I.W.O.活動日誌

2009年05月30日(土) '09 練習日(11)

「威風堂々第2番」

何度か繰り返されるクラリネットの細かいメロディーに入るたびに、
とても憂鬱な気分になってしまうのだが、
曲全体の響きは、最近味わったことのない雰囲気だ。

「トゥーランドット・ハイライト」

きょうは、各部分の最適テンポを模索しながら練習してみた。
来週は、ソステヌートの部分をやや遅めに重くしてみるか。。
「リューよ、泣くな」のアリアを入れて!
と、編曲者に注文しているのだが、
冒頭のシロフォンも2回くらいはほしいなぁ、、とつくづく思う。


その後、「久石譲作品集」と「チムチムチェリー」を1回ずつ、大急ぎで。



2009年05月23日(土) '09 練習日(10)

「威風堂々第2番」
「トゥーランドット・ハイライト」

の譜読みと

「久石譲作品集」(「おくりびと」つき)
「チムチムチェリー」


「トゥーランドット」にかなり戸惑ってしまった。
オペラの冒頭の流れがだいたい心に残っているので、
かえって意表を衝かれてしまう。



2009年05月16日(土) '09 練習日(9)

「花の狂乱」がやれてとても楽しかった。
今年採用するか、来年以降になりそうな可能性の方が高いのだが、
金管アンサンブルでしか聴けないので、
吹奏楽版がどんな感じになっているか、聴いてみたかったのだ。

金管アンサンブルだと、アクロバットの連続に聞こえて、
そのために、叙情的なメロディーがいっそう緊張感を帯びているのだが、
吹奏楽で、多くを木管楽器が引き受けてしまうと、
そのあたりがちょっとあたりまえになってしまって、残念かも。。

「黒船来航」も試奏してみたいのだが、楽譜の予算のこともあるので、
今は買い控えして、来年回しに。。


* * * * *

さて、その次に「序曲 龍馬」なる曲を配った件について、
簡単に説明しておきます。
(ここにどこまで書いていいことなのかわからないので、
 わりとおおぜい団員が集まった日に説明しますが、、、)
今、某所からオリジナル作品・編曲作品の試奏依頼が来てまして、
それ自体はありがたいことでもあるので、
何となく現実的な話になりつつあるわけで、これはその1曲目です。

「序曲 龍馬」、なかなかいい曲でしたねぇ。
メロディーの絡み具合もおもしろい。
でも、変化に富んだ曲の演奏に慣れてしまった身には、
とてもシンプルな構成が、ちょっともの足りない感じでした。

それから、きょうはエルガー「威風堂々第2番」も預かったので、
来週はこれもやってみましょう。
中間部だけは誰でも知ってるあの「第1番」じゃないですよ。
私は「第2番」以降は聴いたことなかったのですが、
さっきiTune で見つけてDLして聴いてみました。
それで、試奏してみることに決めました。

* * * * *


その後、先週の「久石譲作品集3」と「チムチムチェリー」を
1回ずつやって、終了。



2009年05月09日(土) '09 練習日(8)

ステージがあるのは嬉しいことだけど、練習は窮屈になる。
ステージをひとつ終えると、一抹の寂しさがある代わりに解放感もある。

きょうは、今年発売されたNSBの曲の中から、
「久石譲作品集3」と「チムチムチェリー」。

きょうの初見大会はとても楽しかった。

この2曲についてのコメントは、また追々。。

最後、ちょっと時間が余ったので、先週の「知覚と快楽の螺旋」。
楽譜どおりやるとちょっとくどいので、
やはり「最愛」とセットにしてやるべきだという思いを強くした。



2009年05月04日(月) 民謡山口会会主とのジョイント

午後3時集合。
出演の予定時刻は4時だったのだが、結局5時半ごろになった。

これは我々にはとてもおもしろいことだったのだが、
スタッフに「今どれくらい遅れてますか?」と尋ねても、
誰も答えられない、、答えられるのは、今何番の演目ということだけ。
つまり、タイムスケジュールというものが存在しない!

とにかく100以上の出演者の演目があり、
時間を気にせず、出たとこ勝負で進めて行こうという大胆な運営。。
我々の出番は91番になっていたが、3時半ころに確認したら、
まだ60番台の演目で、あと1時間半か2時間か、、という返事(笑)


煙草を喫いに会館の表に出ると、人が続々と集まっている。
民謡大会のためでもないし、我々の演奏めあてでもない(笑)
上の大ホールで、5時半から浜田省吾のライヴが始まるそうだ。
4時半になると、2列の行列が長く伸び始めた。
全席指定だろうに、みんな早くから集まってくるんだなぁ。。

浜省の演奏開始と、我々の演奏開始が同じ時間になるかも、、などと、
ささやかに光栄だったりして、、、と、実際同時刻になったが。


長時間あてもなく待たされていると、
団員の中にはいろいろな者がいるからおもしろい。
旦那と子どもをゲーセンで遊ばせて待たせている奥さんもいる。
もう金がなくなる〜〜、と旦那がメールを送って来たそうだ。
子どもにケータイでぷよぷよを遊ばせている母もいる。
ケータイの電源がなくなりそうで困っている。

そういうことでなくても、金管奏者は特に、
唇のコンディションを調整するのがたいへんだ。


民謡会の会場は、中ホールとして作られたものの1100人レベル。
郊外のホールだったら大ホールと呼ぶ大きさに近い。
舞台も広い。
回り舞台もあって、今回は使わなかったけれど、
以前の2回は、前の演目の間に後ろでスタンバイして、
回り舞台でステージに出る、という方法を取っていた。

とにかく広い、、が、会の性質上、反響板がない。。
何年かぶりの参加だったので、意識が薄れていたけれど、
こいつは厳しいなぁ、、、と舞台袖に立つたびに不安。。
我々のような編成だと、反響板は命綱ほどの意味をもつのだから。。

やっと本番の時間が来て、指揮台で演奏を始めたら、
その厳しさは予想をはるかに越えていた。
ほとんど鳴ってないじゃないか!!
特に、フルートと、ホルン(音が後ろ向き)が聞こえない。。

一応、拍手喝采で幕を下ろすことはできたのだけれど、
実に曖昧模糊とした演奏感覚で、どうもすっきりしない。
また依頼があるとしたら、いろいろと対策を講じなければ。。
反響板下ろせ、なんて要求はできないけれど。。。

たとえば、舞台装置に使っていた障子模様の板を
ホルンの後ろに立ててもらうとか。。。



2009年05月02日(土) '09 練習日(7)

明後日が民謡山口会でのステージなので、その練習が主だが、
それだけではちょっと淋しいので、M8から取り寄せた
ドラマ「ガリレオ」のテーマ「知覚と快楽の螺旋」を最初にやってみた。

残念ながらドラマは見ていないのだが、
YouTube で福山バンドの演奏を何度も聴いて、
これ1曲の単品で行けそうな気がしていたけれど、
ロックバンドの響きでかなり盛り上がりそうな気がしていても、
それをかなり忠実に編曲したこの吹奏楽版は、音が薄い気がする。
採用するなら、「最愛」とセットにすべきなかぁ、、と思う。


そのうちに師匠が現れたので、「えんかめどれぇ」に。。
休憩時間を挟んで、3度繰り返した。
前回に比べると、驚くほど、師匠はよく練習して来ている。
いい出し物になりそうな、、という思いが確信になりつつある。

最後は時間が少なくなって、大河ドラマメドレーを通して終わった。


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