LOVE ME

2001年01月31日(水)  旅立ちのとき


今日ものんびりとした1日。
たいくつな日でもあり、
同時に充実した日でもあり。

こういう時間って必要なんだと思う。
少なくとも私みたいな人間にとって
何もしない時間はとても貴重で愛しいもの。

太陽の光、まぶしい青空、人の流れや話し声。
それらに身をまかせていれば
私はいろんなことを忘れられる。
新しい何かをつかみかけることができる。
そんなことはわかってる。

ぼんやりとしていれば
自然と自分の背負うさみしさに浸ってしまう。
けれど私はそれでいい。
とことん浸って、立ち直る。

さぁ、そろそろ。



2001年01月30日(火)  ひとりで思うこと


気分転換に出かけようかと思いながら
傷ついた自分を甘やかす。
ベッドで過ごすだらりとした時間。

ぼんやりと天井を見つめていると
とてつもない虚しさに襲われる。
ずっとひとりでいる寂しさと、
いつまでたっても報われない恋。

終電を逃がした私を迎えに来てくれた人。
春になったら同じ会社で働く同期。
7年ぶりに再会した中学の同級生。
相変わらず謎に包まれたままの気になるアイツ。

ケータイには何人もの男のコの名前があって、
みんなそれなりに好意は抱いているけれど
「友達」の域を越えられない。

あせっているわけじゃない。
でもやっぱり、誰かに寄りかかりたい。



2001年01月29日(月)  「好き」の行方


「絶対また会いに来るから」
そう約束してくれた日から1ヶ月以上が経つ。

さびしさに耐えられなくなっていた。
そのさびしさを埋めてほしいと思ってた。
そのために、電話をかけた。

「彼女ができた」
私を射抜く悪魔の呪文。

可愛げのない私は
ここでも強がることしかできなくて
無理に笑顔をつくってみる。

電話を切って、泣きたくなった。
なんだか私、バカみたい。

好きって言ってくれたのに。
あれはやっぱりウソだったのかな。



2001年01月28日(日)  忘れる努力


ベッドの中でぼんやりしていると
枕元に置いたケータイが鳴り出した。
着信表示には、ひさびさに見る名前が浮かぶ。

ずっと聞いてなかった声。
その声は私をそっとあたためてくれる。

会えるかもしれなかった今日。
外出する気力もなく、ぼんやりしていた今日。
ちょっともったいなかったかも。

振り切れない悪夢を忘れようと
いつもより強いお酒をハイペースで流し込む。

調子に乗ってお酒を飲んで
気づいてみたら11時半。
そして今日は日曜日。

わざわざ迎えに来てくれたのは男友達。
車の中は2人きり。
いつから平気になったんだろう。



2001年01月27日(土)  前を向いて


気にしてばかりいても仕方ない。
そんなことはわかってる。
けれど、コントロールがきかない。

混乱して、さみしくて、
まるでそこから逃げるかのように
ベッドの隅でうずくまる。

「そんな人とは早く別れちゃえばいい!」

私はひどいことを言った。
最低だってわかってた。
それでも言わずにいられなかった。
くやしかった。

いっぱい泣いて、いっぱい苦しんで
やっとかけがえのない人だと思えるようになったのに。
この手は決して離しちゃいけない。
離してしまったら、きっと、ずっと後悔する。

彼のしあわせを祈ってあげよう。



2001年01月26日(金)  流れゆく時間


朦朧とした意識。
目の前をただ通り過ぎていく景色。

  人はなぜ傷ついたり悲しんだりするのに
  恋をするんだろう?
  恋には小さな幸せがあり、大きな幸せがあり、
  うれし涙があり、つらい涙もある・・・

どうしてそんなメールを送ってくるの?

私は東京で、彼は新潟。
私は大卒で、彼は高卒。
こんなことを思ってしまうのは悲しいけれど、
いくらキレイゴトを並べてみてもこれは現実。

彼とは友達。
そのほうが私もきっと楽でいられる。

ハタチだった私は22歳になった。
20世紀だった世界は21世紀になったのだ。



2001年01月25日(木)  あふれる涙


納得なんていくわけがない。
目の前が急に真っ白になった。
強がってみたけど、無駄だった。

彼は何も言ってくれない。
何もせず、ただ黙っているだけ。

私は泣いた。
声を上げて泣いた。

私のこの2年間はなんだったのだろう。
すべてを否定された気がした。
裏切られた気分。

恋愛とは別の次元の想いだなんて
勝手に思い込もうとしていたけれど
やっぱりちがったのかもしれない。

私は彼を愛していたのだ。



2001年01月24日(水)  何もない1日


つながらない電話。
規則的な呼び出し音が繰り返し鳴って、
留守番電話センターへの転送を告げる女の声。

いつもと何も変わらない。

電話をかけてもこうして声が聞けないときは
いつもちょっぴりさみしくなる。
けれど、今日は何も変わらない。

どうしたというのだろう。
ココロのヒダがまるで消えてしまったみたい。

朝はゆっくりと起きて、
何をするでもなく1日を過ごして、
ただ、むなしさだけが心の奥に残っている。

ねえ、誰か。
私を助けて。



2001年01月23日(火)  迷子の気持ち


試験に行くはずだったのに遅刻した。
とりあえず学校に着いて、しばらく辺りを散歩した。

彼が車を停めていた場所。
のぞいたけれど、見なれた車は停まっていない。
場所を変えたのかもしれない。

ちょっとさみしい気持ちになりながら
そのまま坂を上って歩く。

彼の住む街まで歩いてみようと思った。
彼が見る景色を私も見てみたかった。
彼に会える奇蹟を願った。

歩いても歩いても、目的地にはつかなかった。
はじめて歩く場所は心細くて、さみしかった。

明け方近くに目を覚ますと
ケータイに不在着信が表示されていた。
留守電に残されていた彼の声を聞きながら
思わずやわらかな笑みがこぼれた。



2001年01月22日(月)  新たな期待


会社の配属面談。
仕事というものを甘くみていたかもしれない。
ことごとく、玉砕。

言いたいコトが自分でもわからなくなってくる。
何度繰り返しても慣れない面接。
緊張して、自滅する。

「将来的には海外にも目を向けたい」
そう言った私の中にはある人のことが浮かんでいた。

忘年会で会った彼。
ずっと海外で過ごしていた彼。
私を穏やかな笑顔にしてくれる彼。
もっと彼のコトを知りたいと思う。

面談が終わって、いつものカフェに集まる。
私たちの「いつもの場所」。

また、気になる人がひとり増えた。
ここから新たな恋が生まれたらいいのに。



2001年01月21日(日)  「男」の隣り


ひさびさに足を運ぶ映画館。
独特のざわめきと微かな匂い。

隣りには会ったばかりの男のコ。
映画が見たかっただけなんだけれど
どうして隣りにはこの人がいるんだろう。

もう探し求めるのも疲れてしまった。
ふとあの人のことが頭をよぎる。

映画を見たあと、恵比寿へ向かう。
特定の人物を連想させる街。
隣りにいるはずの彼はいない。

デートをハシゴする。
もちろん恋愛感情が付随するものではないけれど
「男のコの隣りの場所」を確保する。

さみしさを埋めようとすればするほど
その隙間はどんどん大きくなっていく。



2001年01月20日(土)  携帯電話


やっとの思いで携帯を変えた。
前と同じタイプのカラー液晶 i モード。
あの人が持っているのと色ちがい。

明日になればメールも使えるようになる。
すぐにみんなに知らせよう。

今までメールをくれなかった人も
i モードになったらちゃんとメールをくれるかな。
気になる相手はみんなもう i モードだ。

はじめて持ったケータイで
いちばん長く話した相手はあの人だった。
今日まで使ったケータイで
いちばん長く話した相手もきっとあの人だったはず。

この新しいケータイで
いちばん長く話す相手は誰だろう。



2001年01月19日(金)  2度目の予感


あの人に会えるような気がしてた。
自然と隣りの席になる。
二人でそっと笑いあう。

その後会う友達が男であるとわかってしまう。
なぜかちょっと罪悪感。

はじめて会うその友達は、
ボストンにいる友達と同じ匂い。

帰り道、家の近くでナンパされた。
車を寄せてきた若い男はしつこくて、
困っているとメールが入った。

すぐに電話。
彼は寝ていたみたいだったけれど、
ちょっとのあいだつきあってくれた。

試験が終わって、
卒論から解放されたら、
一緒にゴハン、食べに行こうね。



2001年01月18日(木)  彼のオーラ


レポートを出しに行って、
授業が終わるころに電話をかける。

待っていると
彼が階段を降りてきた。
一目で彼だとわかる、不思議なオーラ。

言葉をちょっと交わしただけで
誰かを追ってどこかに消えた。
その先には、女のコに電話番号を聞く彼の姿。

あれだけの人の中にいても
どうして彼は目立つんだろう。

帰り道、ふと恵比寿に立ち寄ると
「ありがとね」って電話があった。
ただそれだけを言うために。

また2人で過ごしたい。
あなたの体温を感じたい。



2001年01月17日(水)  呼び起こされる記憶


ペアで揃えたネックレス。
しばらくつけていなかったけれど、
ひさびさにずっとつけたまま過ごしてみた。

からだの一部に溶け込んでいる。
そこにあるのが当たり前。

出かけるときも、家にいるときも、
シャワーを浴びるときも、眠るときも。
1年以上、外すことなく毎日を過ごした。
彼が私を守ってくれる気がした。

おたがいにこのネックレスだけを身につけて
私たちは抱き合った。
夏の終わりの肌寒いあの日。

会いたいよ。

あの人の声が聞きたい。
あの人の腕に抱かれたい。
あの人の体温を感じていたい。



2001年01月16日(火)  彼の隣り


毎週火曜日は、彼と会う日。
それがあたりまえになったのは、いつからだろう。

お昼休みには会えなかった。
彼が学校にいるのかさえもわからなかった。
今日は無理かな、と思ったころ
ケータイの着信音とともに彼の名前が表示された。

隣りに立って並んで歩いて
彼の匂いの空気を吸って
慣れた手つきで彼の車の助手席に座る。

電話で彼は友達に
「学校の友達といる」と言った。
なんの迷いもなく「友達」と言われたことに
ちょっとだけ、胸が痛む。

「試験が終わったらどっか行こうね」
その言葉が持つ意味を
彼は気づいてくれているのかな。



2001年01月15日(月)  君のために


疎遠になっていた友達。
彼女がノートを見つけてくれた。
私が「友達」のために探していたもの。

「困ったことがあったらいつでも言って」
彼女はそう言って、手を貸してくれた。

それにくらべて私は、
いつもどこかで見返りを求めてる。
「ありがとう」の気持ちであったり
「助かったよ」のひとことであったり。

電話越しの彼の声からそういうものは感じられず
カッコ悪いと思いながらも私は彼に愚痴をこぼした。
彼をキライになりたくはなかったから。

私はちゃんとがんばったんだよ。
あなたのために一生懸命探したんだよ。
ただ、そのことを認めてほしくて。

私の気持ちをわかってほしくて。



2001年01月14日(日)  友達のために


思いつく限りの人に電話をかけた。
突然の電話で情報ばかりを得ようとするのは
とても失礼で申し訳ないことだとは思うのだけれど。

私は何をしてるんだろう。
誰かのためにこんなに必死になるなんて。

この前電話があったとき
彼のことをキライになりそうにさえなった。
けれど私は、彼をキライになれなかった。

彼の気持ちはよくわかる。
それを表に出すか出さないかだけのちがい。

私はお人よしかもしれない。
けれど、ここまで一生懸命になってしまう理由は
相手が彼だからなのかもしれない。

私と彼は友達。
それ以上でもそれ以下でもないのに。



2001年01月13日(土)  おにいちゃん


ずっと連絡がないままだったお兄ちゃん。

どうしてるかな、と思っても
忙しいだろうと思うから電話もできず
気づいたらもう1年近くが経ってしまった。
もうあのときと同じ季節。

彼に恋愛感情を抱いているのかもしれないと
何度も思ってみたけれど
結局のところはわからないまま。

面倒見のいいお兄ちゃんは
私のことを妹のように思ってくれる。
きっとそれは恋愛感情なんかじゃない。
私の気持ちはわからないけど。

さみしいからかな。
お兄ちゃんに甘えたいって思ってしまう。



2001年01月12日(金)  わかってくれる?


今年の分はどうも見つかりそうにない。
あなたは怒るけど、私は一生懸命探したよ。

友達にも呆れられた。
そこまでする必要なんてないって言われた。
たしかにそうなのかもしれない。

私がどんなに一生懸命になったところで
彼は私の気持ちなどわかってくれない。

それでも期待してしまう。
あなたのために一生懸命になったことを
わかってもらえるかもしれないって思ってる。
わずかな望みを抱いてしまう。

私はあの人の恋人じゃない。
それでも私は必死になって動いてしまう。
都合のいい女になるだけだとわかっていても。

あなたが私を責めるときの
私の気持ちがあなたにわかる?



2001年01月11日(木)  同じ気持ち


ふと、ショーウインドウの前で足が止まった。
まるで引き寄せられるみたいだった。
飾られていたのはペアのシルバーペンダント。

かつてペアでつけていたペンダント。
今でも彼は持ってるだろうか。

夜の電話は頼まれていたノートの催促。
荒げる声の裏側は、怒りではなくきっと焦り。

その言い分に私は思わず腹を立てた。
けれど、つき返すことなどできなかった。
彼の気持ちは痛いほどによくわかる。

信用できないわけじゃなくて
心配でたまらなくなってしまう。
その人を責めたいわけじゃなくて
誰かのせいにしたくなる。

私だって同じ思いを抱えたことがあるというのに。



2001年01月10日(水)  ひとやすみ


穏やかな1日というのは
こういう日のことを言うのかもしれない。

きのうまでの2日間はほぼ徹夜で
不快極まりない1日になると思ってたのに。
お昼ごろに友達からの電話で目が覚めて
のんびり、ゆったり。

卒論に追われて疲れていた。
頭の隅にはいつも卒論のことがちらついていた。

それだけではない。
あの人のことも
私を疲れさせた原因のひとつ。

ぐったりしてるのが自分でもわかる。
疲れちゃった。

自分らしい自分、取り戻さなくちゃ。



2001年01月09日(火)  友達


卒論を提出。
ひさしぶりに会う友達。

友達に呼びとめられた。
電話をかけても出ない彼女。

「あそぶこと」を覚えてからの彼女はキライだ。
ちやほやされて当たり前。
自分勝手で無神経で、腹立たしくなる。

あのコとのわだかまりは
もうだいぶ解消された。
つきあいかたがやっとつかめてきた感じ。

午前中、いつもの電話。
私が学校にいなくても、たとえ電話に出なくても、
火曜日のお昼近く、ほとんど毎週かけてきてくれる。
もう数ヶ月も続く習慣。

私はあなたの「友達」でしかないの?
それともなにか「特別」なの?



2001年01月08日(月)  限界の予感


おたんじょうびだね。
おめでとう。

結局、今日まで連絡はない。
オンラインでメッセージを送ったら
あの日は日帰りだったって。

帰ってきたら電話するって言ったじゃない。
たとえその日が無理だとしても
次の日だって、その次だって
今日までに電話できる日はあったでしょう?

この人を好きでいるのは難しい。
どうしたって不安になる。

彼女には、なれないだろう。
なったとしても、つらいだけ。
不安で、さみしくて、きらいになっちゃう。
だって私はワガママだから。



2001年01月07日(日)  逃げ道はある?


カラダもココロも不安定。
さみしかったり、悲しかったり、
せつなかったり、苦しかったり。

やるべきことは山ほどある。
そんなことはわかってる。
なのに、ヤル気がまったくない。
逃げることばかり考えている。

冴えない頭で本を読んでも
目の前を文字が通りすぎるだけ。
頭の中には何ひとつとして入ってこない。

この前、お兄ちゃんからメールが届いて
会いたいねって言ってくれた。
時間をつくってくれるって言ってくれた。

どうしよう、また甘えちゃう。
お兄ちゃんに寄りかかりたくなっちゃうよ。



2001年01月06日(土)  がんばれ、私


寒いと思い込んでいた冬の空気は
想像よりもあたたかかった。

ずっと部屋にこもっていたから
空の青さが目に痛かった。

卒論のことが気になって
あいつのことも頭から離れなくて
家にいてもどうしようもないことはわかってたけど
外に出るのも面倒だった。

年が明けてはじめてのお買い物は
自分に元気を与えるためのおまじない。

もうすぐ卒論が書き終わる。
そしたら自分を誉めてあげよう。
思いっきり、誉めてあげよう。



2001年01月05日(金)  求めていること


もう帰っているのだろうか。
夜になってメールを送る。
けれども、もちろん返事は来ない。

もういいかげん、疲れてしまった。
強がる自分がなんだか情けなくなってきた。

パリでのデート。
イギリス経由でクリスマスはパリ旅行。
私とは縁のない、遠い出来事。

恋人が欲しい。
それ以上に欲しいのは
誰かに愛されているという実感。

私の名前を呼んでほしい。
肩をそっと抱いてほしい。

私が生きているということを
私自身に教えてほしい。



2001年01月04日(木)  あなたじゃなくても


連絡さえくれない相手。
もういいやって思い始めてる。

あなたの顔も
写真を見なければ思い出せない。
あなたの声も
名乗ってもらわなければわからない。

ぬくもりさえも
もう私の肌には残っていない。

私はずっとさみしかった。
ずっとひとりで、ずっと誰にも愛されなくて、
私はとても悲しかった。

彼じゃなくてもいいんだと思う。
私を「女」として見てくれて
私が「男」として見れる相手であれば誰でも。

これから私、どうなっちゃうんだろう。



2001年01月03日(水)  鳴らない電話


ねえ、教えて。
あなたはいつになったら電話をくれるの?

なかなか会えないのはわかってる。
でも、声ぐらい聞きたいよ。

抱きしめてくれたぬくもりも
もう忘れかけちゃうよ。

あなたのことを好きでいるのは
思ったよりも難しい。
わがままで自分勝手な男の人は好きだけど
放っておかれたらやっぱりさみしい。

私はあなたの彼女じゃないけど
あなたは好きって言ってくれた。
私の気持ちもわかってるでしょう?

ちょっとずつあきらめはじめてる私がいる。
そんな私に気づいてほしい。



2001年01月02日(火)  揺れる想い


ケータイを置いたまま部屋を出た瞬間、
耳慣れたメロディが私を呼んだ。

私が電話をかけようかと迷っていると
決まって声を聞かせてくれる。
まるで私の想いを見透かしているかのように。

思いきってかけた電話。
「これから出かけるから帰ったら電話するよ」
大晦日の夜と同じセリフ。

あのときだって電話なんかくれなかったじゃない。
好きならちゃんとつかまえててよ。
どんどん自信なくなっちゃうよ。

夜中になって、友達から電話があった。
その彼が「今から遊ぼう」と言ってきた。
あの日の記憶と重なった。

私がこの誘いに乗っても、あなたは平気?



2001年01月01日(月)  あけましておめでとう


実感のないまま迎えた新しい年。
これからはじまる新しい世紀。

私の20世紀はさみしく幕を閉じた。
22歳になった2000年でさえも
恋人と同じ時間を共有することができなかった。

好きになるかもしれない人。
はじめてのデートは夜景の見えるレストラン。
一緒の時間がうれしくて、ドキドキした。

好きになるかもしれない人。
はじめて会った日、彼は私にキスをした。
彼の隣りが私の居場所になればいいとそっと祈った。

好きになるかもしれない人。
夜中に会いにきてくれたとき、彼は私を抱きしめた。
曖昧な「好き」の言葉が私の胸をあたためた。
21世紀最初の恋、
私は誰を想うのだろう。


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