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■ 事実婚と法律婚(同姓・別姓)について考えたこと
○改姓に関する体験談
私は、姓に対するこだわりは、仕事上のものでしたので、 就職後すぐなら改姓も可、数年以上たったら改姓したくない、と思っていました。 (生まれながらの名前とはいえ、父方の家系の名前にそれほどのこだわりは なかった。ついでに旧姓が好きではない上に、名前にたいした意味はないと 思っていた。)
だけど、女性が改姓して当然と考えられたらやだなあ、と思っていたので たとえ自分が改姓するにしても、一度はごねて、男性にも改姓について 真剣に考えてもらう予定でした。 ところが実際は、プロポーズの時に「どっちの姓にしようか?」 「ほんとは二人で新しい姓を作りたいね」って言われたので ごねる気も起きず、あっさり改姓してしたんですけど。
この話をすると、自分の姓を守るために大変な努力を重ねられた先輩方に 「もったいない!」と責められてしまうし、後に続く方のためにも 良くなかったのかもしれない。
今考えると、新しい姓を作れたら一番嬉しかったかもしれません。 皆に「私たちは二人で新しい戸籍を作りました。どっちの家の者になったんでも ありません」ってはっきり伝えられたと思うから。 今だって特に問題ないんですけどそのほうがちゃんと「二人の姓」って 自覚できたと思います。 (どちらかの姓、新しい姓、別姓、のうちから選べたらいいのに、と思います)
○法律婚の話
実際にしてみると、法律婚のメリットは説明の手間が省けて楽、という点でした。 どうでも良いところでいちいち事実婚であることを認めてもらうのは 大変そうに見えます。 税や社会保障は変化無し、会社の補助は互いに世帯主で同居、の方がメリットが 大きかったです。
私はつい本籍地にはこだわってしまいました。 あと、入籍って言葉も使わず、届けをだすと言っていました。 だって、籍を入れるんじゃなくて、新しく二人の戸籍を作るんだもん。 せっかく新しく作るなら二人で場所を決めたくなりません?
いろいろ調べるうちに、結局、法律はそんなに遅れていなくて、 世の中が法律のレベルまで追いついていないんだなあって、つくづく思いました。 筆頭者と配偶者の区別を無くし共同筆頭者にすること(世帯主も同様)と、 姓の選択が改善されれば私は結構法律には満足です。 (あ、世帯共有財産を取り入れる自由も認めて欲しいかも)
2000年12月14日(木)
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