2003年11月28日(金)    季節外れの台風

朝から曇天で、すっきりしない一日。
季節外れの台風21号が、日本に近付いているんですね。
今週末は、土日とも雨模様のよう。
気温の変化も激しそうなので、体調を崩さないように気をつけないと・・・・・



この日記は11/28(金)の夜に書いています。

昨日の陣痛は、夕方すぎにはピタッと収まってしまいました。(苦笑)
一時期は、陣痛の間隔が10分おきくらいにまで短くなったのですが、
その割には大して強い痛みでもなく、1時間ほど様子を見ているうちに、
ス〜ッと引いていってしまって。

水曜の健診で、主治医に「平然とした声で電話してこれるくらいだったら、
まだまだだと思っていいよ。(笑) だいたい皆、電話している最中に
『うっ』って声が詰まったりするんだよ。」と言われていたので、
「こんなんじゃ、まだまだだなぁ。」と思ってしまって。

やっぱり水曜日の内診による余波=前駆陣痛だっただけなんでしょうねぇ。
昨夜は痛みもなくグッスリ朝まで眠れたし、今朝の体調もよかったし。(笑)

とはいえ、お産は逆戻りはしないもののはず。
陣痛があった分だけ、また更に子宮口が開いて、お産は進んでいるのだと
思いたい。開いた口が閉じてしまうことはないだろうし。

低気圧が近付いているせいか、午後から急にお腹が張ってきた。
連休以降、私の最大限に大きくなったお腹は、ちょっとしたことですぐに
パッツンパッツンに張ってしまう。

妊婦さんの体は、月の満ち欠けや潮の満ち引きだけでなく、気圧の変化にも
敏感に反応するものらしい。理由ははっきり分かっていないけれど、
低気圧の日はお産が多い」という話はよく言われていることらしく、
助産婦さんの経験によると、低気圧が近付くと子宮の収縮が強くなる傾向が
あると感じるそうだ。

たしかに、私の場合も「今日はやけにお腹が張るなー」と思う日は、
曇りだったり雨だったり、低気圧の日であることが多いな〜と感じている。
そして「大型の低気圧である台風の日も、お産が多いと昔から言われて
いる
」なんて聞くと、「むむ?では、いよいよ今週末あたりかしらん?」などと、
かすかな期待を寄せてしまうのだった。(苦笑)



お産に関する雑誌の記事を読んでいると、お産というものは人それぞれで
100人いれば100通りのお産があるそうだけど、「お産の時間の短・長」と
痛みの強・弱」という2つの点から、主に以下の4つに分類できるようです。

 (1) 短時間で、痛みが強いお産
   → 進みが早い分、痛みも強く感じるケース
 (2) 短時間で、痛みが弱いお産
   → 「まだまだ」と思っているうちに、あっという間に生まれるケース
 (3) 長時間で、痛みが強いお産
   → いちばん大変で頑張ったケース/原因は人それぞれ
 (4) 長時間で、痛みが弱いお産
   → ゆっくり時間をかけて、赤ちゃんを迎えるケース

正直なところ、私は自分の性格や体質から考えて、当初は上の(2)のケースの
お産になるのではないか?と思っていました。
でも、ここ1週間の流れを見ていると、どうやら(4)のケースに近いのかな。
そんな風に感じています。

それから、お産の進行具合は、陣痛の強さ子宮口の開き方
決め手となるようなのです。
その両方そろうことが、スムーズなお産の条件らしいのですが、産婦さんの
体質や気持ちの状態などによって、子宮口の開き方には個人差があって、
陣痛がそれほど強くならないうちに子宮口が開いてくることもあれば、
強い陣痛がきていながら子宮口はなかなか開かないということもあるそう。

そして、それは実際にお産が始まってみないと分からないことで、産婦さん
自身の意思ではどうにもならないことでもあるのです。
いくら陣痛が強くなっても、子宮口が開かなければお産は進まないし、
反対に、子宮口だけ開いても、強い子宮の収縮(陣痛)がなければ、
赤ちゃんは生まれない
というわけです。

私の場合、明らかに後者のパターン。
陣痛が強くならないと赤ちゃんは生まれてこないわけですから、陣痛を上手に
進めていくために色々と工夫することが必要なのかもしれません。

本によると、陣痛を進める基本の基本は 重力を利用すること

じっと横になっているだけでは、お産は進みません。
痛くても、動けるうちは動いておいた方がいいようです。
ベッドの上で動かずにじっと横になっているよりも、立つ、イスに座る、
しゃがむなど、上体を起こした姿勢でいる方が、子宮収縮や赤ちゃんが下がる
方向と重力が同じ向きに働き、よりスムーズにお産が進むそうです。
具体的には・・・ 歩くスクワットをする腰を回すなど。
他にも、足浴をして血行を良くする、エネルギー補給のために何かを食べる
などなど。

こうしてみてみると、つくづく「お産は体力勝負なんだなぁ」と思います。

たしかに、昨日、じっと座っているよりも立って歩いている時の方が、
お腹も張るし子宮収縮も進みました。
でも、なかなか進まない陣痛に助走をつけて強めるために、そうして動き
回っていることには、けっこう体力がいるんですよね。(汗)
で、途中で「こりゃ、あかん、体力が持たないや。」と感じて、積極的に
動くのを止めたら、陣痛もすっかり遠のいてしまった次第です。(苦笑)

きっと、私のお腹の中にいる丹頂ちゃんは、まだ外に出たくないのでしょう。
ゆっくりのんびり、いっぱい休憩しながら進んでいるのでしょう。
本来の予定日まで、実はまだ2週間もあるのですから。
そんな感じです。



というわけで、昨日のKin-chanは、せっかく有給休暇を取ったのに空振り。

なんだか申し訳ない気もするけれど、今週末はもともと全社で土曜出社の日に
なっているし、有休も溜まってきている。加えて、仕事の方も、今は一息つける
状況みたいなので、まぁ、これはこれで良かったのかな。(苦笑)
彼としては、身体は休めても、どうやら気は休まらなかったようだけれど。

私からすれば、彼が一緒にいてくれるということが何より安心できた。
安心できたから、陣痛は収まってしまったのかな?と思うくらい。(笑)
昨日は空振りに終わってしまったけれど、彼が心配して会社を休んでまで
一緒にいてくれたことを一生忘れないだろうと思う。

彼が側にいてくれる日に陣痛を迎え、一緒に病院に行ってお産に臨めたら
良かったのだけれど、こればっかりは仕方がない。
せめて、私が前駆陣痛に苦しんでいる姿を見てもらえただけでも良かったの
かも。だって、そもそも里帰り出産を選んでいたら、彼は、こんな姿は
見られなかっただろうと思うから。

かくいう私の方は、ホルモンの影響なのか、はたまた低気圧のせいなのか、
今日は、お腹の張りと同時に、吐き気と眠気が一段と強く感じました。
この症状は、まるで悪阻(つわり)の頃の症状に似ています。
出産が近くなると、悪阻の時と同じ女性ホルモンが分泌されるようになる
そうなので、この症状は当然なのかも。

というわけで、無理なく自然な陣痛(定期的で強い子宮収縮)を待ちつつ、
眠い時にはよく寝て、食事もきっちり取り、動ける時には動いて、
産婦となる私自身の体力をつけることにしたいと思います。とはいえ、
お腹が大きくなりすぎて、もはや横になるのも苦しいのですけれど・・・(苦笑)



2003年11月27日(木)    待つということ

朝から天気が悪く、どんよりと雲が多くて、なんとも寒い。
このところ、温かくなったり寒くなったり、日々の天気の変化が激しい。
午前中、石油ファンヒーターにリビングの床暖房まで点けて暖かく過ごす。

今日、Kin-chanは会社を休んでくれた。
「お産は長期戦みたいだから、私がそんなに辛くないうちは好きなように
 過ごしてね。そして出来るだけ体力を温存しておいてね。そうしないと
 Kin-chanの方が先に疲れちゃうから。」
ということで、午前中の彼は洋間でパソコンをいじって遊んだりしながら、
時々リビングの隣りの和室で横になる私の様子を見に来てくれた。

気を紛らわすためにつけているラジオでは、「今日は12月中旬並みの寒さ」
と言っている・・・・・ 丹頂ちゃんの出産予定日の頃の気温だ。

丹頂ちゃん」という胎児名は、今年の3月に北海道へ丹頂鶴を見に行った
直後に授かったことから付けた名前。
妊娠を悟った時、この写真のイメージが私の頭の中にパ〜ッと広がったのだ。
空から丹頂ちゃんがサ〜ッと舞い降りてきた気がした。



トツキトウカかけて母になるというのは、まず最初に 待つ ということを知り
学ぶことなのかもしれない。
290日という長い時間をかけて胎児を育て、出産の瞬間を待つ。
この世に生まれてからも、様々な成長の過程で待つ場面は沢山あるだろう。
首が据わるのを、腰が据わるのを待つ。食事が食べられるのを待つ。
立ち上がって歩き始めるのを待ち、言葉を話し始めるのを待つ。

その時々で、丹頂ちゃんのペースを待つことのできる母親になりたい。
自分の都合やペースを押しつけてイライラするのではなく、大きな心で
暖かく成長を見守れるような、そんな母親に。

昼過ぎから日が射してきたリビングのソファで、ぬるめのお湯で足湯をしつつ
ボ〜ッとした頭で、そんなことを考えた。
私の隣りでは、Kin-chanがソファにもたれかかって昼寝をしている。
「この時間は、いつもお昼を食べた後に会社の机で昼寝をしてるんだ。」
そう言って眠っている彼の顔を見てから、私も目を閉じた。

出来ることなら、このままギリギリまで自宅で陣痛の時間(分娩第1期)を
過ごしたいと思っている。今日はKin-chanが家にいるし。
病院が近いので(徒歩10分以内)、たぶんそれは可能だろうと思う。
そして、弱くて少しずつしか進まなくてもいいから、丹頂ちゃんが降りて
くるのを、ゆっくり待とうと思う。いつかは必ず生まれるのだから。
その待つ時間を、病院の陣痛室ではなく自宅で、しかもKin-chanと
一緒に、好きなことをして過ごせることを幸せに思う。



昨夜は、家に戻ってからも、不規則ながら子宮収縮は続きました。
その後、夜中から翌朝にかけて、痛みの強い時間帯があったり、途中で
疲れてウトウトと寝てしまったりしながら、11/27を迎えています。

この日記を書いている27(木)AM現在、ようやく15分間隔くらいの波に
なってきました。もうちょっと間隔が狭まってきたら病院に電話しようかな。
そんな感じです。相変わらずスローペース。

まだまだ大して苦しくなく、たまに「う〜っ」と思うくらいの痛みです。
定期的に感じるようになった子宮収縮ですが、軽い時と重い時があります。

痛みの始まる前に、お腹の中の丹頂ちゃんがグル〜ッと回旋しているような
感覚がします。頭を下にして私の左脇腹の方を見ていた丹頂ちゃんが、
お産に向けて、私の背中の方を見るように回転しているような感じです。
生まれてくるとき、赤ちゃんはお母さんの背骨の方に顔を向けているもの
らしいので、これはこれで正しい動きといえるのでしょう。

深呼吸をして身体の力を抜いて、子宮の辺りを出来るだけリラックスさせる
ようにすると、痛みがす〜っと引いていくのが分かります。
まだ大して辛くない陣痛は、波のように少しずつ押し寄せては、数十秒後に
やはり波がひくように少しずつひいていきます。
その波をうまくキャッチして呼吸をすると、だいぶラクなようです。

その他の症状としては・・・・・
 ・背中が痛い(肩甲骨のあたり)
 ・腰痛 →痛みは、徐々にお尻の方に移動してる?
 ・喉が渇く(水や氷を欲する)→唇が乾く
 ・寒気・吐き気・頭痛がする →風邪をひいたかと思いました(笑)
 ・胸が張って痛い →授乳のための準備が始まってる?
 ・時々、足の先や付け根のあたりが妙にムズムズして居心地が悪い。

陣痛が小康状態なので、気晴らしに日記を書いてみましたが、だいぶ定期的に
感じるようになってきたので、そろそろこの辺で・・・・・
このまま規則的な陣痛が止まらずに続いてくれるといいのですけれど。(汗)



日記を読んでメールをくださった方々、初めての方も、お久しぶりな方も、
どうもありがとうございます。
本来、個別にお返事をさしあげたいところなのですが、
如何せん、このような状況なのでメールを書く精神的余力がありません。
この場を借りて御礼申し上げます。(ありがとうございます!)

いただいたメールには、出産後落ち着いてから、出産報告を兼ねてお返事
させていただきますね。1ヵ月後くらいに年賀状みたいな形のメールに
なってしまうかもしれませんが、どうか気長にお待ちください。
よろしくお願いします。

なお、暫くの間、Netには接続できなくなると思いますので、
Net上での「無事に生まれましたよ〜」報告は、携帯の方から
Today's PHoTo で出来ればいいなぁと思っています。


  
【左】 いま編んでいるボンネット(雑誌「pre-mo 12月号」のレシピで)
【中・右】 火曜にK夫妻から届いた育児日記
 ※3枚の写真で下に敷いてあるのは、出来たばかりのブランケットです。



2003年11月26日(水)    あとは、待つだけ・・・

昨日と打って変わって、気持ちの良い天気の一日。
昼間はポカポカと暖かかったのに、夕方から急に冷たい風が吹いてきた。

今日は、午後から定期の妊婦健診に行ってきました。

私の子宮口は、その後 3cm まで開いているそう。
それから、先週末にオリモノが茶褐色になったのは、おしるしではなくて、
やはり内診によるものだそうな。(なんだ、先に言ってよ〜〜。苦笑)

主治医いわく、「妊娠37週と5日で、大して痛みに苦しむことなく
子宮口が3cmも開いてたら上出来!(笑)
」だとか。
そして、初産で、もうこれ以上、陣痛を感じずに子宮口が開くケースは
殆どないらしく、「あとは(陣痛がくるのを)待つだけ。」とのこと。

中には、12時間くらい陣痛に耐えたのに、子宮口が1cmしか開いていない
ってこともあるそうな。そんな人からすれば、今の私の状況は「羨ましい」
を通り越して、「憎たらしく思える」ほどなんだそうです。
「そうですよねぇ。ありがたいことですよねぇ。」と苦笑しつつ、でも、
如何せん、この状況は自分の意思でコントロールしてるわけではないので、
そう言われても困ってしまうなぁ〜(汗)という感じです。

他の健診事項としては、尿検査はOK、浮腫みは相変わらず+のまま。
気になる体重は、この1週間で0.8kgも増えていました。(汗)
看護婦さんに、「あ〜ぁ、1週間で1か月分の0.8kgも増えてるねぇ。
最後まで気を抜かず頑張ってね。じゃないと、私みたいなお腹になっても
知らないよー!」と言われてしまいました。
でも、出産間近でもう妊娠中毒症の心配が少ないせいか、柔らかい口調。
あんまり怒られてるって気はしませんでした。

それにしても、ここ2週間、週に1kg増のペースで体重が増えているのには
驚愕です。なんだか上手にセーブできないものを感じます。
たしかに胃がスッキリして食欲が出ましたが、だからといって、急に今までの
食事の量から極端に食べる量が増えたわけでもないのですけれど。
食事内容だって、今までと変わらず減塩&低カロリーなものだし・・・・・
出産に備えて、身体が体力を蓄えようとしているのでしょうか。
それとも、丹頂ちゃんが最後の猛ダッシュで大きくなっているのでしょうか?
うーん、いずれにしても、恐るべし、臨月の体重増加。(笑)

ちなみに、次の健診は、1週間後の来週の水曜日なのですが、主治医いわく
でも、もう、次はないかもしれないなぁ〜(笑)」だそうです。
前回の健診の時には、そんなコメントはなかったので、いよいよ間近って
ことなのでしょう。

さて、今月中に生まれてくるかな?
11月生まれか、12月生まれか、どうも微妙になってきました。



今日の午後の診察は、ちょっと混んでいて・・・
待ち時間が長かったけれど、今日は編みかけのボンネットを持って行って
いたので、待っている間も編み物を楽しむことができました。

ちょうど子宮口が全開大(10cmまで開ききった状態)で分娩中の産婦さんが
いらしたようなのです。主治医の先生が、診察室と1つ上の病棟を行き来して
いる姿を何回か見かけました。

そういえば、私が今年の4月上旬に、初めてこの病院の産婦人科に来た日も
ちょうどお産中の方がいらして、主治医の先生が今日と同じように
外来と病棟のフロアを行き来しているのを見かけたのを思い出しました。
あぁ、懐かしいなぁ・・・・・ あれは、もう半年以上も前のことなんだなぁ。



診察を終え17時過ぎに病院を出ると、外は既に真っ暗。
「健診が終わったよ〜」と会社のKin-chanに報告メールを送信すると、
「今日は18時には会社を出て帰るよ」との返事。

ならば、駅前で彼を待ちながら編み物の続きでもしようかな。

ということで、駅前の本屋に寄ってから、ドトールに移動。
友達に葉書を書いてから、編み物をして過ごしました。
丹頂ちゃんが生まれてきたら、暫くの間は、こうして一人のんびり喫茶店で
時間を過ごすこともできなくなるのですねぇ。しみじみ。

直前に仕事が1つ入ってしまい、Kin-chanが会社を出たのは19時。
今日は駅前で外食をして帰りました。
食事を終えて、20時半すぎに店を出ると、外は寒いー。
そして、なんだかお腹(子宮)が張って痛い・・・・・。
少し歩いては、深呼吸をして身体の力を抜いて痛みを逃し、痛みの波が
遠のいているうちに歩いて、の繰り返し。

うん?これって陣痛? それとも内診した影響かな? ドキドキ・・・



2003年11月25日(火)    電話/宅急便/来客/電話

今日は一日、雨が降っていた。

朝起きると肌寒く、リビングのファンヒーターを点ける。
朝ご飯に温かいスープが飲みたくなって、買い置きしてあったキャンベル
スープの缶を開ける。久々に飲むクラムチャウダー。

午前9時を過ぎた頃、義妹から電話。
「たしか、もうそろそろだったな〜と思って。体調どうですかー?」と。

義妹は、2000年夏に女の子を出産している。
彼女の場合は、予定日よりも10日くらい遅れて出産したらしい。
 「そうなんだよねぇ。2cmから先が長いんだ、これが。(笑)」
 「え?そうなの?そんなもん?」
そこから、私の現状報告+彼女の経験談&小耳に挟んだ他人の経験談に
花が咲く。途中で姪と電話を代わって話をしてみたり。

30分くらい電話していたら、インターホンが・・・・・ 
電話を切り玄関に行くと、Kin-chanの高校時代の友人K夫妻からの宅急便。

先日、6月に遊びに行った時の写真と一緒に、Kin-chanが借りっぱなしに
していたオーディオを送ったのだけど、その御礼+出産祝いのよう。
丁寧なK夫人のお手紙と一緒に、育児日記が届いた。

育児日記―All the best wishes for your new baby! (主婦と生活社)


満3歳になるまでの間、日々の記録(おっぱい、うんち、など)を書き留める
ことができる。途中からは離乳食のレシピが付いていたりする。
こういうタイプの育児日記は持っていなかったので嬉しい。
K夫人らしい気遣いあるセレクトと、温かい内容の手紙が嬉しい。
4歳半の息子さんを持つ育児の大先輩だから、これから色々とお世話になる
のだろうなぁ。



冷たい雨の中、昼前に実母がマンションにやってきた。
先週と同じように特にすることもなく、世間話をしつつテレビを見ながら
彼女が東京駅で買ってきてくれた駅弁を一緒に食べた。

今日の午前中に、丹頂ちゃんのためのブランケットが仕上がったので、
今は毛糸でボンネット(帽子)を編んでいる。
妊娠雑誌「Pre-mo」12月号に載っていた 菊池しほさん のレシピで。
ネット通販の布の店(C&Sさん)で今年買ったセットの布を使って作った
ブランケットは、結局全て手縫いで作ってしまった。
ミシンを出すのが億劫で(笑)。なんとなく手で縫いたい気分だったのだ。

それらを母に見せると、感心して手にとりながら、祖母の話になった。
どうやら、私の手芸好きの血は、母方の祖母の血のようだ。
私や妹が小さい頃に着ていたセーターやベストの幾つかは、祖母が編んで
送ってくれたものらしい。(ちっとも知らなかった!)
洋間に閉まってある子供の頃のアルバムを出してきて、どれが祖母の編んで
くれたものなのかを教えてもらう。

「あ、この緑のセーター、覚えてる。これ、大好きだったもの。」

祖母の何枚かは、栃木の実家にまだ残っているらしい。
私や妹が子供の頃の洋服の大半は、度重なる引越しの際に捨ててしまった
らしいけれど、祖母の編んだものは捨てられなかったらしい。
今度、実家に帰った時にでも見せてもらおう。

それにしても、小さい頃に着ていたセーターを祖母が編んでくれてたのを
全く覚えていなくて、今日になって初めて知ったというのは驚き。

たしかに、私は編み物(かぎ針網み)は愛媛の祖母に教えてもらった。
母は、とにかく裁縫嫌いで、洋裁も編み物もしない人だったから、私の
手芸好きは、一体いつどこから始まったのだろう?と思っていた。
そういえば、生まれて初めてかぎ針を手に持ち、不器用ながらも鎖編みを
毛糸1玉分編み倒したのは、祖母の傍らだったように思う。

そんな自分では認識していなかった家族の話、
これから生まれてくる丹頂ちゃんを囲みながら、何度となく母や父とする
ことになるのかもしれない。それも楽しみ。



夕方、連休中に遊びに来てくれたR嬢から電話。

「あら、電話に出るってことは、まだってことだよね・・・?(笑)」
「そうだよー、焦って準備したのに、まだ出てきそうにないよぉ。(汗)」
「あぁ、よかった。私が帰った後に陣痛が来て生まれちゃってたら、
 きっと一生言われる(=お産直前に会いにきた)と思ってさ。
 でもま、予定日まで日数もあるし、体重も3000gいってないんでしょ?
 だったら、もうちょっとお腹の中にいて大きくなってからの方が、
 生まれてからラクかもしれないよ。」

たしかに、彼女の言うとおりなのであった。だから、もう「まだかな?」って
考えたりしないで、ごくごく普通に過ごすことにしている。
今日も母が帰った後、銀行と郵便局に行き、戻ってから押入れの中の
荷物の整理なんぞしてみた。

無事に出産を終えたら、病院にお祝いに来てくれるという。
私の母も、久しぶりにR嬢に会ったら、さぞかし喜ぶだろう。
なんてったって高校1年以来の友人だから、中学で神奈川に越してきてから
最長の部類の付き合いになるのだ、R嬢は。

それにしても、今日は電話やらなにやら、色々あった日だったなぁ。
さて、明日は定例の妊婦健診の日。どうなっていることやら。



2003年11月24日(月)    楽しかった3連休

待ち焦がれている(?!)陣痛は、今日も訪れず。(笑)

今日は一日、家の中で過ごす。
特にやることもないので、相変わらず家の中の荷物整理。
「退院してからでいいかな?」と後回しにしていた場所(和室の一画)が
スッキリして綺麗になった。爽快!
これで、安心して丹頂ちゃんを迎えられるというもの。

夜は、南極での皆既日食のTV番組を見ながら鍋料理を食す。
ダイヤモンドリング、数年後には日本の一部でも見られるかもしれないそう
だから、チャンスがあれば肉眼で見てみたいなぁ。

バタバタと慌しい気分で突入した3連休が静かに終わっていく。
「まだか?まだか?」と、その時を待つのは、なかなかしんどい。
気を取り直して、こう考えてみる。

「ひょっとして、丹頂ちゃんは、私たちが夫婦2人っきりで過ごすために
 最後の猶予をくれてるんじゃないかな?」

ということで、もう「あとは丹頂ちゃんにお任せじゃ〜」と思うことにした。
好きな時に、好きなタイミングで出ておいで。
待ってるよ〜。


  
【左】 → 昨日(11/23)現在の私のおなか(でかいっ)
【中】と【右】 → 昨日遊びに来てくれたR嬢とリュウくん



2003年11月23日(日)    珍客、来たる! 〜そして遂に買ってしまった(笑)

今日も、丹頂ちゃんはこの世に生まれず、一日が終了。

朝おきてトイレに行くと、「おしるし」らしきものが出た。
でもなぁ・・・ 昨日の内診の時、かなり痛かったので、そのせいかも。
むぅ・・・・・こういうハッキリしないファジーな状況は少し苦手。(苦笑)
でも、こうなったら待つしかないのだ。

今日の朝は、Kin-chanの体調が悪そう。
木曜の晩から週末にかけて、高校生の頃の試験勉強前みたいに猛ダッシュを
かけて買い物に行ったり準備したりしたので、体力を消耗したのもあるけど、
気疲れもあったんじゃないかな。

とりあえず、今日はのんびり過ごしてもらうことに・・・
「寒い、寒い」と言いながら、鼻水とくしゃみを連発する彼は、どうやら
身体が全体的に冷えている様子。
というわけで、朝ごはんの後、足湯をしてもらって軽くマッサージをした後、
昼過ぎまでベットでグッスリと夢を見てもらいました。

一方の私は、ぜんぜん元気なので(笑)、大阪と仙台の友達に電話をした。
大阪の友達からは、昨日の夜、借りることにしたベビー用品が届いた。
もうすぐ一歳半の男の子のママである友人に、荷物の御礼の電話をしつつ、
かる〜く状況報告。

仙台の友達には、先月末に会えたら渡そうと思っていたお土産が「届いたよ」
という電話を貰っていたので、その折り返し。
同様に状況報告をして、「もしかしたら予定より早いかも〜」と告げる。



午後3時。ようやく Kin-chan が起きてきた。
顔も身体も、だいぶスッキリした感じ。えがったねー!
これから何かと長期戦になるかもしれないから、疲れにはなるべく早く
対処しておかないとね。

昨日の夜に仕込んでおいた おでん をつついて、遅いお昼を食べる。
その後、私は、家の中の荷物整理&掃除を続行。
だって、出かけるのは怖いし、そうなるとやることないんです〜。(汗)
入院用荷物も、すぐ必要になるベビー用品の買い物も、済んでしまったので。

一方、体調が復活した Kin-chan は川崎へ。
そして、遂に買ってきましたよ、デジタルビデオ
しかも、家計費からではなく、彼の自腹(お小遣い)で・・・・・あ〜あ。(苦笑)

 



Kin-chanが、いそいそと川崎へ出かけてから30分も経った頃、電話が。

高校時代の友人R嬢から。
彼女は、高校時代の友達の中で一番の友人。
高1・高2とクラスが一緒で、部活も一緒だった。
部活が一緒ということは・・・・・ つまりKin-chanの後輩でもあるのだ。

で、今日は隣りの駅が最寄りの等々力スタジアムにサッカーを見に来て
いて、帰りに寄ろうかな?と思って電話したという。
「もうすぐ予定日だったと思うから、ギリギリかな〜と思ってさ。」
という彼女に、「実は子宮口が開いていて今朝はおしるし?も出たんだ」
と伝えると、電話の向こうでビックリ仰天している。(笑)

「でも、体調は悪くないし、今日はもう陣痛も来ない気がするから、うちの
 マンションまで自力で来てくれる分には構わないよ〜。」というと、
「じゃあ、大丈夫そうだね。行くわー。」との返事。

さすが、もうすぐ4歳になる男の子の母、R嬢。
彼女は、私の結婚披露宴の3日前に、予定日より1ヶ月早く出産した。
出産して半日くらいして、「ごめん!披露宴、行けなくなっちゃったー」と
すこぶる元気な声で電話してきた人物である。
その彼女が来るのだ。私の身にも、なにかが起きる?!(笑)

かくして、息子のリュウくんを連れて、彼女はやってきた。
なんだかんだいって、我が家に来るのは、実はこれが初めて。
そして、その初訪問が、今にも産気づきそうな時っていうのが笑える。
「これで、今晩にも陣痛が始まったら、一生忘れそうにないねー。」と
笑いながら話したりした。



川崎での買い物を終えて戻ってきた Kin-chan はビックリ!!(笑)
まさか、来客があるなんて夢にも思わなかったわけで。

そして、いつものごとく、彼はリュウくんの遊び相手として大活躍なので
あった。最初は人見知りして大人しかったリュウくんが、みるみるうちに
本領を発揮して暴走し、手がつけられなくなっていった。(苦笑)
Kin-chanは、本当に子供の相手をするのが上手い。ほとほと感心する。

「おいお〜い、午前中は体調悪くて寝てたんだから、今日くらいは体力を
 温存しておかないと、あとで知らないよ〜。」と声をかけつつ、
彼らが野球遊びなんかに熱中しているのを眺めながら、私とR嬢は話に
花を咲かす。出産の話、子育ての話、などなど。

結局、男衆2名の遊びへの熱中ぶりがすごくて、我が家で夕食(おでん)を
食べて帰ってもらうことにした。
その方がR嬢も帰ってからラクかな?と思ったし、
休みの日の食事くらい、大人数で賑やかに食べた方がだんぜん楽しいもの。
彼女の旦那様は自営業をしているので、平日の晩も遅く、休日も家にいない
ことが多い。今日も神戸に行っていて、戻るのは明日だという。

ちなみに、今日のおでんは、昨日の晩にKin-chanが仕込んだ力作。
おでんの具こそ、商店街の一画にある大好きなお惣菜屋で買ったものだけど、
実は前々から、そのお店のおでんの具は美味しそうで目をつけていて、
今日はじめて買ってみたのだった。
そして、せっかくの美味しそうな具を美味しく食べたくなったのか・・・・・
大雑把な彼にしては珍しく、大根だけ研ぎ汁で煮たり、揚げ物の1つ1つを
丁寧に油きりをしたりしてある。

「すっごい美味しい!子供と2人だとさ、おでんとか作らないんだよね。」
と頬張りながら、「えっ?!これ、Kin先輩が作ったの?」と驚く。
そして「これさ、出汁が美味しい。飲んでもいい?」なんて嬉しいことを言う。
息子のリュウくんも、じゃがいも・花こんにゃく・ちくわぶ・・・と意外に
渋い好みで綺麗に平らげる。

お陰で Kin-chan はホクホク顔である。
自分の作った料理を誉められれば、男女関係なく嬉しい。

夕食後も、食後のお茶を飲んでる女性陣を尻目に、男衆はビーチボールで
サッカーや野球をしている。
ドスドスバタバタとすごい音がするが、幸い、真下の I さんは連休中は
名古屋に旅行に出ているはずなので気兼ねしないで済む。ラッキー。

しこたま遊んでもらって余程嬉しかったのか、リュウくんは「Kin-chan、
一緒に帰る」と言う。そこまで言わしめた彼は、とっても満足そう。
名前も覚えてもらえて、「また遊びに来てね」と21時すぎにお別れ。

珍しく手をかけたおでんを作った日に、今朝おしるしの出た妊婦に会いに
来たR嬢・・・・・ なにが彼女を呼び寄せたのだろうか。
そして、今晩、待ちに待った陣痛はやってくるのかしら。(ドキドキ。笑)



2003年11月22日(土)    スローペースなお産

「暫く日記の更新をお休みします」と宣言したばかりですが・・・(笑)

ただいま 11/23(日) に日付が変わったばかりの 11/22(土) 深夜です。
いま現在、まだお産は始まってません〜〜。(苦笑)

結論を先に言ってしまうと・・・ 今のところ、とっても順調です。
・子宮口は、今日の時点で 2.5cm まで開きました。
・レントゲン検査も正常で、丹頂ちゃんは既に骨盤の中に正常な姿勢で
  入ってます。(よって、回旋異常による帝王切開も心配ない)

なんだか、私のお産は、極めてスローペースで進んでいるみたいです。
出だし好調、でもノンビリノンビリ、少しずつ少しずつ。
これはこれで、急激に陣痛が始まるよりも母体にダメージが少ないという
利点がありますが、なんだか私の身体らしくない気が・・・・・(笑)

丹頂ちゃんのペースが、そんな感じなのかな。
早めの準備開始で、少しずつ時間をかけて、そ〜っと子宮口を押し広げて
くれてるような感じなんです。痛くないように・・・って。
だとしたら、計画性があって根気強い丹頂ちゃんに、この世に産まれてきたら
御礼を言わなければなりませんね。優しい子だね、あなたは。



とりあえず、状況だけでも把握して気持ちの準備をしたかったので、
今日は午前中に病院に行ってきました。定期の妊婦健診ではないけれど、
来週の水曜の予定だった レントゲン撮影 と 内診 をしていただきました。

で・・・ 私の子宮口ですが、水曜には 1.5cm の開きだったのが、
前述のとおり、今日は 2.5cm まで開いているとのこと。
やはり木曜の夜に苦しんだ前駆陣痛により、徐々に開きは大きくなっている
のですねぇ。あぁ、よかった。

でも、肝心の陣痛(=規則的なやつ)が全然やってくる気配がありません。
お印もなければ、当然ながら破水もありません。
だけど、子宮口だけは順調に開いていってる状況で、今週末は連休を迎える
こともあり、なんだか柄にもなく心配になってきてしまいました。

一体、あとどれくらい経ったら産気づくのだろうか???と。

で、お馬鹿な質問が飛び出します。(笑)
「あのー、陣痛が始まってるのに、気づいてないんじゃないですよね?」と。
すると、主治医の先生は笑いながら仰いました。
「だ〜いじょうぶ。気持ちは分かるけどね、ぜーったい分かるから!!(笑)
 だいたい皆おなじような質問をするんだけど、皆そろって終わった後は
 『馬鹿な質問をしました』って言うんだよー。」

そ、そうですよね・・・(汗) いや、そうだろうとは思ったんですけどねぇ・・・
で、やっぱりお産の進み方も人それぞれだから、いつ陣痛が始まるか?なんて
分からないわけですよねぇ・・・・・ ふぅ〜。



分かってるんです、頭の中では。
でも、やっぱり初めてだから、なにか目安みたいなのが欲しいんですよね。
先生の勘みたいなのでいいんです。全く当たらなくていいから。
「今月中には出てくるんじゃないかなぁ?」とか、
「少なくとも、予定日よりは早そうじゃないなぁ?」みたいな、ね。

お産は人それぞれだし、本に書いてあるとおりにいかないことも分かってる。
ありがたいほどに順調で、何も心配しなくてもいいのも分かります。
だけど、なんというか、子宮口だけこんなに先行して開いてっちゃってて、
その割には大して痛くもなく苦しくもなく、「こんなもんなの?」って、
ちょっと拍子抜けしてるのかなぁ。

いや、むしろ「一体いつ始まるのだろう?(ドキドキ)」と、ずっと気を
揉んでいるのが辛いのかもしれないなぁ。生殺し状態みたいで。
だって、今週後半の我が家は「急がないと、お産が始まる!」ってな感じで
急に買い物全部を済ませたり、なかなか激動の3日間だったから。(苦笑)

そんな心境なので、変な話、痛くないより痛い方が安心するんです。
確実にお産に近付いていると分かるからでしょうか。
つまり、それだけ、お産の終わりを意識することができるんですね。
で、症状が本に書かれているとおりに進行したりなんかしたら、余計に安心
しちゃう気がするんです。

そんなようなことを主治医の先生に訴えると、以下のようなお返事。


たしかに、これまでの状況を見ていると、あなたのケースは本とかに
 書いてある一般的なケースからは大きく外れている。良い方にね。

 だから不安になるのは分かる。でも、お産は100人いたら100人全員
 違ったお産になる。同じ人が2回お産をしても1回目と2回目では違う。
 それに、陣痛が分からないなんてことは絶対にないし、いつかは必ず
 出てくるから、まぁ、大して苦しまないうちに子宮口が開いてラッキー!
 くらいに思ってればいいんだよ。」

「それに、初産で37週の時点でね、子宮口が 2.5cm も開いてるなんて
 もう順調を通り越して御の字だよ。全開10cmまでね、2.5cm分だけ
 フライングしているようなものなんだからさ〜。(笑) 」




そっか、やっぱり私は順調だけど、一般的なパターンから外れてるんだ。
それを先生も看護婦さんも、ちゃーんと認識してくれてる。
その点についてコンセンサスを得られたことで、私の気持ちは不思議と
ストンと落ち着いてしまった。

なーんだ、だったら、いいや。
このまま暫く、のんびりペースで行けるところまで行っちゃおう。

きっと丹頂ちゃんが最後の猶予をくれてるんだ、グズな私に。
なにせ、昨日の時点で出産関係の準備はほぼ全て終わったわけだし、
寝れるうちにグッスリ寝ておこう。今のうちだものね。
そして、起きてる時は縫いかけのブランケットを縫ったりして過ごそう。
なんだ、ラッキーじゃない、私。すごいぞ、私。(笑)

ちなみに、レントゲン撮影で確認したところ、
丹頂ちゃんの頭は、既に私の骨盤の中に正常な位置で入っていて順調。
骨盤は十分すぎるくらいに広い(大きい)から心配なし!」と
太鼓判を押してもらえ、人生で初めて自分の安産体型に感謝した
次第です。あぁ、安産体型でよかった、私。



2003年11月21日(金)    小康状態?

今日は昨日の天気とは正反対。
気持ちの良い快晴で、昼間は汗ばむくらいの陽気。リビングが暑い・・・。(笑)

寝たのが朝方だったのもあり寝不足で、今朝はKin-chanが会社へと出かける
7時半に目が覚めた。ご・・・ごめんね、Kin-chan。(汗)
目覚めたけど、急には起き上がれない身体になっているので、玄関で
見送ることもできず、そのままベットの中で11時まで寝てしまった。
こうなってくると、寝れるうちになるべく寝ておかないと、体力が続かない。

昼前に目覚めると、結構すっきりと落ち着いている。
お腹の張りも、昨夜のような子宮収縮も殆ど感じなくて、呆気ないくらいに
普通に過ごせる。なんだかな〜。(苦笑)

昼のリビングは、昨日とは打って変わって、サンルームにいるみたい。
暖かい・・・ を通り越して暑いーー!

今日起きてみても痛みが続いていたら、午後から病院に行こうと思っていた
けれど、あいにく今日は金曜日で担当医が違う日。
水曜に行ったばかりだし、今は殆ど痛くないし・・・・・
病院に行くのは、明日の午前中にしようかな〜なんて、相変わらず呑気。

でも、こうなってくると、来週の水曜に撮るって言ってたレントゲン、
早めに撮影してもらった方がいいだろうなぁ。で、ついでに内診で子宮口の
開き具合を見てもらった方が安心できるというもの。

とりあえず天気もいいし、普通に動けるので、散歩と運動を兼ねて駅前へ。
郵便局と銀行で用事を済ませ、銀行では少しお金をおろしておく。
明日から連休に入ってしまうし、手持ちの現金はあった方が安心。

私の身体は、相変わらず恥骨は痛いし、腰骨は油断していると腰砕けになり
そうな感じにグラグラと不安定なので、用心してノロノロと歩く。
でも、暖かくて天気が良いせいか、思っていたよりも普通に動ける。

ここまで来たついでに、駅前の病院に寄ってみると・・・・・
なんと、今日の産婦人科は手術のため午後は休診になっていた。(笑)
いやー、世の中よく出来てると、思わず苦笑。
とりあえず、今日のところは診察を受ける必要はないみたい。
いや、切羽詰ってたら、外来ではなく入院病棟に行けばいいんですけどね、
どうもその必要性は感じないし。



時間も出来たし、体調も大丈夫そうだし、思い立って川崎へ。
まだ買い揃えてなかったものを買いに、アカチャンホンポと無印良品へ。
そしたらば・・・ どちらの店も今日はセール!(笑)
無印良品では、今日から恒例の5%offのセールが始まっていて、
アカチャンホンポは「戌の日」だからポイント還元セールになっていた。
なんだかな〜、出来すぎじゃない?丹頂ちゃん。(笑)

そして、明るいうちに一人で買い物を済ませて帰るつもりで、でも一応
会社のKin-chanに状況報告のメールを送ると・・・・・
「今日は17時には会社を出れそうだから、川崎に出て荷物を持とうか?」
と珍しい返事。え?そんなに早く帰って来れるの?!

というわけで、川崎のアカチャンホンポで待合せをして、必要なものの
殆ど全ての買い物を終えて帰ることができました。ふ〜、やれやれ。
お陰で連休中に改めて買い物に出る必要もなくなり、あとは本番を待つのみ!

さすがに、アカチャンホンポでのお買い物の後半になると、疲れてきたのか
お腹がカチカチに張り始めましたが、昨日ほどの痛みはなく無事に帰宅。
途中、駅前で夕飯を外食して帰りました。
胃への圧迫が無くなったせいか、食欲も旺盛で久しぶりに沢山食べたなぁ!
ひょっとすると、妊娠して以来こんなにガツガツと平らげたことはなかった
かもしれない・・・ってくらい、ペロッと平らげてしまいました。(笑)

それにしても、思いがけず買い物を済ませられてラッキーでした。
今日も昨日のような天気だったら、絶対に外出はしていなかったと思うし、
もし産婦人科で診察を受けて遅くなっていたら、やっぱり川崎まで足を運ぶ
こともなかったと思うのです。
加えて、Kin-chanが荷物を持ってくれたこと、一緒にいてくれることが、
とても心強かったです。

とりあえず、今は恥骨や骨盤が痛かったり多少お腹が張ったりするのには
すっかり慣れてしまって、体調は割と落ち着いているので、明日の午前中に
外来の診察を受けることにして今日は寝れるだけ寝ようと思います。

昨日の日記に書いたとおり、もし私の身体が月の満ち欠けに大きく影響を
受けているのだとしたら・・・・・
きっと昼間は割と大丈夫に過ごせて、苦しくなるのは夜〜明け方にかけて
となるような予感がするのです。だから、今のうちに寝れる時はたっぷり
寝て体力を温存することに努めようと思います。

産む時は夫婦ともども大変だけど、母親となる私は産んでからも大変!
一人ゆっくり眠れるのも今のうちですよね。
だから、今のうちに、た〜っぷり寝貯めしておかないと!(笑)

というわけで、暫く日記の更新もお休みします。
とはいえ、予定日まであと3週あるわけで、こんなに慌ててる割にはお産が
進まず、よっぽど暇だったら更新するかもしれませんが。(汗)



2003年11月20日(木)    お家モード、お産モード?!

朝からどんよりと暗い天気で、雨降りの一日。

ラジオによると、外の気温は朝から晩までずっと11度のままだそう・・・
こんな天気の日に、朝早くから会社に行かなければならない Kin-chan を
ちょっと気の毒に思うとともに、家の中にいれる自分を幸せに思う。

8時半過ぎに実家の母から電話。
今日は栃木から母が出て来る予定になっていたけれど、お天気も悪いし
雨で足元も悪い・・・・・ ということで、来週に延期してもらった。
昨日の健診で「子宮口が既に開き始めている」ということを報告。
「初産は予定日よりも遅れるケースが多いけど、私の場合はもしかしたら
 予定日よりも早いかもよ。(笑)」と伝えておいた。

その後、午前中は、天気が悪いけれど洗濯機を回し、部屋に掃除機をかける。
それと、和室に積み重ねてあった片づけ中の荷物を片したり。
普通に身体を動かせるうちに、やるべきことはやっておこうと思ったのだ。

代わりに、午後からはノンビリ。
冬でも晴れればポカポカになる昼間のリビングも、今日はだいぶ寒くて、
先週末に出したばかりのセキファンヒーターを点けた。
暖かくなったリビングで、妊娠後期用のハーブティーを飲みつつ、
大好きな縫い物をしてみたり、雑誌のスクラップをしたりして過ごした。

こういう日は、どこにも出かけず家の中で過ごすのが一番楽しい。
我が家にコタツがあったら、きっと入りっぱなしだろうと思う。(笑)
急に寒くなったからか、それとも臨月だからか、今日は一日やけにトイレが
近くて、30分に1度くらいの頻度でトイレに通う。(汗)



夕方、雨が上がったので駅前まで買い物。
夕食にポトフを作ろうと思ったのに、玉ねぎがないことに気づいて。

しかし・・・ 駅に向かう道中、急激にお腹が痛くなる。

あ、これはヤバイかも・・・という痛さで、思わず立ち止まって深呼吸。
家を出る前にトイレに行ったばかりなのに、また行きたくなる。
それを我慢しているのもあって、今までにないような子宮収縮の痛み。
歩こうにも歩けず、ノロノロと亀のように進んでは止まっての繰り返し。

なんとか駅前まで辿り着き、行きつけのパン屋のトイレにかけこむ。
痛みの山場は越えたけれど、なんだかすぐには動けない感じ。
Eat-in できるパン屋なので、そのまま少し座って休憩することに・・・

その後、隣りの本屋で今日発売の ku:nel 創刊2号 を買い、
スーパーで玉ねぎと林檎を買って、またノロノロと歩いて家に戻った。

家に戻ると、家を出てから既に2時間以上が経っていた。
歩いて5分の駅前までの簡単な買い物に2時間・・・・・ (汗) 
何事もなく戻れたことに感謝しつつも、気が遠くなるような時間の経過。

たとえ近所でも、もう一人ではあまり気軽に外出できないのかもしれない。
明日、友達と会う予定だったけれど、電話してキャンセルしてもらい、
夕食後、入院用の荷物を旅行用カバンの中にまとめた。



23時過ぎ、Kin-chanが会社から戻ってきたので、夕方のことを話す。

今日はなんとか一人で乗り切れたし、もともと出来る限り一人で頑張るつもり
だったけれど、こういう時に一緒に住んでる夫の帰宅時間が遅いのは、
正直いって少ししんどい。
今日も、「彼の携帯に電話しようか・・・」と何度思ったことだろう。
2人目だったら、1人目で一度経験しているから、だいぶ勝手も分かってて
落ち着いて対処できるんだろうけどなぁ。

そんなことを話しながら、身体の痛みのある部分を彼にさすってもらう。
仕事で疲れて帰ってきたのに申し訳ないなぁ・・・と思いつつ。

なんだか昨日の晩から、急に胸(乳)が張っている。
この間まで、フニャフニャに軟らかくて全くやる気のない感じだったのに。
そのせいで、リンパ腺だか乳腺だかが張っているのかな。
背中の肩甲骨の辺りが痛い。特に左側の肩甲骨のあたり。
そこを、グリグリグリ〜っと Kin-chan にマッサージしてもらう。

すると、マッサージで刺激を受けたせいか、腰や骨盤の辺りも痛くなってきて、
子宮も収縮してキューーーっと痛む。あぁ、夕方の痛みの再来。

今までも何度も お腹が張る という経験はしているけれど、今日の
この子宮収縮は、今までにないような強い痛み。
それが不定期に波のように繰り返す。
もしかして、これが定期的に10分間隔とかになったら陣痛ってやつ?
と頭の中でアドレナリン全開でカチャカチャと考えながら、身体は身体で
痛みを和らげるためにフーフーと深呼吸を繰り返す。
あぁ、きっとこれが 前駆陣痛 ってやつなんだろうなぁ。

この痛みには波があって、押し寄せたり、引いたりしている。
決して我慢できないほどの強烈な痛みではないけれど、なんだかじっとして
いられない痛み。
Kin-chanに背中や腰を押してもらったり、家にあったテニスボールをお尻の
下に入れて座って、貧乏揺すりのように腰を揺らしてみたりする。
テニスボールで骨盤のツボを押すような感じ。

友達に借りた妊娠本(黄色)の出産・陣痛に関するページを読みながら、
呼吸法を意識していると、まだまだ波を乗り切れる感じ。
呼吸法には、状況にあわせて3つくらい段階があって、まだ「ヒッヒッフー」
とやる段階ではない。ラマーズ法の中で一番有名な、あの呼吸法は、
陣痛の際には本当に最終段階で使うものらしい。

呼吸法については母親学級の時にも説明を受けたけれど、
やっぱりマタニティスイミングで毎回最後に練習していたのが役に立っている
気がする。まさにOJT(On the Job Training)だったなぁ。

こんなの1回説明を受けたくらいじゃ、使い分けが分からない。
ましてや、実地練習もなく本を読んでみただけでは、尚更その意味や目的が
分からないと思う。本を読んで、呼吸法の意味や目的を理解し、日々イメージ
トレーニングをすることがとっても大事なんだなぁと痛感。



前駆陣痛と思われる痛みを呼吸法で乗り切り、波の合間の楽な時間帯で
荷造りしたりタクシー会社の電話番号を電話帳で調べたりしながら、
ようやく落ち着いて(いや、疲れきって?)眠ったのは、明け方近い3時半。

私より先に2時半には寝室に消えた Kin-chan だけど、明日の出社は、
さぞかししんどいだろうなぁ。
そんなことを考えてる私の身体、明日はどうなっているんだろう・・・
(この日記は11/21の昼に書いてますが、今のところ落ち着いてます。)

ちなみに、明日から私は妊娠37週。正産期に突入します。
そして・・・・・ 
よく「 出産は満月や新月などの大潮の時期に増える 」という話を聞く
けれど、実は、今度の連休中11/24(月)は新月なんです。
丹頂ちゃんの出産予定日は12/12なので、まだ予定日までは3週間あるの
ですが(汗)、予定日直前だと12/9(火)に満月を迎えます。

どちらの日も、大潮を迎えるのは早朝。
新月の11/24(月)は7:59に、満月の12/9(火)は5:35に、
それぞれ 大潮 を迎えます。
※大潮っていうのは、釣りをしない人には馴染みの少ない言葉ですが、
  「満潮と干潮の差が最も大きい時」のことです。(反対語は小潮)

さすがに予定日の3週間前というのは可能性として低いかな〜?なんて
悠長に構えていたけれど、既に子宮口が開いていることから考えても、
この連休中に一山あるかもしれません・・・・・(苦笑)
そして、夕方や夜中に前駆陣痛が始まったことと、大潮の時間を考えると、
やっぱり丹頂ちゃんが産まれるのは早朝の可能性が高いのかなぁ?

■参考サイト
こよみのページ というサイトの中の
 ・出産の時期と「月(Moon)」の関係 と
 ・年間朔望表(1年分の新月・満月・上弦・下弦の情報)


今日一日で、昨日の健診時よりも更にお腹の重心が下に下がった気が・・・
お腹の中でウネウネと動く胎動も、相変わらず元気です。
心なし旋回している感じがします。身体を右や左にグル〜っと回しながら、
下の方(骨盤の中)に潜ろうとしているような、そんな間隔なのです。

寝る前に自分で触診したら、丹頂ちゃんのお尻の骨の位置がだいぶ下に
移動していて・・・・・ 子宮伸縮も落ち着いて、胃への圧迫感も減ったせいか、
急に空腹感を感じてきたので、寝る前に林檎を剥いて食べました。

それにしても・・・
まだ予定日まで3週間あるのに、もう丹頂ちゃんは外に出たくて仕方がない
のでしょうか? 
だとしたら、性格はセッカチな私に似てるのかも?!(笑)

まるで、「もうすぐ新月だから急いで準備しなくっちゃ!」みたいに、
急にいそいそと慌てて、下の方に潜ろうとしている印象です。
まるで、私の入院荷物や出産準備品の準備の様子そのまんまですね。
お尻に火がつかないと動かない性格は夫婦共通だから、それはそのまんま
丹頂ちゃんの性格にも受け継がれてるのかもしれません〜〜。(汗)



2003年11月19日(水)    さぁて、いよいよです・・・・・(汗)

今日は午前中に病院へ。1週間ぶりの妊婦健診です。

午前10時から ノンストレステスト(NST) を受けました。
正式名称は「胎児心拍変動検査」と言うようです。

このNSTとは、お腹の中の赤ちゃんの元気度を知るための検査です。
お腹にベルトを巻いて、30〜40分間、横になって検査します。
ベルトには聴診器みたいな装置が2つ付いていて、このうちの1つで胎児の
心音を、残りの1つで胎動をモニターすることができます。

今日は、いつもの外来の1つ上のフロアにある産婦人科の病棟に行き、
陣痛室という部屋のベットに横になって検査をしました。
この陣痛室、陣痛が始まって入院したものの個室が満室で空いてない場合に
分娩室に移動するまでの間に使う部屋のようです。

そして、その部屋で横たわること40分。
若くて優しそうな看護婦さんが、
「胎動を感じたら、このボタンを押して下さいね。20分経ったら様子を
 見に来ますけど、何かあったらナースコールで読んで下さいね〜。」
と言い残して、陣痛室を出て行きました。

しかし・・・・・ このところ睡眠不足気味だった私は、後半20分の記憶が
殆どありません。どうやら寝ちゃってた気がします。(笑)
当然のことながら、ボタンは殆ど押してなかったような・・・・・(汗)
そんなNSTも無事に終了し、胎児には何の問題もないことが判明。
ふ〜、やれやれ。



検査終了後、外来のフロアに戻る前に、病棟見学をしました。
陣痛室、入院した後の個室、授乳室、分娩室、新生児室、沐浴室・・・・・
新生児室には、生まれてまもない新生児の赤ちゃんが2人いました。
ちっちゃくて可愛いー♪ 思わず笑みがこぼれます。

さて、病棟見学をしてみて驚いたのは・・・・・
私が出産するこの病院は 完全個室制 だったこと。
総合病院だし、設備もそんなに新しくない建物なので、てっきり大部屋だと
思っていました。ありゃりゃ〜。(笑)

とはいえ、そんなに個室の数が沢山あるわけでもなさそうなのですが、
今日は一部屋だけ空いていた部屋を見学。
ベットにソファ、テレビに冷蔵庫。だいたいのものは揃ってます。
これだったら、家族が会いに来てくれた時に、周りに気兼ねしないで済むし、
疲れている時にゆっくり休むことも出来るかも。

ちなみに、この病院は基本的に【母児同室、母乳育児推奨】という方針です。
だから、あえて大部屋ではなく、個室になってるのかな〜。

母乳育児推奨なので、産後30分以内に初乳を与える そうです。
そして、その後も出産直後から母児同室なのだそう。
もちろん産後の体調次第で、新生児室に赤ちゃんを預けることも可能です。

それから、出産後は、身体を休めるために2時間ほど分娩室で過ごしてから
個室に移動するようなのですが、その2時間の休息中、生まれたばかりの
赤ちゃんを抱いたままでも良いらしいのです。私が希望さえすれば。

その話を聞いた時、思わず「わぁ〜!」って思ってしまいました。
なんだか、今頃になって病院の方針を確認している私もマヌケですが(笑)、
大して期待してなかった割には、予想外に自分の希望に近い環境なので、
説明を聞きながらワクワクしてしまいました。

なんだか、お産するのが怖いというより楽しみで仕方がないのです。

もちろん、「鼻の穴からスイカを出すくらい痛い」と聞く限り、想像を
絶するくらいに痛い思いをするのでしょう、きっと。
でも、「終わりのないお産はない」と思っているので、「いつか必ず終わる」
と分かっている痛みだったら、なんとか頑張れそうな気がするんです。

それよりも、その痛みを乗り越えて出産し、丹頂ちゃんとご対面した時、
「私は一体どんな気持ちになるのかなぁ〜?」と想像すると、
早くそのミラクルでワンダフルな体験をしてみたいーーと思うのです。
なんだか、いつになく、相当に楽天的で前向きな私なのでした。(笑)



NSTと病棟見学を終えて外来に戻った後、今度は通常の健診を受診。
相変わらずの浮腫みに加え、体重が1週間で約1kg増えていました。(汗)
ここまできちゃうと、さすがに怒られなかったのですが、最後までちゃんと
気を抜かずに気をつけないといけませんね・・・。

ちなみに、腹囲は、とうとう99cm。
目指せ!大台の100cm突破!!」ってな状況になってます。
懸念していた妊娠腺なるものも、ついに姿を現し始めた模様。
この1週間で、だいぶお腹が下の方に膨らんだ気がします。

ここのところの日記にも何度も書いているけれど、皮膚がキュ〜っと引き
つられて、痛いような痛痒いようなピリピリとした感覚が神経に走ります。
その度に、そのピリピリする辺りの皮膚を伸ばすべく、静かにストレッチ
したりしていたのですが、やっぱり断裂は出来ていたんですねぇ。
妊娠腺は仕方のないもの、と割り切っているので構わないんですけど・・・。

ところで、今日は病院付属の看護学校の生徒さんが見学に来ていました。
たぶん20歳くらいの、若くてフレッシュな女性3人組です。
まだまだ世間擦れしていなくて、何とも初々しい感じが可愛らしい。

で、通常の健診(体重&血圧測定、腹囲・子宮底長の計測、心音確認)を
した後、先生に言われました。
「悪いんだけどね〜、この子達に触診させてやってくれる?」と。

出産場面とかを学生に見学されるケースもある話とかは、妊婦向けの雑誌で
読んで知っていたので、「あ〜、これが!」と思いました。
記事を読んだ時は「自分の出産シーンや診察シーンは見られたくないなぁ」
なんて思っていたのですが、今日の学生さん達の可愛らしさを見てしまうと
「はいはい、どうぞ〜」なんて答えてる自分には驚きです。(笑)

熟練の看護婦さんの指導・監督のもと、
若い3人が代わる代わる交代で、私の大きなお腹を恐る恐る触診。
丹頂ちゃんのお尻の位置、背中の位置、頭の位置なんかを手で確認しては、
わぁ〜、ほんとですね〜、ここに頭があるのが分かるー!
なんて言ってる姿は、なかなか微笑ましくて面白いシーンでした。(笑)



その後、再び主治医の先生に内診をしてもらい、再びビックリ!
なんと、私の子宮口は既に1.5cmほど開いてるんですって。(苦笑)

今日は見学している学生さんがいるからでしょうか・・・
【出産における子宮口の開大度】について、紙にグラフ(縦軸=開大度、
横軸=時間経過)を書きながら、先生は、いつもより更に丁寧に説明して
くれました。

それによると、子宮口は出産ピーク時に大体10cmくらい開くのだそう。
それが、初産婦さん(=初産)だと、子宮口の皮膚組織が固いため、最初は
なかなか開き始めないんだそうです。
これに対して、経産婦さんの場合は、一度出産して産道が出来ているから、
割合すぐに開きやすい。陣痛が始まるまでに、既に子宮口が3,4cmくらい
開いてしまってる人も多いんだそうです。

で・・・・・
私は初産婦のくせして、もう子宮口が1.5cmも開いていて、一歩も二歩も
リード?しているそうなんですよね〜。(笑)

これはもう、今のところ、上出来すぎるくらい順調で、私の身体は既に
出産秒読み態勢に入っている?
ということになるのでしょう。
少なくとも、胎児である丹頂ちゃんの方は、既に全ての条件を満たしていて
「準備OK!いつでも外に出れるよ!」ってな状況らしいのです。
というわけで、主治医の先生としては、「素晴らしく順調!」と大喜びなの
ですが、私からすると少々焦り気味です。

だって・・・・・
ちょっと待って!まだ出産準備の買い物、全部終わってないのよー!!
っていう状況なんですもの・・・(汗)
あぁ、こんなことなら、もっと早い段階で買い物を済ませておくのだった!
とは思うものの、もうこれは後の祭り。(笑)
せめて、今週末までには、どうしても必要になるであろう紙オムツとか
母乳パッドとかは買っておこうと思うのでした。

それにしても、病棟見学もして、「子宮口が開いている」と言われてしまい、
今日で一気に「いよいよ本番間近!」という気分になってきました。
私の心は、既に臨戦態勢?(笑)
一気にアドレナリンを放出して、きっと今週末までには怒涛のごとく、
出産準備をやり遂げてしまう姿が想像できます。火事場の馬鹿力ですね〜。

さて、1週間後の健診では、腹部のレントゲン撮影をします。
このレントゲンで私の骨盤のサイズや形と、胎児である丹頂ちゃんの頭の
骨盤への収まり具合なんかを確認します。
この検査がOKなら、自然分娩で産むことができますが、万が一NGだと
帝王切開とかになるわけです。

あ、昔から腰も胸も大きくて、まさに安産体型と言われ続けてきた私。
既に子宮口が開き始めたことから考えても、まず大丈夫だろうと思われます。
なんかなぁ・・・ こういうご時世でなく、もっと大昔に生まれていたならば、
恐ろしく子宝に恵まれて産みまくっていたのかもしれません、私。



2003年11月17日(月)    町田天満宮がらくた骨董市

天気は良いのに、昨日とは打って変わって、風が冷たい一日。
なんでも木枯らし1号だったとかで。

今日は午前中、古裂のレッスンへ。
今月は第1月曜日が祝日でお休みだったので、実に1ヶ月ぶり。

準備に手間取って、教室に着くのが30分くらい遅刻してしまったけれど、
なんとか11月のレッスンまでは参加することが出来た。嬉しい。
宿題もちゃんとやってあったし、あとは簡単な刺繍をしてミシンで縫えば
仕上がるので、ノンビリとしたもの。

一応12月まで講座を継続しているので、あと年内のレッスンは2回。
12/1(月) と 12/15(月) です。
あと1回、12月の最初のレッスンだけでも出席できればいいなぁ・・・。



↑ちなみに、来月は、こんな感じのタベストリーを作ります。
 赤い糸で「Bonne Anne!」と刺繍の入った新年用のタペストリー。
 楽しみ!



レッスンの後、同じ講座を受講している友達と一緒に町田へ。
毎月1日に、町田天満宮で骨董市が開かれているのですが、
今月はイレギュラーで、ちょうど今日17(月)に開催されるというので。

とはいえ、私は町田天満宮なる場所に行ったことがない。
地図を持って行き、教室で大体の場所を聞いたものの、ちょっと不安。
そしたら、行ったことのある友達が付き合ってくれたのでした。

レッスン終了後、まずは町田へ移動。
久しぶりに長津田でJR横浜線に乗って、JR町田駅へ。

懐かしいなぁ・・・
学生時代、私鉄への乗り換えによく使ったターミナル駅なのです。
あの頃とJRの駅は大して変わってない気がするけれど、改札を出ると
新しくルミネが出来ていたり、東急の本館と別館の間の噴水なんかがあった
広場が、自動車の通る道路になっていたり!

駅前に出来た道路の話は、Kin-chanから話には聞いていたけれど、
想像していたよりも広い道が出来ていてビックリ!!
あそこらへんに建っていたビルは、どこに行ってしまったのかしら・・・。
10年以上も経って、だいぶ街並みが変わった気がします。
昔は、駅の反対側に店なんか全然なかったのに、今はどでかいヨドバシが
建ってるし・・・。

さて、友達とは、駅前の東急別館の中にあるA.T.(Afternonn Tea)で
ランチセットを食べることに。
骨董市は15時くらいまでしか開いてないそうなので、
本当なら、お昼を食べるよりも先に天満宮に行った方がいいのだけど・・・
「まぁ、まずはご飯でしょ!」ということで。(笑)
結果、さくっと食べて移動するつもりが、1ヶ月ぶりに会ったのもあって、
お喋りに花が咲きまくってノンビリとしたランチタイムと相成りました。

お陰で、町田天満宮に着いた頃には、お店の大半は店を閉めている途中。
日もだいぶ陰り、冷たい風で気温も下がっているので、とっとと店を閉めて
帰り支度したくなる季節なんですよね〜。(苦笑)

肝心の町田天満宮は、JRの線路沿いにあります。
JR町田駅から東急ハンズの方向に歩いて行って、ハンズより少し先にある
陸橋で線路を渡った辺りにあります。いやー、こんな場所にねぇ!
このがらくた骨董市って、いつからやってるんだろう?
今までは骨董市とかに興味がなかったので、近くを何度も車で通ってたのに
全然気づきませんでしたー。

ほとんど場所の下見くらいの軽い気分で行ったし、既に殆どの店で着物は
仕舞われてしまっていたので、特に何も買わずに終わりました。

でも、ここだったら、実はKin-chanの実家と目と鼻の先?!
丹頂ちゃんが生まれてからでも、彼の実家に足を運ぶついでに、骨董市に
行くことも可能な気がします。(笑)
来年、春になって暖かくなった頃にでも行ってみたいな。

今年は、ちょうど来月のレッスン日(=12/1)に骨董市が開かれるので、
もし体調が大丈夫だったら、また足を運んでみようかな〜と思っています。
その時は、お昼は後回しにして行こうっと。(苦笑)



2003年11月16日(日)    大当たり!

朝から青空が広がる晴天。
ぐんぐんと気温が上がり、半袖を着てもいいくらいに暑くなってビックリ。

午前中、10時半からマンションの臨時総会が開かれる予定になっていた。
総会の始まる前に、10時から駐車場の抽選が行われる。
最近、敷地内にある立体駐車場スペースが3台分ほど空いたので、管理会社の
立会いのもと、空いたスペースを希望する人達で抽選が行われたのです。

我が家は、入居当時からこの3階建ての立体駐車場の2階部分を借りていて、
特に不満もないのだけれど、1階部分の駐車スペースが空いたので、試しに
抽選を希望してみました。
というのも、1階部分のスペースは、2階や3階の駐車スペースに比べて、
入庫できる車のサイズ(車幅・車高ともに)が大きくなるので、
今後もし車を買い替える際に検討できる車種が増えるんです。

で・・・その抽選に集まったのは、全部で4人。
その4倍の倍率をくぐり抜け?、見事Kin-chanが当たりました!

なんでも、あみだクジによる抽選だったそうなのですが、彼曰く「おいらが
選ぶ時に『一番右だよ〜』って丹頂ちゃんが囁いたんだよね
」とのこと。(笑)
彼も私も、決してクジ運のいい方ではないので、今日の抽選に当たったのは
お腹の中にいる丹頂ちゃんのお陰でしょう。きっと。

そういうわけで、来月から(今月から?)駐車場が1階に変わります。
新しい駐車場スペースに変わったら、出し入れはどうなるのかなぁ。
入れやすくなるのかしら・・・ それとも、入れにくくなるのかしら。
暫くの間、たぶん私は車を自分一人で運転しなくなると思うのですが心配。



駐車場の抽選結果を、一度部屋に戻って報告してくれてから、
Kin-chanは再びマンションの1階エントランスで行われる臨時総会へ。

今日の議題は大した内容ではないし、私が一緒に出席するまでもないかな?
ということで、私は部屋でお留守番。
今日のお天気は頗る良いので、ただ留守番をしているのは勿体ない!
というわけで、久々にシーツやら薄掛け布団やらの大物を洗濯しました。
いやー、気温が高いので、乾くのも早い早い! 気持ちいい日だなぁ。

それにしても、1時間経っても、2時間経っても、彼は戻ってきません。
おかしい・・・ なにかあったのかな?(なにが?)
ちょっと1階まで様子を見に行こうかしらん・・・と思っていた矢先、
2時間半近く経った頃ようやく戻ってきました。

開口一番「いやー、もめたもめたー!」。
なんでも、今日の議題の1つ「敷地内の駐輪場を有料化する話」について
相当もめたようなのです。あら、やっぱりもめたんだ・・・・・

入居して5年近くにもなると、住んでいる人の家族構成とかも変化していて
最近の我がマンションの駐輪場は飽和状態。
駐輪スペースが足りなくて、色んな所に自転車が溢れている状態。

とはいえ、敷地内に駐輪スペースを増やす余地はなく、
「各戸に最低1台分は必ず確保して、2台目以降は抽選かつ使用料を取る」
というような叩き台の案が、今年の理事長さんから提案されたそうなのです。

我が家としては、置き方のマナーが悪くて邪魔な自転車が気になってたので、
「まぁ、有料化しても仕方ないよね。それで綺麗に片付くんだったら、
 その方がいいや。」というスタンスなのですが、やっぱり反対する人は
いるわけで。家族の多い方、自転車が必要不可欠な人は困りますよねぇ。

やっぱり自転車のことになると感心の高い人が多いみたいで、今日は
マンション総会始まって以来、出席率が抜群に良かったそうな・・・(笑)
いつもは出席しない部屋の人も、これが結構いるんですけどねぇ。

結局、今日は結論が出なかったみたいで、感心も高まったことだし、
委員会みたいなのを有志で結成して、もっとより良い案を試行錯誤して作って
いくことになるみたいです。



長かった総会が終わった後、同じマンションの1階の方の部屋へ。
使わなくなったベビーベットを借りてきました。
先日ベビーバスも貸していただいたので、今度何かお礼をしなくちゃ。

解体したベビーベットを部屋に運び込んだ後、遅めのお昼を食べて、
Kin-chanは車で実家へ。そう、月に一度の散髪です。
天気もいいし、私も一緒に行こうかな〜と思ったけれど、ちょっとお腹が
張っていたので、一人お留守番することに。
連日連夜の睡眠不足で少し疲れていたので、彼が戻る夜までお昼寝。

Kin-chanは、実家に顔を出すついでに、義母に譲るカラープリンターなどの
荷物も運搬。その甲斐あって、彼の部屋はまた更にスッキリしました。
片づけ作業も終盤に差し掛かり、良い感じです。よしよし♪



2003年11月14日(金)    臨月に入りました

今日は朝からすこぶる天気が良い。
朝の冷え込みは昨日までより一層強まり、早朝の空気に冬の気配を感じる。

あんまり天気が良いので、どこかに出かけようかなぁと思いつつ、
ベランダにベビー用の蒲団を干してから、
いつもより早めのお昼を取った。

パンとスープと、ラ・フランスにジャムをかけたヨーグルト。
そして、コーヒー。
お腹一杯で満たされた気分。ふぅー。

それにしても、眠たい・・・・・

この三日間、切れ切れにしか眠っていなかったな、と思い返し、
突然ふとんの国へ。
三食昼寝つきで、罰があたりそうな幸い。
うしろめたいほどのぬくもり。

夕方まで眠って、のびをし、よいしょっと起き上がる。
よく眠ったせいなのか、気分がぷりぷりになった。
活きがいいってことだ。

さてと、心も身体も復活したし、今日の晩御飯はどうしよう。



昨日で満9ヶ月となり、今日から10ヶ月目(臨月)に入りました。
あと1ヶ月。長かったような短かったような9ヶ月。
今年は、春先からお腹の中の丹頂ちゃんを見守って過ごしてきました。
この一年のことは、きっと一生忘れられない一年となるでしょう。

2003年=平成15年は、私にとって節目の年。
就職したのが1993年=平成5年でしたから、
社会に出て親元を離れてから、ちょうど10年の月日が経ちました。
あの時と同じフレッシュな気持ちで、新しい生活に入りたいと思います。

そろそろ出産に向けて、入院用の荷物の準備などしておかないとなぁ。
今週末には、同じマンションの方の家にベビーベッドを借りにいきます。
3人の男の子を育てたベットに新品のお布団を敷いて、
丹頂ちゃんのためのスペースを作ります。いよいよだなぁ。



2003年11月13日(木)    母がきた

朝早く、自然と目が覚める。

今週に入って、トイレに行きたくて目が覚める頻度が、急に増えた。
お腹の皮が、「さすがにもう、これ以上は伸びないよ〜」とでも言いたげに、
ピリピリピキピキと引き攣れる感じがする。

おへその穴は、既に思いっきり引っくり返っている。
横になっても、右を向こうが左を向こうが、大きなお腹が邪魔で寝苦しく、
一向に落ち着かない。
大きくなったお腹が、胃を押し上げ、膀胱を圧迫している。
上体を起こすと骨盤にお腹の重みがズシリと乗り、恥骨がきしんで痛い。

睡眠がとても足りているとは思えないけれど、割合にすっきり目が覚めて
しまったので、そのまま起きることにする。
早朝のべランダで戸外の新鮮な空気を吸ってから、台所に立ち、
昨日の夕飯後に仕込もうと思っていたスープを、朝食用に作り始めた。

レンズ豆・玉ねぎ・人参と豚挽き肉のスープ。
ル・クルーゼの鍋の中で美味しそうに出来上がった頃、Kin-chanを起こす。
だんだんと冬が近付いて、朝の冷え込みが厳しくなってきたこの頃。
これからは、今までよりは少し早く起きて、温かいスープをなるべく作ろう。
彼の身体をほかほかに温めて、仕事場へと送り出すべく。



午前中、またしても母から宅急便が届く。今日は新米が入っている。(苦笑)
まずまずの天気なので、その後そのまま洗濯に掃除に、と奔走していると、
昼前にインターホンが鳴った。

栃木の実家から、母が訪ねてきてくれたのだ。片道2時間かけて。

今日来ることは知っていたけれど、てっきり駅についたら電話を貰えると
思っていたので、直接やってきたことにビックリした。
「よく一人で迷わずに来れたね〜」と言うと、
「昨日、住所を見ながら地図で場所を確認して、今日は駅前の交番で道を
 確認してきたのよ。」と、母は少しはにかみながら答えた。

母が東京駅で買ってきた鯵の寿司と、私が昨日作ったカレーという
なんともミスマッチなお昼ご飯とお茶をすすりながら、昼のTVを見た。
みのもんたの出てるやつ。(笑)

昼食後は、洗濯済の赤ちゃんの肌着なんかを干したり畳んだりしながら、
世間話に花が咲く。実家の隣りの○○さんが入院したとか、親戚の話とか。

小さな肌着を畳みながら、目を細めて「可愛いわね〜」と笑う母を見て、
そんなほころんだ表情をするなんて意外だなぁと思った。

先週末に買ったばかりの真新しい布団セットを見ながら、
「何か買うものはないの?なんでも買ってあげるわよ。」と言う。
「おむつは、どうするの?布おむつにするなら縫ってくるわよ。」とか。
(ほんとか?お裁縫するのは苦手なの、私はちゃんと知ってるぞ。笑)

初産の娘や初孫のために、何かしてあげたいのに、何をしてあげればいいか
分からなくて手持ち無沙汰というような風情。
最近、実家の近所では、私の昔の同級生の何人かが里帰り出産をしていた
らしく、友達のお母さんに「何をしてあげた?」と聞いては、彼女なりに
色々と考えてくれているようなのだった。ありがたいことです。

3時のお茶を終えて、駅まで送る道すがら、近所のお店を案内する。
「ここのスーパーが安くて、よく利用するんだよ。」とか、
「紙おむつや粉ミルクは、ここのドラッグストアが安いみたい。」とか、
「私が来月出産する予定の病院は、ここだよ。」とか。

嫁いだ娘に久しぶりに会えて、よほど嬉しかったのか、
駅で改札に入った後も、何度も何度も笑顔で振り返る母を見送った後、
冷たくなった風で身体を冷やさないようにジャケットの前身頃を手で押さえ、
自宅に戻った。栃木は、こちらよりもっと寒くなってるだろうな・・・。

夕食後、無事に戻れたかな?と実家に電話すると、よほど楽しかったのか
「思ってたより近くて楽だったから、来週もそっちに行くわ」とのこと。
あらま・・・・・(笑)
来週は、アカチャンホンポででも、一緒に買い物でもしようかしらん。



2003年11月12日(水)    満9ヶ月の妊婦健診

今日は午後から健診へ。
健診は既に1週間おきになっているので、本当は先週に行くのがよくて、
ちょっと遅れての受診です。(汗)

今日は、臨月に入る前に受けるという、久々の詳しい検査の日。
通常の尿検査・体重測定・血圧・浮腫・超音波・内診のほかに、血液検査の
ための血液採取をしたりしました。
通常の健診代に検査代が上乗せされるので、今日は久々に診察代が高いー。
一万円札が2枚、ヒラヒラと飛んでいきました。
ちなみに、今日の検査結果は次回の健診の際に分かります。

お腹の中の丹頂ちゃんは、とっても順調。
丹頂ちゃんの推定体重は、遂に 2.5kg を越えました。(2,579g
超音波で見たお腹の中は、もうあんまり隙間がなくて狭そうです。(笑)
私の方も、相変わらず浮腫みが少しあるけど、体重も尿検査も良好。
いよいよ臨月に入るので、もうここまで来れば、ほぼ大丈夫?!

そのせいか、主治医の先生も看護婦さんも、今日はとっても優しい。(笑)
「体重、頑張ったよねぇ〜」と、ようやく誉めてもらえました。
主治医の先生や看護士さんとの長かった二人三脚も、あと少しで終わり。
なんだか、ここにきてようやく固いタッグが組めたような気がします。
いい感じです。

健診の最後に、主治医の先生から臨月および出産についての簡単な説明が
ありました。
私は、来週末には 妊娠37週=正産期 に突入します。
赤ちゃんを産むにあたっては、各種の条件が揃う必要があるそうです。

-----------------------------------------------------------------
 (1)胎児の条件
   a) 胎児の体重が2,500g以上であること
   b) 胎児が成熟していること →妊娠週数が37週以上ならOK
   c) 胎児が元気であること  →ノンストレス検査でcheck
   
 (2)産道の状態
   a) 骨産道 →レントゲン撮影で骨盤の状態をcheck 
   b) 軟産道

 (3)分娩力
   a) 陣痛
   b) いきみ
-----------------------------------------------------------------

私の主治医の先生は、こういう説明をいつも紙に箇条書きしたり、図を
書いたりしながら丁寧に説明してくれます。
他の産婦人科には通ったことがないので分かりませんが、もっと短時間で
事務的に診察が行われる病院もあるそうなので、その点ではとても恵まれて
いるなぁと思っています。

こういう先生だからこそ、途中で里帰りで転院するのではなく、この病院で
出産しようと思えたわけなんですけれど・・・ 健診の回数を重ねるごとに、
先生や看護婦さん・助産婦さんと色々な話が出来るようになりました。
今日は、患者さんが少なくて(私が最後?)暇だったからか、診察後も
延々と出産にまつわる話で盛り上がってしまって。(笑)

「この病院の婦人科の婦長さんは、4,600gの男の赤ちゃんを2日半かけて
 自然分娩したんだよ〜(笑)」とか、
「ここにいるこの看護婦さんもね、4,300gの大きな赤ちゃんを自然分娩
 したんだよー。(苦笑)」とか。

私に出産にまつわる数々の逸話(笑)を話しながら、先生が言うことには、
「たまにね、いざ出産となるとパニックになっちゃう人もいるんだけど、
 ま、その点あなたは大丈夫そうだね。」とのこと。

まぁ、伊達に歳をくってませんしねぇ。(笑) 
「ここまできたら、もう産むしかないですもんねぇ。まさか、これから
 一生ずっとお腹の中に入れておくわけにもいかないですしねぇ。(笑)」
と言ったら、先生も
「そうそう、そうなんだよねぇ!あとは産んで出すしかないんだよ。
 こればっかりは他に変わってもらえないからねぇ〜。」ですって。(苦笑)

この病院のある商店街では、沢山の若いお母さんを見かけます。
いわゆるヤンママと呼ばれているような、髪の毛の色が金髪に近いような
本当に若いお母さんです。下町で物価が安いからでしょうか。
だからきっと、この病院の先生や看護士さんは、そうした若い妊婦さん相手に
ときどき苦労しているのかもしれませんね〜。
な〜んて、推測してみたりして。

さて、来週の水曜日は、いよいよ ノンストレス検査 を受けます。
すっかりノンビリペースの準備になってしまってますが、そろそろ入院の
荷物とかをまとめておかないとヤバイかな〜。
もう、いつ生まれてもおかしくない時期に入りますからねぇ。(汗)



2003年11月11日(火)    大好きな先輩からの贈り物

大学のテニス部の先輩(女性)から郵便が届きました。
先日のお手紙ブームの際に久しぶりに葉書をお送りして、12月に出産予定
だということを報告したのです。そのお返事なのでした。

この先輩は、2つ年上の先輩で、私が1年生の時に特にお世話になった方。
女子テニス部の同期にも1つ上の先輩にも、なぜか同じ学部の人が居なくて、
2つ上のその先輩だけが同じ法学部だったんです。
だから、授業を選ぶ時とか試験の時とか、同じ学部というのもあって、
本当にお世話になりました。

その先輩、今は2人のお子さんのお母さんです。
卒業後は、某都市銀行に勤めていたけれど、一人目を出産する時に退職。
出産後の先輩は、ほどなく宝塚に引越しされて、2年くらい前に東京に戻り、
2人目(男の子)をご出産。そして今春、新潟に引越しされました。
旦那様が保険関係のお仕事をされていて、いわゆる転勤族なんですね。

そして、今回の手紙で、その先輩が一人目を出産したのは、武蔵小杉にある
某大学病院だったことが判明してビックリ!
そういえば、その頃、先輩は新丸子で新婚生活を送ってらしたのでした。

実は、その一人目のお子さん(女の子)にはKin-chanと一緒に会ったことが
あります。彼と一緒に婚前旅行(四国)をした際に、宝塚に住んでいた先輩に
会いに寄ったのです。
当時1歳になるかならないかの、先輩の娘さんは男性恐怖症だったみたいで、
Kin-chanの顔を見た途端に大泣きし始めてしまったんです。
泣き止んでからも、目に涙をためながら、怖いもの見たさでKin-chanを
じっと盗み見ている姿に、彼が困っていたのを思い出します。(笑)

さて、その先輩から届いた荷物は、とっても素敵なプレゼントでした。
布で出来た絵本です!! 



すごいー!! 
先輩の自作ではないのですが、自分が参加しているサークルの方が
バザー用に作られたものを買って送ってくださったのだとか。
こういうプレゼント、大好きです。先輩の気持ちが嬉しいなぁ・・・
あんまり嬉しいから、久しぶりに先輩のゆったりした話し声を聞きたくなり
ました。あとで電話しちゃおう。




 

 

 

 
 


2003年11月10日(月)    久々に夜のお出かけ 〜産休前?のご挨拶(笑)

今日は夕方から都心へ出かけてきました。

9ヶ月も終わりかけて、だいぶ大きくなったお腹を抱えて、平日の夕方に
都心へ出かけていくのは、正直ちょっと勇気がいりました。(汗)
が、幸い体調も大丈夫そうだったので強行。
たぶん、昼間よく昼寝して備えてたのが良かったんでしょう。

さて、今晩の都心での用事は、大学テニス部の集まり。
大学の会館の一室で、18時半から倶楽部(=OB組織)の定例理事会。
その後19時から同じ部屋を使って、男子部がリーグ戦で昇格したお祝いの
祝勝会(立食パーティー)でした。

去年から倶楽部の理事をしているので、一応理事会には出席。
理事会は、特に何か大きな問題提起もなく無事に終了。
総務委員会なる組織の委員も担当しているので、10月から学生と一緒に
理事会の資料とか準備していたので、つつがなく終了して一安心。
まぁ、皆さんの気持ちは、理事会の最中から祝勝会にいっちゃってるので
例年になく楽勝で終わる予定なんですね、そもそも。(笑)

さて、理事会も終わり祝勝会が始まるまでの間、会場のレイアウトを変更する
必要があるので、全員いったん会場の外にある受付の方に出ます。
まぁ、結婚披露宴の受付の場所みたいな場所です。
実際、大学の卒業生が披露宴会場として利用することも可能なので、まさに。

そんなスペースに、受付を済ませて会場に入るのを待っているOBが沢山。
今年の男子部は昨年から2年続けて昇格したので、歴代OBの皆さんも、
それはそれは大喜び。お陰で、昨年より出席者も多いよう。

その歴代のOBの方々で、久しぶりにお会いする(面識のある)先輩方に、
会が始まるまでの間、ご挨拶をして回りました。
私の妊娠を知っている先輩、今日初めて知った先輩など、沢山の方から
「それはおめでとう!元気な子を産んでください」と温かい声をかけて
いただいて嬉しい一時でした。

それにしても、OBの皆さん、赤ちゃんとか出産とかの話になると、
年齢に関係なく表情が変わりますね〜。
別に普段は怖いわけでもないのですが、ふっと表情をほころばせて、
ご自身のお子さんの話をされる姿が、とーーっても印象的でした。

あぁ、家族の話となる、こんな顔をされるんだなぁ〜。
同じ部の、相当歳の離れた大先輩とか後輩とかいった立場を越えて、
なにか共通の立場や言語で話しているような感覚。
昔は「結婚して子供を作って初めて一人前として社会に認められる」って
言われてたって聞いたことがある気がしますが、そんな感じでしょうか?
そういう仲間入りをした感覚を味わいました。

祝勝会も盛況に終わり、私の最大の目的=主要OBへの産休前のご挨拶も
無事に終了。
あるOBの方に
「それにしても、女子(OG)の参加が少ないなぁ。
 ○○さん(=私の名字)、子供が生まれても落ち着いたら、また顔を
 倶楽部やテニスコートに顔を出してくださいね。」と言われました。

その先輩は、私が学生だった頃、女子のコーチとして練習を見て下さった方。
ちょうど私の父と同じくらいの年代で、お仕事は退職されてます。
そして、未だにテニスは現役。
毎週末のように、皆さんで大学のテニスコートに足を運んでいます。

その先輩に、久しぶりに旧姓で名前を呼ばれてビックリしました。
大学卒業後、OGとして倶楽部の活動に積極的に関わるようになったのは、
ちょうど結婚する前後の大学院生の頃からなので、大半のOBの方は、
私の名前は結婚後の姓で認識しています。
なので、当然ながら、名札に印刷されているのも新姓なので、周りは少し
不思議そうな顔。当たり前ですね。(苦笑)
でも、私は、10年以上経っても私の名前を覚えてくださっていたことに
感激してしまったのでした。ありがたいことです。



楽しい会が終わって家路に着いたのは22時過ぎ。(汗)
心配していた下り電車の帰宅ラッシュ、たまたま来た電車がガラガラだった
ので、溝ノ口まで座って帰ることが出来ました。
実は、この電車に乗って遅い時間に帰ることが、今日の外出において最大の
心配事だったのです。ラッキーすぎる・・・これも丹頂ちゃんパワー?

ちょうど同じ方向に帰る10歳くらい年上のOBの方とホームで一緒になった
ので、並んで座って喋りながら楽しく過ごせました。
私の学生時代から、OBとして男子部の練習に参加していた方で、
この先輩の名前を知らない後輩はいないだろうというすごい先輩なのですが、
思えばこんなに対等にサシで話をしたのは初めてです。
光栄だなぁと思うとともに、そういう機会を持てたことを嬉しく思いました。

溝ノ口で私が先に降り、そこからは大事をとってタクシーで帰宅。
妊娠してから何度か溝ノ口からタクシーに乗って帰ったことがあるのですが、
意外に近いらしく、だいたい1,000円くらいの料金で帰れます。

無事に家に着くと、私よりも Kin-chan が先に戻っていました。
身重の身で遅くに帰宅した私を、特に怒ったり不機嫌になることなく迎えて
くれた彼に、今日の私は心から感謝したのでした。

Kin-chan、本当にありがとう。
これで、テニス部(倶楽部)の理事の仕事も、中途半端に投げ出すことなく
堂々と産休に入ることができます。

暫くは、倶楽部の活動にもテニスコートにも足を運べないけれど、きっと
大きなお腹で出席した奇想天外なOGということで、先輩にも後輩にも
強烈なインパクトを残せたことでしょう。(笑)
結婚したり出産したりすると、パッタリ顔を見せなくなるOGが多い中、
そういうのが当たり前な風習をどこかで崩したかった私にとって、
最大の目的が果たせて満足しています。



2003年11月09日(日)    衆議院選挙 と 「マトリックス・レボリューションズ」

今日は午後から川崎へ。
京急川崎駅の前に新しく出来た DICE の中にある TOHOシネマズ で、
マトリックス・レボリューションズ 」を観てきました。

金曜の夜に TOHOシネマズ のサイトの中からチケットを予約。
身重の身で長時間ずっと同じ姿勢で椅子に座り続けることが出来るか?
心配ではあったので、今回はちょっと贅沢して、通常料金に +600円 の
プレミアスクリーン(Premier Screen) で観ることにしました。

結果的には、これが大正解!
いやぁ、プレミアスクリーン(Premier Screen) の席はとっても広々。
リクライニングもできる椅子の座り心地はとーっても良くて、お腹の大きな私でも
楽チン♪な2時間でした。

「たかだか数百円多く払うだけで、こういう贅沢できるのもいいね〜」と
Kin-chanともども プレミアスクリーン の設備には大満足!
一度この良さを知ってしまうと、もう渋谷や新宿の普通の映画館には足を
向ける気にはなれないかも・・・と思ったりして。 

というわけで、TOHOシネマズ、お近くにある方にはオススメです。
六本木ヒルズの TOHOシネマズ も、なかなか評判がいいみたいですよね。
うちの妹は、海老名にVIRGINシネマズが出来てから、昔はよく車で行ってた
みたいだけど、あの頃から プレミアスクリーン なんてのはあったのかなぁ。

今回私達が行った 川崎のTOHOシネマズ は出来たばかりで新しく、内装も
イタリアンカラーの原色を使った、ちょっと独特の空間。
でも、それがまた非日常的な気分を味あわせてくれて良い感じでした。
映画を観る前から、施設的にもアミューズメント性を感じさせてくれて、
否が応でも気分が盛り上がります。ちょっとしたワクワク感。
近隣の方、ぜひ一度お試しあれ。



肝心の映画の内容の方は・・・・・
まぁ、予想通りの展開ではあったのですが、
個人的にはストーリーの部分部分に今一つ理解できなかった点が多々あって、
「あぁ、スッキリ!」という感じではありません。(苦笑)
でも、戦闘シーンなど迫力満点だったので、これは家でDVDで観るよりも
映画館の大画面スクリーン+音響で観た方が絶対に良いと思います。

思うに、スッキリしなかったのは、たぶん私の方に原因があって・・・・・
「そもそも、第1作のストーリーが私の中で大きく欠落している。きっと
第1作を真面目に見直してみないと理解できそうにない」というのが結論。
というのも、第1作「マトリックス」を観たのも相当昔ですし、しかも
Kin-chanが会社の先輩から借りてきたDVDを、観たような観てないような
中途半端な見方をしてしまったからなんです。(苦笑)

それでも十分楽しめたのですが、ストーリー的にちゃんと納得してスッキリ
したい気分なので、近々第1作をDVDレンタルして観てみようと思います。
本当は、リローテッドを観る時に一緒に借りて観ておけば良かったんです
けどねぇ。(笑)



映画を観た帰り、衆議院選挙の投票に行ってきました。
結婚して夫婦一緒に選挙に行くのは、これで3回目でしょうか。

関西で大学時代の後輩が出馬しているので、晩御飯を食べる時から
ずっとTVの選挙特番を見ていました。
日付が変わるか変わらないかという頃、めでたく当選したことが判明!!
何ともブラボー!! おめでた〜い!!!

奇遇にも、明日の夜は大学テニス部の昇格祝賀会なるものが予定されていて、
彼(後輩)も出席予定になっています。(今のところ)
彼とは 今年の2月末に後輩を交えて飲んで以来 だけど、
もし今日の当選で予定が変わらず出席してくれたなら、ぜひ面と向かって
お祝いの言葉を伝えたいと思います。

それにしても、すごいなぁ。ほんと、すごい。
もともと自民党の支持基盤の強い地区での、民主党からの立候補での当選。
開票率100%で、自民党候補との票差は約7,000票。
立候補者4名の中での、まさに一騎打ち状態だったんですねぇ。

昔から有言実行で芯が強く、骨太なリーダー格だった彼にピッタリな仕事。
ようやく踏み出せた一歩を大事に、これから頑張ってほしいです。



2003年11月08日(土)    お買い物@港北

なかなかのお天気に恵まれた土曜日。なんだか暑いくらいでした。

午前中、洗濯+掃除をしながら、
昨日届いたフードプロセッサーを開梱し、デジカメで写真撮影しました。
あんまり熱心に写真を撮っていたら、それを見ていたKin-chanが一言。
「ふふふ、良かったねぇ〜。よっぽど欲しかったんだねぇ。(笑)」
えぇ!そうですとも!! だって1年越しの買い物なんだもの〜♪

その後、お昼を食べて+昼寝をしてから、午後3時過ぎに港北東急へ。
目指すは 無印良品アカチャンホンポ。(笑)
そう、ようやく重い腰をあげて、赤ちゃん関連の買い物に出かけた次第。

本当は、先週末の3連休中に行く予定が、日曜・月曜と私が体調を崩して
寝込んでしまったので、この週末に延期になってしまったのです。
私の体調の方は、ちょっと風邪をひきかけていたのだと思いますが、
週明けの水曜くらいにはほぼ復調し、今はもう元気です。

その代わり、よく寝ていたからでしょうか・・・・・
この1週間ほどで、また更にお腹が大きくなった気がします。
椅子やベットから立ち上がる時や歩いている時なんかに、関節の弛み始めた
骨盤がきしんで痛むことが増えてきました。
お腹の重みのせいだと思いますが、恥骨が痛むことも増えて辛いです〜〜。
身体が着々とお産に向けて準備を始めていること、ひしひしと感じます。

次の週末には、いよいよ臨月に入るので、この大きなお腹との付き合いも、
あと1ヶ月の辛抱。

妊娠9ヶ月の途中くらいまでは、「まぁるくて、見ていても触っていても
なんとも幸せなお腹だなぁ」って感じるくらい余裕だったのに、
今では「まさに『入ってますーっ!』って感じで、今にもはち切れそうな
くらいにパンパンなお腹だなぁ!」という心境です。

もう十分大きい気がするけれど、まだまだ大きくなるのでしょうね〜。(汗)
この1週間、何度お腹の皮膚がピキピキと引きつれそうに感じたことか。
あと1ヶ月の追い込みで、現在2.3kgほどの胎児の体重は一気に+1kgは
増えるみたいですから、最後にはどれほどの大きさになるのやら。



さて、肝心の買い物。
先日届いたお買い物券を握り締めて、まずは 無印良品 へ。
取り置きしてもらったベビー用の布団一式と、ベビー服などの収納用品、
そしてベビー用品を幾つかゲット。

大きな荷物になってしまったので、台車を借りて一度車に運びこみました。
そして、港北東急の中にある 富澤商店 へ。
フードプロセッサーも届いたことだし、薄力粉などの粉類などと一緒に
最近私がハマッている「桜南 あめ湯」も購入。



麦芽飴・生姜を原料とした「しょうが湯みたいな飲み物」で美味しいのです。
一度買って飲んだら気に入ってしまい、毎日のように飲んでいます。
よって、今回は大量に5パックほど買いだめ。(笑) メーカーの桜南からは、
他にも「ゆず湯」や「はちみつれもん」なんかも出てるので、そちらも試しに
1パックずつ買ってみました。

そして、続いては アカチャンホンポ へ。
こちらでは、(今はまだ買う必要はないけれど生まれてから必要になる)
紙オムツや粉ミルクの値段を調べてから、とりあえずベビー肌着を数枚と、
ガーゼハンカチなどを買ってきました。

他にも、ベビー用のアウターとか、私の産後の補正下着とか、色々と買う
必要のあるもの、まだまだ沢山あるのですが、今日のところはこの辺で。
また来週末とか平日とかに、ノンビリ買い足しに行こうと思ってます。
本当は、動きやすい妊娠8ヶ月の頃に買い揃えるのが良いようですが、
私の場合、里帰り出産しない関係で超ノンビリペースです。(笑)

それと、大きな物(ベビーベット、チャイルドシート、ベビーカーetc)は
基本的に買うのではなく借りることになると思います。
ベットは、義弟夫婦か同じマンションの方(既にベビーバスを貸して下さった
方)のどちらかから借りる予定。それ以外は、レンタルを検討中です。



買い物を済ませると、外は既に真っ暗。
11月に入って、日の沈むのが本当に早くなりました。

買い物ですっかり疲れてしまったので、夕飯は外食することに。
帰りがけに ベーカリーレストラン「サンマルク」 に寄りました。

ここは、割合にリーズナブルな価格設定だけど、ファミレスとは違って
落ち着いた雰囲気のレストランなので気に入ってます。

なんと言っても、焼きたてのパンが美味しい! 
手に取ると熱いくらいの、まさに焼きたてのパンをサーブしてくれます。
しかも、このパンは食べ放題。
今日も2人で一体何種類のパンを食べたことでしょう。(笑)
油断していると、ついついパンだけでお腹が一杯になってしまうんです。

夜はピアノの生演奏があって落ち着いたムードだから、カップルや夫婦で
来ているお客様も多く、小さな赤ちゃんと一緒では難しいかも・・・
でも、たぶん昼のランチタイムなら大丈夫な気がします。
夜でも、1,2歳の子供連れの家族もいたので、大人しく座って食事できる
ようになれば一緒に来れそうです。



2003年11月07日(金)    フードプロセッサーが届く!

水曜の夜に注文して、木曜に発送連絡があったフードプロセッサーが、
今日の午後に届きました。(はやっ!!笑)

前回ル・クルーゼのお鍋を買ったshopの対応が良かったので、今回もそこから
買ったのですが、届くの、めちゃめちゃ早いぞっ! 思わず感激です。
メールでの対応も梱包も丁寧だし、またお鍋を買い足すことがあったなら、
ここから買おうかなぁ。

この1年ほど、他社製品(ロボクープ・ミニのマジミックスやナショナルの
ものなど)と比較検討して、散々悩んだ挙句に買ったのは・・・・・
家庭用クィジナートの、上から2つ目のサイズのもの。

有元葉子さんのレシピ本では一番大きいサイズのものが使用されてますが、
我が家に置くにしては大きすぎる気もして却下。
その後、1つ下のサイズ(上から3つ目のサイズ)とどっちにしようかと
これまた、散々迷った挙句、応用範囲が広そうなこちらのタイプに決定。

離乳食を作ったりするには、サイズ的に大きすぎるので利用できるか不明なの
ですが、大好きなスープを作ったりパン生地を捏ねたりするには、むしろ
このサイズが必要かと思っての決断です。

が、はてさて結果は如何に。(笑)
まぁ、一年くらい使ってみないと分からないでしょうねぇ。
もしかしたら「もっと小さくても良かった・・・」と思ってしまうかもしれませんが、
長く大事に使っていきたいと思っています。

  

  

それにしても、最近キッチン用品ばっかり買ってますね、私。(笑)
4年前に結婚する時には、自分自身どんな道具が必要で欲しいと思うのか、
さっぱり分かってなかったのが、やっと分かるようになったせいもあるかな。

必要な道具って、それこそ「どんな料理を作るのが好きなのか?」ってことや
使う人の性分にも左右されるから、本当に人それぞれですよね。
だから、誰かが良いって薦めていたからといって、必ずしも自分にとって
使い勝手よく気に入る物とは限らないわけで・・・。それって、人の肌質はそれぞれ
違うから、その人にあった化粧品を選んでいくのと似ていますね。

そういう意味では、「もっと早く分かってたら、結婚祝いの希望を聞かれた時に
パッと答えられて手に入ったのに・・・(苦笑)」と思ったいるすると同時に、
「あの時、わざわざ新しいものに買い直さず、当面の間はお互いの手持ちの
安い道具で賄うことにしておいて本当に良かった」とも思うのでした。

とりあえず無くても困らないものは、自分の中で「これだ!」という指針が
出来るまでは買わないでおく、というのが得策だと学びました。
それから、今回の買い物では「自分に合った道具が増えると、料理の幅も増え
新しい発見がある!」ということも知りました。(特にル・クルーゼの鍋!)

我が家でのフードプロセッサーの可能性は、まだまだこれから検証することに
なりますが、少なくともル・クルーゼの鍋は、今のところ家風にピッタリ。
購入以後、炊飯器の出番が殆どなくなりました。
まだまだ練習不足なようで、毎回同じ加減には炊けないのですが(苦笑)、
それも試行錯誤の楽しみがあって逆に楽しめている感じです。
目指せ、我が家の炊き加減!という感じで、日々楽しんでいます。
(特に、私よりもKin-chanが四苦八苦して研究中。笑)

ちなみに、今回の鍋とフードプロセッサーは、今年の夏のボーナスが出た際
Kin-chanから貰った 妻へのボーナス を使って購入。もしいつかまたボーナスの
お裾分けがもらえるなら、ル・クルーゼのお鍋を買い足したいです。

さてと・・・・・念願のフードプロセッサーで、一番最初に何を作ろうかな?



2003年11月06日(木)    FMっていいな・・・

昨夜からの雨が、今朝も残っている。
その微かな小雨模様の残り加減が丁度良くて、傘をさして散歩したくなる。
こういう静かで明るい雨の日は大好き。街が浄化される感じがする。

好きな音楽を、CDで聴くのもいいけれど、
一人で家にいる時は、FMラジオを聴くのもいいなぁ、と思う。
新しい曲も、懐かしい曲も、「おっ!」と思うような曲もかかる。

そういえば、会社を辞めて家で勉強し始めた頃、よくFMを聴いてたっけ。
ちょうど宇多田ヒカルさんがデビューした冬で、初めて彼女の歌を
ラジオで聞いた時に衝撃を受けたのを覚えてる。
あの頃はよく聴いていたのに、どうして最近は聴かなくなっていたのかな。

個人的なお気に入りは J-WAVE
広尾の職場でよく聴いていたからかな。
ラジオで流れた曲をリアルタイムにHPでcheckできるのも気に入っている。

今日ラジオから流れてきて「お!」と思った曲。

 MICHAEL JACKSON 「ONE MORE CHANCE」
 槙原敬之 「君の名前を呼んだ後に」
 スガシカオ 「黄金の月」
 EXILE   「Choo Choo TRAIN」
 古内東子  「サヨナラアイシテタヒト」
 CHEMISTRY 「YOUR NAME NEVER GONE」

最近は、気になった歌詞を検索できるサイトもあるんですねぇ。
→ Uta-Net



この秋は、欲しい本も欲しいモノも沢山。
今月中旬には、もう「 ku:nel 」創刊2号も出てしまうし・・・。
ku:nel 」は、隔月刊発行 → 月刊化 の話もあるみたいですねぇ。
うぅ〜ん、それは止めてほしいなぁ。財布と収納が追いつきません。

最近、この手の雑誌の発刊、一気に増えましたねぇ。
秋とか春とかって、雑誌創刊のラッシュシーズンになりがちなのかしら。
どんなに素敵な雑誌でも、「もう出ちゃうのかぁ・・・」と感じてしまう時は、
そろそろ買い控えの時期なのかもしれません。

とかいいつつ、最近買ってしまった雑誌。(汗)
なぜか、全て、主婦と生活社から出ている「別冊美しい部屋シリーズ」。
おしゃれ時間。」は、この秋に創刊されたばかりの雑誌。
私の手作り」は、35号くらいから毎回買って読んでます。

  

それから・・・
ずっと購入を検討していたフードプロセッサー、遂に買ってしまいました。(汗)
昨日Netで注文したので、週末には届くのではないかなぁ?と思います。

で・・・ 笑っちゃうことに、フードプロセッサーを持ってもいないうちから、
フードプロセッサーを使ったレシピ本だけは持ってたりするんです。
購入検討の際、どんな料理が作れるかというのを勉強するために買った
っていうのもあるんですけどね。(苦笑)

有元葉子「有元葉子のパンとおやつ ― フードプロセッサーで簡単
有元葉子「有元葉子のおすすめレシピ ― フードプロセッサーで簡単

 

フードプロセッサーが届いたら・・・ 
最初に作りたいのは、やっぱりスープでしょうか。
あとは、Kin-chanの大好きな「鰯のつみれ」とか、かな。



2003年11月05日(水)    母からの愛の宅急便 と 「マトリックス・レボリューションズ」

朝起きると、どんよりとした曇り空。
今日の天気は下り坂で、夜には雨になるらしい。

朝一番のクロネコヤマトの宅急便、我が家のマンションには、毎朝だいたい
9時過ぎにやってくる。その朝一便で、栃木の母から荷物が届いた。

私の母は、愛情表現が不器用な人で、宅急便の荷物に愛をこめて送ってくる。
相変わらず、なんの事前連絡もなく、また脈絡もなく送ってくる。
私が妊娠してからは、母から宅急便が送られてくる頻度が格段にあがって、
時として辟易してしまうこともあるのだけど、まぁ、文句も言わず、
ありがたく頂戴するようにしている。

季節が夏から秋に移り変わる9月上旬から、立て続けに送られてきたのは
梨(幸水、豊水に始まり20世紀まで)、林檎(王林、陽光、夕月など)、
そして遂に、みかん(大三島の早生みかん)まで送られてきた。

うちの両親は、2人とも四国は愛媛の出身なので、親戚の大半は蜜柑の国に
住んでいる。なので、これから冬にかけて蜜柑攻撃になること必至。
今年は、そんなに食べてる暇があるのか分からないんだけどなぁ。(苦笑)

お陰で、実りの秋だというのに、うっかり自分の好きな果物を買うことが
できない。買ったそばから、送られてきたりするからだ。
今日も、先週末に紅玉とラ・フランスを買ったばかりだというのに、
「お見通しだよ〜」とでも言うかのように絶妙なタイミングで届いた。

というわけで、とても我が家だけでは食べきれない量なので、すぐさま
荷物をほどき、届いたばかりの果物のうち、傷の少ないものを見繕って、
紙袋の中に小分けにする。

そう、同じマンションの1階と3階の ご近所ーず にお裾分けするのだ。
1階のSさんは、男の子が3人の5人家族だから、きっとあっという間に
平らげてくれるだろう・・・。あとは、先週末にお邪魔した3階のIさんちに。

それでも余った残りは・・・ これはもう、ジャムにするしかないかな。(笑)

 

ちなみに、今日は水曜日で、Kin-chanはノー残業デー。
さて、今日の夕飯のおかずは、何を作ることにしようかなぁ。



ところで、今日は朝からラジオをつけて、FM(J-WAVE)を聞いています。
広尾の職場では、いつも聴いていたチャンネル。

ラジオのDJによれば、今日は「マトリックス・レボリューションズ 」の
公開日なんですね〜。先日DVDで「マトリックス・リローテッド」を
観たばかりなので、どうも結末が気になります。(苦笑)
今週末、川崎に出かけるついでに、TOHOシネマズに観に行っちゃおうかな〜。
インターネットチケット販売の画面を見ながら、既にウズウズ。(笑)
今晩、Kin-chanが帰ってきたら、相談してみよう。

ちなみに、TOHOシネマズ(ヴァージンシネマズ+東宝)では、
子育てに大変なママ達のために「ママズ クラブ シアター」なんていう
粋なサービスを実施しているんですねぇ。

<「ママズ クラブ シアター」とは?>
出産して以来、映画館に行ったことがない。
周囲に気遣いなく映画を楽しみたい。
そんなママのご希望にお応えし、赤ちゃん連れでも周囲に気兼ねすることなく
映画を楽しめる上映「ママズ クラブ シアター」。
赤ちゃんが泣き出したり、喋りだしても皆様、お互い様!
周囲に気兼ねすることなく映画をお楽しみください。

<ご鑑賞環境について>
・赤ちゃんを抱きながら移動する、赤ちゃんを安心させる等の理由から
 映画館内の照明を通常より明るく設定しております。
・赤ちゃんを驚かせないように、映画の音量を通常より小さめに設定して
 おります。
・赤ちゃんの体調のために、冷暖房の空調設定を調整しております。
・ご鑑賞中はベビーカーの保管も行います。

ちなみに、川崎の場合。
次回は11/13(木)に「阿修羅のごとく」、11/27(木)に「マトリックス・
レボリューションズ」が対象になっているみたいです。
該当の上映回に関しては、一般のお客様も入場できるみたいだけれど、
赤ちゃん連れのお客様を主に優先としているみたいです。

丹頂ちゃんが生まれて、ある程度大きくなってもやっていたら、一緒に
観に行ってみようかなぁ。



2003年11月04日(火)    サイトお休みの予告

10月最後の夜、眠りにつく前に1ヶ月を振り返ってみると・・・・・

なんだか体調も気持ちも乱れがちな、妙に落ち着かない10月でした。
友達が会いに来てくれたり、会いに行ったり、楽しい出来事や思い出も沢山
あったのですが、心がここにあるようなないような、何か心許ない1ヶ月。
睡眠も不規則になりがちで、我ながら不思議な周期の1ヶ月でした。

出産の時期が近付いてきて、身体や心の準備だけでなく、腰の重かった
物の準備を始めたりしたせいでしょうか。
加えて、思いがけずアレルギー症状が出てしまったせいでしょうか。
10月最後の週、私のお腹はラストスパートに片足を突っ込んだ様子で、
めきめきと大きくなり、丹頂ちゃんの胎動も並々ならぬ強さになりました。

そんな身体の負担が大きかったのかなぁ・・・と思う一方で、
そうではなく、もっと精神的な負担の方が大きかったことに気付きました。

10月から専業主婦になりましたが、その点では特に問題を感じてません。
むしろ、9月以降、母親学級だったり、マタニティスイミングだったり、
自ら足を踏み入れた新しい環境が負担だったようです。
「これから自分が母親になるにあたって、必要となるであろう人間関係を
構築しようと遮二無二なっている自分自身に疲れたのだ」ということに、
ハタと気付きました。

そのキッカケを与えてくれたのは、10/30に立ち寄った本屋で目に付いて、
どうしても気になって買ってしまった一冊の文庫本でした。
大原敬子「なぜか幸せになれる女の習慣」(PHP文庫)

この手の本(特にPHP文庫の本)、最近はとんと読まなくなっていたのに、
久々に買ってしまいました。
あんまり心惹かれる題名ではありませんが、気になる題名ではあります。

買ってしまった要因としては、著者紹介の欄を読んでしまったから。
著者の大原敬子さんは、祖母・大原とめが創始した新しい幼児教育を継承し
「遊育会」代表として幼児教育・女性教育の実践にあたっている方なんですね。
その経歴を見た時、読んでみてもいいかなと思ってしまったのでした。

そして、いきなり前書きに書いてあったのです。
今の私に必要な「気付き」のためのヒントが・・・・・(苦笑)

というわけで、長くなるのですが、一部抜粋します。



  「人生は、蒔いた種のとおりに花が咲く」といいます。私はこの言葉が
 大好きです。
  そう、愛の種を蒔けば、愛の花が咲きます。
  恨みの種を蒔けば、恨みの花が咲きます。
  妬みの種を蒔けば、妬みの花が咲きます。
  自分の心がそのまま花になるのです。
  因果応報とは、まさに蒔いた種が「因」であり、その種が生長して
 咲いた花が「果」ということです。

  失敗を恐れ、自分を信じないと、いつか、自分の人生を恨むことになり
 ます。同時に、他人をも恨み、憎んでしまうのです。
  悩みは、そんな弱い自分を認めないところから、生まれます。
  素直になれば、対立を恐れません。素直になれば、無理がありません。
 素直になれば、自分の意思を貫く強さが生まれます。
  人生にトラブルはつきものです。
  無理をして自分を抑えても、その犠牲は、必ず相手にも犠牲を強いる
 ことになるのです。

  心が満ち足りている子どもは、「自分」を持っています。
  例えば、子どもは遊びたい友達を見つけると、その友達の家まで
 迎えに行きます。好きなおもちゃを持っている友達を見ると
 「うらやましいなー。それ、ぼくも好きなんだ。ちょっと貸してくれない?」
 と素直に自分の気持ちを伝えます。
  子どもは、どんなに好きな女の子が来ても、自分のしたいことがあると
 断ります。
「今日はこの遊びをしたいんだ。明日遊ぼうね」と、相手に
 対しての思いやりも最後に忘れません。
  だから、子どものトラブルは毎日起きていても、その日のうちに解決
 しています。
  大人はこの状況を見て、「子どもは単純だから」と一言でかたづけて
 しまいます。
  ここに大きな問題があるのです。単純な行動ができていれば、大人に
 なってもトラブルは起きません。そして、単純な行動は、自分をきちんと
 持っていなければできないのです。自分を持って生きるということは、
 自信がなければできないことです。
 
  
 (中略)

  好きでもない相手と、「子どものために」と思いをすり替えて一緒に
 いるとき。
  他人の賛美が欲しくて、無理をした生活をしているとき。
  幸せではないけれど、幸せなふりをしているとき。
  「親孝行しなければならない」という義務感でがんじがらめにされて
 しまったとき。 (中略)
  こうしてすべて、自分らしく生きることから遠ざかりはじめると、
 毎日が無気力になります。どっちつかずになり、判断ができなくなります。


 (中略)

  障害を乗り越えるには、どっちつかずな生き方をしないことです。
 どっちつかずに生きているから欲求不満に陥るのです。
  子どもは素直な種を蒔きます。だから素直な花が咲きます。素直に
 自分を出せる子どもには、欲求不満はありません。

  トラブルの種がわかれば、その花は摘むことができます。
  悩みの種がわかれば、その花が咲く前に摘むことだってできるのです。

  愛と知恵という友さえいれば、どんな障害も乗り越えられます。
  悩みで押しつぶされそうになったときは、一歩踏みとどまって
 考えましょう。
  悩みは必ず解決できることを信じて、現実から逃げないで下さい。
  あなたは今、どんな種を蒔きますか。
  その種が、そのままあなたの人生の花を咲かせるのです。




よくよく考えてみると、母親学級にしてもマタニティスイミングにしても、
はたまた新しく妊婦仲間を作ることにしても、私は自分のためというより、
むしろお腹の中の「丹頂ちゃんのために」という理由から行動していた気が
します。

そして、あくまで自分本位に考えるなら、今はそういうことに積極的になる
よりも、どちらかというと「一人で家に巣篭もりしていたい」、そんな心境
だったりするのです。

そして、更によく考えてみると、先月参加した母親学級にしても、マタニティ
スイミングのクラスにしても、本当に「この人と友達になりたい!!」と
思えるような人とは、殆ど巡りあいませんでした。

ならば・・・ 別に今は無理して友達の和を広げる必要もないかなと、ようやく
自分の本当の気持ちに気付けたのです。
だって、今から無理して和を広げなくても、冷静に考えてみれば、これから
丹頂ちゃんが生まれてきて、成長していくにつれて、自然と人の和は出来て
いくと思うのです。嫌がおうでも。

そして、そう気付いた矢先に、同じマンションの方からのお誘いがあったり
して・・・・・ いつも自分からガムシャラに探し出しに行かずとも、必要な
出会いやご縁というものは、時には向こうからやってくるものだったり
するんだなぁ〜と感じています。だから、今の私はドッシリと腰を据えて、
大きく構えていればいいんじゃないかな?とも。

それで、今は、瑣末なことに心を砕くより、自分のお腹の中の丹頂ちゃんとの
コミュニケーションを大切にした方が断然いいんじゃないか・・・と、
ハタと思い至ったのでした。
今、このお腹の中でウニョウニョと動き回っている丹頂ちゃんを、ちゃんと
感じて過ごすことの方が何倍も大切なのではないか?と。

不思議なことに、そうしたことに気付いた10月最後の夜、私は久しぶりに
朝までグッスリと眠ることが出来たのです。面白いものですね。

そんなこんなで、11月中旬には臨月に入ることもあり、近々サイトの方を
お休みして、日記の更新もstopしようと思っています。
11/10くらいから出産後落ち着くまで、数ヶ月の休みになると思います。
たぶん、冬が通り過ぎて、春がやってくる頃の再開になるのではないかな?
と目論んでいます。

また後日、改めて、正式にアナウンスすることになると思いますが、よろしく
お願いします。



2003年11月01日(土)    8ヶ月半の妊婦健診

午前中、8ヵ月半の妊婦健診を受けに、Kin-chanとともに病院へ。

前回から2週に1度の健診になり、超音波診断も2回に1回に。
なので、今回は超音波診断は行われないはずなのですが・・・・・
「希望するなら、診察代は余分にかかるけれど超音波も見れますよ」という
看護婦さん+お医者さまの言葉に甘えることに。

というのも、10月は私の週末の予定がNGで、2回とも土曜に健診の予定を
入れられなかったため。Kin-chanが「おいらも、久しぶりに丹頂ちゃんに
会いたいよぉ・・・」というので、仕方なく。(笑)

超音波でモニターに映された丹頂ちゃんは 2.3kg(推定体重)を越え、
日々めきめきと大きくなっているようです。いたって順調!

母体である私の方も、前回オーバー気味だった体重は、めでたく減少し、
看護婦さんに「えらいじゃん、体重減らしたんだ!」とお褒めの言葉(?)を
いただきました。浮腫も前回より良くなって「微かに+」判定でした。
もちろん、尿検査にも異常はありません。(蛋白、糖ともにマイナス)

現在、妊娠後に増加した私の体重は +5.0kg です。
出産予定日まで、あと6週となり、このペースでいってくれれば、当初の
「体重増加は8kg以内」という目標を達成することができます。
でも・・・・・ラスト1ヶ月の体重増加は、それはそれは並々ならないと聞いて
いるので、どうなることやら予測不可能ですが〜〜。(汗)

そうそう、内診の際、「もう子宮口が柔らかくなって開いてきてる」と
言われました。えっと、早産の可能性があるということではなく、
身体が出産に向けて準備をし始めた印で、良い兆候ということでした。
「これが、また、一向に固いままで準備の始まらない人もいるからねぇ」
とのこと。なるほど。

そのせいなのでしょうか・・・ 
ここ数日、お腹がまた更に大きく膨らんだなぁと思うと同時に、骨盤が弛んで
不安定な状態になってきているのを感じています。
具体的には・・・ 今まで殆ど感じなかった腰痛を感じ始めたり、椅子から
立ち上がる時とかに骨盤に痛みが走ったり。
地盤が弛んだ土地の上に建物が不安定に立っているような印象です。

出産に向けて、胎児を通せるように骨盤の関節の繋ぎが甘くなるというのを
本で読んだ記憶があるので、そろそろ私の身体も出産体制に入ったということ
なのでしょう。そろそろ遠出も出来なくなりますね。

次の健診は1週間後。
臨月に入る1週間前に、出産前最後の大掛かりな検査をします。
「お金かかるから準備しておいてね」と言われてしまいました。
たぶん初期の検査の時と同じく、2万円くらい(以上?)かかりそうです。

そして、臨月に入ると、健診は 2週おき → 1週おき に。
「そろそろ出産に向けて、心の準備もしておいてね〜。」と言われたので、
今まで妊娠関連の本の中であまり開くことのなかった出産・分娩について
書かれているページを開いて、読んでいくことにしたいと思います。
なんだか、今日の健診を受けて「もうすぐ生まれてくるんだなぁ〜」という
実感が湧いてきました。きっと、あっという間に12月なんだろうなぁ。



それにしても、私の主治医のA先生(男性)はヒドイんです。
いつも診察の前に尿検査をするために一度呼ばれて、診察室で紙コップを
受け取るのですが・・・・・
今日は、私のお腹を見るなり「うひゃひゃひゃ!」と大爆笑。

「先生、笑うなんてひどい〜〜」と言うと、
「だってさー、そのおなかー!(笑)」と、またしても笑われる。
どうも、あまりにポッコリと丸いお腹で、ついつい笑いを誘ってしまった
ようです。あのー、先生、妊婦さんのお腹、見慣れてますよねぇ???
私のお腹、そんなに笑えますか???



健診を終えた後は、商店街で昼食を取り、夕飯の買い物をして帰宅。
帰宅後、なんだか2人とも疲れてしまって、ベットで昼寝をしました。

 グーグー。

2人とも、思っていたより疲れていたようで、目が覚めたら18時過ぎ。
外は既に真っ暗。でも、まだまだ身体は疲れている。2人とも。

ということで、夕飯は近くのイタリアンで外食することにしました。
健診が終わったばかりで結果も良かったことだし、まぁ今日くらいは夜に
外食しても大丈夫でしょう・・・ということで。(笑)

そして、食事を終えて帰宅してからも、さっさと着替えてベットに潜り込み、
2人ともあっという間に眠りに落ちて行ったのでした。




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2003年11月29日(土)    今の気持ち

水曜日、健診を終えて看護婦さんに聞かれた言葉。

「今の心境は、どんな気分?
 あぁ、もう早く産んじゃいたいー!って感じ?
 それとも、まだ産まれてきてほしくないなぁってのと、両方が微妙に
 入り混じった感じかな?」

うーん・・・ そうだなぁ・・・・・
はっきり言ってしまえば「早く会いたーい!」って気持ちの方が強いかな。
なんだか先週から焦らされているような気がするので余計に。(苦笑)

でも・・・・・ 
実際に生まれてくると、初めての育児で慣れないことばかりの日々。
睡眠不足が続いて毎日が戦争のようだって聞くし、そうなってしまったら
もう待ったなしの状態。ひぃー、どうなるんでしょ、私。(笑)

だから、生まれてくるのはもう少し後でもいいかなと、全く思わなくもない
のだけど、でも、それでもやっぱり早くご対面したい気分なのです。

この「生まれてきたら、どんなに大変な日々が待っていてもいいから、早く
会いたいよ!」と願った、今のこの気持ちを忘れないようにしよう。
「どうか無事に生まれてきますように」と神様に祈ったことも。

もしも遠い将来、
自分の子供が「産んでくれなんて頼んでない!」なんて言い出した時に、
「あぁ、そうさ、別に頼まれてないけど、この私が産みたかったんだ!」と
胸を張って言い返せるように。



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