於徒楽的日記(OFF生活編)
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2006年04月29日(土) 里帰り先から自宅へ

 この日の夜、3週間超離れていた自宅へ戻る。息子にとっては初の我が家。レンタルしたベビーシートに載せて、我が家へ着けばレンタルのベビーベッドでおねんね。時代じゃな。里帰り先では小さい布団の上で親子並んで寝たのだが、とにかく1年間はベッドというお城に殿を寝かせるべし、となっている。
 車の中では皆慣れないこともあって大泣きされてしまった。それでもなんとか後半はスヤスヤしてくれた。世間は黄金連休だが、於徒楽にとっては明日から主婦業復活じゃい。


2006年04月12日(水) 退院、里帰り

 この日、予定どおり退院となり、タクシーで療養先の姉の家へ向かう。桜並木の道を通り、たまたま走った抜け道は息子の親戚筋の家の近くを数軒分。うまい具合に大人しいときの移動でひと安心。
 3週間ばかり泊まる予定だが、授乳や泣き声の対策もあり、居間で寝起きする形になった。姉と甥と共に食事を囲む。だが、泣いているときは姉か於徒楽かであやしたりしなければならない。甥が生まれたときに於徒楽は同居していたので当時育児に参加していた。だから今回はその逆でもあり、また先輩ママとしても頼りになるので本当に有難い。こういう環境は息子の生まれ持った運でもあるのか。
 旦那は仕事帰りに療養先へ来てくれた。育児に必要な荷物を搬入するのに、小学校6年生に成長している甥も活躍してくれた。これまた頼もしいが、少しばかり「赤ちゃんがえり」っぽく、母親に甘える姿もあり。でもまぁ、貴重な体験やよ。


2006年04月06日(木) 出産、面会の嵐にどっと疲れて

 未明からフラフラでトイレまでやっとこさ歩きづらい状態。真っ直ぐ足が伸ばせなくなり、のた打ち回る状況にも幸い旦那と姑が支えてくれたお蔭で乗り切ることができた。遂に分娩室へ入り、夜明けと共に、分娩に必要な準備・処置が施され、誘発剤を再開。旦那の立会いで無事朝の内に出産することができた。新生児を取り上げてくださった助産師は偶然にも姑の知人。かかりつけの医師が付いてくださり、的確に診てくださった。
 元気な男の子で、泣き声がいつまでも分娩室いっぱいに響いていた。産後すぐに初乳をすすり、時間のゆるす限り抱っこする。記念写真も撮った。
 陣痛室に戻り、朝食。産後初のトイレは流石に立ちくらみ。昼頃から見舞に来てくれた身内が多いときは6名くらい集まり、あれやこれやと話している。於徒楽自身も昼食頃までは興奮冷め遣らずで経過を話す元気があった。だが、午後病室のベッドに就くと一気に疲れが押し寄せて夕食前頃までバタンキュー。立ち会ってくれた2人も午前中には帰宅しバタンキューしたらしい。感謝感謝。夕食は9割程摂取。朝、昼としっかり食べることができていなかったので、ゆっくり食べた。でもお尻が痛くて円座が手放せなかった。
 面会時間を過ぎると独り。時々訪室してくださる看護師・助産師が有難く思える。これも仕事では逆の立場になっているわけで。当然、反省・・・。


2006年04月05日(水) 長い長い誕生日

 この日、未明から眠れぬ日となった。予定日を過ぎたなぁ、と思いながら横になっていたが、なんとなくお腹が重たい感じがあって寝付けずにいた。すると、何か小さいものがブチン、とはじけたような感触。程なく尿意を催してトイレで出血を認め、弱いながら陣痛なんだ、という感触もあり。10分間隔を確認してからかかりつけの産婦人科へ電話、入院となる。
 初めての入院生活は陣痛室から。時々トイレや処置室へ移動しなければならず、最初は歩いていけたが段々と体力が落ちて夕方には車いす移動に。仕事で車いすを押す側に回っているのだが、今回は患者の立場なり。浣腸も導尿も体験。食事も、朝、昼は全量摂取できたが夕食は半量。
 経過は破水から始まったわけだが、子宮口が小さいために時間がかかってしまい、誘発剤等の持続点滴でようやく経膣分娩の準備が整った。だが、胎児もまだ骨盤まで下りていない由、時計と睨めっこしながら、親子で同じ誕生日の夢は叶わなかった。


2006年04月03日(月) お花見ドライヴ

 この日、ポカポカ陽気に誘われるように車で出かける。京都市内は蕾から5分咲き程度だが、桜の季節を迎えている。市内のやや北寄りを走ったこともあり、まだソメイヨシノは見ごろとは程遠い雰囲気だ。
 臥龍氏(専属運転手なのれす)は仕事(花見レクの下見)を兼ねて宝ヶ池方面へ愛車を走らせた。とある広場の枝垂桜が他の木々よりいち早く見ごろとなっていて、かなり目立っていた。季節柄、黄砂とヒノキ花粉も飛んでいる故、マスク&ゴーグルで防備してお散歩と撮影に臨んだ。春休みなので、平日にもかかわらず子供連れが多く見られた。来年はウチもきっと3人で訪れることであろう・・・。
 ちょいと小腹が空いたので、久し振りに今宮神社のあぶり餅を食べる。向かいあって2軒お茶屋が立っているのだが、ある方は臥龍氏の知人が切り盛りしている由、結局出産前祝(?)で頂戴してしもた。へへ。
 その後近所で買い物すると、またもや臥龍氏のガキの頃を知っているオバちゃん複数に遭遇。何なんやろ、お腹の子のパワーかいな? 


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