WELLA
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2001年08月08日(水) DO NOTHING

スイカを食べるとげっぷがでるのは、スイカがair inだからだろうか?
先日母が来たときにばたばたと生協の申込書を出して、そういえば旅行にいくからこんなに頼んだらダメだと思っていくつか消したのに消し忘れがあったみたい。というわけで今日の夕方から1週間家を空けるというのに、昨日夕方スイカが届いてしまった。うわー。しかもよく見たら直径15センチほどの凹み(というかその部分だけ絶壁になっている)、茶色く変色している。早速コールセンターに電話すると、代金を返してくれるという。いたんだスイカは「食べられる場所は食べても構いません」ということでこちらで処分することに。

というわけでいたんだ部分が含まれている半球を、食後二人でたいらげる。スイカは好きなので食べるのは一向に苦にならないが、いかんせん腹ふくるることこの上なしである。げふ。いたんだ部分はさすがにヘンな味がしたが(むしろ薬臭い感じ。げっ毒!?)全体に美味しくて返金してもらうのがちょっと申し訳ない気持ち。でもしてもらうけど。
しかし、最近のスイカは甘いね。昔はど真ん中の部分が甘いだけで皮に近づくに連れて味が薄くなって最後はさっぱりしたものだったけど、これは皮の際まで甘くて食べ終わったあとまで口中に甘味が残ってちょっとくどい感じ。

今日は今日とていたんでいないほうの半球を朝から食べる。さすがに朝は1/8ずつ。
お昼に私がもう1/8食べて、残りは夫が夕方荷物を取りに来たときに平らげる予定。生ゴミを処分しなくてはならないので皮の部分をぐるりと取り除いて冷蔵庫へ。洗濯物も終わったし、そろそろゴミを捨てに行かなくては。

さーて、旅行である。本を少し持っていくほかは何もしないでごろごろする予定。ネットには環境が許せばつなぐかも。自分のマシンは持っていかないので、では皆様しばらくさようならバイバイよ。


2001年08月06日(月) 6666

日記を書こうと思って開いたらカウンタが6666だった。縁起がいいような悪いような…。
ところで、いまさらながら「話を聞かない男、地図が読めない女」を読んだ。いわば脳みそのジェンダーの話である。男と女は所詮脳みそのつくりが違うのだから、理解しあえないのは当たり前、そういうものだと思って相手を認めましょうという論調。私はどちらかというと考え方が男っぽいといわれるが話は聞くほうだと思うし、地図も読める。夫に至っては話も聞かなければ地図も読めない。確かにいい意味でも悪い意味でも夫は私の理解を超える思考回路の持ち主であるが、なんとなくこの本は我が家には当てはまらないと思っていた。
しかし読んでみると、その通りとはたとひざを打つことが多い。例えば何度言ってもトイレの便座を降ろさないとか、戸棚の中に入っているものを探し出せないとか一度に一つのことしか考えられないとか、何もわが夫だけが世間の男性諸氏に比べて格段に劣っているわけではないのだ、ということがわかった。とりあえず今まで辛く当たって悪かったね、と夫に向かって謝ってみる。
もちろん当てはまらないことも多い。この本によると一般的に男性は女性より空間能力に優れていて、例えば縦列駐車とか家具がその場所に収まるかどうかということは女性に比べて断然勝っているというのだが、我が家に限って言えばむしろ逆である。しかし同じ空間能力に関することとして、男性の方がプログラミングが得意であるとある。確かに周囲を見てもコンピュータサイエンスの世界は圧倒的に男性が多いし、まったくそのとおりであると思う。それは抽象的なモノの考え方と言い換えられるのかもしれないが、論理式を展開するとかプログラムの振る舞いを考えるとか、そういうことになると私はからきしダメである。実生活での段取りのようなものならば同時に複数のことをこなせるし考えられるのだが、抽象的にモノを考えようとすると頭の中に白い霧がかかったような気持ちになる。これは自分の頭が悪いせいだとひとえにそう思ってきたのだが、どうもそれは女脳のなせるワザらしい。なんだ私だけが劣っているわけじゃないんだ。ほっほ。


2001年08月05日(日) 通り過ぎた体型

今週半ばから1週間ほど旅行に出るので、朝からベランダの植物を日の当たらない場所に移したり、水遣りの実験をしたり。昨日の毛筆の漢字と仮名に引き続いて午前中は書道に費やす。うだうだと効率悪くペン習字。

お昼を食べて午後から夫のジャケットと私の水着を買いに出かけた。今まで水着といえば数千円の競泳用しか買ったことがなかったのだが、今回はリゾートなのでちょいとそれっぽいのが欲しい感じ。この間b体型に間違えられたこともあるし、体型をカバーするパレオつきがいい。商品券をもっていたデパートに行き、夫にモバイルギアという名の折りたたみ可能なジャケット購入。薄手でしわになりにくい素材で出来ている。私の水着も同じデパートで買うつもりだったが、残額5000円ほどになったので水着は別のデパートに行くことにした。
なんとなくぶらぶらと見ていたら、赤のマドラスチェックでバイアス断ちのフレアのワンピースがあった。9号サイズを着てみたらなんかイメージが違う。太って見える、というか、おばさん体型。あらまー。思ったより丈が短くて、ふくらはぎの一番太いところに裾が来るので余計にずんぐりして見えるのもあるが、ずいぶん腰骨のあたりが大きい気がする。太っているというより、30半ばを過ぎてめきめきと骨格が変わってきているらしい。はぁぁ…。11号にするほどでもないのでそのまま購入。5000円。商品券で払う。

軽くお茶を飲んで違うデパートで水着を物色。今年の流行は街着のような水着らしい。セパレートといってもビキニより上がタンクトップで下がショートパンツ風なんていうのが多い。私が探していたパレオ付きのもセパレートタイプは下はビキニパンツで上がタンクトップなんていうのばかり。どうにかワンピースにパレオがついたタイプで気に入ったのを選び出して試着。
試着室は男子入室可のペア用と男子禁制に分かれている。ペア用といっても何のことはなく、ただ試着室の各ブースの前で男どもがボーっと立って待ち、お呼びがかかるとカーテンの中に首だけ突っ込むシステムである。とりあえず試着室に入って身に付けてみると、胸のあたりはカパカパなくせに背中やわき腹のあたりに見覚えの無い肉がついている。腕も太いし腰周りも幅がある。なんともたくましい雰囲気。うわー、と思いつつ購入。ついでに胸に入れるパッドも購入。
引越しとともにスポーツクラブに行かなくなってもう半年以上。働きに出るようになってから昼食は外食なので、反面一日の摂取カロリーはあきらかに増えてる。うすうすそうじゃないかと思っていたが、現実を目の当たりにするとさすがに言葉を失う。やっぱりちょっとはダイエットしようかな。経産婦でもないのにこれはちょっとまずいでしょう。

昔はがりがりに痩せていて少年のようだったのに、いつの間にかおばさん体型へ。考えてみると「若さあふれる女性らしい肉体」というのは体験せずに来てしまったんだろうか。




2001年08月04日(土) 飲み

昨日は、イギリスから今週帰ってきた女友達その1(タメ年)と来週からイギリスに行く女友達その2(1/2×タメ年)と新宿で飲み。女友達その2は期末試験が終わったばかりではじけまくり。9時半ごろ解散しようとすると、お茶のんで帰らない?と可愛く誘われたが、おばさん二人はついていけずに強制終了。たまには早く帰ったほうがいいよ、女友達その2。


2001年08月03日(金) リストラ

自宅マンションは南側にしか窓がないのだが、いわゆる南面ワイドスパンが売りで比較的ベランダが広い。ほぼ正中なので朝日や夕日はもちろん、この時期は部屋の中に日が差し込んでくるということもない。日中はベランダの半分ほどに日が当たるだけのなのだが、しかし直射日光が照り付けなくても照り返しや熱を帯びた強い風がベランダの植物達には酷らしい。

ここに暮らし始めて最初の夏ということもあるが、どうも勝手がわからずにずいぶんダメにしてしまった花がある。結局のところ今我が家で元気にしているのは、実家からサルベージしてきたミント類、近所の園芸やで安売りしていたハーブ類である。なかでもバジルは小さなポットに貝割れ大根のように密集していたものを移植ごてで丁寧に株分けしたりしたので、いまや6号鉢2つ分に繁っている。そのほかにほぼ成功しているのは赤いゼラニウム。ピンクのゼラニウムは二株中一つは消滅、もうひとつは今の所花をつけていない。アイビー類。無料、もしくは特価品ばかりでしかもあまり手入れをしていないものが生き延びていたりする。

日〇谷花壇の通販で毎月大きなプランターとそこに植えるための植物のセットが来るのだが、高い代金を払ってせっせと面倒を見た割に結果はその逆でまったく臍をかむ思いである。頒布物のうちかろうじて残ったものを未練がましく鉢に植えておいたのだが、残るといっても亡骸に近い状態である。半分枯れた草花を置いておいても汚らしさが増すし、カビや虫の原因になるので、思い切って弱ったものは処分することにした。寄せ植えの組み合わせを変えたりして鉢を減らしてリストラ断行である。おかげで見栄えもすっきりとしたし、鉢が減った分水遣りも楽になった。

やっぱり全体を生かすためにリストラっていうのは必要なんだなぁ、なんて思っていたらまた一つ〇比谷花壇系の花が消滅していた。どうでもいいものはたくましく残って、残って欲しいものは残らないものなのである。



2001年08月02日(木) 揺れる乙女心

齢三十を越えてなんだかんだと激動と変化の人生を送っているreikonaである。
が、ここへ来てまた変化がありそうな予感。自他ともに認めるフリーター主婦なのだが、この前から片足を突っ込んでいる会社が「正社員になれなれ」攻撃をしてくるのだ。バイトだといろいろ面倒くさいし、一括払いでむしろ安く使おうということらしいのだが、うーん、せっかく(夫が)借金して買ったあたらしいマンションなのに、家にいる時間が減るのはやだー。ネットだって使い放題なのに、南向きのベランダには草だって生えてるのに、昼間外に拘束されるのはやだー。この年になって毎日お化粧して外にでるなんて、もう、かったるくて…。

とごねていたら、時間はかなりご相談しますから…ていうことだった。私の主張は限りなく正社員に近いバイトじゃだめすか?ということで、向こうの主張は限りなくバイトに近くていいから正社員になれ、ということだ。だいたいこの年になって正社員だなんて…。聞こえはいいがもちろん低賃金である。ベンチャー企業なので低賃金な分はストックオプションつき。これが大金にばけるかただの紙切れになるかは社員の働き次第。いままでずっと二つ返事で断ってきたのに、ここへ来て妙に熱心に誘われているのだ。ああああ、はめられていくー。正社員のメリットよりもデメリットのほうが目についてしまうんだなぁ。えーと正社員になると働く日数が増えるから定期券がもらえる。それから会社がつぶれたら失業手当が出る。
はぁ、揺れる乙女心である。


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