、難しいものでこれはまだ慣れていない人に 使うにはちょっと乱暴なのである。なんとなく。
ここは一つ、新しく訪れたこの土地茨城を持ち上げる意味でも、 おれは「いやー、ここのコーラは濃いですね!」と言いたかったわけです。
実際言ったコメント:
「うーん、こゆいッスねー!」
?
あれ?
あれ?おかしい、反応がないよ??
そういえば「こゆい」は方言であって、 言いたかったことは伝わらなかった模様。 いきなり足を踏み外しちゃいました、やっちゃいました。 しかし、そういう(踏み外す)人となりであることは伝わったはず。
気付けばもう七月。小学生はいいなあ もうすぐ夏休みやん。
おれも小学生だったらなー。
おれも、未だ少年のようなすがすがしい 精神を持っているのになー。
・・・家に帰って、一人でビール飲んで酔っ払って寝る、 そんな少年。
通勤のために車を買った。 車に乗り会社に向かう。これでおれも、 立派な社会人の仲間入りだ。
結果、コンビニに行くにも車を使う始末。 ますます深みへ・・・
多重人格とはほど遠いが、この場所ではこういうキャラ というように使い分けているところは、誰しも少なからず あるのではないだろうか。
現時点ではなるべく真面目な人間を装っているつもりなのだが、 職場ではどういう人間と思われていた方がよいのだろうか?
前回の事務所での飲み会に続き、今度は現場の人たちとの飲み会がある。 この飲み会はおれの今後にとっても重要なものとなるだろう。 今後仲良くしてもらうためにも、そして円滑に仕事を進めていくという 点からしても、そろそろおれの本性を見せなければ・・・
今度の飲み会の挨拶の第一声で、おれはこう言うつもりだ。
「お前らはー!」
・・・本性どころか人様のパクり。
コンビニとほか弁。
せめて、家の近くに飯食うとこがあればなあ。 自炊する気はない。
栄養なんて、かたよればよい。
今日は七夕。 おれの心の中に笹が立っていて、 そして短冊にはこう書かれている。
「お友達がほしい」
・・・できれば、麻雀できる人希望。
「すいませーん、今何か新聞とってますかー?」
「すいません、もうとってるんで・・・」
「どちらの新聞ですか?」
「あー、えっと・・・」
「・・・・『地獄新聞』。」
第一問
「上司より遅く来て、早く帰るものはな〜に?」
はい、みなさん正解。
正解はおれ。
第二問
・・・「幸福な人生ってな〜に?」
(パクりです。)
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