WELLA
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2004年04月29日(木) GW初日

夫が某社からマチネーのチケットをもらったので、のこのこ都心まで。ネットで知ったフレンチレストランでランチをとるべく、10時半過ぎに家を出る。会場近くのその店は、どこぞで長いことシェフをやっていた人が、独立してオーナーシェフになってオープンしたという店で、どこぞの店はバブリーな女子大生だった頃、当時のBFに連れて行ってもらったことがある。開店直後に行ったので予約なしではいれたが、祝日のせいか、グループ大小取り混ぜての予約が5件と、通りすがりの客が我々をいれて3組、結局テーブル一つ残して全て埋まってしまった。路面店というのだろうか赤坂の大通りに面した店で、内装はかなりカジュアルだが落ち着いた感じ。お料理はどれも素材を生かした味でおいしかった。先週末が夫の誕生日だったので、一応シャンパンで乾杯など。
その後歩いてコンサートホールまで。青空が気持ちいい。早めに着いたが席はほとんど一杯。今日は招待客ばかりらしく、ロビーには某社の日本支社長夫妻などが挨拶に出ている。我々の席は1列目だというので「足しか見えないぞ」などといいながらおとなしく座っていると、某社の社員だという女性が「○○先生でいらっしゃいますか」と我々とは違う名前を言いながら、挨拶に来た。「いいえ、違います」といって名乗ると、「大変失礼しました」と恐縮して立ち去っていったが、よくよく見ると私達が間違った席に座っていたのだった。正しい席は正面1列ではなく、桟敷席1列目だった。慌てて正しい席に移る。
曲目はエグモント序曲、ブラームスのWコンチェルト、ベートーベン7番。いい具合にさっきのシャンパンが効いてきて、Wコンチェルトは夢うつつで聞く。なんかバイオリンとチェロの掛け合いというよりは、お互いそれぞれにパートを弾いてますという感じで、盛り上がりに欠けたような気がするが、よく覚えていない。7番の2楽章も含めて全てテンポが早い。終演後、花束贈呈があってやれやれと思っていると、その後さらにアンコールとして、ベートーベンのメヌエット(ト長調)と「エリーゼのために」オーケストラ版。ベートーベン好きなオケなのか。うーむ。蛇足のような気が…。一応プロオーケストラなのだが、却って最近のアマオケの水準の高さをしみじみ感じてしまう。
新宿まで出て、プリンタを買う。簡単なインクジェットプリンターを買おうと思っていたら、お手ごろな複合機が出回っていて、タイムサービスでイチオシになっていたのを買う。コピー、スキャナ、プリンタ(白黒・カラー)3役で、さらにサンプルの光沢紙セット計15枚とハガキサイズの光沢紙5枚と普通紙50枚がついて16000円。そういう時代なんですなぁ。


2004年04月24日(土) もうすぐGW

こんなにもGWが待ち遠しいのって、何年ぶりだろうか。あとちょっとで1週間休み。ああ天国。
今年度の私、前半はなんか恥ずかしいぐらい非常勤を持っているのである。諸般の事情でいろいろ引き受けていたら、4大学5キャンパスをまたにかけて動き回ることになってしまった。土曜日に2コマも入ってる。もうなんというか家庭崩壊の危機<おおげさ。
移動の時間も馬鹿にならないのだが、あっちこっちの大学を覗けるというのはそれはそれで面白い。ずいぶん非常勤講師としての経験値もあがったので、図書館の利用登録もすすんでするし、資料のコピーや印刷もさくさくできるし、事務の人とも愛想良く世間話できるようにもなった。
緊張の顔見世興行的な1週目・ガイダンスが終わり、ただいま第2週目本格的な講義の開始。そして3週目はGWである。今までだったら「GWって、結局4月にやったことなんてすっかり忘れちゃうんですよねぇ」とかいって邪魔扱いしていたのだが、今年はもう、そこで自転車操業に一息つけることがほんとに楽しみなのである。もう、満面の笑みで学生さんに「じゃあ、楽しいGWを!」なんて言っちゃうもんね。ああ待ち遠しい。


2004年04月19日(月) やってみせ。

頭の中に山本五十六がぐるぐるとめぐっている。
つまり、「やってみせ、やらせてみせ、ほめてやらねば人は育たぬ」である…と書きかけて、思い立ってgoogleで調べてみたら、本当は「やってみせ いってきかせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ」だった。いつかこれもどこかの検索ネタで使おう…。

某大学の演習科目で組んでいる某教員が、スパルタというかガチンコというか、すごく厳しいことを言うのである。学生に対して「こんなんじゃダメだ!どうするかは自分で調べろ!」という主義なのか、そういう言動を見聞きする度に、それってどうなのよ、よっぽど学生に恨みが??と困惑する。とかく自分で考えずにすぐに人に頼り、なるべく手を抜いてなんら恥じるところのない当世学生気質を考えると、その人の気持ちもわからないでもない。が、情報化社会の今、学生は覚えなければいけないことが沢山あるし、手本を見せずに、これじゃダメだと突き放すだけでは学生自身も到達点を描がけず、ただ苦しんで消耗するばかりになってしまう。なにより精神論に近いことを言われて発奮して効果があがるぐらいなら教員なんていらないのではないか。
かくいう私はインストラクター体質なので、「いかにお客さん(学生)に、わかった気になって気分よく帰っていただくか」に重きを置いている。およそその人とは相容れないということだな、とどんよりしていたらふと頭の中に元帥が降臨したというわけである。頭の中に光明がさした。「ならぬ堪忍するが堪忍」とセットで心に留めておこう。

ほめられれば誰だってうれしい。「ほめられる⇒うれしい⇒もっとがんばる⇒もっとうれしい」というのが本当は理想なのだ。が、ほめどころが見つからない学生をいかにほめるかというのも、また苦行である。


2004年04月07日(水) 終わりよければ全てよし。

ここ数日、某北陸の大学院大学関係の人とやりとりしたり、話題を見聞きしたり、図書館で著書をみかけたり、某北陸の大学院大学づいていたのだが、今日は、夫の研究室の元学生さんだった人に、非常勤先の構内でばったり会ってしまった。しかも、彼と妻子と妻の両親の総勢5名様である。奥さんのお父さんがここの出身なので、観光していたらしい。「いやー僕も最近いそがしくて…」とか言ってたが、いそがしいなら何で平日そんなところでのんびり写真なんか撮ってるんだか。
非常勤先図書館で発売したての新刊本でも借りられることがわかったので、味をしめて、また配架前の図書を借りる。今度は整理済ではなく整理中の状態だったので、カウンターに行って「整理中になっているので、整理済みになり次第借りる手続きをしたい」と申し出る。今度はおねえちゃんが対応してくれて、しばらく画面とにらめっこして、「あ、この本は整理中ですね」といいおいて、お手製マニュアルらしきノートを広げて中身を読み、申し込み用紙を取りに行き、「この本は整理中になってますので、整理済みになって借りられるようになるまで少しお時間かかりますがよろしいでしょうか」と確認し、「それではこちらの用紙にお名前とご連絡先をご記入ください」といい、脇から心配そうに覗き込んでいる先輩スタッフになにやら確認し、私が記入済みの用紙を差し出すと、「借りられるようになりましたら、あちらの掲示板にお知らせを貼り出しますので、そしたらその紙を持ってカウンターにいらしてください」と、隣の先輩スタッフが高らかに宣言した。「ええ、わかってます(-"-)」と何度言いたかったことか。新年度だからこうなんだろうか。
夫が旧友と食事してくるというので、私も同僚を誘って食事してかえる。常々おいしいピザが食べたいと思っていたのだが、ネットでよさそうなところを見つけたので、行ってみる。平日だというのにずいぶん混んでいて、待ちリストに名前を記入してもらい、30分ほど近くを散策して目安時間に戻ってからさらに10分ほど待った。ピザはナポリ風。前菜5種(生ハム盛り合わせ、トマトとモッツアレラ、タコのトマトソース煮、白身魚のカルパッチョ、魚介のマリネ)、ピザはマルゲリータ、パスタは貝とボルチーニ茸のタリオリーニを頼んでシェアする。どれも素材の味が生きてておいしかった。ワインを頼まなかったので二人で8000円ちょっと。暇つぶしに覗いた百円ショップも思いがけない品揃えで(調理器具充実)楽しかった。


2004年04月06日(火) オンラインと図書館と貸し本屋と。

自宅からとある本をネットで購入しようと思ったらAmazonでは品切れで、Kinokuniyaでは取り寄せになっていた。普段Kinokuniyaは使わないので、いったん会員登録などをしてから、ふと非常勤先LのOPACを調べたら在架であることがわかった。ついでに朝刊で紹介されていて購入しようと思っていた新刊も、すでに受け入れて整理済の状態になっていた。年度の切り替わりでいったん返却した本も借り直したいし、ちょうど今は書架に本が充実している時期でもあるので、善は急げである。めぼしい本をいくつかOPACで調べ、書名、整理番号などをコピー&ペーストして自分あてにメールして、急いで支度して出かけることにした。昨日とうってかわってぽかぽか陽気である。地下鉄の駅を降りた目の前にある公園で桜並木が満開になっていた。
1時間後に到着。オフィスによってメールをプリントアウトして、プリントアウトした紙を持って図書館へ。昔だったら、図書館に足を運び、分厚い書名目録を引いたり、立ったまま(わかりにくい)目録カードを繰ってそれをメモに書き写していたのに、今は適当な書名でもクリック一つであっという間にわかってしまう。購入希望も予約もネットでどこからでも手続きできてしまう。今更ながらこの便利さ、私が学生の頃とは雲泥の差である。
まずカウンターに行って、整理済の本が借りられるか問い合わせる。この図書館は前年度から派遣スタッフを本格的に導入して、日曜開館、夜間延長開館も可能になったのだが、日中も貸し出し業務などは、派遣スタッフが行っている。応対してくれたのは、一昔前のドラマに出てくる「人間関係が苦手で司書になった本の虫」みたいな人で、コンピュータの画面と首っ引きでマニュアルどおりに手続きしてくれた。派遣スタッフが入って開館時間は増えたし、利用者に対する言葉遣いなど表面上のサービスは改善されたが、質的な不安を感じる。この人も司書有資格者なのだろうか。もともと、この手の仕事は自前の学生アルバイトがやっていたので、仕事内容自体はコンビニやレンタルビデオ屋のバイトとあんまり変わらないのだ。本当に図書館の仕事が好きな有能な人が、しかし図書館の仕事につけないという現実を見聞きする一方で、派遣会社からこういう人が回されてきている現実がある。
なんだか報われないと思いながら、OPACからコピペしたリストを手に、書庫に降りてめぼしい本を片端から手に取って十数冊借りる。これで返却は3ヶ月後。なんてすばらしいんだろう。しかし私のほうこそ図書館をオンラインの貸し本屋としてしか利用していないのか。


2004年04月04日(日) 奥多摩は多摩川の奥にある。

奥多摩へ行った。
東京都を地図で見ると、ゴマフアザラシのゴマちゃんの昼寝姿のような(どんな?)形をしているが、そのちょうど頭の部分あたりが奥多摩である。なんと東京都全体の1割強の面積を誇る。けっこう広い。http://www.town.okutama.tokyo.jp/map/index.html
不肖れいこな東京生まれの東京育ちでありながら、実はあまり多摩方面の地理がわかっておらず、この部分は八王子あたりでその先は山梨県の大月だとかなり長い間思い込んでいた。じゃあ奥多摩はどこにあるかというと、多分秩父あたりにあると思っていたのだろう。秩父は埼玉県である。それじゃ東京じゃないって。実際、八王子は神奈川県と山梨県との県境に接しているのでかなり南よりになる。ちょうどゴマちゃんの右肩口あたり(どこ?)である。奥多摩へは新宿からJRで約2時間。役場のページには1時間半と書いてあるが、よほど接続がよくなければ無理だろう。立川駅から青梅線に乗り換え青梅駅へ。青梅駅から先は単線になり、4両編成で終点奥多摩まで約1時間。多摩川の源流にそってどこが首都だよという山間の山村の風景が続く。ちなみに奥多摩湖までは奥多摩駅からさらにバスで1時間ほどの距離にある。

今日行ったのは、奥多摩駅周辺。あいにく朝から冷たい雨がそぼふり、奥多摩駅についたころには凍えてしまうが、車窓からは桜が満開、菜の花が盛り、渓谷から下を覗き込むと多摩川の澄んだ水が輝いている。これが二子玉川あたりまで下ると、ぶくぶくと泡が舞い立つような汚れた水になってしまうのだ。多摩川もびっくりするだろう。観光案内所で、日帰り温泉で食事もできる宿と公共の温泉を教えてもらう。観光案内所には尋ね人の張り紙もしてある。奥多摩周辺の登山にいったきり行方不明になっているとのことだ。都心から気軽に来られるが、遭難事故は後をたたないらしい。http://www.togakuren.com/link/okutamajiko.htm
まず旅館へ行って見ると、小さい旅館だが、食事と温泉の2時間のパックがすぐ用意できるという。早速靴を脱いで大広間にあがる。先客の荷物がいくつか置いてある。お茶は自分で入れる。まず温泉にはいって、その間に食事を用意してくれるという。食事は、岩魚の塩焼きと山菜のてんぷらが入った幕の内弁当か、小さな猪鍋という話なので一つずつ頼む。お風呂は川に面した別館に男女別にあり、いってみると私一人。風呂場は大きくないが、窓からの景色はなかなかのもの。対岸に正面に親指を立てたような急勾配の山がそびえ、前景の桜とのコントラストが美しい。窓際までよると、谷底にエメラルドグリーンの多摩川が流れている。
お風呂から上がって程なくして食事。素朴な味でどれもおいしかった。結局相客はもう一組だけ。食事が済んだらそのまま休憩していいようなのだが、きりあげてもう一つの公共温泉に行ってみる。こちらは町営らしいがドライブ帰りのグループなどが多く、子供は走り回るわ、女性連れは大声でまくし立てるわ、騒然とした雰囲気。川沿いの急斜面に無理やり作った建物なので広さがとれないのは仕方がないが、その分露天風呂は壮快なことこの上ない。休憩用の大広間も名前ほどには広くなく、しかも分煙されていないので落ち着かない。温泉にはいってさっぱりした後にタバコ臭くなるのはかなわない。

帰りは四季彩(しきさい)号という、一両ごとに春夏秋冬を描いた展望車両。すいていたので落ち着いて景色を見ようとしていると、発車まぎわに乗り込んできた紳士に話しかけられた。地元の世話役らしく、しきりと奥多摩の苦しい状況などを訴えかけてくる。適当に相槌を打つものの、聞いていて楽しい話ではないので、つれない返事をしているとお邪魔しましたといって次のターゲットを求めて移動していった。ご苦労なことである。
青梅から東京行きの快速に乗り換え、途中までぐっすり眠って帰った。


2004年04月03日(土) 臨戦態勢

もう当たり前のような顔して4月がのさばっている。
2月3月でばっちり準備して、らくらく新学期を迎えるはずが、思い返せば、家の中を片付け、不用品をバリバリ処分し、模様替えして終わったような気がする(ベランダは片付いてない)、あとは、合間にフランス語教室に行って、パン焼いて、夫に当り散らしてたぐらいか。2月3月は普段会えない友達とゆっくりランチしたりするつもりだったのに…。ふらりと小旅行ぐらいするんだったのに…。
この家に引っ越してきてまる三年あまり。当初の計画と全然ちがうライフスタイルになってしまった。初めのころは和みの空間を演出しようと考えていたのに、夫の仕事量が比較にならないほど増えてしまい、さらに私の仕事も増え、雑然とその日暮を重ねるようになってしまった。和みの空間も散らかっていてはイライラが募るばかりである。というわけで今回、片付けやすさを優先にして、新たに収納家具を買い足し、スペアルームを半分を巨大なクロゼットにしてしまった。
衣料品もずいぶん処分した。今回夫の服を数えてみたら、すごく多かったのだ。おしゃれでもないのに、やたらと数がある。よくサラリーマンのワードローブがスーツ以外はゴルフウェアという話があるが、夫の場合スーツはあるものの着たがらず、普段の通勤用にコットンシャツにチノパンツ、企業の人と会うようにジャケットとスラックス、部屋着として云々…といった具合である。男物だからかさばるというのもあるが、なんか私のものより断然多いのである。良く見てみると、同じ程度に着古したシャツや、かかとの擦り切れた靴下がざくざく出てきる。セーターも何枚もある。北陸で寒いからと買い、イギリスで安いからと買い、舅からのお下がりをせっかくブランド物だからといっておろし、そのくせ、私が口うるさく注意するほどいつまでも同じセーターを着ていたりする。
いったこれはなぜか?ということになり考えてみると、つまり「貧乏性」だということになった。もともと夫は「買いたがり」なのだが「貧乏性」なので「安物買い」な傾向がある。「3つで1000円」とか「まとめて買うと1つおまけ」とか大好きである。安物はすぐにへたる。しかし「貧乏性」なので「とっておきたがり」でもある。しかもしまいこんでいる間に、存在を忘れてまた買いたがるという、「これじゃ片付くはずがない」スパイラルなのである。
というわけで、今回は彼の衣装を一軍二軍自由契約に分類した。二軍は寄付である。一軍は先発・後発・ベンチ入りに分けてTシャツからセーターまで、チェストに入る分だけを先発メンバーに。それ以外は来年以降また着るグループとして、ダンボール箱につめてラベルをつけて押入れへしまった。これだけ少なければ片付けもできるかもしれない。とりあえずこれで夏休みまで3ヶ月乗り切ってみる。


2004年04月01日(木) ピカピカの一年生

新規非常勤先Tへ。
新任者の会合だというので、簡単な顔合わせかと思いきや部屋に入ると、ほとんど全員スーツ姿。演壇がしつらえてあって、入社式のようである。学長挨拶があってから、一人一人名前を呼ばれ、学長初め前方ずらりと並んだ理事や学部長に頭を下げる。みんな頭の下げ方がなっていない。大学教員もビジネスマナーを習ったほうがいいと思うよ。その後専任と非常勤とにわかれて、別室でお弁当が出る。決められた席に座って、黙々とお弁当を平らげる人々。おかずの多さ(幕の内弁当)を除けば宿坊の食事のようである。たまたま隣に座った年代が近そうな(といっても絶対年下の)女性教員に話しかけて、幾分ぎくしゃくしながら談笑しつつお昼を食べる。
彼女はこの大学の英文科の博士課程を終えたばかりだという。とりとめもなく話をしていたら、出身大学は私と同じとわかり急に打ち解ける(それがあの大学の長所であり、他大学から批判される短所でもある)。卒業年度を言うと「え、おわかいですね…」と絶句していた。貫禄がないってことですかね。結局私より7才ほど若いらしい。帰国子女で大学時代は他専攻だったのだという。なかなか面白そうな経歴を持った人なので、名刺を交換して、またいつかお昼でも食べましょうということにした。
お昼が終わってから、学事日程などを聞き、構内を案内してもらって、教員控え室で解散で、果てしなく続くかに思われたスケジュールだったが、終わってみると正味2時間だった。その後、私を呼んでくれた専任教員の研究室によって打ち合わせとも世間話ともつかない話を2時間ばかりして帰る。
急に髪がうっとうしくなって、帰りの駅のプラットホームから急遽美容院に予約を入れた。「3ヶ月ぐらいこなくても大丈夫なようにして」といって、パーマとカラーも一度にやって相当頭が軽くなる。2時間半すわりっぱなし。お尻が疲れた。


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