2002年04月29日(月)    小さな命

今年のGW前半は、久しぶりに夫婦揃って私の実家に帰省することに。

Kin-chanが私の実家に泊まるのは、これが初めて。彼も両親も、どっちも少しは
緊張したのでしょうか? 自分の実家なので、私には分かりませんが。(^_^;

うちの父は、飾り気がなく裏表もないのですが、歳をとってから、以前よりも
だいぶお喋りになった気がします。普段から私の話の聞き役であるKin-chanは、
実家でも父の話の聞き役のようです。(笑)
一方、うちの母は、どっちかというと内弁慶なのですが、Kin-chanのことは
初対面から大のお気に入り。彼女にしては珍しいことです。

さて、午後に実家に着いてから、暫くリビングで会話をしていたのですが、
4時過ぎに窓のところに三毛猫が来てニャーと鳴くではありませんか。
どうやら、「餌をくれ〜」と言っているようです。

栃木に越して、茂吉がいなくなってから、うちの両親はノラ猫に餌をやるように
なりました。本当は近所迷惑になるし、いけないことなのかもしれませんが、
こと田舎なのもあり、「そのうち猫屋敷にやるんじゃないの?」と言われつつも、
周囲は暖かく見守ってくれているようです。

猫が窓の近くに寄ってきて鳴いたのを見て、私は「あぁ、まだ餌をやってるんだ
なぁ。あれは、昔ここで生まれた子猫のうちの1匹かしらん。」と思いながら、
窓を開けて庭に出ました。猫は、そのままいつもの餌場に私を誘導します。

父が餌を持って続けて庭に出てくると、おもむろに一言。
「そうそう、この間、この猫が子猫を産んでさ、4匹も。(笑)」
!!! そんなこと、電話で一言も聞いてないぞーっ!!!

父の言うとおり、縁側の下のダンボール箱の中に、ネズミのように小さな子猫が
固まって丸くなっていました。真っ白が3匹、黒くてお腹と足が白いのが1匹。
やっと少しだけ毛が生えてきたくらいで、まだちゃんと目が開いてない感じ。

母猫がご飯にありついている間に、父が子猫の入ったダンボール箱を縁側から
外に出してくれました。普通は、こういうことをしたら母猫は怒るのでは?と
思ったのですが、予想に反して大丈夫でした。でも、遠巻きながら、しっかり
監視はしていましたが。(笑) この母猫、うちで子猫を生むのは2度目とのこと
なので、そのせいかもしれませんね。すっかり安心している様子です。

生まれて半月の小さな子猫たちは、モゴモゴゴソゴソと動きながら、箱の隅の
方にと潜りこもうとしています。いつもは縁側の下だから、まだちょっと光が
眩しかったのかも。

こんなに小さい猫は初めて見たし、母は「ネズミみたいで気持ち悪い」と言う
けれど、私にしてみると、あまりに可愛らしかったので、一眼レフカメラで
パシャパシャと写真を撮りまくり。本当は那須高原で風景写真でも撮ろうかと
思って持ってきたカメラ&フィルムなんですけどね。(^-^;

2002年04月28日(日)    待望のGW!

昨日の土曜日は、全社で休日出社だったKin-chan。
というわけで、我が家は一日遅れてGWに突入です。

でも、考えてみれば、業種や会社によっては、GWとかは関係なくカレンダー
どおり出社する方も多いんですよね。外資系企業とか自営業とか。
かくいう私も、GWの谷間で1日だけバイトに行きます。(5/2)

さて、今年の我が家は、前半は私の実家に帰省して、後半はKin-chanの実家に
行ったり、前々から約束していた人に会ったり、長期の旅行はしないけれど、
それなりに忙しく楽しい休暇になるはず。。。でした。

過去形なのは、この日記を書いているのがGW明けだからです。(笑)
GW初日の今日は、家事をしたり買い物をしたりで普通に過ぎていきました。
そして、前半戦も、少々の予定変更はありましたが、割と順調に過ぎ。
しかし、後半戦は、思いもよらない展開で、あっという間の4日間でした。

なんだか、GW明けの私たちは、体中が筋肉痛で、心身ともに休めたような休め
なかったような。。。そんなGWでした。
GW明けと同時に、かろうじて平常運転に戻った我が家ではありますが、何となく
このバタバタは今月一杯、もしかすると暫くは続きそうな予感です。

後の日記にも書きますが、自分の力が及ばないところで、静かにでも確実に何かが
変わろうとする瞬間って、誰にでもごくたま〜にあると思うのですが、まさに
そういう時期だったように感じます。後から振り返ると、どういう転機になるのか?
うーん、個人的にはちょっと気になるところです。

2002年04月25日(木)    木曜日は図書館日和

4月に入ってから、毎週木曜日は、特に用事がない限り図書館に行っています。

うちから最寄りの市民図書館は2つあるけれど、車でアクセスしやすい宮前区の
図書館によく行きます。川崎市は、幾つかの区に分かれていて、それぞれの区に
図書館がありますが、どれもさほど大きな図書館ではありません。
その代わり、カードを1枚作れば、宮前区の図書館で本を借りている間でも、
別の区の図書館に行けば、別に本を借りることができます。

本を借りれるのは、最大2週間。これは、きっと何処の図書館でも一緒ですね。
前回借りた本は、計5冊借りれるうちの、その殆どが雑誌でした。
「おしゃれ工房」のバックナンバーを3冊、「LEE」のバックナンバーを1冊、
そして料理本コーナーで「飛田和緒さんのおもてなしのご飯、ふだんのご飯」
(主婦の友生活シリーズ)を借りました。どれも家庭的なものばかり。(笑)

前回、雑誌ばかりを借りたのは、本屋で安易に雑誌を買うのではなく借りられる
ものは借りてみようと思い、どんな雑誌が所蔵されているのか? チェックしに
行ったからでもあります。

宮前図書館に所蔵されている女性雑誌には、「LEE」、「With」、「VERY」、
「美しい部屋」、「CLASSY」、「クロワッサン」、NHKの「きょうの料理」と
「おしゃれ工房」、「Hanako」、「ぴあ」、「プラス1リビング」などなど、
意外にたくさんありました。残念ながら、最近よく買う「ESSE」はなかったの
ですが、それでも「LEE」やNHKシリーズのバックナンバーが読めるのは嬉しい。

そして、今回は書籍ばかりを借りてきました。
・堀井和子さん「アップルケーキとしなもんぎらい」(KKベストセラーズ)
・山本麗子「『粉だし』で極上シンプルだし宣言」(講談社)
・板倉啓子「おうちで、薬膳」(文化出版局)
・文化出版局編「ボタンの本」(文化出版局)
・兼坂頼介「妻の妊娠中夫が考えていること」(情報センター出版局)

以前に比べて、生活がらみの本をよく読むようになった気がします。
これも、主婦ゆえの好奇心からでしょうか?(笑)

2002年04月22日(月)    うちのクルマ

我が家の車は満5年の車検のため、今週前半はディーラーさんのもとへ。

先日、一昨年もお世話になったディーラーさんに、車検の料金の見積りをして
もらいに行きました。丸5年も経つと、色々と交換しないと駄目な部品があって、
今回もそれなりに費用がかさみそうです。(泣) でも「代金については、お勉強
させていただきます!」というお言葉をいただいてので、少し期待したいところ。

ところで、うちの車は、5ナンバーのコンパクトなワゴン車ですが、今時珍しく?
マニュアル車です。Kin-chanが独身時代に買った車なのです。

最初のうちは「う・・・マニュアル・・・かぁ(^_^;」と抵抗感を感じ、かなり
不安を抱えつつ、慎重に運転していました。教習場で運転して以来なのです。
しかも、自分で買った車ではないので、「借りている車」の意識が強く、結婚した
後も私なりに慎重に運転していたと思います。お陰で、今までのところ、私が車に
傷をつけたことはありません。

マニュアルだけならよいのですが、うちの車は、エンジンの音がウルサイ(近所
迷惑)、クラッチのペダルが妙に重い、ハンドルも重い、サスペンションが硬く
乗り心地はソフトではない(友達を乗せる時に気を遣います)、フォグランプが
付いていないので夜道が暗いなどなど、不満を挙げたら切りがないほどです。

しかし、丸2年以上も乗ると、やっぱり愛着も湧くものですね。(笑)
他の人から見たら、マイナスに見える点も普通に思え、できることなら10年以上
乗って、最後まで乗りつぶすつもりで乗りたいなと思うようになりました。
だから、今回の車検では、多少お金がかかっても、きちんとメンテナンスをして
長く付き合っていけるようにしたいなぁと思っています。

たぶん、マニュアルの運転の半クラッチにも慣れて、余裕が出てきたからだと
思います。以前は「女性でマニュアル車ってすごいー」と思っていましたが、
なんのことはありません、習うより慣れろなのですね。(実感)

幸い、うちの車は、時代の流行にあまり左右されなさそうな色とデザインですし、
ワゴン車なので家族が増えて生活スタイルが変わり、仮に車に積む荷物が増えた
としても、何とかなりそうな感じです。

とはいえ、慣れて気が緩んできた頃に事故を起こしやすいもの。
先日も、高速で家路を急いで運転していた際、気が付いたら後ろに赤いサイレンを
ピカピカつけた覆面パトカーがピッタリと張り付いていて。(笑)
法定速度を結構オーバーしていたので、即座に「あぁ・・・終わった・・・(-.-;」と
観念して、自ら左へ車線変更してスピードを落としたら・・・赤いランプは消えて
危うく免停になるのを免れた・・・なんてこともありました。(^^; 
ちなみに、覆面パトカーは、またすぐ別の車を追いかけて去っていきました。

若い頃と違って、普段はそんなに飛ばさない私ですが(笑)、やっぱりこれからも
スピードオーバーは控えめに安全運転を心がけたいなと思います。

2002年04月16日(火)    ナイスタイミング! 〜日本救援衣料センター

つい先日の日記(今月12日の日記)で、モノの捨て方として、「古着を日本救援
衣料センターに送る」ということを紹介しました。

そして、今日、所用で マルイファミリー溝口 に出かけていくと、入り口の所に
愛の救援衣料募集という、見覚えのあるデザインの黄色いチラシが目に
入りました。そう、日本救援衣料センターのチラシです。

〜みなさまのご家庭で眠っている不要衣料などを救援物資として、海外の衣料
  不足に悩む人々に贈ります。・・・ ぜひご参加ください。〜

日本救援衣料センターNPO(特定非営利活動法人)です。
NPOとは、Nonprofit Organization の略で、様々な非営利活動を行う非政府、
民間の組織であり、通常「民間非営利組織」と呼ばれています。
昨年100万部のセールスを記録した辰巳渚さんの「『捨てる!』技術」(宝島社)
にも紹介されていて、既にご存知の方も多いかと思います。

この日本救援衣料センター、デパートなどで「デパートキャンペーン」として
不要衣料などを集めたことがあります。前回2000年に行われた時、私は丸井
国分寺店でチラシを見つけ、当時付き合って間もなかったKin-chanに車を出して
もらい、自分と妹(当時は同居してました)の2人分の不要衣料などを出したこと
があります。丸井の店頭でダンボール箱を手渡し、僅かながらの金額を寄付して
簡単な表彰状のようなものを受け取ったのを覚えています。

日本救援衣料センターのHPでの報告を見ると分かりますが、2000年には
かなり大々的に衣料集めをしているのですね。
日本救援衣料センター  2000年度デパートキャンペーン実績一覧表
その後も、定期的に収集が行われるのかなと時々checkしたりしていたのですが、
ぱったりと行われなくなってしまって残念に思っていました。

そして、折りしも、今年の衣替えで出た不要衣料(ダンボール2箱分)を神戸の
倉庫に送ろうかとしていた矢先でした。日本救援衣料センターのHPの説明では、
神戸倉庫に送る際の送料は自己負担です。また、海外に送るための送料を1箱
大体10kgあたり1,500円ほど寄付しないとなりません。すると、ダンボール2箱
(約15kg)では、送料+3,000円のお金がかかってしまうことになります。

私は、多少のお金を払っても、捨てるよりは送ろうと思っていましたが、やはり
2箱で4千円以上の出費になるのは、我が家のお財布には厳しい気がしました。
案の定、Kin-chanも難色を示し、じゃぁ捨てるのか?ということになり。。。

そんな矢先に、冒頭のチラシを見つけたわけですから、大喜びです。(笑)
セコイ話ですが、覚悟していた4千円の出費をすることなく近所で出せるのです。
もう既に荷物はダンボールにまとめられているので、あとは当日を待つのみ。

詳細は以下のとおりです。


受付日時    5月18日(土)、19日(日)    11:00〜19:00
受付場所    マルイファミリー溝口  店頭
受付対象    カジュアルウェア(洗濯済のもの)、毛布、タオル・シーツ(新品に限る)
                ※和服・布団・靴・鞄は対象外
主 催         日本救援衣料センター
後 援         外務省、神奈川県、川崎市
お問合せ    マルイファミリー溝口 (044−814−0101)


前回のことを考えると、マルイだったら他の店舗でも似たような時期に開催する
可能性が高いでしょう。もしくは、マルイ以外の店舗でも開催の予定があるかも。
興味のある方は、日本救援衣料センターに問い合わせてみるといいと思います。

2002年04月13日(土)    <続>モノとの付き合い方 〜その処分方法

昨日の続きです。(長くなったので、2日に分けました。)

3月から少しずつ荷物を捨てていくうちに、だんだん捨てるのが苦ではなくなって
きているような気がします。しかし、古くてボロボロになってしまったものなら、
「今まで、どうもありがとう」と捨てられるのに、殆ど痛んでいないものは、
なかなか思い切れません。これは、多かれ少なかれ、誰でも経験があるのでは?

そこで、我が家では、できるだけ気持ちよく捨てる方法を探し、見つけ、そして
実践するようにしています。具体的には、以下のとおり。

1) Tシャツなどの古布
→ 適当に小さく切ってキッチンでの掃除や靴磨きなどで再利用
2) まだ着れる不要な洋服
→ NGOボランティアなどの団体に送る
ex) 日本救援衣料センター / ホームレス自立支援センター むくげの会
3) 使わない食器(引き出物の食器)やタオル・雑貨など
→ 近所の保育園のバザーに(ポストへのチラシで発見)
4) 使用済み切手&テレホンカード
→ 郵便局へ(うちの近くの本局では集めてるんです)
5) 使わない文房具など
→ NGOボランティアの団体へ ex) コープクン・マーク
6) 読み終えた女性雑誌
ボランティアで集めている近隣の方に

もちろん、フリーマーケットやオークションに出すとか、他の手段を取ることが
できるモノもあります。しかし、現実には、そういう場に値段をつけて出せない
モノの方が圧倒的に多かったりします。そういったモノたちと、気持ちよくお別れ
することができる。これって、今の我が家はすごく助かります。

それにしても、本気で探せば、他にも色々と見つかるものですね。
Netでの検索もできますが、普段あんまり目を通さなかった市や地区の広報誌などに
バザーのお知らせとかが出ていたりします。

最後に、参考になったサイトを3つほど紹介しておきます。
Developing World 地域開発・国際協力メーリングリスト メールマガジン
というサイトの中の ちょとした気遣いでできるボランティアのリスト という
ページが、とても役立ちました。
NHK ボランティアネット ← これは全国版で情報を検索できます。オススメ!
川崎ボランティアセンター ← 川崎市に住んでる人にはgood。

2002年04月12日(金)    モノとの付き合い方 〜モノを捨てるということ

はっきり言って、モノを捨てるのは苦手です。(断言)
しかも、我が家は、夫婦ともども、揃いも揃って捨てるのは苦手ときています。
おそらく、私よりもKin-chanの方が苦手です。いや、どっこいどっこいかな?

お互い、相手が「捨てるか否か?」と悩んでいるモノは、どうでもよいモノに
見えるらしく、「え〜、もう捨てちゃったら〜?」と簡単に言います。
が、しかし、いざ自分のモノになると、煮え切らないこと、この上なし。(^^;
なので、最近は、客観的な意見も大切!と、自分だけでは決めきれない場合には、
相方に意見を聞くことにしています。そして、大抵の場合、捨てることに。(笑)

良く言えば「モノもちが良く」、悪く言えば「モノが多い」。
しかし、すべてのモノを捨てずに取っておくことは、スペース的に不可能なので、
どこかのタイミングで捨てざるをえない。

捨てるという作業は、思っているよりも辛い作業です。
いっそ「見ないで捨てる」という力技に走りたくなりますが、それもできない。
2人とも、モノへの執着が強いほうなんです。親の影響もあるでしょう。

だったら、この際、腹をくくって、とことん自分の荷物を観察し、目をそらさず
現実と向き合うしかありません。時間はかかるかもしれないけれど、結果的には
それが一番よい方法だろうと直感的に思うのです。
でもね、はっきり言って、かなりしんどい作業です。逃げ出したいくらい。(苦笑)

私に、モノとの付き合い方を改めて考えさせてくれたのは、辰巳渚さんの著書
「『捨てる!』技術」(宝島社新書)でした。買った当時の帯には50万部突破!
と書かれてますが、既に110万部を突破しているとか。ベストセラーですね。

この本には、捨てるための考え方10ヶ条とか、テクニック10ヶ条などが紹介
されていますが、個人的には、序章の「"捨てられない"のは何?そしてなぜ?」
の部分が一番好きです。
具体的なテクニックも非常に参考になりますが、今は「そもそも、何故こんなに
モノを抱えてしまっているのか?」という根源を考え見つめたい時期なんです。

昨年、日本ではインパクが開かれました。私は、インパク自体はあまり覗きに行か
なかったのですが、先日 「捨てる」パビリオン という中日新聞社のサイトを
見つけ、そこで連載されていた 辰巳渚の「捨てる」講座 を読むのが日課です。
私は、この方のものの考え方、捉え方、そして分析の仕方が好きなのでしょう。

中坊公平氏の話もいいですね。「幸福」のとらえ方、ぜひ見直したいものです。

2002年04月10日(水)    Happy Birthday!

今月は、夫のお誕生日月です。
というわけで、少し早いんですが、友達のところでケーキを作りました。

春らしく苺を使ったロールケーキです。
クリームには、苺を潰したものと、細かく切ったものとを加えてあるので、
ほんのりピンク色をしています。
でも、お砂糖控えめなので、少し甘酸っぱい感じで、見た目よりも
食べやすく美味しいです。

今回のレシピは、自由が丘で Fresh Cream(フレッシュクリーム) という
喫茶店を開いており、コルドン出身の 加藤千恵先生 のレシピです。
彼女の著書 「うれしい! おいしい!贈るお菓子」 で紹介されています。

Daily Journel@M403



<<
INDEX
MAIL
>>


2002年04月30日(火)    のんびりまったり 〜母との時間

本当は、実家には1泊だけして、今日の午後には那須塩原の温泉にでも泊まりに
行こうかと思っていました。でも、予想に反して、昨夜遅くにKin-chanが偏頭痛を
おこし、実家に2泊して今日はノンビリ過ごすことにしました。

Kin-chanを気に入っている母は、それはもう看病熱心で、まさに至れり尽せり。
普段家にいる時でも、彼はだいたい半月に1回くらい頭痛で寝込みます。
それも、週末や連休など休みに入って気が抜けた時に。きっとウィークデーの
長時間の仕事で心身ともに疲れているのでしょう。

彼の頭痛にはもう慣れっこになってしまっている私は、かなり冷静で、ちょっと
冷たかったかもしれません。母の手厚い看護を見て、少しそう思いました。
誰でも自分が病気の時は、手厚く労わってもらいたいものですよね。(反省)

それはともかく、彼の場合、そういう時は薬を飲んで静かに寝ているのに限るの
です。(断言)あと、足と肩を中心に体を温めて、全身の血液やリンパの流れを
よくしてやることが大切。ちょっとした軽い偏頭痛なら、足湯をして少し寝ると
治ります。しかし、今回は結構ひどい頭痛のよう。

朝は食欲もなかったKin-chanですが、葛根湯を飲んで寝ていたら、昼には少し
食欲が出てきた模様。母は、土鍋でおかゆを作っていました。(さすが)
昼ごはんを食べて、また寝て。その間、母と買い物に出たついでに、薬局に寄り
レンジでチンして肩を温めるホットマッサーを買ってきました。(\2000弱)
そして、肩を温めて再び寝て。

父は、今日の予定が潰れてしまったので、家にいても手持ち無沙汰だったのか、
ゴルフの練習に行き、その後、いつも行くという市内の温泉へ。
私と母は、買い物のあと、一緒に夕飯を作ったりしながら、そして時にはKin-
chanの様子を見つつ、久しぶりにノンビリと色々な話をしました。

私は、大学卒業と同時に家を出ているので、母と一緒に料理をするのは実に久々。
しかも、学生時代は家にいるより外に出歩いている方が多かった私は、ろくろく
家事の手伝いもしなかった親不幸娘です。なので、一緒に料理をするというより、
遅まきながら、母が娘に料理の手ほどきをしているという感じ。

普段はやらない揚げ物に挑戦したり和え物を作ったり、母のテキパキと手馴れた
手つきを見ながら感心したり勉強になったり。ほんと、母は偉大です。感謝。

肝心のKin-chaは、一日寝てだいぶ体力が回復したのか、夕方には頭痛も消えて、
4人で普段どおりの食事をしました。ただ、Kin-chanは、体調に関係なくお酒が
ほとんど飲めないので(義父は1滴も飲めず)、父と息子のお酒の付合いは殆ど
期待できないのです。代わりに私が2晩続けて晩酌に付き合いました。(^-^;

<<     INDEX     >>
<<     INDEX     >>
<<     INDEX     >>
<<     INDEX     >>
<<     INDEX     >>
<<     INDEX     >>
<<     INDEX     >>
<<     INDEX     >>
4062715112うれしい!おいしい!贈るお菓子
加藤 千恵
講談社 2000-11

by G-Tools


今回、はじめて自分でロールケーキをスポンジ生地から作りましたが、
まずはスポンジの柔らかさ、そして何よりしっとり感に感動しました。
柔らかくても、もっとパサパサ&モゴモゴするイメージだったんです。
フワフワでシットリ。
う〜ん、いくらでも食べられちゃうような、ちょっと危険なお菓子。(笑)

フワフワ&シットリのコツは、焼きあがったスポンジ生地を冷ます際、
生地を丸ごと全部大きなビニール袋(未使用のゴミ袋など)で包むこと。
これにより、乾燥が防げるので、シットリ感が残ります。

ところで、夫は今年で3●歳。
彼の誕生日を2人でお祝いするのは、これで3回目。
実は、3年前の誕生日にプロポーズされたのでした。
プロポーズするように、私が仕向けたという話もありますが。(笑)

今回のケーキも、彼は大満足のようです。
しかし、個人的には、近所におすそ分けできるような友達が欲しいなぁ。
毎月ワンホールを2人で食べ続けるのは危険すぎる〜っ!

 



<<     INDEX     >>
2002年04月08日(月)    おかえりなさい

去年の日記で、ツバメの巣の話をしたのを覚えていますか?

4月に入ってすぐ、今年も我がマンションに一つがいのツバメがやってきました。
去年のツバメと同じツバメなのかは分からないんですが。(笑)

しかし、今年のツバメは、やってきて早々、ハプニングに遭いました。
なんと、去年から残っていた巣、そこに既に寝泊りしていたのに、きれいさっぱり
撤去されてしまったのです。(泣)

最初それに気づいた時、私は何が起きたのか、すぐには理解できませんでした。
だって、昨日の夜までは確かにそこにあったのに、跡形もなく消えていたのです。
そして、それは、「今年もツバメがやってきたよ!」と、Kin-chanを連れて巣を
見に行った時のことだったのです。週末のことです。

とっさに考えたのは、(1)管理人さんが判断して撤去した、(2)住人の誰かが苦情を
伝え、それによって管理人さんが撤去した、、、そのどちらかだということ。
というのも、巣の下の通り道は、1日経つとツバメの糞などで、かなり汚れます。
それを毎回掃除する管理人さんは大変だろうなぁと思います。或いは、まだ新しい
マンションに汚れがついたと思う住人の方もいるのかもしれません。

いづれにしても、巣は取り払われてしまいました。
「ツバメの巣くらい、別にいいじゃない。同じ屋根の下に暮らしたって。。。」
Kin-chanも、私も、なんだか理不尽に感じ、またとても哀しくなりました。
その一方で、私たちと違って、ツバメの巣を不快に思う人もいて、それで撤去した
のなら仕方がないのかもしれない、まだ雛がいなかっただけマシかもしれない、
と思い直してみたり。。。

ところが!
週が明けると、マンション内のあちこちで、ツバメの巣のことが話題になって
いました。巣のあったあたりを眺めるママさん+子供たち。ママさん達の立ち話
から漏れ聞こえる「ツバメが・・・」「巣が・・・」という言葉。
どうやら、ツバメの巣を見守っていたのは我が家だけではなかったようです。

一方、巣を失ったツバメたちは、めげずに、元あった場所から少し離れた所に、
新しい巣を作り始めました。今度は一からの巣作りなので、なかなか時間がかかり
そうです。この間までは、夜になると去年からの巣にチョコンととまって寝ていた
けれど、今はどうしてるのかなぁ?と見上げると、すぐ横の換気口の筒の上で、
身を寄せ合って寝ていました。

そして、数日後。
ふと、管理人さん宛用として掲示板に設置されている連絡帳を見ると、ある部屋の
住人の方が、ツバメの巣のことを書き込んでいました。「前日まであった巣が、
翌日にはなくなっていました。管理人さんの方で撤去されたのでしょうか?」

管理人さんからの返事のコメントは、「管理会社に確認の電話をした後、管理人の
方で撤去いたしました。今後は気をつけます。」とのこと。
・・・ということは、新しい巣は撤去されずに済む・・・ ということでしょうか。

マンション内に同じような思いを持っている人がいるのだということ、そして、
その思いが管理人さんに伝わり、理解してもらえたということ。嬉しいです。
それと!最近、新しい巣の下に落ちているゴミを、ホウキではいている住人の姿を
時々見かけます。なんだか、それを見て心が温かくなりました。とっても素敵!

私も、今度気がついたら、ぜひホウキで掃除しようと思います。

<<     INDEX     >>
2002年04月05日(金)    最近ハマっていること −ハンドメイドフェルト

今年の1月末から、手作りの趣味が1つ増えました。

それはハンドメイドフェルト。なんと、羊の原毛から作ります。
きっかけは、フェルト作家の 橘記子さん の本を本屋で見つけたことでした。

457910891424のフォルム わたしのフェルトバッグ―Handmade Felt
橘 記子
文化出版局 2001-11

by G-Tools


手作りの楽しみを久しぶりに思い出させてくれたキッカケは、手作り石鹸でした。
香りや色や使用するオイルの選定など、どれもとても楽しい作業です。
もちろんグルグルするのも、出来上がったものを使うのも!

そして、フェルトを作る作業、それは実は石鹸を作る過程によく似ています。
香りこそありませんが、色合い、使用するウールの種類、肌触り、模様など、
そして、石鹸生地をグルグルする以上に?体力を使います。(笑)
机の上で、ウールをごしごし擦ったり巻いたりするので、腰痛になりやすい。

あと、ウールをフェルト化するには、熱いお湯と石鹸を使います。
高い温度、石鹸のアルカリ、そして摩擦が、ウールをフェルト化させるのです。
ウール100%のセーターの洗濯を失敗した時のことを想像してみて下さい。
フェルトを作るのは、あれと同じ原理を利用しているんです。

・・・ということは?
ウール100%のものを上手に洗濯するコツは、その逆を徹底すればいいんです。
温度はぬるめ、中性洗剤を使い、こすらないで押し洗いする。
石鹸を使って洗う時は、特に温度と摩擦に気をつけて、最後にクエン酸か
酢で中和させてあげることがポイントになりそうです。

すっかり暖かくなって、そろそろ秋までフェルトとはさようならというシーズン。
でも、月に1回、橘先生の講座に通っているので、今年は暑くなっても
冷房の入った部屋でゴシゴシしていると思います。
実は、立ち作業による1日がかりの全身運動なので、意外に疲れるんです。
時には筋肉痛になったり。。。(^^;


↓ <左>2月の講座で作った「お財布とピンクッション」。
  <右>は2つともお財布。
 



<<     INDEX     >>
2002年04月03日(水)    久々の独身生活で学んだこと

実は、この2週間ほど、我が旦那のKin-chanが出張に行っていたので、
ものすごく久しぶりに一人暮らしを満喫した。

夜は何時に寝ても文句は言われないし、朝寝坊だって全然OK。(笑)
思えば、結婚して以来、半月も離れ離れだったのは初めてのことなのだった。

そういや、今まで、帰省やら旅行やらで留守にしても、せいぜい1週間以内
だったので、とても新鮮に感じた。
何が新鮮って、一人だと、洗濯物も少ないし、料理だってかなり適当。
ゆえに、食器などの洗い物も少ない。なんてラクなんだ!

しかーし、旦那の居ぬ間に大掃除だー!と張り切っていたにもかかわらず、
その計画は、年度末のバイトの忙しさによって頓挫した。

一人でノビノビと生活していると、「亭主元気で留守がいい」とは、うまいこと
言ったものだ〜と思ったのも束の間、それも最初の1週間だけで、あとは仕事に
忙殺されて終わってしまった。あぁ、私のバカンス・・・カムバ〜ック。うぅ。

それと、お片づけ+模様替えの方も、ベット計画も仕切りなおし。
やはり、シングルべット2つは、狭い洋間には厳しすぎると現実を知る。(泣)
出張前は、「帰ってきたら、家の中が見違えるように変わってるかもよ〜ん」
なーんて言ってたけど、2週間って実はあっというま。そんな馬鹿な。。。

とはいえ、やっぱり、うちにはKin-chanがいる方が断然いい。
たとえ、平日の帰りが遅かろうと、一緒にノンビリできるのが週末だけだろうと、
高い電話代払って遠距離恋愛みたいな状態よりは、ずっとマシだ。

ちなみに、出張先は海外だったので、カードで支払ったという国際電話代の
引き落としが気になる私なのだった。どうやら、万単位らしいんだよなぁ。。。

今回のことで学んだこと。
・彼は、放っておくと毎晩でも電話してくる寂しがり屋だ
・実は、Kin-chanの分の洗濯物の量は、私の物より果てしなく多い
・この家は、一人で住むには広すぎて、二人で住むのに丁度いい

<<     INDEX     >>
2002年04月01日(月)    今年の目標

今年は・・・ってもう4月なんですけどね。(笑)

今年の年明けは、論文の作成でバタバタと忙しく、なかなか一年を振り返ったり、
新しく迎える一年に思いをめぐらしたりもできませんでしたが、まぁ、今日は
新年度の始まりということで、日記に書いて(文字にして)みることにしました。

で、今年のテーマ、丁寧さ癒し にしたいと思ってます。

丁寧さ・・・最近よく「丁寧に暮らす」という言葉を目にします。
私の中では、丁寧という漢字で書くよりも ていねい と平仮名で書いた方が
しっくりくる感じ。大きな人生の目標も大事だけど、ここらで自分の立っている
場所を見つめ直して、その佇まいを見直したい、そんな気分なんです。

こんな風に、漠然かつ抽象的に書くと、すごく高尚なものに聞こえますが、私の
場合、具体的に言っちゃえば、もっと基本的なことだったりします。(笑)
朝早く起きるとか、毎晩同じ時間には寝るとか、1日きちんと3食食べるとか、
丁寧に掃除したり、料理をしたり、使う言葉に気をつけてみようとか。
あぁ、書き上げてみると、なんだか情けないですねぇ。。。(恥)

今年のテーマを考えた時、最初にパッと閃いたのが 癒し でした。
論文を書き上げて、学生生活を終えるにあたって、達成感や充実感もありました
が、それと同時に、正直言って疲労感もありました。なんだかずっと走り続けて
いるような、そろそろ、ゆっくり周りを見ながら歩いてみたいなと思ったり。

その気持ちをなるべく肯定して受け入れるよう、心の中で反芻しているうちに、
「今年は、自分を大事にする年にしよう」と漠然と思い至りました。
とはいえ、一言に「自分を大事にする」といっても、どう大事にするのか?

私の場合、自分を大事にするためのポイントとして、丁寧さがある気がしてます。
今まで些細に思って見過ごしていたことを、ちゃんと、丁寧にやってみる。
うまく言えませんが、自分を「甘やかす」のではなく「大事にしたい」のです。

丁寧にお皿を洗うとか、洗濯物をきちんと畳むとか、電話に気持ちよく出るとか、
ちゃんと謝るとか、ありがとうと伝えるとか、ちゃんと衣替えをするとか。
それと、家族を大事にする、とか。大切なことですね。

季節の移り変わりに敏感に、例えば、旬の食材で食卓を彩るとか、花を飾るとか、
そういったことのできる人になれたら上出来。でも、いきなりは無理なので、
まずは衣替えで自分の持ち物の見直しから始めることにします。

普段、何となく過ごしている時間を、少し「丁寧に」と心がけることで、時間の
過ごし方は変わるような気がします。そして、それは暮らしそのものを変える効果
があるかもしれないとも。よくいう生活習慣病は、日々の悪習の山積ですしね。
平たく言っちゃえば、今年は私にとって、体と心のメンテナンスの年なんです。

日々の暮らしが変われば、自分との付き合い方や、自分以外の人との関わり方も
変わる。そんな気がしている春です。

<<     INDEX     >>

M403.netMAIL


Design : maybe