桜歌日記。
★新年明けまして★

2002年01月01日(火)

 みなさま、新年明けまして!
 早いッスー早いッスー!一年って早いッスー!!!
 なんで一日って24時間なんですかー!
 なんで一年って365日なんですかー!
 地球ー!もっと頑張ってー!ゆっくりゆっくり!(無茶な)

 えっとですね、突然ですが、元旦、祖父が亡くなりました。
 今現在、7日です。
 今更ですが、1月1日の日記を書いてますι
 2日〜6日にかけて集中的に年賀絵を描くつもりだったのですが、
 1日に亡くなり、5・6日にお通夜、お葬式、7日からさっそく
 学校が始まりましたので、ちょいと描けません。
 いつもの様に言い訳なのですが(!)、
 すみません、もうしばらくお待ち下さい。
 年賀絵ってゆーか、また寒中見舞い絵になりそうですι


 去年の6月から入院して、一度退院したものの、11月に再入院。
 12月には昏睡状態。眠ってばかり。
 何度かお見舞いに行って、12月31日の大晦日には、
 危篤だと聞いて駆けつけて、でも大丈夫と言われて帰って。

 それから1日、また連絡を受けて、高速の渋滞の中、病院へ。
 ばあちゃん、息子娘の4兄妹、その嫁・旦那、孫4人。
 家が一番遠い桜歌達が一番最後に着いたけど、
 じいちゃん待っててくれた。
 最後の最後、みんなが全員集まるまで、ギリギリまで待っててくれて、
 桜歌が着いて、呼びかけて、返事をしたと思ったら、
 その約3分後に死んだ。

 桜歌のいとこは看護婦で、そのいとこが勤める病院に入院してた。
 じいちゃんの目が覚めた時に必ず誰かがいるように、
 子供達と孫に交替で看病されて、最後の最後もみんなが集まって、
 みんなの呼びかける中、逝ったじいちゃんは、
 少なくとも寂しくはなかったんじゃないかと思う。

 心拍が30切った時には、いつもじいちゃんと喧嘩してたばあちゃんも
 泣いて泣いて、「一緒に帰ろう」って泣いて。
 桜歌は、ただただ胸が一杯で、じいちゃんの手を握って、
 何をするでもなく。
 何をしていいかも判らなくて、ただその状況を見てるだけで。
 呼びかけようとしても声が震えて声にならないし、見てるだけ。

 先生が来て、心拍計を見て、瞳孔を調べて、死を宣告して、
 みんなが「頑張ったね」って言って体に張り付いてる
 コード類を取り外しても、それでも桜歌はじいちゃんが死んだって
 実感出来なくて、もうホントに呼吸してないのか、
 ずっとじいちゃんの胸を見てた。

 人の、しかも身内の死に際に立ち会うのは初めてで、
 もう二度と立ち会いたくないと思ったけど。
 でも、自分が知らない内に大切な人が冷たくなってしまうのは
 もっと辛いから、やっぱり辛くても側にいることを選んだ方が
 いいんだろうなぁ。


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