ゆりあの闘病日記〜PD発症から現在まで〜

 

 

病名判明 - 1994年12月20日(火)

再び救急車で運ばれたのは小平の公立昭和病院だった。
そして再び同じような検査の繰り返し。

しかしこの病院には今までとたった1つ違うことがあった。
内科の中に当時ではまだ珍しかった心身医療科(心療内科)があったのだ。
そこで何やら知能テストのような心理テストのようなものを受けさせられた。
初めての体験で、これで何がわかるのか?という質問や問題がたくさんあった。

そして数日後、検査の結果を聞くために再び来院。
そこでの診断は「自律神経失調の中の一種でPanic Attackですね」
今でこそ「パニック発作」という立派な日本語があるが、当時はまだ和訳さえされていなかった。
もちろん病名を聞かされても「???」
なんのことやらさっぱり解らない。
とりあえず次回の予約をして(この病院は大学病院なみに激混で2ヵ月後に10分間の予約を取るのが精一杯なのだ)薬を貰って帰宅した。

疑いながらも薬を飲むと、驚くことにこれがよく効く。
発作を起こしそうになった時に飲むと、症状が徐々に和らいでいくのだ。
これには自分が一番驚いた。

次回の診療予約までなんとか倒れずに2ヶ月が経過した。

処方薬:コンスタン、ミケラン

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