日々の戯れ言

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(えもしちより) 

2003年03月31日(月)  サクラサク

いやあ、ここ数日暖かくて結構なことで。
いつものようにチャリ通していたら、堤防沿いの桜並木が五分咲きぐらいになっていて、まだ午前中なのにもうお花見してるのがちらほら。桜並木の下をチャリで走るのは実に気持ちいいもんである。思わずウォークマンをはずしてしまった。
桜並木の下をチャリで、というと「はいからさんが通る」を何となく思い出す。あのマンガの冒頭に、そういうシーンがあったように記憶しているんだけど、どうだろう。手元にないので確かめようがないけど。
私の職場の敷地内にも、実は桜がたくさん植わっている。なんでも京都の桜守の苗から育ったものとかで、大変由緒ある桜たちなのだった。種類も色々ある。ソメイヨシノが染井吉野だったと知ったのも、この桜たちを見てからだった。
こうやってたくさんの桜を見ると、北海道の桜とは明らかに違うのをまざまざと感じる。何が違うって、色が違う。北海道の桜は基本的にエゾ山桜や八重桜で、色が濃いピンク色をしているが、こちらの桜は白と見まごうくらい本当に淡い色をしていて、はかない感じがする。確かにこれじゃあ、この下でもうもう煙あげてジンギスカンする気にはなれないよなあ。
これからしばらくは毎日桜に囲まれて通勤することになりそうだ。嬉しい。


実は北条の職場は「はいからさんが通る」とは浅からぬ縁があるのだが、それは内緒♪


2003年03月29日(土)  ビバ!八角

実家から、魚のクール宅急便が届いた。私がメールで「八角食いてえ!」と書き連ねたから(笑) 八角ってのは北国の冬の魚で、細長い体の断面が八角形なのだ。白身で脂がのってて旨いんだこれが。早速晩ご飯に焼いて食べましたよ。骨と皮はぱりっと焼き直してごはんの後にお茶と一緒に。いやあ、満足満足。まだあるから、しばらくはおかずに困らないぞ。ついでにほっけとたらこも入ってたし。幸せ〜。

ところで。「ペファークーヘンハウスの憂鬱」、最後までアップできる見通しがついてきた。あとは校正してあとがき書くだけよん。予告編でもないけど目次だけアップしてあるので、よろしければどうぞ。って、タイトルだけ書いてあってもあまり意味ないけど。ごめん。
一気にアップするのと、ちまちまアップするのと、どっちがいいかなあ。どうでしょう。


2003年03月26日(水)  センセー並み

というわけで、戻ってきたんである。今回の出張は仕事もオフも収穫大だったので、大層満足。

飛行機では行きも帰りも搭乗直後から爆睡だった。なにしろ、どっちも離陸したのを知らない。そして着陸の衝撃で目が覚めている。割とこのパターンは多いんだけどね。
飛行機では途中でドリンクサービスなんてものがあって、そのときに寝こけていると「起きたらお声をかけてください」というメッセージが座席の前に貼られたりする。が、北条はこれを貼られることはめったにない。なぜなら、どんなに爆睡していても、ドリンクサービスの順番が来ると必ず目が覚めるから(笑) 客室乗務員が隣の席の人に話しかける声で目が覚めるのかな。今回の行きでも、メッセージを貼られる寸前に抜かりなく目が覚めて、すかさずジュースを注文。そしてそれを5分で飲み干して、再び爆睡。我ながら、いやしんぼに見えてるんだろうなあとイヤんなるなあ。クロスウィル先生のこととやかく言えないなあ。
ちなみに今回はJALだったんだけど、ここのキーウィジュースは結構お気に入りなのだ。JALに乗る機会があったらゼヒ試してみてくださいな。


2003年03月22日(土)  直行

えー。昨日は「そうさく畑」でした。新刊間に合いませんでした(泣)
一応頑張ったんですけどね。とりあえず「ペファークーヘンハウス」にエンドマークを打って、それを速攻プリンタ出力して数部だけでもホチキス製本できれば……とか思っていたんですが、それは甘い考えでした。朝までかかって結局最終章だけ間に合わず。ああ、せっかく完徹したのに……。
でもまあ、イベントでは売り手としてはともかく、買い手としてはなかなかの収穫があったので、参加して大変満足しています。
そして実は、そのまま羽田空港に直行して、居間現在北条札幌なのでした。ほほほ。月・火と札幌出張だったので、前倒しで来てしまったというわけ。
とはいえ、昨日は朝からの全日空システムダウンのせいで空港は大混乱、飛行機にもかなり遅れが出てました。

今日はまったり札幌市内で新しい駅ビルやらデパートやらであそんで満足。ああ、楽しかった。


2003年03月17日(月)  子どもっぽくはなかったはずだ……

今年のテーマは勤勉な生活、とか言っておきながら、仕事も趣味もだらだらと進行中。ここ数日、めずらしく早起きできていたのに、昨日うっかり夜更かししてしまって、また体内時計が逆戻りしてしまった。午前10時までに仕事を片付けましょう、とかいう本が話題だが、それは私にとっては夢のような話なのだった。

ところで北条、昨日ひさびさに髪を切りに行った。前回行ったときに「来年もよろしくお願いします」と言われた覚えがあるので、年が明けてからは初めて行ったことになる。ずっと切りたかったんだ、実は。でも時間が取れなくてね……というのは嘘で、本当はめんどくさがってただけ。
久々の美容院では、シャンプー食べたり(洗髪中に泡が口もとに飛んできてねえ)、耳を切られたり(流血には至らず。すきばさみでよかったよ……耳切ったのなんて血液検査以来だ)いろいろあったけど、できあがりは、まあ満足。いやあ、ショートって楽でいいなあ。
結構ばっさりと切ったので、職場の若いのにはびっくりされた。いつも切るときは思い切りきるから毎度のことなんだけど。
しかし、「北条さん、大人っぽくなったあ〜」ってコメントはどうよ? どんな髪型であろうとももう十分大人だと思うぞ、世間的には。


2003年03月13日(木)  きびだんご

この前、職場近くのスーパーで懐かしいものをみつけた。
陳列棚の札に書いてあるのは、その名も「北のきびだんご」。しかし、パッケージの表には商品名は書いていない。書いてあるのは、勘弁してくれよの北海道庁公認キャッチフレーズ。しかし、その袋から透けて見えるそれは、まぎれもなく、北海道の子どもの主食、きびだんごである。


←これこれ。このキャッチフレーズ、確かたくぎんが破綻した後に決まったんだ。実際、北海道は日本の実験地だけどさ……。北海道限定と称して新商品の市場調査したり、ためしに銀行つぶしてみたりな。

気を取り直してきびだんご。北海道人が言う「きびだんご」は、桃太郎がさる・いぬ・きじに与えたようないわゆる団子型のものではない。黍とも吉備とも多分あんまり関係ない。それは、こーいう(写真参照→)短冊形をしている。これぞ「The きびだんご」、谷田のきびだんごだ。道産子がきびだんごと言ったら、これ以外にあり得ない。北海道で幼少期を過ごした者なら誰もが思わず手に取ってしまう、この道民食。山に行くときには欠かせない非常食としても珍重されている日持ちの良さとカロリーの高さ。キャラメルなんかお呼びじゃないのだ。
これに道外でお目にかかれるとは思っても見なかった。スーパーで見たとたん、それを包むオブラートが上あごにくっつく感触、形容しがたいもっちりした噛み応え、そしてそのねっとりと歯にこびりつく食感としつこいほどの甘さ等々が一瞬のうちに脳裏によみがえって、パブロフのイヌ状態になった北条。もちろん迷わずカゴに放り込み、家に帰って早速食してみた。

なんだか違う。まず、手にしたときの弾力が違う気がする。そして噛んだ瞬間の歯ごたえが、慣れ親しんできたあの食感とは明らかに違う。固い。味は確かにあのきびだんごなのに。そういえば桃太郎の絵も違ったような……と思って包み紙を見てみたら、やっぱり製造会社が違うところだった。
あんパンと言えば木村屋、カステラと言えば文明堂と同じくらい、きびだんごといえば、谷田のきびだんごなのに!!! 谷田じゃなきゃやだーーー!!!!! なんて道外だとそんな贅沢も言えるわけもなく、この味が味わえるだけでも幸せです。はい。すっかり常備食になってます。もちろん、職場でも。小腹がすいたときに丁度いいのよね。

谷田製菓は、きびだんごと大嘗飴という二つの商品だけで勝負している北海道の老舗である。どちらも道民にとっては欠かせない、昔なつかしい駄菓子系おやつ。大嘗飴は、夏は暑くて溶けるから冬季限定商品なんだよね。平べったいのを金槌でがんがん叩いて割って食べるのだ。う〜ん、懐かしい。
谷田製菓のHPはこちら。栗山だったのか。知らなかったなあ。通販が実現したら、絶対買う。箱で

こういう、郷愁を誘うなつかしの限定食べ物って、他の土地でもあるのかな。あるんだろうなあ、きっと。


←ちなみにこれがきびだんごの正しい食べ方。包み紙をむいて、歯形を鮮明にしながら食べるのがコツ。


2003年03月10日(月)  念願の一品

ついに新しいマグカップを買った。嬉しい……。以前の日記にも書いたけど、お気に入りのちょっと上品(?)なマグを割ってしまってから、ずっと探していたのだ。なかなかこれというものに巡り会えずにいたところ、なんと3月に入って、職場近くのちょっといい輸入陶器を扱ってるお店が、閉店セールをはじめたんである。でもって、買っちゃいましたよ、ウェッジウッドのビーカー型マグ。セールで多少安くなっていたとはいえ、やはりそれなりのお値段はしたけれど、いいの気持ちの問題だから。たまにはこれくらいのぜいたくしたいよねえ。これで寝る前のわずかなひとときが潤うなら安いもんなのだ。
→これこれ、これなのだ。決め手はこのシェイプと手になじむ持ち手なのだ。でへ。でへへへへ。


2003年03月06日(木)  なんで私が

昨日の社内向け啓蒙パンフレットづくりの会議の席である。印刷屋がつくってきた案がどうしても気に入らない。いや、全体のレイアウトとか作りはいい。何が気に入らないって、ワンポイントのイラストがどうも気に入らないのだ。何度出してきても「これはないだろ」ってのしか挙がってこない。イラストには素人のグラフィックデザイナーが描いてるのがばればれの代物。いくらこちらのコンセプトを伝えても、帰って混乱を生じてしまったらしく、描けば描くほどイメージから遠ざかっていく。が、こちらも予算ぎりぎりでやってもらっているので、プロのイラストレーターをかませろとか無体なことはいえない。
で、とうとう、イラストを内部で調達しろという責任者のお達しが出てしまった。
「キミとキミとキミ、ちょこっと描いてきて!」
そ、そんなあ〜〜! いいのか、そんなんで〜〜〜!?
仕方がないので描きましたよ、本来業務を投げ捨てて昨日の午後から今日の午前中にかけて。なにしろ来週には最終入稿なので時間がないのだ。
Macで描いたやつを今日のお昼の会議で見せたら、どうも私ので決まりそうな気配。あああ、やだなあ、こんな仕事これっきりにしてほしいなあ。


2003年03月02日(日)  追いつめる

突然何を思ったか、Harbotを設置してみた。実験的に設置しただけなので、アクセスが重くなったとかその他不具合が生じたら消えるかも。そんなえもしちでよろしかったら、ゼヒ「?」で話しかけて名前を教えてあげてください。

さて、今日は小説の更新。ちょっと自分を追いつめてみようかなと思っている。なにしろ、3月末のイベントに申し込んじゃったもんね。その日までに何とかペファーにエンドマークを打って、あわよくば新刊に仕立てて持参しちゃおうかななんて壮大な妄想計画を立てている私。こうやって宣言しちゃっていいのかって感じもするけど、そうして自分を追いつめないと何もしないもんね。自分のことは自分がよく知っているのだ。
しかし、実は結構本職が混んできてたりするのだった。思わぬ突発仕事が入ってきて、喜ぶべきなんだろうけども、微妙に私の専門分野とはずれてるんだよなあ。なんで私にまわってきたのやら。なんてぼやきはともかく、今年のテーマ「勤勉」を今こそ試されるとき! と思って頑張ります。
(この程度で試されるとか言うなよ……)




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