映画『世界』,『池袋ひかり町 ラーメン名作座』,映画『同じ月を見ている』,忘年怪幹事

 映画試写会のチケットをもらったので京橋に出掛けるも、10分遅れで入れてもらえず。
近くの銀座テアトルシネマで『世界』を見る。

中国・北京市郊外に実在するテーマパーク、「世界公園」で働く人たちの日常と思い。
全く面白くなかった。
激動する北京を描くのにこんなテンポでいいのかと思うぐらいとろい、長い。
半分の時間でいいのでは?
世界の観光名所のミニチュアなんて、長々見るもんじゃない。美しくもないし。

その場に閉じ込められている人たちの日常はたいした事件もなく、ちょっと嬉しい、ちょっと切ないだけ。つまらない。

 このまま帰るとかなり損した気分だ。
特別見たかったわけではないが、時間の都合で『同じ月を見ている』にする。

 待ち時間に『池袋ひかり町 ラーメン名作座』に初めて行ってみる。
ここもテーマパークで昭和レトロなハリボテラーメン店街。
『元祖一条流 がんこラーメン』の冬の限定メニュー「オイ!スターラーメン」800円を食べる。あっさり系。

 映画『同じ月を見ている』は窪塚洋介復帰作。山本太郎がいい。
エディソン・チャンも「こんな奴いないよ」と思う日本人キャラクターを無理矢理やってるところがいい。

最後は予想通りで物足りなかったが、良い映画だった。

 昨日までは「シークレットスペシャルゲスト」だったが、宮崎学さんの東京忘年怪に女優水野美紀さんが登場!情報が解禁となる。
皆も喜ぶだろう。宮崎さんも「グフフ」に違いない。ワクワク。
こんなに楽しい宴会幹事は生まれて初めてかも。
2005年11月30日(水)

『SHINJUKU FEST 2005』,映画『イン・ハー・シューズ』,忘年怪ゴージャスゲスト,『SHAMA』


 若松孝二初期傑作選DVD-BOX発売記念『SHINJUKU FEST 2005』というイベントが紀伊國屋ホールであった。
映画とトークショーとライブなど、ゲストもたくさん。

大島渚監督の『新宿泥棒日記』が一番見たかったのだが、12時からで間に合わず。
2本目の『新宿マッド』も着いたら終わってて、松田政男と高橋伴明のトークショウ。
新宿にあった、こんな店あんな店の話。

一回外に出て、列に並んで再入場。『天使の恍惚』を見る。
革命軍の爆弾ゲリラ戦とセックスと拷問の、1972年の映画。痛い。

若松孝二作品はこれと『17歳の風景』の2本しか見たことがないけれど、かなり苦手。
言葉に違和感を感じる。あんな会話するか?こんな時に?ばっかり。

19時からのライブには原田芳雄という気になる名前もあったのだが、見ずに帰る。

 29日は『ブクの日』。冊子『buku』持参で池袋の映画館は1,000円。
『イン・ハー・シューズ』を見る。高橋玄さんお薦めでなければ見なかったであろう。
大変良かった。泣いた。女の靴(=幸せ)探しはいろいろあるのよ。

 映画が終わったところに吉報。宮崎学さんの東京忘年怪になんと、あの人が!
ほとんどの電脳キツネ目組組員にとっては、なんで?な人物だ。でもきっと大喜び。
そこは『万年東一』的というか、いかにも宮崎さん的な人脈の広さ華麗さ。
ああ、嬉しい。

 帰り道にあるネパール&インド料理『SHAMA』でダールマサラ(豆カレー)、ナン、エベレストビール。
美味しかった。ランチも食べてみよう。

 NANIOさんに忘年怪ゴージャスゲスト決定報告&告知コピーを依頼。
「萌え〜」などと言っている。あはは。
4時近く、ゴキゲンなコピーが送られてくる。

 日記がやっと追いついた。5ヶ月ぶりぐらいか?
2005年11月29日(火)

お仕事?,『アトリエマキ』,恋話


 「採用事務のお仕事があります」と派遣会社から電話。
最近ちょこちょこ紹介の電話があるのは景気回復の表れだろうか。

しかし、採用のセクションで金髪はどうなんだ?
会社員時代に、最初に査定を悪くつけられたのも、アルバイトの募集採用担当の時だった。
巻貝のような髪型が「ふさわしくない」と注意され、それ以来落ちこぼれ社員。

「そうですねー。やはり黒く染めて頂くとか」と派遣会社。
やめておく。ふさわしい人がやればいい。

 板橋の『アトリエマキ』に頼んだ洋服の修理ができたので、とりに行く。
1988年にローマで買ったムートンと、母にもらった上着+ワンピースのサイズ直し。
プードルジャケットは襟が取れそうなのを補強してもらった。全部で25,000円。

何年も着てなかったムートンジャケットは、もともと男物なのでまだブカブカだが、随分軽く着易くなった。

 臭いフェチの友人とメール。
彼女が自分のフェチに気づいたのは失恋後。

> いや、私も(略)のとき初めて知った。周囲でぷんぷんするというのではなくて、
> 体に顔くっつけたら分かる程度なんだけど。
> 会ってたときは、臭いがすきなどと思わなかったんだけど、失恋した後、
> 飛行機で隣の席の白人が同じ臭いを放出していた(この人は、だからきついんだね、体臭が)ので、わわわーと記憶がわき上がってきた。
> それで気付いた。

好きじゃないから口臭が気になる、ということもある。「臭う」と言って逃げることもある。

> 私が(夫の口臭が)気になったのも、そーいうことでしょうか・・・
> ひどい女だわ。

「体は正直、生理的な好みってことでしょうがないんじゃない。」

 口臭とか歯周病とか言ってたら思い出したが、岡山の『ご近所さん』は何故か自分の歯の治療状況を細かく教えてくれる。
全く興味ないのだが。私が日記に子宮筋腫が何cmとか書くのと一緒か?

 もちろん恋人の体調、気分、状況は非常に気になる。全部知りたい。
でも彼に「何してた?」と聞かれると、私は困る。
彼は忙しく大変な日々なのに、私はのんびり昼まで寝て、ちょっと用足しとか、遊んでるか遊びの準備か。
なんだか申し訳ない。
2005年11月28日(月)

野村文雄「カガイ」出版祝賀会,救われない男


 寝坊。慌てて出たものの、つくばに向かう予定の電車に間に合わず。
山手線を反対方向に乗っちゃったり、汗だく。
つくばエクスプレスが開通して便利になったと聞いたが、それってどこから出てるの?と思ったら秋葉原から。
JRとは違うということも知らなかった。そんなこんなでつくば駅に11:37着。

宮崎学さんの親友、野村文雄さんが『カガイ』という小説を書いて、『オークラフロンティアホテルつくば』にて出版記念祝賀会。
11時半スタートで、発起人である宮崎さんの挨拶は既に終わっていた。

乾杯には間に合って、電脳キツネ目組の人も何人かいて、お話。
私立高校の社会科の先生に話しかけられて、顧問をしている演劇部のお話。

『カガイ』著者の野村さんは59歳で小説家デビュー。
キツネ目組Yさんに「桜井さんは書く方はどうなんですか」と聞かれる。
「いや、全くどうにもなってない」
「ネタはいっぱいありそうですよね」
いやー、野村さんのように地方政治の表裏を知り尽くし、なんてことは全然ないし。
じゃあ仕事もしないで昨日はデート、今日は宮崎さんと、良い男三昧の日々を書くか。

 帰りはキツネ目組Iさん運転の車で、宮崎さん、Mさんと一緒に帰る。
車中いろいろな話。

西村真悟逮捕について。
「女性蔑視発言しまくってた人ですよね?」と私。
「右翼だからな」と宮崎さん。

――核とは「抑止力」なんですよ。強姦してもなんにも罰せられんのやったら、オレらはみんな強姦魔になってるやん。けど、罰の抑止力があるからそうならない
――例えば、集団自衛権は、「強姦されてる女を男が助ける」という原理ですわ。同じように言えば、征服とは「その国の男を排除し、征服した国の女を強姦し、自分の子どもを生ませる」ということです。逆に、国防とは「我々の愛すべき大和撫子が他国の男に強姦されることを防ぐこと」

ああ、思い出した。
こういうなんでもかんでもそっちに話を持って行く、そればっかりの人だったっけ。
気持ち悪い。
辻本清美に「お前が強姦されとってもオレは絶対に救ったらんぞ」と言ったとか。
救われないのはあんただよ!!

辛淑玉さんが「本質的に痴漢が政治家やっているだけで、この政治家がいま急に痴漢になったわけではない」と言っていたが、弁護士資格も持ってる痴漢だったのね。
頭がいいんだかわるいんだか。

 東京忘年怪集客作戦。お誘いメールを各位に送る。
2005年11月27日(日)

デート,忘年怪幹事


 デート。念願叶う。完全虜だ。うんざりするまで一緒にいたい。
ダラダラいちゃいちゃしたーい。

 宮崎学さんの東京忘年怪の申込状況を聞く。
出足は好調だったと聞いたが、もっと来て欲しい。

会場の『薩摩しゃも』の女将さんからも電話。
内緒の特別裏メニューを出してくれるらしい。
「『R30』をね、もう涎垂らしながらキャーキャー言って見てるの」と女将さん。
あはは、私と一緒だ。

きっと美味しくて面白い忘年怪になるので、皆様参加して下さい!
何か要望・提案あったら教えて下さい。
「こんな人がゲストだったら絶対行く」とか「宮崎さんとお話したいけど緊張するから声をかけて欲しい」とか。
オークションに出品したいとか、仮装していきたいとか。
何かありましたらご相談下さい。
2005年11月26日(土)

お仕事?,『アナスタシア』,TBS『R30』,ライターデビュー?

 派遣会社から電話。浜松町の出版社で編集・校正の仕事があるらしい。
しかし飛び飛びの勤務日で中2週間とか20日間空きとか。ちょっと困る。やめる。

 仕事もしてないのに『アナスタシア』で眉のお手入れ4,515円。
4ヶ月ぶりだからいいか。

 TBS『R30』宮崎学Presents「日本フィクサー列伝」。
その前に片山さつきを見なくちゃいけないのが辛い。
「この番組に呼ばれるってことは人格を認められたってことよね!」とはしゃいでいるが、全く面白くない。
銀座のクラブとかに来るエリート官僚の話が多分全くつまらないのと恐らく一緒。
佐藤優さんとか、出れば良いのに。

まあ、宮崎さんのコーナーの面白さが際立っていいやね。
昔のごっつい自転車に乗る宮崎学。ちょっとふらついてて笑った。
自転車なんて乗らないだろうからなあ。ああ素敵な宮崎さん。

安藤明のエピソードは宮崎さんの小説『万年東一』にも登場するが、一般にはあまり知られていないのでは。
勉強になる。

 ある人からメール。

> (某)てフリーライターになったんですか。

雑誌に文章を発表しているらしい。
その人とは半年ほど言葉を交わしていないから知らない。

去年の今頃、宮崎さんの文章道場についてその人から

> 昨日まで仲の良いふりをしていて、
> 私が直接、真理さんに危害を加えたわけでもなんでもないのに、
> 周囲の様子に迎合して、即座に態度を変えるあたりは
> 小学生レベルのシカトのいじめと変わりませんね。
>
> ところで盛り上がるのも結構ですが
> 貴女も(略)さんも、締めきりを守らないのは
> せっかくの道場が名ばかりの宴会のようで、もったいないです。
> これは嫌味でもなんでもなく、
> 宮崎さんに批評を頂ける機会は貴重ですよ。
> 人が割いてくれる時間や労力は貴重なものです。
> 慣れ合いのレクリエーションになってしまっては本当にもったいない。
> せっかく立ち上げた企画なのですから、
> 残りの回は本筋において、皆さんの実りあるものになるよう
> 願っています。

と有難い意見を頂いた。
自らは参加していない文章道場についてもこのような心がけの人だから、さぞかし立派な記事を書いているのでは。
2005年11月25日(金)

『枉駕』,臭いフェチ


 彼は仕事で忙しくしてるのに、私は働かずに遊んでばかり。ヤバイ。

 母と3ヶ月ぶりに食事。東久留米の四川料理『枉駕』。
ランチではなくディナーのコース。二日酔いだが自家製果実酒と甕出し紹興酒。
美味い!多分東久留米では一番、西武池袋線沿線でも有数の店だと思う。

母は、毛皮をペナルティなしでキャンセルできたことを「私も随分あの店で買ってるからね」と言うが、私は、私の涙うるうるの訴えが効いたと思っている。
ブティック・オーナーは本当に心配してた。

母が心配な状況であることは確かで、人と食事をするのも久し振りだし、最近は体操やコーラスも休みがちだという。

母にしてみれば心配なのは私の方で「収入がなくてどうするの」。
「とりあえず年内は大丈夫」
しかし厳しいお正月になりそうで恐い。

 新座の実家に電気ストーブをとりに行く。
母は宅急便で送ることさえできないと言うから、私がキャリーカートを牽いて持って帰る。
今まで使っていたのより大きくて暖かそう。

時計ももらってきたのだが、実家には止まったままの時計が幾つも。
大丈夫か、お母さん。

 恋多き女友達からメール。「臭い」について。

>臭いの相性ってあるんだろうなあと。

「へえ!臭いフェチとはしらなんだ。

あるでしょうね。私は臭いの強いのは苦手だわ。
好きな人が臭くてコリャ駄目だ、というのもあったわ。
でも、自分の臭いも気になる。婦人科系の手術をしてから特に気になる。」

> だんながなんでさわれないかというときに、40すぎてから、体臭や口臭がでてきた
> ことがある。これが、いい臭いじゃない。それだけじゃないけど、それもあるよなー。
> あと体臭はいいけど、口臭は許せないんだよなー。

「それは歯とか胃や内蔵に問題があるのかもよ。言ってあげた方がいいのでは。
好きじゃないから気になる、というのもあるかもね。
私は内縁夫に『臭い』と言われて、歯医者に行ったら『全然臭くないですよ』。
あれは他に女がいたので私とチュウをしたくなかったんだわ!きっと!!」
2005年11月24日(木)

S邸


 7月9日にお邪魔した大学ゼミ仲間のS邸に再び集まる。
前回同様S妻子、先輩のHさん、Kさん、Aさん、そして久し振りのH夫妻。

卒業から皆それぞれの道、この夏からでさえもいろいろあったが

> やっぱり私たちは、ここにいる。
> そしてまたここから創めましょうよ。

とのKさんの提案で、この場にいない闘病中のNさんや他の仲間の事も思いつつ。

前回は雨で夜で見られなかった35階からの絶景眺望、素晴らしい。
ママさんたちのお料理も美味しく、ボジョレー・ヌーボーやらシャンパンやら。
一人で日本酒まで飲む私。

「前回、お見合いするって言ってたけど、どうなったの?」と聞かれて顛末を話す。
笑われる。

Hさんのタタカイの話。応援しなくちゃ。

23時ぐらいにお開き。楽しかった!
2005年11月23日(水)

慶応義塾大学病院,『日本酒天国2005 東京大試飲会』,『きいろいはな』


 検査結果を聞きに慶應病院。10:40までの受付で10:40着。ふう。
血液検査問題なし。がん検査マイナス。MRIの結果は、卵管?に水が溜まっている。
子宮筋腫4cm。
「経過を見ましょう」と主治医。
「気をつけることは?」
「特にないですねー」
14時過ぎ、会計終了。

 15時から京王プラザホテルで『日本酒天国2005 東京大試飲会』というイベント。
日本酒『ご近所さん』がチケットをくれた。『今半』の特製折詰め付。
日本名門酒会主催で、全国各地から60蔵、300種類のお酒が試飲できる3時間。

実は好きな蔵、美味しいお酒はほんの少ししかなかった。
なんだか奇をてらったような、全く美味しそうではない商品も多い。
私は好きな蔵の一番美味しそうなお酒だけを狙って一人であちこち行ってみる。
2時間で「もういいや」となる。ロビーで座って待っていた。

日本酒『ご近所さん』は会社の人と一緒に、端から1つずつ、全ての蔵の全てのお酒を試飲していく。
3時間きっちり使って一通り全部飲んだとか。すごい。べろべろな様子。

 9月16日に連れて行ってもらった西新宿の居酒屋『きいろいはな』まで二人で歩く。
「ところで、この間(11月14日)はそんなに触ってたかな?」と日本酒『ご近所さん』。
「はい」
「押し倒したり、キスを迫ったりはしてないよね?」
「それはないです。そんなことしてたら今ここにいませんよ」
「そうか。今度そんなことしたら殴っていいから」
「次はないですよ。前にも苦手だと言いましたよね」
「聞いた」
「そういうことがしたければ、他の人を誘って下さい」
かなり酔っ払っているが、ここまで言えば大丈夫だろう。

『きいろいはな』は俳優の石山雄大さんの家族がやっているお店で、演劇関係者の多い店。
先日も話題の公演の主要キャストほぼ全員が来ていたとか、その中の一人が店を気に入って後日一人で訪れて石山さんと熱い演劇論を交わしていたとか。

 19時半には出て、私はそれ程酔っていないので『なすび』に行こうかと思ったが電話が繋がらず。連休か?

 彼とお話。検査結果について。彼の体にも心配なことはあるのだが。
元気でカッコよくいて欲しいし、なるべく美しくありたい。
2005年11月22日(火)

お仕事?,毛皮問題解決,デート


 知的財産研究所とかいったかな?一般事務の仕事がある、と派遣会社から電話。
なんだか堅そうなイメージ。「金髪ですけど大丈夫ですか?」と聞いておく。

そして校正の会社にスケジュール確認。
「うーん、そっちをやっておいたら?」と社長。
「近々に仕事は入らないですか?」
「うーん、実はね…」
社内体制が大きく変ったらしい。ショック。

派遣会社から電話。
「服装はカジュアルでも構わないのですが、年齢層も高く、静かな落ち着いた職場なので、金髪だと浮くかもしれません」
やめておく。

校正の会社の友人から「たいへん」とメール。別の友人に私からメール。
衝撃と情報と噂が駆け巡る。かなりやばい?

 母が気が狂って買うことになった毛皮のキャンセル問題でブティックから
「メーカーに事情を話したら『そういうことでしたら』とのことでした」と連絡。
ペナルティもなし。ああ良かった。母が元気のない原因の一つが除かれた。

母に連絡。「キャンセル料はないけど、顔を潰して迷惑かけたんだからお詫びしないと」と言ったら「そうね」。

 デート。仕事のことは気になるが、夢の世界、二人の世界。

 帰宅後2時過ぎ、部屋の電話が鳴る。
普段なら出ないが、何故か受話器をとってしまった。
「間違えました。スミマセン」
「はい」

聞いたことがある男性の声。誰誰?
「間違えました、スミマセン」と何度も真似して言ってみる。誰だあ?

今度は携帯電話が鳴る。彼からだ。あれ?
「今、家に電話した?」
「した」
「えー?!わからなかった!」
ショック。
2005年11月21日(月)

『ロイヤルパークホテル』,『ジョナサン』,Aちゃん

 Oちゃんに起こされ、シャワー。林檎をむいてもらう。
明るくなってみれば、窓も大きくて眺望もいい、白く快適な部屋だ。
洗面台がカッコよかった。

 名古屋駅まで15分ほど。8:33発の「こだま」で帰る。

 12時から水天宮の『ロイヤルパークホテル』で高校の創立55周年同窓会。
女、女、女。こういう空間は高校以来。あの頃は皆制服で若かった。
今は着飾った女軍団。盛会。

現役バトン部(チアリーダー)の踊り、かわいい。
皆ポニーテールにしているのを見て「規則かしら?」「流行じゃない?」という話になり女子高生にインタヴュー。
「基本はポニーテールなんです」とのこと。
「パーマはかけないの?」
「かけてる子もいますよ」
「そうか。みんなで『かわいー!』って言ってたの。『でもあの子達は"こわーい!"って言ってるわよね』って」
「そーんなことないですぅ」
ああ可愛い。皆お肌がきれいで頬ずりしたくなる。

楽友会(コーラス部)は現役とOGが一緒に校歌を歌っていた。
校歌なんてすっかり忘れていた。
「バトン部OGも現役と一緒に踊ればいいのに!」と言ったら「無理でしょう!」
いや、60周年は是非。

 お開き後、ホテル内のお店はいっぱい。周辺の店は日曜日でお休み。
人形町の『ジョナサン』まで歩く。
お茶一杯で何時間もしゃべり続ける私たち。

「男ができたわ」と、彼氏自慢をしようと思ったら「全く理解できない」と言われる。
彼は「ずるい」らしい。
でも私自身は「責任」とか「安定」を求めていないから、いいのでは?
常人の理解を超えた愛ってことで。ウフフ。

他の人からも「二次会位にはぜひ呼んでくれ給え」とか「もしかして電撃入籍もアリ?!」と言われるのだが、私はどうでもいい。
好きなようにして。望まれればどこへでも行くし、何でもする。それだけ。

 深夜、中学校時代の友人Aちゃんから電話。
Aちゃんは数年前から躁鬱病で苦しんでいる。
電話ができるくらいだから今は調子がいいのかもしれない。
良い医者がいないとか、宗教に誘われるという話。

「彼氏は?」と聞かれて答えると「そっかー。良かったね」と言ってくれるが寂しげで、やっぱり自慢にならない。

でも、Aちゃんには優しい夫と子供がいるので、支えになっているんだろう。
「いつでも電話して」と言って電話を切る。
2005年11月20日(日)

なごや博学本舗,お茶,『イチビキ』,『Don Juan』,Oちゃん邸


 3時間睡眠で「こだま」で名古屋。
なごや博学本舗第7弾「愚者から愚民へ:日本人はどこまでバカなのか」宮崎学さんの講演を聞く。

イベントは14時からで名古屋駅着13:46。
会場の愛知県中小企業センターは駅近くとか。
地図も書いてきた。駅の案内人?警察官?警備員?にも聞いた。よくわからない。
駅前のビックカメラの警備員と店員もわからない。どうやら駅の反対側らしい。

反対口に行く。やっと中小企業センターに着く。
行けばわかるかと思ったら大きなビルで会議室やホールが幾つもあって、部屋がわからない。
最上階とその下の会議室フロアの部屋を全部回るが、それらしき団体名はない。
1階に戻る。電光掲示板を見ると「階段教室」という部屋があった。なんだ地下かよ。

20分遅れでたどり着く。
山口組の東京進出についてお話中。その後自民党の改憲案について。
小泉の丸投げで改憲案を作ったのが誰で、その人物の狙いと恐れとは?
国民投票が実施された時この国はどうなるか?潰れてしまえ、みたいな話。

権力に逆らったら弾圧されるのは当り前。
集会、デモ、署名、アピール、何の効果もない。
「弾圧反対!」は「当たり前のことをやってはいけません」と言ってるのと同じ。
やられたらやり返せばいい。

昔「乗っ取り屋」と言われた横井英樹を襲撃した人物は英雄になった。
今はホリエモンや三木谷が英雄扱い。国民の意識が変った。世論に訴えても駄目。
改憲の動きにも、より混乱するようにシュミレーションして対抗する、とのお話。
面白ーい!

 宮崎さん、静岡の植垣さん、名古屋のサケ・イクラ親子と、二次会会場近くのお店でお茶。
宮崎さんはイクラちゃんをとても可愛がっている。ゴッドファーザーのよう。

 二次会は『イチビキ』という、浅草辺りにありそうな古い割烹で会席料理。
宮崎さんに還暦祝いのネクタイがイクラちゃんから渡される。
『サルヴァトーレ・フェラガモ』のネクタイはよーく見ると無数のキツネ模様なのだった。洒落ている。

そして宮崎さんと同じ誕生日10月25日に長男が生まれた植垣さんにはパンダのぬいぐるみの木馬がプレゼントされる。
「パンダのぬいぐるみの木馬???」と思ったら本当に立派な「パンダのぬいぐるみの木馬」だった。
植垣さんが乗っても壊れなさそう。
新幹線に持ち込んだら怪しまれそうな大きな風呂敷包みでお持ち帰り。

 名古屋に単身赴任しているゼミ仲間のOちゃんが、そろそろお開きの『イチビキ』に登場。皆に紹介。
みなさんお茶に行くとの事で私はOちゃんとかっこいいバー『Don Juan』。
17日解禁のボジョレー・ヌーボーを飲みながら、ゼミ仲間の近況、仕事の話、恋話。

 続きはOちゃんの部屋で、ということでコンビニで買出し、Oちゃん邸へ。
大変お洒落なデザイナーズマンションで驚く。
新聞社の仕事は大変そうだが、最近はマラソンをやってるとかでなんだか若くきれいになったような気がする。

結構飲んで話した後、お風呂に入ったきりのOちゃん。
寝ているのかな?と思いつつ飲み続ける私。
2005年11月19日(土)

デート,忘年怪幹事,書く!

 夢の中でもオンラインでもリアルでも「ラブラブだねー」の私たち。おほほほ。
あんなことこんなこと書きたいけど、今はまだ内緒。うぐぐ、ぐるじい。

 12月3日宮崎学さんの東京忘年会で私は幹事なのだが(宮崎ファンの皆様来てね)、オークションをやることにする。
司会をNANIOさんに頼む。快諾。参加者のお宝出品もお待ちしてます!

 NANIOさんがお手伝いした宮崎さんの本も間もなく出るみたいだし、NANIOさん自身の「シャブ中男」(というタイトルではない)本もあるし、NANIOさんは文章道場の出世頭だ。
そう言えば昨年今頃は宮崎さんの文章道場で、私も「もの書き修行中」とか言ってたっけ。全くどうにもなっていないが。

校正の仕事が空いている今、書けばいいのに、と人事のように思う。

10月末に高校からの友人Sちゃんのお父様が亡くなって、Sちゃんはかなり辛い思いをしているようだ。
私は父親が死んでも悲しくはなかった。共感できなくて申し訳ないが、父との葛藤を書いた『酒仙の宝物』をネットに掲載して、読んでもらったらどうかなと思いつく。
は!そういや『フィフティーン』も放りっぱなしだ。

とりあえず日記。追いついたらやる。書く。
2005年11月18日(金)

16日追記(映画『TAKESHIS’』),木村タカヒロさん,毛皮族問題


 昨日16日の日記に書き忘れた。

 池袋シネマ・ロサにて『TAKESHIS'』を見る。ガラガラ。面白かったけど。 

たけし自身は(ジャパンプレミア舞台挨拶で)「今回の映画は本当に申し訳ない。ちょっと狂ってるんですよ。(笑)オレは大傑作だと思ってるんだけどね。まぁ、『みんな〜やってるか!』といい勝負かな。(笑)」と言っているが、『みんな〜やってるか!』で「たけし映画はもういいや」と思った私としては「祝復活!」という感じ。

『みんな〜やってるか!』は全く笑えなかったが、『TAKESHIS'』はゲラゲラ笑った。
そのシーンで笑っていたのは私だけだが。
たけしには、是非ともわかりやすい路線には戻らず、更にぶっ飛ばしてもらいたい。

以上追記終わり。

 以下は17日。

 朝、ベッドで思いついてアーティスト木村タカヒロさんに電話問い合わせ。
快諾で行動開始。
いつも突然の私の思いつきに「全然いいですよ」と言ってくれる木村さん。素敵。

先日頂いた『キムスネイク』のDVDも魅力的な作品で、木村さんの才能に惚れ惚れ。
BSフジだけじゃなくて地上波でもやればいいのに。

 「『毛皮族』って知ってますか?」とAさんに聞かれて、全く知らなかったがバンドのような劇団のような。
18日にライブだか公演だかがあってチケットが余っているとか。
私は翌19日は名古屋だし、なんだかよくわからないけど、チケットは割引で藤原竜也の載ってる雑誌もつけてくれるとか。
Aさんがそんなにお薦めだというなら行かざあなるめえ。

と思ったら余っているのはAさんのチケットだとか。うーむ。
一人でなんだかよく知らないものを見る?
いい出会いになるかもしれないが、つまらなかったらがっかりだ。
Aさんのチケットを無駄にするのは申し訳ないが、「見たい!」と思うものを見るだけで精一杯。

『毛皮族』のHPではメンバー(全員女性)が「愛用の香水」を挙げている。
ステージも客席も香水プンプンだったりして?やっぱりやめる。Aさんゴメンナサイ。
2005年11月17日(木)

お仕事,日本酒『ご近所さん』,テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』,愛してる?


 昨夜0時過ぎに派遣会社から電話。10−12時の仕事があるという。
主婦のパートみたいだ。数ヶ月ぶりに10時出勤。
風邪で鼻水グズグズ。寝不足でボーっとしながら待機1時間以上。

作業を始めてみたら午前中で終わるはずもなく、19時半まで。
私の処理件数は他の人に比べて随分少なかった。風邪のせいにする。

 一昨日飲んだ日本酒『ご近所さん』とは来週も飲むことになっている。
迷ったが言っておく。

「それにしても、触られまくっていたなあ。人前でぎゃあぎゃあ言うのも、と思っていました。私も触る方なんですが、触られるのは苦手なのです。22日はさらっとね!お願いします。気を悪くしたらごめんなさい。」

> ごめんね

> お酒を飲むとベタベタしがちで。22日は会社の人もいるから大丈夫でしょう(笑)

「はい。了解です。二人の時もですよ。次はないですからねー。貴重な日本酒友達ですから、楽しく飲みたいです。よろしくお願いします。」

 テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』に知人Oちゃん出演とのことで、見る。
ガラス瓶業界話。Oちゃんは素敵なオジサマに映っていた。

 彼とお話。彼には触って触ってと思う。「愛してる?」と聞かれるのが嬉しい。
多分、愛していない人に「愛してる?」とは聞かない。

聞かれて気付いたけれど、私はこれまで「愛してる?」と聞かれた事がなかった。
いつも自分から「愛してる愛してる」だった。
元内縁夫は「愛してるとまでは言えない」と言ってた。正直でよろしい。
私の愛は遥かに深かったから。

相手の愛を計りにかけても意味はないが、私自身がもっと強く、もっと深く愛せたら、面白い。
2005年11月16日(水)

風邪,サーヤ結婚


 風邪気味。最近寒くなったのに薄着だったからか。
彼も同じ症状らしく、どちらかの風邪がうつったのかもしれない。

 毎日彼の声を聞いていたから、一日話をしないと寂しくなる。

 サーヤ結婚。
眼鏡の頃はどうなることかと思ったが、随分きれいになって、結婚できて良かった。 
サーヤも私も幸せだわ!ウフフ。
2005年11月15日(火)

毛皮問題,『まるき』,『喜鮨』


 母の毛皮トラブルの件で消費生活センターに相談。
ブティックに落ち度はない、と言われる。
ブティック側に損害があるならその金額なり、キャンセル料なりを払って解決の余地はあるのでは、とも。

ブティックに現状確認に行く。現品はお店になかった。
皮を切ってしまったか否かはメーカーに問合せないとわからない状態。
母の選んだコートの色は緑で特殊な色、形も定番ではないので、他の人に売るのは難しいと言われる。

私は母の状態を話す。
母とブティックは10年ぐらいの付き合いだし、私も買い物をしているので、理解し同情してくれる。
「元気になるまで保管しておくというのは?」と聞かれるが、それもプレッシャーになるだろうし、一回けりをつけた方がいいと思う。

メーカーに事情を話してくれることになる。
しかしキャンセルはブティックのメーカーへの顔を潰すことであり、かなり迷惑な話だ。平謝り。

そして私のコートを受け取って帰る。こちらは私が立て替えて母から取り立てる。
「大丈夫ですか?」と心配するブティック・オーナー。
私も母に「買ってあげる」と言われるままに決めたコートが本当に欲しいのか、不安だった。
着てみると、やっぱりかっこいい。満足。

 日本酒『ご近所さん』と上野『まるき』。ガード下の古い居酒屋。

お通しに毛が入っているのを指摘したら、取り替えてくれる。
和え物なので同じ器で料理されていると思うが。
「ここが『女性のみお断り』なのは、男性はそういうのあまり気にしないからじゃない?」と『日本酒ご近所さん』。

「2時間でおねがいします(長居お断り)」とのことで次の店を考えながら飲む。
値段はかなり良心的。いつもご馳走になっているのでここは私が払う。

 タクシーで東大正門前『喜鮨』。日本酒とお寿司。
久し振りに『栄光富士』を飲む。美味しい。
穴子が名物らしい。残りが少ししかないからと、巻いてくれる。美味い!

日本酒『ご近所さん』は酔うと背中やお尻を触るので、不快。
今日は特に触られまくっていたような気がする。
人前でギャアギャア言うのも、と遠慮した自分も不快。
2005年11月14日(月)

デート,SHR(冴島奈緒)@U.F.O. CLUB


 デート。忙しい中時間を作ってくれて、嬉しい。配慮に感激。
何でもしてあげたくなる。

 22時から出演のSHR(冴島奈緒)を見に高円寺『U.F.O. CLUB』。3曲目に到着。
奈緒さんは金色の長いスリップに同じ色のガウン。素敵。
胸の透ける花模様が奈緒さん、という感じ。

不思議な動きで踊り狂ってる人たちもいて、面白い。

SHRメンバーには最近怪我をした人がいるらしいのだが、そんなことは全然わからないパワー溢れるステージ。
見てるとニコニコしてしまう。

終了後、サエジマニアのOちゃん、SHRメンバー、スタッフの人たちと挨拶。
お話しながら飲む。

怪我をしたメンバーに「どこを?ピンピンしてるじゃないですか」と聞く。
なんと、舌を切った!大変なことだが、死ななくて良かった。
怪我をしたのが手とか腕、顔じゃなくて良かった。音楽があって良かった。
本当に、生きてて良かった。
「竜雷太って言えないんです」
「言えてるよ!大丈夫!わかる!」

奈緒さんと恋話。別れ際初めて奈緒さんをハグ。細くてびっくり。
それであのバスト…。うっとりだ。

そして奈緒さんプロデュースの『MetroStrip』のソープは、まだ続けて使ったことがないのだが、確かに洗顔後のお肌が違う。
デート前は必須。

 そんなお喋りをしていたら、丸の内線の最終を逃す。JR高円寺駅までタクシー。
今日は彼の部屋に戻るので行き方をケータイで調べると、東京メトロはことごとく終わってる。
走って都営線。何とか間に合った。駅からかなり歩く。すごい遠回りにヘトヘト。

 忙しい彼には、余計な心配申し訳ない。
私もずっと仲良くしたいから、そのためなら何でもする。
2005年11月13日(日)

毛皮問題,本田美奈子,理想の男


 母が気が狂って毛皮を買ったブティックに電話。
サイズ直しの仮縫いが終わって形になってしまっているのかと思ったら、そうではないらしい。
サイズ直しがなければ、損害も少なかったのでは。
あの日「袖を広げたりしたら重くなるし、かっこ悪いのに」と思いながら母の勢いに負けて何も言わなかった自分を反省。

 8日に慶應義塾大学病院で偶然会ったNさんからメール。

> 本田美奈子さんのこととか今週はあって、またいろいろ
> 考えちゃったわ。でも人は誰でも死ぬし、死ぬまでは生きるし、
> 副作用とかしんどくてもとりあえずは明日、来週、来月には
> 死なないし、だったらそれまで好きなことしたり人にあったり
> できるんだしね。
> のんびりやろうと思ってます。またおしゃべりしようね〜

「そう、新座の隣の朝霞出身だし、本当に彼女の歌はよく歌ったし、『ミス・サイゴン』も見たし、先日『2005年のマリリン』(本田美奈子とは何の関係もないですが)とかやったばかりで、かなり悲しいです」

会社員時代の先輩Sさんから喪中のお知らせ葉書。
彼女が『ミス・サイゴン』の熱烈なファンだった事も思い出す。
会っていろいろ話したくなる。

 彼とデートの話、仕事の話。
昨日『理想の女(ひと)』を見てうっとり、かっこいい!と思っていたが、気がつけば彼は私の「理想の男」なのだった。
突然で意外だったが、ずーっと「こういう人とこういう関係がいい」と思い描いていた状況に、多分今ある。

『理想の女(ひと)』も「理想の男」もNさんも本田美奈子もすごい頑張って、素敵。
私も何かやらなきゃ。
2005年11月12日(土)

慶應義塾大学病院,映画『理想の女(ひと)』,『檸檬屋新宿』


 検査申込時に「20分前に来て下さい」と言われて、注意書きには「30分前に来て下さい」と書いてあるのに、5分前着。
かなりドキドキだったが何事もなく受付。
「込み合って開始が遅れます」と謝られる。ほっ。

MRI検査。細い筒に入って、キンコンカンコンコツコツ…。ビービービー。

 金曜日は女性900円の『シネスイッチ銀座』で『理想の女(ひと)』を見る。
オスカー・ワイルドの戯曲「ウィンダミア卿夫人の扇」が原作の、美しい映画。
男も女も老いも若きも街も衣装も人間の心根も、美しく時に滑稽で、非常に良かった。
もう一回見たい。

愛することは信じること、私も彼を信じている。危険?構わない。
オスカー・ワイルドも「あらゆる物事はみな危険である。そうでなければ、人生など生きるに値しない」と言ってる。

 『檸檬屋新宿』。沖縄県西原町の図書館前の大砲と痴漢問題。母の毛皮問題。
クーリングオフの期間などとっくに過ぎているし、口頭でも契約は成立してるから難しいだろう、と宮崎学さん。
「俺は消費生活センターじゃないよ」と言われそうと思ったが、母を心配してくれる。
優しい宮崎さん。

21時頃帰る。住枝さんは今日は落ち着いていた。
2005年11月11日(金)

『焼肉がんこちゃん』,ギネス君


 ライターズスクールの友人G君の友人に三浦和義コンサルティングスを紹介したら、僅か1週間できっちり解決、会社を辞めざるを得ないトラブルに遭ったSさんは、業界大手の会社に就職が決まったという。

お祝いと顔合わせで代々木の『焼肉がんこちゃん』。
G君が学生時代によく通った店らしい。

20時の待ち合わせに遅れてしまい、謝ったらG君に
「桜井さんの遅刻は計算済みです。桜井さんは時間通りに来たことないですから」
と言われる。申し訳ございません。

三浦さんにも声を掛けたが多忙で来られず。

20代半ばのSさんは三浦さんのロス疑惑など知らない。でも凄い人だと思っただろう。
トラブルの相手はオッサンだから、びっくりしただろうなあ。
三浦さんから電話を受けたときの相手の顔、見たかったなあ。

しかし、三浦さんはSさんに
「この間も静岡で『三浦さん三浦さん!』と叫ぶ人がいるから誰かと思ったら桜井真理だった」
と言ったらしい。
「なにー?!それは嘘だよ。三浦さんが『桜井!』って車の中から叫んだの。どっちでもいいけどさ。嘘ばっかり言って。多分やってるよ、三浦和義。一美さん殺させたに違いない」
冗談だが。

二人の働く業界の話他いろいろ。

 池袋駅からの帰り道、ギネス君が歩道の柵に座って電話をしていた。
10月28日に逃げられて「挨拶ぐらいしようよ」とメールをして以来。
近寄ってお腹にパンチ。「いいから」とギネス君。
私に言ってるのか、電話の相手に言ってるのかわからないが。手を振って離れる。

私の今年の抱負、ナンパ作戦は実行されることなく終わりそうだけど、ギネス君にはナンパ道を極め、幸せになってもらいたいものだ。
2005年11月10日(木)

『ご近所』Cさん,映画『モンドヴィーノ』,『MILLIBAR』,まめまめしい彼

 10月28日に「欲しいものは何ですか?」と『ご近所』のCさんに聞かれて「恋人!」と答え、その後のやり取り。

> とてもモテそうな感じがするのですが…。

(なんで?会ったこともないのに。)
「難しいですね。恋愛してますか?」

> しているような、していないような…。
> 最近、ある女性から何度かメールを頂きました。彼女は20代後半の人並みに綺麗な人です。時々仕事の話をする程度で、メールの内容は仕事の連絡事項がメインでした。でも彼女の私物の携帯から送信されたのでメールアドレスが分かります。私はどうしたら良いのでしょう・・・。

「仕事の延長みたいな、日頃のお礼、という感じでお食事に誘えばいいんじゃないですか?」

> 例の彼女は、たまに仕事の話をする程度です。特に恋愛対象では有りません。

「なんだ。恋の予感ではないんですね。なら気軽にメールすればいいのでは。
(略)
ところで、念願の恋人が出来ちゃいました。恋は突然。いやびっくり。でもすっかりその気です。」

> 良い人見つかった(見つけた?)みたいで良かったね。
> 狙ってた人ですか?、それとも友達の紹介でしょうか?。
> どちらにしてもエムサクさんの執念が実ったみたいで良かったですね。
> では、お幸せに!。さようなら。

なんでさようなら?よくわからんがさようなら。

 映画『モンドヴィーノ』。
ワイン業界のグローバル化と地味を守りたい生産家の葛藤を取り上げたドキュメンタリーで、ワイン好きには興味深い話。
寝てしまった。今日は10時間睡眠なのになんで?
つまらなくはなかったのだが。真面目過ぎるからだろうか。

 昨夜爆睡したために電話相談に応じられなかった友人が『MILLIBAR』に来て、悩み相談。
しょうもない恋愛後始末について。
彼女の腹立ちは理解できるが、それをどうしたものか。
しかし、彼女は話したらすっきりしたようだ。そう!次行こう、次。

 友人は悶々としているのに、私はラブラブで申し訳ない!という感じ。
元内縁夫はまめな人だった。
2年前にちょっと付き合った人も始めのうちはまめだった。
しかし遥かにまめまめな彼。これも意外で驚いた。
1日に何度も電話やメールをくれたり「愛してる?」と聞かれて、私はすっかりメロメロ。

これ、やはり始めだけなんだろうか。
これに慣れてしまって、突然ぱったり、とかされたら死にたくなりそう。
やばい。
2005年11月09日(水)

役割,慶應義塾大学病院,毛皮問題,映画『女は男の未来だ』,デート,『なすび』


 朝、シャワーを浴びながら考える。彼は私に何を求めているのだろうか。
刺激?安らぎ?癒し?まさかね。知識?情報?なわけないか。
必要とされて嬉しいけれど、私は何をすればいいのか。
心を尽くせばいいのだけれど、私の役割って何だろう?

ある、理想的なカップルがいる。
あんな風になれたらいいけど、あんな女性になるのは到底無理!みたいな。
でも今すぐには無理だけど、やれるような気もする。愛があれば。
彼がそういう存在を求めているのかは、わからない。
もっと仲良くなれば見えてくるのだろうと思う。

 診察受付時間を過ぎて慶應義塾大学病院。
今日は嫌味を言われることはなかったが、保険証の有効期間が切れていた。
自費診療で後日清算となる。めんどくせ。

階段横で「真理ちゃん!」と声をかけられる。おお、大学の先輩Nさん。
厳しい闘病生活をしていると聞いてた。
「あらま、今診察受付したら病棟にお見舞いに行こうと思ってたんですよ」
「今週は通院なのよ」
そうだったんだ。会えて良かった。
そしてこれも全く偶然だが二人は主治医が一緒なのだった。

待合スペースで、病気の話、共通の知人の話など。
Nさんはすっかり痩せて小さくなっていた。

それより気になるのは顔の絆創膏。
Nさんは美しい人なのに、手も瘡蓋が痛々しく、薬の副作用かと思うが聞けず。
「これね、転んだの」とNさんの方から話してくれる。
カラスに威嚇されて逃げようと走ったらしい。
「そんな、病気で大変なのに…」
「ほんと、踏んだり蹴ったりよ」
いやでも、Nさんには、すっ転んでもなお(失礼!)美貌があるし、素敵な家族がいるし!と肩を抱く。
きっと良くなりますように。

 先に診療を終えたNさんは、私を待ってくれた。
診察を終えて、レストラン『オアシス』。
お見舞いは何がいいかと話していたので私がお見舞い代わりにご馳走するつもりが、ご馳走になってしまう。
先輩、スミマセン!後輩に奢るという功徳を積んで、きっと病気は治るであろう。
ご馳走様でございます。

 母と電話。毛皮キャンセルの連絡はまだしていないとか。
私がブティックに電話する。困惑するブティック。当然だ。
「またこちらから電話します」と言って電話を切る。

契約書はないし、旅行会社のようなキャンセル料規定も恐らくないだろう。
「お詫びのお金を払ってキャンセルの方向で交渉可能か、消費者センターとかに相談してみるわ」と母に連絡。

夏の塗装工事件に続いて毛皮トラブルで、母はますます落ち込むだろう。
可哀想だが自分でやったことなのでしょうがないね。
私は、母が元気になっても「あんたは冷たい」などとは言わせない立場になれるのでいいが。

 映画『女は男の未来だ』。
「酒とおしゃべりとセックス〜フランス映画のような“恋愛スケッチ”」
ということで駄目な男女のトホホな関係を描いているのかと思ったが、駄目過ぎた。
失笑さえできず。男が二人とも気持ち悪かった。

 デートまで少し時間があったので『バーニーズ・ニューヨーク』を覗く。
開店15周年とかで、記念オリジナル商品を作っている。
『CARINE GILSON』のキャミソール、美しい。しかし¥72,450、たっかーい。

 お食事デート。
姿は見えないほど離れた席なのに、まるで耳元でしゃべっているぐらい大声で北朝鮮問題を語っている男性がいて、私たちのラブラブムードを壊される。
それでも美味しく楽しく幸せな私。ああ嬉しい。

私はいちゃいちゃするのが好きなので、手を繋いで歩きたいし路上チューもしたいのだが、笑って拒否される。
そういう年齢じゃないか。映画の男たちを「気持ち悪い」とか言ってる場合じゃない。
しかし、もうそんなことも一生できないのかと思うと寂しい。

 一人で『なすび』。映画の話、電脳キツネ目組東京忘年会についてなど。
2005年11月08日(火)

香水地獄,『ベローチェ』,『仙園』,おしゃれな部屋


 7月9日に始まった機械カタログのお仕事最終日。
本日は13:30頃から始めて、予定通り発送。
素晴らしい。最後まで機械の事はよくわからなかったけど、またやりたい仕事だ。

職場に香水プンプンの人がいて、参る。
前々回は離れた場所での作業だったが、かなり気になった。
前回は近くの席になってしまい、軽い頭痛。
今回は隣の席しか空いておらず、耐え難い臭い。
何故それ程までに?というぐらいキツイ。
その人が帰ってから何時間も経っても、その人が作業していた席は香水臭かった。

『ベローチェ』で職場の人とお茶をした時に
「香水辛くないですか?」と聞いたら彼女も側に座らないようにしていたと言う。
「あれ、言った方がいいですよね。私は今日で最後だし、知らない人だから言えないけど。誰かにさりげなく言ってもらわないと、かなり迷惑ですよ」
「いや、言わない方がいいですよ。睨まれたらずーっと睨まれる。恐いから」
「そうなんだ。でも次臭かったら私は言っちゃうなあ。臭いより睨まれるほうがいいや。睨まれたら睨み返せばいいじゃん。でも臭いのは臭い返しはできないからね。」

 大好きな年上男性と年下男子君、いかす二人とお食事。ああ楽しい。
代々木の『仙園』は元内縁夫の子供の頃の絵の先生がお薦めの中華。

10月28日に予約の電話を入れたら「まだ随分先ね」と言った女将さん。
たどたどしい日本語に不安になり、今日も確認の電話入れたら「たいちょぷ、たいちょぷ」。

お二人のうち年上男性は、なんと元内縁夫と面識があった。
まあ不思議ではない人の繋がりではあるが。

「この間旅行はどこに行ってたんですか?」と年下男子君に尋ねる。
「結局行かなかったんですが、パプアニューギニア」
「え、ホント?!じゃあ、私と行きましょう!私パプアニューギニアに前から行ってみたかったんです!行こう!一緒に!」と年下男子君の左腕を掴む私。
「え、いや、いいです」
二人の会話を笑って見ている年上男性。
「一緒に行きましょう!知り合いが海外青年協力隊で行ってるんです。すっごい面白そうなの。えー、行こうよ行こうよー」と今度は年上男性の右腕を掴む私。
「何で僕が。僕はいいです」
二人に振られる。ぷう。でもパプアニューギニア話で盛り上がって楽しい。

お料理は非常に美味しかった。お二人とも気に入ってくれて私も嬉しい。
そして私は年上男性にご馳走するつもりでこの食事会をセッティングしたのだが、年下男子君の接待ということになる。感激。

「この間はメールで佐々木真理って名前間違っちゃってゴメンナサイ」と年下男子君。
「あー!そうだよー!間違えるのはいいとして、その後『えーん、えーん』ってメールに無反応は悲しかったよー」
「いや、メール今日見て」。苦しい言い訳である。
「でも佐々木真理ってなんか合ってるなあ」と年上男性。虚しい慰めである。

「佐々木真理さんて実際にいて、メールのやり取りがあったんですよ。それで指が勝手に動いちゃった」と年下男子君。
「あれ?俺、佐々木真理って知ってるかも」と年上男性。
そしてその佐々木真理という人はなんだかとんでもない人物らしい。
「うわ、あの佐々木真理と間違えるなんて、それは酷い」と年上男性。くぅー。

恋話。「桜井さんは?」と年上男性に聞かれて、年下男子君を「狙ってました」と告白。
「いやー、それは無理でしょう」と年上男性に言われる。なんで?年が上過ぎるから?
年下男子君は狙っている女性がいるとか。二人で恋に不器用な若者に恋愛指南。
面白ーい。年下男子君、可愛い!

 そして、年下男子君の一人暮らしのお部屋訪問。
私が「見たい!おしゃれなんでしょう?」と言って無理矢理押しかける。
本当に若者向けインテリア雑誌に登場しそうな、センスのいい部屋だった。

『アンダーワールド』のライヴ・ヴィデオを見ながらいろいろな話。

終電を逃して、タクシーで帰る。大通りまで二人が送ってくれる。
明日は狙っている女性と会う日だとか。年下男子君の頭を撫でて「頑張ってね」。
しかし、私ならあの部屋に入った瞬間にチュウを迫るだろう。
いいなあ、狙われている女性。

ああ面白かった!昨日はデートで今日はいかす二人。いい男三昧の日々。
『抱茎亭日乗』って感じ!
2005年11月07日(月)

母,デート,落し物


 やっと母と連絡がつく。全く元気なし。
夏の買い物ブギで母が買うことになった毛皮だが、
「欲しくないならやめなよ。お店に悪いから、と言って仕方なく買うような値段のものではないでしょう」と私。
「今更そんなことできる?」と始めは言ってた母だが、「そうね」。

そして新座の家にある使わない電気ストーブを「送って」と頼んだら「面倒臭い」。
「いや、郵便局は取りに来てくれるし、箱だって持って来てくれるから。電話一本するだけだから、それぐらいできるでしょう?」
「いや、電話もできない。買えば?幾らでもないでしょう。お金出すから」
「そんなの勿体ない。じゃあ私が新座に行って、郵便局を呼ぶよ」
「買えばいいじゃない」
大丈夫かね、お母さん。

元気な時は慶應病院には顔が利くのよ!と吹聴していたのに、知人の相談をしても
「なんだか頼み難いわ」。
かなりヤバイ?

 デート。非常に真面目な気持ちになる。こういう感覚は久し振りだ。
元内縁夫以来かもしれない。
内縁夫と別れてから恋は何回かしたし、愛する男、好きな男は何人もいるけれど、元内縁夫以上に愛せる人は現れないかもしれないと思っていた。

今日、より詳しく思いを聞いて、彼は他の人と違うと思った。
私は多分、急速に元内縁夫より深く彼を愛するようになるだろう。
もっと人間的に成長して、彼を思い、愛される女になる。ような気がする。
なんだか不思議で、とても幸せ。

 すっかり舞い上がって、ポーっとなっていたのかもしれない。
現金数万円をどこかに落としてしまったと気づく。バカ!
2005年11月06日(日)

掃除,志茂田景樹?,『アナスタシア』,『ACTUS』


 部屋もベランダの鳩の糞もすっかりきれいに掃除。
こうなったら早く宮崎学さんに「男はできたか?」とか「掃除してるか?」と、聞いて頂きたいものだ。
おほほほほ。

 『なすび』の千秋さんからメール。

> マリリンも誕生パーティも拝見した。なかなか面白い、まりちゃんの側面50パーセントぐらいがでていると思った。だから25パーセントだ。パーティには行けなかったが 行ったら最高年齢者として厚遇されたかどうか、なすび中高年連中がまりちゃん媒介で世代交流ができると面白いし狐目組の影響力拡張にもなってもらいたいようにも思う。
> 写真を見て率直な印象   下田かげきに感じが似ていたよ、面長の顔の輪郭が似ているのだ。下田がまりちゃんの真似してモンローに似てしまったのだろう。

「なんで25%?よくわかりませんが、まあいいや。

志茂田景樹似はパーティーの髪の色でしょう?顔?
まあ何でもいいですが。」

志茂田景樹は岸田今日子よりずっと酷いが、千秋さんには全く腹は立たない。
自分でも受け口っぽいところが似てるかも、と思うし。ちょっと悲しいけど。

 17:30に予約した眉毛サロン『アナスタシア』。10分遅れで走る。
本当は3週間眉毛のお手入れをしないでおかなきゃいけないのだが、実は気づいたのが今週。
「これだとちょっと描き足すぐらいしかできないから勿体ないですよ」と言われて、何もせずサロンを出る。ばかみたい。

 他に用事もない。久し振りにインテリアショップ『ACTUS』に寄ってみる。
最近DMが来ない。家のものなんて買う余裕がなかった。
でもライトはずーっと探している。
カッコイイのがあるのだが、私の部屋に似合わないし高いし重そう。
いつか買える日が来るだろうか。

ルームシューズがいいのがあって、散々迷って買うのをやめる。
これではライトもまだまだ先になるだろう。
2005年11月05日(土)

忘年会打合せ,『檸檬屋新宿』,告白


 宮崎学さんと東京忘年会打合せ。
詳細は後日公式サイトで告知されると思うが、おつかい係りさんに「任せます」と言われて、今年は私が幹事。
緊張する。会場のお店は女将さんが熱烈な宮崎ファンで家族中で喜んでいるとか。
宮崎ファンの日記読者も多いと思うが、皆様いらして下さいね。

 『檸檬屋新宿』では久し振りの電脳キツネ目組組員たち。
「二人一緒だったの?」と聞かれたので
「デート」と私。
「忘年会打合せだよ」とすぐさま否定する宮崎さん。

日本アウトロー社会のディープな歴史と近況話、逮捕マニュアル(される側の)話など。

宮崎さんは帰って、終電までいろいろな話。
浜田省吾の話から「なんか、同じようなのいるだろ、ほら、あれあれ」とIさん。
「そう、なんだっけ、名前が出てこない。頭がクルクルしてる、あの」と私。
「佐野元春?」
「そう!」
この前は藤原紀香の名前がずーっと出てこなかった。老化現象?

Iさんにも「あれ、お仕事は何でしたっけ?」「今日は何で東京に?」と何度も聞く私。
「全く興味ないってことやろ!」と呆れられる。
笑ってごまかし「また後で同じ質問します」。

 深夜、ある人から思いを打ち明けられる。驚いたけど、嬉しい。すっかりその気になる私。
乗せられやすいのか?あははー。
2005年11月04日(金)

DVD『七年目の浮気』,大好きな人


 今日中に返さなければならないDVD『七年目の浮気』を見る。
マリリン・モンローは最高に可愛くてセクシーだけど、話は退屈。
当時の映画製作倫理規定やら宗教界やらジョー・ディマジオやらいろいろなところから横槍が入って薄い映画になってしまった。残念。

 大好きな人と深夜のお喋り。眠れない夜はいくらでも付き合う。
2005年11月03日(木)

映画『アイドルたち』,『MILLIBAR』


 17時過ぎから20時半過ぎまでお仕事。

 映画『アイドルたち』のレイトショーを見に『渋谷アミューズCQN』。
ぎりぎりに着いたらイベント中で、現役アイドル制服向上委員会(橋本美香・松尾真冬)のトークライヴをやっていた。
早く映画を見せてくれ、という感じ。

しかし、期待していた『アイドルたち』は酷くつまらない映画でがっかり。
アイドルは歌が下手なのも「しょうがない」と思えるくらいにはきれいで可愛くなくちゃ。
聞くに堪えない曲と声とダサい踊りで力が抜ける。

60年代のフレンチ・ファッションて、おしゃれなはずなんだけど、この映画ではカッコよくない。
面白い衣装もあったけど、田舎っぺな感じで全然素敵じゃなかった。
ああ、つまらなかった!

 『MILLIBAR』で一人で飲んで、間もなく終電という時間に、大学時代からの友人E君登場。
「おお、結婚したんだよね?おめでとう。もうすぐ帰るけど1杯ご馳走するわ」
と言ってたら、終電を逃す。
E君が連れてきた、会社の後輩が私と同じ方面で、タクシーで送ってくれることになる。

共通の友人の話、結婚の話、覚醒剤事件の知人の話、仕事の話、E君の後輩は変わった経歴の持ち主という話など。
そして何故か反対にE君が奢ってくれる。

帰りのタクシーではE君の後輩が修道学園出身と判明、7月11日に潜入した関東同窓会や『檸檬屋新宿』の話で盛り上がる。

E君もE君の妻も音楽と美味しいもの好きで、レコードの量がすごいとか、同じレコードを何枚も持ってたとか。
いいなあ、そういうの!
2005年11月02日(水)

佐々木じゃない!,『檸檬屋新宿』,『なすび』


 少なからず思っている人からメール。内容は親しげだが、

> 佐々木真理さま

えー、そりゃないぜ。指摘するのも悲しい。
しかしこういう間違いはすぐに訂正お詫びメールが来たりするもの。
一日待ってみた。何事もない。ここで黙っていられない私。

「えーん、えーん!佐々木じゃないよう。
マリリンだよう。

宮崎さんの関西還暦祝いでマリリン・モンローの『ハッピーバースデー』をやりました。
↓見てくれたら許してあげるわ。うっふん。
http://6116.teacup.com/msakurai/bbs」

無反応。かなりショック。

 宮崎学さん公式サイトがリニューアル、で電脳キツネ目組の数名が『檸檬屋新宿』に集合。
重信房子の公判の話、東京拘置所の話など。ディープで興味深い。

 ささきもと子さんが、目白のバー『なすび』の常連でワサビ生産会社役員のお客さんに頼まれて、ストリングス・アートで『ワサビ』を作ったという。

クライアントが紐の『ワサビ』を見せに『なすび』に来るとのことで、もと子さんに誘われて『なすび』。

因みに上に書いたメールの人は、私ともと子さんを間違えたわけではない。

もと子さんの『ワサビ』は素敵だった。ボコボコ感はしっかり、色は抑え目で「侘びさび」の世界。
『なすび』の千秋さんも「これはいい!」。クライアントも大喜びで良かった。
2005年11月01日(火)

抱茎亭日乗 / エムサク

My追加