リュカの日記

2007年01月31日(水)

今日は午前11時前に目が醒めた。
そこから二度寝してしまい、最終的に今日は午後12時前に目が醒めた。
メッセの子を介して、俺には様々な情報が入ってくる。
メッセの子の存在は、俺にとって、その子達の近況を俺に伝える目であり、耳であり、口であり。そんな感覚があると思う。
そのメッセの子が、E君が受けた行為を知ってしまった。
「兄ちゃんがやられた事がまじ最悪で・・・・・・」
何だか、擬似的に俺までそれを知ってしまったような感覚になっているのかもしれないな。
俺が今感じているこの恐怖感は、自分の半身が既にその行為内容を知ってしまった、という事に対するショックが大部分を占めているのかもしれない。
現在午後13時00分ジャスト。

今日の授業は2時限目から5時限目まで。
俺は3時限目の授業時間に学校に到着し、空き教室で弁当を食べた。
弁当を食べているうちに、3時限目の授業時間が終わってしまった。
弁当を食べ終えた俺は、4時限目の教室に向かう。
しかし、その教室は空っぽだ。
先週で、授業が終わってしまったのかもしれないな。
俺は学食に行き、そこでコーヒーを飲みながらテスト勉強をした。
勉強中も、ずっとE君の事が意識されてて沈んでた。
殆ど勉強に集中する事が出来なかった。
5時限目の時間になったので、俺は教室に向かう。
5時限目の授業は「フランス語」
今日はテストだ。
殆ど解答する事が出来なかった。
多分、再テストを受けなければならないだろう。
テストが終わり、残りの時間で授業みたいな事が行われた。
その間、またE君の事が意識され、俺はずっと沈んでた。
授業が終わり、家に帰った。
今日、学校で考えていた事を少し書く。
タイプの男の子は特殊な特殊な存在だから、他の人間達と同じような条件で生活させるべきじゃない。
例えば、公の場で俺がそんな事を主張する。
そしたら、他の人間達は俺の事を「まともじゃない」と言うだろう。
しかし、現にそういうタイプの少年は、信じられないような目に遭わされ続けている。そういう現実を示して見せても、やはり他の奴らは俺の事を「まともじゃない」と言うのだろう。
タイプの少年がどれだけ特殊な存在で、当然のように信じられない目に遭わされ続ける事を知っても、「障害者でもないんだから」とか「病人でも怪我人でもないんだから」と、目に見える分かりやすい形で特殊性が現れていない限り、どれだけそういう子達が被害に遭わされるのが現実であっても、「特殊な存在だから一般的な生活を免除する」とはしてもらえない。
「目に見える特殊性」とは言っても、その子達の容姿は凄く特殊だ。
しかし、容姿に関する特殊性については完全にスルーされてしまうだろう。
飢えた豚を放った小屋に、可愛い子猫を放り込んでいるような状態だ。
それが現状。
タイプの少年達は、その豚小屋の中で自覚もなしに、その他の豚共と同じような生活に適用しようと頑張っている。
しかし、豚から見たらタイプの少年達は特殊に見えて、自分自身をその他の豚と同じ存在だと思い込んでる少年は、訳も解らずその豚共の餌食になって。
誰が見てもその子達が異質である事は明らかなのに、公的にはその子達が異質である事を認めない。
本当は、誰もがその子達が異質である事を知ってる癖に。
知っているから、様々な奴らがそういう子達を襲いに来るのだ。
E君をやった奴らは、自分達が被害に遭わせる男の子がどれだけ特殊で綺麗な存在だったとしても、社会的、世間的に『一成人男性』としてしかカウントされない事を知っているのだろう。
だから、歯止めも無しに好き放題に・・・
多分、こいつらは過去に人を殺した事があるのだろう。
そこら辺に居るような、どうでもいいような人間を、何かの弾みで特に拷問をするでもなく、苦しめるでもなくあっさり殺す。
C君の死を都合が良い事として利用して、E君が「殺してくれ」と懇願するまで追い込み続ける。懇願しても追い込み続ける。
行為を受けたE君が、その後自殺に走ってしまう可能性だって感じたはずだ。
しかし、そいつらは「それでも全然構わない」という姿勢でもって、E君への陵辱行為をそのまま続ける。
過去に人を殺した経験から、これだけの綺麗な存在を死ぬより酷い目に遭わせる事に抵抗が無い、とか。
「どうでもいいような人間を苦しめる事なくあっさり殺す」
「死ぬほど綺麗な存在を、同じく死ぬほど綺麗なその子の弟の『死』を利用しながら、死なせてくれと懇願するほど追い詰める。しかし、自分達はその存在を殺さない」
どうでもいいような人間の死と、綺麗な存在が味わう地獄を等価に考えているようにしか思えない。
まして、殺す訳ではないのだからアシは付かない、と。
「所詮『一成人男性』としてしかカウントされない」、という事を逆手に取って。
こういう風に考えてみると、俺はこいつらがどこかで人間を殺してるとしか思えない。そして、それはタイプの少年ではなくどうでもいいような人間で。
タイプの男の子がここまで酷い目に遭わされている現実を知った俺は、どういう精神状態にならなければならないのだろう。
俺が今味わっているショックや苦痛には『前例』というものが殆ど無い。
『前例』が無いから、『こういう場合はこういった精神状態になるべきだ』という意識を示す『前例』もなく。
一般的に『前例』が示されている悲劇というのは、
「家族の死」「恋人の死」「友人の死」「事故による後遺症」
また、「彼女がレイプされた」「女友達がレイプされた」等。
テレビ、漫画、映画、小説といったメディアでは、これらの出来事を目の当たりにした人間達がどういった精神状態に陥るか、といった『前例』ならば、今まで腐るほど示し続けてきたはずだ。
しかし、俺みたいに「タイプの男の子がそういう奴らにやられて苦しい」という事に対しては、そういった『前例』を示すものが殆どない。
『前例』が無い出来事を目の当たりにした人間が陥る精神状態の『前例』、が無い以上、その人間はそれを『苦しみ』と捉えるべきではない。
『悲しみ』や『ショック』と捉えるべきでもない。
ましてや、それをした人間達に『憎しみ』を抱くだなんて事は認められない。
何故なら、それらに対する感情には『前例』が無いから。
「タイプの男の子がそういう目に遭わされる」という事を、単なる『出来事』としてしか捉える事を許さない。
「顔に蚊が止まった」とか「道端でハンカチを拾った」みたいな事と等価の『出来事』
ただの『出来事』でしかないはずだ、と。
世のショタコン共がそういった『通念』を逆手に取って、遠まわしながらもそれを押し広めようとしている様を、俺は何度も目にしたはずだ。
そういう『通念』が『常識だ』とされてる事は、タイプの少年達を被害に遭わせるショタコン共にとってはこの上も無く都合が良いから。
そして、ショタコン共の間だけに留まらず、社会的にもそんな『通念』があると思う。
一般的でない物事に対しては、苦しむ事さえ認めない、と。
俺がこれらの出来事に対して苦しみを示せば、たちまち『異常者』のレッテルが張られてしまうのも自明の理。
所詮、感情や精神の世界だって、公の場では制度化されたものしか認められない。
俺が中学時代から6.7年間、一日も欠かす事なく頭に浮かべ続ける程執着していた××君(俺が中学時代に好きだった男の子の名前)。
その××君の親戚で、俺にとって殆ど××君の分身だとまで言えるような存在であるE君。
そのE君が、汚い奴らに3日間に渡って陵辱されたという事に対して、俺はどういった精神状態であるべきなんだ?
結局、「ごく当たり前の事。ただの『出来事』として捉えてなさい」って事にされ、今回の出来事に対してそれ以上のショックを持つ事さえ社会的には許されないんだろうな。
まじ一体何なんだよ・・・
そんな事を考え続けた。
現在午後20時29分。

3日間も監禁されてやられてたんだ。
どんな事をされていてもおかしくない・・・・・・・・



2007年01月30日(火)

気分転換も兼ねて、久しぶりに風呂に入った。
傷口部分は取れなくて、まだ大分目立つけど、顔に付いていた血も石鹸とお湯で大体は洗い流した。
あのE君が、汚い女共に3日間も全裸で監禁されて陵辱され続けたんだ・・・
それが頭に浮かぶ度、またどうしようもない気持ちになってたまらなくなる。
妙な行為に目覚めそうになっているけど、何とか自粛する事にする。
現在午前1時54分。
数時間前に比べると少し落ち着いたと思うので、今から課題レポートに取り掛かる事にする。

苦しい・・・
まじで信じたくない・・・
よりによって、よりによってE君が・・・
そんな意識が、浮かんでは消え浮かんでは消え。
きついな・・・

今回の課題レポートは、20世紀の西洋美術がテーマなので、俺は「アルテ・ポーヴェラ」という様式についてまとめる事にした。
そして、午前4時前にレポートを仕上げる事が出来た。
現在午前6時10分。
今日の授業は1時限目からで、午前9時10分から。
このまま起きているべきだろうか。

レポートの合間に考え事をしていたら、午前3時くらいに弟が帰宅してきた。
こんな時間に帰宅してきて、当然のようにドタバタ騒ぐ。
俺の思考も、いつものごとくジャストタイミングで邪魔された。
午前4時頃にレポートを仕上げ、その後先ほど弟に妨害された事に対する気持ち悪さを払拭する為、俺はいつもの儀式的行動を繰り返し、その後眠りに就こうと思っていた。
つまり、手洗いを数セット+ドアの開閉を数セット。
俺はこの儀式的行動を妨害される事に、爆発的な不快を感じる。
家族は、俺がそれを妨害される事にたまらなく苦痛を感じる事を知っている。
そして、俺がその儀式的行為に勤しんでいる事は、起きているなら他の部屋に居る家族にも音で伝わる。
その儀式行為があと少しで終わるという時、親父がズカズカ現れてそれを妨害。俺がそれをしているのだ、という事を知っていながらの、意識的な妨害だ。もちろん、俺が苦痛を被る事も知っていながら。
父親としてのみみっちい「権威」を主張し、気持ちよくなる事のみを目的に。
その瞬間、何かが弾けたように俺は叫んだ。
「うわああああああああああ!!!!!!!全部台無しやあああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
すると、親父が俺に向かって偉そうに「叫ぶな!!」とほざく。
自分で意図して妨害しといて、俺が苦痛を感じる事を知っていながら踏みにじり、こうなる結果が予想出来ない訳が無いのに、しらじらしくもそんな事を命令するのだ。
俺はそれを批判した。
すると、親父は「訳の分からない事を言うな!」みたいな事をほざきだす。
俺は「少なくとも、俺にとってそれが大事なものなんやって事くらいは分かるよな?」と言う。
親父は「分からん!」とほざく。
俺は「じゃあ、少なくともそれを妨害される事に俺が凄い苦痛を感じるって事は分かるよな?前にも説明したし、毎回その事でキレてんねんから分からん訳が無いよな?」と言う。
ジジイは相変わらず「分からん!」とかほざくだけ。
しらじらしい嘘ついてんじゃねーよ!
ジジイは、自身の些事の為に俺の大事なものを踏みにじってでも我を通し、その自己中心性を押し通す、という事に優越を見出すような程度の低い矮小物だ。こいつは、「それが自分の権力だ」「他人を踏みにじってその自己中心性を押し通す事こそが男らしさだ」みたいな卑俗な意識を持っている。
それは、小学生の頃に俺がいじめを受けていた事を相談した時、いやらしい満面の笑みを浮かべてそれを馬鹿にし、遠まわしに「自分はお前なんかと違って強い人間だからお前の気持ちは分からないw」といった意識に気持ちよくなっていた様、常日頃から「殴るぞぉ」という単語を口癖にし、中学時代には二段ベッドの上で眠っている俺の髪を掴んで引きずり下ろし、俺が着替えを終えて登校時刻に家を出るまで俺の後ろにピッタリ張り付き俺の頭を殴り続ける、という事を日課にしたり、またそれを俺の部活の顧問に「自分もこの子の事はよく殴るんですよw」と、「暴力を振るえる自分=強い人間」であるみたいな主張をニヤニヤしながら展開したりと、今まで散々見せられてきたこいつの低俗な性格を考えるなら自明の理。
それでいて、それら卑俗な意識がその態度や行動にありありとにじみ出ているにも関わらず、「違う、自分はそんな下らない人間ではない」と、それがどう違うのかも説明出来ず、単純な否定語だけで自分がそういった痛い意識を持っている事を否定して、それが通ると思っているような糞野郎。
加害者の分際で、偉そうに俺に対して怒鳴り散らして見せるこいつ。
俺は何度も、今回こいつがとった意識的な妨害行為、そしてその後のしらじらしい猿芝居を否定する。
勢いに任せただけで内容ゼロのこいつの罵声を込めた逆ギレが俺に通用しない事を自覚し出すと、こいつは途端に冷静ぶって「ちょっと話しようか」と言い出した。ゴミが。
何で、こいつのありもしない正当性の確立に、俺が付き合ってやらなければならないのか。しかし、いつものパターンで俺はこいつの後についてリビングに向かう。
そこで、俺は自分にとってこの儀式的行為を妨害される事がとても苦痛である事を改めて説明した。そして、再度「少なくとも、こうやって妨害を受ける事が、俺にとってこれだけストレスを与えて苦しめるって事は分かるよな?大事な事やって事が。毎回の事や、分からん訳がない」と言った。
すると、ジジイは「お前にとって大事だろうが、他の家族の誰にとっても大事じゃない。分からん」とほざく。
こいつの理屈は、つまりは俺が「〜の形見だから」と大事にしてた皿を、破壊者である自分をアピールしたいが為に踏みつけにして粉々に破壊して、「これはお前にとってしか価値を持たないものだから、いくら壊してやったところで自分が責めを負う筋合いはない。お前の気持ちは分からんなぁ」とほざく下衆そのもの。
それでいて、それを責められると「社会ではそんな事通用せんぞ!」みたいな事をほざき出す。
俺が「ここ社会ちゃうから。何勝手に社会持ち出してんねん」と言うと、今度はまた別の話題に切り替えて。
「分からん分からん分からん」の繰り返し、そして言い返せなくなる度に俺を責めやすそうな別の話題に切り替えて。
そんな事が延々続いた。
加害者である分際で、そんな自分の非を責められる事が許せずに、逆ギレかまして、家族の前で意味の無い話し合いを持ちかけて、実際には話しを反らして逃げてるだけの分際で、家族に対して「まともに自分は対応している」みたいなアピールをかまして何とか自分の面目を保とうとする。
俺以外の家族は、どんなに黒い物であろうが、親父がそれを白だとほざけば無条件でそれに賛同。親父はそれを分かってる。
今まで気が遠くなるほどの年月繰り返してきた経験から、もう俺を欺く事は不可能だという事を自覚しているのか、親父は他の家族からの偽りの支持、賛同を求めて毎回俺をこんな茶番につき合わす。
俺を納得させる事ではなく、他の家族からの無条件な賛同を求める事のみを目的とした虫唾の走る茶番劇。
最終的に、俺が部屋を去った後、「あいつはおかしい、あいつはおかしい」ほざきまくって、「そうやな、そうやな」という言葉をもらって、ありもしない正当性を得たような気持ちになって自分自身を慰める、と。
これがいつものパターンだ。
で、俺はこんな糞下らない茶番でしかない話し合いに午前4時過ぎ頃から1時間半ほどつき合わされた。
その後俺は眠りに就いた。
今日は午前8時頃に目が醒めた。
1時間くらい寝たと思う。
ジジイの事なんか好んで日記に書きたくない。
俺の日記が汚れてしまう。
だから、さっきはあえて書かなかったが、目が醒めた後もずっとジジイに対する怒りが収まらなくて、ジジイに対する罵倒文句だけが頭の中を駆け巡るような耐えられない状態が続いたので、やむなくここに吐き出し気持ちの沈静化を図る事にした。
俺は今、E君の事で凄くショックを受けている。
ショックを受けた以上は、それに対して考えているべきだと思う。
なのに、こんな薄汚いジジイの存在が自分の意識に満ちてしまって、E君の事が頭の中から一時的にでもかき消されてしまうような状態になってしまった。
俺には、それが我慢出来ない。
E君までもが、この薄汚いジジイによって汚されてしまったような気持ちになるのだ・・・
現在午前9時29分。
本当に糞だ・・・

今日の授業は1時限目から2時限目まで。
俺は、2時限目が始まった瞬間くらいの時間に学校に到着した。
本当はもっと早く来れたけど、ジジイのせいで大遅刻だ。
ずっとイライラムカムカし続けていた。
2時限目の授業は「西洋美術史」
今日は、課題を提出しなければならない。
レポートを仕上げた事は仕上げたけれど、俺の部屋にはプリンターが無い。
レポートは、プリントアウトして提出しなければならないのだ。
なので、レポートを保存しているフロッピーを持って、俺はコンピュータ室に向かった。
俺は、学校の課題はいつもこの部屋でプリントアウトしてるのだ。
コンピュータ室は、どの教室も、既に授業が行われている風だった。
しかし、西洋美術史の授業はもう始まっている。
とりあえず、プリンターだけ使わせてもらおうと、その内の一つの部屋に入って行った。
その瞬間、その教室に居た中年講師が、俺に向かって「授業中ゃぁ〜あ」と言い放つ。まさに悪意満々といった感じで、「授業中じゃあボ〜ケェ」みたいな感じのニュアンスだった。
講師ってのは、とりあえず表面的にはある程度の人格者でなきゃ勤まらないだろ?
何でこんな奴が講師なんてやってんだよ。
いい年こいた中年親父が、まるで憎たらしい餓鬼みたいに。
中年講師の『歪み』みたいなものを目の当たりにしたような感じで、俺はかなり引いていた。
ああ、でも今回ばかりはその中年講師の歪みに感謝だ。
いい具合にムカつかせてくれた。
おかげで、ずっと俺の意識を占めていたうちの醜悪親父に対するムカつきが、その中年講師に対するムカつきと上手い具合に交じり合って、少し薄れてくれた感じだ。
四六時中、あんな醜悪なジジイの事ばかり意識に浮かべさせられるんじゃ、本当にたまったもんじゃないもんな。
とりあえず、俺はその中年講師をスルーして教室を出る。
図書館にもパソコンが置いてあったはずなので、図書館に向かった。
しかし、図書館の中でプリンターが使えるパソコンは3台だけで、既に3台とも他の生徒が使用中だ。
しょうがない、俺はその生徒達の内の誰かが使い終わるのを、辛抱強く待つ事にした。
と、途中でギャルっぽい女生徒が2匹そこに現れた。
こいつらも、プリントアウトする為にパソコンの空きを待つらしい。
しばらくすると、パソコンを使っていた生徒の1人が席を立つ。
これでパソコンが使えるな。さっさとプリントアウトしてしまおう。
そこに、ギャル女の一匹が割り込み、空いたばかりのその席に、当たり前のように座りやがった。
一瞬、「割り込むん辞めてくださ〜い」みたいな事を言おうとしたが、やっぱり声を掛けるのは辞めておいた。
こんな奴に関わると、また嫌な気持ちにさせられそうで。
そういえば、E君をやった女共は大学4年の年齢だ。
そいつらと同じ歳で同じような雰囲気を持つ女共が、この学校にはゴロゴロしてる。今更のようにそんな事が意識され、とても気分が悪くなった。
そのギャル女の隣のパソコンを使っていた生徒が席を立つ。
もう一人のギャル女は、依然そこに立ってるだけで、そこに座る気配が無い。
因縁を付けられるのも不愉快だから、座っている方のギャル女に「隣使っていいですか?」と断りを入れておく事にした。
「どぉうぞ〜」と、馬鹿にしているような軽蔑を込められているような、そんな嫌味ったらい態度で返事をされた。
糞だな。
とりあえず、その席についてパソコンをいじる。
しかし、何故だかエラーが出てしまい、docファイルを開けない。
しょうがないので、もう一つのパソコンが空くのを待つ事にした。
ようやく最後のパソコンが空いたので、レポートをプリントアウトし西洋美術史の教室に向かう。
本当に頭がフラフラだった。
26時間中、1時間くらいしか寝てないもんな。
授業の終わりに、無事レポートを提出する事が出来た。
昼休みになり、昼食を食べる。
昼食を食べながら、「この学校に居る女共、みんなE君をやった奴らの分身だ・・・」という事を思い出し、また気分が悪くなって少し沈んだ。
昼食を食べ終え、学校を後にした。
本来、火曜日の3.4時限目には彫刻の授業があるのだが、彫刻の授業は本年度は先週が最後だったので、俺が受講している授業は今日は午前中だけで終わりだ。
学校帰りに、スターバックスに寄って本を読む。
「本の読み方 スロー・リーディングの実践」というタイトルの実用書だ。
半分くらい読んだけど、この実用書で推奨してる読書法は、俺が無意識的に子供の頃から実践している読み方と殆ど大差ないものだった。
本を読みながらも、度々E君の事が頭に浮かんで気分が沈んだ。
寝ぼけ半分の状態なので、その沈み具合もあまり大した事は無かったのだが。
途中、俺の横を通りかかった大学生くらいの女から、香水の臭いが漂って来た時は、心底吐き気を覚えたものだ。
E君をやった奴らに関連付けて憎悪する。
コーヒーを1杯飲み終え、それからおかわりを注文し、それを持って家に帰った。
現在午後17時22分。
まだ親父の事でムカついている。
そろそろ横になろうと思う。
起きた頃には、このムカつきが消えていると良いんだけどな。
あんな奴、1秒たりとも自分の意識の中に入れたくない。

午後18時50分頃に目が醒めた。
1時間くらい眠ったと思う。
明日は、必修科目である「フランス語」の試験がある。
なので、ウォークマンにフランス語の教科書に付属しているCDを入れておこうと思った。今日か明日か、次に目が醒めた時にそれを聴きながら勉強しよう、と。
午後19時50分に、メッセの子からメールが着た。
「兄ちゃんがやられた事がまじ最悪で・・・・・・」と。
多分、メッセの子はE君が受けた行為を聞かされたのだ。
知りたくない・・・
現在午後19時58分。
明日は大事な試験もあるし、今はまだ知りたくない。
陰惨な話を沢山知ってて、自分自身も何度も陰惨な目に遭わされているあのメッセの子が、「まじ最悪で」と言うからには、相当酷い事なのだ。
試験が無くても知りたくない・・・
それを受けたのがE君であるなら、なお更。

俺は「ごめん、明日大事な試験があって、今日はもう眠るんで。今は何も話したくないです」と返事を返した。
胃に重力がかかり、下に向かって引っ張られているような感覚になる。
メッセの子は「リュカさんには聞かさないようにしますんで大丈夫m(__)mでも俺は辛いです」と言った。
どの道、俺は聞かされる事になると思う。
でも、俺は「ごめん」とだけ返事を返した。
メッセの子は「明日テストがんばって」と言った。
俺は「はい…」と返事を返した。
現在午後20時08分。

E君がどんな目に遭わされたのか、まだ俺は知らないけれど。
それを聞かされる可能性が現れた事で、E君がそんな奴らにやられ尽くしたという事実が、俺の中でよりリアリティを持ってしまって。
胃にとても強い負荷がかかっているのが実感出来る。
このとてつもない不安や恐怖を、どう言葉で表現すればいいのだろう。
救いは無いのか。

しばらく横になっていたけど、すっかり目が冴えてしまった。
眠れそうもない。
心臓がドッドッドッドッドッドッドッドッと高鳴り続ける。
俺にとって思い入れが深い子ほど、より最悪な目に遭わされて。
神は俺の敵なのか。
3年前は4年前よりも最悪で、一昨年は3年前よりも最悪で、去年は一昨年よりも最悪で、今年は去年よりも最悪で。
このまま行くと、俺はおかしくなってしまう。
むしろ、おかしくなっていない時点で、既におかしくなっているのか。
色んな事を考えていた。
言葉に直すと、本当に軽い。
現在午後21時39分。
俺はどうしたらいいんだろう。

俺はどうしなきゃいけない。

心の中で、「兄ちゃんがやられた事がまじ最悪で・・・・・・」という言葉が何度も何度も反芻されてる。

当たり障りのない宗教勧誘、相手は同級生だからと安心してた。
酷い事になるはずなんて絶対無い、と。
なのに、最悪な事をやった最悪な事をやった最悪な事をやった最悪な事をやった。
最悪な事をやられた最悪な事をやられた最悪な事をやられた最悪な事をやられた。
俺の頭の中、今こんな感じでグルグルしている。
現在午後23時09分。

俺は今、ショックを先延ばしにしているだけなのだ。
起きた以上は、必ず受けなきゃならないショックで・・・
でも、俺はそんなショックを受けたくない。
でも、起きた以上はその事実は覆せなくて。
E君は3日に渡って死ぬより辛い地獄を受けた。受けたんだ。



2007年01月29日(月)

昨日に引き続いて、今日も『エラー 日記は原稿用紙20枚以内でお書きください ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください』となったので、今回もまた翌日分のスペースに記す事にする。
現在2007年1月28日。
「明日の日記」の部分に書き記すけど、このページから見たら「昨日の日記」という事になる。

スターバックスへ行ってきた。
エア・ギアの14〜16巻と美術の本を持ち込んで。
エア・ギアは新刊が出ると真っ先に買う漫画だけど、13巻を最後に、買うだけ買って読まずに放置、となるのが常になった。
それは、亜紀人君という俺にとって好みの男の子が出てくるので、そのキャラクターから色々な事が連想されて、キツイ気持ちになるのが怖かったから。
だから、もしこの漫画の続きを読むなら、男の子の事で気持ち的に耐えられない事が起きた時にこそ読み始めよう、と決めていた。
現実に起きたタイプの少年に関する陰惨な出来事に対するやりきれない気持ちを、漫画に出てくるタイプの男の子の存在によって相殺出来る、みたいな気持ちがあって。
そんな意識から、E君の事で耐えられなくなった俺は、今日からまたエア・ギアの続きを読み始める事にしたのだ。
スターバックスに持ち込んだエア・ギアは3冊だけど、今日俺が読んだのは14巻だけ。
E君の事で辛くてたまらない気持ちだったせいか、この漫画を読むのにそれほど恐怖は感じなかった。
どこかしらで、常にえげつない可能性を連想させる漫画だけれど、今この状態で読む分には大した怖さは感じなかった。
途中で、メッセの子からメールが着た。
「許さない」と。
俺は「はい……」と返事を返した。
続けて、「そいつらの身元みたいなのは、一応聞いてあるの?」と言った。
メッセの子は「聞いてません。知ったら行くんでしょみたいな事言われたし」と言った。
俺は「そっか…。C君のお兄ちゃんは○○(メッセの子の名前)の事心配して、自分がそれだけの事されたのに泣き寝入りしようとしてるんだね」と言った。
メッセの子は「はい・・・兄ちゃんが何されたかは漠然とした言い方でしか聞いてません。どんな事やられたのかは具体的に聞いたら俺は耐え切れない気持ちになると思う」と言った。
漠然とでも聞いたのか・・・・
具体的じゃなくても聞きたくない・・・・
俺は「俺もまじ知りたくないです…」と言った。
メッセの子は「三日間も性的な事とSM的な事って(:_;)」と言った。
俺は「はい……。あいつらC君の死を知りながら、それを喜びながら、都合の良い事として利用したんだ。弟がまともな状態なら、女とか関係なしにグチャグチャにしてもらうのにね」と言った。
C君が死んだ事をこれ幸いと、E君が弟の死を口に出しても奴らは行為を辞めなかったのだ。まじこいつら人間じゃない・・・
メッセの子は「はい・・・こんな最低な奴ら弟にぼこしてもらいたかったけど今はそれも無理だし。だから俺がしっかりしないといけないし。兄ちゃんの体にはムチで打たれた跡がいっぱいあるし綺麗なほっぺたには傷もできてました。下半身なんかは怖くて見れませんよ・・・」と言った。
可愛いE君が可愛いほっぺに傷を作られ、体だって傷つけられて、それでもメッセの子を気遣って、そんな綺麗な自分がやられたままで、いじらしくもこのまま終わらせようとしてるのだ・・・・
俺は「はい…」と言った。
メッセの子は「こんな信じられないくらい綺麗で可愛い22才が(:_;)」と言った。
俺は話題を逸らしたくなってきた。
こんな屋外で、パソコンも手元に無い状態で、どこにも吐き出せないままにショックに身を委ね続けるだなんて耐えられない。
考えたくない事が多すぎる。感じたくない事が多すぎる。E君が受けたかもしれない行為に対する頭に浮かんだ可能性、頭に浮かべ続ける事が耐えられないのにしつこくしつこく浮かび上がってくる可能性が多すぎる。
なので、俺は別の話題を切り出した。
俺は「はい……。C君の死でうやむやになっちゃったかもしれないけど、精神病院でやられた事、ちゃんとお兄ちゃんに相談できたの?」と言った。
メッセの子は「してないです」と言った。
俺は「そっか…」と言った。
メッセの子は「その事はどうでもよくなった」と言った。
俺は「はい。こんな時になんだけど、ショタコンの身元とか色々まとめたリスト作って、○○達の間だけでも回した方がいいと思う。二次被害を減らすっていうか、××××(メッセの子が所属する団体名)の間とかでも」と言った。
メッセの子は「はい」と言った。
そこでメッセの子からのメールは途切れた。
俺は少し安心した気持ちになった。
どんな事だろうが、知るのが怖い。意識させられる事も恐ろしい。
俺はエア・ギアの14巻を読み終えた。
続いて、美術の本を読み始める。
途中でコーヒーが切れたので、もう一杯注文しようとレジに行く。
さっきと同じVentiサイズのコーヒーを注文したら、店員さんに「おかわりですね。おかわりは100円で良いです」と言われた。知らなかった。
俺は今まで、2杯目を注文する時は、決まって最初と同じく430円出してきたのだ。今日おかわり100円と知らされて、得をしたのか損してきたのか。
とりあえず、俺は100円払ってさっきと同じVentiサイズのおかわりをもらった。
またテーブルについて、美術の本の続きを読む。
E君が女共に監禁されてた事に対するやりきれなさが、またグワァっと蘇る・・・
それでも続きを読み続ける。
コーヒーに口をつける。
そして、また少し落ち着いてきたかな、と思った瞬間また辛くなる。
そんな事が繰り返される。
ショックでやりきれなくなる度に、拳をギュっと握って苦痛に顔を歪めてしまう。本当に、泣き出したいような気持ちが続いた。
皮肉な事に、こんな風に胸の痛みを感じている時こそ、俺の集中力、理解力は高まっていく。
男の子の事や、今自分が感じている気持ちとか、それらを色んな事に関連付けて本を読むので、記されている内容だとか概念だとかがスラスラ吸収されていき、理解力も高まって。
俺は、自分の気持ちや伝えたい事を表現するなら、文章にするのが一番良いと感じてる。俺にとっては、それが一番得意であるから。
俺は今で10年くらい美術に携わってきたけれど、絵とか造形で自分の気持ちを誰かに伝える事は自分にとっては不可能だと常々感じ続けてた。
俺にとって美術とは、如何に写実的に上手に描いたり造れるか。その一点のみだった。それでいて、俺にはデッサン力や造形力がまるで無く。
俺の中には、社会や人間に対して主張したい事、批判したい事が腐るほどある。なのに、それを自分の分野である美術で表現する術を持たない。
しかし、今回集中力がこれ以上ないくらいに高まっている状態で美術の本を読んでいて、自分の持つ概念みたいなものを文章以外で伝える術が浮かんでしまった。
10年目にして(11年目?)、初めて主張と手法が結びついたというべきか。
俺は本当に無気力過ぎるくらいに無気力な人間なので、それを形にするかどうかは分からないけど。とにもかくにも、一つの可能性みたいなものが見えてしまった。
スターバックスは午後22時に閉店で、俺は午後21時50分頃におかわりした2杯目のコーヒーを飲み終えた。そろそろ店を出なければならない。
帰り際に、俺はまたVentiサイズでコーヒーのおかわりを頼んだ。
そして、新しく出された3杯目のコーヒーを手に持って、店を後にし家に帰った。
帰り道も、ずっとシャベルで抉られたように胸が痛み続けてて、足取りも重くて。
自分の部屋に戻った瞬間、頭を抱えて少しの間呻いてた。
E君をそういう目に遭わせた奴らに対する憎しみが沸いてこなくて、ただただやりきれなくて悲しい気持ちだけを感じてしまう。
汚い奴らをもっと憎んでいたいのに、何故だか悲しむだけになってしまう・・・
俺は「罪を憎んで人を憎まず」という言葉が大嫌いだ。
そんな概念自体が許せない。
下衆い行いをした奴を、憎んで憎んで憎んで憎んで、これでもかというくらいに憎み倒してやらなければ気が済まないのだ。
なのに、最近の自分はそういう奴らに対する憎しみよりも、悲しみばかりを感じてしまう・・・
まともに憎む事が出来なくなってる・・・・
それが凄く許せない。
現在2007年1月28日午後23時22分。

ここから2007年1月29日の日記となる。

現在午前0時24分。
苦しくてたまらない・・・
息切れが治まらない・・・・
しばらくショックも薄れていたのに、タイプの男の子の直接的な話でここまで苦しくなるのも久しぶりだ。
それでも、昔に比べたら半分くらいの苦しみだろうか。
どこか慣れてしまっているところもあるんだろうな・・・
それでも、今の自分には本当にえぐられるような感覚だ。
E君をやった女共の最低さが意識されてきつくなる・・・
それでも「当たり前の事」なのか・・・・
「当たり前の事」と思わなくては駄目なのか・・・・

今日は午前9時半過ぎに目が醒めた。

今日の授業は1時限目から3時限目まで。
俺は昼休みに学校に到着した。
弁当を食べる。
3時限目の授業は「キリスト教思想」
前回、この授業でレポート課題を出された。
しかし、俺はこの授業が行われるのは明日か明後日だと思っていた。
なので、課題には全く手をつけていなかった。
だから、今回課題レポートを提出する事は出来なかった。
授業中、何となくミニカッターでガリガリと自分の頬を引っ掻いていた。
いく筋かの傷が出来、少しだけ血が出てきた。
ボーっと、ほっぺたに傷をつけられたE君の事を浮かべていたけど、殆ど何も考えちゃいなかった。
授業が終わり、学校を後にする。
帰りにスターバックスでコーヒーを頼み、美術の本を読む。
コーヒーを飲み終え、美術の本も読み終えた。
100円でおかわりを注文し、それを持って家に帰った。
今日は一日、ずっと風邪っぽい感覚だった。
風邪の引き始めというか。
そのせいもあるのか、あまりE君が体験させられた事に対するリアリティが感じられない。
俺は、強いショックを受けた後には風邪を引く事が多いと思う。
何か、ずっとうんざりしているような気分になってた。
この世界にも、人間達にもうんざりで。
閉塞的で息が詰まるような感じになってた。
こんなところで生きたくない。
現在午後18時07分。

ベッドに横になって放心していた。
このまま消えてしまいたい。
メッセの子からメールが着た。
俺はまた不安になった。
E君に関する話を意識させられる事が怖いのだ。
俺は、メッセの子が何かを言ってくる前に、自分の方からC君の話題を切り出した。E君に関する話を避けたかったから。
しばらく、C君の事で色んな事を話してた。
C君の後輩であるD君の話題になった。
メッセの子は「D君は今Cがいた部屋に入院してるんですよ。今週の土曜に会いに大阪に行きます」と言った。
俺は「(C君とD君のように)神戸まで歩いてみる?」と言った。
メッセの子は「時間があれば歩いてみたいですね。個人行動じゃないから難しいかもしれませんけど・・・」と言った。
個人行動じゃない。つまり、集団行動だ。
メッセの子を含めて、皆でE君に連れて行ってもらうのだろうか。
つい先日、死ぬほど酷い目に遭わされてトラウマを植えつけられたE君が、車を運転して皆を連れて行くのだろうか。
それを思うと、とても痛々しい気持ちになった・・・
今凄く傷ついているはずなのに、それを封じて頑張っちゃうんだ、と。
ふと、俺は言ってしまった。本当に何の気なしに。
「C君は、お兄ちゃんがあいつらにやられた事知ってるのかな」と。
メッセの子は「知らないから三日間もやられ続けてたんだとも思う・・・弟の時と同じです。家に連れて行かれて兄ちゃんはあいつらに『着てる服を全部脱ぎなさい』って言われたらしくて・・・それでも脱がなかったら何発かムチで打たれて・・・あまりにも痛くて言う通りに自分で服を全部脱いだって・・・それから地獄の三日間が始まったって・・・」と言った。
聞きたくなかった・・・
俺にとってあんなに特別なE君が、そんな奴らに命令されて全裸になった。
ムチで叩かれるのが嫌だったから脱いだんだ。
でも、体中にムチの痕があるという事は、結局脱いでも叩かれて・・・
そいつらの言いなりにさえならなければ、ここまで地獄を味わう事もなかったはずで・・・
俺は「何でその時逃げられなかった」と言った。
また言ってしまった・・・
それからしばらく、メッセの子からの連絡は途絶えた。
もしかしたら、今E君が受けた行為についての詳細をメールで打ち込んでいるのかもしれない。だから時間がかかるんだ。
俺は、メールが来るのが怖かった。
『もう助けてくれ・・・!』という気持ちになってうずくまってた。
10数分後、メッセの子からメールが着た。
一言「はい」とだけ書かれてた。
俺の願いが届いたのだろうか。
メッセの子はその詳細について打ち込んでいたけど、途中で俺を気遣って、打ち込んだメール内容を消去して、新たに「はい」とだけ書き直して送ってきたという事だろうか。
これ以上蜂の巣を突付くような真似はしたくなかったので、『もう聞きたくない・・・』という気持ちを込めて、俺は「きつい……」と返事を返した。
そこから、メッセの子からの連絡は途絶えた。
でも、俺はE君の事を考えずには居られない。
E君に対する苦しい気持ちをどこかに吐き出そうと思うなら、メッセの子と話をするより他に無い。
だけれど、メッセの子とE君について話をすると、嫌でも聞かされる事になるだろう・・・
本当に悪循環だ。
俺はE君が受けた行為を知る事どころか、E君が陵辱されたという事を感じさせられる事そのものが恐ろしくてたまらない。
だけど、『どんな事をされたんだろう・・・』と、ずっとモヤモヤ気にしてしまう。
一度全部聞いてしまった方がいいのだろうか・・・
聞きたくない、でも気になってしょうがない・・・
どうしていいのか分からない・・・・・
現在午後20時56分。

どんな事をされたのだろう・・・・・・
それを全部知ってしまったら、また激しいショックで沈むんだろうな・・・
そして、数日経って落ち着いた頃には、人生に対して更に淡白な気持ちになって、抜け殻みたいになるのだろうか。
嫌になる・・・
明日は必修科目の「西洋美術史」の授業がある。
この授業でも、課題レポートが出されてた。
その為に、俺はここ数日美術の本を読んできた訳だけど。
俺はまだ、レポートの方には全く手をつけていない。
明日提出しなければいけないので、今日中に全部仕上げてしまわないと。
でも、課題に取り掛かる気力が全く沸かない。
E君の事で、このどうしようもない気持ちから抜け出せないのだ・・・

E君が受けたほっぺの傷は、そんなにパックリ深いのだろうか。
一生残ったりするのだろうか。
そんな事を考えながら、またカッターで頬をガリガリやってしまう。
本当に、何とはなしに。
痛みはあまり気にならない。
俺は極端に臆病だったはずなのに、何度もガリガリやってしまう。
少し気持ちが落ち着いた。
目が冴える感じになったと言うべきか。
切るのを辞めた後、冷静になってふと「あれ、もしかして今俺がしてた事が自傷行為ってやつなのかな」と思った。
自傷行為をする人間は、こうやって心の痛みを和らげるんだ、と実感出来てしまった感じだ。
肉体的な痛みを感じ、自身の出血を目にする事で、精神的な苦痛が一時的に少し晴れたように感じてしまって。
何か、10代の子ならまだしも、24歳にもなってみっともないように感じるが。
普段なら、恐ろしくてとても出来ない。
俺は意思が弱いので、これにハマってエスカレートしてしまわないかと不安になった。また苦しくなった時にはまた……と。
俺は強迫神経症の気質もあるので、これが儀式化してしまわないか、そっちも少し心配だ。
「右を何回、左を何回切って1セット。1.2.3.4.5・・・。またやり直しだ・・・」みたいになったり。
現在午後22時59分。

少し前、「キリスト教思想」の授業で、
「私はもし断崖絶壁の上に立って、下を見下ろすとすれば、その時めまいを感じる。それは、『私は落ちはしないか』と恐れるからではなく、『自ら身を投げはしないか』と恐れるからである」という言葉を習った。
誰の言葉かは知らないが。
何か、今その言葉が結構身に迫ってきているように感じてしまう。
『この刃を眼球に押し当てたら』とか『性器に押し当てたら』みたいな事を考えてしまい、『そうしてみなければ気が済まない』みたいな気持ちになりそうで・・・
というか、それを考えてしまった今現在、本当に一度そうしてみなければ、みたいな気持ちが実際に沸いてきて。
でも、実際にそれをしてしまうと取り返しのつかない事に。
それでも、「してみなければ」という欲求不満を感じてしまって、変なストレスがかかっているような状態だ。



2007年01月28日(日)

『エラー 日記は原稿用紙20枚以内でお書きください ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください』となったので、翌日分のスペースに記す事にする。
現在2007年1月27日午後22時57分。
「明日の日記」の部分に書き記すけど、このページから見たら「昨日の日記」という事になる。

午後20時51分に、俺はメッセの子にメールを送った。
「何があったの?」と。
しかし、メッセの子から返事は来ない。
それからしばらく、俺はまたさっきの曲を聴きながら横になってた。
今までにメッセの子から聞かされてきた話を、色々と思い出していた。
思い浮かべたのは、弟君とC君の付き合いが主だった。
弟君が、姉貴の仲間のDQN女達に3日間くらい監禁されて陵辱されて、C君が「汚された!」と凄く悲しんでいた事も思い出してた。
午後22時11分に、メッセの子からメールが着た。
「リュカさんを気遣って『はい。何もありませんでした』って言いたいけどそれは兄ちゃんを踏みにじる行為であって無理な事で(:_;)」と。
踏みにじる。まさか自殺を・・・、とか。
E君は俺から見て2歳年下の男の子。
なのに、見た目は小学生そのものだとか。
俺は、メッセの子の周りの男の子の中では、E君の事が一番気になる。
また、E君は俺が中学時代に好きだった男の子と同じ苗字をしているので、俺が好きだった子の親戚なんじゃないか?と常々思い続けてきた。
メッセの子にE君に聞いてもらったところ、E君には神戸に親戚が居るとの事だった。
俺が好きだった男の子には、1つ下の弟が居る。その弟は、E君と同じ歳だ。
そして、E君は「同じ歳の親戚で、神戸に○○って名前の人が居る」と言った。まさに、俺が中学時代に好きだった男の子の弟、と同じ名前。
同姓同名、E君と同じ歳、更に神戸。
これはもう間違いない。
E君は俺が好きだった男の子の親戚で、C君もその血縁なのだ。
だから、俺はE君の事が凄く心配だった。
俺は、メッセの子に「どういう事?」と返事を返した。
メッセの子から返事が来た。
「同級生の女達から監禁みたいな事されてたみたいで(:_;)俺が問いただしたら。だって体中にムチで打たれた跡みたいなのがあって」と。
俺は「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」と叫んでた。涙を出さずに泣き叫んでるみたいな感じになった。
胸が痛くてたまらない。
俺はメッセの子に「高校の?」と質問した。
メッセの子は「中学のって」と言った。
俺は「あああああああ;;殺してやりたい;;」とメールを返した。
リアルで叫びまくってた。
メッセの子は「殺すなら殺せって女達に言ったらしいです。自殺じゃ地獄に落ちちゃうから弟には会えないけど殺されて死ぬんだったら弟に会えるだろうからって。泣きながら俺に話してくれた」と言った。
可愛い可愛いE君が、糞女共にどれだけ酷い事されたんだ・・・・
やりきれなくてたまらない・・・・
俺は「あああ;;」と言った。
メッセの子は「三日間も」と言った。
俺がさっき思い浮かべた、弟君とまるで同じだ。
しかも、俺が好きだった男の子と同じE君なのに・・・・
俺は「殺せって言うほど酷い事を」と返事を返した。
メッセの子は「はい(:_;)」と言った・・・
俺は「死にたい;;」と返事を返した。
メッセの子は「だから言いたくなかったけどここで何もありませんでしたって言うのはCの兄ちゃんを踏みにじるみたいで(:_;)」と言った。
俺は「リアルでまじ絶叫してた」と言った。
メッセの子は「(:_;)」と言った。
俺は「苦しくてたまらない・・・・」と言った。
メッセの子は「弟を亡くして悲しんでる兄ちゃんの弱みをついて宗教絡みの誘いを兄ちゃんにして女の家に連れこんで」と言った。
俺は「何で逃げられなかったの・・・」と言った。
メッセの子は「三日目でようやく逃げた」と言った。
こいつらまじで人間じゃない・・・・
女だったら大した罪にも恥にもならないとかタカを括ってやりたい放題だ・・・
こんな奴ばっかりだ・・・・
俺が直接そいつら殺しに行ってやりたい・・・・
殺したくらいじゃ全然足りない・・・、100回殺しても全然足りない・・・・・
現在2007年1月27日午後23時00分。

ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…と、息が切れてたまらない・・・
俺は今日の深夜、メッセの子に「E君が変態共に拉致されてるかもしれない」と言った。本当にその通りになっていた・・・
俺は「そいつらお兄ちゃんの事殺すつもりだったの?」と言った。
メッセの子は「殺すとかじゃなくて全部SMとか性的な事ですよ・・・兄ちゃんは途中から殺してほしい気分になったって(:_;)」と言った。
小柄で可愛い、死ぬほど綺麗なE君を・・・
この汚い糞女共は、3日もかけて欲の限りを尽くしやがった・・・・
しかも、これだけ綺麗で不相応な対象にそれだけ最低な事をしておきながら、どうせ今回もいつもと同じでそいつらお咎め無しなんだ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は「何人で」と言った。
メッセの子は「三人で途中から四人になったって」と言った。
俺は「まじ俺がそいつら全員直接殺しに行ってやりたい・・・・」と言った。
メッセの子は「はい」と言った。
俺は「やりきれない、この気持ちどうしたら;;」と言った。
メッセの子は「俺だってそうだし」と言った。
俺は「そいつら警察に通報したりは……」と言った。
そこからメッセの子からのメールは途絶えた。
現在2007年1月27日午後23時29分。

そんなに綺麗なE君が、下品で醜い獣の臭いしかしないような薄汚い糞女共なんかに・・・・・・
まじでこの気持ちどうすれば・・・

ここから、2007年1月28日の日記となる。

ありえない・・・、信じられない・・・、信じたくない・・・・・・・
そんな気持ちで呆然と、放心しているような状態が続いた。
E君は、俺が中学時代に大好きだった後輩の親戚だ。
歳も殆ど変わらない。
天然の茶髪だったり、その子と同じ特徴を持っている。
俺にとって、E君はタイプの男の子中のタイプの男の子。
本当に、特別過ぎるくらいに特別な存在なのだ。
そんなE君が、3日間も掛けて徹底的に・・・
いつの間にか眠ってしまって、今日は午前6時過ぎに目が醒めた。
メッセの子からメールが着ている事に気づく。
「警察はCの兄ちゃんが強く拒否してます。警察どころか他人にも知られるのは一切なところなのに」と。
俺は返事を返さず、再び横になった。
また眠ってしまった。
今日もまた、E君に関する夢を見たけど、今日はあまり内容を覚えていない。
午前8時半過ぎに目が醒めた。
きつい・・・

クラスの奴らに集団で寄ってたかってやられたり、高校卒業までずっと同級生のホモにやられ続けたり、性欲目的で近づいてきたショタ女に肉体関係を求め続けられたり、果ては4人がかりで3日間に渡りSMだとか調教まがいの事をやり尽くされ「殺してくれ!」と懇願するまでに追い詰められたり・・・
22年生きてきたE君が、それを泣きながら話したり・・・
俺が好きになった子と殆ど変わらない存在なのに、E君がやられてきた行為というのはどれもこれも『徹底的』といった感じの事ばかり・・・
綺麗で純粋で優しくて、何の業も持たない子なのに、これだけ異常な体験を繰り返し繰り返し『これでもか!』とさせられて・・・
この世に正義は存在しない。
こんな世界に優しさなんて求める事自体が不毛に終わるだけなのだ。
こんなにも神聖で特別な男の子がこれだけの目に遭わされる世界の中で、俺みたいな薄汚いショタコン野郎が幸せを追求したりするなんて、筋違いにも程がある、とか。そんな事を考えていた。
俺は正月と戎祭り、それぞれの神社で「タイプの男の子がそういう目に遭いませんように」と祈りまくってた。
なのに、1月の始めにメッセの子が精神病院でメチャクチャされて、1月の中頃にC君が亡くなって、そして1月の終わりにE君が監禁陵辱され続けて。
祈りなんて全然効かない。むしろ、俺が祈った事によって余計にそういう事が起こされたとしか思えない。
1ヶ月という短期間の内に、ここまでハイペースでこれだけ陰惨な事が起こされるだなんて、多分今まで無かったと思う。
本当にたまらない・・・・

東京では、DQN女達の間で俺にとってのタイプの少年、
つまり、小柄で成長が異常に遅く、何もかもが綺麗で死ぬほど可愛らしい少年。
そんな少年のみを対象にして、狩りみたいに拉致したり監禁したりSMしたり、そんな事が当たり前のように流行していたりするのだろうか・・・
本当に、腐った街だ。
俺はメッセの子にメールを送った。
「そいつらはやりっぱなしのまま放置しとくの?」と。
メッセの子は「Cの兄ちゃんから泣きながら誰にも言わないでくれって言われてしまいました」と言った。
俺は「はい…。あいつらC君のお兄ちゃんにやった行為弱みにして、また呼び出してくるかもしれない」と言った。
メッセの子は「俺ももう何があっても絶対行かないでって泣きながら訴えました」と言った。
俺は「C君のお兄ちゃんは呼び出されても行かないって約束してくれた?」と言った。
メッセの子は「行かないって約束してくれました。それと同時にあの時に殺されててもいい。それで死んだ弟に会えるならそれでいいじゃないかって考えてしまった事にすごく後悔してるし皆にもCにも申し訳ないって言ってました。自分の弟はそんな会い方で喜ぶような弟じゃない。そんな弟の事をナメてた考えをしちゃった事に自分に悲しかったって」と言った。
俺は「はい……。あいつらまじ人間じゃないよ……。○○(メッセの子の名前)、C君のお兄ちゃんがあいつらの呼び出しに乗らないように、しばらくずっとついててあげれないかな」と言った。
メッセの子は「わかってます。俺が守ります。弟の事もA君が見てくれてるし」と言った。
俺は「はい;;そいつらって、○○や弟やA君やった女共のグループかもしれない」と言った。
メッセの子は「はい」と言った。
俺は「きつい……」と言った。
メッセの子は「弟もずっと落ち込んでどうにもならない状態だし。俺が皆を守りますから」と言った。
俺は「C君のお兄ちゃんって、俺にとって○○のグループの中で飛び抜けて特別な存在に感じます。そのC君のお兄ちゃんが、3日間も4人のクソ女達からよってたかって欲の限りを尽くされて・・・・。気持ちのやり場ない」と言った。
メッセの子は「俺もですよ(:_;)あんな可愛くてきれいな兄ちゃんが(:_;)」と言った。
俺は「あんな特別な子まじいない。××君(俺が中学時代に好きだった男の子の名前)の親戚で、髪の毛とか同じ特徴持ってて、大人なのに可愛くて……。タイプの男の子の中のタイプの男の子だ。そんな子なのに;;やりきれなくてたまらない……」と言った。
メッセの子は「はい」と言った。
タイプの男の子がいくらそういう目に遭わされても、法的に大した罪には問えないで居るのが現状だ。
それでいて、タイプの男の子はそういう目に遭わされても、自分自身が男の子だという事やその羞恥心から、自分の受けた被害を公にする事が出来ないで居る。公にされるくらいなら自殺する、と言う。
そして、タイプの男の子に欲の限りを尽くした奴らは、殆どの場合何の責めも負う事無くのうのうと生き続けている。まるでそれが当たり前であるかのように・・・・
俺が今まで目にしてきたのは、こんな現実ばっかりだ。
タイプの男の子を目にしたら、そこらに居る普通の奴らが当たり前のようにその本性を露にし、卑劣な手段で『これでもか!』とタイプの男の子を苦しめる。俺は、そんな現実ばかりを見聞きしてきた。
こんな現実ばかりを目にさせられてきたせいか、俺の中での『常識』みたいな感覚も、知らず知らずそれに合わせてズレていき・・・
つまり、タイプの男の子をそういう目に遭わせる事、またタイプの男の子がそういう目に遭わされる事はごく当たり前の事なのだ。
被害に遭わされた子は『死にたい!』と思うほどまでに傷つけられる。
でも、それは当たり前の出来事なので、どれだけその子が苦しかろうが、それはただ単純にその子の運が無かっただけだ。
だから、それを「苦しい」とか「悲しい」と嘆く事自体が異常なのだ。おかしいのだ。例え公にしようと考えるなら、その子の感覚が変なのだ。
当たり前の事なのに。
そんな当たり前の行為をしただけなのだから、タイプの少年に欲の限りを尽くした奴らは、何の責めも負うべきではないし、そういう人間達がそれによってペナルティーを受ける事自体があってはならない事なのだ。
それが常識であり常識であるべきなのだ、と。
俺の中の意識の奥底が、社会的通念とされているそんな『常識』的感覚に支配されつつあると思う・・・
何か、そんな感覚になりかけている・・・・
まじ何なんだよ!!!!

綺麗で可愛いE君が、そんな汚い下賎な女共から受けた行為の為に泣いたんだ・・・・
少し落ち着いたと思っても、またグワッとショックがぶり返してくる・・・
何度も何度もぶり返してくる。
現在午後14時41分。



2007年01月27日(土)

久しぶりにメッセの子からメールが着た。
「おとといからCの兄ちゃんがどこにいるかわからないし連絡も取れないんです」と。
胸の痛みが蘇る。
俺が「C君の親には相談したの?」と聞くと、メッセの子は「Cの親はあまり協力的じゃないです。22歳の人間が一昨日から連絡取れないだけじゃ警察に相談しても受け止めてくれないとか言われて」と。
俺は、今すぐC君のお兄ちゃん、つまりE君の写真を持って警察に届けるように促した。
弟の死で自棄を起こして自殺を図っている可能性や、変態野郎に拉致されている可能性が浮かんだからだ。
E君は、俺からしたら後輩レベルの年齢差のタイプの男の子だ。
だから、余計に俺の中でその子の危機みたいなものがリアリティを持ってしまって、本当に心配でたまらなくなる・・・
メッセの子に「今からE君の写真何枚か持って警察に行ける?」と訊ねたけれど、メッセの子からの返事は無い。
今、色々と準備をしている最中なのかもしれないな。
現在午前0時09分。
後々になって「〜された」という話を聞かされそうで、それを想像すると息が切れて苦しくなる・・・

現在午前1時31分。
E君の事に関連付けて、また例の獣姦させられた男の子の話が浮かんでしまった。
そして、久しぶりにそのログをまた少し読んでしまった。
この話は、俺にとって本当にトラウマみたいになっている・・・
http://www.sexyboy.jp/explog/xx001.html
酷すぎる・・・
胸がギューっと圧迫される。
2.3日前の欝状態の時と比べて、倍くらい苦しくなってきた。
ヤバイ・・・
胃までギューっとなってきた。

数時間眠っていた。
メッセの子からのメール音で目が醒めた。
「見つかりました」と。
着信時刻は午前5時18分。
何だか嫌な予感がする。
答えを保留にしておきたいという気持ちと、眠りに戻りたいという気持ちから、俺はまた眠りに入る。
夢を見た。
メッセの子と俺が東京にある豪華そうなホテル前の広場みたいなところで話してる。広場には噴水がある。時刻は早朝5.6時頃だろう。
そこに、メッセの子の携帯に連絡が入る。
E君が見つかった、と。
E君を保護したのは、こち亀に出てくる両さんが勤務している交番だ。
メッセの子は、そこにE君を迎えに行く。
メッセの子はE君を連れて先ほど俺達が居た広場の正面にあるホテルのレストランに入る。
そして、メッセの子からホテルの外側に居る俺にメールが送られてきた。
夢の中では、E君の名前が『零崎人識』になっていた。
実際は、E君の本名は零崎人識ではない。それは俺が読んでいる小説に出てくる登場人物の名前だ。
しかし、夢の中ではE君の名前は零崎人識という事になっていた。
メッセの子から送られてきたメールは、「俺が人識を守らないと」と。
メッセの子は普段からE君に敬語を使っているし、呼び捨てなんてしないけど、そんな感じのメールが俺の元に送られてきた。
レストランの中で、メッセの子とE君が向かい合わせに座ってる。
俺はこっそりとレストランに入り、メッセの子達の斜め脇くらいの席に着く。メッセの子達の卓に盗聴器を仕掛け、その会話を聞いている。
E君の声が思いのほか低かった。
まだ声変わりもしていないはずなのに。
と、そこに、レストランの外側に俺の弟の友達が現れる。10数人は居る。
そいつらが、レストランを囲んでいる。
どうやら、俺をボコりたいらしい。
そいつらは、俺の弟が俺に対してムカついているという事を声高に叫ぶ。
そして、まるで自分達が正義の使者であるかのように、自分達が俺を討伐するに足るだけの正当な理由、権利を持っているかのように主張する。
俺とは何の関わりも持たない分際で。
実際は、ただのイベント感覚、連帯感に悦る為とか仲間内でパフォーマンスを演じたいばかりに俺を狩りに来た分際で。
俺にはそれが分かるので、どうしようもないムカつきを覚える。
しかし、相手は人数も多いので、俺はレストランに篭城する事にした。
そういえば、こいつらはE君と同じ歳なんだな、みたいな事を思いながら俺はE君の事を眺めてた。
場面が変わる。
多分そこもレストランなんだろうけど、レストランのホールとキッチンの境目みたいなところに金庫がある。
俺はその金庫に詰め込まれる。
どうやら、その金庫はエレベーターになってるようで、そのまま下階に降ろされていく。降ろされた先は、下水道っぽい雰囲気なのだが、ホールみたいになっている。FFシリーズに出てくるようなバトルフィールドを彷彿させる。
そのフィールドには、俺を含めて2〜3人の人間が居る。
そこに、カラスのような化け物が数匹入ってくる。
どうやら、この化け物を倒さなければ、この化け物に食われてしまうという事らしい。手元には近未来的な銃のような武器があり、何発撃てばカラスが倒れる、みたいなルールが設けられているようだ。
殆どゲームだ。
多分、GANTZとかの影響なんだろうな。
それをさせている人間達はゲーム感覚なのだろうが、放り出された俺にとっては命がけ。
でも、カラスの化け物達は結構余裕で倒す事が出来た。
倒したら、今度はまた別の階に送られて、また別の種類の化け物が出てくる。化け物に関するルールも、またさっきとは違うものだったと思う。
実際には存在しない生き物だが、夢の世界には当たり前に道端等に存在している黒い生き物。ザリガニくらいの大きさなのだが、体が黒くて頭部が角砂糖のようなピンクの正方形をした奇妙な生き物。
その生き物を巨大化させたような化け物が出てきた。
多分、自分達の体の方が小さくなっているんだろうな、と思う。
その化け物達を倒すと、また別の階に送られて新たな化け物と戦わされる。
化け物ごとにルールが違う。
命からがらになりながらも、何とか化け物達を撃破してどんどん部屋を進んでいく。
ある階は、最初に金庫に押し込まれたのと同じような、レストランのような部屋だった。
出てきた化け物は、虫人間というかアサリ人間というか、甲殻類の怪人だ。
その化け物が5.6匹。家族のようにテーブルを囲んで座ってる。
〜人間といっても、昔の戦隊物に出てくるただ人間の形をした獣面人身ではなく、その体格からして甲殻類の生き物と人間が混ざり合ったような奇妙な姿。
そして、その化け物達は人語を話す。
この化け物に関するルールは、そのフィールドに置かれている化け物用の餌を、順繰りに化け物達に与えてやるというもの。
餌が切れたら、その化け物達は自分達を食いに襲い掛かってくるらしい。
化け物達は、愛嬌たっぷりにニコニコしながら、俺達に餌を要求してくる。
ギザギザの歯。こんな歯で食われるのか、なんて事を考えた。
化け物達が着いている卓に置かれた皿の上に、俺達はそいつらの餌をよそっていく。そいつらがそれを食べ終える前に、またその皿に新しく餌を盛っていく。
どう考えても餌が足りない。確実に、どこかで尽きてしまうのだ。
と、そいつらの餌が尽きてしまった。
化け物達は、ニコニコしながら「早くよそって〜」みたいな事を言ってくる。それが不気味で恐ろしかった。
もう無理だ。
そして、餌が尽きた事が化け物達にバレてしまった。
それまでニコニコしていた化け物達の形相が恐ろしいものに変化して、理性も何もないといった有様で俺達に襲い掛かってきた。
彼岸島に出てくる『姫』を彷彿とさせた。
そこに、俺達が先ほど倒しててなづけた別の化け物達がやってくる。
巨大な化け猫みたいな奴だったり、モスラのような蝶の化け物だったり。
中には、パプワくんに出てくるイトウくんという人語を話す巨大カタツムリも混じってた。
イトウくん達が「ここは自分達に任せて」みたいな事を言うので、任せて逃げる事にした。イトウくんの甲羅がそいつらにガジガジと噛み砕かれているのが目に入り、少し心が痛かった。
この化け物達は、自分達の身代わりになったのだ、と。
俺達は化け物達の巣食うフィールドからの脱出に成功した。
実は、化け物達との戦闘の度に何人か犠牲が出ている。
1人化け物に食われたら、また次のフィールドから人間が1人補充され、と。
ますますGANTZだ。
レストランを出たところで、スーツ姿の大学生の集団に道を聞かれた。
音大生という事なのか、バイオリンやクラリネットを背負ってる。
そいつらの内の1人に、「〜ってどこっすかねぇ」と質問された。
とろんとした目で、見下すように。
一応敬語の形は取っているけど、口調も明らかに馬鹿にした風だったので、俺はその質問をスルーした。
すると、そいつらは笑いながら楽器で俺に殴りかかってきた。本当に嬉しそうだ。俺に道を聞いたのも、ただ人をグチャグチャにする為の口実が欲しかっただけと言わんばかりに。
俺は『なんだ、こいつらゴミだったのか』みたいな事を思い、そいつらに「あそこのレストランで、貴方達のために料理が用意されていますよ」と、先ほど俺が出てきたレストランを指し示す。
そいつらは「まじか!」みたいな感じで喜んで食いついてきた。
そして、レストランに入っていった。
今度は、そいつらがあのレストランで化け物達に食われる番だ。
ゴミだからこれで良かった、とか思ってた。
で、先ほどのレストランで化け物達との戦闘に敗れて食われていった人間達だけど。あの化け物達に食われた人間は、悪い吸血鬼になってしまう、という設定があるようで。
その後、俺と一緒に化け物と戦ってきたかつての同志達が、吸血鬼となって俺に襲い掛かってきた。
俺は自分が昔住んでいたマンションみたいな場所で、そいつらから逃げ惑う。何か、夢の中で戦闘が起きたり逃亡したりする時って、しょっちゅうこのマンションが出てくるな。
そんな感じの夢を見た。
文章にしてみると、本当にB級映画以下のお粗末な内容だけれど、俺にとっては死ぬほど怖い夢だった。
こんな怖い夢を見たのはいつぶりだろう、というくらいに恐ろしかった。
つらつらと平坦な感じで書いてしまっているけれど、引きこもり生活ですっかり実感する機会が無くなってしまっていた、切迫した死に対する恐怖感が強烈に蘇って。
目が醒めて窓を見ると、空はまだ暗かった。
もしかして、夜まで眠ってしまったのかな。
しかし、時計を見ると午前6時過ぎだった。
あれだけの長い夢を見たのに、1時間も経っていない。
それにしても、こんなにも死ぬほど恐ろしい夢を見てしまったのは、精神状態が著しく悪い状態になっているのか。
寝起きから、また気分が沈んで欝になった。
最初に眠る前に感じた欝の苦しい感覚が後を引いている部分もあるし、メッセの子からの答えを保留したままで、E君の安否に対する不安感みたいなものもたまらなくて。
俺はメッセの子に「無事だったの?」と返信を送った。
送信時刻は午前6時12分。
メッセの子からの返事は来ない。
タバコが切れていたので、とりあえずコンビニにタバコを買いに行く事にした。
途中で、メッセの子からメールが着た。
「あとでメールします」と。
着信時刻は午前6時43分。
すっきり「無事です」と言ってくれなかった。
その時点で、何かあったに違いない・・・
メッセの子が警察に届けを出したとしても、そんな5時間程度で見つかるものだろうか。
もしかしたら、E君がDQNな変態共に性的暴行か何かを受けているところを警察が発見し、保護していたのかもしれない。
暴行した奴らが拘留されるのは当然だけど、E君が何も喋らないからE君も警察署から帰らせてもらえなくて、とか。
警察がE君に「君は被害者なのに何で何も喋らないのかな?」と言い、E君が「被害者だから喋れないんですよ」みたいな事を言い返し。
そんな会話が想像されて、また胸が痛くなる。
現在午前8時13分。
未だに、メッセの子からのメールは来ない。

また眠ってしまってた。
今度もまた夢を見た。
メッセの子の弟が死んでしまった、という内容だった。
死んでしまったにも関わらず、弟君はメガビのショタコン板に現れ続ける。
弟君は固定を名乗っていないけど、話している内容からそれが弟君である事が分かる。
弟君は、あるスレで他の名無しと言い合っていた。
その名無しは26歳くらいのショタコン野郎で、頭が禿げ上がった殆どオッサンと言ってもいいような奴だ。
パソコンの画面を通して、俺には千里眼のようにそんなビジョンが見えた。
そんなショタコン親父の分際で、可愛い少年である弟君に偉そうな事を言っているのがムカついた。
弟君は既に死んでしまってる。なのに、掲示板にレスを続ける。
つまり、この弟君は幽霊だ。
俺は、C君には会えたのか?と質問したい。
しかし、こんなショタコン共の巣窟で、その子達の具体的な名前や状況を出してしまうとろくな事にならないし、どうしたものかとヤキモキしてた。
結局、俺は弟君に声をかける事が出来なかった。
弟君は、C君が以前レスしていたスレッドに書き込みながらも、C君の話題には全く触れない。
そんな感じの夢を見た。
午後13時半過ぎに目が醒めた。
眠りに就く前、ウォークマンに倖田來未の「1000の言葉」という曲を入れて聴いていた。
この曲は、FFX-2のテーマソングだ。
1000年前に死亡した「シューイン」というキャラクターの追憶時に、この曲が流れていたと思う。
シューインには「レン」という恋人が居た。
レンは歌姫で、特殊な力を持っていた。
その力に目をつけた軍隊が、レンを戦争に利用しようと徴兵?していく。
シューインはレンを助ける為に、レンを軍隊から連れ出そうとするのだが、兵士に見つかり、二人まとめて銃殺される。
シューインは、好きな相手を守れなかった事に対する無念に、死後1000年もの間ずっと苦しみ続けていた。
また、好きな相手を殺した人間、社会を怨んで怨んで怨んで怨んで、果ては悪霊みたいな存在になってしまう。
この怨霊化したシューインがこのゲームのラスボス的存在なのだが。
主人公達に倒された後、レンの亡霊がシューインの前に現れる。
そして、レンが「もう眠ろう?」みたいな感じでシューインを連れて行き二人で成仏していく、というラストだった。
好きな相手が傷つけられたという、そのどうしようもなくやりきれない気持ちは、その相手自身にどんな言葉を掛けてもらったところで決して払拭する事は出来ない。
俺には、ハッピーエンドでも何でもなくて、すごく切ない、悲しい話に感じられた。
このゲームをしていたのが、ちょうどあの子から「そういう目に遭わされた」という話を聞かされた時期と前後していて、シューインの悲しさだとか無念だとか悔しさだとか憎しみだとか、そういったものに凄く感情移入してしまった事を覚えてる。
そして、そのレンの亡霊が1000年前の悲しい体験を追憶しながら歌っていたのが、倖田來未の「1000の言葉」だ。
眠りに就く前、その曲を聴きながらそんな事を思い出していたせいか、寝起き後またあの子の事とかを考えていた。
続けて、俺が19.20歳くらいの頃に頻繁に感じていて、今現在は意識の底に沈殿させているエゴを軸にしたようないやらしい不満も蘇ってきた。
つまり、
タイプの少年は汚い奴らに簡単に汚されてしまう。
なのに、タイプの少年に対して誰よりも強い執着を持っている俺は、そういった少年と付き合う事すら出来ないでいる。それが不満だ、とか。
自分が歳を取っていく事で、自分がタイプとする少年達との年齢差がどんどん開いていってしまう。タイプの少年が遠くなる・・・、とか。
19.20歳くらいの頃にそんな事を感じてて、今はもう24歳。
更に遠くなってしまった。
20歳の頃に一度叶いそうになったけど、あの子はそういう目に遭わされていて・・・
それから4年。
もう自分は一生タイプの子とは付き合う事は出来ないんだな・・・、みたいな不満が沸いた。
実際は、俺自身が若かろうが歳を取っていようが、タイプの少年には逆立ちしても釣り合えない。だから、「付き合えない」という事に不満を感じる事自体が傲慢で最低で、否定すべき事なのだけれど。
だけどやっぱり、それから4年も歳を取り、そういう子達が更に遠くなってしまった事に、ショックを感じて沈んでしまう。
そもそも、「あの子がそういう目に遭ってさえ居なければ付き合えた」という事そのもの自体が欺瞞だろう。
俺じゃあの子に釣り合えない。
普段はそれを誤魔化しながら、「それさえなければ付き合えた」と未練を引きずり続けてる。そんな感じだ。
目が醒めてからずっと、自分がタイプの少年と付き合えない、という事に対する強い不満でどうしようもない気持ちになってしまった。
これじゃ、ショタコン被害に遭わされた少年達に申し訳が立たなくなってしまう・・・
現在午後17時01分。
未だに、メッセの子から連絡は来ない。



2007年01月26日(金)

今日は午前8時過ぎに目が醒めた。
寝起きから、またタイプの男の子が汚い奴らに汚された、という事に対するどうしようもない気持ちが沸いてきた。
それでも、俺は救われる可能性があったんだ。
無理にでも『とりあえずの納得』を得られる機会はあったはずなんだ。
それで、何とか自分自身を一生誤魔化し続けるだけに足るだけの支えを得られたはずなんだ。
でも、結局それもグチャグチャで。
そんな事を考え始めた。
考え始めた瞬間に、また親父に邪魔された。
何とか気持ちを持ち直そうと、再度さっき浮かべた意識に戻す。戻そうとする。
しかし、中々上手く戻せない。
何とか戻りそうになっても、またその度に邪魔されて。
そんな状態が2時間以上続いた。
結局、先ほどまでの意識の続きを取り戻す事は出来なかった。
本当に気持ち悪い・・・
俺の寝起きは、いつもこんな感じになってしまう。
ウォークマンのノイズキャンセリング機能で雑音を遮断しようと試みたけど、耳に何かをあてがい無音を耳に流し込んだりする事で、無駄に閉塞感を感じてしまい、先ほどと同じような状態で自分の意識に集中できない。
何もつけない状態で、周りが一切の音を出さない状態がベストだけれど、そんな事は絶対無理だし。
強いショックを感じても、まともにそれに対して向き合う事さえさせてくれない。
考えられそうになる度にジャストタイミングで邪魔される。
何かを得られそうになる度にジャストタイミングで邪魔される。
こういう事があまりに異常に続くので、俺はこんな事を考えた。
つまり、この世には法則的な"タイミングの目"のようなものがあり、俺自身の魂や身体に内在する体内時計みたいなモノが、その"目"の窪みみたいな部分にちょうどマッチしてしまっているとか。
俺が思考できそうになったその瞬間、そのタイミングがちょうどその"目"と重なってるから、何をするにも出鼻を挫かれるような感じになって。
だから、何とか俺自身の魂や身体に内在するその体内時計の針をずらしてやらなければ、一生この無意味なヤキモキから逃れる事は出来ないのだろう、とか。
現在午前11時05分。
今日の授業は2時限目から。
また遅刻だ。

今日の授業は2時限目から4時限目まで。
俺は昼休み前に学校に到着した。
弁当を食べた。
昼休みが終わり、3時限目が始まる。
3時限目は「西洋史特講」
神聖ローマ帝国の叙任権闘争に関する講義を受けた。
教皇だの司教だの「神に仕える人間」をうたいながら、欲深い事この上ないな。この世にまともな人間は居ないのか。
4時限目は「東洋美術史」
馬鹿共が終始ザワザワ雑談に興じてて、五月蝿くてしょうがなかった。
先生は生徒に何も注意しない。
授業が終わり、俺は図書館に向かう。
そこで「プリズン・ブレイク」を1話分観てから学校を後にした。
図書館にある「プリズン・ブレイク」は7巻までで、今日観たのが7巻目。
続きはビデオ屋でレンタルしなければならないようだ。
学校帰りに地元のスターバックスに寄り、コーヒーを注文した。
そこで、漫画を読んだり勉強したりしながら3時間近く過ごした。
あの子がそういう目に遭わされていなくて、一緒に遊びに行けたりしたら良かったのになと、少しだけそんな理想を妄想してた。
癒されたい・・・
現在午後21時50分。



2007年01月25日(木)

タイプの可愛い男の子が、全裸で布団に入って眠っていて、そこに気持ちの悪いババアが現れ、布団を払いのけたババアがその男の子の体を唾液塗れにしてしまう、という夢を見た。
今日は午前10時過ぎに目が醒めた。

今日の授業は2時限目から3時限目まで。
昼休みに学校に到着し、学食でランチを食べた。
その後、大学生協で美術の教科書を2冊買う。
授業は3時限目から出席した。
3時限目の授業は「哲学概論」
授業が終わり、図書館に行った。
そこで「プリズン・ブレイク」の続きを2話分観てから家に帰った。
現在午後19時02分。
今日は、あまり欝に沈んだりする事が無かった。
今朝、夢の中で男の子が汚いババアに汚されたのを見て、単純に「エロい事」みたいに感じて興奮してしまったのが原因だろうか。

帰宅して少しした頃に、西尾維新の「零崎軋識の人間ノック」を読み終えた。読みやすい本だったと思う。
今週、「西洋美術史」と「キリスト教思想」の二つの授業でレポート課題が出され、来週それらを提出しなければならない。
とりあえず西洋美術史が必修科目なので、ウォークマンを聴きながら今日買ってきた教科書を読んでいた。
何だか、閉塞感というかまた息が詰まって苦しくなった。
この、心を占める不安感。焦燥感。罪悪感。
「どうにもならない、終わってる。どうあがいても駄目なんだ」
そんな気持ちに苦しめられる。
現在午後22時17分。



2007年01月24日(水)

今日は午前5時半過ぎに目が醒めた。
まだ昨日の疲れが残ってる。
寝起きから、また猥褻された男の子達の事が頭に浮かんだ。
そういった現実を知ってしまったから、俺はどんな状況であれどんな状態であれ、常に心にわだかまり、しこりを感じる。
そこから抜け出す事が出来ないのだ。
何か嬉しそうな事、楽しそうな事が起きたとしても、そのものだけを実感している事が出来ない。
むしろ、そういう事が起きた時こそ「でも、そういう子はやられてるんだな・・」と陰惨な気持ちになったりしていて。
楽しい事、嬉しい事だけを感じているという事を、俺は自分に許せない。
一生この状態から抜け出せないんだな・・・
そう感じて、ゾクっとした気持ちになった。
空気がとても重苦しくなる。
現在午前6時45分。
最近また欝期だろうか。

胸が苦しくて泣き出したいような気持ちが続く。
どうしようもないんだな。
それが本当にたまらない。

今日の授業は2時限目から5時限目まで。
昼休みに学校に到着し、弁当を食べた。
授業は3時限目から出席した。
3時限目の授業は「日本史特講」
この授業は、今日は試験だった。
あまり興味の持てない授業だったので、俺は殆ど真面目に受けていない。
なので、適当な事を書いて答案を埋めるしかなかった。
相変わらず、今日も胸が痛くてたまらなかった。
早めに試験を切り上げて、俺は教室を出る。
喫煙所で、タバコを立て続けに2.3本吸う。
この気持ち悪さは何だろう。
グッタリとした気分で、何をするのも苦痛に感じる。
そうか、今俺が包まれているこの感覚こそ絶望感だな。
そんな事を考えていた。
4時限目の授業は「GIS演習」
ちょくちょくサボっている授業なので、殆どついていく事が出来ない。
俺がパソコン関係で何かを覚える時は、字面から知識を吸収する事が殆どだ。というか、ほぼ全てだ。
アプリケーションの使い方とか口で説明されても、右から左に抜けていく。
なので、この授業は結構苦痛だった。
4時限目の授業が終わる。
相変わらず気分が悪い。
『もう駄目だ・・・』なんて気持ちがずっとある。
5時限目は「フランス語」
必修科目だし、語学が苦手な俺としては『今回こそは終わらせたい』という意識から、この授業は真面目に受ける。
やっぱり辛い。
授業中、気持ちがあまりに沈み過ぎてて、絶望的で、嘔吐したい気分になった。
授業が終わり、家路に着く。
帰り道も、やっぱり気分が悪くて辛かった。
何が俺に対してここまで絶望を感じさせているのか、もはやそれを頭の中で言語化する気も沸いてこない。
『考えたところで、どうにもならない事に変わらないだろ』と。
何が自分を苦しめるのか、言語化しなくても分かってる。
また、言語化を試みたところで、その根底にあるものを正確に言葉で表現する事なんて不可能だろう。
それらの意識が、自分が今感じているこの『絶望感の正体』を突き詰めようと試みる事を、この上もなく面倒でしんどい事に感じさせて。
結局、嫌な気持ちを感じるだけ感じていながら、俺は何も考えなかった。
この後、夕食も食べなきゃいけないんだな。
当たり前の事を当たり前にこなす事さえ、息が詰まって重苦しい。
自室で夕食を食べる事を想像するだけでも苦痛に感じ、手早く外で済ませてしまおうと、俺は王将でご飯を食べた。
美味しいとかそういう意識も全く無い。
面倒ごとを早く終わらせてしまいたいとか、そんな気持ちでご飯を食べる。
それから俺は家に帰った。
最近、学校から家に戻ると、いつも意識がまどろんでくる。
今日も頭がボケボケだ。
現在午後20時47分。
フッと消えてしまいたい。

俺はC君に憎まれていたから、最近欝がぶり返してきたのもC君の向けた力が作用しているせいなのかな、とか考えてしまう。
もし違っていたら失礼だけど。
現在午後21時05分。
今日はそろそろ横になろうと思う。
グッタリしている。



2007年01月23日(火)

俺が大学の野球部に入っている、という設定の夢を見た。
何故か、メンバーは中学時代の野球部の奴ら。
俺はファーストを守っている。
運動神経が無いながらも、真面目にこなしているので何とか来年からは俺もレギュラーになれそうだな、とか思ってた。
上級生が卒業すれば、ちょうど部員も9人きっかりになるし、と。
ある日、いつものように俺がファーストを守っていると、俺の左側、ファールラインの向こう側で俺と同じようにファーストミットを構えている部員を見つける。
俺はその部員に「ファーストは俺のはずだけど」と言う。
すると、その部員は「俺がファーストする事にしたから」と言う。
「する事になったから」ではなく、「する事にしたから」と。
そいつは、1年の時点で「しんどいから」と言って早々に自主退部して消えていった奴だった。しかし、運動神経だけは俺より数倍上だった。
現在、守備についている人間は10人。必然的に、1人消えなければならない。
その他の部員達も、まるで俺がその場に最初から居なかったかのように、さも当然のようにそいつにだけボールを寄こす。
「あ〜、はいはい。戦力外通告な」みたいな気持ちで、俺はグラウンドを出る。
試合が終わった後に、俺はそいつに詰め寄った。
「俺も実力不足は自覚してるから、ちゃんとした手順を踏んで除外されたなら文句はない。だけど、何で『俺がする事にしたから』とかさも当然のように割り込んできてポジション奪うような真似してんだよ?いやらしい卑怯な真似してんじゃねえ!!!」とブチギレた。
しかし、そいつは逆ギレ。
他の部員達も、寄ってたかって俺の方がおかしな事を言ってるような空気を作って、俺の事を貶める。
「人間なんてこんなもんだ」と思った。
そんな感じの夢を見た。
寝起きから、
俺が中学2年の時まで監督をしていた教師が他の中学に転勤する事になり、その監督が指示する最後の試合の日の事を思い出した。
その監督は「今日は全員試合に出すから」と言った。
しかし、俺一人だけは試合に出してもらえなかった。
俺が一番下手だったからだ。
その監督は試合が終わった後、俺に「○○(俺の名前)、すまんかったな」みたいな事を言ったけど、俺は『予想はしてた。どうでもいい』と、半ばうんざりしたような気持ちだった。
入部してしまった以上辞めるに辞められなかっただけで、野球にそこまで執着が無いのは事実だったし、周りの奴らの事も大嫌いだったし。
今日は、午前5時過ぎに目が醒めた。
親父がトイレに行く音で起きてしまった。

寝起き後しばらくすると、また例の獣姦させられた男の子の事が浮かんで気持ちが沈んだ。同時に、あの子がそういう目に遭わされていたという事に対するショックも。
また、欝な気持ちになって苦しくなった。
C君は死んでしまった。
だけれど、俺にとってはやはり、「タイプの少年の死」よりも、「タイプの少年がそういう目に遭わされる」という事の方がこたえるようだ。
C君の死を聞かされた今でも、そちらの方を引きずってしまう。

通学中、電車に乗っていた時の事。
電車が学校の最寄り駅に到着したので、俺は席を立って降りようとする。
降りようとしたその時、俺の隣の隣くらいの場所に座っていた50過ぎくらいのジジイが、俺の事をジーっと睨みつけている事に気づいた。
俺は、何も悪い事はしていない。
ただ、大人しく電車に乗って座っていただけ。
また、このジジイの隣に座っていた訳でもないので、ジジイにぶつかったとかそういった類の迷惑すらもかけていない。
俺がこのジジイに睨みつけられる筋合いみたいなものはどこにも無い。
なのに、このジジイは俺の事を睨み続ける。謂れが無いのに睨まれる。
出口に向かって歩きながら、俺もジジイの事を見下ろし続ける。
眉間に皺を寄せたジジイの目線は、そのまま俺の事を追い続けている。
たとえチラ見であっても、俺は他人に目線を向けられる事が大嫌いだ。
何の関わりも無い人間に目線を向けるという事は、俺の中では「失礼極まりない事」として定義されてる。
見られるだけでイラっとくるのだ。
であるにも関わらず、ここまであからさまに睨まれて。
キレそうになる。
こんな事は別に今日に限った事ではないけど。
オッサンとかジジイの中には、意味なく俺の事を睨みつけてくる奴が非常に多い。それは、俺が如何にも大人しそうだから。
そんな大人しそうな人間ならば、自身が危険に晒される事なく、一方的に礼を欠いた態度を向けてDQN精神を満たせるだろう、とタカをくくっているのだろう。
見ず知らずの他人に向けて、傲慢な態度で自身の自己中心性を発揮してみせる事で、自分がつわものにでもなったかのような錯覚を求めたがる中年野郎は非常に多い。
いい歳をこいたオッサンが、そんな糞くだらない錯覚を求め、意識的に無抵抗そうな人間を選別し、確固たる理由も持たずに動物みたいな威嚇行為を向けてくるのだ。
飲食店等でやたらと横柄な態度を見せる中年客とかもそういう心理。
俺にはそういう奴らの意図するところが瞬間的に見えるので、そのいやらしさだの何だのにはらわたが煮えくり返ってしょうがなかった。
今日の授業は1時限目から4時限目まで。
俺は2時限目の途中から出席した。
2時限目の授業は「西洋美術史」
授業中も、通学中のガン付けジジイのせいでずっとイライラムカムカしてたまらなかった。
授業の最後に、レポート課題を出された。
授業が終わり、昼休みになる。
今日は弁当ではなく、学食で昼食をとった。
昼食を食べ終えた俺は、大学生協に向かい、そこでスケッチブックを買った。
スケッチブックは1000円ちょっとで買えた。
暇があれば、またデッサンの練習でもしてみようと思ったからだ。
昼休みが終わり、3時限目になった。
3.4時限目は「彫刻」だ。
彫刻の教室に行き、俺は粘土の用意をし始めた。
すると、先生から「今日は掃除」と言われた。
どうやら、先週が最後の実技授業だったようだ。
先週、先々週と俺は授業をサボってる。
ちゃんと出ておけば良かったな・・
今日は教室の大掃除。
教室といっても、巨大なアトリエみたいな場所で、大小様々なものがかなり乱雑に散らばっている。
2時間以上の掃除活動に、本当にクタクタになった。
掃除が終わり、俺は図書館に向かう。
そこで「プリズン・ブレイク」の続きを観た。
今回の話は、かなり胸糞が悪くなるような内容だった。
このドラマの主要キャラクターの中に、少年を犯して殺して投獄されたショタコン野郎が居るのだが、そいつは監獄内でも小柄な若者を性欲処理の囲いものみたいにしている。
その若者がそいつに囲われる事になったのは、他の囚人達が、監獄内でちょっとした権力を持っているそのショタコン野郎に対し「プレゼント」と称してその若者を紹介した事が原因だ。
その囲われている若者は主人公に助けを求めるのだが、「面倒は御免だ」とばかりに主人公はスルーする。
その後、その若者は自殺してしまう。
性欲処理の為にその若者を自殺するまで追い込みながらも、そのショタコン野郎はヘラヘラしながら次のターゲットを見つけて喜んでいる。
これが現実なんだと、俺はとても嫌な気持ちになった。
「プリズン・ブレイク」を2話分観てから、俺は学校を後にした。
学校帰りにスターバックスに寄り、またコーヒーを飲みながら小説を読んでいた。
ウォークマンで雑音は遮断出来たけど、相変わらず自分の横や後ろを慌ただしく行きかう人間達が目障りだった。
俺の向かい側に座っている偉そうなオッサンが、ジーっと俺の事を睨んできたのもムカついた。
またまたここでも威嚇行為だ。
下らない奴の下らなさにムカついた。
その時点でそいつに対して全く何の責も持たないはずの見ず知らずの人間(俺)に対し、自身の矮小なナルシズムを満たすために相手に不快感を与えても構わないといったそいつの持つ自己中心性。
糞だな。
本当に、俺は人間が大嫌いだ。
コーヒーは好きだけど、こういう店も午前中とか落ち着いた時間でなければ、俺にとっては逆にストレスを溜め込む結果にしかならないんだな、と思った。
コーヒーを飲み終えたので、俺は店を出て家に帰った。
家に帰った後、また例の獣姦させられた男の子や高校時代ずっと猥褻行為を受け続けてきたE君の事が頭に浮かんで苦しくなった。
獣姦させられた男の子に性的暴行を加え続けた主犯格の奴には彼女が居るらしい。
そいつは、自分がその男の子に対して猥褻行為を働いている事を周囲に隠しているような風ではなかった。
なら、当然その彼女もそれを知っているはずだ。
その彼女は、それを知りながらもそいつの事を好きでいるのだ、とか考えて、また気分が悪くなった。
そいつの彼女は、被害者であるその男の子に嫉妬を感じたりしたのだろうか。そして、その嫉妬からあろう事かその被害者の男の子に対して「もっと苦しめばいい」なんて感情を持ったりしたのだろうか。
そんな事を想像してしまって、どんどん苦しくなっていく。
その男の子がそいつに猥褻されている事を知っている周りの奴ら。
笑いながら見ている奴も居れば、我関せずとスルーしている奴も居る。
誰もその子を助けない。
そいつらはこれこれこういう冷淡な意識を持って、その子がそいつにやられている事を知りながらも放置しているのだ、とか。
色々な事を想像してしまい、更に苦しくなっていく。
息が切れる。
ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…と、しばらく胸を押さえてうずくまってた。
あまりに現実が腐ってる。
現在午後21時40分。
眠さで意識がまどろんできたので、少ししたら横になろう。
日記を書きながらも、頭はボケボケになっているので、今日もまた文章にまとまりが無いかもしれない。
そういえば、俺が嬉しくて笑えた事なんて、今まで一度でもあったかな。
記憶に無い。記憶に無いだけで実際はあったのかもしれないけど。
でも、この先心の底から喜べる事なんて、もう多分一生無いんだろうな。



2007年01月22日(月)

昨日の夜中に目を覚ましてから、結局眠る事は出来なかった。
本を読んだり、携帯サイトで報告のあったバグを見たりしながら過ごしてたけど、その間ずっと胸が締め付けられてたまらなかった。
漠然と、「もう全部終わってるんだ・・」とか、「もう絶対巻き返せない・・」みたいな意識で苦しくなって。
もう、これ以上ないくらいに気持ちも心もグチャグチャにされてしまったからかな。
本当、もう俺の人生終わってる。
現在午前6時36分。
悔しくてたまらない・・・

今日の授業は1時限目から3時限目まで。
俺は2時限目の途中から出席した。
2時限目の授業は「環境と人間」
授業中は、ずっとジャンプを読んでいた。
また欝がぶり返してきたようで、学校に通う事そのものに苦痛を感じた。
息切れが止まらない。
昼休みになり、弁当を食べた。
3時限目の授業は「キリスト教思想」
授業中、洗礼や無について俺は先生に質問した。
3時限目の授業中も、ずっと苦しくてたまらなかった。
魂が悲鳴をあげ続けているような感じだった。
3時限目の授業が終わり、俺は校舎を出た。
校舎を出たところに、阪神大震災被災者を追悼する献花台が置かれていた。
1月17日は例年のごとく献花式が行われたはずだが、この日俺は出席する事が出来なかった。
この献花台を俺が発見したのは、今日が初めてではない。
1月18日に学校に行った折に最初に見つけた。
1月18日に献花台が置かれていたという事は、俺は出席出来なかったけれど、やはり1月17日に献花式が行われた、という事だろう。
校舎を出た俺は、図書館に向かった。
そこで「プリズン・ブレイク」の続きを観ようと思ったからだ。
しかし、今日は視聴覚室が満席になっていたので、俺はDVDを観る事が出来なかった。
なので、俺は帰る事にした。
帰りにスターバックスに寄り、コーヒーを飲んだ。
コーヒーを飲みながら小説の続きを読む。
ウォークマンのおかげで雑音を遮断する事は出来たけど、やはり行き交う人間達の姿が視界に入り、それがとても目障りで、ずっとイライラしてしまっていた。
コーヒーを飲み終えて家に帰った。
現在午後18時34分。
意識がかなり朦朧としている。
文章も、ちゃんとまとめられていないかもしれない。
しんどいから、記述内容も色々はしょった。



2007年01月21日(日)

昨日の午後23時過ぎくらいに目が醒めた。
少しだけ、携帯サイトを編集していた。
放置し過ぎて収入が激減。
今月の収入がたったの7000円弱まで落ちてしまった。
月に10数万稼いでいた時期もあったのに。
母親から「来年度から学費として家に月5万入れろ」と言われた。
無茶を言う。
もっとサイトを頑張らないとな。
現在午前1時24分。

眠ろうとしたところでメッセの子のメッセが立ち上がった。
ネット上のC君の思い出を求めて自宅に帰りネットに繋げたのだそうだ。
俺の方から話かけ、しばらく色々話してた。
C君の思い出話とか色々。
葬儀の時の様子も、少しだけ聞かされた。
「火葬が完了したって案内が来てから弟が倒れちゃって。それからずっと弟は自分の力じゃ立ち上がる事もできなくなっちゃいました」と。
俺が、弟君が自殺してしまう可能性について言ったら、メッセの子は「自殺するために体を動かす気力もないんですよ・・・。本当に寝たきりです」と。
本当に、痛々しい事だと思う・・
現在午前3時54分。

ウォークマンを聴きながら、ずっと横になっていた。
何度か眠りそうにもなったけど、結局眠る事は出来なかった。
横になっている間、ずっとメッセの子やC君の事を考えていた。
現在午前9時18分。
今日はもう、このまま起き続けているしかないか。
そして、夜に眠って昼夜逆転を直す、と。

徳永英明を聴いていると、自分が5.6歳だった頃の情景が蘇ってくる。
しかし、24歳という自分の年齢を考えるなら、既に俺自身に5.6歳くらいの子供が居てもおかしくない年齢だ。
そんな俺が、そうやって自分自身の5.6歳頃の思い出に浸ったりしてしまう事は、とてもみっともない事なんじゃないだろうか。
なんか、俺にはそんな自意識がある。
自分自身の思い出に浸る事に対して、「みっともない事」「恥ずかしい事」「手遅れなのに」みたいな意識が沸いてくる。
ここ数年、俺は殆ど自分の思い出に浸ったりする事が無くなってしまった。
せめて、4.5歳くらい若返りたいな。
自分自身の年齢に対する自意識が、意識の広がりを阻んでしまう。

いつの間にか眠ってしまって、今日は午後23時過ぎに目が醒めた。
結局、今回もまた昼夜逆転を直す事は出来なかったな。
寝起きから、強い不安感や焦燥感に襲われる。
何だか、少し欝っぽい。
眠る前にメッセの子と話した時、俺はC君が亡くなった時刻を訊ねた。
メッセの子は「朝の5時41分」と答えた。
1月15日の午前5時41分。
ちょうど、メッセの子からC君の危篤を聞きながらも、「しんどい」とかで俺が眠りに就こうとしていて、そのまま眠りに就いた瞬間くらいの時刻じゃないのか、と思う。ちょうどかどうかは分からないけど。
もしかしたら、俺が眠りに就いたのは午前6時過ぎだったかもしれないし。
そんな風に、俺が惰性で流そうとしていた時にC君は死んでしまったのかと、自分の不謹慎さというか軽薄さみたいなものがまたありありと感じられた。
現在午後23時39分。



2007年01月20日(土)

昨日からの徹夜明け。
映画「ベニスに死す」を観ていた。
ラスト3分くらいのところで、やっぱり親父に邪魔された。
汚い糞の音を聞かされた。
俺は気分が悪くなり、最後を目前にして映画を中断。
10分くらい中断してた。
そうだったな。
こいつは、俺に関するものならば、どんなものであっても台無しにしてやらなければ気が済まないのだ。
台無しにした上で無理やり割り込み、醜い自分を『これでもか!』と俺に見せ付けてやらなければ気が済まないのだ。
うんざりする・・
「ベニスに死す」の内容は、タージオという絶世の美少年を目の当たりにした主人公がショタコンに目覚め、行く先々でタージオにストーキング行為を働く、というもの。
最後の最後まで、このショタコンはタージオに手を出す事はしなかった。
また、直接的に話しかける事もしなかった。
人生の成功者であるはずの主人公が、美少年の魅力に圧倒されて、その魅力の前に屈服し、なす術も無く自分自身の惨めさだけを思い知らされ死んでいく。俺はそんな風に解釈した。
まさに、「当然そうであるべき事が、そのままそうであるべきように終わりを告げた」と言った感じだ。
美少年を前にしたショタコンは皆、こういう風になるべきなのだ。
手を出すだなんてもっての外だ。
ラストシーンで、全身水着みたいなものを着たタージオが逆行に照らされるシーンがあったが、あれは主人公目線からタージオが全裸に見えるような効果を狙ってのものだと思う。
そんなタージオを目にしながら、主人公は身を打ち震わせて死んで行く。
実際は病によって寿命が尽きたという事なのだろうけど、「絶世の美少年、恐れ多くて手が届かない」といった様を表現しようとしたのだろう。
因みに、美少年役のビョルン・アンドルセンは自分的にタイプじゃないので、その美しさに感動する、みたいな感覚にはならなかった。
現在午前7時27分。

昨日に引き続き、今日も殆ど考える事をしなかった。
ずっとMXで好きな曲を落としたり、それをウォークマンに入れたりしていた。
久しぶりに宇多田ヒカルの「光」という曲を聴いた。
俺が19歳か20歳の頃の曲で、「キングダムハーツ」というゲームの主題歌でもある。
当時の俺は、この曲、この歌詞にとても心打たれたのを覚えている。
凄く元気付けてくれるような曲で、好きな男の子にこの歌詞のような事を言ってもらえたら本当に最高だろうな・・・、と感じてた。
その当時の自分の心境に対して、凄く安心させてくれようとしているんだ、という事が感じられる歌詞なのだ。
「さあ家族にも紹介するよ、きっと上手く行くよ」
「どんな時だって、ずっと二人で。どんな時だって、傍に居るから」
「先読みのしすぎなんて意味の無い事は辞めて、今日は美味しいものを食べようよ。未来はずっと先だよ、僕にも分からない」
「完成させないでもっと良くして、1シーンずつ撮っていけばいいから」
とか。
本当に大好きな曲だった・・・
それにしても、「先読みのしすぎなんて意味の無い事は辞めて、今日は美味しいものを食べようよ。未来はずっと先だよ、僕にも分からない」なんて台詞は二十歳を超えた自分には言えるような言葉じゃないな。もう年齢的に言って『先』が現れる頃なのだ。
でも、歌っているのが俺と同じ歳の人間だからどうなんだろう、なんて事を考えたりしていた事も覚えてる。
でも、その時ならまだ知らず、もう24歳だもんな。
『先の事を考えない』なんて事が許されるような年齢でもないか・・・
今日久しぶりにこの曲を聞いて、色々な事を感じさせられたと思う。
現在午後16時07分。
今日はそろそろ横になろうと思う。



2007年01月19日(金)

今日は午後18時過ぎに目が醒めた。
死ぬほど眠っていたと思う。
当然、今日も学校に行く事は出来なかった。
現在午後19時58分。

今日は、メッセの子からは「今日はCとの思い出の場所をいくつか一人で巡りました」というメールが着ただけだった。



2007年01月18日(木)

現在午前0時01分。
震災12周年も、C君が燃やされたのも、全てが「昨日」になってしまった。

昨日からの徹夜明け。
映画「マシニスト」を観終えた。
現在午前5時10分。

なんか、タイプの少年に対する「特別感」みたいなものを感じにくくなってしまった。
タイプの少年が性的な目に遭わされる悲惨な話が浮かんでも、するっと流してしまってる。
一時的に麻痺してしまっているだけかもしれないけど・・
C君の死が関係していたりするのだろうか。
タイプの少年が死んでしまうという話を聞いたのは、今回が初めてではない。
メッセの子達が所属している団体が出来る前に存在していた旧団体の、2代目リーダーの子が車にはねられ死んでしまった、という話を聞いた事があるからだ。
でも、身近なところで聞かされたのは今回が初めて。
「タイプの少年でさえも死んでしまう」
そんな認識が、俺の中のタイプの少年に対する特別感を薄れさせてしまうのだろうか。
現在午前9時50分。
少し意識がまどろんできた。
今日の授業は2時限目から。
そのまま学校に行く事にする。
未だにメッセの子からの連絡はない。
向こうからコンタクトがあるまで、こちらからメールを送ったりはしない方が良いだろう。

今日の授業は2時限目から3時限目まで。
俺は2時限目の途中から出席した。
2時限目の授業は「美学美術史特講」
どうやら俺はこの授業のノートを紛失してしまったようだ。
なので、先週に続いて今週もノートを取る事が出来なかった。
俺が戎祭りに行ったのが、ちょうど1週間前か。
まだ、たったの1週間しか経ってないんだな。
既に、数ヶ月も前の事のように感じられる。
今週は色々な事がありすぎて、何だか時間の流れがとても遅く感じられる。
昼休みになり、弁当を食べた。
昼休みが終わり、俺は3時限目の授業に出席した。
3時限目の授業は「哲学概論」
3時限目の授業が終わり、俺は図書館に向かった。
図書館で「プリズン・ブレイク」の続きを借りた。
今日は貸し出し中にはなっていなかったので、ちゃんと続きを観る事が出来た。
「プリズン・ブレイク」を観ながら、俺は今現在の自分の状況を考えていた。
タイプの男の子がこれだけ酷い目に遭わされる現実を知った俺は、もう以前のようにタイプの男の子が可愛い事について、素直に喜んだり感動したりする事が許されるような状況にはないんだ・・・・
そんな事を考えていて、息が詰まって少し沈んだ。
「プリズン・ブレイク」を2話分観てから、俺は図書館を後にした。
学校帰りに、俺はまたスターバックスに寄ってコーヒーを頼んだ。
コーヒーを飲みながら、「神戸在住」の6巻を読んでいた。
俺の地元のスターバックスは、やたらと外人密度が高いと思う。
俺が住んでいる場所は、他の街よりも外人が多い地域なのだが、スターバックスには特に凝縮されてる感じだ。
大体、客の4分の1から5分の1は外人だから。
今日は隣に座った外人のカップルに、流暢な日本語で「スイマセン、イイデスカ」みたいな感じで話しかけられた。
俺の向かい側に置かれている椅子を、自分達の卓に寄越してくれ、という感じで。
「神戸在住」を3分の2ほど読み終えたところで、読書を漫画から小説に切り替える事にした。
家に帰って和みたくなった時の分を残しておくために。
俺は西尾維新の「零崎軋識の人間ノック」を読み始めた。
非常に読みやすい小説で、殆ど漫画感覚で読めてしまう。
活字だらけの小説だ、という事を忘れてしまいそうなほどに。
読み始めて少しした頃、メッセの子からメールが着た。
C君の死によって、メッセの子が俺との音信を断ってから、これが初めてのメールとなる。
「もう立ち直れない」と。
メールを受け取った瞬間、また胸の痛みが蘇ってきた。
俺は「はい・・・」とだけ返事を返した。
メッセの子は「Cの死に目にもあう事ができなかった」と言った。
俺は「昨日火葬されちゃったんだよね・・・」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)きつすぎる 仮装のことははなせないきつすぎるから」と言った。
俺は「そうだね・・・。言葉ないです・・・」と言った。
メッセの子は「たまらない気持ちで耐え切れなくなる」と言った。
俺は「はい・・・」と言った。
メッセの子は「もう昨日を最後にどこにもいないんですよあのCは。骨だけ」と言った。
俺はスターバックスを出て、家に向かう事にした。
家に向かいながら、メッセの子とのメールを続ける。
メッセの子は「あの体ももうないんですよ(:_;)最後棺桶に釘をうたんですよ 骨壷あったかくて(:_;)」と言った。
続けて「まじ立ち直れない」と言った。
俺は「信じられないよね;;」と言った。
メッセの子は「こんな突然のお別れなんて(:_;)信じられない」と言った。
続けて「Cがどこにもいないんですよ!」と言った。
さらに続けて「C(:_;)」と言った。
俺は「はい・・・・・・。C君も、罵倒文句が○○(メッセの子の名前)達への最後の言葉になっちゃって、今悔しくてたまらないと思います・・・。弟の暖かい言葉も目にしたはずで、それに応えられないまま終わっちゃって申し訳ない気持ちでいっぱいだと思う・・・」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)こんな別れ方ないよ!」と言った。
俺は「はい・・・・・・」と言った。
メッセの子は「こんなねうそだよ」と言った。
俺は「ついさっきまで普通に生きてたばっかりなのに、たった2日で済まされて」と言った。
メッセの子は「最後のお別れまでの時間を限定されて最後のお別れの瞬間まで決められて。桶を閉めてから本当にきつくて(:_;)」と言った。
俺は「はい・・・・・・。こんな事ならC君植物人間で居てくれた方がずっとよかったよね・・・・・・」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)植物状態から復活してからは狂い咲きになって最後を迎えたみたいで(:_;)」と言った。
現在午後21時07分。

俺は「結局、復活した瞬間からA君襲ってお兄ちゃんのとこ行ってまた入院で、ゆっくり時間取ってちゃんと話しする事も出来なかったんだよね」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)こんなお互いにとって悲惨な別れはないですよ。また俺の所に来てくれるって信じてます」と言った。
俺は「はい・・・・・・。C君今から生き返っても不思議じゃないよね・・・・・・。今まで散々奇跡を見てきた○○(メッセの子の名前)だし」と言った。
メッセの子は「Cも俺達と同じ気持ちでいるはずです。まじでかなり未練があると思います。俺の所に絶対きますよ。それともひょっこりまたA君に悪戯しにくるかもしれないし」と言った。
俺は「そうだね。C君に連れて行かれないように、○○はまたA君を守るんだよね。複雑だと思うけど」と言った。
メッセの子は「Cは絶対俺の所にくる(:_;)あれが最後のお別れなわけないんだよやっぱり」と言った。
俺は「また前の時みたいに話しかけてくれるよ、きっと・・・」と言った。
メッセの子は「絶対にくる。だからそこまで絶望的にならなくていいんだよ」と言った。
俺は「うん。会う事自体は出来ると思う。実際、C君が植物状態の時だって何度か来てくれたんだし。生きてた時ほど頻繁には会えないだろうけど・・・・・・。でも、今も誰かの横に居ると思う。C君、多分今泣いてるよ」と言った。
メッセの子は「Cこの気持ちすごくわかるよって言ってあげたい」と言った。
俺は「○○が思った事、感じた事は殆どC君に伝わると思う。ただ、一方通行のコンタクトになっちゃうだろうけど」と言った。
メッセの子は「でも俺はCのすごく不甲斐ない気持ちまじで理解してますから(:_;)C自身にとっても本当に未練があって悔しくて悲しい死だったと思う。こんな気持ちのまま死ぬなんてまじ悔しいと思う」と言った。
俺は「○○がC君の心境に立って色々感じようとする事で、C君は少し安心できるかもしれない」と言った。
メッセの子は「Cの気持ちを考えてあげてこの悲しみを共感する事がCにとっての一番の供養になるのかなっと思ってました」と言った。
俺は「○○がC君の立場だったらそれが一番安心だよね・・・。もう少し時間が経って落ち着いてきたら、これからは何かを考える度に、どんどんC君に吐き出すべきだと思います。C君はずっと○○に、自分に相談してほしいって思い続けてきたんだよ。でも、今はC君自身が○○に今何を伝えたいのか、今どんな気持ちでいるのかを理解してあげる事に努めてあげて」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)」と言った。
俺は「もう、○○一生その携帯手放せないね(メッセの子が今使っている携帯電話はC君の形見)。一生メールアドレスも変えられない。C君が○○のために愛情込めて育ててくれたエタカ(メッセの子がやっていたネットゲーム)のキャラだって引き継がないと」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)」と言った。
俺は「○△×$(メッセの子の携帯ID)も□◇#%(メッセの子のyahooID)も、どっちもC君の為に作ったんだもんね・・・。俺もよく覚えてます」と言った。
メッセの子は「涙止まりませんよ(:_;)本当に涙枯れるくらい泣いたのに」と言った。
俺は「今度○○パソコン繋ぐ時、あの映画(C君とメッセの子へのプレゼントに、俺が字幕付け編集等を行った映画ファイル。『ダム&ダマー』)渡します。C君と○○二人で凄い喜んでくれたんだよね」と言った。
メッセの子は「ありがとうございます(:_;)まじ嬉しい。Cとの思い出を思い出すとまじきりがないくらいたくさんの思い出が思い出されます(:_;)」と言った。
俺は「C君たくさん形見残してくれたんだよね・・・・・・。弟との絆だって、半分はC君が関係してるんだよ」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)俺に男の子の神聖さを気付かせてくれたのもCでした」と言った。
俺は「C君のお兄ちゃんとの関係だって、B君を助ける事が出来たのだって、そこから××隊(メッセの子達が所属する団体の、旧団体の名称)との繋がりが出来たのだって、みんなC君が居たから繋がったんだよ」と言った。
メッセの子は「Cがたくさんの大元を作ってくれたんですよね。全部大事にします(:_;)」と言った。
俺は「はい;;○○が見ていられないくらい苦しんでた弟を救ってくれたのもC君です」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)(:_;)」と言った。
続けて「Cの存在って本当にまじで大きかった」と言った。
俺は「そうだね・・・。○○がここまで男の子を愛する事に抵抗を無くす事が出来たのも、C君の自信があったから。○○の今の人格形成だって、C君が居てくれた事の証明なんだよ」と言った。
メッセの子は「まじではい(:_;)」と言った。
俺は「弟や(C君の)お兄ちゃんやD君(C君の後輩)の様子はどうですか」と言った。
メッセの子は「かなり悪いです」と言った。
俺は「そうだよね・・・。あの子達も暴走しそうで怖いです」と言った。
メッセの子は「弟は一人じゃ歩く事も立ち上がる事もできないくらいショックを受けてます。D君は後追いしてしまいそうなんでCの親とD君の親が話し合ったりしてCの親がいる病院に入院になってます。D君の希望でCが使った同じベッドで同じ所に入院したそうです。Cの兄ちゃんは皆の為に自分がしっかりしなきゃいけないって頑張ってるけどかなり辛そうです」と言った。
俺は「みんなが凄く不憫です・・・。また涙止まらない」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)」と言った。
俺は「もう○○達東京なの?」と言った。
メッセの子は「そうですよ。D君だけ大阪の病院に行きました。葬儀とかも東京でやったんで」と言った。
俺は「同級生とか集まるなら、とち狂ってあいつ(C君の同級生で、C君をネットストーキングするショタコン男)がC君の遺体に何かするんじゃ、とかも思ってしまいました・・」と言った。
メッセの子は「それは大丈夫でした。お通夜にはたくさんの人がきてました。お通夜の翌日の式はほとんど身内だけでやったんですけどね」と言った。
俺は「はい・・・」と言った。
メッセの子は「すみません今日はもうきつくなってきました」と言った。
俺は「分かりました。○○、C君とのメッセとか全部保存してる?時間経つと古いのから消えちゃうから、保存してないなら出来るだけ早く・・・」と言った。
メッセの子は「Cとの思い出全部大事にしますから(:_;)精神的にきつかったらまたしばらくメールできないかもしれませんm(__)m」と言った。
俺は「分かりました」と言った。
メッセの子は「すいません」と言った。
俺は「いえ。しばらくはC君に集中して考えて。弟の様子も定期的に見てあげて」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)」と言った。
そこでメールが途切れた。
今日がビデオの返却日だったので、俺はビデオを帰しに行ってきた。
現在午後23時47分。
今日はそろそろ眠ろうと思う。



2007年01月17日(水)

現在午前0時00分。
横になっていたけれど、結局眠る事は出来なかった。
もしかしたら、数分くらいは眠っていたかもしれないけど。
今日で、震災12周年だ。
そして、C君の遺体も今日燃やされてしまうんだ・・・

GyaOでアニメ「エア・ギア」の最終回を観ていた。
アギトがとても可愛かった。
メッセの子から今まで周りの男の子達の話を聞いてきて受けた印象だが、
俺の中のイメージでは、アギトが弟君で、亜紀人がC君にかぶってた。
今回も、アニメの中のキャラクターをその子達に被せて観てて、本当に神聖で尊い存在なんだよな・・・、と感じた。
アニメを観ながら、またC君について考えていた。
仮死状態の可能性だってあるんじゃないか?
生き返る可能性だって。
でも、今日火葬にされてしまったらもう二度と生き返れない。
葬式とか火葬とか、何でそんなに手早く済まそうとするんだろう・・・、とか。まだたったの2日目じゃないか、とか・・・
現在午前3時18分。
ずっと胸がモヤモヤしている。
何か、色々後ろめたい・・・・・・

C君のお葬式の事とかを考えていたら、涙が止まらなくなってきた。
出棺の様子とか、火葬場に入れられる様子とか。
それを目にするメッセの子達は、どれだけ悲しい思いをするんだろう、とか。
C君本人が可哀相というより、その様子をずっと見ていなければならないメッセの子や弟君の事が可哀相でたまらなくなる・・・

ずっと横になっていたけど、殆ど眠る事が出来なかった。
十数分くらいは眠ったかもしれないけど、それもよく分からない。
ウトウトとまどろんできそうになる度に、いちいちハッと目が醒めて。
親父がトイレに行く音が原因だったり、付けっぱなしにしていたそれまで無音だった教育テレビが突然『ピー』と鳴り出した事が原因だったり。
午前5時半頃に、俺はまたハッとなった。
今度は、トイレに行きたくなったのだ。
どうせだからと、マンションの下にあるトイレに行く事にした。
用を足して、トイレを出る。
今日は震災12周年。
俺は本屋に行って「神戸在住」を買う事にした。
俺はマンションを出る。
外は雨が降っていた。辺りはまだ真っ暗だ。
24時間開いている本屋に向かった。
先週が合併号だったはずだから、今日はマガジンは出てないはずだ。
そう思って本屋に行ったが、ちゃんと今週分のマガジンが発売されていた。
なので、「神戸在住」の5巻とマガジンを買って店を出た。
俺は自宅に向かって歩き出す。
途中、携帯を見てみると、時刻は午前5時45分となっていた。
どうせだから、震災が起きた「午前5時46分」は屋外で過ごそう。
いや、せっかくだから以前住んでいたマンションに行こう。
そう思って、今来た道を引き返す。
以前住んでいたマンションに到着したのが、午前5時47分。
ギリギリで間に合わなかった。
マンションの階段を少し上がった。
当時は、逆にこの階段を下って避難したんだ、なんて事を考えながら。
あの時は階段もガタガタになっていて、いつ崩れ落ちてもおかしくなかった。
昔の事を思い出しながら階段を上り始めたけど、少し上がったところで面倒になったので、またすぐに引き返してきた。
俺はマンションを後にした。
このマンションは、震災後の疎開時を除いて、俺が3歳の頃から18歳の頃まで住み続けたマンションだ。
疎開後も何度か荷物を取りにこのマンションに着たのだが、しばらくは半壊状態のまま放置されていたので、非常に危険と言われてた。
そういえば、以前は今のマンションに引っ越してきた月日になると、毎年一人でこのマンションを訪れてたな。
俺はいつ頃からその個人行事を辞めてしまったのだろうか。
マンションを出て少し歩くと、モダン焼き屋のおじちゃんと遭遇したので挨拶をした。
俺が幼稚園くらいの頃からの顔馴染みで、今でもたまにその店に食べに行く。1月17日には毎年店でイベントを開いている人なので、慰霊関係でどこかへ向かっていたのかもしれないな。
その後、俺は牛丼屋に行き牛丼を食べた。
牛丼を食べながら、またC君の事を考えていた。
数年前、C君のお爺さんか曾お爺さんが108歳の大往生を遂げたと聞いた。
その話を聞いた時、俺は「C君の一族は成長が遅い一族だから、寿命もとんでもなく長いんだな」なんて事を思って納得してた。
なのに、C君はこんなに若く死んでしまって。
未だにC君が死んだのだ、という事が信じられない。
現在午前6時44分。
多分、今日は学校で献花式が行われると思う。

今日は午後16時過ぎに目が醒めた。
5時限目の「フランス語」には間に合わない。
そのまま二度寝してしまい、今日は最終的に午後20時過ぎに目が醒めた。
結局、今日は学校に行く事が出来なかった。
「震災12周年目だ」という事は、俺にとっては10周年目よりも意味を持つ年だったのに、献花式にも参加できなかったな・・・
C君の遺体だって、俺が眠っている間に燃やされてしまったに違いない・・・
現在午後21時33分。



2007年01月16日(火)

ダイエーと公園に行ってきたけど、メッセの子達は居なかった。
公園には、メッセの子どころか人っ子一人居なかった。
C君やD君が「命の石」と呼んでいた石碑の前で、俺はしばらく佇んでいた。
その石碑の前で午前0時を迎え、今日になった。
C君が亡くなったのが「昨日」になった。
現在午前0時30分。

昨日の午後17時16分を最後に、メッセの子からの連絡が途絶えた。
メッセの子も、C君が俺の事を異常に毛嫌いしている事を知っている。
C君も、自分の事をメッセの子が俺なんかに喋ったりする事を良くは思っていないだろう。メッセの子も、そこのところはよく分かっているはずだ。
だから、C君の葬儀が済むまでメッセの子も俺には連絡をよこさない方がいいと思う。C君の最後が汚れてしまう。
C君はメッセの子の元恋人だけど、その後はメッセの子の弟君と付き合うようになった。
C君と弟君は同じ歳で、高校2年の年齢だ。
二人とも、高校を中退してニートみたいな生活を送っていた。
弟君はC君の事を死ぬほど愛していたけれど、C君は自分と同じような少年(小柄で幼くて可愛い男の子)に目がなくて、弟君と付き合っているにも関わらず、次々とそんな男の子達と関係を持ち、また合意で関係を持てなければレイプに走り。
それでも、弟君はC君の事を何より大事に想い続けた。
しかし、C君が一番執着していたのはA君だ。
A君は中学2年の年齢で、C君の目から見ても死ぬほど可愛い少年らしい。
そんな感じで、C君と弟君は形だけの恋人関係みたいになってしまっていたと思う。
メッセの子達と音信を断ったC君の書き込みを、俺が見つけてメッセの子に伝えた後、弟君もC君に向けて直接メッセージを書いた。
「君の事を一生愛す。あまり思い詰めないで、いつでも連絡下さい。どんなに遅くなっても手遅れだなんて思わないで」みたいな内容だ。
弟君の書き込みに対する返信は無かった。
C君も、弟君の書き込みを目にはしたと思うけど。
そんな風に言ってくれた弟君。
なのに、結局応える事なく死んでしまって・・・
多分、今のC君は弟君に対して申し訳ない気持ちでいっぱいなんじゃないかな、と思う。
以前C君が自殺を図った時、弟君は後追いを試み自分の手首を千切れそうなくらいに深く切った。
また、D君もC君の事を恋愛感情で好いていて、C君との思い出を求めて一人で神戸まで家出してきた。
この二人は思い詰めるとどんな行動に走るか分からない。
C君がこんな事になってしまって、その二人まで大変な事になってしまっているんじゃないか、と少し心配になる。
本当は、少しどころじゃ全然足りないんだろうけどな・・
現在午前5時01分。

俺は未だにちゃんと実感できていないのかもしれない。
本当に信じられない。
C君が死んだ。
なんか、するっと流してしまっているところがあると思う。
ちゃんと認識していないんだ。

昨日からの徹夜明け。
映画「クッキー・フォーチュン」を観終えた。
結局、メッセの子から連絡は来なかった。
現在午前7時50分。
今日はそのまま学校に行く事にする。

リビングに行き、母親に「普通お通夜っていつするもんなん?」と質問した。
母親は「普通は、亡くなった翌日」と言った。
俺は「じゃあ、昨日死んだら今日がお通夜か」と言った。
母親は「誰か死んだん?」と言った。
俺は「ネットの知り合い」と言った。
母親は「えー!」と言った。
俺は「知り合いの知り合いって感じやけど」と言った。
母親は「若い人なん?」と言った。
俺は「17歳。高校2年の年齢」と言った。
続けて俺は「埋葬はいつするもんなん?」と質問した。
母親は「お墓が無い場合もあるから、特に決まってない」と言った。
俺は「ああ、じゃあ葬式は?」と言った。
母親は「お通夜の次の日」と言った。
俺は「火葬するのは?葬式の日?」と言った。
母親は「そう」と言った。
今日がC君のお通夜で、明日が葬式と火葬だという事だ。
俺の母親は、俺に対して全く理解を持とうとしない。
『ネットで』なんて言おうものなら鼻で笑って馬鹿にされるのが常なのだ。
だから、こちらも軽い口調で、いかにも軽薄で無神経な感じで母親に葬儀について色々な事を質問した。
意図的にそうしたとは言え、自分の軽い口調に虫唾が走った・・・
自分で言ってて嫌になる。胸が痛くなってきた。
今日C君のお通夜が行われ、明日が葬式・・・・
そして、C君の体は燃やされて灰にされてしまうんだ・・・・・・・
可愛いC君。凄く魅力的な子だろうに。
当たり前の事とはいえ、そんな子の尊い体が燃やされる。
しかも、もうC君は既に死んでしまってる。
だから葬式だって行われ・・・
葬式で死ぬんじゃない。葬式の前には既に死んでしまっているのだ。
葬式は、人間を待ち構えている『死』そのものでは決してなくて、人間が『死』を通過した後にくぐる門。
今のC君は、既にそれを通過できてしまうような状態になっているんだ・・・
そんな事を考えた。
昨日まで、俺と同じように生きていたのに。
まだ子供だったのに。
可哀相すぎる・・・・・・・・・・
ありえない;;

今日の授業は1時限目から4時限目まで。
俺は2時限目の途中から出席した。
2時限目の授業は「西洋美術史」
必修科目だ。
俺は、冬休み前にこの授業で出された課題レポートを提出する事が出来なかった。
仕上げた事は仕上げたけれど、提出日に授業が休講になってしまい、その次の授業からは俺の方が欠席し続けてしまって。
そして今日、この授業に出席した折、先生に「この前の課題って、今から提出しても無駄ですかね」と質問した。
先生は「提出が遅れた理由を書いて出せば受け取ります」と言った。
なので、俺はレポート用紙に提出が遅れた理由を記述して先生に渡した。
課題をちゃんと提出する事が出来て良かったと思う。
昼休みになった。
弁当を食べ終えた俺は、机に突っ伏す。
いつの間にか眠ってしまっていたようで、30分ほど時間が飛んでた。
昨日の午後16時過ぎからずっと眠ってないもんな。
眠さもかなり限界だった。
昼休みが終わり、3時限目になる。
3.4時限目は彫刻だ。
しかし、俺は授業をサボって空き教室に向かい、そこで眠る事にした。
彫刻は、先週もサボってしまっていたけど。
今年になってから特に、彫刻に関してあまりやる気が沸いてこなくなってしまった。
午後16時50分頃に空き教室に教員が入ってきてマイクテストみたいな事を始めた。教員が入ってきた事により、それまで眠っていた俺は目が醒めたのだ。
午後16時50分頃。
既に、彫刻の授業が終わり30分ほど経ってる時間だ。
その教員が、俺に話しかけてきた。
「君が起きてた時、ここって授業行われてた?」と。
俺は「いえ、最初っから空き教室でしたよ」と言った。
教員は「そうかぁ」と言った。
俺は空き教室を出て、図書館に向かう。
海外ドラマ「プリズン・ブレイク」の続きを観ようと思ったからだ。
しかし、「プリズン・ブレイク」の続きが既に貸し出し中になっていたので、俺は諦める事にした。
そこで、海外ドラマ「24」の5シーズンが仕入れられている事に気づいた。
冬休み前は、4シーズンまでしかなかったから、学校側が冬休み中に仕入れたという事なのだろう。
「24」の5シーズンも、既に1話目分から貸し出し中になっていた。
俺は図書館でDVDを観る事を諦め、学校を後にした。
学校帰りに地元のスターバックスに寄り、そこで「ニーチェ」に関する解説本を読みながら2.3時間過ごした。
今日はC君のお通夜が行われているはずだ。
なのに、俺は買ったばかりのウォークマンで今日1日ずっと音楽ばかり聴いてしまっていた。
あまりに不謹慎かもしれない・・・
現在午後21時39分。

結局、今日1日メッセの子から連絡が来る事は無かった。
俺は未だに信じられない。
メッセの子やC君は、死に瀕したり植物状態になったりしても、今まで何度となく復活している。
医者からは「絶望的だ」「助かる事はありえない」と診断されても、その度に復活してきた。
だから、C君が亡くなってしまったと言っても、俺は未だに「今からでも巻き返しが効くんじゃないか?」と感じてしまう。
つまり、C君が生き返る可能性。
今まで散々奇跡を聞かされ続けてきたのだ。
だから、死人が蘇ったりしたところで、俺は全く驚かない。
また、タイプの少年がそういう目に遭わされるという事以上に「ありえない事」は俺の中には存在していなかった。
比喩表現でもなんでもなく、字面通りに。
なのに、タイプの少年さえもがそういう目に遭わされるという現実を突きつけられて。
もはや、俺の中に「ありえない事」は存在しない。
今にもメッセの子から「Cが生き返りました!」なんて報告が着そうな気がする。
現在午後22時34分。
今日はそろそろ横になろうと思う。



2007年01月15日(月)

ウォークマンを充電し、曲を入れてみた。
付属していた説明書は、曲の入れ方も再生の仕方もあまり具体的には書かれていなかったので、どちらも殆ど直感便りでやってみる。
ぎこちないながらも何とか曲を入れる事に成功し、「おお、入ってる入ってる」みたいな気持ちになっていたところ、メッセの子からメールが着た。
「Cが危篤状態て連絡ありました。これから大阪にいくことになりました」と。
続けて、「危篤ていうか危ないんだって」と。
俺は「何があったの?命が?」と質問する。
メッセの子は「わからない。親から兄ちゃんに連絡きて。今車で弟のところ向かってる。みんな集めたら大阪向かう」と言った。
続けて、「D君(C君の後輩)も弟のところ向かってる」と。
俺はもう「はい・・・」と返事を返す事しか出来なかった。
メッセの子は「こんなの絶対やだ」とか「まじ無理だ」と混乱している。
俺は「はい・・・」と返事を返すだけだった。
昨日の今日だ。
俺がメッセの子に「もし皆で関西に旅行に来る機会でもあれば〜、C君も一緒に」なんて事を言った数時間後にこうなった。
こんな事が起きたのも、自分が無責任な事を言ってしまった事に対するあてつけだろうか、とも思えてくる。
神の意思だか運命の意思だか知らないが。
こんな形で、メッセの子の周りの『みんな』が、皆の前から姿を消していた『C君』さえも巻き込む感じで関西に集まる事になるとはな。
絶対に、そこには何らかの力や意思が働いているのだとしか思えない。
メッセの子から衝撃的なメールが着たけど、疲れていた俺はしばらくすると眠ってしまった。
多分午前1時過ぎくらいだったと思う。
いつの間にか眠ってしまっていたけれど、俺は午前3時前に目が醒めた。
2時間近く眠ってた。
眠っている間、夢を見ていた。
漠然としか覚えていないが、「自分が用意したものを、本来とは違ったやり方で他の何かに悪用された」といった感じの夢だった。
まさに、今の俺の心境にリンクしたような夢だった。
現在午前3時12分。
メッセの子から、新たなメールはまだ着ていない。

俺の人生の中で、そういった何らかの『意思』みたいなものを感じる事は少なくない。もはや、俺の中では『ありえない事』として認識される事は無くなった。
いや、最初から『ありえない事』だなんて感じた事は無かったか。
俺は生まれた時から、極端なまでに直感気質な人間だもんな。
震災だって、あのタイミングで起きたのが偶然だとは思っていない。
そういった『意思』的なものを感じるたびに、馬鹿な考えなんだろうけど、自分が神か悪魔の生まれ変わりで、これらの出来事は天上界みたいなところに残した自分の半身の意思によるもの、または受肉して記憶を失う以前に俺自身が人間としての自分自身に対してセッティングしておいた奇跡が発動されただけなんだ、みたいなイメージが沸いてくる。
一般的には破綻していると思われるだろうが、たまに、俺は大真面目にそんな事を考える。
あるいは、そういった少年達は俺の価値観の中だけではなく、霊的な意味合いにおいてさえも神聖な存在として定められていて、その子達の都合にとって良い悪いに関わらず、様々な奇跡が起こされるようになっている。そして、それは決して不思議な事ではないのだろう、とか。
現在午前3時29分。

今日は午後16時過ぎに目が醒めた。
結局、今日も学校には行けなかった。
少しすると、メッセの子からメールが着た。
「リュカさん」と。
この瞬間、俺の頭の中で『Cが死んだCが死んだCが死んだCが死んだ』という言葉が繰り返し連呼された。
俺は下劣で軽薄な期待を抱いたのだろうか・・・・・
俺はメッセの子に「はい」とメールを送った。
メッセの子は「今日の朝Cが亡くなりました」と言った。
俺は「はい・・・」と返事を返した。
俺は、心の底でC君に対してあまり良い感情を持っていなかったところがあると思う。
メッセの子とC君が恋人付き合いをしてた時、C君がメッセの子の携帯を使って俺にメールを送ってきた事があった。
俺はメッセの子とは恋人でも何でもないけど、C君は自分の恋人であるメッセの子が、俺によくメールを送ったり相談を持ちかけたりしている事が気に食わないのだ。
そして、俺はC君にボロクソに罵られ。
C君だって、俺にとってはタイプの少年。
タイプの少年なんだから、それでも悪く思ってはいけないんだ、と自分に言い聞かせ続けてきたけど。だけれど、やはり俺は「攻撃された」なんて下らない理由から、あろう事かタイプの少年であるC君に対して、心の底で怒りみたいなものを持ってしまっていたと思う・・・
デスノートの魅上じゃないけど、俺がメッセの子の周りの人間に対して「死ね!こんな奴が生きている事自体間違ってる!」なんて感情を抱くたびに、今まで3人死んできた。
だから、C君は死んでしまったりしたのかな、とも思えてしまう。
昨日「危篤だ」と聞いた時、もっと心の底からC君の無事を拝んでみれば、あるいは助かったのかもしれない。それを怠ったから死んだんだ、とも・・
C君が亡くなったのは、俺が寝ていた時だろうか。
メッセの子からC君が危ないと聞いたのに、メッセの子の報告を受けた後、俺は「しんどいから」という軽薄極まりない理由で眠りについて。
基本的に、俺は不謹慎で下劣で最低な人間なのだ。
祖父が死んだ時だって、そこまで祖父を憎んでいた訳ではないけれど、誰かの死に対して心の中で「ざまーみろ」とか「やった〜」みたいな台詞を吐いて気持ち的に小躍りして見せなければ気が済まない、なんて自分でも訳が分からない意識を持っていて、
俺は祖父が死んだ時、「あっはっは」とか、上記に挙げた色んな言葉を頭の中に浮かべてみたりしてしまった。
別に、身近な人間の死を喜ぶ気持ちなんて毛頭無いけど、そういう場面に遭遇した時、頭の中にそういう言葉を浮かべてみないと気が済まない、なんて妙な習性みたいなものが根付いてて。
そして、C君の死を聞かされた今回も、同じような言葉を頭の中で浮かべてしまった・・・
本当に、俺は酷い人間だ。
こんな事、メッセの子にはとても言えない・・
C君の死を告げた後、メッセの子は俺に「信じられない」と言った。
俺は「何があったの(C君の身に)」と言った。
メッセの子は「悪性症候群」と言った。
俺は「?」と言った。
メッセの子は「副作用が重篤化したんですよ」と言った。
俺は「精神病じゃなかったの?」と言った。
C君は、実の兄であるE君の元で暮らすようになっていた。
その時、E君の前で「鬼が見える!」と騒ぎ出すようになった事が原因で、心理療法士である父親に連絡が行き、大阪の精神病院に収容される事になったのだ。
メッセの子の弟には鬼が憑いてる。実際に、B君も鬼の姿を目撃している。
そして、霊能者に見てもらったところ、やはり「これは鬼だ」と言われたそうだ。
そしてC君は、B君が弟君の背後に居る鬼の姿を視認して騒ぎにし出した時よりもずっと以前から、弟君に憑いている鬼の存在を認識していた節があった。
だから、C君が「鬼だ鬼だ!」と騒いでいたのは、精神病による幻覚だとはどうしても思えない。それは、メッセの子も同じだ。
ただ、自分が認識するその鬼が、鬼の居ない場所でも幻覚として見えてしまうようになったとか、鬼の存在に執着し続けるあまり精神が破綻してしまったとか、せいぜいそんな感じなのだと思う。
鬼そのものが実在している事は、これだけその存在が他の人間達から認識されていた事を考えれば、既に明らかなのだから。
E君やその父親は、C君が言う「鬼」という存在そのものが、C君の持つ精神病による架空の存在だと考えていたと思うけど。
しかし、精神病というのは心の病だ。
いくら悪くなったところで、自傷等の行動でも起こさない限り、病気そのものが直接的に本人を死に至らしめる事は無いはずだと、これまで俺は認識し続けてきた。
だから、C君の死の原因がそのまま精神病であるはずが無いと思い、メッセの子にC君の身の上に何があったのかを質問したのだ。
それに対し、メッセの子は「精神病でしたよ。これからしばらくの間メールごめんなさい」と言った。
俺は「はい」と言った。
メッセの子は「結局Cがなんだったのかなんておれもしらないっすから」と言った。
俺は「みんなの様子はどうですか」と言った。
メッセの子は「とにかくしばらく一人にさせてください報告だけはたて思っただけ」と言った。
俺は「分かりました」と言った。
現在午後18時04分。
こんな俺が、C君についてメッセの子にかけてあげられる言葉なんてあるはずが無い。そんな言葉をかける資格すらない。
本当に、そらぞらしいだけになってしまう。
「人の死を悼む」という行動に関して言うなら、俺は一般的な人間の100分の1以下の道義的精神すら持ち合わせてはいないのだ。
本当に、俺は酷い人間だ。

悲しい気持ちが沸いてこない・・・
俺は先日、掲示板上でC君に話しかけられた事がある。
「自分はお前が大嫌いだ!鬼に食われて死んでしまえ!!」みたいな内容で。タイプの少年に言い返すのは筋に反すると思ったので、俺はその言葉をスルーした。
C君は俺の事を相当憎く思っていたし、この先俺がC君に呪い殺されるような事があっても、もうそれはしょうがないなと思う。
C君はメッセの子達の元を離れる前に、メッセの子が可愛がっているA君という13歳の男の子をレイプした。
以前から、C君はA君に同じような事を繰り返していた。
C君は、そんな自分に皆が優しい言葉をかけてくれる事が耐えられなかったそうで、大阪の精神病院に収容される折、携帯の番号も変え、自らメッセの子達との音信を断ったのだ。
C君の実兄であるE君も、「これはCの意思だから」と言って、メッセの子達にC君の新しい番号を教えてあげる事はしなかったそうだ。
先日、C君が俺に「鬼に食われて死ね!」と言い、俺がそれをスルーした後、俺はメッセの子にメールを送り、「C君が掲示板に現れた」という事を伝えた。
その時、メッセの子も東京の精神病院に収容されていたので、ネットに接続できる環境には無かった。メッセの子の携帯は、ネットが止められてしまっているからだ。
俺がC君が掲示板に現れた事を伝えると、メッセの子は「書き込んでください!俺からの伝言を伝えてください!」と俺に頼んだ。
俺はメッセの子の頼みを聞いて、C君に対して「○○君(メッセの子の名前)から伝言を頼まれました。今すぐ○○君に連絡を入れてください。君と連絡が取れない事が耐えられないって言ってます」と書き込んだ。
C君は「嫌だ。俺はあいつらの事が大嫌いなんだよ。本当うざい。あいつらの事を考えるだけで吐き気がする。そう伝えて」みたいな事を言ってきた。
俺はそのままその言葉をメッセの子に伝えた。
本心である訳がない。
C君は、優しいメッセの子達に「最低な自分」を嫌ってもらおうと、わざと悪態をついているだけなのだ。
自分にとってとても大切な存在に、そんな風にわざと罵倒を浴びせてみせる事がどれだけ辛いか。俺にはそれが分かるので、その時はとても悲しい気持ちになった。
メッセの子も、それがC君の本心ではない事を分かってる。
でも、そんな汚い罵倒文句が、C君がメッセの子達に向けた最後のメッセージ、C君による最後の言葉になってしまった。
凄く悔しいだろうな・・・、と思う。
そんな事を考えていた。
C君は死んでしまった。
それについて、自分が何を考えれば良いのか分からない。
何を考えて良いのか分からなくて、息が詰まって苦しくなった。
現在午後22時13分。

近所のダイエーに行ってみようと思う。また、公園も。
C君とD君は、以前大阪から二人で歩き旅みたいな事をした事があり、そしてたどり着いたのが神戸の俺の近所のダイエー、そして公園。
その後も、C君が大阪の精神病院に収容され、連絡が取れなくなった後、D君は家出をして神戸で保護された事もある。
多分、その公園に向かったんじゃないかと、メッセの子は言っていた。
その公園はD君にとってC君との思い出の公園だ。
もしかしたら、メッセの子達が居るかもしれない。
だから、様子を見てこようと思う。
現在午後23時32分。



2007年01月14日(日)

メッセの子から「死んだほうがいいのかな」とメールが着た。
俺は「E君には全部話したの?」と言った。
メッセの子は「話してないです。だけどあいつにやられた事と全く同じ事をCの兄ちゃんにやってもらった・・・」と言った。
俺は「はい・・・」と言った。
メッセの子は「A君みたいになっちゃうけど自分の好きな存在に同じ事される事によって汚れた体を清らかに洗われるっていう感覚でした・・・」と言った。
俺は「打ち明けないと。せめて、病院でやられて以来射精できなくなったって事を」と言った。
次にメッセの子は、そいつにされた行為内容に触れる事を言った。
E君にそれをしてもらって、「精神的にも凄く満たされる感じで体感的にも凄く快感でした」と。
俺は「うん」と言った。
メッセの子は「それで射精の瞬間の時に感じるあの快感がきたんですよ。だけど精液は出てないんです」と言った。
俺は「はい」と言った。
メッセの子は「欲で寝てるA君か弟に飛び込んで襲いそう。死んだほうがいいっぽい」と言った。
メッセの子は射精出来ずに、欲が溜まるだけ溜まって、そこから解放されないで居るのだ。
俺は「そんな事言うならE君に全部話して相談乗ってもらおうよ・・・。射精とかも手伝ってもらって」と言った。
そこから、メッセの子からのメールが途絶えた。
俺は、今E君に電話か何かで相談しているのかな、と思った。
しかし、1時間以上経っても連絡が来ない。
俺は「○○(メッセの子の名前)大丈夫?」とメールを送ってみた。
それでも、全く返事は来ない・・・
現在午前1時46分。

何度送っても返事が来ない。
胸が苦しい・・・・

メッセの子から返事が着た。
「太郎君がA君の事連れ去ろうとしてたから」と。
太郎君というのは、メッセの子に語り変えてくる明治時代の男の子。
つまり、幻聴の存在だ。
メッセの子は、その太郎君が実在するのだと信じ込んでいる。
「死んだほうがいいっぽい」なんて言われて連絡が途絶えたので、てっきりまた自殺でも図ったのかと思ってしまった。
俺は「無事だったんだね」と返事を返した。
メッセの子は「もう少しで連れていかれるところでした」と言った。
現在午前2時54分。

正月に、俺は親や親戚から合計4封筒分のお年玉を貰った。
貰っただけで今まで放置していたのだが、今初めてそれを開封してみた。
それぞれの封筒に1万円ずつ入っていて、合計で4万円だった。
これでウォークマンを買おうと思う。
弟と同じiPodにするか、メッセの子と同じソニーのウォークマンシリーズにするか、それとも「騒音キラー」という機能が搭載されているパナソニックのウォークマンにするか、少し迷う。
俺が音楽を聴くのは、主に周囲の雑音を遮断するため。
だから、「騒音キラー」搭載のパナソニックのウォークマンが、今のところ俺の中で一番有力なのだけれど。
目的が「雑音に考え事を邪魔されたくない」だから、俺が聴くのは基本的にクラシックかFF10等何かのサントラである事が多い。
歌謡曲には興味が沸かない。
フランス語学習のCDとかも入れたら便利だろうな。

昨日からの徹夜明け。
三ノ宮に行ってきた。
普段はJRで行くのだが、母親に阪神の切符を貰ったので阪神電車で行く事にした。阪神電車で三ノ宮に行くのは今回が初めてかもしれない。
何のウォークマンを買うかについてだが、メッセの子に色々と聞いた結果、俺はソニーのウォークマンシリーズを購入する事に決めた。
ジョーシンに行き、「ソニーウォークマンSシリーズ NW-S703F バイオレット 1GB」を購入した。
1万7千円くらいした。
その後、ジョーシンの地下1階のDVDコーナーで「ベニスに死す」が1000円で売られていたので、それも買った。
その後ジュンク堂に行き、西尾維新の「零崎軋識の人間ノック」を購入した。これが1200円。
その後、センター街の入口で「飛裏恋(とりこ)」という吉本興業の若手芸人が路上漫才をやっていたのを見つけたので、少しだけ見ていた。
漫画「神戸在住」に南京町が出てきた事があったので、その後俺は南京町に行ってみる事にした。
そこで「豚まん」「ちまき」「ごまだんご」を食べた。
ちまきは日本の冷餅みたいな甘いお菓子かと思っていたけど、中華風ちまきはおこわと呼ぶのか、もち米で作ったおにぎりみたいな感じで、俺が思っていた食べ物とは全然違っていた。
南京町の写メを4枚撮り、俺はメッセの子にそれらの写メを添えつけて「中華街です」とメールを送った。

メッセの子は「すごい」と言った。
俺は「横浜にあるのよりは小さいと思うけど、一応神戸の名所の一つです。中国人がやってる街で、外国みたいな雰囲気で。地名は南京町」と言った。
メッセの子は「いいですね」と言った。
俺は「みんなで関西に旅行に行く機会でもあれば、一度神戸にも立ち寄ってみてください^^その時はC君も連れてね」と言った。
C君はC君で、メッセの子と同じく統合失調症になってしまったとかで、今現在C君は自分の父親が勤めている大阪にある精神病院に入院している。
「一度神戸にも立ち寄ってみてください^^」なんて言いながら、ショタコンの被害に遭わされた男の子の姿を見る事自体を避けたいと思っている俺が一体何を言ってるんだろうと、そんな自分にそらぞらしさを覚えた。
メッセの子は「はいっす」と言った。
今日は散々歩き回ったので、しばらく段差みたいなところに腰掛けボーっとしていた。
なんか、浸るみたいになってるな、と感じた。
酷い現実を沢山知ってる、メッセの子なんか最近やられた、あの子だってやられてた、それなのに何で自分はこんなところでのんびり浸って居られるんだろう・・・と、とても後ろめたくて不安な気持ちになってきた。
俺は家に帰る事にした。
帰りも阪神電車で帰ってきた。
電車の中で漫画を読んでいた事もあり、見慣れない駅ばかりだった事もありで、途中「乗り過ごしたかもしれない」と思い、地元よりも手前の駅で降りてしまった。阪神電車はJRよりも本数が少ないのか、次の電車が来るまで数十分待たなければならない。
次の電車に乗り込んだのだが、今度は地元の駅を本当に乗り過ごしてしまった。
地元の隣の駅で気が付き、そこで降りる。
そして、また地元に引き返してきた。
現在午後20時26分。
今日は本当にクタクタだ。

メッセの子からメールが着た。
「このままじゃ帰れない」とか。
事情を聞いてみると、家に帰れば弟君やA君を襲ってしまうに違いないから、との事だった。
そして、ずっと寒空の中に居ると言う。
俺はE君に全部打ち明けるよう説得したけど、メッセの子は「辛い事思い出させちゃいます・・」と言って、E君に対して、あまり今現在の自分の状況を打ち明ける気にはならないようだ。
俺は「それでも、打ち明けなければもっと酷い事になるから。暴走する前に打ち明けなさい」みたいな事を言った。
すると、メッセの子は「もういいです!俺が最悪になるけどE君に全部打ち明けます!」と、半ば自棄っぽく決断した。
その後メッセの子はE君に連絡を入れ、その後「今から車で迎えに来てくれるらしいです。寒い外で一人で凄い寂しかった(:_;)」と言った。
そして、「この前辛かった事も話そうと思う・・・それで射精の事も相談する」と言った。
俺は「それが良いです」と返答した。
メッセの子は「リュカさんには本当に迷惑とか面倒かけたりしてすみません・・・まじで感謝しています。リュカさんがいなかったら耐えられなかった事たくさんあります」と言った。
俺は「いえいえ」と言った。
メッセの子は「後押ししてくれてありがとうございます」と言った。
俺は「どういたしまして」と返答した。
こんな風に改まって感謝されると、少し後ろめたい気持ちになる。



2007年01月13日(土)

メガビを覗いた。
やはり、あいつが身勝手な事ばかりほざいてた。
メガビでムカつきを蓄えた後、俺はメッセの子の受けた行為を綴ったメールを読んだ。
思っていたより平気だった。
想像していた程の行為ではなかった。
俺は、タイプの男の子が受けたもっと酷い行為を沢山知ってる。
現在午前0時39分。

メッセの子にメールを送った。
「読みましたよ」と。
メッセの子は「はいっす」と言った。
俺は「メール読む前ほんと指の震え止まらなくて脚もガクガクいってて。心臓もバクバクいって息も凄い苦しくなってたんだけど。でも、読んでみると思ったほどショック薄かった・・・。ほんと、苦しんだ○○(メッセの子の名前)には申し訳ないけど・・・。もっと酷い話たくさん知ってたから、どっか麻痺しちゃってるんだと思う」と言った。
メッセの子は「はいっす。そうですね」と言った。
それから、夜明けまでずっと漫画「神戸在住」を読んでいてた。
少し心が和んだ気がする。
現在午前7時53分。

結局、午後13時過ぎくらいまで起きていた。
それから眠りに就いたのだが、途中メッセの子から2度メールが着て、その度に目を覚ました。
1度目が「Cの兄ちゃんと会ってきました。結局出ませんでした」で、
2度目が「せいしがないんだと思う」だった。
最終的に、今日は午後23時前に目が醒めた。
あと4日で、震災12周年だ。
今までは、俺の人生は震災前の年月の方が長かったけど、これからは震災後の年月の方が長くなっていくんだな。
といっても、俺の誕生日とかを考えるなら、震災が俺の人生をちょうど半分に隔てる中間地点になるのは、1月17日きっかりではないのだろうけど。
何月何日がその中間地点になるのかは、まだ計算していないので分からない。
寝起きから、1月17日、もしくはその中間地点でフッと死ねたらいいのにな、とか思った。
現在午後23時10分。



2007年01月12日(金)

俺は「辛いです;;」と言った。
メッセの子は「はい」と言った。
続けて、「警察だけはやめてください。表面的だけじゃなく俺達に始まろうとしてる幸せもが全部崩れますからね」と言った。
俺は「はい;;」と言った。
メッセの子は「せっかく幸せが始まったんですから」と言った。
俺は「まじ他力本願で申し訳ないけど、弟やE君に吐き出せないの?」と言った。
本当に、最後の悪あがきみたいな気持ちだった。
メッセの子に対して「タイプの少年」という概念を持たない弟君やE君に、メッセの子の受けた被害を知る役目を任せられたらどれだけ救われるだろうか、と。
メッセの子は「性被害のあの子達に言ったらショックが一番大きく感じちゃう子達だし・・・それこそ悲しみしか襲ってこない」と言った。
俺は「はい・・・・・・・・・・・・」と言った。
メッセの子は「みんな心に深すぎる傷を持ってます(:_;)日常はとても無邪気で楽しそうにしてるけど心の奥底は本当につらすぎるトラウマがあるんですよ」と言った。
俺は「はい・・・・・・・・・」と言った。
どうやら、俺が読むしか無いようだ・・・
そういえば、結局昨日はメガビを覗かなかった。
俺に対する罵詈雑言レスが沢山付けられている事だろう。
明日、学校から帰ったら、まず最初にメガビを覗いてムカつきを蓄える事にする。それに乗じてメッセの子のメールを読めば、受けるショックも少しはあやふやに出来るかもしれない。
欝防止対策のドリップコーヒーも用意して・・・
現在午前1時02分。
メッセの子は30分ほど前に落ちてしまった。それが少し安心だ。
俺もそろそろ眠る事にする。
19時過ぎにビデオだけ返してそのまま眠るつもりだったのに、結局6時間近くオーバーしてしまったな。

眠れなくてボーっとしていた。
しばらくすると、性的な欲求不満が沸いてきた。
俺の持つ性癖は、「『タイプの男の子が性的に苦しめられて深く傷つけられる様』にこそ強い興奮が沸き上がる」といった糞が付くほど下衆いもの。
例の獣姦させられた男の子についてだって。
俺は、その獣姦させられた男の子より酷い目に遭わされた少年の話を他に知らない。だから、ショックでショックでたまらなかった。
しかし、俺がその話を日常的に忘れられずに居るというのは、俺自身がその話に強く萌えてしまっているからだ、というところが非常に大きい。
性欲処理をする時も、その獣姦させられた男の子を浮かべる事がほぼ全てだ。それが俺の性癖だ。
さっきまでの「どうしようもない気持ち」はどこへやら。
今の状態でメッセの子のメールを読めば、確実にショックよりも性的興奮が上回るだろう事は明らかだ。
今の俺なら、興奮混じりにさしてショックも感じずにすんなり読む事が出来そうだ。それで達成されるんだ。
でも、俺は「もしもメールを読むとしても、読むのは明日だ」と決めたので、今は読まない。
現在午前2時24分。
陰鬱な感覚と強いショック、それらの苦しみだけが俺をまともな人間で居させてくれる。
もう嫌だ。

ドラゴンボールのピッコロになった夢を見た。
Z戦士を引退し西の都に住んでいたのだが、俺がベジータのパソコンを壊してしまったとかで、俺は怒り狂うベジータから逃げ回っていた。
今日は午後17時過ぎに目が醒めた。
眠りすぎて、結局今日は学校に行く事が出来なかった。
1月15日までに返却しなければならな本が2冊あるので、少ししたら学校の図書館に向かおうと思う。
今日は、メッセの子のメールを読まなければならない。
寝起きで昨日ほどの実感が沸かないが、それでも少し気が重い。
現在午後17時25分。

グズグズしているうちに、午後18時過ぎになってしまった。
学校の図書館の閉館時間が午後18時30分。
間に合わない。
しかし、俺は寝起きの気分直しも含めて、学校に向かう事にした。
今日は、メッセの子が精神病院で受けた行為について詳細に綴られたメールを読まなければならないのだ・・・
月曜に買ったジャンプをまだ読んでいなかったので、ジャンプを読みながら学校へ向かった。
学校に到着したのが、午後19時頃だったと思う。
当然図書館は閉まっていたけど、外に返却ボックスがあったので、借りていた美術の本2冊はその返却ボックスに入れた。
それから学校を後にし、地元に帰ってきた俺は、地元のスターバックスでジャンプを読みながらコーヒーを飲んだ。
その時、メッセの子からメールが着た。
「明日Cの兄ちゃんと会う約束をしました」と。
俺は「はい」と答えた。
メッセの子は「まだ精子の事は話してません」と言った。
俺は「はい」と答えた。
メッセの子は「メールみたんですか」と言った。
俺は「今日見ようと思ってます。今気分落ち着かすためスターバックスで漫画読みながらコーヒー飲んでる。飲み終わったら家に帰ってメガビみて、リュカ叩きの書き込みみてムカつきを蓄えるつもりです。それでムカつきに気分紛れさせながらメールを読めば、少しはショックを紛れさせられるかなと。ビッグサイズのコーヒー頼んだから飲み終わるのに一時間くらいかかります」と言った。
メッセの子は「送っておいてなんですけど見ないほうがいいと思うんですけど」と言った。
俺は「考えます」と言った。
メッセの子は「はい」と言った。
途中で、俺の隣の席に30代くらいの外人男と、20代中頃くらいの日本人女と、16歳くらいの日本人少年の計3人がやってきた。
その中の16歳くらいの少年が、俺が中学時代に好きだった男の子の弟にそっくりだった。可愛いとか美少年という感じではなかったけれど、顔の癖みたいなものや雰囲気がそっくりで。
劣化した○○ちゃん(俺が好きだった子の弟のあだ名)、といった感じだ。
すると、20代中頃くらいの女が、その少年に向かって「○○ちゃん」と言った。その子と同じあだ名だ。
もしかしたら、本人かもしれない。
普通の16歳くらいの高校生に見えるが、もしそうだとしたら22歳。俺と2つしか違わない事になる。
俺は今まで、メッセの子との会話の中で、たまにその子の事も話題に出す事があったので、その後はメッセの子と俺の隣に居る3人組について話してた。
その3人組は、俺より先に店を出た。
それから数十分して、ジャンプを読み終え、コーヒーも飲み終えたので、俺は家に帰る事にした。
自分の足取りが凄く重くなっていた。
家に帰ってから、母親が朝作った弁当を食べた。
その後コーヒーを沸かした。
コーヒーを入れる時、自分の手が震えている事に気が付いた。
落ち着かない。
脚もガクガク震えてる。
メッセの子が「見ないほうがいいです」と念を押すほどの内容なのだ・・・
プレッシャーがかかり過ぎて下痢を起こした。
少しだけ、欲求不満も感じてる。
今日記を書いているけど、指が震えて打ちにくい・・・
ここ数ヶ月は、メッセの子やその周りの子が被害を受けても、その被害行為内容の詳細を、俺には聞かせないようにしてくれていたのに。
現在午後23時34分。
これからメガビを覗きに行き、ムカつきを蓄える事にする。
その後、メッセの子が昨日送ったメールを読む事にする。
読んでも、その内容はここには書かない。
今凄く恐ろしい・・・・・・
心臓がバクバク鳴って落ち着かない。
息もゼェゼェ切れて苦しい。



2007年01月11日(木)

映画「サイレントヒル」を観終えた。
子供を火あぶりにしようといった宗教団体が出てきて、とても胸糞が悪くなった。そいつらは、その子供を火あぶりにしようと試み、子供をさらう。
そして、それを達成するのだ。
子供は全身ケロイドだらけになってしまう。
子供は少女だったけど、俺はタイプの少年に置き換えて観ていた。
タイプの男の子に対する最低な試みが、阻まれる事なく達成される。
そんな現実が意識され、胸がすくむような気持ちになった。
人間は、集団になると一個人としての責任を完膚なきまでに放棄する。
その集団に属してさえいるならば、どれだけ残虐な事を行っても許される、と思い始める。それが集団全体によるものでさえあるならば。
そして、好んでエスカレートさせていくのだ。
映画の後半では、その宗教団体の人間達が次々に虐殺されていく。
次々ミンチにされていくのだ。
ざまーみろな展開だな。
しかし、胸糞悪さは拭えない。
人間という生物の持ついやらしさ、醜さ、おぞましさ。
これが「毒気にあてられた」というやつだろうか。
気持ち悪くなってきて、トイレに駆け込み嘔吐したい気分になった。
映画もラスト10分というところに差し掛かったところで、突然弟が帰宅してきた。それまで静寂だったのに、バタバタと五月蝿い音を立て始める。
そうだな、ラストで邪魔が入らない訳が無いよな!
しばらく映画を停止して、数十分後にまた再開。
そして、映画を最後まで観終えた。
現在午前3時30分。

今日は「哲学概論」の授業がある。
冬休み中の課題であった「ニーチェ」に関する論文。
今日提出しなければならないのだが、冬休み中俺はずっと風邪でダウンしてしまっていたので、結局まだ何にも手をつけていない。
2520円もする「ニーチェ」の本だって買ったのに・・・
本を読まなければレポートが書けない。
しかし、冬休み中風邪で苦しんでいた俺には分厚い本の内容を、頭に入れながら読みきるだけの気力が無かった。
結局、レポート提出は間に合わない・・・
現在午前5時35分。
そろそろ眠る。

午前6時過ぎからベッドに横になった。
午前6時44分にメッセの子からメールが送られてきたのを覚えている。
今日は、午前8時過ぎに目が醒めた。
結局、今日は1時間くらいしか眠る事が出来なかった。
また、夢を見る事さえなかったので、自分が眠っていたのかどうかさえも定かじゃない。
現在午前10時05分。

今日の授業は2時限目から3時限目まで。
俺は2時限目の途中から出席した。
2時限目の授業は「美学美術史特講」
俺はこの授業のノートを忘れてしまったので、黒板を書き写さずにただスクリーンだけを眺めてた。
普段はノートを取るだけでやっとなので、今日みたいにじっくり絵だけを眺められる事は珍しい。
花鳥図という永徳?の水墨画が映し出されていた。
とても精密な風景画だ。
松だの梅だのは油彩で描くより筆で描く方がしっくりきそうだ。
水墨画はデフォルメされている部分が多いと思うが、西洋画だとどうしても無駄に柔らかい印象になってしまって似合わない、とか。
俺は何故デッサンが異常なまでに下手なのか、とか。
絵に関して言うならば、俺は子供の頃から色々なところで「上手い上手い」と言われてきたので、変に自信をつけてしまって、未発達なままそこで画風が固まった。
そんな感じで既に固まってしまっているので、新たな技法が身に付きにくくなってしまった、とか。
授業中はそんな事を考えていた。
授業中喋っている生徒が多かったので、先生がそれらの生徒を注意する。
しばらくすると、生徒達はまたベチャクチャと喋り出す。
ついに先生もブチギレて、
「私は今年で辞めるけど、最後までこんな事言わすな!ほんま途中で授業辞めるぞ!!」と怒鳴り出す。
この先生がキレるのは初めて見た。
それから静かになったけど、またベチャクチャと喋り出す。
俺は、こいつら頭おかしいんじゃねえか?と思った。
昼休みになり、弁当を食べた。
昼休み中に、先日買った「神戸在住」という漫画を読んでた。
始めは読みにくい漫画だと思っていたけど、読んでるうちに慣れてきた。
俺の地元も出てきた。
漫画の中に普通に自分の地元が出てくるだなんて、多分初めての事じゃないだろうか。
震災の話もあった。
その震災の話が結構良い話だった。
昼休み中に「神戸在住」を最後まで読み終えた。
3時限目は「哲学概論」
俺は全然やる気が起きなくて、ノートは半分くらいしか写さなかった。
授業中にマガジンを読んだりしていた。
たまに黒板を書き写すのだが、途中で例の獣姦させられた美少年の事が頭に浮かんできつくなった。
そうやってきつくなって居る間も、先生が終始咳払いしているのがうざかった。
授業が終わり、学校を後にした。
今日がえびす祭りの最終日なので、俺は西ノ宮戎に行く事にした。
歩いて行っても良かったけれど、親に切符を貰っていたので電車で行く事にした。
学校の最寄の阪神電車に乗って、戎神社に向かう。
俺の地元から大学までは、阪神だろうが阪急だろうが、そんなに距離は変わらない。俺は普段は阪急電車を利用している。
しかし、大学1年の頃に、「阪神」「阪急」どちらを利用するか決めるため、その時に一度だけ阪神電車を利用し学校に行った事がある。
なので、学校の最寄の阪神電車駅を利用するのは、俺が大学1年の時以来、今日で2度目だ。実に5年近くぶりだな。
戎神社近くの駅に到着した。
やはり、歳のせいか時間がとても早く感じる。
去年戎神社に着た時の事が、まるで昨日の事のように身近に感じられてしまうのだ。
戎神社を参拝し、お祈りしてきた。
俺が参拝している時に、俺の耳元で会話しているオッサンがうざかったので、俺はもう一度やり直す。
賽銭を2度入れて、2度拝んだ事になる。
今回もまた、「タイプの少年がそういう目に遭いませんように」といった事等をお祈りした。結局、正月の祈りは全く叶わなかった訳だけど。
確か、去年はそれを祈らなかった。
『神や運命は俺にとって最も苦痛を被る事を、意図して引き起こそうとするからだ』という考えからだ。
しかし、どっちにしろ去年も一昨年も何も変わらず、タイプの少年はそういう目に遭い続けていた。どちらにしろ同じなのだ、と。
参拝した後、おみくじを引いた。
「大吉」だった。
正月も「大吉」だった。
おみくじを括った後、俺は神社を後にした。
俺が12歳の時、この戎神社で賽銭をパクりまくって、その1週間後に震災が起きた。俺は現在24歳。
あの時から、俺はちょうど倍の時間を生きた事になるんだな。
神社の外の出店で「たこ焼き」「焼きそば」「クレープ」「たい焼き」を買って食べた。神社付近では、やたらと警察の姿を目にした。
その後、電車に乗って地元に帰った。
震災の話が良かったので、地元の本屋で「神戸在住」の2巻を買った。
それから家に帰ってきた。
現在午後18時59分。
やたら眠くて頭がボケる。
今からビデオを返却しに行き、それから今日は眠ろうと思う。

昨日、メッセの子が退院した時、メッセの子のアパートでパーティーを開いてくれた弟君、A君、B君、F君の4人が眠りについた後、夜中にメッセの子からメールが着た。
「この子達襲いたいです。欲が我慢の限界です」みたいな内容だった。
俺は、「欲求処理してコーヒーでも飲んで落ち着こう」みたいな事を言った。
しばらくすると、メッセの子からまたメールが着て「出ないです」と言われた。しばらくしてからまたメールが来る。
「どうやっても射精出来なくなってます」と。
俺は「ショックのせいかもしれない」と答えた。
メッセの子は「はい」と答えた。
今日、俺が戎祭りに行っている最中も、メッセの子からメールが着た。
「結局ずっと射精できないままです」と。
俺は「E君(最近よくメッセの子と関係を持つようになった、見た目小学生の22歳の男の子)に相談するとか」と返事を返す。
メッセの子は「そうですね」と言った。
午後19時過ぎになり、俺はビデオ屋にビデオを返しに行ってきた。
今日はビデオが半額の日なので、映画を二本、「クッキー・フォーチュン」と「マシニスト」をレンタルしてきた。
俺がビデオを選んでいる時にまたメッセの子からメールが着た。
「俺の体どうなっちゃったんだろう」と。
俺は「清水(精神病院でメッセの子をやった奴)のせいだ」と言った。
メッセの子は「なんでた」と言った。
俺は「ショックで」と言った。
メッセの子は「はい」と言った。
続けて、メッセの子は「ペニスに毒を塗られたから」と言った。
よく意味が分からないが、何か変なものを塗られたんだ・・・
俺は「聞きたくない・・・」と返事を返す。
メッセの子は「すいません」と言った。
俺は「いえ」と返事を返す。
メッセの子は話題を変えて「アメリカって人がくしゃみしたら周りの人は『ブレッシュ』って言ってあげる習慣っていうかおまじないみたいのがあるらしいんですけど知ってますか?」と言った。
どうやら、メッセの子達で遊んでいる時に、近くに居た外人の子供がくしゃみをして、F君が「ブレッシュ」と言ったそうだ。そして、F君はその子供の母親から「サンキュー」と言われたとの事だった。
そこからしばらく、メッセの子とは雑談っぽくなった。
ビデオ屋を出た後も、メッセの子との雑談は続いた。
俺はメールをしながら家に戻った。
しばらく雑談が続いたかと思いきや、メッセの子はまた「俺って性欲処理できないのってどうなるんでしょうねf^_^;」と言った。
俺は「病院行くしかないかもしれない」と言った。
メッセの子は「病院か」と言った。
俺は「はい」と言った。
メッセの子は「病院行ってもしこられるんだ」と言った。
俺は「E君に相談してみる?」と言った。
メッセの子は「はい。年上だし」と言った。
俺は「それがいいです」と言った。
メッセの子は「なにがあったのかまじわからない」と言った。
俺は「はい」と言った。
メッセの子は「あいつにやられてからですよ・・・あれからはオナニーなんてしようとも思わなかったけどいざ昨日してみたら出なくなってるし」と言った。
俺は「はい・・・」と言った。
メッセの子は「本能で射精する事を拒んでるのかな。不甲斐な射精したから(:_:)(:_:)(:_:)(:_:)!!」と言った。
俺は「はい・・・・・・」と言った。
メッセの子は「最悪な形で射精したんですよ!!!!」と言った。
俺は「もう嫌だ;;」と言った。
そこから10分くらい間が開いた。
もしかしたら、メッセの子が自分のされてきた行為を書き綴っているのかもしれない。
俺は「すいません、寝ます」と言った。
メッセの子は「俺の辛さを知れ」と言った。
俺は「はい・・・」と言った。
メッセの子は「神様に逃げられた気分だ」と言った。
俺は「そんな」と言った。
メッセの子は「そういう目にあった人にそんな事言えないんです」と言った。
俺は「はい・・・・・・」と言った。
メッセの子は「俺を少しでも楽にしてくれる気なしですね」と言った。
俺は「聞くのが嫌だってのと、聞くのが後ろめたいっての両方あります」と言った。
メッセの子は「本当は嫌なだけじゃ」と言った。
俺は「俺だって下衆い性癖持ってるから、そんな話に興奮が出たりするんだよ」と言った。
メッセの子は「俺のこの気持ち(:_;)」と言った。
俺は「純粋にその話に辛さのみ感じて、○○(メッセの子の名前)が本当の意味で話して楽になれるの、自分と同じような弟やE君だし」と言った。
メッセの子は「あの子達に話しても辛さしかなくて本当にきつい思いさせちゃうと思います。多少は辛さ以外の感情があっても俺はその方がいい」と言った。
俺は「分かりました」と言った。
続けて「せめて明日じゃ駄目ですか?」と言った。
メッセの子は「俺がこれから言う事まじで一切口外しないでほしいです。口外っていうのは話を他に漏らす事。この約束破ったらリュカさんは俺の気持ちをまじで踏みにじった事になる」と言った。
俺は「はい」と言った。
メッセの子は「なんで口外しちゃダメって言ってるのは誰にもどこにも吐けない俺の気持ちをわかってほしいから」と言った。
俺は「でも、せめて明日にしてほしいです」と言った。
メッセの子は「今すぐにでも言いたい。俺は言ったあとに今日寝たい」と言った。
俺は「でも、深刻な話し聞くのに今最悪のコンディションです。昨日から一時間くらいしか寝てなくてボケまくってる上に、何の覚悟も決まってない上に何の余裕もない感じです。でも、明日学校終わった後なら今より大分ましかなと。聞かされるって事にも今突然だし時間ほしい」と言った。
メッセの子は「じゃあメールだけ送らせてください。今日は吐いた後に眠りたいです。メールを見るのはいつでもいいですからm(_ _)m」と言った。
俺は「分かりました。明日の夜余裕出来てから読みます。携帯いつも持ち歩いてて明日1日携帯持ってるだけで凄いプレッシャーなりそうだから、送るのはせめてパソコンの方にしてくれるかな?」と言った。
メッセの子は「わかりましたm(_ _)m俺の約束守ってくださいね」と言った。
俺は「分かりました。○○は俺に吐き出すけど、俺は誰にもその話し吐けなくて、その苦しみが今からとても恐ろしい」と言った。
メッセの子は「申し訳ないんですけど俺の気持ちわかってほしい」と言った。
俺は「はい」と言った。
それから数十分して、PCの方のアドレスにメッセの子から3通のメールが送られてきた。
まだ、メールは開いていない。
メッセの子がどれだけおぞましい行為を受けていたとしても、それを知った俺はその行為をここに吐き出す事すら出来ないのか・・・
まだ知ってはいないけど、どれだけショックを受ける事になるのか想像も付かない。
今まで散々そういう目に遭わされてきたメッセの子が、切実に「死にたい!」と漏らす程の事をされたのだ。
今から凄く恐ろしい・・・
恐ろしくてたまらない・・・・・・

しばらくしてから、またメッセの子からメールが着た。
「本当にごめんなさい。送りました」と。
俺は「はい、三通着ました。まだ読みません。明日は地獄です」と言った。
メッセの子は「あの文章を読んでどんな感情になっても口外しないでくださいよ。あるいはいくら無駄でも警察に訴えたくなるかもしれません。それもまじやめてください。いくらあいつが裁かれる事になったとしても俺がやられた事が公にされるくらいなら絶対訴えたくないしそれが知られるんだったら俺はまじで自殺を考えます。だから絶対警察にも言わないでください。ほのめかす自殺なんかじゃないですよ。俺は本気です」と言った。
俺は「はい」と言った。
数分してからメッセの子からまたメールが着た。
「リュカさんやっぱり消していいですよ」と。
俺は「本当に?」と言った。
メッセの子は「はい。やっぱり悲しませちゃだめだ。消してください」と言った。
メッセの子は、数日前「こんな事をトラウマにするくらいなら死んだ方が良い!」とも言っていた。もしかしたら、誰にも知られないまま自殺を考えたりしているんじゃないだろうか。もしもメッセの子が死んだりしたら・・・
そのメールは遺言になってしまう。
俺に伝えたい事があったのに、俺が消したばっかりに、俺は一生知らないままになってしまうんじゃないだろうか。
メッセの子が最後に残すその言葉を、どれだけ知りたくなったとしても、消してしまえばもう二度とそれを知る事は出来ないのだ。
そんな事を考えた。消す訳には行かない・・・
しばらく考え、
俺は「俺が読まない事で○○自殺に追い込まれたり、そのまま逝きそうで怖いってのもあります。そしたら結局『○○は伝えたい事があったのに、消してしまってもう分からない』となりそうで・・・。消しても良いとか言われると、逆にどうしていいか分からなくなる」と言った。
本当に、どうしていいか分からない・・・・・・
読むのは怖い、だからと言って消してしまう訳にも行かない。
メッセの子は「消しても良い」と許可をしてくれたけど、そんな事を言われると・・・
最初から、こんなメール送って着てほしくなかった・・・
30分ほどして、メッセの子からメールが着た。
「本当にそんな事ないから消してください」と。
俺は「残しておきます・・・」と言った。
メッセの子は「はい・・・m(_ _)m」と言った。
涙が出てきた。
どうしていいか分からない。
俺は明日、そのメールを開くかもしれない。



2007年01月10日(水)

母親が昨日の朝作った弁当を、昨日の夜になってから食べた。
冬休み明けの初弁当だ。
作られてからかなり時間が経っていたけど、とんかつだったので美味しかった。
ビデオを返しに行ってきた。
ビデオ屋に到着したのが、今日の午前1時前。
ギリギリで間に合った。2日分の延滞料金を取られてはかなわない。
1日分の延滞料金は、ビデオ4本で1200円だった。
その後、「サイレントヒル」という新作映画を借りて、ビデオ屋を後にした。
24時間開いている本屋で「神戸在住」という漫画の1巻を買った。
今まで、自分の地元である神戸を舞台にした漫画を俺は読んだ事が無かったので、買ってみる事にしたのだ。
絵が雑で文字も手書きが多くて読みにくい。
話も何だか説明くさい。
主人公は、俺と同じで美術学科の大学生らしい。
漫画の内容は、この主人公の日常を綴ったものらしいのだが、その生活には欝もなく、深刻な悩みもなく、色々な事に感動したりと、まさに理想の生活と言えそうだ。
数年前の俺は、自分の欝が払拭されてこんな気持ちで日々を過ごす事が出来たらな、と感じていた事が多かったと思う。
本屋を出た俺は、ラーメン屋でチャーシューメンを食べて家に帰った。

昨日は他に書く事が色々あったから記述する事をしなかったが、昨日の朝こんな書き込みを見つけた。
この「リュカの日記」のレビューなのだが、「この日記をこんな風に解釈している奴がいるのか」と、俺は笑いが止まらなくなってしまった。
異常者扱いされているのは俺なのに、こんな風に吹き出してしまう俺は笑いの感覚がかなりズレているのだと思うけど。
凄いギャグみたいに感じてしまう。
--------------
1  名無しさん   2007/01/09(Tue) 02:43

さてメガビ1の嫌われ固定でも知られるリュカについて考察し、
皆で忌憚の無い意見を出し合い、その気持ち悪さ、異常性について語りましょう。
メガビで晒されている彼の日記。
そこには我々健常者では考えられない"負"の世界が広がっています。
彼の性癖、生活パターン、さらには家庭内暴力に至るまで赤裸々に暴露しています。
彼の日記を見てもらいたい(妊婦、心臓の弱い方の閲覧は御控え下さい)。
彼は家族につらくあたっていることが容易にお分かりになるだろう。
父親が所謂アダルトビデオを借りてくるだけで発狂するその異常性。
賢明なるロム衆にはお分かりになられるだろう。
健常者にとって不可避な生理現象である性処理に、
まるで愛する我が子を殺した殺人鬼を罵るように詰っているのだ
さらに始末の悪いことにそれを言ってやったぜと得意げになっているのだ
これはもう異常者にしかわからぬ域であろう。
健常者は決して他人の性処理に関してリュカ(我々の想像を超越した異常者)のように言うことは無いだろう。
我々には"モラル"があるのだ。

16  名無しさん   2007/01/09(Tue) 03:14

そう、彼は家族を異常なまでに嫌っている。
これは彼の日記から漏れ出す憎悪からも明らかであろう。
はたして彼がこうまでして嫌っている家族と同居する理由は一体なんなのだろうか?
リュカ「家 か ら 出 た く な い 。」
これには笑うしかないだろう、いや引くべきか・・。
自分が正しいと思い込み、独自の理論(明らかに破綻している)をごり押ししてくるこの異常者は自活能力が無いのだ。
つまり完全な寄生虫。宿主がいなければ死に絶える運命なのだ。

21  名無しさん   2007/01/09(Tue) 03:19

父親の生理現象にまで干渉してくるこの寄生虫は家の中でどんどんエゴをむき出しにしていった。
家族には異常なほど干渉する分際で自分に家族が干渉してくることを極端に嫌う。
それなのに家族への寄生を止めようとしないのだ・・・・。
家族からイヤなら出て行こう、これが健常者の考え方だ。
しかし異常者にかかれば家族がいやだから俺に干渉するな、でも飯よこせ。俺は生理現象にまで干渉してやる。となってしまうのだ。
こんなエゴ丸出しの豚を放置していて良いのだろうか?いやよくないはずだ!
--------------
「我々健常者と違って、リュカは(父親がAVを借りる事について)言うのだ!」
「言うのだ」という言い回しも何か変でおかしかった。
「俺は生理現象にまで干渉してやる!」というのもツボにはまった。
あまりに笑いすぎて腹が痛くて、アゴが痛くて、果てはまるでプールの授業時間の時のように歯までガチガチ痙攣し出して。
俺の生活の中の下らない部分を、ここまで仰々しく真剣な口調で論じているのが、俺にとってはギャグだった。
しかし、笑えたのはここまでだ。
その後の書き込みでは、俺の知り合いのメッセの子の事などを「リュカの妄想」だのと言って貶めて、勝手にネタ扱いされている。
そうやって、俺の書く事を一方的に「ネタ」扱いする事で、そんな自分を「ネタと真実の区別をつける事が出来る、違いの分かる男」みたいな感じでアピールし、一人で気持ちよくなっている風にしか見えない。
そいつはそれで満足なのだろうけど、そんな下らない自慰行為のために真実を勝手にネタ扱いされるこっちとしては本当にたまったものじゃない。
現在午前2時59分。

↑の文章を書いた奴と煽り合いになった。
俺の話を妄想扱いしてくるので、俺はそいつを否定した。
すると、俺の事を「DV」だのと批判する。
俺への煽りを「義憤」にすり替え正当化。
こいつが「家族だけが被害者だ」みたいな言い方をするので、俺は「俺自身家族からずっと虐待を受けてきたけど?」という事を説明。
すると「加害者に復讐して良いって道理はないよな?」とほざきだす。
先ほどまでは「家族だけが被害者だ!」みたいな物言いで俺を攻め続けていた癖に。
結局、自分の方から面白半分で俺を煽ってきた癖に、俺に反論された事が許せないだけなのだ。
後付けだろうがおかまいなしに、攻撃材料になりそうなものなら結局何でもいいのだろう。
もっとも、俺が家族にキレるのは、自分が虐待を受けてきた事とは全く関係の無い理由から。
こいつが俺の立場だったら、都合良く『そうだよ!自分は虐待の復讐のために家族にキレまくってるんだよ!』とでっちあげるところだろうけど、俺はこいつみたいに『事実を偽ってまで事を有利に進めよう』、なんて卑劣な考えは大嫌いなので、そこは『虐待とそれとは無関係だ』と補足しておく。
(こんな風に、『自分はそいつとは違うから』的な事を説明するのも、ショタコン共によく見られる傾向で、いやらしいイメージが強くて嫌なのだが、便宜上補足しておく)
自分が最初に煽ったのだから、煽り返されるのは自業自得。
にも関わらず、こいつはそんな自業自得が「許せない」のだ。
そして俺を逆恨み。
どこまでも極端な自己中心性に凝り固まっている。
こいつの掲げる「家族だけが被害者だから」は崩された。
にも関わらず、延々と俺に粘着。
もはや、こいつにとって俺の家族が俺にキレられたりする云々なんてどうでもいいのだ。
持ち前の逆恨み根性と腐った意地だけで俺に粘着し続けている。
ゴミだな。
こういうゴミは今まで散々見てきたタイプだから、今更珍しくもなんともないが。
現在午前5時45分。
今日から学校だというのに、こいつによる「俺から受けた(自業自得の)屈辱の払拭行為」に付き合わされて、本当に無駄な時間を使わせられた。
っていうか、「みみっちい奴に付き合う事で自分までみみっちい奴になってしまう」と感じ、こういう奴らを放置しよう!とこの前決意したばかりだったのに、また中途半端に付き合ってしまった。
うんざりする。

メッセの子の「屈辱味わってる表情も最高だなんて言われて」という言葉が蘇る。
胸が苦しくてたまらない。
多分、そいつにしゃぶらせられたんだ・・・
メッセの子は「全部言う事聞きました」と言っていた。
しゃぶらせられる以外にありえない。
メッセの子にしゃぶらせながら、そいつはそれを見ながら色々汚い事を言ったのだ・・・
そんな子がそんな事をさせられるだなんて、本当にありえない事なのに・・・
耐えられない。

今日の授業は2時限目から5時限目まで。
今日は午後13時過ぎに一度目が醒めた。
まだ眠気が強かった事もあり、「必修科目である5時限目のフランス語にだけ出席できたらいいや」と考え、そのまま二度寝する事にした。
最終的に、今日は午後17時半頃に目が醒めた。
眠りすぎた。
もう、5時限目の授業にも間に合わない。
結局、今日も学校に行く事が出来なかった・・
現在午後17時52分。

今日もまた、上記のレビューを書いた奴と煽り合ってた。
もう、殆ど意地だけで俺に粘着してきているような感じだ。
「リュカが自分に逆らい反論してくる事が許せない!」という意地だけで。
俺は相手の意識や感情を指摘する事が多いのだが、意識や感情は相手の頭の中にしか無いものであり、データやログで証明できない。
それを盾にし、俺がそいつの持つ意識や感情を指摘しようものなら、そいつは「リュカの勝手な妄想だ」と断定してくる。
その癖、自分が俺(リュカ)の持つ意識や感情を指摘する事はOKらしい。
ご都合主義ここに極まれり、だな。
言い争いにおいて、こんなにまでも一方的で都合の良い強制ルールがあるだろうか?
俺は煽り合いを途中で切り上げ、明日返却しなければならない映画「サイレントヒル」を観る事にした。
まだ途中なのだが、1時間くらい映画を観ていた。
映画の舞台になっているサイレントヒルというゴーストタウンは、静寂と幻想が入り混じり、俺的にはとても好ましい世界観に感じる。
まるで夢の中みたいだ。
携帯を確認すると、メッセの子からメールが二通着ていた。
「今日の朝一番に退院しましたm(_ _)m」
「今日は夢のような日でした。朝一に弟と親が迎えに来てくれて退院したんですね。それで俺と弟はそのままアパートに行ったんですよ。そしたらアパートにはA君とF君とB君がいてA君がケーキを作っててくれてたんですよ。他にも手作りのポテトフライとかチーズを使ったベーコンの料理とか大きなサラダとかあって。クリスマスツリーまであったんですよ。あの子達パーティーみたいな準備して俺の帰りを待っててくれたんですよ。それで朝からパーティー騒ぎです。泣きもしたし笑ったりもしたパーティーでした。みんな昨日からほとんど寝てなかったらしくて今はもうみんなダウンして寝ちゃってます。今日は本当に嬉しい一日でした(:_;)」と。
俺は「○○(メッセの子の名前)のためにクリスマスやお正月を残していてくれたんだね」と言った。
メッセの子は「クリスマスパーティーみたいなパーティーでした。今日食べた料理はA君だけじゃなくてF君とかB君も料理するのを手伝ってくれた料理らしいです」と言った。
俺は「そうなんだ」と言った。
メッセの子は「A君ってなんでも料理できますよ。盛り付けもすごい美しいし味も最高なんですよ。本当にプロみたい」と言った。
俺は「うん」と言った。
メッセの子は「なんか今日すごいびっくりしたのがあの子達の中でボーイズラブみたいのがごく自然みたいに普通に浸透してる感じだったんですよ。いやらしさも無く」と言った。
俺は「というと?」と言った。
メッセの子は「B君が『○○君が帰ってきてよかったね』みたいにA君に言ってて。A君すごい嬉しそうにみんなの前で俺によってきて。そこまではギリギリ普通だったんですけど俺が風呂に入ろうとしたんですよ。そしたらF君が『ホラ、A君も一緒に入らなきゃ!』みたいにA君に言ってて。A君まじで嬉しそうにしてて。そしたらF君とB君が『○○君とラブラブしておいで〜』とか『ヒューヒュー』とか言ってて。そういう冷やかしに対してA君も嫌がったりしないで照れて嬉しそうにしてるんですよ。冗談じゃなく言ってるんですよ。B君なんか『○○君帰ってきて本当によかったねA君」みたいに真剣に言ってたし。俺はこんなにオープンにされたのかなりビックリしたんですけどあの子達にとってはそれがごく普通の事のように捉えられてるんだなって感じでびっくりしました。普通だったら非現実的な事のはずじゃないですか。同姓同士風呂に二人きりで入ったりラブラブするだなんて」と言った。
俺は「そうだね。今までB君とかには隠してたのに(メッセの子の性癖やA君との関係を)」と言った。
メッセの子は「いつのまにかですよね。あの子達のやりとりに俺一人だけ顔真っ赤になってたかもしれないけどそんな感覚でいたのは俺だけだったって感じでした。あの子達はそれを『ごく普通の事』『いい事』みたいにむしろプラスの事として捉えてるようでした」と言った。



2007年01月09日(火)

昨日あの後メッセの子から、「何年間もたくさん心配かけたり悲しませたりして本当にごめんなさい」と言われた。
「もう二度と悲しませないようにします」と。
俺は「お願いします。どんな形ででも。自殺も、自分からそういう奴にやられるのも全部やめて」と言った。
メッセの子は「誓います」と言ってくれた。
「リュカさんの気持ちになるとすごくきついです」と。
俺は「C君が自分がやられるのを懺悔みたいにしてたの思い出す?」と言った。
メッセの子は「それを聞かされる方の気持ちはすごく辛いですよね。すみませんでした(:_;)」と言った。
俺は「はい。今まですいませんでした言われて、少しだけ泣けました。改まった事言うから自殺の可能性も浮かんだし」と言った。
メッセの子は「自殺しないですよ。今のリュカさんの気持ち考えてすごく申し訳なくなりました」と言った。
俺は「今日夜絶対弟に言うんだよ。口に出すのも躊躇うくらいの事されたって。俺の気持ちが分かるならまじでお願いします。早く安心させてほしい」と言った。
メッセの子は「弟に言う」と言った。
俺は「はい!」と返事をする。
メッセの子は「弟に言ってこの病院も退院したい。やっぱりクソだ。一時間以上トイレから出なかったのにナースも不審に思わない。あいつだってそこまで病気重くないですよ。精神異常のフリして好き放題しやがって」と言う。
俺は「ショタコン野郎まじ殺してやりたい。○○(メッセの子の名前)見てても分かるけど、病気とか言っても発作の時以外は全くの健常者の分際で。まともな癖に欲でこんなに可愛い子供を傷つけやがった最低野郎。病気云々関係なしに、まじで心が最低だ!」と言った。
メッセの子は「あいつ自身訴えられても刑事責任が問われないって自分でわかってるからこいつ本当にボールペンで俺の目を刺すかもしれないって恐かったから全部言う事聞きました(:_;)」と言う。
何をされたのかどころか、何をさせられたのかさえも容易に想像出来てしまう・・・・・・
俺は「まじ病院出る前に弟にボコボコのグチャグチャにしてもらおうよ。病院だってこれまでこんな酷い事もみ消してきたんだ、弟がいくら暴れても何も出来ないはず。それで病院側が何かしてきたら、お前らがもみ消し行為してきた事も含めて全部バラしてやる!って脅せばいい。刑事責任問われないなら○○がそいつの目玉えぐってやってもいいんだよ!」と言った。
メッセの子は「俺も刑事責任が無い可能性高いです・・・何しても大丈夫なのかもしれない」と言った。
俺は「そうだよ。まじ死ぬほど後悔するくらいの事してやらなきゃ。でも、何するにしてもまず弟に話してからだよ。じゃないと『重傷』として、刑事責任問われなくても○○その病院に閉じ込められちゃう。あいつと同じ病院にずっと」と言った。
メッセの子は「はいっす・・・刑事問題が問われないくらいなら退院なんて当然できませんね」と言った。
俺は「そうだね」と返事を返した。
しばらくしてから、俺はメッセの子にまたメールを送った。
「もうそろそろ弟も落ち着いたかな」と。
メッセの子は「電話しました。まだちょっと無理そうでした。F君が以外と大変だったらしくて一応一晩入院する事になったらしいです・・・弟には相談したい事があるって言って落ち着いたら電話してもらうよう言いました」と言った。
俺は「分かりました。早く連絡欲しいよね」と言った。
メッセの子は「はい・・・」と返事を返した。
結局、初詣に俺が願った「タイプの男の子がそういう目に遭わされませんように」は叶わなかった・・・

昨日の午後23時半頃から、映画「グース」の続きを観始めた。
俺が17歳の頃、引きこもり始めて少ししたくらいの頃だろうか。
その頃に、地元の図書館で「グース」の原作を借りて読んだ事がある。
非常に幻想的な世界観で、とても綺麗な話だった。
その頃も、俺は周囲の雑音を払拭するためよくCDをかけていたけど、その時にかけていた「クリスティ&クリントン」の曲と「グース」の物語が非常にマッチしていたと思う。
同時期に借りた「世界の果ての家」を読んでいる時も、この「クリスティ&クリントン」の曲をかけていて、そちらにも非常にマッチしていたと思う。
映画版「グース」は、確か以前にも、原作を読んだ後に1度レンタルして観たと思う。
その映画を、また改めて観ていた。
昨日がビデオの返却日。
4本借りてて、今日の午前1時までに返却しなければならなかった。
何とか間に合いそうだった。
ビデオを観ている途中で、弟が家に帰ってきた。
さっきの悔しさが蘇り、また胸糞悪くなったけど、とりあえずビデオを観終える事が先だ、と気にしない事にした。
途中で、コーヒーを入れる為に部屋を出た。
その時、俺の部屋の前にタバコが一箱置かれているのが目に付いた。
数日前、弟が「パソコンを直してくれた御礼にタバコ奢るわ」と言っていたから、その分だろう。
しかし、俺は弟にムカついていたのでタバコを放置し、リビングに向かう。
リビングには、父親と母親と弟が揃っていた。
弟は少し意気消沈しているように見える。
俺は弟に「ほんま、お前最低やな」と言った。
すると、弟は「最低やった」と返事を返す。
俺は「?」という気持ちになった。
聞き違いだろうか。
続けて俺は「俺の一ヶ月以上台無しにしてまで、よう自己中通すもんやわ。ほんま、恩を仇で返された気分やわ」と言った。
すると母親が「○○(弟の名前)も××(俺の名前)が(風呂に)入るべきやったって言ってた。自分が悪かったって。ちゃんと謝っときやって言ったら『分かった』って言ってた」と言う。
俺は弟に向かって「じゃあ謝ってや」と言った。
すると、弟は「ごめん」と言った。
いつもの茶化すような感じではなく、真剣な顔で。
弟に真剣に謝られたのは、生まれて初めての事だった。
弟はいつも俺の事を凄く馬鹿にし、俺に対してならどんな愚行を繰り返しても良いのだ、と思い込んでいる節があるのだ。
一言だったけど、弟が真剣に謝ってきたので、俺は「分かった」と返事を返し、レンジからコーヒーを取り出し自室に戻った。
その時、部屋の前の廊下に置いてあるタバコを拾って中に戻った。
さっき弟に台無しにされた事を思い出すと、また悔しくてたまらない気持ちになったけど、とりあえず許す事にした。
部屋に戻った俺は、また「グース」の続きを観始めた。
ラスト13分くらいの所、この映画のクライマックスで挿入曲が流れるシーンに差し掛かったところで、誰かがバタン!とトイレに入った。
俺はクライマックスの2分前くらいのところまでビデオを巻き戻し停止した。
親父だか母親だか弟だか知らないが、そいつがトイレから出てくるまでずっと待ってた。
そいつがトイレから出てリビングに戻ったので、俺はまたビデオを付ける。
すると、またバタン!と誰かがトイレに入って行った。
俺はまたビデオを巻き戻し、停止する。
その誰かがトイレから出てリビングに戻る。
俺は深呼吸する。数分休んで、それからまたビデオを付ける。
その瞬間に、今度は弟が洗面所に立ち、ドライヤーで髪のセットをし始めた。
俺はまたまたビデオを巻き戻してから停止した。
弟のドライヤーが終わるまで、息を潜めてずっと待ってる。
昨日は散々キレたので、今回ばかりは我慢した。
弟のドライヤーが10分くらいかかり、ようやく終わる。
しばらくしてから、ビデオを付ける。
すると今度は、弟が家を出て行く音がする。
俺はまたまたビデオを中断。
その後も、そんな事が何度も続いた。
そんな感じで、俺はクライマックスシーンを10回以上はやり直した。
結局、ビデオを観終わったのは午前1時半過ぎになってしまった。
とりあえずビデオ屋に向かう。
その時、時刻は午前2時過ぎ。
当然ながら、既にビデオ屋は閉まってた。
明日、ビデオ4本分の延滞料金を払わなければならなくなった。
本当は間に合うはずだったのに・・・
現在午前4時37分。

映画「グース」
以前観た時、読んだ時と比べて、今回はあまり感動しなかった。
24歳というこの年齢のせいか、こんなに慌ただしく観たせいか。
↓「クリスティ&クリントン」

現在午前5時14分。

きつい・・・・・・

今日は午後16時半頃に目が醒めた。
メッセの子から、まだ連絡は着ていなかった。
結局、今日は学校に行く事は出来なかった。
眠り始めた時間を考えれば、最初から分かっていた事で当然だけど。
俺自身、今日は最初から行くつもりがなかったんだろうな。
冬休み明けで初めての授業だったのに。
午後18時過ぎに、母親に風呂の用意を頼んだ。
「2.30分で沸くから」との事で、俺は風呂が沸くのを待っていた。
待っている間に、メッセの子から連絡が着た。
「明日退院する事になりました。いろいろ心配かけました」と。
俺が「弟に全部話したんだよね?」と質問すると、メッセの子は「話しました。弟が兄貴を退院させろって今朝カチ込みみたいに病院に来ました。途中から親も呼んできました。それで明日退院する事になりました」と答えた。
俺が「はい;;弟の優しさに泣けてきます・・・。弟は病院側に全部ぶちまけたの?」と質問すると、メッセの子は「弟ぶちまけましたよ。清水(メッセの子をやった奴)って変態はどの部屋だよ!?って弟キレながら言ったんですけどその時たまたま清水は作業療法に行ってて病棟にはいなかったんですね。本当だったら30分くらいで帰ってくるはずなのに弟がいる間ずっと帰ってこなかったんですよ。多分ウラでナースとかが作業棟に今は危険だから清水を病棟に帰さないでくれとか連絡しあってたんだと思う」と答えた。
俺は「はい・・・;;。最低だ・・・。よってたかって守りやがった」と言う。
メッセの子は「しかも親にも『清水さんも渡部(多分、メッセの子に抱き着き首を舐めまくった奴)さんも今でもまだ病気の症状が出る。こんな事故のような事を我々が予防できなくて申し訳ありませんでした』みたいに説明しててあくまで病気のせいにしてるんですよ。しかも俺の親も『突然無理な退院をお願いしてすみませんでした』みたいに逆に謝ってるんですよ・・・」と言った。
俺は「○○(メッセの子の名前)が訴えても散々もみ消してきた癖に、危険の兆候も察知してた癖に『あくまで我々に責任は一切ありませんけど、すいませんでした』って言ってんだよな?ふざけやがって・・・」と言う。
メッセの子は「結局子供二人の暴動みたいな形にされて親を含む大人達がそれの対処として仕方なしに退院させた。みたいな形になっちゃいました」と言った。
俺は「はい・・・。親は○○が猥褻されたの知っても『こんな風に問題にして、逆に私が恥ずかしい』くらいにしか思ってないんだよね。○○の親はもっと優しい親だと思ってました。ちょっと風呂入ってくるんで落ちます。返事は上がってから読みます」と言った。
そこでいったんメールを辞めた。

風呂が沸いたので、風呂に入った。
最後に入ったのが、去年の11月24日。
23歳最後の日だ。
そして、今日が1月9日。
風呂に入るのは、実に46日ぶりだ。
一度体を洗って湯船に浸かり、しばらくボーっとくつろいだ。
のぼせてきたので、一度出る。
それから、もう一度湯船に浸かった。
合計で、1時間くらいは風呂に入っていたと思う。
湯船の上にアクが浮きまくって、凄い事になっていた。
46日ぶりだもんな。

風呂から上がると、メッセの子からメールが着ていた。
メッセの子は「俺の親とかそういうショタじゃない大人って男の子が男に猥褻されるのってそんな重い事のように捉えないんですかね。女の子が男に猥褻されたなら大事件みたいにするのに」と言った。
俺は「今回初めてだけど、もう親に知られてしまったんだし今までの事とか打ち明けたりは出来ないかな。軽くしか捉えてない親に、自分の子供達がどれだけ危うい存在なのか説明するとか」と言った。
メッセの子は「親にはあてにしたくないっていうか頼りたくありません。俺が昨日何されたか具体的に言ってたら弟も親もかなりショック受けるんだと思う。それでやっと重く捉えるのかな」と言った。
俺は「そうかもしれない。俺は聞きたくないです・・・」と言った。
メッセの子は「弟にもひどいセクハラを受けたとしか言ってないです」と言う。
俺は「俺初詣で『タイプの男の子がそういう目に遭いませんように』って祈りまくってきたのに、全然効果なかったな」と言う。
メッセの子は「でも退院できる事になったからいいじゃないですか・・・」と言う。
俺は「はい・・・。弟に辛かったの分かってもらえたし・・・」と言う。
メッセの子は「数年前まではまさかこんなに弟と強い絆ができて分かち合うなんて思わなかったですよ」と言う。
俺は「そうだよね。今じゃ一番の理解者だ。病院が汚い事言ってるのも理解してくれたし」と言い、メッセの子は「はい(:_;)」と言った。
それから、メッセの子が「F君も一日で退院しましたよ」と話題を変えた。
「接着剤自体は病院ですぐ取れたらしいんですけどF君興奮したから血圧が異常値だったんですって。様子見るために一晩入院したって」と。
俺は「そうなんだ」みたいな返事を返す。
メッセの子は「かなり大騒ぎで興奮してたらしいです。『閉じ込められたうんちが爆発する』って泣きながら助けを求めてたってf^_^;弟もキレたらしいです。弟が風呂に入ってる間にF君とB君とA君で部屋で見つけたアロンアルファで遊んでたらしくて。F君がふざけて自分のお尻の割れ目を接着したらしいです」と言った。
俺は「でも、まぶたや耳じゃなくて良かったよね」みたいな事を言う。
それからしばらく雑談っぽくなった。
ふと、メッセの子が「すごく辛くなってきた」と言ってきた。
続けて「みんな味方してくれない。俺達二人だけ」と言う。
俺は「太郎君?(メッセの子に語りかけてくる明治時代の男の子の名前。幻聴)」と言った。
メッセの子は「俺と弟だけで」と言う。
続けて「終わりたい」と。
俺は「はい・・」と言った。
メッセの子は「どうすればいいんだよ。俺絶対無理だ」と。
続けて「あんな事トラウマにして生きてくくらいなら死んだ方がまし」と。
かける言葉が見つからない。
俺自身、そういう男の子がそういう目に遭わされるという事以上に酷い事は存在しないと思ってる。人生が糞でしょうがないと思ってる。
そんな俺には、メッセの子を励ます言葉が出てこない。
しばらく考え、俺は「そこまで思い詰めるなら、親に全部話そう。これだけ苦しくて死にたくなるって」と言った。
メッセの子は「きれいな世の中にしたい」と言った。
俺は「そうだね。イランかイラクには『変態ジャスティス』っていう組織があって、架空の少年を演じてセックスの約束を取り付けるとかでショタコンをおびき出し、その様子をカメラに撮って全国報道してやるってテレビ局の企画があるらしい。そのショタコンは報道した後警察に引き渡して逮捕させたって。逮捕されたのは五十代の、イスラム教の神父みたいな奴だって。俺も最近初めて知りました」と言った。
メッセの子は「ざまーみろだけどそんなんじゃ全然足りない」と言った。
俺は「そうだよね・・・。その神父は逮捕された後『テレビ局にハメられたんだ』とか言い訳してるって」と言った。
メッセの子は「言い訳にもならない」と言った。
俺は「はい。そういう奴らこそ生き恥じ晒して自殺するべきなんだよ」と言った。
メッセの子は「ショタ狩りでもしたい」と言った。
俺は「そうだね。下衆野郎に人権は要らない」と言った。
メッセの子は「俺がおとりになってもいい。毎日でも狩りたい」と言った。
俺は「失敗したら○○(メッセの子の名前)がやられるじゃん・・・」と言った。
メッセの子は「唯一の希望に思える」と言った。
俺は「じゃあ、せめて○○が知ってる奴らの名前やら住所やら生年月日やらの個人情報を集めまくって、ネット上に一斉公開してやるとかは?」と言った。
メッセの子は「すでにやられた奴のは顔も思い出したくない。記憶そのものから消したい」と言った。
俺は「はい・・・」と言った。
メッセの子は「俺のこれからの生きる意味はあの子達を命がけで守る事でいいのかな」と言った。
俺は「命はかけなくても、公にするとかもっと楽な方法で守れるよ。守る事だけが目的なら、その方が確実」と言った。
メッセの子は「俺の言う守るって意味はただそういう目にあわせないってだけじゃなくて汚い親とか汚い社会とか汚い公にも関わってほしくないって意味もあります。ショタから守るのは公だとしてもそれも所詮大人ですから」と言った。
俺は「公はそいつらの事を軽く扱うから嫌なんだよね」と言った。
メッセの子は「はい。信用できない」と言った。
俺は「でもそれで○○が刑務所に入るような事になったら今度こそ逃げ場なくなる。社会ってのは、そいつらの変態行為はうやむやにされるけど、○○達の暴力行為は取り締まられるシステムになってるから。刑務所でやられまくっても、出してくれない」と言った。
メッセの子は「希望も何もない」と言った。
そこで一度メールは途切れた。
しばらくしてから、メッセの子からまたメールが着た。
「明治時代に行きたいな」と。
俺は「まだ少年愛が強く根付いてる時代だよ」と言う。
メッセの子は「F君はほほえましいな。俺がこんな悲惨な思いしてる時にあんなお馬鹿な事して騒ぎを起こして。本当ほほえましい」と言った。
俺が「守ってあげないとね」と言うと、メッセの子は「みんな俺が守る」と言った。
そこでメールが止まった。
しばらくしてから、またメッセの子からメールが着た。
「屈辱味わってる表情も最高だなんて言われて」と。
俺は「聞きたくない!」と返事を返した。
メッセの子は「俺は明日どうしよう。F君眺めて幸せな気分に浸ろう」と言った。
俺は「それがいいです」と返事を返す。
メッセの子は「アロンアルファって言ってからかってみゆう」と言った。
続けて、「うんちが爆発するって表現かわいいですよね。F君俺の唯一の癒しどこれかもしれない」と。
それから「俺って何回も生かされてますよね。普通死んでます。いくつ命あったんだろう。俺が生きた度に死なないはずの誰かが死んだのかなとか思います」と言われた。
俺は「そんな事ないよ」と返事を返す。
メッセの子は「最近またよく俺が自殺図った場面を第三者の視点で見てる夢を見ます。割腹と転落です。誰かが見させてるのかなとか思っちゃう」と言った。
俺は「いつから見るようになったの?」と質問する。
メッセの子は「前にも見た事あったんですけど入院してからはもう四回見てます」と言った。
俺は「多分ストレスとかだと思う。ありきたりだけど」と言った。
メッセの子は「はい」と返事をした。



2007年01月08日(月)

メガビで粘着との煽り合いに一段落ついたので、ベッドに横になってボーっとしていた。
最近、メガビばかりで日記もおろそかになってしまっていたな。
考えるという事からも離れてしまって。
俺の粘着は極度の顔面コンプレックスで、毎日俺の画像を晒して煽りレスを付けてくる。それに対して、俺は毎日反論している。
本当に、顔の話しかしないくだらない奴だ。
そんなくだらない奴に、毎日返事を返す俺。
そんな事を繰り返していたせいか、ここ数日の自分を振り返ってみると、自分自身凄く下らない奴になってしまったように感じられる。
メッセの子や弟君の事を思い浮かべてみる。
その子達の人生や信念に対する覚悟って、本当に並大抵の覚悟じゃないよな。
そんな事を浮かべてみると、今の自分を凄く恥ずかしく感じる。
俺の粘着。
あんな下らない奴のために、俺までみみっちい意識や俗っぽい価値観に取り憑かれてしまう事になるのは御免だな。
俺の性格からして放置し切れる自信は薄いが、出来るだけ相手にしないよう努めてみよう。
そんな事を思った。
現在午前6時31分。

メッセの子からメールが着て、一度午前8時頃に目が醒めた。
「すごい!Cの兄ちゃんがまたロト6で当てたらしいです!一等が出て約6500万円らしいです」との事だった。
C君のお兄ちゃん、つまりE君はこの前もロト6で当てたと聞いたな。
この前は確か4500万円くらい。
それが1.2ヶ月前の事。
欲の無い子で、4500万円中半分以上を両親にあげる事にしたと聞いた。
今回の一等と合わせて1億1千万円くらいか。もう一生働かなくていいな。
こういう子はその人生において、これくらいの恩赦は受けて当然だし、受けるべきだと思う。
それでも、今までE君がショタコン共から受けてきた行為を考えるなら、全然足りないくらいだろう。
それから俺はまた眠る事にした。
浅い眠りを繰り返し、今日は午後14時過ぎに目が醒めた。
全く夢を見なかった。気持ち悪い。
今日の授業は1時限目から3時限目まで。
結局、今日は学校に行く事が出来なかった。
冬休み明けで、今日が最初の授業だったのに。
年末から冬休みが終わるまで、ずっと風邪でしんどかった。
未だに風邪が治っていない。
冬休み中、結局何も勉強する事が出来なかった。
現在午後14時49分。

大学の掲示板に、「1月8日 冬期休業終了」と書かれていたので、俺は今日から学校が始まるのだと思っていた。
しかし、1月8日である今日は「成人の日」で祝日だという事を、俺は目が醒めた後に初めて知った。
つまり、学校が始まるのは明日、1月9日からだ。
1月8日まで、1月8日も含めて冬休みだった、という事だろう。
俺が目覚めてしばらくすると、両親がどこかから帰ってきた。
俺が「えべっさん行っとったん?」と聞くと、「そう。一日早いけどな」と言われた。そういえば、戎祭りが始まるのは今日ではなく明日からだ。
実は、俺は11月24日を最後に、40日以上風呂に入っていない。
11月24日は、23歳最後の日という事で風呂に入った。
23歳最後の日から、24歳に持っていけるものを作ろうと思ったのだ。(それが体の汚れであろうと)
23歳最後の日に入れば、24歳になった後でもしばらくは23歳の状態を保てると思ったから、こんなギリギリの日に風呂に入った。
しかし、24歳の誕生日当日、つまり11月25日に粘着野郎にこの日記を晒されて、俺は怒りでたぎって、まともに「誕生日を迎えたのだ」という事を実感出来なくなってしまった。
俺は区切りというものに非常にこだわる。
だから、誕生日から1ヵ月後であるクリスマスまでは風呂に入らない、いや正月までは入らないでおこう、といった感じで、どんどん風呂に入るのが先延ばしにされてしまった。
尻に腫瘍が出来たのも、風呂に入らず下着もかえずで、ばい菌が入ってしまった事が原因だと思う。
俺は今日から学校だと思っていた。
なので、今日1日学校に行き、帰ってから風呂に入ろうと思ってた。
しかし、俺が目が醒めた時、既に学校に間に合わない時間になってた。
そんな時、実は今日はまだ休日だという事を知る。学校は明日から。
俺は「おお!」という気持ちになった。
こんなに気持ちの良い事があるだろうか。
つまり、今日風呂に入る事で、これ以上ないくらいに全てが繋がりビシっと区切れるという事だ。
長い間風呂に入ってこなかった俺、45日にも渡る総決算を洗い流す日として、今日この日以上に相応しい日は他にない!と思ったのだ。
なんて都合が良いんだろうと、本当に清々しくて気分が晴れ渡るようだった。
どうせだから、一番風呂でなければ決まりが悪いなと思い、俺は戎祭りから帰ってきた母親に「風呂用意して」と頼んだ。
母親が風呂の用意をして、俺が入ろうとした時、弟が俺に話しかけてきた。
「お兄ちゃん、俺今からバイト行かなあかんから、先入らして。シャワーだけ浴びたら出てくるから」
俺は「はぁ?俺一ヶ月以上風呂入ってないねんで?ええやん、別に1日くらい入らんでも」と言う。
弟は「ほんま、シャワーだけやから。そうや、こうしよ。シャワー浴びたらちゃんと風呂場洗っておくから」と言う。
俺は「いや、まじ風呂場が綺麗とか汚いとかそういう物理的な事ちゃうねん。俺今までずっと入ってなくて、それで今日冬休み終わりやからほんまこの日以外無いねんって。今日お前がシャワーだけでも入ったら、全部台無しなんねん!!お前入ったら今日もう入られへんわ。っていうか、今日以外まじないし!」と言う。
弟は「だから、ちゃんと洗えば問題ないやろ?もうバイト行かなあかんねんから先入らしてや」と言う。
俺は「俺が強迫神経症なん知ってるやろ?毎日入ってるお前が目先の事考えて俺押し退ける事で、どんだけ俺が苦しみこうむるか分かってるよな?元々俺が先入るつもりやったのに。お前後から来て、さらに俺の一ヶ月以上のん全部台無しにして入ろうなんて、そんなんお前のワガママやん!ほんま酷すぎるで」と言った。
弟の理解を得る事に成功したのか、弟は黙って、ゆっくりと向こうの部屋に引き返していった。
俺は自分の部屋に戻って、タバコをふかし、風呂が沸くのを待っていた。
すると、部屋の外でバタンと音がし、廊下に出ると風呂のドアが閉まっているのが目に入る。。
弟が入りやがったのだ。俺の諸々を全て台無しにしてまで、無理やり押し退け入りやがった。
俺はキレて「ふざけんな!!」と叫ぶ。
弟は「もう〜、ええやん」と、自分の都合を押し通しながら、呆れを主張し、そのまま風呂に入って行った。
これで、俺は今日は入れない。
それどころか、この綺麗な区切りを全て台無しにされてしまったと言う訳だ。
「あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!ぶち殺すぞボケエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!」と叫んで、俺はドアを蹴りまくる。
俺の叫びを聞いて、母親が「どうしたん?」とやってくる。
俺は事情を説明する。
しばらくすると、弟が風呂から上がってくる。
俺が「歯折らせろボケ!!!!!てめえの顔面グチャグチャにして全部引っこ抜いたるわ!!!!!」と言うと、弟は母親に「ほんまに殺されるわ、助けて〜(笑)」みたいなふざけた態度で馬鹿にする。
俺は「こんなん○○(弟の名前)のワガママやんけ!!俺にとって今日入るってのがどれだけ意味深いか知りながらこいつは自分のやりたい事通したんや!!!!」とキレる。
すると、弟が「もうええやん(笑)、お兄ちゃんはこだわりすぎなんや」云々。
それを聞き、「そりゃお前は『良い』やろうな!自分のやりたい事やりたいように達成させてんからな!!俺がどれだけ切実に今日入る事望んどったか知りながら、それでも押し退け無理やり自分のやりたい事押し通してんからな!!!!『ええやん』なんて気持ちになってんのはお前だけやんけ!!!!」みたいな感じでキレる。
すると「あははは。〜〜〜〜(何とかかんとか)」と、俺を馬鹿にするような態度で言い訳をする。
自分の都合で、清々しいまでにビシっと通った俺の区切りを全て台無しにしておきながら、こちらを馬鹿にし、自分自身のワガママを非難される事さえも阻もうと言うのだ。
しばらくしてから、弟はバイトに行く為家を出た。
弟が出た後も、俺は悔しくて「糞がああああああああああああああああああ!!!!!!」と叫びまくってた。
その後2時間くらい母親と話した。
「そこまで酷いと、お医者さんに治療受けた方がいいで。確かに○○(弟の名前)も、××(俺の名前)にとって今日入るって事に凄いこだわり持ってるの知っておきながら無理やり入ったんは酷いけど。お兄ちゃんに甘えてるとこあるんやろなぁ」みたいな事を言われた。
母親によると、普段の俺は普通で静かだが、こだわりに対する時の俺は異常者そのものらしい。それは自覚してるけど。
本当に、悔しくてたまらない・・・
せっかく気持ち良く、これ以上ないくらいに気持ち良く区切れるところだったのに。もう全部台無しだ・・・
俺にとって大事な時、また俺にとって都合の良い事は、絶対何かに妨害されてグチャグチャの台無しにされてしまう事になっているのだ。
これは、神様が決めたセオリーだ。

弟に台無しにされ、散々な気持ちで居るところに、またメッセの子からメールが着た。
「Cの兄ちゃん後から気付いて一等だけじゃなく買った1000円分の中に一等と二等が両方あって当選金は合わせて1億円以上だって。しかも当選金には税金がかからないからそのままその金額でもらえるらしいです」
続けて、「一億一千万円ですって」と。
俺が「二等が4500万か。つまり、前回も二等だったんだね。合わせて1億5500万」と言うと、メッセの子は「当選金はその週ごとの当たった人数によって違うらしいです。決まった当選金額を当たった人達で均等に振り分けたのが当選金額になるらしいです。ロト6って自分で数字を決めるタイプの宝くじですからね。Cの兄ちゃんの引きの強さですよ。それでCの兄ちゃん夢で『明日ロト6を買え。数字は適当にお前が決めればいい。あとは俺に任せろ』みたいに夢のお告げがあったらしいです。それで翌日に買ってこの前の抽選を見たらまじで当たってたらしいです」と言う。
俺は、「そうなんだ。これは必然的な事だよね。神様でも憑いてんのかな」と返事を返す。
メッセの子は「姿は出なかったけどドラゴンボールの神龍みたいなかなり低くてごっつい声だったらしいです。やっと聞き取れるくらいの声だったって」と言う。
俺は「初詣に俺も大きな神社と、地元にある小さな神社の2つで『タイプの男の子達が幸せでありますように』みたいな事祈ってきたけど、あんま関係ないかな」と返事を返す。
メッセの子は「Cの兄ちゃんに思いがあったなら関係あったりして。ロト6の抽選があったのは1月4日ですよ」と言う。
俺は「そうだね。俺、1月10日に戎神社で賽銭パクりまくって、『やば、もしかしたらバチあたるかも。一週間以内に』って具体的な期限まで含めて心配してたら、ちょうど一週間後に阪神大震災になったし」と返事を返す。
メッセの子は「俺も今日バチが当たりましたm(_ _)mこれはもうバチと考えるしかないです。だからいちいちショックなんか受けてられない。」と言う。
俺は「また何かされたの?」と質問する。
メッセの子は「はい。もういいですよ。俺が今まで自分より弱い子にやってきた事がバチだってわかったんですよ。これにショックなんか受けちゃいけない。受けて立たなきゃいけないんですよ。懺悔ができる環境を作られたんですから」
続けて、メッセの子は「自分が今まで散々自分より弱い子で欲を満たしてきたのにいざ自分がそういう風に欲を満たされる立場になったら一生懸命逃げ出すなんてタチ悪すぎませんか」と言ってくる。
俺は「そんな事ないから・・・。今日何があったの?何をやられたとか行為は言わなくていいから、状況だけ話して」と返事を返す。
メッセの子は「便所で便をしてたんですね。精神科の便所って緊急時の為に中から鍵をかけても外から鍵を開けれるようになってるんですよ。それで今日便をしてる最中にあいつが鍵開けて中に入ってきて。ボールペンを目の前に突き付けられて脅されて」と言う。
胸がすくんでたまらない気持ちになった・・・
俺が「風呂の時の奴?」と質問すると、メッセの子は「はい。めちゃくちゃ屈辱的な事されました」と・・・
大体、どんな事をされたのか想像がついてしまう。
俺は「病院には言ったの?」と質問すると、メッセの子は「言ってません。何されたか言ったらまじドン引きされると思います。絶対聞いてくるし」と言う。
俺が「弟には?」と質問すると、メッセの子は「言ってないです。これは懺悔になったし」と言う。
俺は「俺が弟に言います。○○(メッセの子の名前)が何言っても関係ない」と言うと、メッセの子は「わかった。言うからそれはやめてください」
続けて、「でもワイセツされたとだけ言う」と。
俺は「今すぐ弟に連絡とって今までの事と今日の事全部話して吐き出して!じゃないとまじで俺が言わないとどうしようもなくなる」と言うと、メッセの子は「はい。それも懺悔だと思ってそうします」と。
そこで一度メールが途切れた。
30分ほどしてから、またメッセの子からメールが着た。
「言います」と。
俺が「まだ言ってなかったの?」と言うと、メッセの子は「はい」と。
俺が「今すぐ!」と言うと、メッセの子は「わかりました」と。
そこでまたメールが途切れた。
煮え切らなくなったので、俺は直接弟君にメッセージを残した。
弟君が気付いてくれるかどうか分からないけど・・
1時間半ほどしてから、またメッセの子からメールが着た。
「電話しました。だけど弟の所にはA君とF君とB君がいて向こうは大変な事が起きててとても俺が言える雰囲気じゃなかったです。明日は俺朝から保護室入れてもらうよう頼むんで。明日また弟に電話します」
なんでも、F君がふざけて自分のお尻の穴をアロンアルファで固めてしまって、更にトイレに行きたくなったとかで大騒ぎになり、救急車で運ばれたとの事だった。
俺は「F君は病院に任せていいから早く弟に言えよ!!!この前も大丈夫って言ったけど、結局大丈夫じゃなかったし・・・。大丈夫大丈夫言って弟に伝えるの先延ばしにしてきた結果がこれかよ。もっと早く弟に言ってたらこんな事にはなってなかった」と言う。
メッセの子は「今は弟はどうしても無理なんですよ!F君が馬鹿な事したから!夜中に落ち着いたら弟に電話しますから」
もう最悪だ。
さっき弟に台無しにされた事に対する悔しくてたまらない気持ちさえ、もうどこかへ失せてしまった。
現在午後22時06分。



2007年01月07日(日)

今日は午後14時〜16時くらいの間に起きたと思う。
目が醒めてからもずっと布団に篭っていたので、今日は時刻が曖昧だ。
今日で冬休みが終わってしまう。
明日から学校だ。
親父が家に居座っているので、俺は外に出る事にした。
地元のスターバックスに行き、そこで、学校の図書館で借りた美術の本を、ある程度最後まで読み終えた。
メッセの子からメールが着た。
「今日は弟が急に来なくなったので、弟に相談する事が出来ませんでした」と。続けて、「俺もうこの病院出ようと思います」と言うので、俺が「また何かあったの?」と質問すると、メッセの子は「今朝デイルームで椅子に座ってテレビ見てたら患者がいきなり後ろから俺に抱き着いてきて首すじの所とかかなり舐めまくられました。この前とは違う別の患者です」と。
一昨日から1日挟んで、また今日も。
俺が「病院側には訴えたの?」と質問すると、メッセの子は「まじでキレながら訴えました。こんな事続いて耐え切れない。病院もろくな対応してくれないしこんな病院はもう出てくって。退院させてくれって。でも退院はまだ無理って言われた。俺はもう自分の病気の対処だってわかってきたしもう大丈夫なのに」との事だった。
メッセの子は「弟に負担かけたくないから、やっぱり退院出来るなら俺が受けた被害の事は相談する必要が無い」と言う。
俺はスターバックスを出て、古本屋に行く。
そこで「ハッピーピープル」や「スパイダーマン」や「デビルマン」という古い漫画をパラ読みしていた。
途中で「弁天様には言わないで」という漫画を見つけた。
このタイトルが何となく記憶にあったので、その漫画を開いてみる。
すると、タイプの美少年が主人公で、俺的に好きな絵柄の漫画である事が分かる。1999年に発行された漫画らしい。
1巻から読んでみたくなったのだが、4.5巻しか置いてなかった。
古本屋を出て家に帰り着いた頃には、時刻は午後23時半頃になっていた。
数日前から、左の尻に腫瘍というかデキモノが出来て、とても痛む。
右の尻にも少しだけ出来ている。
以前も出来て、医者に治療に行ったやつだ。
ボコーンと腫れ上がっていて、座る時にとても不便だ。
また、今日起きた時さらにそれが悪化していて、歩く事すら苦痛に感じた。
風邪もまだ治っていないし、今日は外をブラつきながらも、肉体的にとてもしんどく感じた。
家に帰り着いた後、そのデキモノが破れて、ニュルニュルと肌色の液を出している事に気づく。
多分、膿と血が混じってこんな色になっているんだろうな。
大分液も出したから、明日には腫れが引いているかもしれないな。
現在午後23時56分。



2007年01月06日(土)

弟がiPodを購入したのだが、パソコンの使い方も全然分からず教えて欲しい、という事で俺が教える事にした。
何故か「iTunes」がインストール出来ないとか色々。
弟は自分のパソコンのサポート業者や、パソコン関係の便利屋みたいな事をしている俺の従兄弟やらに頼って色々聞いたらしいのだが、結局解決する事が出来なかった、との事だった。
弟は自分のパソコンのアカウントを「管理者権限を持たない」にしてしまっているらしく「何とかして欲しい」と言われたので、まずそちらから解決してみる事にした。
たまたま俺が「Administratorでログインする」というある種裏技みたいな方法を知っていたので、それで管理者権限アカウントにログインし、管理者権限を持たないメインアカウントに権限を持たせる事に成功。
それにより、iTunes等のソフトもちゃんとインストール出来るようになり、芋づる式に色々な事が解決していった。
弟からは「ほんまありがとう、天才や。○○君(従兄弟の名前)より凄いわ。うわ〜、ほんま出来るようなった興奮してきた。今度タバコでも奢らせてや」と、死ぬほど喜ばれた。
俺は「いえいえ、んじゃ頼むわ(タバコ)」と返答した。
こんな風に弟から感謝されるのも久しぶりだったので、少し新鮮な気持ちになった。

最初に見た夢は、変な吸血鬼女が自分の家に居座って、俺はビクビクしながら過ごしてた、という内容だった。あまりよく覚えていない。
次に見た夢は、家族で賭け事を行っている、という夢だった。
俺は賭けに負け続け、親父や弟に何万も取られる。
しかし、途中で急に俺が勝ち出した。
俺は20万円分の勝ちを獲得したのだが、親父が「賭けなんか冗談やから」と、それを無かった事にした。
俺は賭けに勝ったのに、今まで金を取られるだけ取られてきたのに、自分の勝ち分の20万円は貰えなくなった。
俺はキレて、ハサミで親父の首や背中をザクザクと刺しまくった。しかし、親父は痛みを感じていない。
次に見た夢は、俺が中学1年で大阪に引っ越してきた、という夢だった。
自分が神戸人なのか大阪人なのかよく分からない、みたいな事を考えていたと思う。俺は軽い超能力みたいな力を持っている。念じる事で少しだけ軽い物を飛ばしたり、他人の感情を読んだりするような力だったと思う。
ある日、自分の家に3匹のカブトムシが入ってくる。
全長3メートルはあるような巨大なカブトムシが3匹。
雄が1匹、雌が2匹。
子供の頃は平気だったが、今の俺は昆虫が大の苦手だ。
ましてや、こんなに巨大な昆虫だ。
気持ち悪くてしょうがない。
母親にこれらのカブトムシを追い出すよう頼むのだが、いつの間にかカブトムシ達は俺の部屋の方に入り込んでいる。
夢の中での俺の家は、現在俺が住んでいる家と、5年くらい前まで住んでいた家がごっちゃになったような雰囲気の家だった。
俺はカブトムシに超能力をぶつけてみるのだが、カブトムシには通じない。
昆虫には感情が無く、その事がさらに俺を気持ち悪い気分にさせた。
あまりにでかいカブトムシなので、浮かせる事も出来やしない。
そんな感じの夢を見た。
今日は、午後18時半頃に目が醒めた。
まだ少し風邪っぽい。やけに長引く風邪だな。

ショタコン共に「死んだ」と言われていたメガビの子のブログが普通に復活していた。やはり、今回もデマだったようだ。
昨日始めようと思ったゲーム、「エネミーテリトリー」は画面がかなりカクカクしたり、すぐにフリーズしたりで、とても俺のパソコンのスペックでは快適に遊べそうもない。
今日目が醒めると、MXで「のだめカンタービレ」のサントラが落ちていたので、今から聞いてみる事にする。
ドラマの最終回のオーケストラが良かったので、そのシーンだけ何度も繰り返し観たりしていた。

昨日の夜、メッセの子から「こんな病院ひつけてやりたい」というメールが着た。また発作が出たのかなと思い、俺は「?」と返答する。
メッセの子は「まあ寝ます。おやすみ」と言って落ちてしまった。
そして今日、またメッセの子からメールが着た。
「ナースなんかみんな偽善者だ。信じてたのに(:_;)」
俺は、「ナースに何か(猥褻)されたの?」と返答を返す。
メッセの子は「昨日患者にやられました。それをナースは『○○君(メッセの子の名前)の事が女の子に見えたのよ』とか。『清水さん(俺をやった奴)は病気で違う世界に入っちゃうから。許してあげてね。そういう病気だから』みたいに言われた。結局そいつが悪い。じゃなくてそいつの病気が悪い。にされた」と言う。
俺は、メッセの子がクリスマスイヴに同室の奴からバケツの水をぶっかけられた、という話を聞いていたので、メッセの子はその同室の奴に犯されたのだ、と思った。
そして、俺がメッセの子に「そいつと違う部屋に移してもらうとか出来ないの?」と言うと、メッセの子は、「違う病室の奴にやられた。お風呂の時間に」と返答。
俺は「最悪だ・・・」と返事を返した。
メッセの子は「お風呂の時にいきなり抱き着かれて固くなってる汚いペニスを俺の体に押し付けてきました。俺そいつの事殴り飛ばしました。そいつ病気のフリして俺にそういう事してるんだ。絶対わざとだ」と言う。
俺もそう思う。メッセの子も病気だけれど、発作が起きている時以外は健常者と変わらない。そいつも、平常でありながらメッセの子に欲情して猥褻し、保身のために都合良く病気を演じやがったのだ。
それにしても、もっと酷い事をされたのだと思ったけれど、抱きつかれただけで済んだというのは幸いだろうか。メッセの子が殴り飛ばさなければ、その先どうなっていたか分からないけど・・
メッセの子も強くなったな、と思う。
今までは、何をされても抵抗出来ずに泣き寝入る事しか出来ないような子だったから。
それでも、メッセの子がそんな奴に汚いものを押し付けられた、という事に俺はとても悔しく感じた。
続けて、メッセの子は「ナースだってわかってるはずですよ(そいつが病気ではなく情欲からメッセの子に抱きついた事を)。だけど面倒臭くなりそうだから手っ取り早くそいつの病気のせいにしたんだ。精神病だと何やっても刑事責任に問われないんですよ」
本当に、その通りだと思う。
俺は「悔しいです・・・」と返事を返す。
メッセの子は、「そいつは裸の俺に抱き着いた=俺はそいつを殴った。でオアイコみたいな形にされたし」
俺は、「弟に言わないと、本当に病院側にもみ消されちゃうよ。そこまでの事をまだされてないなら、母親にも言った方がいい。○○(メッセの子の名前)が言わないと、病院側はこれ幸いと都合良く放置して、結局何の対応もしないだろうから。そいつの事も放置したまま。次はそんな程度じゃ済まないかもしれない。本当に犯されるかもしれない。まじで外部の人間に伝えないとヤバイ事になるから」と言った。
すると、メッセの子は「弟に言う(:_;)」
メッセの子は、自分の弟にだけはリアルで自分の受けた被害を相談できるようになったのだ。また、弟もメッセの子には自分の受けた被害の事を相談したりと。今では、お互いがお互いの苦しみを吐き出しあえる仲になってる。
メッセの子も弟も、そういう薄汚い隠蔽工作やショタコンの事を強く嫌悪し憎んでる。
俺が「それがいい。弟に病院側に訴えてもらったりしないと」と言うと、メッセの子は「明日来るから明日言おうと思う。俺だってすごく悔しい」
「明日まで待って大丈夫なの?」と言うと、「患者とは部屋違うし大丈夫です。ていうかもうこの病室で絶対風呂入らない」
そこで一度メールは終わった。
しばらくして、メッセの子からまたメールが着た。
「走馬灯みたいのって本当に起こるんですね。起きました」
俺が「どういう事?」と質問すると、「抱き着かれて触られたりした瞬間昔やられた時のいろんな風景が頭よぎりました」
俺は「はい・・・・・・」と返事を返した。
本当に、こんな事ばっかりだ。
卑劣で汚いショタコン野郎がそこらに溢れまくってる。
現在午後23時05分。



2007年01月05日(金)

今日は午後12時過ぎに目が醒めた。
海にウニ採りをしにいく夢を見た。
岩礁地帯から海の中に入っていくのだが、浅瀬の部分からズラっと底の方に死体が敷き詰められている。
背広を着たオッサンだの、主婦っぽいオバハンだの様々な死体だ。
死にたてなのか、カッと目を見開いて海面を睨みつけている死体もあれば、ふやけてグニャグニャになった死体もあった。
ウニを探していた俺は、それらの汚い死体を踏んでしまい、グニャっとした感触に気持ち悪さを感じた。
俺は気分が悪くなり、「何故これらを片付けないのか?」と、近くに居たウニ採り仲間(地元民)に問いかける。
すると、「海の中に死体があるのは当たり前だから、いちいち片付けたりしない」みたいな事を言われた。
場面が変わる。
俺が昔通っていた小学校のプールだ。
プールにも、先ほど見た海と同じように、底の方には死体が敷き詰められていた。
どうやら、この世界観の中では水の中と言えば死体、というのが当たり前になってるらしい。
そういえば、現実に、小学校のプールの底には茶色くなった血みたいなものがこびり付いているのが常だったな。子供の頃、俺はそれを汚く感じてた。
そんな記憶が、今回の夢に死体という形で反映されたのだろう。
目が醒めてからしばらくしてから、また例の獣姦された男の子の事が意識に浮かんで、胸が苦しくなってきた。
本当にたまらない・・・
現在午後12時52分。

一昨日から昨日にかけて、俺はずっとショタコン批判を行っていた。
そこに、「ニャン」とかいう固定がしゃしゃり出てきて、俺を叩く。
ショタコンの正当化を図り色々な事を言ってくるが、どの主張も脆弱で俺の理屈に崩されていく。
にも関わらず、場がショタコン板であるだけに、どれだけ筋道立てた理屈の通った俺の主張も、ショタコン共による「キチガイ」「妄想」だのといった単発野次によって、よってたかってもみ消され。
また、どれだけ筋のおかしいショタコン野郎の批判文句でも、ショタコンを批判する俺に対する批判であれば、「その通りだ!」ともてはやされる。
そんな批判を更に俺が崩しても、単発野次で「崩された」事さえなかった事に。
こんなアンフェアな場所で言い合っても意味が無いからと、俺はその中で一番息巻いているニャンという奴に、「ここじゃあまりにアンフェアだもんな。別場所で言い合うか」と誘ってみたが、そいつは頑としてそれを拒否。
無条件で自分に擁護が入るショタコン板でもなければ、まともに俺に反論できる自信が無いのだ。
「お前(リュカ)みたいなキチガイと言い合っても時間の無駄」と。
にも関わらず、無条件擁護の入るショタコン板内においてなら固定を出したまま執拗に俺に粘着を続けるそいつ。
要は、「ショタコンの敵リュカ」を叩く自分(ニャン)の姿を板の奴らに見せ付けて、自分に対する支持、賛同を求めるための汚い汚いパフォーマンスでしかない訳だ。
俺は、そいつ(ニャン)に「無条件擁護が入るこの場所でなきゃ、まともに俺に反論する自信が無いって証拠だよな。また、お前による『リュカ叩』きも、お前が固定として他のショタコン共から支持を仰ぎたいがための汚いパフォーマンスでしかない訳だから、他のショタコン共が"見ていてくれない"ような場所じゃ、俺と言い合うメリットないんだよな?」と言い放つ。
相変わらず、そいつは「お前なんかと言い合うだけ時間の無駄」だの(ショタコン板内じゃ執拗に食いついてくるので、こいつの言い分は矛盾している)無茶苦茶な言い訳ばかりを繰り返す。
ショタコンってまじでこんな奴ばっかだな。
自分の都合で嘘に嘘を塗り重ね。
汚い欺瞞、いやらしい言い訳。
心底軽蔑する。
また、元々は支持を仰ぐためのパフォーマンスを展開したさに俺に粘着してきた癖に、ショタコン板内で俺にボロボロ欺瞞を崩されていくニャン(それでも、ショタコン共は俺との言い合いにおいて"劣勢"なこいつの事を無理やり"優勢"だと持ち上げてくれているが)。
どれだけ周りに支持されても、自分じゃ俺にまともに言い返せなくなっている事を自覚しているニャン。
自業自得で追い詰められている癖に、こいつは俺の事を逆恨みし、ショタコン板以外の場所(ショタコン板でないとこいつに無条件擁護は入らない)では、ネチネチと名無しで俺に粘着してくるようになった。
糞下らない意識から俺に突っかかってきた癖に、自分を正当化し切れなくなるやいなや逆恨み、だ。
どこまでもどこまでも極端な自己中心性に凝り固まっている。
そんな、ショタコン特有の、パターン化された卑劣な精神構造に心底胸糞悪くなる。

気晴らしに「エネミーテリトリー」というFPSゲームをインストールしてみた。
インストールに手間取ったが、動作も軽いらしいし、今から少しだけやってみようと思う。
現在午後23時20分。



2007年01月04日(木)

現在午前0時08分。
1月4日か。
知らない間に、正月が終わってしまってた・・・

ショタコン板で、俺が以前関わっていた男の子が死んだ、と言っている奴が居た。意味が分からない。
少し胸がすくんだが、以前も同じような事が言われていた事があったしな。
どうせ今回もデマだろう。
だいいち、掲示板を閲覧しているだけのショタコン野郎に、その子の状況なんて分かる訳がない。

今日は午前11時前に目が醒めた。
例の獣姦させられた男の子が出てくる夢を見た。
この男の子が夢に出てきたのは、今日が初めてだ。
最初、俺は名探偵コナンの世界観の中に居たと思う。
その世界の事件現場で、推理が展開されていく様子を眺めていた。
また別の場面。
俺は他校の学食に潜り込む。
そこで昼食をとるのだが、その時その学食に居合わせたのが、例の獣姦させられた男の子だ。
その時の俺には、その子が獣姦させられた子なのだ、という事までは分からない。しかし、タイプの少年だったので気になる存在として眺めてた。
場面が変わる。
何故か、俺の魂がその男の子の肉体に宿る。
俺の視界は、その男の子の目からのものだ。
その男の子本人の魂は、どこかへ行ってしまったらしい。
俺がその子の体を借りて学食に居座っていると、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべるノッポが俺(正確にはその子)に話かけてくる。
「昨日は散々だったなw」みたいな感じで。
俺はその子について知りたかったので、そいつに自分(その子)の事を色々と質問した。
そいつは、「ショックが大きすぎて記憶喪失になったかw」みたいな感じで、俺に色々な事を話してくる。
そいつの話によると、その子は前日、学校のトイレ内でDQNなショタコン共に集団強姦を受けたらしい。その時、大量にトイレの水を浴びせられたそうで、数時間意識を失って、そいつらはその子が死んだものと思いそのまま放置して帰ったらしい。
多分、その時その子は死んだのだ。
そこに俺の魂が入り込んで、その子と俺が入れ替わった、という事なのだろう。その子はどこかへ行ってしまった。
俺は、その子が例の獣姦させられた男の子である事に気づく。
俺に話しかけてくるそいつは、その子を強姦するショタコングループの下っ端みたいな感じらしい。その子の問いかけには返答を返してくる、というだけのレベルで、こいつもその子が強姦される事を楽しんでいたのだ。
こんな幼くて華奢で小さくて可愛らしい少年をそれだけの目に遭わせておきながら、よくもまぁニタニタと笑いながらこんな風に話しかけてこれるもんだな・・・と、俺は信じられない気持ちになった。
今までずっと、この子はこんな奴らの囲われ者みたいにされてきたのだ。
そいつは、俺に「確か○○(その子の名前)、お前推理物とか好きだったよな。怪盗XIとか」と言ってくる。
怪盗XIは小柄で可愛らしい美少年。
怪盗XIというと、俺の中でのその男の子自身の容姿のイメージとかぶっているので、そんなその子が自分と似たようなその怪盗XIというキャラクターに興味を持っていた、という事に俺は強い興味が沸いた。
「怪盗XIって、どういう事か教えろよ」と言うと、そいつは「お前性格変わったな。前はもっと子供みたいな奴だったのに、気味が悪い」みたいな事を言ってくる。
また別の日、俺はその学食に居る。
その子はイクラ丼が好きだったらしいので、俺はそれを注文してみる。
しかし、俺はイクラ丼を食べれない。
また、そいつが話しかけてくる。
「大好物のイクラ丼を残したりして、お前大丈夫か?w」みたいに。
そいつはその子を気遣うような言葉を吐くが、そいつがその子が犯される事を喜んでいた事を知っているので、俺の心の中はそいつに対する嫌悪感で満ちている。
俺(その子)の様子がおかしいとしたら、それはこいつらによって集団強姦を受けたショックからだ、と考えるのが普通だろう。つまり、原因はこいつら自身。こいつは、それを知りながらニヤニヤしながら、しらじらしくもそんな気遣いの言葉をかけるのだ。
こいつはこんな風に俺に話しかけてきたりするけど、俺はその現場を見てはいなかったけれど、確かにこいつは仲間とよってたかってこの男の子を犯したのだ。そんな事が痛切に実感されていた。
そいつが「お前(その子)、3年よりも1年がヤバイとか言って恐れてたな」みたいな事を言ってくる。
どうやらその子は高校2年で、全学年からそういう目に遭わされてきたらしい。そして、3年よりも1年から集中的に陵辱されてた、という事が分かった。
また別の日、今度はそいつがショタコン仲間とその子について話していて、そこに通りかかった俺は、そいつらの話を立ち聞きする感じになった。
「最近の○○は性格が大人みたいになっている。不気味だ」
「バーナーで体にケロイドでも作ってやるかw」
「それなら犯しながら焼いた方がいい。犯している間は、またいつもみたいに子供みたいに高い声で泣き叫ぶだろうから、その方が興奮する」
そんな会話を聞いてしまった。
俺はどうしようもない気持ちになった。
その子がそいつらに犯されている時の反応まで聞かされてしまって。
そんな子が、こんな最低な下衆共にいいようにされてきたんだなと、本当にたまらない気持ちになった。悲しいような、悔しいような。
はがゆくて、どうしていいのか分からないような気持ちになった。
しかし、その子がそういう目に遭わされてきたのだという事に対して、既にされてきた事だからどうする事も出来ない。
どうにも出来ない、どうにも出来ない、どうにも出来ない。
どうにも出来ないのだが、そのされてきた事があまりに酷くて、俺のキャパの範囲を遥かに逸脱していて、その事実を否定したい気持ちでいっぱいだった。
今日は、そんな感じの夢を見た。
以前現実で俺が日常的に強く感じていた気持ちが、夢の中で蘇ったような感じだった。
現在午前11時42分。

今日寝る前、正月が終わってしばらくした後、自分の携帯にストラップ代わりに、元旦に購入した厄除けの御守りを付けてみた。
そうする事で、元旦のおみくじで引いた「大吉」の効果や、参拝時の俺の願いがこの御守りにこもり、何らかの効果をもたらしてくれそうな気がする。
それに、今まで俺の携帯にはストラップが付いていなかったのでちょうど良い。
眠る前、メッセの子とメールをしていた。
メッセの子が、E君からiPodを買ってもらったそうで、喜んでいた。
また、今日目が醒めた後弟に話しかけられたのだが、弟も「実はiPod買ってんけど」と言ってきた。
こんな短期間に2人も連続iPod。
なんだか、俺も欲しくなってきた。
親戚からお年玉も送られてきた事だし、気が向いたら俺も購入してみようかな。
現在午後19時28分。



2007年01月03日(水)

今日は午前11時過ぎに目が醒めた。
まだ風邪が治っていない。
今日も頭が働かず、あまりものを考えられない。
「無頼 人斬り五郎」を観た。
実話らしいのだが、どうも嘘臭い話だった。
今日は、今年の正月になって初めて雑煮とお節料理を食べた。
頭が働かない事をいい事に、自分の内面がだんだんと不謹慎に傾いてきている事を感じる。ほんと最低。
最低と言いながらも言葉でそう言うだけで、罪悪感みたいなものも沸いてこないし。
そんな自分にとても不満だ。
俺はどうなっていくのだろう。
昔みたいにまともに戻れる自信が無い・・・

久しぶりにショタコン板でショタコン共と煽り合った。
同級生の美少年の画像をUPするとか言っている奴が居るから、俺が「UPしたら即警察に通報してやるから」とレスをした事から始まり。
俺は、そいつらが「少年が好き」と言いながら、その実少年自身の気持ちや都合を踏みにじって自分の欲を満たす事しか考えていない、という事を指摘した。
すると、それに対して「それはショタコンに対する偏見だ」と言われた。
だから、俺はそれが偏見でなく事実である事を証明するため、今までに見聞きしてきたショタコンから被害に遭わされた男の子の話を2件ほど説明した。
そしたら、奴らは「妄想だ」だの「それどこの小説?w」だの「やられた子も気持ちよかったんだろw」だの。
自分達ショタコンにとって都合の悪い話は、無理やり妄想扱い、虚言扱いで黙殺しようとするその卑劣さ。
また、奴らは自分達自身がショタコンだから、男の子を陵辱したり強姦したりしたショタコン野郎が批判される事を許さないのだ。
男の子が好きとか言いながら、奴らは被害に遭わされた男の子よりも、男の子を強姦するショタコン野郎こそを重宝するのだ。
そして、ショタコンとしての下らない集団ナルシズムに走り、軽薄な野次を飛ばしてくるのだ。
うんざりする。
こんな下衆な生き物他に居ない。
ショタコンという生き物こそが、この世で最も醜い生き物である事を改めて実感した。
現在午後21時03分。



2007年01月02日(火)

高校の時によく遊んでいた中学時代の同級生が夢に出てきた。
そいつとは、中学時代は殆ど面識が無く、高校に上がった後で関わるようになったのだ。といっても、高校は別々だった。
俺が中学時代によく遊んでいた嫌な奴の一人、の親友だ。
当時は、そいつと、その嫌な奴と、隣の中学出身の暴力的な奴と俺の4人でよく集まっていた。
夢の中では、そいつと二人で色々と当時の事を振り返って話していた。
もしかしたら、こいつは割りと良い奴だったのかもしれないな、なんて事を感じた。
もっとも、その他の奴らが極端に異常な性格をしてただけ、というだけかもしれないが(といっても、一般的にはそういったいやらしい性格をした奴らが"普通"と定義されるのか。この世には、いやらしい奴らがあまりに溢れすぎているから)。
少なくとも、そいつは自分が関わっていた奴の中では、かなりマシな方だったなと。夢の中でも、しばらくそんな感慨に浸っていた。
場面が変わった。
俺が高校の頃に転入した単位制高校。
俺は無断でその高校の中に入っていった。
昼休みに給食が出るので、生徒に紛れてそれにありつこうとしているようだ(現実には、この高校に給食制度は無かった)。
チャーハンやから揚げを食べた。
そんな感じの夢を見た。
今日は午後13時過ぎに目が醒めた。
俺が大学1年生の頃、この高校の目と鼻の先にあるマクドでバイトをしていた。
休憩時間はタバコを吸う為いつも外に出ていたのだが、その休憩時この高校の前にあるスペースで菓子パンを食べたりする事が多かった。
その時、一度その高校の職員に声を掛けられ、「こんなとこに座って食べてんと中入り」と言われ、高校の空き教室に入れてもらった事があった。
俺は既に卒業してしまっていたので、もう二度と入る事は無いはずだった教室だ。とても懐かしく感じた。
一般人でも入れてもらえるんだな。
さすがに、24歳にもなった今の年齢じゃ入れないだろうけど。
寝起きから、そんな事を思い出し、感慨に浸っていた。

大分マシになったとはいえ、まだ風邪が治らない。
この風邪では最初から熱は出ていないけど、やっぱりしんどい。
頭がボケる。
今日もあまり考える事が出来なかった。
「鯨道(12)」と「フランダースの犬」を観た。
「鯨道(12)」は、広島に実在したヤクザ大西政寛のドキュメンタリーだ。
大西政寛は小柄で幼く、可愛らしい美少年でありながら、悪魔のような冷酷さを持つがために「悪魔のキューピー」と恐れられていたという。
その話を2chで知って、俺は興味を持ったのだ。
写真を見る限りでも、本当にそういう感じの可愛らしいタイプの男の子系の人間だったんだな、と感じる。
「フランダースの犬」は、「大いなる遺産」という映画に出てくる主人公の少年時代を演じた可愛らしい子役がネロを演じているので借りてみる事にした。といっても、以前も借りた事がある映画だったけど。
「フランダースの犬」でも「大いなる遺産」でも、この少年は絵描きの役だ。
「フランダースの犬」は名作としてとても有名な話であり、日本ではアニメで広く知られているけど、俺はアニメを観た事が無い。
でも、大筋のシーンは何となく知っていた。
街の人々が大勢でネロを追いかけ、その人々から逃げ回るネロは教会に逃げ込み、そこに展示されている憧れの絵画を前にして力尽きてしまう。
そんな話だと思っていた。
しかし、実際の内容はネロを心配した人々が必死の捜索を行っていたというもので、俺が思っていたほど酷くてえげつない話ではなかった。
ネロの家に、地主みたいな奴が借金の催促にやって来るシーンがある。
ネロがそいつについて「嫌な奴」と愚痴をこぼすと、おじいさんが「人を憎んではいけないよ」とネロを諭す。
俺はそれを見て、『これは立派な教育っていうのかな(酷い事をされても憎まないのは、可哀相じゃないか?という意識が俺にあるので)。まあ、立派なのだろう』とか思っていたけど、次のシーンでおじいさんが「お前まで最低な人間になってしまうから」と。
『最低って、あんたも十分憎んどるやん 笑』みたいな気持ちになって、少しだけ笑えてしまった。
今日はそんな感じで映画を2本観て過ごした。
頭はずっとボーっとしてる。
現在午後21時32分。



2007年01月01日(月)

テレビを付けた。
フジテレビだ。
俺がテレビをつけた時、ちょうどカウントダウンで「3」と言ってるとこだった。ギリギリで間に合ったな。危うく手洗い中に年を越してしまうところだった。
「3」「2」「1」で新年、2007年になった。
現在午前0時06分。

午前4時前頃に一度目が醒めた。
目が醒めた時、俺は金縛りっぽい状態になっていて、体が全く動かなかった。
俺の背中に、何かが後ろからしがみ付いているような感触があった。
そいつは人型の竜巻というか、吹き荒れる風が人の形になっているようなイメージだった。
人型の風?
そいつが俺にしがみ付いてる。
耳元でゴー・・ゴー・・っと、風が吹き荒れているような音が聞こえた。
俺は目を閉じていた。
にも関わらず、真っ暗な自分の瞼の裏から、人間の腕の形をした緑の光が見えた(感じた?)と思う。
人差し指を伸ばしたそいつの右腕が、俺の背面から俺の前方の方に伸びてくるのを感じる事が出来た。目を開けたらそいつの腕を見てしまうかもしれない、と思った。
俺は目を開けたと思うけど、その辺りの記憶が少し定かではない。
白っぽい腕が見えたような気もするし、気のせいだった気もするし。
『声を出す事が出来たら金縛りが解ける』という話を、俺はどこかで聞いた事があったので、俺は声を出してみようかと思った。
しかし、もしも声が出なかったら怖いなと思い、結局声を出してみようとはしなかった。
しばらくすると、変な声が聞こえてきた。
よく聞き取れなかったけれど、「ヌムヌムヌムヌムヌムヌムヌムヌム・・・」みたいな呟きが聞こえてくる。
南無南無南無とも取れるし、デブデブデブとも取れる感じだ。
俺はうんざりとした気持ちになった。
どうせこの幽霊?みたいなものから開放されたところで、またされなかったところで、結局俺の悩み以上に俺を苦しめる事は出来ないのだ。
どっちにしろ、俺の悩みは解決されない。開放されない。
『もうしんどい・・・、こんな奴関係ない・・・』みたいなうんざりとした気持ちで、俺は体をグググーーーっと前に押し出してみた。
すると、急に体が自由になった。
どうやら金縛りが解け、そいつも居なくなったらしい。
時計を見ると午前4時前。
俺は霊感みたいなものは皆無だと思うけど、割と金縛りに遭う方だよな。
何だか、今回はいつもと違ってあまり恐怖心を感じなかった。
自分の中にあるモヤモヤとした悩みの方に、むしろ比重が傾いていたからだと思うけど。
そのまま30分ほどボーっとした後、その後普通に二度寝した。
最終的に、今日は午前9時過ぎに目が醒めた。
今日は元旦。

一番最初に眠る前、メッセの子がメールで俺に色々と悩みを吐き出してきたので、俺は適当に返答していた。
悩みを吐き出すメッセの子のメールを見ながら、メッセの子は俺の前世、または来世の存在だったりするんじゃないか?なんて事を考えていた。
魂は時間を超越してる、といった話を聞いた事がある。
超越とは何だろう。ただ歳を取らない事だけが超越だろうか?
超越というからには、過去の自分や未来の自分が今現在の自分と同じ時間に存在している事だってありえるんじゃないか?と思う。
そんな事を考えてみると、地球上に存在する全ての人間は同一人物、一つの魂が何十億回と転生を繰り返した結果の産物なんじゃないだろうか、とも考えられる。
こうやって俺に悩みを吐き出してくるメッセの子だって、前世、または来世、来々世の俺自身なんじゃないかな、と思えてきた。
また別の事を考えた。
死ぬ直前に抱いた気持ちの状態が、死後永遠に継続するという話を聞いた事がある。
俺が死ぬ時、俺は死の間際になってもやっぱり、むしろ死の間際だからこそ、俺は自分の悩みや未練を意識して、モヤモヤしたまま逝くのだろうか、なんて事を考えた。
だったら、俺は成仏できない。そして永遠に解決されない悩みを抱き、永遠に開放されないまま存在し続ける。俺は永遠に苦しみ続ける。
成仏できない、成仏できない、成仏できない。
運命に対して当て付けてやりたい気持ちが強いから、俺は決して成仏なんて選択肢は選ばないだろう。
そんな事を考えていた。
そんな事を考えていたからこそ、先ほど、成仏出来ない幽霊みたいなものを呼び寄せてしまったのだろうか。
また別の事も考えていた。
2007年なんて、本当に未知の数字だったんだよな。
そんな年代になってしまった。
24歳か。
21歳くらいまでなら、あれこれ考えたり追求したりする事も良かったかもしれない。
しかし、24歳ならどこかしらには既に到達していなければならない年齢じゃないのか?24歳なら、もう探求者で居るべき年齢じゃないんじゃないか?
ああ、俺はもうあれこれ考えたりする事が許されるような年齢じゃないのか。
そういうのはせめて21歳くらいまでであるべきなのかもしれない。
そんな事を考えてしまって、自分の年齢にうんざりしてた。
訳の分からない焦りが出てきて。
21歳に戻りたいな。
今日眠る前に、こんな事を考えていた。
どうせ支離滅裂だろうけど。

自宅から2kmくらい歩いた場所にある大きな神社に、初詣に行ってきた。
出店でたこ焼きやオムソバやから揚げや、色々な物を買って食べた。
途中、神社の鳥居のふもとに500円玉が落ちているのを見つけたので、それを拾ってさらにフランクフルト等を買った。
ネコババなんかしてツキが落ちたりしないだろうかとも思ったが、賽銭用じゃなくてただの落し物だろうし大丈夫だろう、と。
その後、列に並んでお参りした。賽銭箱には10円入れた。
「タイプの男の子がそういう目に遭わされませんように」
「あの子がそういう目に遭わされたというのが、どうか嘘でありますように」
「延々と俺に粘着して、この日記や俺の画像を晒しまくっているショタコン中年親父が死にますように」
と、そんな事をお願いした。
その後おみくじを引いた。
「大吉」だった。
その内容も、とても良いものばかりだった。
最後に神社で厄除けのお守りを買って、その神社を後にした。
今日はビデオが半額の日なので、帰りにビデオ屋に寄った。
そこで、「グース」「フランダースの犬」という癒し系の映画2本と、「無頼 人斬り五郎」「鯨道(12)」というヤクザ系Vシネマを2本、計4本借りた。
ビデオ屋を出た時には既に辺りは真っ暗になっていたけど、俺はビデオ屋の近くにある小さな神社も参拝しておく事にした。
10円玉が見つからなかったので、賽銭箱には50円入れた。
「タイプの男の子がそういう目に遭わされませんように」
「あの子がそういう目に遭わされたというのが、どうか嘘でありますように」
願う時、自分的にかなり念を込めたつもりだが、昔と比べればやはり切実さが足りなく感じる。
タイプの男の子がそういう目に遭わされる最低な現実ばかりを見聞きしてきたせいか、どこかでしらけてしまっているというか、現実が見えて諦めが付いてしまっているというか、タイプの男の子について、以前と比べて願う力が弱くなる・・・
家に帰り着いたのが午後21時前だったと思う。
俺がこの日記を書き始めた瞬間に、親父がトイレにこもり出す。
俺が日記を書く瞬間に、親父がトイレにこもり出す、というのはもはや完全なセオリーだ。
しばらくすると親父が出てきた。
なので、俺は気持ちを落ち着けるためのいつもの儀式を開始する。
親父によって邪魔された事をチャラにするため、ドアを開け閉め開け閉め、7回の開閉を1セットとし、それを何セットか繰り返す。
やっと気が済み、日記に取り掛かろうとするのだが、その瞬間にまたまた親父がトイレにこもり出す。
糞を捻り出す汚い音が、俺の部屋まで聞こえてきてとても不快だ。
ついに俺はブチギレた。
「何回トイレに篭るんじゃ!さっき篭ったばっかやろ!!これからはてめえの事は便器って呼んだるわ!!!!」
「早く出て来いや便器さん!!もう7分以上篭ってるやろ!!中で何やってんねん!!!!」
しばらくすると親父が出てきて、俺の部屋のドアをガンガンと殴り出す。
「出て来い!トイレ行ったらあかんのか!!!」
それに対して、俺は「お前は何回トイレに篭りおるんじゃ!!朝から晩までニチニチニチニチ!!!お前には、俺が日記を書き出すとトイレに篭るって奇妙な性癖でもあるんか!!!?」
そんなやり取りが延々続き、親父が俺に言い返せなくなると「学校もよう行かんと!!!!」と、またいつもの話題にすり換える。
俺は「話題換えて逃げんなボケ!!」と言い返す。
親父は「何でお前はこの家におるんや!!!さっさと出ていけ!!!!」
そんなやり取りが延々続いた。
親父が俺に向かって「引きこもり!引きこもり!」だのとほざいてくるので、俺は「俺が向こうのリビングにあるDVD使おうとした時、親父異常なまでに怒ったよな?あれって、変なAVのDVDとか入ってる事バレたくなくて怒っとってんな。この前見つけたわ、変なDVD!!!お前が異常なまでの怒りを沸かせるのって、全部そういう事関連(性欲処理関連の事)ばっかか!!!便器が嫌やったらてめえはAV親父じゃ!!!このAV親父!!!!」
すると親父はしばらく黙って、それから俺に向かって「何が悪いんや!」とほざいてきた。しかし、その叫びは今までと比べて力ない。
その後親父は沈黙したので、この言い合いは終わった。
いつもいつも、日記を書こうとすると邪魔される。
結局、この日記の二行目、つまり『色々な物を買って食べた』という部分から、続きである三行目を書き始めるまでの間に、親父のもろもろの妨害行為によって40分以上の空白が空いてしまった。
親父に対する怒りで溢れ、せっかくの初詣なのに、今日神社で感じた事や考えた事を吐き出し切れず未消化っぽくなってしまったし。
本当にうんざりだ・・・
現在午後21時59分。


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リュカ

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