NORI-☆
My追加
味気ない生活。。。
一昨日から、舌の機能がおかしくなっています。 味をほとんど感じなくなってしまっているのです。 前々日くらいからなんとなく舌が“荒れている”という 感触があり痛かったのですが、 その晩から、味がわからなくなってしまったのです! 夕食に大根のそぼろ煮を作ったのですが、 砂糖や醤油を大さじ2くらいずつ入れているのに、 全然大根に味がつかない。 たしかに下の子のためにいつもよりは薄味にしたけど、 それにしても、味がなさすぎる…おかしいな、 大根を下ゆでしたから水っぽくなっちゃったのかな?? などと考えながら、とりあえず食卓に並べ、 今度は味見程度ではなくしっかり食べてみると、 大根ばかりでなく、そぼろあんも味がない。 しかも、食感がなんとなくおかしい… そう、なんかどろっとしたものが触れたという 触覚だけがあって、全く味がない。 塩気や甘味はおろか、生姜の刺激も感じない!!! なんかおかしい、と思いつつその日を終えたのですが、 翌日のど飴をなめてみてまったく味がしないので、 これはいよいよ「味覚障害だ!」と自覚しました。 味がしないと食事って本当においしくないんですね。。。 当たり前のことなんですけど、しみじみ思いました。 触感は感じるのに味がしないって、 書いてみるとあっさりした感じがしますけど、 これはじつはとんでもないことだったんですよ。 例えば、カスタードクリームとマヨネーズが同じ感覚、 お味噌と餡子が同じ感覚、 お醤油をつけると水がついてるように感じ、 餃子を食べると皮がゴムのよう…… と、これは食べ物対食べ物の比較だからいいとして、 マヨネーズがスライムと同じ、 お刺身がナ×××と同じ (といってももちろんスライムもナ×××も食べたことはないけど(^^;)) っていうのはとっても悲惨です。 うかつに口に入れて、その触感が妙なものを連想させるのが怖くて、 なんか食べるのに慎重になってしまいます。 …といって、お腹はすくので、食べないわけにはいかないし…… いったいどうしてこんなことになってしまったことやら(TT) ……ま、でもこういう異常感覚っていうのは なってみないとどんな風なのかわからないものなので、 せいぜい楽しんでみたいと思います。 何か驚くべき発見があるかも??(笑)
2001年03月28日(水)
/
不良品率
脚線美とは全く無縁な身としては、 「とにかく目立たせないこと」というポリシーに基づいて、 もっぱら肌色より一段濃いベージュ系の サポートタイプのストッキングを愛用している。 冬場はこれが黒タイツに変わるが、選択基準は同様である。 カラータイツだのいわんや柄モノなど、全く問題外の選択肢だ。 #というより、高嶺の花か…(^^;) さて、そんな私としては当然の成り行きともいえるが、 ストッキングを購入する際は、5足組などの安価なものを選ぶ。 (要するに、レッグファッションというような概念はないわけだ) ところで、この5足組というのは、どうもやっぱり 「安かろう悪かろう」なのかな?と思うようになった。 先日購入した5足組、最初の1足を履いて、床に足を下ろした瞬間、 踵からふくらはぎ半ばまでの伝染を発見。 なによ〜新しいのに〜!(--;)と怒りながら2足目を履く。 しかし、その2足目も、帰りまではもたなかった。 別にどこかにひっかけたわけでもなければ、 爪が伸びていたわけでもない。多分。 3足目は履いたときにも問題なく、1日無事に働いた。 4足目は今朝、やはり履き終わった瞬間に伝染していた。 5足目も玄関からエレベーターホールへ行く間に伝染した。 今履いているのは 通勤途上のコンビニで購入した1足もの(でも安い)だ。 運が悪かったということなのかもしれないけど、 履いた瞬間に伝染するストッキングというのは やっぱりどこか、それ自体に伝染の種子のようなものを 抱えていたに違いないと思わずにはいられない。 世界に誇る日本の工業製品が、 こんなに潜在不良品率が高くていいのか!(^^;) 5足中1足というのは、ちょっと問題ありすぎだけれど、 セット売りのストッキングでは往々にしてこういう 履いた瞬間の伝染、そして次の1足へ…という展開がありがちだ。 安いからなのか、それとも5足組という編成に、 「私がダメでも仲間がいるしぃ…」という ストッキング自身の甘え心が芽生えるのか? しかし、安いことイコール品質が悪いというわけでもない。 そうしてコンビニで買った間に合わせの安いストッキングが、 意外と長持ちして何度も洗濯に耐えてがんばることは多い。 そして、バタバタと倒れる仲間たちの中で生き残った セットの中の1足もまた、かなりよく働くものなのである。 統計はとっていないけれど、経験的にそう感じる。 結局、工業製品といえども、いやたかが靴下といえども、 やっぱり根性のあるやつ、見所のあるやつ、というのは 他の有象無象とは違うものなのかなぁ…… だとすると、生き残った靴下をこそ 誉め称えてあげるべきなのかもしれないけど…… でも、やっぱり私は、 もっと良品率の高いパック売りを買いたいぞ〜〜!!!
2001年03月26日(月)
/
素敵っ!
今朝通勤途中で、素敵な女性に会った。 正しくは「見かけた」という程度の 一瞬の出来事ではあったけれど。 バス停に立っていた彼女、 ちょととまぶしそうに目を眇めて、 一つ手前の信号のあたりにバスの姿を求めていた。 その立ち姿はシャキッと背筋が伸び、 首もピンとして何ともすがすがしい。 紺のスリムなパンツにマニッシュなパンプス、 ストライプのシャツはボタン二つ開けて襟を立て、 カーキ色の丈の長いスプリングコートを 春の風にはためかせながら羽織った姿は、 実に颯爽としている。 98%白の髪の感じといい、皮膚のしわ具合といい、 絶対古希は過ぎているに違いないが、 化粧っけの全くない顔はつやつやしていて、 髪も自然にふんわりと流れている。 なんとカッコイイ老婦人だろう!! よく「かわいいおばあちゃんになりたい」とか言うけど、 私は断然このひとのような 「颯爽としたカッコイイおばあちゃん」になりたいな。 もちろん、もともと美しい人だったに違いないけど、 きっとこれまで自分で考え自分で歩いてきた人なんだろうなぁ、 自分の生き方や残してきたものに誇りを持っているんだろうなぁ、 と見る側に勝手な憧れを抱かせる、 そんな若々しく力強い、素敵な立ち姿でした。
2001年03月22日(木)
/
動物占い再燃?
世に「動物占い」というものが流行しはじめたのは 2年くらい前のことだったでしょうか。 けっこう当たるからなのかどうなのか、 ブームは一気に広がって、あらゆるメディアに 動物占いネタが氾濫していた時期がありました。 これまで占いの定番というか簡単な自己紹介ツールだった 「星座」と「血液型」に加えて、 「動物占いはコアラでーす!」というのも ありになってきているようなので、 それなりに定着したのかな、とも思いますが、 とりあえずブームは一段落した感じです。 ところで、私は自分の占い結果は知っているけど 他の動物がどんな性格かとか誰と相性がいいとかまでは 把握してないです。 そもそも、自分のの他にどんな動物があるのかも よくわかってなかったりするのですが(^^;)、 これは実は星占いでも同じことで、 私は個人的に興味があってちょっと詳しいですが、 多くの人は自分の星座は知っていて、 星座別の運勢などは一応チェックするものの、 その星座がどういう性格を持つのかといった情報は あまり持っていないらしいですから、 まあ、同程度の位置付けといえそうです。 さて、その動物占いが最近にわかに注目を集めているのです。 (といっても私のまわりだけの話ですが) きっかけは、私がふと同僚にもらした 「私、黒ヒョウだからプライド高くてさぁ…(笑)」 という一言。 「えっ、黒ヒョウなの?!で、旦那さんは何? え?小ジカ?!! やっぱり〜〜っ!!」 いきなり激烈な反応で面食らってしまいましたが、 つまりこういうことなのです。 彼女自身を含めて、彼女の友人の既婚女性はみな 黒ヒョウだの虎だのライオンだの狼だのといった “猛獣系”であり、その伴侶たちはみんな 羊だの小ジカだのコアラだのペガサスだのといった “草食系”もしくは“かわいい動物”なのだというのです。 要するに、この“猛獣女×草食男”という組合せが カップルとして好相性なのでは?という仮説。 彼女が何組か聞いて手応えをもっていたところに、 我が家もそうであったということで、確信を深めた ということらしいです。 なるほど… 個々の動物同士の相性のことは良く知らないですが、 確かに、イメージ的には猛獣同士よりは猛獣と草食の組合せの方が 穏やかにことが運びそうな気はしますよね(^^;) そしてきっと草食同士よりは多少積極的に前進しそうな イメージもある。(あくまでも動物のイメージ) それじゃ草食系の女性の相手は猛獣系がいいのか?? 彼女はそちらのサンプルをほとんど持っていないというのです。 まあ類友というやつかも知れませんが…(笑) そんなわけで、最近人と会うと 動物占いを聞いて歩いている私。 でも、彼女の場合と違って、私の友人(女性)には けっこう草食系もかわいい動物も多いので、 仮説はまだ統計的な裏付けを得ていない状況です。 あと、恋人同士と結婚に至ったカップルかっていうことも 関係あるかなぁ…とか、色々考えたりします。 ちなみに、猛獣と草食、というとイメージ的には 猛獣が強くて威張っていて、草食は食われっぱなしなのか という気がついついしてしまいますが、 占いを読んでみるとそういうわけでもないようです。 我が家が黒ヒョウと小鹿の組合せだと言っても、 決して小鹿が虐げられているわけではない、ということを ここに銘記しておきましょう。
2001年03月21日(水)
/
固定観念
会社からの帰り道、信号待ちの車の列の中に 真っ赤なフェラーリを見つけた。 「おっ♪」と思って思わず注目。 あまり車に詳しくない私の価値観によれば、 小学生の頃流行ったいわゆる“スーパーカー”の中で、 ポルシェはかなり街中で見かけるようになったけど、 フェラーリはまだまだ希少価値がある。 で、横を通りすぎるときにちらりと運転席をのぞく。 「……えっ!…Σ( ̄▽ ̄;)」 そりゃぁさ、いくら私でも、 タキシード着たアヤセ
(注1)
が乗ってるなんて 期待はしないですよ。 でも、まあ少なくとも、真っ赤なフェラーリなんだから、 新庄程度のトッポいにーちゃんが乗ってていいと思うじゃない! だけど、ふんぞり返って左ハンドルを握っていたのは、 ドルネロ人間体
(注2)
みたいなオヤジだったんだよね…(^^;) 車というものを、乗り物ではなく眺めるモノと思っている (要するに自家用車に乗ってない)私のような人間にとって、 街行く車と運転者とのイメージのギャップっていうやつには ときどきひどくガックリ気落ちさせられるものがある。 そういえば先日も、 前方からサイレンファンファン鳴らして 赤信号をぶっちぎって走ってくる ダークグレーの覆面パトカーを見て、 (サイレン鳴らしてる覆面パトに遭うチャンスって滅多にないよね?) 「一条さんっ!!」と心ときめかせていたら、 やっぱり乗っていたのは荒井注みたいなオヤジだったっけ…(T_T) …そう…固定観念っていうか 勝手に持ってるイメージっていうやつは 常に現実に裏切られるものなのよね……(タメイキ)
(注1)
<アヤセ> 「未来戦隊タイムレンジャー」のタイムブルーことアヤセ青年。 元レーサーで不治の病に犯されているという設定で、少し陰のある甘いマスクとニヒルな言動がママ心をしびれさせた(?) 久々ヒットの“ブルーキャラ”。
(注2)
<ドルネロ> 同じく「タイムレンジャー」の未来から来た怪人ギャング集団・“ロンダーズ”のボス。キャラ的にはカポネをイメージしていると思われるが、怪人体は巨大ガマガエルスタイル(^^;) 人間体は縞のスーツにエナメルシューズのふとっちょオヤジ。
2001年03月16日(金)
/
White Day♪
「ママ、ホワイトデーってなに?」 昨日保育園の帰りにサトシが聞いてきた。 「バレンタインデーにチョコレートをもらった男の子が、 くれた女の子にお返しをする日のことよ」 「ふうん…お返しはキャンディなの?」 どこかで聞きかじったらしく、思案顔の息子。 「そうね。キャンディは一般的かも…」 「サト、○○○ちゃんにキャンディあげたい!」 そうきたか。 でもねぇ…保育園で特定の二人でやりとりするのって まずいじゃん。 だから彼女もチョコ持ってくるのやめたわけで… と思ったけれど、まあその気持ちもわからないではないので、 帰りにお菓子屋さんをちょっと覗いてみることにした。 駅のショッピングモールの洋菓子屋店で、 チューリップの形の棒つきキャンディが数本 花束のようにセロハンに包まれてリボンがかかっているのを発見。 「これにしない? これならかわいいし、 他の子にもわけてあげられるし…ね?」 と提案すると、「いいねいいね♪」と二つ返事。 要するに何でもいいらしい。 とりあえず、保育園にお菓子を持っていくのはいけないので、 ママがお迎えのときに持っていって、 帰りが一緒になったら外で○○○ちゃんにあげる、 という約束をした。 もちろん、お迎え時間がほぼ一緒なのを踏まえての計画である。 帰りに他のお友達がいたら、みんなにもあげる、 という条件にも全く異存はない様子。 ほんとに、単にキャンディを買って配ることが 嬉しくてしょうがないという、無邪気なものである。 そんなわけで、キャンディの小さな花束を 大切に抱えて帰ったサトシ、 弟の保育園の先生にも「これ明日○○○ちゃんにあげるの」 と誇らしげ吹聴する様子がなんともかわいらしかった。 そして当日は、いつもより1時間近く早起きして、 ママ秘蔵のピンクの便箋にいそいそとお手紙(絵)をしたため、 初挑戦の○○○ちゃんの名前も上手に宛名書きして、 ハートのシールで封をした「ホワイトデーのお手紙」を準備。 大切に通園バッグにしまい、"ついでに" お手ふきタオルも自分でバッグに詰めて用意した。 はりきっている日は何をやらせてもイイ感じである(^^) お手紙は朝一番に手渡され、 彼女のバッグに大切に保管されたらしい。 これで本人的には大満足だったらしく、 ママの顔を見てもキャンディのキャの字も言わない。 忘れているらしい(^^;) しかし、せっかく持ってきたんだから…とママに促され、 一緒に帰り支度をしていた二人のガールフレンドに こっそりキャンディを渡す運びとなった。 キャンディの花束から、Yちゃんにはピンクのチューリップ、 本命の○○○ちゃんにはブルーのチューリップを選び、 「はい、ホワイトデーのキャンディ!」 さりげなく、二人同じように渡したけれど、 昨日の晩、彼女に何色のをあげようか…と迷っていたのを ママは知っている。 そして、ブルーが好きなんだよね、と決めたことも… 「わぁ、ありがとう!」 二人の女の子の笑顔に、満足そうなサトシ。 幸せな幸せな 初めてのバレンタイン&ホワイトデーのイベントが完結。 そして夜。 ママがキッチンでバタバタと夕食の支度をしていると、 サトシが顔を覗かせた。 「ん?なあに?」 「…はい、ママにもホワイトデー!!」 小さなピンクのチューリップは、 今でも大切にキッチンに飾られている。 いつ食べようかなぁ……♪
2001年03月14日(水)
/
窮乏生活
2週間前に友人の結婚式に出たとき、 小さなパーティバッグに入れるため、 愛用の「主婦財布」をスリムなお財布に持ち替えた。 そのとき限りと思ったので、 カード類は美容院の支払用に1枚入れただけで、 後はすべて元のお財布の中… しかし、その後何やかやと慌しくて、 そのスリムなお財布のまま2週間すごしてしまい、 それなりに現金が入っていたし、 先週バーゲンで衝動買いしたときは 1枚入れてた百貨店カードが大活躍したし…で すっかり安心していた。 ところが、昨日ふと気付くと、札入れ部分を満たしているのは 実はたまった領収書やら銀行ATM明細書やらであって、 戦力として残っていたのは、夏目漱石たった一人となっていた! さすがに2週間経つとこうなるかぁ…まあ、物入りな2週間だったし、 公金の立て替えも何件かしているわけだし… と思って、それ自体には特に慌てることもなく、 「明日会社行く前に下ろしてこよーっと!」と しごく軽く考えて1日を終えた。 普通預金には十分残高があるから、心配ないのだ。 ……しかし、ツメが甘かった…… 翌朝、駅前の○○銀行のATMの前に立ち、 スリム財布を開いて愕然とした。 「キャッシュカード、元のお財布の中だぁ……(TT)」 前日「明日下ろそう」と考えた時点で、 カードの所在を確かめるべきだったのだ。 手の中の財布には愛用の百貨店系クレジットカードが1枚、 「ご主人様、お呼びですか?(^^)」とばかりに輝いている。 (あんたで現金が引き出せるかぁっ!!) 理不尽な怒りを込めてカード入れを不機嫌に閉じた私は、 ひとり淋しくATMコーナーを後にした。 札入れに漱石が1枚、小銭入れに500円玉1個と小銭たち。 これから1日で最低限必要なものは、昼食代だけだから、 とりあえず大丈夫。 会社の手前のコンビニでつましく600円程度のサンドイッチを買い、 ま、これでおやつに缶コーヒーの一本も飲めるかな、 とちょっとほっとしたのがいけなかった。 帰りがけにふと目をやった、対岸のドラッグストア、 にSALEの幟がはためいていた。 愛用ブランドの消耗品が安い! 「418円になります。ありがとうございました」 …そして、500円玉が最終兵器となった。 ま、いいさ。明日こそちゃんと下ろすもん。 と思っていたところが、地元駅に降り立った瞬間、 とんでもないことを思い出した。 「今日は食材の買い出しの日だった!!」 念を凝らして冷蔵庫の中身を透視する。 野菜は、あれとこれと……ん、まあまあ何とかなるか。 続いて乾物ストッカーを透視……よし、あれを使えば……。 結局、主菜の材料になる肉・魚類のストックがない。 500円で買えるお肉は鶏か豚か…挽肉…薄切り……うーん… 考えながら保育園に向かい、上の子をピックアップして 気もそぞろに自転車を漕ぎ出すと、 10メートル前方に「餃子」の幟を立てた 小さなバンが停車しているのが目に入った。 販売台の横に貼ってあるメニュー表にさりげなく目をやると、 「肉餃子(12個)……500円」とある。 やった〜〜!! 餃子は子供の大好物。12個は家族3人分にはちょっと少ないけど、 手作り餃子が12個ほど冷凍してある。 合わせ技で今日の主菜は決まりだ!(^^) 出来合いの餃子を焼くだけなら、夕飯の支度も楽々、 しかも偏食王子も喜んで食べてくれるし、 そのうえ「やっぱりママの餃子のほうがおいしい!」 という嬉しいコメントまでついて、500円。 電車を降りたときのあの焦りはどこへやら。 何やら満ち足りた気分で窮乏生活の1日が終った。
2001年03月12日(月)
/
会議は踊る??
うちの部署には4つの島があり、私の席は一番奥の島にあります。 一つの島は片側3人づつ、6つ座席があり、 私は室の入り口に背を向ける側(つまり他の3つの島にも背を向ける側) の右端に座っています。 同じ並びのすぐ隣は病休中で今年はまだ一度も出社していない人、 その隣は外出が多く部署内で最も離席率が高い人、 向かい側の席の一つは外部団体に出向している人、 一つは他の部署との兼務者の座席、 残りの席には特殊用途用の端末が置かれています。 要するに私の島には普段ほとんど人がいないのです。 在席率の高い私は、ほとんど無人の島に一人残って、 室全体に背を向けて黙々とPCに向かっているわけです。 普段あまり人の顔を見ずにいる反動か、 それとも単にこの職場に来て日が浅いのでもの珍しいだけなのか、 会議などのとき、参加している人の顔をしげしげと眺めてしまいます。 これが面白い。 開発中の案件の会議は週に1〜2回、多いときはもっと、 10人前後の人間が集まります。 レギュラーメンバーにときどきちょっと上の人が加わったりして、 顔ぶれにも若干の変化があるし、テーマによって、 メインで話す人が移り変わるので、 「場」の在り方に毎回変化があるのもまた、面白い。 何が面白いって、人の顔を観察すること。 私以外は全員男性で、年代も20代前半から40代後半までさまざま。 だいたい男性は女性に比べて、体格面での個体差が大きいので 10もサンプルが集まるとほんとにバラエティ豊か。 身長、横幅、骨格、肉付き、頭の大きさ、顔の大きさ、 顔の造作、皮膚の状態、頭髪の状態…… …ていうと、何か標本を集めている学者みたいで ちょっと不気味だけど、そうではなくて、要するに、 「B君とK部長は同じくらい背が高いけど、頭の大きさがずいぶん違うなぁ」 「ほんと、B君ってなんて小さな顔してるんだろう…しかも あの小さい顔の中に、けっこうメリハリの利いた目鼻が納まってるんだよね…」 「MさんとKさんって同年代のはずなのに、なんか全然印象ちがう… Mさんてヒョロッとしてなんか植物系なのに…この油っ気の違いは何?」 「うーん、F君って、お肌がきれい!赤ちゃんみたい」 みたいなことを、考えるともなく考えながら、 話をする人、聞いている人の顔を漫然とみているのです。 そうして見比べているうちに、意外な類似点とかをみつけちゃったり、 どうしてこの顔はこういう印象を与えるのかなぁみたいなことを 考えたり、ある人のかすかだけど特徴的な癖を発見したり… いや、もちろん仕事はちゃんとしてますよ。 話もちゃんと聞いてるし、メモもとってるし、発言だってしてます。 でも、仕事をする頭とは別に、そんな感覚が勝手に別の思考をしている感じ。 多分、これが女性ばかりの集まりだと、 そういうことより、服装のセンスだとかメイクの状態とか 外側のことに関心が行ってしまうんだろうけど、 多分男性は女性より外側を飾る部分が少なく また着るものもとりあえずビジネススーツという定型があるぶん、 生物としての個体差が目に付くのかもしれない。 そう考えると、「顔」を見ているというより、 個性を見比べているということなのかも知れないですが、 美醜とか好悪の判断とは全く別に、けっこう楽しめます。
2001年03月07日(水)
/
ひなまつりカレンダー
男の子二人の我が家には、お雛様がない。 そのうち実家から私のお雛様を持ってくるかな、 とは思っているけれど、今はとても 女の子もいないのに手間をかけてお雛様を飾ったり しまったりしているゆとりはない。(情けな〜…) よって私のかわいいお雛様たちは、 母の行き届いた管理のもと、 (つまり独身時代となんら変わらず(^^;)) ちょうど良い頃合で飾られ、 あられや桃の花もしっかり添えて祝ってもらい、 しかるべき時期にちゃんとしまわれている。 でも。それは雛祭り前日までのこと。 三月三日になると、 息子が保育園で作ったお雛様を持って帰ってくれるのだ(^^) 我が家の雛飾りはこれ! 先生方もいろいろ工夫してくださって、 毎年いろいろなスタイルの作品が出来あがるので、 とても楽しみなのである。 昨年はフィルムケースの胴体に紙粘土の頭を載せ、 和紙の着物でくるんで台に並べた立体作品。 今年は丸い台紙に千代紙の貼り絵。 しかし、ただ切って貼っただけの3歳児クラスとはちょっと違う! 着物が、「兜」の変形の折り方で作った折り紙なので、 ちゃんと立体的に見えるようになっているのだ! 千代紙の柄は自分で選ぶので、お内裏様とお雛様の組合せに、 それぞれの個性が出る。 息子のはお内裏様にはけっこう渋い茶系の柄を使っている。 本人いわく 「金ピカの紙もあったんだけど、サトはこれがいいって言ったの」 抹茶アイスを愛し、自ら選んだモスグリーンのコートを愛用する息子は、 やっぱり渋好みなのである。 そういえば、去年のお内裏様も黒地の衣装だったっけ。 顔も自分で描きこんでいるのだが、これが傑作。 なぜかお内裏様はメガネをかけているのである! ちなみにパパは視力はよく、メガネをかけていないから、 いったい誰をモデルにしているのか謎。 でも、もしかしたら、これが彼なりの個性の主張なのかもしれない。 さすがは、幼稚園時代、紙粘土の動物に色を塗るとき、 写実的に塗ると他の子と同じになってしまうから、と ねずみを真っ赤に塗ったママの子である(^^) というわけで、美しく個性的に仕上がったお雛様の壁飾りが、 保育園での雛祭り行事を終えた今日、 めでたく持ちかえられたわけである。 去年は立体だったから、出窓に飾ったが、 今年は壁飾りなのでどうしようかな…とリビングを見まわすと、 いいところがあった! 今年のリビングのカレンダーは 古今東西の有名人の筆跡による手書き数字が並んでいるデザイン。 (数字だけで構成されているいわゆる“玉カレンダー”) 三月はなぜか柳田国男の筆跡による漢数字なのである。 そのカレンダーのフックに重ねてお雛様の額をかけてみる。 すると、カレンダー自体がけっこう大判なので、 ちょうど絵や写真つきのカレンダーのように 上がお雛様、下が玉、という形にバランス良く納まった。 (最初の一週間はちょっとかぶってるけどね(^^;)) 「ほら、これで三月のカレンダーらしくなったでしょ?} と満足している母に、息子が言った。 「でも、これじゃ何月なのかわかんないよ」 ……その指摘はちょっとつれないんじゃない?(TT)
2001年03月02日(金)
/
春は弥生の…
今日から3月。 年が明けてからとても慌しかったので 「えっ、もう?!」という気分だけど、 寒い時期を必死で駆け抜けて、 ちょっとほっとしてふと気がつくと、 あら、もう春〜♪ っていうのは なかなかいい展開。 思えば、我が家は、結婚したのが1月末、 長男誕生が2月の頭、1度目の職場復帰が12月半ば、 次男の誕生が1月の上旬、2度目の職場復帰が年明け、 と、何か新しいことが始まるのはいつも冬で、 それに慣れるまで、がむしゃらに突っ走っているのは 決まって寒い時期なのです。 そして、何とか慣れてうまく動き出したかな、というころ ちょうど季節も良くなって、風が温かくなっていて、 着るものも軽くなって、お花が咲いていたりして、 何ともほのぼのしたいい気分になる、というのが パターンになっているような気がします。 なんか温かい空気と春の色に包まれると、 辛かったこと大変だったことなんか どうでもいいような気がしてきて、 一気にしあわせモードに入れてしまう、単純な私。 今回はまだとてもとても「慣れて余裕がでてきた」 とは言えないドタバタ状態で、 子供たちもまだ体調本調子ではないんだけれど、 にもかかわらず、なんだかもう、カレンダーをめくった途端に、 何もかも上手く行っているような気分になってしまうのでした。 保育園帰り、上の子と手をつないで歩きながら、 「は〜るのやよいの この佳き日〜♪」と 雛祭りの歌を口ずさみながら歩いていると、 (息子は声を限りに元気良く歌っているのだが(^^;)) “幸せ感”のインジケーターがツツツツ…と上昇してきます。 そして、商店街ですれ違った母年代のおば様が 息子を振り返って“かわいいわねぇ…(^^)”という やさしい視線を向けてくれるに至っては、 もうすっかりフルに幸せという気分になってきます。 やっぱり、春っていいな(^^)
2001年03月01日(木)
/