総会なので8時25分をめどに練習を終わらなければいけなかった。 集合が遅くて、開始も少し遅れた。
「スポーツショー行進曲」 「はなのき」 「ウィーンはいつもウィーン」 を連続で練習して、曲のつながりを見た。 「はなのき」は3度ほどくり返した。 「ファンファーレ」もやっておいた。
リードの「第2組曲」も鐘甲「ファンタジー」も一応用意していたけれど、 出すだけの時間がなかった。
総会では、昨年度活動報告・決算報告と今年度活動計画・予算案が主で、 それに、今回は役員改選があった。 私が入団したころは、この役員改選でちょっともめたものだったが、 このごろは平和である。 活動計画で、ボーリング大会がなくなって、 予算案の方で、恒例バーベキュー会の予算が大幅アップになっていたので、 ボーリング大会がなくなる理由と、 バーベキュー会の牛肉が松阪牛の霜降りになるのかと質問しようとしたら、 議長の黒幕がさっさと説明してしまった。
9時25分閉会という、例年より長い総会となった。 いつも打ち合わせなしで指名されて当惑する私の演説がカットされたのは幸いだった。
2003年04月19日(土) |
ファンタジー、とやら。。 |
リードの「第2組曲」と夏田鐘甲の「吹奏楽のためのファンタジー」を用意したので、 マーチ2、3曲と、この2曲できょうの練習日程は楽勝だと思っていた。 定演も、この「第2組曲」の第1・4楽章と「ファンタジー」に、 ちょっと重めのオケ曲アレンジを入れて構成することも可能だと考えていた。 そういうわけで、きょうは準備万端のつもりだったのに、 練習場に着く直前に、「第2組曲」の楽譜を持って出るのを忘れたことに気づいた。 アホである。
着いてから倉庫でごちゃごちゃと楽譜あさりをするはめになったけれど、 結局、マーチ2曲と「ファンタジー」で練習は終わった。 マーチは「ウィーンはいつもウィーン」と「美中の美」をやったけれど、 後者は木管のハイトーンがきつ過ぎる、、、別の曲に変えなきゃいけない。
「ファンタジー」は数年前かそれ以上前に知った曲だが、 主旋律の温かさがすごく気に入っているものの、 3、2、3、3、2というパターンになる8分の5、8分の8拍子の部分が厄介で、 ずっとためらっていたものである。
何も用意できてなかったので、倉庫から「スーザ・マーチ・メドレー」と 「ローマの松」を発掘してきて配った。 「松」はやっぱり難しい。 編曲も、かなり苛酷な楽器編成や音域を要求しているようだ。 少なくとも、この編曲譜を使うべきではない。
一昨日団員のひとりからメールがあって、 リードの「エル・カミーノ・レアル」を今度こそ持ってくると言う。 内心気が進まないのだが、今は何でも受けつけると宣言しているので、 ま、しょうがない、4、50分この曲とつきあうことにしよう、と覚悟した。 ステージで演奏されているの何度も聴いたことがあるけれど、 やたらとやかましく騒々しくせわしない印象ばかりが残っているのである。 中間部は、一転してすごくおとなしかったという印象しか残ってなかった。 スペインものは概して好きなのだが、この曲にはあまりいい印象を持ってなかった。
けれども、やってみたら意外とおもしろかった。 あんまりがむしゃらに情熱的にならず、きちんと整理して、 対旋律や細かい味つけ的なところをうまく引き出すと、おもしろい曲になりそうだ。 中間部も、歌いようによっておもしろくなりそうだ。 今までは候補曲に入れてなかったけれど、候補曲に入れることにした。 スコアをめくるのに難儀をして腕が痛くなったので、 持ってきた団員に文句を言ってもよかったが、感謝することにした。 ここまでは、私にとってはいい練習時間だった。
練習前に急遽配布した、「ラメセス2世」は失敗だった。 勇ましく歩けそうなイメージだけが残っていて、2週間前から探していて、 転勤の引っ越し片づけの中で見つけたので持ってきて配ったのだが、 ごちゃごちゃしすぎている上に、トリオには奇妙なメロディーが。。。 この曲に20分以上も費やしてしまい、 もう1曲、14、5年前の課題曲のマーチ(題を忘れた)をやってみたが、 1回やったところで時間切れ、、、甚だ消化不良の幕切れになってしまった。 懐かしいような雰囲気だけは味わえたけれど、 その昔、聞いたことのない人たちには、混乱しかなかったかもしれない。
とにかく、ひとつ収穫はあったけれど、きょうの練習メニューは失敗だった。 参加してくれた団員たちには、実にもうしわけない気持ちでいっぱいである。
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