面接,『PANAS』,ゆうばり映画祭『ポチの告白』レポート,質問『ご近所さん』


 13:45茗荷谷駅待ち合わせで、私はタクシー利用でオンタイム。
派遣会社の担当者が遅刻。珍しい。桜を眺めながら待つ。

食品カタログの編集&ライティングのお仕事、「顔合わせ」という名の面接。
食品てどんなものなのだろう?怪しげな健康食品とか、嫌いな食べ物だったら嫌だな、と思っていたら生協だった。
有機野菜宅配『大地を守る会』利用者の私としては、大変興味ある世界。

週刊なので、かなり残業も多くて大変そうだが、これまで散々だらだらやって来たのだから、忙しい方がいい。
稼がなくてはいけないし。

面接官の編集長は、私が書いた文章に載っていた写真を見て「お、ドレッドヘアだったんですね」と笑っていた。

終了後、派遣会社の担当者に「どうですか?」と聞かれて「やる気満々です!」

 茗荷谷駅近くのインド料理『PANAS』でカレー。恋人に面接報告メール。

 帰宅後、ゆうばり映画祭での『ポチの告白』ワールドプレミア上映レポートを宮崎学さんのサイトに送信。
宮崎さんに「遅いよ。いつの話だよ」と言われる。
2月26日のことでございます。申し訳ございません。

仕方がないので、この文章は高橋玄さん絡みのイベントがある時に『MARIBAR』でこっそり公開しようと思う。トホホ。

 面接結果の連絡。合格!さて来週からお仕事。世間の新入社員と一緒だ。
この週末は遊ばなくちゃ。

 先週金曜日に、私をぶち切れさせた質問『ご近所さん』は、翌土曜日も

> 今夜はなにしてますか

そして今日も23時に

> のみいきましょ

「池袋なら」と返信。

> ええっ
> 一緒にいたかったなあ

なんだ?私は断ったのか?

「わけわからん。なしってこと?」

> はい
> すみません

じゃあ「やめる」と言え!
2006年03月31日(金)

お仕事?


 校正の派遣会社は、仕事が一部の人に集中して、私のようにお茶を挽いてる人続出とか。
ということで別の派遣会社の登録条件を「短期のみ」から「長期も可」に変えてみる。

早速、商工会議所の所属企業取材&ライティングの仕事と、食品カタログの編集&ライティングの仕事をピックアップ。
商工会議所の方が時給は高いし勉強になりそうだが、職場は堅く静かな雰囲気で、取材先は中小企業のトップとか。
また髪型や服装など問題になりそうなので、やめておく。

食品カタログの方は時給は安いけれど、オフィスは茗荷谷で近いし、なんといっても「服装:不問」。
素晴らしい!そんな会社はめったにない。本当だろうな?

明日の面接が決まる。これまでの仕事を見せられるよう、準備。
2006年03月30日(木)

都税事務所,映画『ブロークバック・マウンテン』,『おまた』,激論「オウム麻原裁判 控訴棄却決定について思うこと」


 都税事務所に税金を納めて、私の決算作業終了。
後はマイラブリー税理士君にお任せ。
間に合って良かった。しかし、来年度はどうなるのだろうか。
というかもう今年度が始まって2ヶ月経つのに、はてさて。

 映画『ブロークバック・マウンテン』。
ゲイのカウボーイの話と聞いて、大昔の事かと思ったら1960年代の物語だった。
この時代もアメリカの田舎では許されない愛だったのね。

美しい映画だけど、ゲイだから映画として成立する、男女の秘めた恋愛物語ならあまりにも普通な話。
背景もわかるし、本人たちも必死なんだけど、葛藤と衝突がぬるくてつまらん。
普通の恋愛なんて、つまんない。
でもつまらない恋愛だけで一生を終えてしまうこともある、たいていそういうもんだ、ということを教えてくれる映画ではある。

 花見の日程を聞きがてら『MILLIBAR』に行こうと思っていたのだが、止めて『シネ・リーブル池袋』から近い『おまた』。
おまた兄とお話。
映画について、夏の『おまた』開店10周年記念イベントについて、他いろいろ。

 友人Mからメール。オウム麻原裁判の控訴棄却決定について「まじめな話」。
(彼女は同じ内容をブログに掲載している。http://kobamiki.exblog.jp/m2006-03-01/#2892994

> 司法に関わる人間には、
> 争えるところまで争う、私たちの社会を支える法のルールに従って、
> すべてを踏んで最後まで行き着くために尽力する、職業的道義的責任があったと思
> う。
>
> 弁護団には、この裁判の持つこうした側面の認識がどれだけあったのだろうか。
> 被告弁護、という一側面やテクニックしか見えていなかったのではないのだろうか。
>
>
> 弁護団も、
> 利己的で幼稚な発想で動いて、結果、数々の事件を指示したとされる被告同様、
> 権利ばかりを主張して、その立場に付随する義務や自らがなすべきことへの意識が欠
> 落した、
> 非常に幼稚な集団だったように思えて仕方がない。
>
> 法にのっとった「形式」が、こんな皮肉な形になってしまうことを
> 司法関係者、特に、弁護士という立場にある人々は猛省すべき、って思わずにはいら
> れない。

私の返信。

「弁護団が悪い、というのは誘導・コントロールされた見方だと思うよ。
国家、裁判所は世論をそういう方向にもって行きたい、実際マスコミを使って
そういう風に見せよう見せようとしているわけだからね。

まあ、これを見て、と言ったら『真理ちゃんこそ偏ってる』と思われるかもしれ
ないけど、参考までに。

イベント概要
http://www.miyazakimanabu.com/lecturejudicial/000138.php

宮崎学さんの発言内容その1
http://www.miyazakimanabu.com/lecture/000144.php

内容その2
http://www.miyazakimanabu.com/lecture/000145.php

宮台真司さんの発言内容
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=330」

> 別に(偏っているとは)思ってないよ(笑)。
> でもさ、宮台さんのページと、宮崎さんのページ1(2はまだ読んでない)を読むと、
>
> 別に私の書いたこととぶつかる部分ないと思うけど(ざっと読んだだけだけど)。
> 思ってることはおんなじようなことで、
> ただ、私の場合は現状を前提にした視点で言ってて、
> 宮崎さんたちは、その現状である司法の抱えるそもそもの問題点、って視点で言って
> るだけじゃない?
>
> 私は、そうした問題点を否定してない(と思う)し。
> とはいえ、私の読解力と表現力に問題はあるかもしれない(笑)。

「とにかく吊るせ、とっとと吊るせじゃダメじゃん、というのは一緒。
原因は弁護団がそうさせたのか、裁判所・国家がそうしたくて無理矢理持ってっ
たと見るのか、が違う。と私は読んだ。
ニュースやワイドショウで報道されていないことに、その辺を見極める重要なポ
イントがあるのでは。」

> いやさ、どっちが原因じゃなくてさぁ、どっちもどっちなんだよ。

「あらそう。
『特に、弁護士』とあったし裁判所の暴挙の方にはあまり触れてなかったね。」

> だから、仮に、国家がそういう方向に持っていこうとしてるのであれば、
> 弁護団は、そうならないで裁判が継続する方向に尽力するべきだ、って思ったわけ。

「私はあの手この手で尽力していたと見ている。」

> 弁護って立場からの視点のほかに、
> 裁判を継続して最後まで完結させるって点にも、もう少し留意すべきだったんじゃな
> いかな、って思ったの。
> 主張ばっかりした結果の空中分解、って感じ。
>
> 別に、国家側に立って書いたつもりも全くないよ。

「私もそんなこと書いてないよ。」

> 弁護側「にも」やるべきことはあったはず、って思って、その部分だけ書いたつもり
> だけど。

「そうだね。その部分だけ、だったね。」

> 国家対国家とか、労働者と経営者とかさ、人対人も、とにかく、こういう違う立場の
> 両者のことって、
> お互いの立場からの主張は大事だけど、それだけを主張しあってたらダメ、って私は
> 思うので。

「そうですね。」

> 自分の取る道、自分のやり方が間違ってると思ってやる人はいないわけで、
> 疑いがないときほど(自分は間違ってないの気持ちが強いときほど)、自分の立場に固
> 執する。
> お互いが、それだけを持ってやりあったら、絶対うまくいくわけない。
> 信念を持ってやることは大事だけど、素人の口ゲンカじゃないんだから、
> 弁護士の立場で果たすべき任務の重要な部分に、
> 麻原弁護そのものだけじゃなくて、裁判の継続って意識も欲しかったって思ったの。

「それは十分持っていたと私は見ている。
そうじゃなくちゃ、やってらんないよ。」

> やり方があまりに子供っぽくて、裁判所に見切りつけられた、って感じがしたの
> (これは感覚的なことだから、ここつつかれても、これ以上言いようがないけど、
> そう感じたから、弁護側について書いたの)。

「『幼稚だ』と言うからには、どんな大人のやり方があったのか教えて欲しいとこ
ろだけど、それはまあいいや。」

> 裁判所に対しても、これは、
> 「ダメだ、こりゃ」的に見切りつけるとか
> 「あっそ。別にいいよ。そっちがそのつもりならこっちにはこういう手があるんだか
> らね」的嫌がらせ
> みたいなことして幕引くもんじゃないでしょ、とは同時に思ったよ。
> でも、相手がこういう手を使わないように、その点にも注意すべきだったって思った
> から、
> 弁護側についてああいう風に書いたんだけど。

「まあねえ。裁判所はなんでもあり、ですからね。
裁判所なんだから法的に真っ当な対応してくるはず、と思ったらダメってことで
すな。
裁判所にとっては弁護士なんて、虫けらみたいなもんよ。」

> ものを考えるに当たって、白と黒に分けて考えるのはわかりやすいけど、
> それだけじゃ、問題点は浮かび上がるけど、解決そのものにはならないと思う。
> 白と黒に分けられる両者は、良くも悪くも相手ナシには成り立たないんだよ。

「全く仰るとおりで。
白黒つけなきゃ気がすまないマスコミが問題点を浮かび上がらせても解決になら
ないし、誘導コントロールされた問題点が浮かび上がっちゃって。
司法もマスコミも受け手も幼稚で成り立つ日本社会よ。」

発言することは大事だと思う。
イベントに参加して問題意識を持っていた私としてはMのメールは嬉しかった。
しかし、なんでこうもワイドショウのコメンテイターやらニュースキャスターやらと同じ意見なのかが不思議。
Mがそんなにテレビに影響されているとは思えないし、自分の頭と言葉で考えていると思うのだが。

Mは、イラクで拘束された3人の若者に「救助の費用を負担させるべき」と言ったこともあって、私は「自己責任」論者かい!と驚いたことがある。(2004年4月26日の日記参照)

よくわからないけど、こういう話はM以外の友人たちとはあまりしないので、面白い。
2006年03月29日(水)

『池下レディースクリニック銀座』


 3月3日に判明した病気の再検査。マイナス。ほっ。
しかし卵巣だか卵管の腫れが、今回は前回と比較して左が小さくなって、右が大きくなっているという。
「ああ、これは大丈夫じゃないですね」と女医。

原因はホルモンバランスの乱れ。しばらく基礎体温を測ってみることになる。
しかし生活が不規則で毎日同じ時間に測れないのでは、意味無いのでは。
一応グラフ用紙をもらう。
「慶應病院で定期検査してるなら、次は卵巣も検査した方がいいですよ」とも言われる。

恋人に報告。
「もっといっぱいセックスしろってことかな?」と彼。
「そう!」
笑う。
2006年03月28日(火)

康夫ちゃんメール,読者メール

 夕張で数年ぶりに再会した康夫ちゃんからメール。
BCCで大勢に送っているものだと思われるが。

「夕張でお目にかかってからもう1ヶ月ですね。
『ウォレスとグルミット』は康夫ちゃんが夕張に来ていなければ絶対見ていなかったと思いますが、面白かった。認識を改めました。

特に神父が尼さんプロレスファン、というところが良かった。
イギリスっぽいなあと笑いました。あはは。

ところで、私としては本音は次は都知事をお願いしたいのですが、
康夫ちゃんがどこにいようと何をしようと応援しますので!」

と返信。

 松本美弥子さんのバンド『ナインアンダー』のBBS経由で『抱茎亭日乗』読者となったというMさんからメール。

> 日記の話は、知識が無く分からない事も多いのですが
> 独身女性の生の声が聞こえるようで
> 毎回「ふーんなるほどなぁ」と感じながら読ませて頂いております。
> 特に「松本美弥子」の名が出てくると、二人で話している事と全然違う会
> 話がなされていて
> 本当に面白いです。
> 彼女とは、今月末辺りに会う約束をしているので、またからかってやろう
> と思ってます(笑)
> (因みに、隠れて読むのもやらしいので、松本さんには「読んでるよー」
> と話しをしています。)
>
> 多分、今後何処かでお会いする事になる気がするので
> その時、挨拶させて頂きます。
> これからも、がんばって下さい。

こういうの、久し振りで本当に嬉しい。励みになる。
Mさん、誠にありがとうございます!
頑張って日記を書かなくちゃ、と思う。でもまだ2月分を書いている。
2006年03月27日(月)

デート

 昨日は夕方から夜まで寝て、今日は未明から昼まで寝て、デート。
帰ってまた少し眠る。寝過ぎだ。
日記を書けばいいのに、と思うが私は本能の人なのであった。
日曜の夜は渋谷で映画を、とも思うが無理。

恋人は忙しいと言いつつ、会う時間を作ってくれる。嬉しい。楽しい。
彼は頑張ってるのに私はこんなで、全然ダメだ。

しかし彼は「自分の好きでやってることだから」。素敵。
自分で選択してやっていることを人にやらされているように言うのは大変かっこ悪い。
そうでない彼は大変カッコイイ。

私は人のせいにはしないが、やってること自体がかっこ悪い。トホホ。
2006年03月26日(日)

『Restaurant and Library cafe ARGO』

 高校からの友人たちと麹町の『ARGO』にてお花見ランチ。
11:30集合だが遅刻して12時近くになってしまう。

久々登場のSがいて驚く。Sは「日記に書かないでよ」と言って、いろいろな話。
私は恋人の事を聞かれて、ちょっと困った。
一番初めに彼女たちにちらっと彼氏自慢をした時に「全く理解できない」と言われた。
以降ほとんど人には言ってない。
もっと詳しく深いところまで話せば理解してもらえるのかもしれないが。

大学ゼミの先輩Nさんの話から病気のこと。
今日体調を崩して来られなかった仲間もいるし、あちこちいろいろ起こるお年頃。

女子高友達は巨人ファンだったり高校時代バトン部だったりソフトボール部だったりで野球ファンが多い。
WBCの話で「私は憎米の野球嫌いだからアメリカが勝たなきゃどうでもいいんだけどね」と言ったら
「あら、真理ちゃん憎米なんだ。じゃあMは許せないわね?」とアメリカのポチ小泉好きなNさん。
「へ?なんで?」
「Mはアメリカ商工会議所(で働いている)じゃん」
「あら、そうだったっけ?宮崎学さんが講演したでしょう」
「聞いたわよ」
「面白かった?」
「うん。あの通訳の人がすごいよね」
って話の流れが全く変わる。
宮崎さんの次に米商工会議所で講演したのはNECの会長だかで、その時も同じ通訳だったのだが、日本語も英語も全然違って、キャラクターの違いまで見事に訳していたとのこと。
宮崎さんと電脳キツネ目組の間でもあの通訳女性の優秀さは話題だったが、やはり。

子供のいるSと、Nさんは先に帰って、米商工会議所のKMちゃんともう一杯飲む。
私は皆がデザートとコーヒー、お茶の場面でワインをもう一杯、というタイプ。

 KMちゃんとお堀の桜を見ながら、永田町駅まで一緒に帰る。
昼間から酔っ払って、有楽町線を何駅も乗り過ごして、戻って帰って21時まで寝てしまった。
2006年03月25日(土)

恨み骨髄,愛Nメッセージ便,Charlston Cafe ORIENTAL,エミリーローズ,クラッシュ,有頂天ホテル,デート,質問『ご近所さん』

 WBC日本優勝の絡みで、会社員時代の元上司が大はしゃぎでテレビでコメント解説していてムカツク。
野球とは全く関係ない、個人的に恨み骨髄に徹する人物。
テレビに向って「お前は今そのポストにいるだけで、てめーの手柄じゃねえよ」と負け犬の遠吠え。フン。

 大学ゼミの先輩Nさんに、ゼミの皆からの「愛Nメッセージ」を届ける。
西麻布の自宅に電話。Nさんはほとんど眠っているそうで、お母様がマンションのロビーまで降りてきてくれて、渡す。

Nさんにもお母様にも、何も言葉が浮かばない。涙が出て困った。
「読めなくても、皆の気持ちですから、そばに置いてもらえればと……」
「ありがとう。読んで聞かせますね」
お母様はNさんにすごく似ていて、綺麗な方だった。
娘の介護を続けるのはさぞ辛いことだろう。

 六本木ヒルズに向う途中、「ビール\500」の看板に引かれて『チャールストンカフェ オリエンタル』に入ってしまう。

失敗。生春巻と担々麺は普通だったが、店内はタバコ臭いし、木の椅子はボロボロでとげが出ている。
ストッキングで座ったら絶対伝線する。
会計の時に店員に言ったら「あ、本当ですね。スミマセン」と言っていたが、椅子だけではなく、全体的にメンテナンスが全然ダメな店だった。

 『ヴァージンシネマズ 六本木ヒルズ』にて映画『エミリーローズ』。
「『エクソシスト』を超える」という謳い文句は違うんじゃないの?
これは恐怖映画ではない。
エミリー役の女優はすごいが、私には病気の人にしか見えなかった。

悪魔の存在を信じる、裁判でも認められるというのはアメリカ的。
日本でも「神隠し」はあるし「悪霊を追い払うための行為だった」と主張する殺人はあるけれど、今の裁判では全く通用しない。

 次は期待の『クラッシュ』。いい映画だった。大好き。また見たい。
日本は閉塞社会だとか、東京の人間は冷たいとかいうけれど、ぬるぬるだ。
ロサンゼルスはきつい!というのがこの映画の印象。
私のような人間にはとても生きていけない街に見える。

『ダブリン上等!』で描かれたダブリンも皆怒っていて、憎んでいて、暗くていやな街だと思った(映画は好きだった)。
『クラッシュ』のロサンゼルスは都会で明るいのに、何度も溜息が出るほどきつい。

しかし「天使」はいて、恨み骨髄の人物にも悲しみや優しさがあるのだ、と気付かされる。
それはお伽話じゃなくて、激しく傷付け合って殺してしまうことも、愛し合い、癒し合い、助け合えることも、日常としてリアルに描かれていたと思う。

 ゆうばり映画祭以来映画を見ていなかったので、迷ったがもう1本。
『有頂天ホテル』。
やっぱり日本はゆるゆる、ぬるぬる。
『クラッシュ』も『有頂天ホテル』も、一つの場所で、ある一定の時間に、いろんな人間と事情と感情が交差し、人は繋がっている、ということを描いているのに、この2つの映画の違いはどうだ。
絡まった糸がますます絡まるか、簡単にほぐれるかは、日米の違いじゃなくて作り手の違いか。

 デート。私の会社の作業も助けてくれる恋人。
忙しいのに悪いかな、と思っていたが事も無げにちょちょいと済ませてくれて、有り難い。頼りになる人。チュ。

築地の仕事が、恐らく髪色の問題で駄目になったことを報告。
「しょうがないね」と恋人。ああせいこうせい言わないところも大好き。チュ。

恋人の抱える問題について。今日はほんのちょっと不安が解消したのでは。
私も彼の頼りになる人になれたらいいのだが。

多忙な恋人とは短い逢瀬になってしまった。でも楽しかった。

 深夜、六本木駅の方が霞がかかっているなあと思ったら煙で、六本木交差点近くの古い商店が燃えて大変なことになっていた。
暫く野次馬火事見物。

 このところ2回続けて誘いを断っている質問『ご近所さん』を誘うも、質問ばかりで行ける行けないわからないの返事がない。
で、未明3時半になって

> 終わったー 仕事
> でも 帰ってるかな?

あのねえ…。まず返事をしろよ!!

> ごめんなさい
> 金曜はいつもこんな感じです。
>
> 飲みたいな

ってもう4時過ぎだよ!もう絶対この男は誘わない。
2006年03月24日(金)

22日追記,超14万アクセス,お仕事,Nさん

 昨日の日記に追記。

 東京ドームで「まるまるポテト」とビールをご馳走してもらったが、晩ご飯を食べていなかったので、一人で自宅近所の『桂園』でビールと中華のおつまみセット。
なんとなく侘しい感じがしなくもないが、このギャップが人生の味わいということで。

以上追記終わり。

 以下本日の日記。

 日記のアクセスが14万超。皆様ありがとうございます。
と書いているのが実は現在6月4日未明で、現時点で147454アクセス。
この間日記の更新は遅々としているのにこんなに見ている人がいるということは、とんでもなくお待たせしているということで、大変申し訳ないです。

これから大幅スピードアップの見込みはあまりないので、たまに覗いてみて下さい。
ブログの『抱茎亭日乗メモ』の方はちょこちょこ更新しています。よろしくお願いします。

 本日のお仕事は、新宿アイランドウィング内のオフィスにて校正。
私は新宿で生まれた。まさにこの辺りが生誕の地。

8:45集合。昨日早く帰ったお陰か、間に合った。16時お仕事終了。
3月は3日しか働いていない。
他の皆さんも暇だそうで、全く嬉しくないワークシェアリング状態。
今日の仕事も単発、1日で終わり。ウーン困った。

 闘病中の大学ゼミ先輩Nさんが自宅に戻っているという連絡が入る。
目が見えなくなったが頑張っているとか。すごい、偉い。
ゼミの皆にもらったメッセージを自宅に届けることにして、準備。
2006年03月23日(木)

デート,お仕事?,THE ROLLING STONES A BIGGER BANG TOUR 東京ドーム,殺人事件

 ランチデート。
「今日は派手だね」
「この後ミックとデートなんで、うふふ」
「ストーンズなんて死んでるよ」と彼。あらぁ、妬いてるの?
「妖怪のように生き続けるのよ」
でも恋人もミックに負けずにかっこいいから大丈夫。

 校正の会社から電話。
今日は珍しく昼間に連絡が入り、過去2回やった築地のお仕事依頼。
二つ返事で引き受けるもしばらくして「別の現場へ行って」。
禁煙ならどこへでも行くが。

築地がダメになった理由ははっきりしない。「桜井さんはダメ」ということらしい。
校正会社の元社長が私を推挙してくれたようだが、やはり髪色の問題ではないかとのこと。
前に当時社長宛に築地のクライアントから「桜井さんは仕事熱心だけど、髪をまだらに染めるのは止めるように言ってもらえませんか」という話があり、その時は確か薄いピンク色で、一色ならいいかと思った。
クライアントも「おしゃれだね」と言ってくれたのだが。
まあしょうがない。

 そんなことよりザ・ローリング・ストーンズ!
ミックも恋人もかっこいいが今日のライブデートの相手は久々登場、私の大好きな、笑顔とスタイルが抜群にかっこいいあの人。
昨年4月にスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』を、10月に蜷川幸雄『天保十二年のシェイクスピア』を一緒に見た。
スーパー歌舞伎も蜷川の舞台も彼にとって初体験で、とても喜んでくれた。

そして、彼は東京ドームのコンサートは初めてだという。ほう。意外。
彼の初ドームライブ体験が、世界最強ロックバンドのザ・ローリング・ストーンズなわけね。なんてラッキーな人。

私は彼の人生におけるとても重要な機会を提供している女だと思うのだが、どうして彼は私に惚れないかしら?
まあいい。人生における重要な素敵なひと時を頂いているのは私の方だから!

そしてストーンズのステージは最高。やっぱりカッコイイ。
平均年齢が62歳?信じられない激しさ。前回よりもパワーアップしている印象。

前回公演はアリーナ4列目ぐらいの席だったのに、今回は1階スタンドで、ウームと思っていた。
しかしミニステージがアリーナ後方まで移動してきて、ほぼ同じ高さで歌い踊るミックを見て満足。

彼も大興奮。「すっげー!」「かっこいー!」を連発。ああ、良かった。

コンサート終了後に行く店などいろいろ考えていたのだが、お互い明日の仕事が早いので帰ることになる。
私は帰るなら後楽園駅なのだが、人の流れで水道橋駅に出てしまった。
では彼を送って行こう。

車中仕事の話など。私は彼の仕事の話を聞くのが好き。
どんどん活躍して飛躍して世界の人になって、でも笑顔とスタイルは変わらないで、たまにデートしてくれたら。ああ楽しいなあ。
そうね、次は宝塚かな。フラメンコとか、素晴らしい踊り手のダンス?小沢征爾とか?
何か特別な、最高級のものを見せて、彼にまた「すっげーや!」と言わせたい。

新宿駅で別れる。
「今度是非ゆっくり」と彼は言い、握手をして、電車が出るまでホームで見送ってくれた。

いやー、いい男三昧の一日だった。でもまだある。

 最近のニュースで、豊島区のマンションで男が自殺に見せかけて刺殺されて部屋が放火された事件があった。
ニュース映像からすると、私と元内縁夫が5年間暮らしたマンションではないの!と思ってすぐさまメール。
元内縁夫も気になっていたようだが、被害者の部屋は4階とのこと。
私たちが住んでいたマンションは3階建てなので、かなり近いが違う建物らしい。

そう言えば、ストーンズの初来日コンサートは元内縁夫と、東京ドームのバルコニー席(1階スタンドと2階スタンドの間にあるスイートルームと同じ階の席)で見たのだった。
就職内定者のために会社が用意してくれた席だった(チケット代は払ったと思う)。
元内縁夫は大学の後輩だが、周りの席は会社の同期の人々。

オシャレな元内縁夫はサスペンダーをしていて、同期の男子たちは「桜井の彼氏は(NHK『できるかな』の)のっぽさん」と呼んでいた。
当時はまだ私の片思いの時期で、今日のようにいろいろ遊ぶ口実やイベントを考えては誘っていた。

あれが1990年。もう16年も前なのか!感慨深い。いろいろいろいろあったなあ。
そんなメールを、元内縁夫に送る。

> まさに三寒四温ですので、ご自愛下さい。

なんて、彼らしい。

彼は今妻子がいて、私も恋人がいて、多分お互いすごく幸せで、2人の12年があっての今。
付き合えたことも別れたことも全て感謝している。

ストーンズにも、ライブデートの彼にも。
誰よりも一番大切な恋人に、心から感謝しています!
2006年03月22日(水)

決算決算総決算

Me-ismのライブも諦めて経理作業。

全く興味はないのにWBCなど見てしまった。
そんなことをやっている場合じゃないけど、テレビの他番組もつまらないので。
ローリングストーンズが来日会見で日本はプロでキューバはアマチュアと言ってた。冗談かと思った。
憎米の私はアメリカじゃなければ、どっちが勝とうがどうでもいいが。

しかしローリングストーンズは野球なんて興味ないのでは?プロモーションで言わされてる感たっぷり。
それもどうでもいいが。
翌朝9時、決算入力終わってマイラブリー税理士君にデータ送信!爽快だぜ。
2006年03月21日(火)

お仕事,経理


 クレジットカード会社の約款分類整理。17時で作業終了。
3月も3分の2が終わってしまった。この後仕事はあるのだろうか。

 私の会社の経理作業。やっと半年分。
いよいよマイラブリー税理士君に見放されるのでは、と怖くなり、言い訳メール。
明日には仕上げるぞ。
2006年03月20日(月)

経理,デート,テレビ朝日ドラマスペシャル『愛と死を見つめて』


 経理作業、4ヶ月分終了。まだ3分の1か。ふう。

 しかしデート。美味しくて面白くてたまらない。
二人は仲が良いから、体に変調が訪れるのもいつも一緒だね、なんて話。

 「難病純愛物語」と聞いただけで、はい、わかりました、もう結構。
なのだが、何故かドラマ『愛と死を見つめて』を見てしまい、涙する。バカ。

これは実話というのと、やはり闘病中の大学ゼミの先輩Nさんの事があるから、いろいろ考えつつ見た。

先日、ある作家の方とお話をする機会があった。
その方は「闘病記は恥ずかしい。絶対書かない」と言った。

私はもしも自分が難病とか、珍しい病気になったら絶対闘病記を書く。
子供の頃に山口百恵主演の「赤いシリーズ」など見て、難病や、捨て子だったとか、好きになった人が異母兄弟だったとか、そういう状況に激しく憧れていたのを思い出した。

こんなことを言ったら、病気に苦しんでいる人は不快かもしれないが、私は病気もエンタテインメントだと思う。
人生の彩り。健康が一番ではあるが、どうせなるならドラマチックな病気がいい。

「読者は敵。誰が語るか」と私がお話した作家は言った。私は読みたい。
巷に溢れる闘病記とは全然違うものを書いてくれたらいいと思う。

延命治療についても、自身の経験を話してくれた。
私も、父親があちこちのガンを手術していた時「そんなに無理しなくてもいいのでは」と思った。
「高齢者のガンは寿命」という考え方もある、と母には言ったが母はあらゆる手を尽くしたかったのだろう。

しかし、Nさんのことを考えると「頑張らないでいい」とは言えない。
今Nさんが延命治療をしているのか否か、私は知らない。
ただ、最後まで一生懸命諦めないで生き抜きたいと思っているのではないかと想像する。
たとえ辛く苦しくても、5歳になる娘に、最後の瞬間まで頑張る自分の生き様を見ておいて欲しいと考えるのでは、と思う。

それは私のNさん像であって、私は自分が辛く苦しい状況なら、もう、すぐ死にたいと思うだろう。
延命治療など一切不要。
今は22日のザ・ローリング・ストーンズと4月4日の藤原竜也のステージは見ておきたいと思うが、基本的にいつ死んでも我が人生に悔いはない。
2006年03月19日(日)

『池下レディースクリニック銀座』,彼の決断


 『池下レディースクリニック銀座』にて再検査。
保険診療だから数をこなさなければいけないのかもしれないけど、流れ作業的で気が滅入る。

予約の電話システムも煩雑で、1回操作を誤ると始めからやり直し。
時間がかかってイライラする。
会話が聞こえないようにそうしているらしいが、ロビーのテレビと診察室前のスピーカーの音楽がともに大音量で、頭が痛くなる。

質問に対する説明もよくわからなくて不満。次は他へ行こう。
次はないことを祈るが。

 愛の問題について、彼が決断宣言。偉い!大好き!頑張れ!
本当に可愛い人だ。笑っちゃう。

「決算してるの?黒字だから上場しないとね」と彼。はいはい、私も頑張る!
2006年03月18日(土)

お仕事,『清久仁』


 クレジットカード会社の約款の仕事。
校正というより図画工作の授業のようだが、この作業で結構なギャラを頂けるのは大変有難い。
しかしこれが月に数日しかないのが悲しい。

 ランチで初めて『清久仁』。900円で焼き魚定食。うまい!これは素晴らしい。
この界隈はランチに良い店があまりないのだが、和食ならここに決まり。
2006年03月17日(金)

二日酔い,経理


 二日酔い。
日本酒『ご近所さん』はどうかな?と思って聞いたら、生まれて此の方二日酔いになったことがないらしい。
すごい胃腸、肝臓。

決算作業。普段こまめに帳簿をつけていないので、全く合わない。当たり前だが。
ずーっと後になって帳尻が合うこともあったりするので、記憶を辿ることに没頭してしまい、度々作業が停まる。

 23:30、校正の派遣会社から「明日来られる?」と電話。
長らく待ちぼうけをくらい、決算作業が大変な時にかかってくるわけね。
行きますとも、喜んで!
2006年03月16日(木)

日本酒&本格焼酎処『月』,満月


 決算データの締め切りは今日だが、全く終わらず。

 そんな状況なのに、日本酒『ご近所さん』のご招待で、湯島にある『日本酒&本格焼酎処 月』にて滋賀『笑四季』の蔵元を囲む会。
30分以上遅れて着いたら大盛況ギュウギュウ。写真はこちら

「笑四季』は新酒鑑評会で平成5年から17年にかけて通算9回金賞を受賞していて、これは滋賀で最多らしい。
それはすごいが、その金賞受賞酒をこの会で飲めないのは残念。

いかにも女性向けの『うらら花』とか、『陶狸夢(どりーむ)』(これも本日出品はなし)とかは私の趣味ではないが、蔵元の竹嶋加奈子さんは20代の女性なので、彼女のカラーなのだろう。

『笑四季』のいろいろな種類の酒をいろいろな温度で飲んでみる。

日本酒『ご近所さん』は日本酒の薀蓄ブログをやっているので、アフェリエイトについて聞く。
年間実績は3,000円!そんなものなのか。
日本酒というジャンルを限定して詳細な解説をしたところでそれでは、私の日記など、どうなるものでもないだろう。
まあ、遊びということで。

 今日の店も『月』だが、今日は満月。
美しく、まあるいお月様を見ながら、彼を思う。
「愛してるから」
「ハーイ。私も愛してる!」
「酔っ払ってる?」
「ハイー」

一緒に月を見たいなあ。ぎゅーっと抱き締めて、いい子いい子をしたくなる。
大切な大切な人。
2006年03月15日(水)

ホワイト・デイ,経理,愛Nメッセージ

 ヴァレンタイン・デイもデートはなかったが、ホワイト・デイなどまるで関係なし。
しかしラブラブ。
「愛してる?」と彼。
「愛してる」と私。
「デートしようね」
「いつ?」
「わからない」
ガクッ。スケジュールが「真っ白」ってことかい。

 会社の決算をやらなければいけない。
マイラブリー税理士君には15日までにデータを送るように言われているが、今日から作業を始める。
去年もギリギリでなんとかなったので、甘く考えている。
たいした売上があるわけでもないので、余裕だ。きっと。多分。

 大学ゼミ仲間から、闘病中のNさんへの「愛Nメッセージ」が届く。

Aちゃんは、自身も辛い事があったけれど、Nさんの「子供のために死ねない」という言葉が心の響いたと。

> Nさんの姿を見て生きる力をもらっている人もいるのだということを
> 伝えられる機会があればと、ちょっと遅くなりましたがメールしました。

「本当に、すごい生き様だと思います。
偉い、立派です。
ご家族から7日がヤマだとか、あと3日だとか聞いたけど、今もNさんは生きていて命の炎を消さないように頑張ってる。
それは毎日奇蹟を起こしているということだよね」

> 真理ちゃん自身は幸せそうだけど!?
> 彼の事情とか問題って何かなあ?といろいろ想像膨らませてます。

「幸せなんだけど、心配事はあって、まあ恋愛につきものですから。
障害があると燃えるのさ。ほほほ。

Aちゃんもご家族も元気になりますように。

今日、漫画家の西原理恵子がNHK『スタジオパークからこんにちは』に出ていて
『いつも最悪を想定してる。明日は今日よりも絶対悪い日になると考える。
だから今日一日が無事に終わることが有り難い』
と言っていたよ。
今でも売れなくなったときのことを考えてエロ本の仕事も断らないそうです。
ははは。皆必死ってことよね。がんばろー!」

と返信。
2006年03月14日(火)

Nさん


 闘病中の大学ゼミの先輩Nさんの容態を知らせるメールが来る。
ほとんど眠っているらしいが、先週末には「もう人には会いたくない」と言ったとか。

若いとがんの進行が早い、というのはよく聞くけれど、若いから最後まで頑張る力も、またあるのだろうか。
偉いなあ。
2006年03月13日(月)

『伊勢丹』,『紀尾井町プラザ歯科』,デート


 友人とその婚約者にいろいろお世話になっているので、お祝いは何がいい?と『伊勢丹』から電話。
考えていた食器は必要ないそうで、友人が「アイスクリームがいい」というので、12個カップを持ち帰り。
ドライアイスも入ると結構重くて、ひーこら言いながら新宿三丁目→赤坂見附→紀尾井町。

 『紀尾井町プラザ歯科』にて、検査の結果を聞く。
過去2回の矯正失敗によるダメージはなく、キレイになりますよ、とのこと。
しかし、現在の噛み合わせの位置が定まっていないため、手術になるか、装置だけで済むか、判断しかねると言われる。
その見極めをするための装置を暫くつけてみることになる。
手術になれば、保険が効くので返って安くなるらしい。5日間ほど入院するようだが。

 終了後、院長室で友人と婚約者とアイスクリームを食べながら、歯科のプロモーションについて。
「二人はまだ結婚してないんだから、『セレブ歯科医の合コン』とか『嫁探し』とか、そんなようなバラエティ番組に出て、見事結婚へ!みたいのはどうかしら」
「ああ、なんかそういう感じの前に出たことあります」

しかし、そんなやらせはしなくても、友人の婚約者は優秀なインプラント歯科医だし、矯正治療は画期的な装置を日本に初めて導入するという、わが槙先生なのであった。
この装置は取り外しができて目立たないので、人前に出る仕事の人にお薦めらしい。

友人の美容皮膚科構想も進んでいるらしく、話を聞く。

 デート。昨日のNANIOさんとの会話を彼に報告。
「『誰かわかった』って言ってみただけなんじゃないの。かまかけられたとか」
そうか。
NANIOさんが知っている私の人間関係は、電脳キツネ目組とナインアンダー周辺ぐらいだもんな。
おほほほ。
2006年03月12日(日)

焼肉ブランチ,『ご近所さん』たち,フジテレビ『めちゃ×2イケてるッ!』,『檸檬屋新宿』,京風バー

 昨日包んでもらった極上カルビを、フライパンで焼いて食べる。
起きてすぐ、昨夜の続きで昼から自宅焼肉は、かなりヘビーだった。
頑張って全部食べる。うへぇ。

しかし昨日の焼肉デートは楽しかった!1人思い出し笑い。

 1日のうちで激しく幸せだったり、悲しくて堪らなかったりの今日この頃だが、Nさんのことで胸が締め付けられるような思いをしているところに、『ご近所さん』Gから数ヶ月ぶりにメール。

> ご無沙汰です。お元気かな? (^-^)

「はい、元気です。」

以上終わり。何の用だよ!

と思ったら、日本酒『ご近所さん』からもメール。

> 蔵元を呼んでの会にお誘いしていましたが、お返事はないようですね。
(略)
> キャンセルしておくことにしますね。

あら、また『ご近所さん』のエラーだ。困るなあ。
慌てて「行きたいです」と返信。

しかし、なんでいつも同じ店なのかなあ。
ご招待して頂くのだし、美味しい日本酒の飲めるいい店だけど。
素敵な店はいっぱいあるのだから、いろんなところに行きたいなあ。
って、大変失礼なもの言いだが、女のホンネということでご勘弁を。
ああ性格悪いね、私。スミマセン。

 三浦和義さんから「見てください」と連絡があって、フジテレビ『めちゃイケ』を見る。
三浦さんは、初プロデュース映画『風雲児』のプロモーションのために出演。
『風雲児』には『めちゃイケ』のレギュラー雛形あきこが出ている。

番組自体のあまりのくだらなさにげんなり。全く笑えない。
しかし雛形あきこがこんなになっているとは知らなかった。
台本には呆れるが、彼女のはじけぶりには感心する。

三浦さんの登場シーンは笑った。やっぱり可笑しいなあ、三浦さんて。
映画製作は本当に情熱を傾けて真面目にやっている。
でも何か胡散臭いことをやっている、ふざけているようにしか見えないところが三浦和義。素敵だ。

 NANIOさんに誘われて、『檸檬屋新宿』で二人で飲む。

2月17日の日記について。メールをそのまま載せるのはよくない、と言われる。
「俺のことはいいんだけど」とNANIOさん。そうは言いつつ嫌だったんだろう。
しかし、かつて「書いていい」と言った手前があるのだろう。

「そのまま」ではないし、配慮はしてるし、「やめない」と私。
「まあ、言っても無駄だろうけど」
言っても無駄なことを一生懸命言って聞かせるのがNANIO道なのであった。

「だってもう書かれたら嫌な人は私にメールなんて寄越さないし」
「俺は真理ちゃんのことわかってるけど、あなたは誤解されやすいでしょ」
「いいよ。誤解されても、メールが来なくても。忙しいから助かるよ」

私の大学ゼミの先輩Nさんと、NANIOさんのお友達のガンについて。
NANIOさんのデビュー作『突破流 実践ヤクザ式対話術』と処女小説『覚醒サーカス』の進捗について。

「真理ちゃんの彼氏、わかったよ」
「誰よ?」
「あのまめさ、優しさ、(あともう一つ忘れた)は……」
「日記に書いてることが事実とは限らないわよ。うふふふ」
「あ、動揺してる」

 『檸檬屋新宿』閉店で、近くの小洒落た京風焼酎バー。

「私の彼氏って誰?」と再び聞くも、答えないNANIOさん。
「身を固めたいんでしょ?」と聞かれる。
「私の身はもう固まってますから」
「実質的に、だよ」
「実質的に固まってるの」
「そうじゃなくて!」
「結婚ってこと?私は結婚願望はない」

 ある人が「借用書や契約書は、信用していないから締結するもので、婚姻と離婚で精神や態度が変化するということは相手との関係性や距離を国に保障してもらわなければ信用できないということだ。夫婦、友人、仕事関係など相手との関係性は常に自分自身と相手自身ですべてを決定するべきだ。親子関係も夫婦関係も友人関係も、国や法律がそれを定めることは、すべての争いの元凶である。」
と言っていて、私はこれに全面同意。

私たちの愛は、国や法律に守ってもらう必要はない。
相手が結婚したければするが、私は望まない。
何かメリットがあるなら考えてもいいが、日本の結婚制度には全く魅力がない。

愛する人と自分の子供が欲しいとは思う。それは多分生き物の本能として。
結婚とは関係ない。

 NANIOさんとは他にザ・ローリング・ストーンズについて、mixiについて。
他いろいろ話して終電で帰る。
2006年03月11日(土)

お仕事、なしよ,ゾロメ外れ,焼肉デート,愛Nメッセージ


 住宅情報サイトのライター仕事は不採用となる。理由は「経験者優先」。
「プロのライターでないと難しいんですか?」
「いえ、そういうことではないです。住宅業界に非常に詳しい人がいたので。桜井さんの能力的な問題ではないですから」

クソー!そうか。
今まで派遣会社でライター仕事の紹介はなかったので、職務履歴では触れていなかったのだが、小さな仕事も経験として登録しておこう。

 宮崎学さんのサイトが今晩にもアクセス数2,222,222に達するとのことで、タイ旅行が当るゾロメ賞を狙って20時半からスタンバイ。
まだまだ余裕。テレビを見ながら緊張の時を迎える。2,221,875(21:54)。お、近い。
しかし9:58には2,222,239。ダメじゃん!クソー!

 人生いろいろ。今日は楽しい美味しい焼肉デートでもあった。
帰宅後、食べきれず包んでもらったキムチと、夕張土産のメロン酒で、全く合わないけど、ヤケ酒。

 届いたNさんへのメッセージに返信。

うろたえてしまいメッセージは「考えても考えてもどんな言葉も浮かびません。」という友人は死について、幸せについて、残された人たちについて考えたことを送ってくれた。
しかしNさんには送らないで、と言う。

> 私のうろたえなんて伝えても、なんの励ましにもならないし。
> 自分の考えや言葉に実感がこもっていないから、無責任なようでいやなの・・・

「そっか。わかりました。
でも、うまく言えないけど、
(略)のうろたえもNさんの一生懸命生きた命の証だから。
いろんな人の記憶に生き続けることになるってことだよね。
それはNさんも望む事だと思うわ。

私宛のメールどうもありがとう。勘違いしちゃってスミマセン。
また、みんなで語れるといいね。」

と返信。
2006年03月10日(金)

Nさん

 悩んだ末にメーリングリストでNさんへのメッセージを募ったら、何人かからメッセージが届いて、やっぱり知らせて良かったかもしれないと思った。
良い悪いは私が決めることではなくて、大事なのはNさんがどう思うかだけど。

名古屋から見舞いに駆け付けたいというゼミ仲間と段取りをしているところへ、今日お見舞いに行った先輩からメール。

> (略)バーッと情報が伝わったために昨日はかなりの見舞い客が来たらしく、本人も相当疲れたようで、眠っていました。
> ご家族の許しを頂いて、最後に手を握って言葉を交わすことができましたが、一昨日よりやつれた様子で、広めてしまったことをちょっと反反省した次第です。
> もう本人は来るべき時に備えて、気持ちの整理をつけているし、ここに至るまでに、会いたい人にはコンタクトをとっているから、今また徒に広めることで、更に色々な人が登場して、本人やご家族の負担にならないことを祈るばかりです。
> ことここに至っては、知らされなかった人のことより、彼女の気持ちを優先したいよね。

しかし、Nさんが先に逝くと決まったわけじゃない。
誰だって次の瞬間に死んでしまうかもしれない。
私が先に死ぬかもしれないし、大地震が起きて、何千人もが一緒に死んでしまうかもしれない。
命にも人の気持ちにも、優先も後回しもない。というのは私のへ理屈である。

Nさんの命を縮めるようなことはしてはいけないのであって、お見舞いが負担になるなら行ってはいけない。
MLに病院名を書いたので、お見舞いは遠慮して欲しい旨再度知らせた方がいいのでは、ということになる。
ああ、またなんて書きにくいことだ!

名古屋の友人には、

「せっかく段取り決めたのに残念。ごめんなさい。祈ろう!」

> わかった。何だか人間ってじたばたしたくなるけど、Nさん本人が一番落ち着いている気がする。

本当に。全く。

MLには

「ただ、皆様の気持ちが、祈りが、言葉が、Nさんの命のエネルギーになればと思います。
私は『道きわまれども神に祈らず』ですが、Nさんの細胞一個一個にお願い!という感じで。

なので、お見舞いは無理でも『愛N』メッセージは寄せて頂ければと思うのですが。
言葉にしなくても、ただ祈って下さるだけでもいいかな。
みんなの思いが伝わりますように」

と投稿。
2006年03月09日(木)

古巣,お仕事?,Nさん,『アントニオ』

 2000年末まで働いていた会社の、一番初めに配属になった部署に顔を出す。
久し振りに会う人、大勢。
忙しい部署だったが、今日はあまりバタバタした雰囲気でもなく雑談。

「真理さんがファイルした書類を、今見てたところです」と言われて、感慨深い。
人の異動と事務所の移動が激しい部署で、12、3年前の資料がちゃんと残っていて、後輩が私の仕事を参考にしてくれている。
うーん、偉い。

「真理さん、ストーンズのチケット買いませんか」
「いや、既にIさんにお願いしてて、取りに来たの」と言ったら
「あ、それはダメだ」とIさんの部下たち。へ?そうなの?なんで?

会議を終えたIさん登場。チケットをもらって、札幌の報告など雑談。
3ヶ月に1回ご馳走してやるから、そういう人を90人作って食いつなげ、と言ってくれたIさん。
「K、お前も90人の一人になれ」と部下に言う。
「は?90人?なんですか?」とK君。
「なるよなあ、90人の1人に」
「はあ。……?」と言いながら笑顔のK君。
「ありがとう!よろしく。じゃあまた、3ヵ月後に」と私。
なかなか雰囲気の良いIチームであった。

チケットは1階スタンドだった。ああ、前回はアリーナ4列目だったのになあ。
しかし、これは私が頼む時期が遅過ぎたのが悪い。
それに後ろに何万人もいるんだから。隣はあの人だし。ムフフ。

 内幸町に出て、住宅情報サイトのライター仕事の「顔合わせ」という名の「面接」。
他に女性2人、男性1人。
仕事は東京、神奈川、埼玉、千葉にある住宅展示場をまわって、モデルハウスの取材・ライティングをする。
日給制で交通費は出る。

デジカメでモデルハウスの撮影もしなくてはいけない。
「できますか?」と言われて「デジカメ持ってないのですが、できると思います」。

「住宅に興味ありますか?」
「はい。子供の頃から家の広告チラシとか見るの大好きでしたし、テレビのリフォーム番組『ビフォー アフター』とか渡部篤郎の『建てもの探訪』も好きで、よく見ています」
と張り切って答える。
家に帰ってから気づく。渡部篤郎ではなく渡辺篤史だった!

派遣会社の担当者に「どうでした?」と聞かれて「是非やってみたいです!」と答える。
印象は悪くはないと思ったが、さて。

 広尾に出て、大学ゼミの先輩Nさんが入院している日赤医療センター。
病室の扉を開けると、久し振りに会うゼミの人二人とご主人様。

Nさんは眠っていた。
広い個室で大きな窓からは緑と街の明かりが見えて、昼間はかなり眺めが良さそう。
いい部屋なのだが、病室、というのが悲しい。

ベッドの横に座って眠っているNさんを見ていたら、暑そうに布団をどけている。
「布団直したほうがいいですか?」とご主人に聞く。
「ううん、いいです」とご主人。
朦朧とした様子でゆっくりと起き上がるNさん。あらら、大丈夫かな。
私の顔を見て、「トイレ」。

ご主人が優しく起こして看護士を呼んで、Nさんを支えてトイレに。
何本ものチューブを外したりつけたり、ちょっと動くのも大変そうだ。

トイレから戻ったNさんは、お見舞いに来ている先輩に呼びかけ、
「毎日来てくれなくてもいいんだよ」
と言って、また眠った。
こんなに状態でも見舞い客を気遣うNさん。

ベッドの上には桜の枝があった。もう桜の花がいくつか咲いていた。
開腹手術をして、なす術なく自宅に戻ったと聞いた時「せめて桜の季節まで」と思った。
5歳になるNさんの一人娘は櫻子という名前だ。
だから最後に一緒に桜を見て欲しいと、祈っていた。
Nさん、本当に頑張ってるなあ。

広尾駅まで先輩と歩く。先輩も交通事故で大怪我をして大変だったと初めて聞いた。
しかもゼミの集まりの帰り、私を送ってくれた後に事故に遭ったという。
リハビリに随分苦労したそうだ。
「死なないで良かったですね!」と言った後で、なんでNさんは死んじゃうんだ!と思う。
何が人の生死を分けるのだろう。
ゼミの中にも死にそうな目に遭った人が何人かいて、見事生還しているのに、なんでNさんは違うの?美人薄命だから?

私はゼミのメーリングリストの管理人をしている。
「皆に知らせるべきですか?静かにしていた方がいいのかな?」
「家族の話だと、できるだけ会える人には会いたいみたいだから知らせた方がいいんじゃないかな」
でも、なんて書いたらいいんだろう。途方に暮れる。

 待ち合わせに1時間以上遅れて、丸の内のイタリアン『アントニオ』。
高校からの友人たちと、トリノオリンピックに因んでイタリアンを食す。

お見舞いの話から、オリンピック、永田メール問題など。 
実は関係はかなり薄いが、永田議員は私たちの後輩とも言える。はあ情けない。

不動産&建設会社幹部のYにマンション耐震偽装問題を聞く。
「うちは大丈夫よ!姉歯じゃないわ。でも、近くに木村建設ってシートに書いてあった建築中のマンションが、急にシートが変わってた」
なんて話。

2年近く前、一悶着あって疎遠になっていた友人と、最近再会した話。
「まあ、一番会いたくない人に遭っちゃったのね!」と皆。
「いや、会いたくないってわけでもないんだけど」
「仲直りしたの?」
「いや、挨拶して普通に会話しただけ」
「優しいね、真理ちゃん」
「優しいのかね?どうでもいいって感じなんだけど」

今日お見舞いに行ったNさんは私の日記の読者であり、当時のトラブルを知っていた。
Nさんは経緯や登場人物について詳しく聞こうとはせず、ただ心配してくれた。
だから疎遠になっていた友人がどう思うかは知らないが、私はNさんが再会させてくれたのだと思っている。
友人がそういうことを理解できる人ならば、この話をいつかする日が来るだろう。

帰宅後、メーリングリストにどう書くか、迷ってある先輩に相談。
「みんなにメッセージもらったらどうかなと思うのですが。ちょっとでも力になればと。」

しかし、その先輩は否定的。

> 真理ちゃんの「何かしたい」という気持ちは分かるけど、メッセージはどうかなぁ。
> 寄せ書きならまだしも、メールで病状を伝えて寄せられるメッセージだったら電報とかわらないよね。
> それに近しい関係の人間だったら何をおいても駆けつけるだろうし、既にみんなそうしている。
> それに自分はもう今の彼女は「頑張って」とか「応援してます」を言うべき状態ではないと思っています。
> もう今まで十分すぎるほど闘ってきたんだから(略)
> 彼女も洗礼を受けて、死への恐怖が薄まって死ぬことはガンに負けることではないんだと思えるようになったようです。

「そうですよね。でも知らない人もいて、私がしらなかったら、教えてほしいかなと。電報でもいいじゃないですか。Nさんは止めてほしいだろうか?なんかみんなの気持ちのパワーというか、そういうの集まったらちょっと命の温度が上がらないかなと」

> これは気持ちの問題で、何が正しい、とかいうことではないと思いますよ。
> (略)とも一度議論になりましたが、自分の考えを押し付けるつもりもありません。
> ただ、知らせるということで言えば、ゼミで親しくしていた人間で連絡がつく人はみんな知ってるよね。

「みんな知っているかわからないです。私はガンで、ぐらいしか言ってない。
うーん、でもいざどう知らせたらいいか手が止まります。
もう一度よく考えてみます。意見ありがとうございます。」

かなり悩んで、2時間ほどかかって、3時半ごろメッセージを募るメールを送信。
2006年03月08日(水)

Nさん!


 22日、ザ・ローリング・ストーンズの東京ドーム公演を見に行く。
一緒に見に行く人が決まった。嬉しい!
実は当初ご招待しようと思っていた人には振られてしまったのだが、結果素敵なことになった。
ああ楽しみ。チケットは手配済みだが、まだ手許にない。
どうか、極上シートでありますように。一緒に行く人が感激してくれますように。

 不正出血。ほとんどない経験。クリニックでもらった薬のせいか?

 日曜日の深夜、大学ゼミの先輩で闘病中のNさんが、広尾の病院に入院したと聞いた。
今日検査をするとか。今の体力では検査も相当負担だろう。
ああ!どうか!と祈りながら自宅に電話をしてみたら、お母様が出て
「お見舞いに来てもらっても、話せません。顔を見てもらうことはできるけど、今晩がヤマだと思います。これから私も病院に向かいます」
と言われ、私は激しく動揺して、泣きながら「ごめんなさい、大変な時に」と言うのが精一杯。

入院を知らせてくれた先輩に連絡。先輩は病院に向っていると言う。
いやだ。Nさんとは話したいことがまだいっぱいある。
同じ担当医だったんだから、医者のこと、病院のこと、病気のこと、もっと詳しく聞いておかなきゃいけないのに、今日がヤマって、そんなの困るんですけど!!

出掛ける準備をしつつ、駆けつけた先輩からの連絡を待つ。
電話があって、「今日明日にどうこうということはないらしい」。

明日お見舞いに行くことにする。
間に合いますように。容態が急変したりしませんように。Nさん!お願い!

 明日は住宅情報ライター仕事の「顔合わせ」という名の「面接」もある。
提出する「我が家のこだわり、自慢できること」の作文を書かなければならない。

我が家は日当たりも悪いし、家具屋の倉庫状態で、とても自慢できる部屋ではないのだが。
元内縁夫と一緒に揃えた極上家具が、財産分与でほとんど私のものになった。
なんて書いてもしょうがないし。さて?
2006年03月07日(火)

お仕事?


 ニート状態の続いている私を見かねて、親切な人が弁護士アシスタントの仕事を紹介してくれる。
勉強になりそうだけど、相当忙しいらしい。
このスタイルでこの遅刻魔で勤まるのか?と不安に思っていたら
「他で決まっちゃったらしい、ごめん」。

いや、良かった。住宅情報誌ライターの話もあるし、何よりも遊ぶ金欲しさで働くのであって、遊ぶ時間がなくなるほど忙しいのは困る。

私は仕事より男。デート最優先。愛に生きるのだ。
2006年03月06日(月)

『ご近所さん』たち


 昨夜23時半ごろ、質問『ご近所さん』から「飲みませんか」とメール。
やること満載で断る。
質問『ご近所さん』は最近バンドをやっていて、ヴォーカルの女の子がクラブでイベントをやるとかで、そのお誘いだった。

> 変態クラブだ(笑)
>
> チンチンだして歩いてる(笑)

という報告メールが来る。

行かなくて良かった、と思いつつ

「おっぱいはいないの?」

と返信。アホか。

> おっぱいはいなかった(笑)
>
> うちのボーカルはみんなにアソコ見せるショーしてました(笑)
>
> ゴッホ今泉ってイラストレーターのイベントみたい
>
> あんなイベント行くことある?

「あんな」ってどんなだよ。
「わからないから正確な会場名かイベント名を教えて」
と聞いても答えない、質問『ご近所さん』。ムカツク。

何でこんなやりとりを続けているのか己に呆れるが、少しは学習していて、というか懲りていて

>27歳の池袋人で、寂しがり屋の彼女を探してます。何故かというと自分が寂しがり屋だから(笑)
>ディズニーランド&シー好きなので、もし仲良くなってデートする事になったら
>すぐにでも行きたいと思ってます。乗物も好きだけど、乗物を列んでる間2人で喋っているのが好き。
>外見は、普通体型だけどイマ3で、仕事もできないダメ男です。
>取り柄といえば、彼女に寂しい思いをさせない事とギャンブルやタバコをやらない事ぐらい。
>会いたい時にはすぐ会うようにする。メルの返事をこまめにする。
>メルのタイミング(こういう時メルを、したら喜ばれる、しないと不安を与える)を大事にする。
>メルだと誤解が生じやすいので、会って話すのを大事にする。等、自分なりに心がけてる事があるので、
>「うざい」思いはさせても「寂しい」思いはさせないと思います。こんなのでよければメル友から仲良くして下さい。

とか

>音楽は小田和正がイイですネ!“キラキラ”が好きで
>す。・・・とても,元気になれるから!
>でも,最近はコブクロとか大塚愛のバラードなんかも
>好きなんですよ〜!
>〜エムサクさんは,どんなジャンルがお好きですか?
>
>ははっ?!音楽はちょっと古いかな?!でも,僕にと
>っては思い出の一曲なんですよ。・・・そんな自分だ
>けの“一作や一曲”ってありますよね!
>
>アッそうそう!言い忘れる処でしたが僕は既婚です。
>
>僕は素敵に年を重ねて行ければなぁ〜!!って思って
>います。温もりや優しさ!!が伝わり,心が豊か(元
>気)になる様なそんなmail友さんになれたらイイなぁ
>〜って思います。
>
>エムサクさんのmail友の仲間入りが出来れば嬉しいで
>すね!!
>これから,ゆっくりとそして楽しくいろいろとお話し
>て行けたら・・と思います。

とか、まるで趣味が合わなさそうなメールには返信しないことにした。
しかしせっかくメールを頂いたのに、大変申し訳ない。
なので、送信者は全く望んでいないと思うけれど、こうして感謝の気持ちを公に述べてみる。
ありがとうございます、ごめんなさい、善良そうな『ご近所さん』たち!
2006年03月05日(日)

愛の問題,青山ブックセンター『our face』展,アフェリエイトブログ


 彼と愛の問題について。昨日のクリニックの報告と対策。
つまりはカラダの問題なのであって、二人の愛は変わらない。……ことを願う。

 カメラマン北野謙さんの写真展を見に青山ブックセンター本店。
会場にはカメラをセッティングした北野さんがいて、私も「『our face』展に来場した男女○人を重ねた肖像」の中の1人になる。

新聞に載った北野さんの写真を見て「この写真の顔は、山崎ナントカに似てますね」と言うが、思い出せない。
帰宅後「思い出しました!山崎まさよしです」とメール。

> 一番言われるのは、らくだとかアルパカとかなんですけどね。

と返信が来る。

 アフェリエイトブログとやらを始めてみる。
儲けたいとか儲かるとかは思わないけれど、私と私の日記に媒体としての機能があるのか否かは興味あるところだ。
2006年03月04日(土)

Nさん,『池下レディースクリニック銀座』,お仕事?


 病院から自宅に戻っていると聞いた、闘病中の大学ゼミの先輩Nさん宅に電話。
ご家族が出て、このところ調子が悪いので来週また電話してみて下さい、とのことだった。

 Nさんは始め、区の検診で卵巣に異常が見つかった。
私も卵巣が腫れていると言われた。
『池下レディスクリニック銀座』に検査の結果を聞きに行く。

診察室に入る前に「もしや」と思ったら、案の定だった。ショック。
薬をもらって帰る。2週間後に再検査。彼に報告。もう一度クリニックに戻って相談。

彼は「どうしてかなあ」。
「医者は『わかりませんよ』って言ってた」
「治そう!」
そうだそうだ。
「愛してる?」
「はい」
病気や怪我は恋愛の薬味。燃えるぜ。

 派遣会社から電話。商工会議所の会報の取材編集業務。
勉強になりそうだが、落ち着いた職場で取材先も企業のトップとか。
どうせ髪型でダメだろうからやめておきましょう、となる。

もう1件、こちらは若干軟らかめかもしれない住宅情報サイトの取材とライティング。
取材先は住宅展示場。これは結構興味ある世界。
「作文を提出してください」と言われる。
テーマは「あなたが現在住んでいる家のこだわり、自慢できることについて」200字。

最近は派遣でこういう仕事もあるんだ。
校正の仕事に比べたらギャラはかなり安いけれど、面白そう。
2006年03月03日(金)

抱茎亭日乗メモ,朝食ブッフェ


 いよいよ日記が追いつかなくなってきたので、考えた。
MARIBAR BBS http://6116.teacup.com/msakurai/bbsはお知らせ、ブログ http://blog.goo.ne.jp/m_saku01/は日記用のメモ、そして日記完成版をエンピツ(このサイト)にアップするようにしてみます。

メモは随時更新できると思います。多分、きっと。
今までは同じ文章をブログとエンピツに載せていたのですが、これからは重複することはあっても、違いが出てくると思います。
両方お楽しみ下さい。

以下日記。

 とある店の朝食ブッフェ。さすがトーキョー、という感じ。
夕張、札幌と朝は毎日ビュッフェだったけど、やっぱり違うなあ。

 夕張、札幌でお世話になった沢山の人たちにお礼メール。
2006年03月02日(木)

『紀尾井町プラザ歯科』,『すし秀』,デート


 紀尾井町プラザ歯科にて、検査。
歯形を取って、レントゲンを撮って、写真を撮る。
口の中に大きな器具を入れた顔の写真を撮られるのは恥ずかしいが、知り合いがカメラを持っていると更に嫌なものだ。
相手は職業柄慣れているのかもしれないが。
しかし、知り合いなので割引もしてくれるのだから、耐えねば。

「いつも噛んでいる噛み合わせの位置で」と言われると、どこが定位置なのか自分でもわからない。
奥歯で合わせるとかなり下顎が出る。
下顎を引っ込めると前歯がぶつかって奥歯は噛み合わない。

 高校からの友人Yと彼女の婚約者と『すし秀』。ご馳走になる。
昨日新千歳空港のレストランで食べた寿司とは全く違って、今日のお寿司は大変旨い。
ちゃんとしたお寿司は久し振り。嬉しい。

婚約者によるとYは寝てるか化粧をしてるかだったのに、俄かに美容皮膚科事業に興味を持ち、開業を考えているという。
「それはもしや美容皮膚科に通うより自分のところにあれば便利だから?」
と聞いたら笑うY。
「でも、(婚約者の)本業が立ち上がったばっかりで、いろいろ手を出すよりまずは本業を軌道に乗せないといかんのでは?」と言ったら
「もっと言って下さい」と婚約者。
「えー、でもでも、企画書書くから、読んでね」とY。
案外やり手の奥様になるのだろうか。

「真理ちゃんに誰かいい人いない?」とYが婚約者に聞く。
「いや、私彼氏いるし」
「えー、でもその人とは結婚しないんでしょう」
「うん」
「それでいいの?」
「いいの。愛があればいいの。Yみたいな結婚願望は全くない」
「え?この人結婚願望強いんですか?」と意外な顔の婚約者。
「え?Yは結婚結婚結婚でしょう。昔から」
「そうなの?」
黙っているY。あら、不味い事言ったかな?
「(略。婚約者)さんはどうなんですか?」と振ってみる。
「昔は全然ありませんでした」
「でも、変わってきますよね、仕事の状況も変わるし」

Yとは古い付き合いだが、考えてみればYの彼と3人という場面は初めてかもしれない。
ちょっと違うYの一面が見られて面白かった。

 デート。風邪気味で「うつしちゃうかも」と彼。
「うつしてうつして!」
うつして治ってくれればいいと思ったが、返って辛そうな彼。
無理させてしまったかしら、ゴメンナサイ。

 夜景の美しいバー。
これからは1人で旅行など行かないで、ずーっと彼のそばにいたい、と今日は思う。
でもまた暫く経って、彼が元気ならきっと行っちゃうけど、今日は強くそう思った。
2006年03月01日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

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