わし日記(たわごと)
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最近のスズメは、警戒心が無いっちゅーかなんちゅうか。
職場の売店前、中庭に通じるガラス戸の内側で缶コーヒー飲んでたらば、スズメが一羽やってきた。 そして、何の躊躇もなく、ガラスを挟んですぐ向こう側に降り立ち、そこに溜まってた枯れ葉をガサガサかき回して、餌を探し始めたのだ。 ガラス戸を挟んでいるとは言え大胆なヤツー、と思いつつ眺めていたのだが。 1分ほどして。
『はっ』
と云う感じで固まるスズメ。よーやっと、わしの存在に気がついた模様。
そして、じわじわとガラスから遠ざかり、『ダーッシュ』って感じで一目散に飛び去って行ったのだった。
何かもー、警戒心無さ過ぎ。もしもわしが猫だったら、今頃ヤツは、わしのおやつになっていたことであろう。
アレで、無事に春まで生き延びられるのであろーか。
今日の天気:晴
2003年02月26日(水) |
アヤシイ人になってしまった。 |
今日、システムの都合上、1日だけ某所から来て、わしの隣で仕事してった人がいたのだが。 彼が、昼休みに読んでたコミックスが〜ががが。 最近、わしのお気にな本……。 「それ知ってる〜〜面白いよね〜〜」と、言いたくて仕方なかったのだが…………言えなかったー(T.T)。 いやだってね。 ものが、いわゆる「マニア系」かつ「萌え系」で、パンピーな女性はたぶん絶対読まないだろう、てな本だから……ほぼ初対面に近い人に対して、カミングアウトしちゃうのは、ちょっとためらわれてしまってねー。 隣で、密かにジタバタしている、とってもアヤシイ人になってしまったのだった。 ごめんねー、Sさーん。
今日の天気:晴
生じゃないよ〜ん。生ウサギ飼えるほど、人間出来てないんでー。
とある理由で証明写真が必要になったんで、撮りに行ったのな。雨降ってたから、デパートの中にあるヤツで撮ったのだ。 その隣で、骨董市やってたわけで。 骨董とか、見る分には大好きなんで、帰りがけに覗いて歩いてたらば。
目が合っちった……(^_^;。
銅製のウサギ。「可愛い」と言うより「格好いい」タイプ。特に色を塗ったりもしていない、生成(っていっていいのか?)のウサギだ。手に取ってみると、重すぎず軽すぎず。叩くといい音がするから、たぶん中空。 思い切って、「いくらですかー」と聞いてみたら、○万6千円(税抜)。ちょーっと高いかな、と躊躇していたら、「値引きOK」とのこと。なので、税込みで○万円にしてもらった。適正価格なのかぼられてしまったのかは謎である。まあ、気に入ったんだし納得して払ったんだから良いか。
というわけで、ウサギ君は、我が家の一員になったのであった。早速(?)廊下の出窓でカエルと共に、通行人に愛想を振りまいてもらっている。……なんか、どんどん渋くなっていくんだけどこの出窓。
……そう言えば、カエルとウサギ……?
鳥獣戯画かいっ(セルフ突っ込み)。
今日の天気:雨時々雪
写真の整理をしていたら、去年の5月頃撮った、ガーデニング(リアルバージョン)が出てきた。 ぢつは、千両は枯れちゃったりしたんだが(^^ゞ。わしの世話が悪かったのではなく、土が合わなかった模様。だって、分けてもらった大元の、母の所でも枯れちゃったってゆーしー。わしの所為じゃないもーんもーんもーん。 ……でも、謎(名前不明)の草の鉢を洪水にしちゃって、危うく根腐れで全滅させるところだったのは、わしの所為だけどー(^_^;。半年かけて、何とか回復。アレって、どうも乾燥気味の方が良いよーである。1週間に1回、「じょぼじょぼじょぼ」位の水やりでちょうど良いらしい。 南天と万両は、可もなく不可もなし。特に問題も起こさず(?)元気に過ごしている。 でもって、一番凄いのが謎の(こればっかり)観葉植物。去年5月には高さ15センチくらいだった筈なんだけども〜。現在、1メートルを超そうかという勢い。更に、勝手に根分かれして増えまくってる。水だけで、肥料はやってないハズなんだけどな〜。いちおう熱帯植物(だと思う)なんで、今の時期は部屋の中に入れてあるのだが。窓際に置いて、特に明け方のケアとかもしてないのに、元気に伸びて増えている……。 おまえ、一体ナニモノじゃ。
今日の天気:晴
2003年02月15日(土) |
ヴェルサイユ展・その他(超長文) |
文句があるならヴェールサイユへいらっさいっ。
ちう訳で。東京都美術館でヴェルサイユ展を見てきた。友人との、友情チョコ受け渡しついでである。こういうとき、趣味が似てると便利だな。
入口でまず引っかかる。いつもはスルーしてしまう、イヤホンガイドだ。 なんと、ナレーションが「稔 幸」。……えええっ?! オスカル様のご案内っすか?! うひょうっ。 一も二もなく借りちゃった。ふっふっふっふっ。オスカル様による美術品解説。たのしー。
内容は、ルイ14世に始まってルイ16世までの美術品やあれやこれやであった。何か、今回展示の装飾も凝りまくってた。壁紙とかカーテンとか床とか。まあ、展示物が豪華絢爛だから、周りもそれなりにしないと、浮いてしまうからなー。 しかし、フランス王妃ってマリーだらけなのな。男はルイだらけだし。まあ、「ルイ」は王の名前として嫡子に習慣的につけられるのだとしても、何故マリー。ひょっとして、「花子」みたいに凄い一般的な名前だったのかなー。 そして、ポンパドゥール夫人だのデュ・バリー夫人だの、おなじみの名前がゾロゾロと。もちろん、マリー=アントワネット関係も沢山。いやいやいやいや。ああ、この辺の小物とかレース編みとか食器とか椅子とか寝台とかを、あの方々がお使いになっていたのだなーと、ベルばらな世界に浸ってみたりして。
だがしかし、展覧会グッズ売り場に、『ベルサイユのばら』が置いてあったのは、やりすぎってものじゃないでしょーか。
そして、一通り見終わって美術館を出たのは10時半少し過ぎ。入ったことがなかったので、友人に上野アトレに連れてってもらった。おおお、何だか随分と、おされになっちゃって。……でも、トイレは『駅のトイレ』ざんした。もちょっと何とかしようよ上野駅……。 で、アトレに来た第一の目的、「昼食を食べる」を果たすために、レカンへ。貴賓室改造したという店内は、いい雰囲気。天井高いし。シャンデリアもアンティークでステキ。 そんでもって、ランチコースをいただいたわけだが。おいしーい(はあと)。ちなみに、現在のフランス料理の基礎を築いたのはルイ15世だそーである。かなりのグルメ君だった模様。 ランチメニューは以下の通り。 ・天使のエビのソテーと筍のバリグール仕立て エビが激ウマ。背開きでソテーして、ちょっと身が反り返った状態なのが「天使」って事かな。しかし、シッポの付け根のギリギリの所まで殻剥いてあるエビを始めて食べたよ。すごいなー。付け合わせの野菜は、筍以外何だかわからなかったが美味しかった。……「バリグール」って何なんだろう。 ・ホワイトアスパラのクリームスープ アスパラ本体は影も形もないのだが、口にした瞬間に、濃厚な香りと味が。てことは、影も形もなくなるくらいにアスパラを煮込んで濾したってコトだね? スバラシイ。アスパラ苦手のわしが完食しちゃったくらい美味しかったしな。散らしてあったパセリが、固まっちゃってたのがマイナスポイント?(<贅沢者) ・ポークバラ肉の煮込み、焦がしバターとケッパーのソース 塩漬けポークの煮込みだそーだ。塩漬けになってた所為か、バラ肉なのにあまり油っぽくなくて美味しかった。付け合わせは葉物の野菜(また何だかわからなかった)と、ポークと一緒に煮込んだらしいグリーンピース。……これ、一般的には、『ポークビーンズ』って言わないかい?(^_^; ま、いっか。 ・チョコレートのマルキーズとオレンジアイスクリーム、コーヒー 5種類くらいある中から選んだ。ポークがバラ肉で油多かったんで、あっさり目の物が食べたくてオレンジアイスをチョイス。しかし、マルキーズもオレンジアイスも、美味しいんだけど濃〜い。『チョコレートもオレンジも、「これでもかっ」て言うくらい使いました』な味。飲み物をコーヒーにしといて良かった。紅茶だったら、この味の濃さに負けてたよきっと。
お腹いっぱいになって大満足したところで、恒例の(笑)カラオケ。もちろん、「薔薇は美しく散る」を二人して熱唱しちゃったことは言うまでもなし。 『じゅてーむ、おすかーる』 ……なんちて。
今日の天気:晴
今年も義理および友情・親孝行のみ。しかも、友情と親孝行の分は、まだ渡してなかったりして〜。
しっかしまあ、毎年チョコ売り場は凄いよなー。売る方も買う方も気合い入りまくり。 ショーケースに群がる人混みかき分けて、会社で渡す義理チョコの割り当て4個を確保する10数分で、1日分のエネルギー使い果たしたともさ。
あー疲れた……。
明日も早いし、もう寝やう。
今日の天気:晴
2003年02月11日(火) |
またやっちまったぜ。 |
朝からやけに頭が痛い。胃がむかつく。
…………あ゛。
まーたやっちゃった。
と云うわけで、台所へ直行して冷蔵庫から1リットルパックむぎ茶出して、がっぱがっぱと半分くらい飲み干す。
1時間後、全快。
特に冬は気をつけなきゃいけないのになー。水分欠乏。 思うに、水分の減り方が緩やかだからいけないんだな。じわじわ減っていくので、いつの間にかイエローゾーンに突入していても気が付かないんだな。 それにしても、こうなる前に水を飲めっつーか、そう言う習慣つけろよな。>わし。
今日の天気:曇時々雨
夕方ふと、「そーいえば、夏の舞踏会の申し込みって何日から何日だったっけ?」と、思った。 で、申込書セットを開けてみてびっくり。
……明日の消印までじゃん。
あっぶっねー。もう少しで、申し込み忘れという、前今世紀通じて最大のボケをかますところであった。 気が付いて良かったー。ありがとー、わしの第六感。……て、前にも書いたよーな気がするんだけど。うーむ。 買ったときに一通り中を読んだから、日付の数字が頭の何処かに残ってて、何かの刺激で出てきたのだろーか。 まあどっちにしろ、これで明日の投函さえ忘れなければオッケーだ。
…………
忘れるなよ>わし。
今日の天気:曇のち晴
今朝、いつもの道をへろへろと職場に向かって歩いていた。一方通行・一車線の、道の両脇に白線で歩道が引いてある道路である。 その道路の途中にある交差点(一通対一通)に、警官が居た。その隣の会社員らしき男性と、なにやら十字路の真ん中を指さしながら話をしている。 その指し示す地面を何となく見てドびっくり。
白線で人型が描いてあった
のだった。
うーわー。 これってアレ? アレだよね? もしかしてこの男性、目撃者とか第一発見者とか? 本人や警官の態度からして、加害者ではなさそうだし。 しかし、この白線の絵、リアルすぎ。どんな風に倒れていたのか、バッチリわかっちゃうよう(T.T) しかも地面がそこはかとなく赤いしー(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
しかし、わし、結構ひんぱんに、こういう「現場検証」に遭遇しちゃうんだけど……。 何か憑いてるんだろーか……(T.T)。「現場そのもの」でないだけ、まだましなんだろうけどー。うう。
今日の天気:晴
すっかしと、忘れてまいた。 まあ、この部屋で豆撒いたら、数年後に乾燥死体が現れる羽目になりそうだし(^_^;、炒り大豆そんなに好きじゃないし。 まあ良いか。
しかし、気分的には、「福も鬼もきやがれーっ」と、(窓の外に向かって)納豆投げたいかなー。……出典が解った人は、職員室まで来るように。って、ほんとに来られても困るけど。
実は、職場の場所が4月から変わりそーなんだよなー。ていうか、90%本決まりなのだ。 通勤時間が2.5倍(当社比)。いやーんである。直線経路がないから、ぐるっと回っていかなきゃならないんだよなー(溜息)。他にも色々あって、あんまり行きたくない場所だったり。
あーあ。 今から気が重いぜ。
今日の天気:曇
ちう訳で(なーにーがー)、例のごとく、招待券をもらったので行ってきやした東京国立博物館。
どの辺が「大」なんだか良くわからんが、結構な盛況で。日蓮上人縁起の巻物にやたらと人が集まっていたと云うことは、やはり信者の方々なのだろーか。 その辺りを除けば、中身はまあ、普通の仏教関連展示だったかな。尾形光琳とか本阿弥光悦とかの作品もあったりして、「坊主丸儲けーっ」と叫びたくなっちゃったりもしたが。 しかし、今回のビッグヒットは、日蓮像の中にあったのだった。日蓮を描いたという何幅かの掛け軸の中、桃山時代に西洋画の技法を学んだとゆー画家によって描かれたそれは、
もろにアメコミ
であった。 想像してみよう。「彫りが深くて」「鼻筋や頬骨にシャドウがバッチリ入って立体的になってて」「原色に近い色づかい」の、『坊さんの絵』。周囲の掛け軸が正統日本画なもんだから、もう違和感ありをりはべりいまそかり(意味不明)。 あまりの衝撃に、しばらく見入ってしまったよ……。 でもって、絵はがきか何か無いかとグッズ売り場を漁ってみたが、やはりというか何というか、こういう異端な物って無いね。これだけの為に目録買うのもためらわれたんで、結局何も買わずじまいだった。
そう言えば今日は、博物館敷地内にイーゼル置いて写生に励む人が山ほどいたなー。若者が多かったから、もしかして東京芸術大学の学生か? 2月に入ったし、期末試験ならぬ期末課題だったりして。ご苦労様なコトだ。
今日の天気:晴
新瀬
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