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というわけで、音信不通だったマダムに再度お稽古に来ていただくことに。 お稽古が途切れる前に半幅帯をマダムから買っていてそのままになっていたので、それにあわせてつむぎのお稽古。何しろ久しぶりな上に、このところずっと「困ったときの作り帯頼み」で済ませていたので、余計に緊張する。カクカク。 もともと持っている紬は藍色や紺色ばかり。半幅帯とは同系色だが帯に更紗模様が細かく入っているので、小物は何を持ってきても合う感じ。ワンピースにさし色をする感覚であわせて見る。半幅帯は都結びに。と、書いているとさらさら進んだようだが、実は大変。後で一人で結んでみたらどうもうまくいかなかった。 それから年明けからようこさんの知り合いのグループでやっているお茶のお稽古に混ぜてもらうことになっているので、お茶会用の着物のコーディネートの練習。こちらは銀一色の作り帯を使うのでちょっと華やかでラク。ここでも金茶の帯締め大活躍。「帯揚げも同じような色があると便利よ〜、こんど持ってきてあげてもいいわ。」という悪魔もといマダムのお言葉に「お願いします!」と口走ってしまう。うーん、着物とか帯とかの大物は踏みとどまれるけど、こうして数千円単位の小物が増えていくんだわ。 ということで出来たコーディネートがこれ。帯揚げは義母からもらった山吹色に絞りで細かい花模様が入ったちょっと洋風で可憐なもの。小物類の出所がばらばらなのがなかなかよろしい。 次回は、初釜の前にコーディネートを見ていただくことになった。考えてみたら着物でも椅子に座るばかりで正座することなんてめったにない。お茶ってなんだか苦行の予感……。 秋口に会合に着ていってお尻の縫い目が裂けてしまった単衣も、マダムの知り合いの仕立て屋さんに修繕してもらうためにお持ち帰りいただく。伯母のものだが、裾もおりてしまっているので「相当お召しになったんでしょう。」とマダム。それから二重太鼓をしっかり支えるための金具(名前失念)を使ったほうがいいでしょう、ということでこれも次回もってきてくださることに。 マダムにお願いすれば何でもいいようにしていただけるので、なんだか、お抱えの人がいるみたいな贅沢な話だ。
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