ぼんのう
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2003年02月28日(金) |
Farwell Mister Roger... |
Mister Roger's Neighborhood
"Mister Roger's Neighborhood"を知っている日本人は果たしてどのくらいいるのだろうか?もしご存知で、なおかつあの番組が子供の頃、大好きであったという方がいらっしゃるのであれば、サポートセンターまで我輩宛にメールを送っていただきたい…。 子供の頃、我輩はこの番組が大好きだった。 ミスターロジャーの言葉、人形達の劇、訪問してくる"ご近所達"の考え方…どれもこれも、今の我輩にとって、人生における重要な位置を占めている事を告白しよう…しかし、そのどれもが、未だに自分のものになっていないという歯がゆさもある。
子供番組? 確かにそう。 ただ、日本における子供番組をイメージするとなると、大変な間違いを犯すことになる。 ミスターロジャーは、この番組を通して、子供を子供扱いとは決してせず、小さな"紳士"、小さな"淑女"として接してくれた。 この番組を通して、人はどのようにして社会とかかわり、どのようにして社会に貢献し、どのようにして生きるか、小さな"紳士淑女"の視線に落として、話しかけてくれた。
75歳。胃癌に苦しみつつも、最後の最後まで番組に出演してくれたミスターロジャー。 さよなら。 異国から、このお別れの言葉をお伝えします。 そして、ありがとう。
2003年02月27日(木) |
しっぽーのあるてんしたちー♪ |
33男が、これの限定版DVDを全部持っているというのも、問題ありだと思う…。それにしても、今日はギャルゲー、たくさん出たな〜。一番気になるのは、唯一つ、
「天使のしっぽ」は何本売れた?
それだけだ。 メディアミックスというのが死語となりつつある現代、シスプリと比較してどの位伸びるのか(あるいは縮むのか)、大変気になる。 暫く様子を見ることにしよう。
それにしても、「★海3」…大変なことになっているようで…。
一昨日行った怪しいタイ料理屋で飯を食い(開店サービス期間中は行くつもり。安いもんな)、久々に図書館で本を借りる。
「巫神との饗宴」(平河出版)
韓国で未だに存在しているシャーマニズム・巫式クッに関しての写真集である。以前よりこの習俗については知っていたけど、写真で見るとかなりの迫力がある。 考えられる限りの習俗をかき集め、古来からのシャーマニズムと道教、仏教を融合し、なおかつ時代時代の官僚体制をパロディにしたもの…でもそこには、時代遅れの迷信だとは、我輩は思わない。長い間、民を搾取し、更に女性を人間として扱う事のなかった儒教の束縛への、激しい怒りを表した劇場型の宗教であると、感じてしまう。 怒りと悲しみが鬱屈した感情そのものを体現したもの…巫式クッにおける儀式からほとばしり、新たな恐怖を感じてしまう。いやあ…いい本だ。
でも豚の血をゴクゴク飲んで、身体を壊さなかっただろうか?
今日は色々新しい仕事に関しての話が来る。 その意味で大変楽しい日であった。 でも、睡眠不足は未だ癒えていないなああ…ああ…。
226だったね。 伝説化しようとしている人たちもいるみたいだが、色んな本とか読んでいたら、「貧民救済」という大義名分が空しく響いているもんなあ…。
自らの熱狂に酔い、そのまま青年将校が暴走したのが226事件だとすれば、今、イラクで人間の盾になっている人達もまた、それに似ているのかもしれない。「平和」をいう言葉を連呼していくうちに、自らの立場を見失い、囃されながらイラクに行った日本人達よ…犬死である事を知っての行動であるならば、止めないよ。
うーん…なんかシニックだな、今日の日記。 他に何も書くものないしなあ…。 あったとしても、社外秘関係ばかりだしなあ…。
んで? イラクで戦争? まあ、起こるだろうなあ…。
2003年02月25日(火) |
おっちゃん…がんばれや… |
中高年のサラリーマンに何故か憎まれている我輩であるが、今回はそんなこととはあまり関係ない日記。
給料日。 ほんのり暖かい懐で、今日の昼食はいつものインド料理屋サムラートで、カレーセットにタンドリーチキンでも頼もうかなあ?…と歩みを進めていたところ、以前から開店準備中で気になっていた店が、いつのまにかはじまっていたことに気がつく。
屋タイ風料理 亜路居 (吉祥寺本町1-31-4 0422-20-8108)
“屋台”とあえて“屋タイ”とし、“タイ料理”を“タイ風料理”としたところに、怪しさを感じるが、こーゆー感じの店を何故か気にしてしまう我輩は、早速暖簾をくぐった。 狭いカウンターのみで、遅い昼食を終えたサラリーマンが出ようとしてたところであった。もはや客は我輩一人。店主は40歳くらいだろうか?脱サラという感じ…ではないなあ…。我輩を見るなり、何故かオドオドしはじめる。
「な…なにになさいますか?…」
トムヤムクンラーメンというメニューがあったので、それにする。にしても、メニュー数が少ないぞ?タイカレー数種とトムヤムクムと、あとは酒のつまみになるようなものが数種。 タイの屋台と同じで、品数が少ない…とでも言いたいのだろうか?バンコックのフードコートを期待しちゃあいけないかもしれないが。
とか思っていたら、おっちゃん、小鍋にスープを注ぎいれ、沸かし始めた。
…いや…ラーメン屋じゃないから、最初からグツグツ煮たてているとは考えていなかったけどね…。
おっちゃん、できあがったトムヤムクムラーメンをおそるおそる出してくる。うん。普通のトムヤムクムだ。麺もタイでよく見かけるタイプのヤツ。
「あ!」
おっちゃん、突然叫ぶ。
「すみません!海老を忘れていました!」
数分後、海老がのっかる。 調味料とかをぶちいれつつ、食する。 調味料の中に砂糖が入っていないのは、まだまだよのお…。
味は…おいしいほうかな? スープも全部飲んだし、味の素がバッチリ効いていたのも、タイ料理らしい。 追加して頼んだアンニン豆腐も美味しい。 あわせて750円は大変安いと思う。 最近のタイ料理、味は普通だというのに、いっちょまえの金を請求してくるもんなあ…安い安い!(東京においては…タイ本国と比べてはいけない。)
吉祥寺という場所に慣れていなければ少しわかりづらい所にある店である。 もし偶然見つけたら、入ってみては如何かな?
でもなおっちゃん…料理よりも水を自慢するのはやめてくれ…涙が出てしまう。
小道具の荷物を載せて、車で会社まで出社。 でも朝から運転があぶないあぶない…というか、自分で運転していた怖い。 フラフラ…キッキー!フラフラ…キッキー!
はたからみても、居眠り運転のパターンであるよなあ…。 白バイが出ていないのが幸いしているけど、このまま事故るのは明白。 しかもミゾレまで降ってきた! 荷物の積み下ろしのときに、車の角に頭をぶつけ、コブを作ってしまう。 おお!神よ!試練だと思いなさいという、ヨハネス神父のバカシナリオを、そのまま受け入れろと仰るのですか〜?
…まあ、でも無事に返却し、早めに帰宅。 風呂に入り、店屋物を食って、早々に寝る。
色々書きたいこともあるけど、もうこのへんで。
強行軍最終日。今日は麹町の方へ。 ところがすっかり日曜日であることを忘れ、予定入り時刻の1時間早くに到着…朝7時は、寒いっす。
これも社外秘なので、詳細はカット。 ただ、撮影責任の川崎氏、最後の段階になって、何を話しても「あーーーー。あーーーー」としか反応しなくなった。
強行軍、数年前のコトブス以来だのお…。
終ったのが深夜0時。 帰宅は午前1時。
休みたい…いや、マジで。
2003年02月22日(土) |
ゲームやりまくりの打ち合わせ |
X社のTさん来社。 こっちはKと共に新企画の最終調整打ち合わせ。 ジャンルがジャンルだけに、打ち合わせ中、会議室のテーブルの上にテレビを乗せて、PS2を起動してゲームやりまくり。 普通の会社ではない光景だな…。
早めに帰宅して、明日の準備を整え、ワインを一本あけて飲み干し、寝る。
2003年02月21日(金) |
ねてはいけない、かぜひいちゃいけない |
強行軍中休み初日。 身体中が痛い。 筋肉痛がひどい。 風邪もあと一歩でひきそうだ。 今日一日中、体の風穴と風門を押しまくり。押したらゾクゾク感が出る事出る事…ああうう…血圧が高めにも関わらず、いつもの2倍の量の高麗人参を服用し、仕事をする。 脳味噌ぼー。 仕事にならねー。 X社のTさんから電話。 でも脳味噌ストップ中なもんだから、詳細の打ち合わせを明日やることに。
…ということは、明日も会社、明後日は強行軍最終日…。
すいません。 来週土日、休みます。
2003年02月20日(木) |
きょーこーぐーんその2 |
普通、アノ手のアニメえろんビデオをバックサウンドにして眠ると、えろえろんな夢を見るはずだが、我輩は何故か漫画「レモンハート」のマスターから、ビーフィータとゴードンについて、ウンチクを聞かさせる夢を見てしまった・・・。
なんでだろ?
蒲田を6時に出て、洗足池駅前のコンビニで必要な資料のコピーを取り、二日目の強行軍に入る。んで、11時に終了。そのまま一気に自宅まで。
というわけで、もう眠いのでこのへんにて・・・ぐうう・・・。
今日から強行軍!何の強行軍かはあえて伏せるが、とりあえず強行軍!朝の4時に起きて、車に飛び乗り、サンダーバードのテーマ曲を流しつつ、暗く寒い武蔵小金井の自宅から、一気に千束まで直行する。 今回はレンタカーで、大き目のバンを借りたのだが、一個借りようとした小道具が乗せられなくて残念シット! でも大きい車はいいね。 安定性があって。 途中、大宮八幡宮の近くで、今回の強行軍責任者を乗せ、そのまま一気に環七を下りる。
んで。
朝の8時から夜の12時近くまで、千束において色々。 途中で、別企画の件で、X社のTさんと電話&ファックスのやり取り。 小型の電話ファックスを使って、企画のKと色々。 同時進行で企画を進めている姿に、涙してくれ・・(脳みそが対応しきれないわ、寝不足だわで、キツイっす、Tさん)・・・号泣中。
明日はまた午前8時入りだぜべいべ。 でもまあ、今日は蒲田のホテルに泊まるから、なんてこたないぜ、へい! ところが、インターネットからプリントアウトしたホテルの地図が全然役立たずだったぜ! どうしてくれる! 寒い夜空の下、30分も蒲田の町をうろつかせやがって。 意地でも風邪をひけないという使命感に燃えているぜ! ホテル(というより、木賃宿だな、これ)に到着した。 午前1時だというのに、我輩の煩悩パワーがあらぬものを、ホテルの廊下で財布の紐を緩ませやがった。
えろえろーんビデオ用のカード。一枚千円。 最近のこの手のビデオサービス、えろアニメも放送するようになったのね。 お陰で、昔どっかのアニメで聞いた事のある声優さんのアハーン声を背景音にしながら、眠りについた。
それにしても、なんの強行軍であるのか、教えられなくってはがゆいぜ。
企業秘密なので、詳細は書けませんが、今日は一日中あちこちを駆けずり回りました。
明日はもっと忙しくなると思うので、このへんで。
2003年02月17日(月) |
なんか皆さん、ヘン? |
眩暈も治り、体の調子も元通りとなる。 幾分か気分も良い。 今週は大変忙しくなる。 こんな感じで気合を入れて出かけるのはいいものだ。
でも今朝から、なんかヘン。 いや、我輩がではなく、出会う人たちが…
☆朝 電車を待っていると、50歳過ぎたサラリーマンのおっちゃんが、我輩の顔を見るなり、 『なんだ!おまえなんか、こわくないぞ!』 と怒鳴り、逃げていった。
☆昼 昼飯に出かけると、道端で、4〜50歳のサラリーマンらしき人が、我輩の顔を見るなり、 『損して得取れ、なんざウソだよ…』 と色々ブツブツいいながら、去っていった。
☆昼 昼飯を取り終えて店から出ると、店前で、40歳のサラリーマンらしき人が、我輩の横を遮り、 『うあああ…ぐあああ…』 とつぶやきながら、行く方向をふさぐので、我輩は「失礼」、とその人の脇を通ろうとしたら、 『「失礼」なんか言うな!生意気だ!』 とつぶやいたので、「なんじゃ、やるんか!」とドスをきかせたら、涙目になって逃げていった。
☆夕方 新企画に必要な資料を買うべく、吉祥寺西友まで行く。買い物を済まして、少しだけ同店にあるペットショップをのぞく。50歳くらいのサラリーマンらしき人が、ビーグル犬のケージの前で、チャックを開けっ放しにしてシャツの裾をちらつかせながら、犬に向かって 『ぼくね…もうね…君のためにね…生きていきたいのよ…』 とかブツブツつぶやいているのを目撃する。
☆夜・1 帰宅中、吉祥寺の駅ホームで待っていると、3〜40歳くらいのサラリーマンが我輩をジーっと見つめるので、「どちらさんで?」と尋ねると、 『泣くもんか…』 と一言つぶやいて、去っていった。
☆夜・2 その直後、50歳過ぎたサラリーマンらしく人が、我輩の前を横切る時、大声で 『人生、損ばかりであーあ!』 と叫び、ロンロン出口まで早歩きで去っていった。
… すみません。中高年層のサラリーマンの皆さんへ。 皆さんが我輩に何らかの敵対行動を起しているのに、何か理由があるのでしょうか? 春先だから…という理由でとりあえず片付けるとしよう。 今、思い出しながらこれを書いているが、これらの他に、もっと他にもサラリーマンの皆さんの電波を目撃しました…。
ヘンな一日であった…。(シミジミ…)
今朝から調子がおかしい。 いや、体調には問題はないが、朝から眩暈がする。 持っていたヨーグルトをぶっ散らかした。 運んでいたキムチをぶっ散らかした。 畳の上で、乳酸菌の戦い。 それを黙々と一人で拭く、男33歳。 絵になるだろ?
どこが
というわけで、本当に今日は調子がおかしいので、早めに寝る。 ぐー。
2003年02月15日(土) |
うらおらうらおらうらおらうらおら |
来週が大変だ! うぉおおお! 何が大変なのか、企業秘密なので言えないのがもどかしいが、大変だあ!
というわけで、今日は会社でその準備のためにおおわらわ。 昔と違って、100円ショップがあるから便利な世の中だわな。 他にパラレルでやらなければならない事もあるのだが、ごめん!今回は少し延ばしておくんなまし!
というわけで、ネタはない。 こーゆー日記。
行って来たぞ、
カフェメイリッシュ吉祥寺
に。 無茶苦茶忙しかったが、時間を作って行った。本当はコーヒーだけで済ませようとしたけど、空腹感に耐えられず、キーマカレーも注文した。
まあ、とにもかくにも感想を申し上げたい。
あるじよべーい!
★開店初日という不安もあるだろうけど、背広姿の男性社員は、店先に出てはいけない。 ★入り口が非常にわかりにくい。ビルの前に、目立つ何らかの電飾看板、もしくは呼び込みのメイドさんを配置すること。 ★メイドのコスチュームが大変中途半端である。ラインが強調されているミニスカートのメイドに関して、我輩は認めない。 ★ウェイトレスのメイドは、待機する時は、広がるように待機し、客全員に満遍なく自らのコスチューム姿を見せるようにしなければならない。 ★ウェイトレスのメイド達は、地声での対応ではなく、ある程度“作った”声での対応をすること。 ★厨房から男性の声が聞こえるが、これは極力無くす事。 ★BGMのテーマ性が全くバラバラである。これは大変な減点である。落ち着いた音楽にするか、アダルトコンテンポラリーにするか、クラシックにするか、それは時間帯を選んで選曲する。但し間違ってもアニソンを流してはいけない。
…ツッコミどころが多すぎて、正直オールバックに着物姿で今度行こうかと思う。
でもこの種の店なのに、いいと感じたのは値段が普通であるということ。デニーズと対して値段が変わらないのが良い(あ、コーヒーのお代りはないけど)。秋葉原のサービス、“本日はニーソックスの日です”…という展開もあるのかな、将来?
T社N社長より、チョコがバイク便で到着する。ふえええ…バイク便で?宅急便とかならわかるけど…(^^;)
でもありがとうございます(^^)♪
2003年02月13日(木) |
い・・・いったいこれって… |
桑田二郎先生
…昔は「月光仮面」や「エイトマン」等で一世風靡し、現在では般若心経等の仏典を、独自の観点から解釈した精神世界モノの漫画を描いていらっしゃる、古豪の漫画家。
某企画の打ち合わせの為に池袋まで行ったのだが、時間が少しだけあったので、その会社の近くにある大きな本屋で立ち読み。んで、桑田先生の新作(「般若心経」の解釈本)があったので、手にとって読む。
ウァット?
見開きで、右ページには「般若心経」の一言一句に関して、独自の解釈をツラツラ書かれている。 左ページには、桑田先生の手による男女のまぐ○いイラストがズラズラとあって…。
すみません。先生。 あなたの意図しようとしていることが、わかりません。 チベット密教のパロディか? それとも真言宗立川流の復帰ですか? これらの絵に劣情をもよおすのでは、仏道はまだまだ…とおっしゃりたいのですか? あ!わかった! もしや桑田先生、 試練だと思いなさい…ですか?(ヨハネス神父)
…あ…頭が痛い。 このような調子で、次の企画会議に臨む。 ヘンな方向に進むように強く希望を出す。
いやあ…人生は奥深いねえ…。(なんか違うか…)
閑話休題
セガがサミーに吸収されるという話を聞いたが(え?違う?だって5年連続大赤字だぜ、セガ。今更気取るなよ〜)、これって要するに
お台場のカジノ
目当ての合併ではないであろうか?
あのまま行ったら、アルゼやコナミとかがウハウハしてしまう…企業の規模を大きくして、お台場カジノ参入でブイブイ言わせて貰おう…ということなんだぜ?
…というか、あるルートから入ってきた『噂の○相』である。 なんでだろ? こーゆーキナ臭い情報がやたらめたら、我輩のところに来るのだが…。 なんかの陰謀か?
弊社社員の日記によると、本物のメイドが吉祥寺において生息していることが判明した。
今週金曜日に開店するメイド喫茶の宣伝ではなく、本物らしい。
ぬう…
香港でフィリピンメイドとは良く見かけたけど(実際、あんなフリフリフリルではないが、ちゃんとしたメイドの格好)、日本では珍しいのかもしれない。
ここで質問。
メイドと家政婦。
どこが違う?
まあ…そんなことは言いとして…。
今日も一日中マルチタスク。 電話がかかってくると、企画がゴッチャになって、相手がパニクることもしばしばとなり、我輩の脳味噌がパンクするのも間近いと思われる。
ネットソリューションでもせい!というのか?
ぶう…
だからどーしたというのだ。 いや別にサヨク的な発言ではないぞ。 単に我輩と我輩の周辺において、国民の休日というのは存在していないということを言いたかっただけである。 てなわけで、今日は少し遅めに(AM10:30)出社。 宿題としての仕事を一挙にダララララララとキーボードでうちまくるが、まだ完成されていないキャラに関してのイメージが湧かない。作りかけを送信。と、同時に、怪しい別企画ゲームの世界観に関してどーたらこーたらと雑考書を書く。来週の大イベント準備の為に全精力注いでいる笹野チーフと打ち合わせして、必要な物品に関しての手配も同時に行う。
…マルチタスクなんて、大嫌いだ。
自宅に戻り、風呂に入り、こないだ恵比寿で買ったイスラエル・ゴラン高原の白ワインを一本全部飲み、倒れ寝る。
ああ…。
2003年02月10日(月) |
脳が…脳が不足しています |
メモリー増設をしてください。 私はクライテンではありません。
…いやあ…来週、ちょっとした大変な事を行うので、その準備に追われているが、仕事はこれだけではないんだよな…アレがあるでしょ?アレもあるし、コレもあるし、あとアレもあって、コレもあって、コレとコレとコレとあって、 アレとソレとコレもある…
キチンと数えている。 タイトル名とか、企業秘密なので、指示代名詞だけで伏せている。 数えてみると、やはり12。
脳が本当に不足している。 あと、我輩自身、知らずのうちに、無意識のうちに、ノリノリの状況で、仕事を増やしていることが最大の原因ではないかと気がつく。
来週の大イベント終ったら、暫く旅行に出かけていいですか?
ぷひいい…。
慢性腰痛らしい。 一昨日から突然でも、慢性腰痛。 原因は運動不足と出っ張った腹。 いや…わかってんだ…わかってんだ…(少し鬱)。
ところが、今日ぐっすり寝たところ、面白いことを発見。 腰痛若干回復。 腰痛は全身の疲労にも関係しているらしいな。
…というわけで、今日は一日中寝ていた。 仕事は全然していない。 水曜日にT社に提出する資料、どーしよおー…(冷汗)。
Bowling for Columbine
朝9時の恵比寿は寒い。 そもそもあまり恵比寿という場所は好きではない。 無理やり作られた感があって、どうしても好きにはなれない。 そもそも、美味しいと感じる飯屋がないというのが致命的だ。 なのに、せっかくの休日、何故に朝早く家をたってここに来たのか? この映画を観るためなのだ。
感想…
絶対この映画を観るべし!
実のところ、今世紀に入って、心から拍手を送る事のできる映画を観ていないのだが、今回のこの映画…やっと一つ心の中に灯火が点ったような気がした。これは素晴らしい映画だ…いや、ドキュメンタリー?いやいや、これは今のアメリカそのものを表現した映画だ。
何故銃による犯罪がアメリカにおいて多いのか? 銃の所持率ならカナダは上なのに、何故カナダでの銃犯罪件数は200件弱? ゲームにおける暴力表現?…でもそれなら、日本が一番この種の犯罪が多いという事になる。 ヨーロッパと違い、暴力映画が多い?甘い甘い、ドイツもフランスも、暴力映画好きに関しては、アメリカを凌駕している。 家庭崩壊が原因?でも実はイギリスの方が、統計的に圧倒的に多い。
我輩が大好きなアニメ「サウスパーク」の作者・マットストーン氏は、アメリカ人の心の奥底にある“怯え”が原因にあるとしている。 マリリン・マンソンは“怯え”に基き、“消費”に関しての心理を見事に説明している(はっきり言って、チャールトン・ヘストンよりも遥かに優れた人物に思えた)。 何でもナンバーワンでなければ不安に感じてしまう“怯え”…。
笑いを通して、“怯え”を銃によって解決しようとする姿を見事に映し出した内容である。
もっともっと色々書きたいけど、あまり書きすぎるのも何なので、是非映画館まで。大変混んでいるので、早めに行かれたほうが。
いやあ… いい映画だった…
2003年02月07日(金) |
HENTAI CARTOON |
「嘘つき男と泣き虫女」(主婦の友社刊)を購入、一気に読む。「話を聞かない男、地図が読めない女」の続編であるが、いやあ…やはり面白い。同じホモ・サピエンスであるというのに、脳生理学的にこれほど違うという事を、実証例等を元にして説明しており、思い当たるフシが全編にわたって展開されている事がなんとも楽しい。特に“女性が泣く”という事は、脅しであるという事…なるほど…。 いや、色々言いたいことがあるんだけどね…ええ…。
あとこの本の中に、日本のアニメ絵に関しての紹介があった。我々が普段、"アニメ絵"と呼んでいる画風は、最近ではすっかり市民権を勝ち得て、東北電力とか、千葉産のおコメとか、最近では…
こんな会社
…とかが、オラオラとばかりにやりまくっている。 いい時代だ…遅すぎるような気もしないでもないが(特に上のリンク先)。
で、この本の中に、アメリカにおけるこれらの画風を"HENTAI CARTOON"と一括しており、分析の中で、この画風ほど、男性の脳を刺激するシグナルに満ち溢れたものはない…としている:
・子供っぽい顔つき ・長い首 ・ウェストとヒップの比率 ・張り出した乳房 ・平べったい腹 ・足の長さは身長の63% ・目は思い切り大きい ・口はその半分か1/3 ・鼻はちっぽけ ・顎は小さい ・長い髪はリボンで束ねられている
つまりだ…男性が女性に感じるセックスアピールの体の上に、幼女の頭を乗っけるということで、完成されたのが、"HENTAI CARTOON"だとのこと。しかも、作者曰く、"HENTAI CARTOON"の男性愛好者は3000万人いるとのこと。
リボンのこととかは、まあいいとして、3000万人? 全世界で?
諸君! 同志3000万人の為に乾杯!
それはそうと、挿絵のイラスト(普通の米国人イラストレータが描いたもの)には、そこかしこ、苦労の跡があるような…。
T社N社長、M様、M社M代表と某出版社まで、色々プレゼン。でも我輩は何もせず、終って早々に秋葉原へ。これまた全く違う新企画の資料としてのゲームを購入する為に…だが、日本で全く人気がなかったせいもあってか、10軒くらい回ってやっと入手。 そのせいか、腰が痛い…。歩きすぎたせいかな?ううう…以前なら、神谷町か恵比寿のスポーツ鍼灸に行って、直ぐに治せたものの…。
スタジオJEOさんまで、新作ゲームの収録に出向く。 今回、我輩はこのゲームには直接関係していない(版権の契約調整のみ)が、立会い&少しの出演。 スタジオのS氏より、 「山本さんの日記、読んでますよー」
…うう…あまり読まんといてえ…。
夕方、懐かしい方が突然来社。 「ザ・マエストロムジーク」で大変お世話になった方で、近くまで仕事に来ていて、少し時間が出来たので立ち寄ったとの事。 大変貴重なお話などを拝聴しつつ、色々と面白い話も。
ああ…なんか頭がフラフラする。 以前の我輩なら、風邪かなんかでぶっ倒れているかもしれないが、今回気合で全部乗り越えているような気がするぞ…。
2003年02月05日(水) |
びーびーしーぷろむす |
近くの新星堂で、DVD「The Last Night of the PROMS 2000年」を買った。これよりチビっと古いLD版と音楽のみのCDは持っているけど、これは無かったので買った。 日本ではごく一部の人にしか知られていないこの音楽祭、我輩は非常に好きである。クラシック音楽のコンサートなのに、観客が旗を振ったり、鳴り物を鳴らしたり、一緒に歌ったりできる奇天烈な音楽祭…一度でもいいから、行きたいものである。2000年から、ホール内だけではなく、ロンドン各所でも同時に大スクリーンで放送され、ホール外でも合唱できるという内容になった模様。 このコンサートは毎年行われ、曲目はこれまた毎年同じであるが、有名なのは最後に演奏される「威風堂々」「ルール・ブリタニア!」と国歌…つまり王室の名のもとで、音楽を大英帝国臣民に贈るという内容なので、どうしても愛国的な色彩が強くなる。
…でも、全然それが気にならない。
日本で愛国主義というと、悲壮かつ凶暴な顔つきで国旗を恭しく捧げ持ち、国と天皇に対して、常に重厚にして重苦しい空気を漂わせているが、日本より遥か昔に王室を中心とした国家を築き上げた英国では、愛国主義は明るい、陽気にして健全なものであると感じる事ができる。そこには抑圧的なものはなく、触れてはいけないタブーという束縛もなく、悲壮感もない…あるのは、ごく普通の空気のように存在している、さりげない愛国心の姿である。そこには郷土への愛(パトリシズム)があり、偏屈な民族主義(ナショナリズム)ではない。王室を戴くものの、変な言い方をすれば、王室そのもの(この場合、女王であるが)は、郷土を愛する事を実践する代表者としての存在であり、自らを賛美せよ!…とはこれぽっちも感じる事ができない。
さりげなく、 陽気に、 空気のように、 時の権力ではなく、 郷土を愛することは素晴らしい。
日本人も、明治からある『愛国』の考えのドグマから解放しなければならない時期に来ているかもしれない。
前回はイスラエル国歌。 今回は、早朝からカナダ国歌が頭の中を行ったり来たりしている。 理由は大体察しがつく。 寒いんだよ!
こんな時期なのに、調布市にある映画用大道具小道具会社・高津装飾まで行く。遊びに…ではなく、仕事に…だが、何の仕事であるのか、現段階では現せない。うーん、残念。 車ではなく、バスと電車を乗り継いで行くのは初めてだったが、意外とあっけなく行けたので、拍子抜け。G課長と打ち合わせして、倉庫の中へ。 実は我輩、この高津装飾に行くのがいつも楽しみにしているのだ。倉庫の中を歩けば、古今東西の映画やTV番組で使われた大道具小道具が満載。戦国モノの鎧冑があると思えば、旧日本陸軍の鉄兜が山のように積まれていたり、最近のテレビドラマで使われた公園ベンチがぞんざいに置かれている直ぐ横に、なぜか便器があったりして…関係者以外立ち入り禁止なのが残念。仕事ではなく、一度ゆっくりじっくり倉庫の中を歩き回りたいものであることよ。
行く前に、別の新企画に関して、某有名音楽&声優事務所の部長と打ち合わせ(というより、露払い)。声優に関しての新しい情報を得て、大変充実した内容ナリ。
うう…忙しい… ちがう! 我輩はこんなに働き者ではない! 我輩は怠け者のはずだ! ぬがあ…
そういえば今日から夏コミケ申し込みだったな。 うーん・・・テーマがああ・・・。 テーマが思い浮かばない・・・。
それと今年の抱負として、新しい外国語を学ぶとしたが、今日インターネットで申し込んだ。4月からだけど、非常に楽しみだ。 何の外国語かは、おしえなーいよーん。
それはそうと、今いくつか企画を進めているけど、本当に思うことがある。 人生、一生勉強だな・・・って。 多分、この企画に携わらなければ、絶対に読むことのない本とか、知る事のない知識に出会わなかったであろうなあ・・・って。 外国語もそうだけど、一つの新しい言語を理解すると、世界が一つ広く感じられるようになる。 新しい国にほんの数日間滞在してみるだけで、人生は幅広くなる。 教養というのは無駄な知識ではなく、その人その人の全人格をなす重要な要素ではなかろうか? 教養=許容ではないであろうか? 我輩はそう思う。 人生は短いようで長い。 死ぬまで歩き続ける。 これは何と遠大なことであろうか・・・。
昼過ぎまで熟睡。 お陰で気分は爽快。 溜まっていた洗濯物を纏めて洗濯し、仕事をし、息抜きに「レッドドワーフ」と「モンティパイソン」をまた観て、風呂に入って、寝る。
・・・まあ、こんな日もあっていいよな。
2003年02月01日(土) |
おーるうぇいずるっおんざぶらーとさいど |
「モンティパイソン・ライフオブブライアン」、DVDで出ていたっけ? 急に観たくなったな。
関係ない話だが、昨晩退社するときに、会社出入り口のいすの下に、何故か知らぬか猫用キャリーケイジがあった。 ? 誰かネコ、連れてきたの? ネコと言えば、社員のあの漢しかいないはずだ! 焼却炉に消火器を投げ込むアノ漢・・・
でもないみたいだな・・・。
で、なぜこんなヘンな出だしにしたかといえば、今日は仕事で新企画のライターさんの会社まで、T社N社長とMさんとで行くことになっていてな。 会社で必要な資料をプリントアウトして、新宿御苑まで直行。 昼飯はまだだったので、以前日記に書いたバルチックカレーに入る。
うん。 美味しい。
空腹だったというのもあるかもしれないけど、でもカレーのチェーン店の中で一番美味しいかもしれない。 ほら、大抵のこの手のカレー屋って、いかにも缶詰開けてそのままぶちこんで・・・じゃない?ここも多分そうだと思うけど、味が美味しいので許しちゃおう。テーブルにあった辛くするタバスコもどきも、高麗人参入りだったのにも感心した。こういう辛さを加える調味料って、ただ単純に辛いモンをぶち込んで入れりゃいいだろ!・・・と客をなめているのが殆どであるが、こういう調味料というのは簡単ではない。 辛さの他に、他の甘さ、すっぱさ、苦さなども加えなければならない。特に苦さに何を入れるのか、結構難しいものであるが、そこをあえて苦い高麗人参を使ったのは、なかなか良い。
ええと… 仕事の話をするはずが、何故こんな話を延々と・・・。
N社長らと合流し、天才ライターA氏の所属する会社まで。 途中でN社長曰く、
「日本も不況だから、昔みたいに土曜日も働かなければなりません!」
と仰っていたけど、うん、激しく同意。 ・・・というか、GAEにおいて休日って、なんだっけ?・・・(号泣)
会社に到着。 社長にご挨拶。 ネコがいない。 新企画に関しての打ち合わせ、宿題、その他もろもろ・・・。 お陰で仕事を増やしてしまったにょー! 打ち合わせは大変楽しかったけど。
打ち合わせ終了後、新宿電気街に行く。 またまた別の新企画の資料としてのゲームソフトを探すが、英語版しか見当たらず・・・。英語版でもいいけど、企画等他の連中もプレイするからなあ・・・。
今度アキバに行ってこよう。
会社に戻り、仕事をする。 午後9時過ぎに帰宅。 10年前に買って封を切っていない貴腐ワインを開けて飲んでみる。 お酢になっていたので、全部捨てる。
もう今日は寝る。
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