2001年12月28日(金)    サクラサク!

我が旦那のKin・chanは、今日で仕事納めだった。

長いようで短かった2001年の仕事を終える今日、彼の会社では10月に行われた
昇級試験の最終結果が通知される。(詳細は、10/27の日記 を参照)
実際には、11月下旬に1次試験(論文)の結果が発表され、それに受かれば12月
上旬に面接を受けることになる。論文と面接と、普段の勤務評価などを勘案して
12月末に最終結果が出るという段取りだ。

年内最後の日に結果が伝えられる趣旨は、落ちてもすぐに年末休暇で気分転換して
新年を迎えられ、受かったらホクホク気分で新年を迎えられるということか。(笑)

そして、昼過ぎに私の携帯宛にメールが届いた。  「サクラサク!

4度目にしての合格。いやはや、あの仕事も忙しい最中、論文を書く練習など、
よくぞ頑張りました。えらいです。さすが我が家の大黒柱です。(大絶賛)

試験は面倒臭いけど、合格するということで自分に自信をつけたりできる。
彼のやってきたことが評価されるなら、それはとても素晴らしい制度だろう。
数字的な実績評価は、営業畑などでは分かりやすいけれど、彼のような技術職の
環境では、それはなかなか数値として表しにくい点もあると思う。

来年度から、給与体系なども今風にアメリカちっくな実力主義な体制に変わると
聞いている(社長が実力主義&結果主義の人らしい)ので、今後どうなっていく
のかは多少不安ではあったけれど、まずは昇級で弾みがついた感じだ。

彼も、きっと喜びとともに一安心したに違いない。何より、春から少しだけ彼の
お給料が上がるというのが、ストレートで分かりやすい喜びだろう。
うーん、先日のクリスマス・イブに大枚はたいて買ったDVDレコーダー、少し
早い前祝いになりましたなぁ。(どっちみち買ってただろうけど。笑)

2001年12月18日(火)    眠い・・・

先週末から、朝型の生活をしている。
改めてそうしよう!と決めたわけでもなく、自然とそうなってしまったのだ。

実は、ちょっと前まで、超夜型な生活をしていた。
朝8時くらいに寝て夕方4時くらいに起きるとか、午後3時くらいに寝て夜の
22時くらいに起きるとか、出来るだけKin・chanに迷惑をかけない方法で。

もちろん、そんな生活が体に良いと思っているわけでもなく、しかし、目の前の
ことはどうにかしないといけないわけで、最近の生活は二転三転している感じ。
私の体内時計は、24時間じゃなくて36時間くらいなんじゃないの?と思うほど。

そして、今はぐるっと一回転して朝型の生活。朝が弱いはずのこの私が、ここの
ところ毎日6時過ぎに起きて、夜の21時を過ぎると眠くなって動けなくなる。
おかしい、元来宵っ張りの私が、なぜ急に夜遅くまで起きてられなくなったのか。

突如、朝型の体質になってしまったわけだけれど、これがなかなか心地よい。
一日を、日が昇って明るくなる前から、時間に先行して過ごすことができるのが、
こんなに気持ちよくて居心地よいこととは思わなかった。毎朝、8時過ぎに起きて
くるKin・chanに「おはよう」というのが、不思議と楽しい。朝からエネルギーに
充ちていて、まるで自分じゃないような、すごく不思議な感じだ。

日が射している明るい時間に論文を書いている方が、気持ちが明るいので、精神
衛生上も健全さが保ててよいようで、日々楽観的に過ごせる。当たり前か。(笑)

ここまでくると、開き直りなのかな。吹っ切れちゃったというか? 少し前まで
「もっとやらなきゃ」と思い込んでいたのが、もう出来なんてどうでもいいから
煮るなり焼くなり好きにしてくれー!という心境になってしまった。別に研究者に
なるわけでもないし、そんなもんである。そして、それでいいのだ。(多分)

しかし、ちょっと困っているのは、14時くらいと20時くらいになると、壊滅的に
眠くなって、自分自身が全く使いものにならなくなることである。至極、健全な
状態なんだけど、今はなー、ちょっと困る。しかも、最近のKin・chanは、23時を
回らないと帰ってこない。でも、頑張っても22時まで起きているので精一杯。

Kin・chan曰く、「そういう時は、昼寝して仮眠するとスッキリするよ」とのこと。
明日は、我慢しきれなくなったら、机に突っ伏して寝てみようかな。(笑)

突然、体のリズムが切り替わったのは今までの反動かもしれない。そして、午後に
なると、ものすごく眠くなってしまうのは、ある意味すごく正常なんだけど、この
尋常じゃない眠気には、ちょっと時差ボケが入っているのかも。(笑)

とにもかくにも、今の生活は結構気に入っているから、無理なく続けられる限り、
このペースを守りたいと思っている。というわけで、今晩も、Kin・chanの帰りを
待ちきれずに、先に寝ていると思う。許せ、旦那。

2001年12月17日(月)    頑張るプリンター

週末に図案を作成した年賀状の印刷を、ほぼ丸一日かけて行った。計150枚。

肝心の図案は、今年と色違いにしただけで全く同じ。手抜きだけどいいのだ。
どうせ、今年の私の年賀状を、私の友達は殆ど見ていない。喪中だったから。
そして、Kin・chanは、そういうのを全く気にしない。(笑)

図案(レイアウト)は同じだけど、中に入る4つの写真はちゃんと今年の分から
選んで差し替えてあるし、色合いもブルーから茶系に変えた。午年だからね。
但し、Kin・chanの好みの問題でPhotoshopで作ってあるため、全体的にファイルが
重たくなってしまい、1枚印刷するのに時間がかかる。3分以上?

150枚という枚数が、夫婦2人にしては多いのか少ないのかは分からないけれど、
2年前に買った我が家のインクジェットプリンター(BJ F850くん)は、私が
論文を書く傍らで、文句一つ言わずに黙々と印刷し続けた。朝から晩まで。

機械だから当たり前といえば当たり前だけど、その当たり前のことを黙々と、
そして時間のかかることでも着々と進めている様は、終わりの見えない論文を
書いている私を勇気づけた。

そう、どんなに気が遠くなりそうな作業にも、いつか必ず終わりがやってくる。
中だるみに差し掛かっている修論の提出まで、泣いても笑っても残り1ヶ月を
切った。もう逃げも隠れもしないで、本格的にラストスパートに入ろう。


2001年12月15日(土)    一足早いクリスマスプレゼント

Kin・chanに、「クリスマス、何が欲しい?」と聞かれた。

ずっと修論を書くのを頑張ってるから、今年は何か買ってあげたいという。
ボーナスも出たし、彼は彼で買いたいものがあるらしくて(DVDレコーダー)、
その罪滅ぼしという感じか? (笑)

基本的に、欲しいものは自分のお金で買う主義なので、特に欲しいものが思い
あたらなくて少し悩んだけど、CD1枚とDVD1枚を買ってもらった。
ドリカムのCD「monkey girl odyssey」と、宇多田ヒカルのDVD「UNPLUGGED」。

特に、宇多田ヒカルの MTV Japan 初の Unplugged を、メーキングシーンから
収録したDVDは良かった。去年の今頃に買ったデスクトップPCは、DVDが
見れるので、今もこの日記を書きながら、小窓でDVDを再生させて音楽だけ
聞いている。

Unplugged 用にアレンジされた歌も勿論素晴らしいのだけど、個人的には、特に
メーキングシーンにジ〜ンときた。あぁ、この人も普通の人間で、新しい何かを
生み出そうとする時には、あんなに苦悩したり逡巡したりするんだなと思って。
「よし!私も頑張るぞっ」って思った。何だか、ものすごく元気づけられた。

ドリカムの最新アルバムは、事件があった時期を挟んでN.Y.で収録されたもの。
ダウンタウンに住み、ダウンタウンのスタジオでレコーディングしていたボーカル
の吉田美和も、あの事件で避難した一人であったことを、最近とある雑誌に
載っていたインタビュー記事で知った。

CDについているアルバム冊子の最後に、「a flower」という歌になっていない
詩が載っている。おそらく、事件のことを思って書いた詩。

個人的には、吉田美和の歌声を聞いていると、どうしても大学生や新社会人の
頃に感情がトリップしてしまう。あの頃の気持ちにオーバーラップする気がする。

音楽と記憶の結びつきは、想像以上に強い。音楽が人々の心に何かを伝える力も、
きっと思っている以上に大きい。音楽ってすごい。

2001年12月04日(火)    NIKKEI プラスワン

我が家では、私の一存で日本経済新聞(以下、日経新聞)を購読している。

まぁ、私が独身時代から仕事の関係で日経を読んでいたのと、Kin・chanが結婚する
まで、自分では新聞を取っていなかったため。
彼はメーカーの技術職だからか、最初のうちこそ「え〜、日経?」と言って敬遠
気味だったけれど、最近は私よりも熱心に新聞を読んでいるのだから面白い。(笑)
たぶん、キッカケは10月の昇級試験対策だったんだと思う。試験に向けてなのか、
夏くらいから熱心に読み始めた。

私自身、勤めている時には、購読ではなく、毎朝出勤時に駅の売店で買っていた
のだが、自宅で購読しないと読めない紙面もあることに、購読してから気付いた。
それは、毎日の夕刊 と 週末の新聞に折り込まれている NIKKEIプラスワン
そして毎月1回折り込まれる 日経インテレッセ の3つだ。

「NIKKEIプラスワン」は、土曜の朝刊とともに届く生活情報週間紙である。
「日経インテレッセ」は、明らかに女性読者を意識したタウン誌のような感じ。
どちらも主婦が読んでも楽しめそうな構成になっていて、なかなか面白い。

ちなみに、「NIKKEIプラスワン」最新の12/1号の1面記事には"何でもランキング"
というコーナーがあって、「買ってみたいTV通販商品」の第1位は「スチーム
クリーナー」とのこと。(笑) なるほど、自分で欲しいと思って見ていた物は、
世の中の人の関心も高いらしい。
一方、「日経インテレッセ」12月号の表紙には、伊達公子さんが真っ赤な衣装を
着て登場。まるで、女性ファッション誌のような表紙である。

そういえば、結婚前に国分寺市に住んでいた頃、実家の母が泊まりに来た際に、
うちにあった日経の夕刊と「NIKKEIプラス1」を読んで、こう言った。
「あら〜、日経って小難しそうな記事ばっかりっていうイメージがあったけど、
結構読み応えがあって面白いわねぇ。うちでも取ろうかしら。」

結局、彼女はその後も日経を購読してはいないと思うが、しかし、意外に面白い
と思ったことは事実だろう。少なくとも、その場では熱心に読んでいた。彼女の
好きな朝日新聞がなく、他に読むものがなかったというのもあるが。(笑)

よく「でも、日経って広告入らないじゃない?」と言われるのだけど、ちゃんと
「広告入れて下さい」と言えば、契約後でも入れてくれる。あとは、他社の新聞の
勧誘を受けても、「うち、日経なんで」といえば、大抵すんなり引き下がる。

日経新聞のことを熱心に紹介してしまったが、別に、私自身は日経新聞の回し者
でもないし、日経新聞至上主義者でもない。ただ「日経って意外に面白いよ」と
いう話。但し、都心部に住んでる人じゃないと面白くないかもしれない。

近いうちに、「NIKKEIプラスワン」や「日経インテレッセ」の記事を引用すること
もあると思うから、今日の日記は、半分以上その前振りである。(笑)


2001年12月03日(月)    続・東京ミレナリオ

今日は、topページには採用されず、ボツになった写真たちを幾つか。
(実は、書くネタがないので、写真で誤魔化す作戦でもある。笑)


  

  



2001年12月02日(日)    東京ミレナリオ

茂吉cafeのtopページを更新して、東京ミレナリオ2001の写真を使った。
去年の大晦日〜今年の元旦にかけて見に行った時にデジカメで撮ったもの。

この東京ミレナリオ、たしかミレニアムを祝して2000年から始まったイベントと
記憶している。神戸ルミナリエと同じデザイナーの方によるもので、ミレニアムを
もじって、"ミレ"ナリオというネーミングにしたんだろうなぁ。(勝手な推測)

東京ミレナリオ神戸ルミナリエは、今年もまた開催される。
いづれの会場でも、素晴らしい光の彫刻作品「パラトゥーラ」が見れる。

2つの違いは、開催される期間が若干ずれていることだろうか。
神戸ルミナリエは、12/12(水)〜12/25(火)の14日間と、クリスマスにかけて開催
されるのに対し、東京ミレナリオは、12/24(月)〜1/1(火・祝)と、神戸ルミナリエ
が終わる頃から元旦にかけて開催される。

東京・丸の内仲通りを被う光の彫刻「パラトゥーラ」は、イタリアのアートディレ
クター:ヴァレリオ・フェスティ氏と、作品プロデューサー:今岡寛和氏が生み
出した新しい形の芸術。光の回廊「ガレリア」(茂吉cafeのtopの写真)の壮麗な
光が東京の街と人を包み込み、その光の持つエネルギーが大きな感動を創りあげる
新しい祝祭。作品テーマは、「新生−光が夢であるところ」である。

機会があったら、ぜひ見に行ってみることをお薦めする。
美しく芸術的なイルミネーションが、きっと貴方を暖かく包んでくれると思う。

今年の東京ミレナリオの点灯時間は以下のとおり。
■ 12月24 日(月)〜 31日(月) 17:30 頃 〜 21:00 頃
■ 1月1日(火・祝) 0:00 頃〜 3:00 頃

ちなみに、私は昨年末、除夜の鐘の鳴る中、真夜中に丸の内に見に行ったので、
ものすごーく寒かった。そして、予想以上に人が多く、会場はまるで何処かの神社
の初詣のようだった。もし元旦に出かけるのであれば、暖かい格好で。

寒い中、深夜に見に行く利点は、おそらくオフィス街のビルの電器がほぼ完全に
消えていることくらいだろう。基本的に、丸の内はオフィス街だから、おそらく
平日の夜に見に行けば、人もそれほど多くなく楽しめるのでは?


2001年12月01日(土)    内親王ご誕生

12月に入って最初の日。今年も残り1ヶ月。

まるで元旦のように暖かく、でも外に出ると空気がピンと張った快晴の日。
東京ではそんなうららかで清々しくそして平安な雰囲気が漂っている中、今日の
午後、前夜に宮内庁病院へ入院された雅子皇太子妃が、女の子を出産された。

というわけで、今日1日、TVはどのチャンネルも、この話題でもちきり。(笑)

ここ最近あまり明るい話題がなかったから、誰も彼も、この吉報にあやかろうと
商店街などは大騒ぎ。まぁ、ずっと自粛ムードだったのが、一気に弾けたか?
年の瀬の12月に差し掛かって早々の明るいニュースは、なんだか明るい年越しを
演出してくれているようで、少しだけ気持ちが明るくなる。

待望の内親王。男の子だったら尚更よかったのだろうけど、まだ一人目だもんね。
まずは一息つけるけど、きっと男の子が生まれるまで期待は続くんだろうなぁ。
はぁ〜、雅子様もやっぱり長男の嫁だもんね。次男の嫁である秋篠宮妃紀子様の
ようにはいくまい。孫は、3人続いて女の子になったわけだし。

でも、周りに望まれる強さは、あっちの方が立場的にも間違いなく上ですな。
庶民のように不況やリストラで収入を心配する必要がない反面、後継ぎを産むと
いうことのしがらみは、なまじ伝統のありすぎる家系なだけに大きい気がする。

それにしても、本家の跡取りとして男の子を産むというのは、地方でもまだまだ
根強く残っているものなのかなぁ。都市部にしか住んだことのない私には、よく
分からない。もうこのご時世、跡取りが女でもいいんじゃないの?と思ったり
するのだけどね。(^_^;

とにもかくにも、皇太子さま、雅子さま、内親王ご誕生おめでとうございます。



Daily Journel@M403



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2001年12月31日(月)    行く年、来る年

早いもので、今年ももう大晦日。
今年は、私の論文作成の関係で、年末年始ともに平常運転の我が家。
普段どおりの掃除と洗濯をこなして、普通どおりに夕飯を作って食べる。

特に帰省もせず、大掃除もしない、お節料理は作らない。(買った)
見事なまでに無い無いづくしのせいなのか、はたまた、特番だらけのテレビを
サッパリ見ていないせいなのか、今年はちっとも年末らしい情緒さを感じない。

特に淋しいというわけではなく、これで年が変わるのだという実感がないのだ。
明日は単に今日の続きであって、別に特別な日とも感じない。
それは事実なのだけど、でも、こんなに事務的でイベントのない盛り上がらない
新年は、今年限りで打ち止めにしたいと思っている。やっぱり、正月はコタツで
みかん、そしてお雑煮に寝正月と堪能したいもの。

紅白歌合戦も、それ以外の番組にも脇目をふらず、黙々と作業をするうちに、
とうとう今年も残り10分となった。「あぁ!今年が終わっちゃう!」と、ようやく
TVを付けて、かろうじてNHKの「行く年来る年」を見た。

各地の様子を伝えた後、画面はいきなり横浜でのカウントダウンに変わった。
気がついたら、今年はあと10秒で、日付が変わると氷川丸の汽笛が鳴り、盛大に
花火が打ち上げられた。Kin・chanとTVを見ながら「綺麗だねー。」と呟いて
いたら、何やらTVの音にこだまするように汽笛の音が聞こえた気がした。

「そんな馬鹿な・・・」と思いつつも、慌てて窓を開けてみると、なんと!横浜の
汽笛の音が遠くの方から、でもしっかりと聞こえてきて、南の方で弾ける花火が
見えた。ビックリしたと同時に感嘆した。「すごいー!きれーっ!」

ほんの10分ほどの花火だったけれど、小さいながらも綺麗に見えたし、何よりも
汽笛の音が聞こえたのには感動した。深夜で静かだったからだろうか。
しっかし、うちから横浜って意外に近いらしい。あと、横浜の花火が、うちから
見えるとは知らなかった。新年早々、新発見である。

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