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2006年12月25日(月) 肉を喰らう会

同業数名で集まって品川で忘年会。明日から私は北陸行き、夫は京都行きなのでなんとなく家に帰るのがめんどくさくて、品川にホテルを取ってしまった。興味がありながら値段の高さで躊躇していたスプ○ングスホテルの、レイトチェックアウトならぬレイトチェックインで16:00以降限定、朝食抜き、展望のよろしくない部屋の3拍子そろった格安プラン。仕事は休みに入っていたのだが、参加しているプロジェクトのミーティングが午前中に入り、結局通勤時間帯に旅の荷物を持って家を出ることになってけっこうあわただしい。ミーティングというのは蓋を開けてみれば仕事そのものというよりは人間関係に関する問題で、3時間以上話し合うも埒があかず。この辺が大学とヒエラルキーがしっかりした企業との違いなのだろうか、私は一番当事者から近くて遠いところにいるのだが、みんなもっと大人になってくれよ、という感じ。まったくダメージを受けていないはずの私は、どんよりと鉛のように重い気持ちを胸に抱えてしまう。
ホテルのラウンジで夫と待ち合わせ。定刻より早くにチェックインできるというので、先に部屋に案内してもらう。26階がロビー階でそのひとつ上のフロア(つまり客室階としては一番下)、かろうじてビルの合間からレインボーブリッジの半身が望める。案内係りが部屋まで案内してくれるのだが、こんな時間にチェックインする中年夫婦は東京観光に来たと判断されるらしく、「今日はどちらかをまわられたのですか?」などと聞かれる。ここで茶目っ気を出して「銀座に行ってきました」とか「東京タワーに上りました」とかいえればいいのだろうが、真面目に「いえ、明日出発が早いので前泊です」などとまたも突っこみどころのある答えをしてしまう。案の定「どちらにお出かけですか」などと聞かれるが、翌日の行き先も出発時間もそれぞれ違うので、またも答えに窮する二人。それにしても、私がチェックインの手続きをしたあと、係りの人がロビーで待つ夫に自然に苗字で呼びかけていたけれど、あれってどうなんでしょ。必ずしも二人同じ苗字とは限らないと思うんだけどなぁ。ホテルのアメニティは文句なし。ダブルの部屋にタオルは3本ずつあるし、ネット無料。
忘年会に出かける夫と駅で別れて私はオージービーフの店へ。20代後半から40代前半までの女性6人でもりもりと肉を喰らい、話に花を咲かせる。6時に入店してお開きになったのは11時。夫からは忘年会でお土産が出たので、家に置いてから出直してくると連絡があって、彼の到着は11時半。それからお風呂に入ったり、小腹がすいてポテチをつまんだりして結局寝るのは遅くなってしまった。


2006年12月21日(木) 顔合わせ

今日で年内の授業は終わり。
非常勤先Iでの授業の前に、来年度からの新しい非常勤先Oに打ち合わせに行く。ここは高校時代の乗換え駅が最寄り駅なので、なんとも懐かしい感じ(つまり実家の近くでもある)。大学まで行ったことはなかったが、途中の商店街は下校途中に寄ったりしたこともあったので、ずいぶん様子が変わっているのに驚いたり、変わっていないところを発見したり。土地勘があるので迷うことなく到着し、専任から授業内容の説明を受け、構内を案内していただく。非常勤先にいくつも行っていると、それぞれの学校のカラーがあって面白い。今度のところはいかにも大学らしいたたずまいのところで、ちょっと古めかしい雰囲気もある。事務の人に若い人が多いのが意外だが、みなさん親切そう。さてさてどうなりますやら。
非常勤を沢山やっていると、大学関係者からは「本務がない可哀想な人」という目で見られることが多い。そういってしまえばそれまでだが、あっちこっちの大学を気楽な気持ちで覘けるのは、けっこう性に合っているのだなと思う。
非常勤先Iと非常勤先Oは同じ沿線にあって電車で20分ほど。同じ日(つまりこの曜日)に掛け持ちにした。今日はそのルートで非常勤先Iへ。座れればかなりラクチン。


2006年12月15日(金) どこのどちらさんがお踏みなすったか。

----ごあいさつ(ここから)----

昨日の晩、NEOさんからメールが来て、ここのカウンタがもうすぐ999999ですよ!と教えてくださったのですが、うっかり自分が踏まないようにしなきゃなどといいつつ、自分が見たときは100015でした。
どこのどなたさんか存じませんが、記念すべき番号を踏んでくださった方、ありがとうございます。今のところどなたからも報告はありません。
----ごあいさつ(ここまで)----

ところで、例の非常勤先こまぞうの件、先方から連絡が来てお釈迦になった。一日あたりの担当は3コマが上限と決まっているらしい。半期あたりの担当は5コマが上限だそうなので、2コマ+3コマで2日とかなら問題ないのだろう。1日5コマ週5日っていうのはどうなのかな。

当然、先方は大変恐縮してくださっているのだが、こちらとしては特に支障がないので問題ないとお返事する。4コマはさすがにきついと思っていたので、助かったと思うのが正直なところ。そんな思いをしてまでコマを引きうける意味がどこにあるのか聞かれても、答えはない。
多分、手放すと二度と手に入らないような気がする貧乏性なのだろうと思う。


2006年12月08日(金) 狭いながらも楽しい「異業種交流会」

ようこさんに誘ってもらって「異業種交流会」に参加した。
毎月夕方集まって、1人がスピーカーをやって、その後食事に流れるというパターンだという。今回はとあるネット企業の方の話で、確かにここまでは異業種っぽい。しかし、過去のスピーカー一覧を見ると知った名前がざくざく。当日の参加者も同じゼミの出身者はいるわ、昔のバイト先の人はいるわ、幹事はぐぐってみれば夫の昔の知り合いだわ…。もともと専門職の強い専攻なので、異業種というよりは派生業種というべきか、しょせん狭い世界に生きてるのね、というのバリエーションのレベル。というわけで、初対面の人達とも案外話題を見つけやすく、大変楽しい会だった。


2006年12月03日(日) 窓拭き

お天気がよかったので窓を磨いた。うーん、下手すぎ。
うちは一方向にしか窓がないので枚数は少ないのだが、すべて二重ガラス。裏表2面×2で4面あるので、汚れがどの面のものなのかよくわからない。スクレイパーを使うとその後が残る。背中にぽかぽかと太陽の光を浴びて、作業自体は大変ではないが、どうにもフラストレーションがたまる。磨き残しがあっても磨いた感じがするほうが、満遍なく汚れているよりはいいかと思うことにする。

非常勤はもうひとつ引き受ける方向で。夫は来年度はもっと忙しくなるというし、じゃあこっちも増やしちゃえ。構ってもらえないから浮気するとか遊び歩くならともかく、構ってもらえないから仕事増やすって、ストイックすぎ。


2006年12月02日(土) メリットデメリット

非常勤先Iから年末手当の振込みあり。税引きは数千円になってしまうが、うれしい。
この学校は、アレレという扱いを受けることが多々あり、運営上首をひねることがあるのだが、労組が強いらしい。毎年100円ぐらい昇給するし、このようにボーナスも出る。交通費も実費ではなく手当てとして定額支給で私は黒字。もちろん赤字になる人は申し出れば補填される。非常勤が増えてくると、どれか整理しようかなとも思うのだが、どこも何かしらこういうメリットがあるのだなと改めて思う。
報酬がいいとか、学生の質がよくて楽しいとかいうのはもちろんだが、おいしいケーキが食べられるとか、専任教員のだれそれさんとおしゃべりができるとか、地の利がいいとか、本質に関わらず理由はそれぞれある。
メリットのないところは初めから手をださないので、どれも引き受ける理由があるのだな。うむ。


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