|
|
■■■
■■
■ とりあえず断乳
保育園へいくようになってから(ちょうど一歳ごろ)、平日の夕方から朝と 休日のみの授乳となっていましたが、以前より執着は激しくなり、本当に いつかおしまいになるかと不安なくらいでした。
最初のきっかけは、歯科検診に夫がつきそったことでした。添い乳は 虫歯の原因になるから気をつけるよう言われたらしく、ねかしつけ時の 授乳の中止を要望されたのです。 私自身は、だいじょーぶでしょー、とは思ったけど、本人が一番欲しがるのが 私と再会したとき、つまり、夕方だったこと、寝る前はほぼ形式的に数口 吸っているだけ、時には吸わずにねてしまうこともあったことから、 受け入れたのでした。
添い乳なしで寝るようになって一週間ほどたったころ、私のつわりが 本格的にはじまりました。つわりがきつく、脱水状態に陥ったため 母乳を与える肉体的余裕がなくなり、とりあえず、全面的に授乳中断。 中断はなんどもあったので(母体入院のため)、子どもも、特に泣き叫ぶ こともなく、母はひからびていておっぱいが張ることもなく、 なにも問題はありませんでした。
つわりは長く続きましたが、少しずつ飲食できる量がふえるに従い、 母乳も少しずつ分泌をはじめたようです。そこで、張ってきたら飲ませたり、 まれには隙をみて飲まれたり、の、いい加減な状態が一月以上続きました。 本人も、母乳に以前のような執着を見せなくなったので、このまま おしまいにすべきだろうなあ、再開したらかえってかわいそうだろうなあ、と 思っています。(おっぱい自体は大好きでのぞいたり、さわったりして 大喜びしているが、めったにくわえないし、すってもすぐおしまいになる状態です)
よく、断乳したり、卒乳したりすると、こころにポッカリ穴があく、と聞きますが、 つわりがきつすぎで、さみしくないし、太らないし、いいタイミングだったかも。
というわけで、きっぱり断乳ではなく、卒乳でもないけれど、 中断をきっかけに、授乳生活に終わりを告げつつあるのでした。
1月に入ったある日、急に催乳感覚がおこり、もれ出てきたことに 気付きました。別に張っていたわけでもないのに、変なの、と 思いつつ、しぼってみると、黄色く、ドロッとしてべたっとした 膿みたいなものが出てきました。粘度が高くて、搾るのも一苦労です。
どうも、これは、おっぱいのおしまいの合図のようです。 なんだかちょっぴり寂しい気分になりました。でも、私の場合、 再開まで、約半年。たった半年の休憩に過ぎないのです。
再開予定がなかったら、どんなにかさみしいだろう…
2006年12月15日(金)
|
|
|