『ご近所さん』たち,ギネス君


 「GW後にまた飲みましょう」と言ってた日本酒『ご近所さん』から連絡がない。
なくてもいいのだが、断ったわけではないのでブログの感想など送ってみた。
「5月から仕事が始まるって聞いてたんで忙しいのかと思った」とのこと。いいえ、さっぱり。
じゃあ、今日の用事の後にでも飲みますか、となる。

 思い出して『ご近所さんを探せ!』キーワードから「夕張」をはずしたら、またパラパラとメールが来た。

中にどうもこれは前に1回会ってとんでもなかった人が、名前を変えて登録してんじゃないの?と思われるメールもあって、不気味。
最初のメールに

> (Hな誘いは絶対にしません)

って書いてくるのもかなり変だ。
極簡単な返信をしたら「今日池袋に行くので食事しませんか?」
このいきなりな感じ、横浜から、40代後半。むむ、これは。
前の名前が削除された日付けと、新しい名前を登録した日付けが同じ。絶対そうだ。断る。

 20時半ぐらいに用事が終わるだろう、と言ってた日本酒『ご近所さん』から連絡が来たのは22時過ぎ。
また今度、ということになる。準備万端待っていたのに。

 土曜日夕方に「また電話する」と言ってたギネス君はその後電話もくれず、私がちょこちょこ送っているメールにも無反応。
あまり期待はできないが「忙しい?会いたいわ」と言ってみる。

25時に電話がかかってくる。彼は「眠い」と言っているが、これはお休みコールではなかった。
私が「じゃあ、またね」と言って電話を切ると、すぐメールが来た。

> またねはない。

電話をすると「10分で来て」と言われる。この夜中に?
のこのこ出掛ける私。お化粧を落とさず、着替えないでいて良かった、などと思いつつ。

会いたかったから会えて嬉しいような気がした。
「なんで笑ってるんだよ」とギネス君は聞くけれど、甘い会話にはならない。
いじめられっ子がいじめっ子に媚びて微笑んでいるような感じ。

楽しくなかった。ギネス君は楽しいのか?
酔っ払って「来い」と言ってみた。言った通り来た。
でも嬉しそうではない。不機嫌な感じ。

二人でいるのに寂しい。孤独を感じる。
これは私が恋をしているからなのか?
それとも冷め始めているからなのか?
2005年05月31日(火)

『てしごとや』

 『やらぬ仲』の宇佐美君のモデルであるS君と池袋『てしごとや』。
池袋駅西口交番で待ち合わせ。15分以上遅刻。「想定の範囲内だよ」と言われる。

ニヤニヤとケータイの画面を見ながら立っていたS君。
本日「ゴミ0(ゼロ)の日」は彼のお誕生日。お祝いメールが届いていたのか?
「電話一本いいかな」
はいはい、お祝いコールですか。モテモテだね。
「甥っ子甥っ子」とS君。相当可愛がっているらしい。

2001年のS君の誕生日も私にとって思い出深いものがあるが、今日も面白かった。
この人の人生を見守りたい、一生友達でいたいと思う。

大手会社のエリート営業マンだった彼は、ある事件で殺されかけた。奇跡的に助かった。
職場に復帰したが、それまで驀進していた出世コースからは完全に外れた。
休みの度にタイに行ったり、女の子と遊んだり、適当にサラリーマンを続けてた。

ある日飛び込みで営業に訪れた会社で、社長に気に入られた。
聞いた事もないコンサルタント会社だった。社長は面白いオジサンだった。
上司に紹介した。役員に紹介することになった。副社長に紹介することになった。
そして偶然の出会いから半年のうちに、S君が連れてきた謎の会社の社長は、本社の社長と面会することになった。二人は意気投合、コンサルタント契約が成立。

今までほとんど話をしたこともない、雲の上の存在である社長と、その信頼を得たコンサルタントを結ぶのはS君。
会社はそのための部署を作り、普通ならコンサルタント会社から人を派遣するところ、S君が「好きに使って下さい」と提供され、今や会社の中枢にいるS君。オヨヨ。

「本社は大変よ、もう。Sって何者?って状態から、知らない人が『コンサル会社の社長はあの件なんて言ってる?』ってオレに聞いてくる。誰かと思ったら役員だった、とかさ。超有名人。」
コンサル会社の提案の3分の1はS君の情報・アイデアであり、それが日本有数の会社を動かしちゃう、ってすごいことになっているのに月曜日の18時半から私と飲んでるS君。
「わかんないもんだな。オレは何もしてないよ。これは運だよ」
ああ面白い。

S君は状況を楽しんでいるけど、非常にクールだ。冷めている。
「モテモテ?狙われてんじゃないのぉ?」
「そんなことないよ。年だし」
「社内の普通の女の子は怖がるかもね」
「多分そう。もう飽きたよ。散々遊んだし」
ほお。出世も女も、顔色伺ったりがっついてないところに転がっていくのかな。

「桜井さんは何してんの?」
と聞かれ、書類選考で落とされたとか、あくびでクビとか。ああ恥ずかしい。

お誕生日だけどS君がご馳走してくれる。
せめて何かプレゼントを、と思ったけど「欲しいものなんて何もない」。
2001年もそう言われて『やらぬ仲』の原稿をあげたんだっけ。
じゃあ、また書くか。『平成無責任男』とか。
2005年05月30日(月)

映画『日本のいちばん長い日』,『肉弾』

 「bukuの日」で池袋の映画館は1,000円。
新文芸坐では「追悼 岡本喜八監督の軌跡」を開催中。

『日本のいちばん長い日』を見る。
玉音放送を邪魔する動きがあったのは知っていたけど、こんなにいろいろあったとは知らず。勉強になった。

それにしても男ばっかり。皆かっこいいこと言ってるけど、ホントにこうだったのかなあ?

 『日本のいちばん長い日』の翌年、岡本喜八が「どうしても自分なりの終戦を撮りたい」と作ったのが『肉弾』。わかる気がする。

しかし「バカヤロー」って叫びたい気持ちは理解できても、映画として面白いかというとそうでもない。つまらなくはないけれど。

 母から、京都へ玉三郎の踊りを見に行こうと誘われる。
収入もないのに、遊んでる場合か?
それはいいけど、玉三郎は京都まで追っかけるほど好きではない。
母と二人で2泊3日は疲れそう。やめておく。

それにしてもいいなあ、母。私は母に元気を吸い取られているような気がする。
いや、人のせいにしてはいかんね。
2005年05月29日(日)

母のケータイ,矢沢永吉『アー・ユー・ハッピー?』,『千尋』

 朝5時、母から電話。この前の月曜日も5時過ぎに電話が来た。
出ると切れる。折り返しかけても繋がらない。嫌がらせかと思った。

昨日は昼に電話があった。
「あら、かけるつもりじゃなかったのに、かかっちゃった」
「あ、そう」
「ちょっ、ちょっと待って!」
着信履歴の見方を教えてくれと言う。
もう!母は2003年9月から今のケータイを使っている。以来何十回も教えている。
朝5時の電話も着信チェックをするつもりでかけてしまったのね。脱力。お母様ったら…。

 尊敬する人矢沢永吉の『アー・ユー・ハッピー?』をやっと読む。
永ちゃんは2001年のお正月にこの本を書き上げた。

「『アー・ユー・ハッピー?』ということばには、たぶん、『アー・ユー・ファイティング?』という意味が、隠れているのかもしれない。」

私は200年末で10年ちょっと働いていた会社を辞めて、多分同じ気分だったんじゃないかと思う。
「金は絶対じゃない」「幸せのレールは別にある」「絶対に幸せになる」「アイム・ハッピー!」

今はちょっと違う。「大事なのは自立だ」と言われたら「スミマセン」な状態。
永ちゃんはスゴイし、カッコイイし、たまらなく面白い。
でも「永ちゃんも頑張ってるから私も頑張ろう」とは思わない。
これが今だけの気分なのか、ずっとそうなのかわからないけれど。

永ちゃんの幸福論と、中島義道の不幸論と、どっちが真実でどっちが好きか、力になるか比べてみたい。

 ゴーヤ君を誘って谷中『千尋』。彼は一昨日も来たらしい。
今日は準備中の札を出して、常連客のみ入れるとか。

「今日はまた何で?」とゴーヤ君に聞かれる。
「もうすぐゴーヤ君のお誕生日だなあって考えてたら、待ちきれなくなったから」
「はあ、そうなんですか」
「それはそれ、これはこれだから」
でゴーヤ君お誕生日企画を練る。

「彼氏できたんですよね。おめでとうございます」とゴーヤ君。アリガトウ。
他いろんな話。
「つまらない話ですね。何でそんな話ばっかりなんですか」とゴーヤ君。スミマセン。
2005年05月28日(土)

桜井違い

 13時半、とある女性誌の編集者?からの電話で起きる。
「お仕事お願いしてますよね?」
「はい?そうなんですか?」
「今日いらして頂けるんですよね?」
「行けますけど、何時から行くことになってるんでしょうか?」
「午後1時からですが、まだ誰もいらしてないんですが」
「はあ、その仕事は○○に依頼されたんですよね?」
「私が直接発注したのではないですが、緊急の連絡先として桜井さんの番号を聞いたのですが」
「えーっと、話がよく見えないんで確認した方がいいと思うのですが、私が確認しますか?」
「じゃあ私の方で確認してみます」

その後音沙汰なし。派遣会社社長に電話してみる。
「それはきっと桜井違いだね。番号を間違って教えたんじゃないかなあ」
「そうなんですか。わかりました。では」
「ああ、あのねえ、別件で…」

ほんと、この間から肩スカシが続く。別件も、大丈夫か?

 時間があるのだから、イギリス陶芸本企画もガンガン進めればいいのに、企画書を1行書いて考え込んでしまう。
打合せから、もう1ヶ月経ってしまった。駄目だなあ。なんでだろう。
2005年05月27日(金)

『愛和の会・展』,『なすび』,『太古八』

 目白のバー『なすび』の千秋さんはかつてアイワで工業デザイナーをやっていたことがあり、そのメンバーのグループ展『愛和の会・展』を見に新宿センタービル49階。
旅行会社のクラブハウスが会場で、晴れた日に来て良かった。
まだ明るかったが、夜景もきれいだろう。

日本で初めてラジカセを開発したのはアイワで、千秋さんもプロジェクトの一員だったらしい。
展示してあるラジカセと千秋さんの作品を見ていると、頭の中で『地上の星』が流れる。

 太古八絵本の話をしに『太古八』に寄る。
女将さんに「さっきお母様もちょっとお見えになったわよ」と言われる。
『愛和の会・展』も母が先に行って、『なすび』で私を待っていた。

先週土曜日に母と喧嘩になって、私は新座に泊まらず帰ってしまったが、その後、T叔父 VS 母と2人の叔父、の喧嘩になって、T叔父も追い帰したらしい。
叔父たちは、母に比べたら遥かにおとなしい人たちなのに。血気盛んな兄弟だなあ。

母の隣に、スペインのお土産を持って来たお客さんがいて、千秋さんに渡しているのに
「あら、それワタクシも頂きたいわ」とおねだりする母。お酒を一口もらった。
「あ、これ知ってる。有名よね、美味しいのよー」とオイルサーディーンももらう。
そして紙包みの箱を開けさせ「まあ、チョコレート。ブランデーに合うのよねえ。ん!美味しい!」って、全部味見してる母。私も頂いたが。

太古八絵本の企画を千秋さんに話したら「いいんじゃない」と言われる。やるぞ。

 食事をしに『太古八』。2軒とも母上様にご馳走になる。

羽賀さんに「この間のギネス君、どう思いました?」と聞いたら
「そういうことを人に聞く時点で、もう自分で決めてるんだよ」と言われる。
そうかな?羽賀さんには「いい男と付き合いなさい」と言われているし、羽賀さんはいろんな人を見ているから、参考に聞いてみたのだが。

身に覚えはないけど、痣があると言ったら、母が
「何それ?覚えてないの?やめなさい、そんなの」と呆れる。

いや、彼にやられたのかわからないし。酔っ払って転んだのかもしれない。

 結構いろいろ食べて、極上そうめんで締めたのに、家で抹茶クーヘンとポテトチップ一袋。
これもある種の自傷行為みたいなもの。やばい。
2005年05月26日(木)

ハピバスディ,映画『桃色 Colour Blossoms』,『檸檬屋新宿』

 ギネス君へのお誕生日メールに「東雲の店、今度行きましょう」と書いたら

> ありがと(^Q^)/^また東雲でお祝いしてくれんの?

あら、返信くれるんだ。意外。

「うん!30歳のお誕生日にね。チュッ。あはは。」

> 冷たい返答ありがとう。

「そうか。待ちきれない?美味しいからねー。行きたいわよね。」

> いつ連れてってくれんの?o(^-^)o

「8月18日。も先過ぎるね。」

私の誕生日だが。
「お祝い」とか「連れてく」ということはまた私がご馳走するってことだよな?何で?
今の私は『太古八』で清水の舞台から飛び降りた。まるで余裕なし。
って話を誕生日当日にメールでするのもなんだか。これにて終了にホッ。

 他にも見たい映画はあったのだが、時間の都合で『桃色 Colour Blossoms』を見る。
宮沢りえがモスクワ映画祭主演女優賞を獲った「華の愛 遊園驚夢」のヨン・ファン監督は女性を非常にきれいに撮ると言われている人だが、松坂慶子ってどうなんだろうと思いつつ。

全然駄目。私はSM趣味はないとかDV男は嫌だとか考えてたところで見るべき映画ではなかった。
その世界に入り込めないから、いくら耽美的に見せられても滑稽に思える。
笑わせるために作ってないので可笑しい、というところまでも行かないし、美しいとは感じないし、大変困る。

韓国人の日本語の発音も、松坂慶子のヘアメイクも日本語のセリフも変だ。気持ちが悪い。
「芸術的官能映画」にはなっていない。

 NANIOさんと『檸檬屋新宿』。いろんな話。
ギネス君について。「酒癖が悪いんだな」とか「子供なんだろう」と言われる。
「しかし、いつも何か問題あるね。面白いね」と笑うNANIOさん。喜び過ぎ。

住枝さんには「DV?何だそれは?ああ駄目だ。それは直らん。やめとけ」と言われる。

いやまだDV男と決まったわけではない。殴られてないし。やめない。
2005年05月25日(水)

ギネス君,お出かけ中止

 やっとギネス君のメールアドレスを聞き出す。
メールは嫌いだそうだから返信は期待していないが、これで葉書を書いたり届けたりしなくて済む。

気がついたら左肩に赤い痣があって、痛い。
左手小指と左膝には擦り傷、右の太腿の後ろに青痣も。
これって何?酔っ払ってぶつけたのか?ギネス君に投げ飛ばされた時に出来たのか?

ギネス君は、昨年ちょっとの間付き合っていた男性に似ているところがある。
だんだんわかってきたけど、多分同じ、サディスティックな性質の人だ。

今はカワイイ、面白いと思っている。
ギネス君に会えて良かったし、声をかけてきたのがギネス君でよかったとも思う。
そうバースデイ・カードにも書いた。会えば楽しい。悪い人ではない。

でも私は暴力は嫌いだし、人を支配したいとも思わないし、支配されるのも嫌だ。
いじめることにもいじめられることにも喜びは感じない。

 『なすび』の千秋さんが新宿でグループ展をやっているので見に行こうと思った。
家を出たら雨が降り始め、バス停で、昨日の目白駅状態になる。
昨日は駅構内だったが、バス停の小さな屋根では滝のような雨をほとんど避けられず。

バスがなかなか来なくて、展覧会の終了時間に間に合わない。
昨日同様どしゃ降りの中走って家に戻る。ずぶ濡れ。
せっかく支度をしたが、本日のお出かけは中止とする。
服のまま少し寝る。

 起きて洗濯、日記。日付が変わって25日0:00。ギネス君にお誕生日お祝いメール。
2005年05月24日(火)

『太古八』,『スーさん』,ギネス君

 評論家三上治さんの憲法問題イベントに出掛けようとしていたところへギネス君から電話。
誕生日当日は都合が悪いので今日はどう?と言われる。
憲法も重要だがギネス君のお誕生日イベントも大事だ。

「伊勢海老、鮑、松坂牛」と言ってたので東雲『ネプチューン』を考えていたが、月曜定休。
「29歳だから肉?」と言ったら笑っていたが、誕生日ディナーが焼肉というのもどうなんだ?
で『太古八』。

家を出る時降り初めた雨は、待ち合わせた目白駅でドシャ降りになる。
ギネス君は傘を持っていない。
傘を差していてもずぶ濡れになりそうな勢いで、駅構内に立ち往生する人大勢。
10分以上待って、仕方なく走る。まず銀行まで。
『太古八』は駅から2分ほどだが、やはり酷く濡れてしまった。

あくびでクビの話。ご主人の羽賀さんとギネスビールの話。
メールについて。アドレスは「後で教える」とギネス君。

羽賀さんに母の話。「お母さんらしいねえ。喧嘩してるところ目に浮かぶね」と言われる。

女将さんにチケットを譲ってもらった新勘三郎襲名興行で「獅童がいい顔してた」と言ったら「本人に伝えておくわよ」。おお、そういう仲なんだ。

ギネス君も『太古八』には満足した様子。いいお誕生日になったかな。

 帰る頃には雨も上がって、『スーさん』へ。ここはギネス君がご馳走してくれる。

 何も言わず我が家の方向へ。それはいいけど、ギネスビールのビンが4本入った彼のビジネスバッグを持たされる。なんでやねん?重いよー。

 部屋でギネス君に投げ飛ばされたりお尻を叩かれたりしたので、頭を叩き返したら怒って「帰る」と言う。
ドアの前に立って帰さない私。
「どいて」
「どかない」
「帰る」
「帰らないで」
「いたら殴るかもしれないから帰る」
「いや。私が悪かったから。ゴメンナサイ」
「帰るからどいて」
「やだ」
ドアをパンチするギネス君。本当に殴られるかと、怖かった。
殴ったら終わるし、帰ったら終わる。

「じゃあ言うことを聞く?」と折れたんだか方法変えただけかわからないギネス君。
この人、DV男か?SM趣味?酔っ払ってるだけ?
彼は私が意地悪をしていると言うのだが、違うよな?
2005年05月23日(月)

映画『セックス・イズ・ゼロ』

 母から絨毯選びの連絡は来ず。夜になってケータイに着信があるが繋がらず。

 映画『セックス・イズ・ゼロ』を見にシネマスクエアとうきゅう。
『パンツの穴』(見てないが)とか『グローイング・アップ』(大好き)のような、エッチでおバカな青春映画だと思っていた。

それはその通りなのだが、なにしろ汚い!
タバコの吸殻とか痰とか汚いものいっぱいのスープを飲み干したり、ネズミを素手で捕まえて飲み込んでしまったり、精液の卵焼き(うげえ!)に猫いらずをトッピングしたサンドイッチを「ウマイ」と言ってモグモグ食べてしまったり、その度吐いて、ゲロまみれで目覚める主人公。
気持ち悪い、かなりダサい、28歳の学生。

って、なんでこんな見てるこちらも吐き気がしてくるゲテモノを韓流シネマフェスティバルで、定価1,800円で見なくちゃいけないいんだ!と腹が立ってくる。
金をもらっても見たくない!と思ってうんざりしていると、映画が中断。真っ黒な画面になる。

数分の後、上映再開。後半泣く。
この映画は不思議だ。汚いドタバタシーンと、お色気シーンと、泣かせるシーン、全然作風が違う。
別の人が撮ってるのでは、と思う程。

結局200円ぐらいなら払ってもいいかな、と思える映画だった。
韓国で観客動員430万人のメガヒット!とは私には信じられないが。
2005年05月22日(日)

K氏邸,『おちゃのこ菜々』,『ダイニングバー オリーブ』

 アーティストささきもと子さんと、バッグ職人Kさんの自宅兼工場を訪ねる。
金町駅での待ち合わせに10分遅刻。スミマセン。

もと子さんとは話していたことだが、今回私の個人使用のバッグを作るだけではなく、商品化を考えているとKさんに初めて話す。

Kさんは非常に興味を持ってくれて、もと子さんの作品に「こんなのバッグにしたらいいねえ。作ってみたい」と職人魂を刺激された様子。
ものづくりをする人同士、すぐに具体的な作り方の話になる。
お茶を頂きながら、Kさんにバッグ業界の状況なども伺う。

Kさんは母の古くからの友人で、かつて一世を風靡した国内ブランドの商品も作っていた。
今も各大手デパートでKさんのバッグは販売されている。
そのKさんと、もと子さんとのコラボレーション。これは期待大。
素敵なバッグを持って営業に回る自分の姿が目に浮かぶぜ。

 17時に東久留米の和風ダイニング『おちゃのこ菜々』で母と、母の弟たち3名と待ち合わせ。
17時過ぎに着いたらT叔父が先に来ていて、飲まずに待つ。
20分経っても母と他の叔父たちは現れず。

先に2人で2杯飲んで、1時間過ぎてやっと現れた母たち。
何をやっていたのか知らないが、母は「ゴメンナサイ。時間制で追い出される?大丈夫よ、店長知ってんだから、ちょっと、店長呼んで」。
店長は代わっていた。

弟たち相手に大威張りの母。
繰り返される命令と「バカ」「嫌い」「あんたは言った」「私はそんなこと言わない」「覚えていない」。

 最近不登校に関する本を書いたというK叔父は、ボランティアで夜間中学などもやっている熱心な小学校教諭。

先月埼玉県の新任男性教諭が学校内で首吊り自殺した話を聞く。
ニュースでは「自殺の動機はまったくわからない」で片付けられてしまい、校内で自殺するとは脆弱エリートが、と本人が責められている。

成績優秀だった22歳の新任教諭は、埼玉県のエリート教員養成特別プログラムで育成された、5人の中の一人だった。
男性教諭自殺以降2人が恐怖で教壇に立てなくなり、今2人しか残っていないという。
プログラムの責任者は異動して知らん顔とか。

鳴り物入りで着任した新人君は、学校からも親子供からもかなり注目されていた。
授業中子供たちの前であくびをしたことが父母らにも知れ、学校にも酷く責められたという。
エリート君をかばう同僚や先輩はいなかったのだろうか。

自殺した日の5時限目はクラスの授業参観だった。その後には初めての父母会がある。
またギャンギャン糾弾されるに違いない。それを苦にしての首吊りだったのだ。

学校って本当に恐ろしいところだ。
授業参観を他の教諭が代行した、というのも信じられない対応だ。
子供たちの動揺を和らげるためって、後で「あの時既に担任は死んでいた。大変なことを隠されていた。たかが授業参観という行事を敢行するために!」と知る方がショックは大きいんじゃないか?

本人の性質で片付けられようとしてたところ、漸く組合も動き始めたというが、これで動かないで何のための組合かね。

 で、私もあくびしたら即クビになった、という話をした。
私は母に「バカ!」と言われると思っていた。
しかし、あくびで自殺の話の後だからか皆「酷いねえ、あくびぐらいするよなあ」。
母も「『あくびは大脳の働きを活発にするんです』って言ってやればよかったじゃない!」と意外な反応。

 母とT叔父が、空いた皿を寄越せ、うるさい、と喧嘩になる。私は叔父に加勢。
「オレは命令されるのが嫌いなんだ!」
「じゃあもう二度とうちへ来るな!」
とやっているので、「じゃあ私も行かない!」と私。
「ああ来るな!」と母。

本当は今日は新座に泊まって、明日は絨毯選びに付き合うはずだった。
お店を出て帰り際、母は「絨毯は?」と言ったが「来るなと言われたんで帰ります」。
これからまた実家で飲んで母に怒鳴られ続けるのも面白くないので、帰れることになって良かった。
絨毯選びは必要なら明日また来りゃいい。

 23時半過ぎ、『ご近所』のNさんから「飲まない?」とメール。
24時「池袋にいます」。おお、それなら行くよ。

4時までやってる『ダイニングバー オリーブ』。
私はもうお腹いっぱいだが、結構食べ、ビールを飲み続けるNさん。

「この間口説こうとしてた女の人はどうなった?」
「ああ、あれはもういい。メル友って感じ」
「Nさん、メール下手。質問一言だけとか、失礼だよ」
「友達だからいいかと思って」
「仲のいい友達ならいいよ。でも私とNさんはそういう間柄じゃないでしょう」
「許して」
「許さない」

「とんだことしたことある?」と私に聞くNさん。
「とんだこと?クスリとか?」
「違う」
「警察の世話になるとか?」
「違う」
Nさんの『とんだこと』はストリートでギター対決をして勝ったとか、コンビニに血だらけのメイクをして行って皆の注目を集めたとか。ふうん。

閉店後4時半までねばる。お会計1万円ちょっと。
5千円札を出して「厳しい?」と聞くNさん。
「大変厳しい」と私。
「まあ、俺の方がいっぱい飲んでるしな」ともう一枚千円札を出すNさん。

収入がないと知っている女を深夜に呼び出して、私より遥かに飲んで食ってきっちり割り勘にしようとは、驚き。
「もっとちゃんとしたお店でご馳走させてよ」などと言っているので
「それもいいけど、ここもよろしく」。
「じゃあ、バッグビジネス成功したら奢って」
「いいよ。成功したらね」

JRの改札まで送れと言うNさん。お安い御用で。
2005年05月21日(土)

『歌わず、語れ。』,企画書,『フィフティーン』

 お友達のNANIOさんのネット小説『歌わず、語れ』

> 構想約5年、そしてホームページ開設とともに連載を初めたのが1999年夏。
> 幾多の挫折をくりかえし、執筆に苦節6年……
> 10年余りの思いを、ここまでひきずって・・・

書かれたという渾身の作品だが、遂に

> 完結しましたっ\(ToT)/

とのこと。素晴らしい!私も大変嬉しい。

10万アクセス目前の『NANIO PAGE!』は、何故か『抱茎亭日乗』といつもアクセス数が近くて、追いかけている感じだったが、これで一気に差が開きそうで、置いてかないでー!とも思う。

私も10万アクセス記念パーティーを構想中だが、お客様がかぶりそう。合同でやるか?
宮崎学さんと、ARBと、スカパラと、ナインアンダーと、冴島奈緒さんと、ゲストもたくさん。
トークショウ、ライブ、ポエムリーディング、そしてサーカスな宴って、どうかしら?
フリマとかオークションもやって、NANIO祭り。ああ楽しそう。

などと一人で空想。盛り上がってNANIOさんのBBSに

「じゃあ早速、お祝い&打合せがてら、飲みますか」

と投稿。

とはいえ、NANIOさんはシャブ中サバイバーの自伝的小説という偉業を成し遂げた。
私はただ、今にも終わりそうな日常を生きているだけで、人を集めるお題目がないではないか。とも思う。

 ならば、お題目は作ればいいのであって、活動開始。
言ってるだけの企画を、ブルンブルン始めればいい。
バッグ・プロデューサーとして企画書を書く。

紐や紙で作品を作るささきもと子さんに「バッグを作ってみない?」と持ちかけたのが3月28日。
何をするにも、思いついてから言葉にするまで、動くまで時間がかかる私。
でもやり始めると、結構ガーッと行くのだ。やるぞ。

出版企画だって、ブルンブルン。やりますわよ。

 高校1年の冬休みの宿題「80枚創作」で書いた、『フィフティーン』を公開することにした。
これも随分前から「やるやる」と言ってそのままになっていた。
実は1年ほど前、原稿の入力作業をするまでは、こんなに酷いとは思っていなかった。
あまりにも恥ずかしい出来だったので、途中で投げ出していた。

最近『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』という映画が公開された。
主演の14歳の少女は、13歳で脚本を書き、15歳で新人賞を受賞したという。

5月13日で上映が終わってしまって未見だが、この映画と『フィフティーン』を比べてみたいと思った。
封印したい過去の作品を晒すという、なかなか人がやりたがらない行為と、自分がどう向き合うのかという好奇心もある。

当時の現国教師の評価は忘れたが、ろくなものではなかっただろう。
一番読まれたら困る人に読まれて、「あれ、オレでしょう?」と言われるバツの悪い思いもした。
今誰に読まれて何と思われようと、あの時ほどのショックはないはず。

図書室から持ち出して以来、誰の目にも触れることのなかった『フィフティーン』。
時間の無駄なので読まない方がいいですが、ごく少数の興味のある方へ、ということで。
2005年05月20日(金)

クビ!

 3時間睡眠で駒込駅。クレジットカード会社で電話受付のお仕事。
派遣会社から勤務開始15分前に到着コールをするように言われており、電話をしていたら担当者に「ケータイは禁止です」と注意される。

出欠を取ると男性が一人無断で来ていないことが判明。担当者が派遣会社に連絡。
戻って来て「今、本人から電話がありました。無断欠勤は止めてください」。

初日は研修で、電話の受け答えの説明を聞く。
資料が配られている最中にふあふあ〜っとあくびをしたら「あなた、名前は?」と聞かれ、担当者が派遣会社に連絡。
戻って来て「桜井さん、お帰り下さい。出たら派遣会社に連絡して下さい」。

「はい。失礼します」と言ってトイレに寄って、ビルを出る。10:28。
ありゃ、1時間も経ってない。

派遣会社に電話。
「状況確認ですが、あくびしましたか?」
「しました」
「あー、そうですかー。やはり導入研修は大事ですから、緊張感持ってやってもらわないと」
「そうですね。大変申し訳ありませんでした」
「では、今日は出勤扱いになりますが、明日からのお仕事はキャンセルとなります」

おや、1時間分の時給が出るか否かと思ったら、今日1日は出勤とな。
それはなんだか得したような?……わけない!
この会社から再び仕事を紹介されることは、ないであろう。

参ったね。駄目だね。もう会社勤めは出来ない体になってしまったのか。
校正の仕事を書類ではねられたと言ったら、ギネス君に「だせぇ」と言われた。
電話受けのアルバイトをやると言ったら「ちゃんと仕事してるか、電話かけちゃおう」と言われた。
それが電話も取らないうちにクビって、遥かにダサい!みっともない!カッコワルーイ!

電話の仕事は経験もあるし、評価も悪くなかった。
時給は低いけど、つなぎには都合よく楽チンな仕事だと思っていた。
そう私が舐めてかかっていたのが伝わっていたのだ。
あくびは大脳の働きを活発にするのだよ、などと言っても始まらない。
ああ稼ぐのって面倒臭い。

まあ、他の人たちには緊張感が走って良かったのでは。皆様頑張って。
あの担当者の下でピリピリしながら何日も働かなくて済んだし、良かったわ。
と、強がってみたところで、さて私はどうしよう。

やはり本を、バッグを作るかしら?眠くならない仕事をするしかない。
2005年05月19日(木)

ギネス君?,映画『ウイスキー』,『MILLIBAR』

 ギネス君が「年齢不詳のオネエサン」と私に呼びかける。
「はい?」
「何歳なの?」
「何歳がいい?」
「ちゃんと答えて」
「答えたよ。初めて会った時に」
「覚えてない。もう一回教えて」
「45歳」
「嘘!」
「嘘だよ!因みに、さっき『今まで何人と付き合った?』って聞かれたけど、それも前に同じように聞かれて全く同じように答えたんですけど」
「嘘!覚えてない」
「ホント」

なんだ。私の答えに揺れがないか試されているのかと思った。
或いはいろんな女に聞いて、誰に聞いたか、答えを混同してしまったからとか?
「違うよ。そんな事言うな」とギネス君。
本当に忘れているようだが、大丈夫か?単なる飲み過ぎ?

来週ギネス君は29歳になるそうで。
「美味しいものを食べに行こうよ。何が好き?」と聞いたら
「伊勢海老、鮑、松坂牛」
「『スーさん』?たまには私がご馳走しましょうか?」
「伊勢海老、鮑、松坂牛」
「『レッド・ロブスター』で?」
よかろう。オネエサンが素敵なお誕生日ディナーにご招待いたそう。

 ウルグアイってどこの国?の無知状態で見た映画『ウイスキー』。
映画誕生から60本しか映画が作られていない南米の小国だそうだが、素晴らしい。傑作。
「まるでカウリスマキ」と言われているようだが、私はカウリスマキ嫌い。全く面白くない、笑えない。

『ウィスキー』は大変いい。30歳の学生時代からの仲間たちで作ったと言う感じはしない。
なんともいえない味わい深さ。静かだが、蛍光灯は「ジージー」いって、機械が鳴り響く。
空気は乾いているのだが、実は熱いものが秘められている。最後も良かった。

 『MILLIBAR』で晩御飯。
「明日は久し振りのお仕事で、大丈夫かな」と清野さんと話す。
今日から研修の予定が明日からになって、日数が減るのも痛い。稼がないと。
早く寝ればいいのに、4時過ぎまで。
2005年05月18日(水)

ギネス王子

 (昨日から続き)と思いつつ、掃除、洗濯。
「いつもきれいにしておくべきだろう」という彼の言葉も尤もなので。

 昨日は結局メールアドレスを聞きそびれてしまい、ギネス君に葉書を書く。

 20時前に電話。また「どちら様ですか」と言われる。
「昨日はゴメンナサイ。今日は忙しい?」
「もう飲んでるよ」
「掃除しました。準備万端整いましたので、お待ちしてます」
「池袋に着いたら電話する」

で、23時を過ぎても連絡がない。やられた。
24時を過ぎてこちらからかけても、呼び出し音は鳴っているが出ない。
24時半を過ぎて、やっと繋がる。
「忘れちゃった?」
「忘れてた」かなり酔っている様子のギネス君。
「お待ちしてますが」
「意地悪されたから仕返したの」
「じゃあ、来ないの?」
「眠くない?」
「全く」
「今、交差点」
「お迎えに上がりましょうか?」
「うん、多分辿り着けない」

 王子を迎えに行く。会うなり体当たりされる。

 家に着いたら、スーツを脱いで、バルコニーには出てくれず、換気扇の下でタバコを吸い、ばったり和室に倒れこむ王子様。
掃除のため上げていた、すのこベッドをセッティングするのも大変。
布団もシーツもぐちゃぐちゃなまま、王子様は爆睡。私は読書。

まあ、とんでもない我がまま坊やも機嫌は直ったようで。
しかしこんなことやってたらまた「お母さんみたい」とか言われそうだ。良くないね。
2005年05月17日(火)

『第18回日本陶芸展』,映画『受取人不明』,『スーさん』,ギネス王子!

 風邪は良くならず。薬を飲む。
おとなしくしていようかとも考えたが、18日から電話受けの仕事をすることになり、時間がなくなるので出掛ける。

 頂いた招待券があって『第18回日本陶芸展』を見に大丸ミュージアム。
大きな作品ばかりで驚く。
値段は出ていないが、すごい人のもあるようなので、とんでもない金額なのかしら、と思いながら駆け足で見る。

急いで新宿。19:00から韓流シネマ・フェスティバルの上映作品『受取人不明』を見たかった。
シネマスクエアとうきゅう着19:10。
予告なしで本編が始まっているという。予想外でショック。
迷ったが、チケットを買ってしまった。

キム・ギドク作品は1秒たりとも見逃したくない。もったいない。
でも私に明日はないかもしれない。だとしたらここで見ておくべき。
明日があったら始め10分も、またいつかどこかで見られるだろう。

新文芸坐でキム・ギドク特集やってくれないかな。全作品見たい。

 映画が終わって21時。
『檸檬屋新宿』に寄ろうかな、と考えるが風邪気味だし、慌てて家を出たからスッピンだし、財政も厳しいので帰る。

池袋駅を出て、土日に繋がらなかったギネス君に電話しようかな、でもケータイの電池が切れそうだな、と思っていたら向こうからギネス君が歩いてくる。
買い物に行くつもりだったとか。

彼も私に電話をしたとか。へ?履歴がないけど。20:22に?映画を見てたから電源切ってた。

ここで訂正。
5/3日記にドコモは電源切ってると着信を教えてくれない!と書いたが、auも同じだった。
留守電メッセージが入ってなければ着信があってもわからないのね。失礼。

「会えて良かったね。気が合うんだね」と言ったら
「気が合うなら始めに電話した時に繋がるはずだ」とギネス君。
「いえ、何かに導かれているのよ」と私。
電話が繋がらないと気が合わないなら、二人は全く気が合わないということになる。
彼は私が何回も電話をしていることを知らない。

嬉しい偶然ではあるが『受取人不明』を10分見逃すのと同じくらい悔しいスッピンでの遭遇。
「あんまり変らないよ」とギネス君は言ってくれるが、女としては大失敗の巻。

 だから今日も『スーさん』常連のおば様たちに「二人ともかっこいいわね、俳優とマネージャーみたい」と言われ、女優とマネージャーにはならない。
「大澄賢也に似てるって言われない?」とおば様たち。うーん、そう言われてみれば。
「じゃあ賢也君とルミちゃんて呼ぼう」
はあ。ルミちゃん…。
「お久しぶぅりぃねぇ♪」とか、ギネス君の年で知ってるのか?と思ったら「言われてました」。ほう。

メールは面倒臭いと言ってアドレスを教えてくれないギネス君だが、電話も繋がらない、葉書は時間がかかるだと、ストレスが溜まるのよね、と言ったら
「変なメール送るからやだ」
「変なメールって?」
「『殺す』とか」
「そんなの送らないよ!」
「100文字ぐらい送って、返事が5文字でもいい?」
「いいよ。面倒臭いなら電話でいいし、返事したい時だけでいいよ。私が伝えたいことを伝えられればいいから」
「わかりました」

2杯飲んで『スーさん』を出る。私の家の方向に歩き始めるギネス君。
「どこ行くの?我が家?禁煙だよ」
「節煙します」
「駄目。今日は困る」
「招かれざる客なんだ」
いや、掃除も途中のまま出て、掃除機も出しっぱなし、洗濯物もそのままだ。
スッピンの顔と同じぐらいマズイ。
「人を呼べる状態じゃないの」
「じゃあ帰る」
「私も一緒に帰っていい?」
「あなたはあっち」
「え?ホントに?」
「ホント。帰る」
「そんな、もうちょっと一緒にいようよ」
「やだ」

なんで?まさか、と思って後を追ったり追い越したり待ち伏せたりしてみたが、全く折れる様子のないギネス君。
耳元で「ばーか!」と言って私も帰る。ギネス君は追って来なかった。
我がままギネス王子!自分の思い通りにならないと嫌なのね。

それは私も一緒か。帰って掃除の続きをしてたら、ちょっと反省気分になり電話してみる。
「どなたですか。桜井真理?そんな人は知りません」と言われる。
「ごめんなさい。掃除したから、また今度来て」
「行かない。意地悪されたから」
「意地悪じゃないでしょう。仲直りしようよ」
「やだ」
「また遊ぼう、ね」
「知らない。いつかね」
「酷ーい。もう会わないの?」
「いつかどこかで会うこともあるかもしれない」
「いやーん。どうしたら許してくれますか」
「知らない」
完全に王子様の手中にはまったような気がする。こういうの嫌いなんだけど。

これでいいのか、この坊やは?私も、どうなんだ?
2005年05月16日(月)

『第5回 童謡まつり みんなで歌うと楽しいね』,新座,フランス料理『Arbre』

 10日にギネス君に会った翌日から喉に異変を感じていたが、本格的な風邪になってしまった。
ハワイ風邪が伝染ったか?薬を飲む。

13時から東久留米市の成美教育文化会館にて母のコーラスの発表会があるので見に行く。
遅れてしまい14時頃着く。
子供の頃の記憶にある成美会館とは全く変っていて、立派できれいな建物になっていた。

丁度第2部が始まったところで、出演者席にいた母が案内してくれる。
母は『童謡を歌う会』という高齢者の女性だけのグループで、『かなりや』、『月の砂漠』や、わらべうたメドレーなどを披露。
何故か母だけ濃い色のサングラスをかけている。頭は人一倍大きく揺れている。

ゲストで『少年少女合唱団みずうみ』が『ルパン三世のテーマ』とか『となりのトトロ』、『鞠と殿様』など。
子供だけかと思ったら、小学生から社会人まで女性5〜7人のアカペラで、うまくてビックリ。

「てんてんてんまりてんてまり てんてんてまりのてがそれて」の『鞠と殿様』を聞いて、幼い頃この歌詞と女の子と鞠の絵が描かれた枕を気に入って、隋分長く使っていたことを思い出した。

最後は客席も一緒に『どんぐりころころ』、『赤とんぼ』、『故郷』などを歌う。
なんで私がこんな歌を歌っているのか、不思議な感じ。

終了後、母の仲間にご挨拶。嬉しそうな母。

 母の若い頃のコーラス仲間2人も一緒に新座の実家へ。
2人には何年か前に会っているらしいが私は覚えていなかった。
母も久し振りに会ったようで、興奮してしゃべるしゃべる。

いつもの咳も出ず、絶好調の母。
サングラスをかけていたのはステージのライトが眩しかったかららしい。

母の友人が「好きな人がいる」と言ってるのに、母は「Tはどうかと思って」と散々T叔父の話。
お友達が質問をしても「いいから最後まで黙って聞きなさい」。
つまらない話なので「好きな人ってどういう人なんですか?」と私がお友達に聞くと、母は立ち上がって何かし始めて、人の話は聞かない。

お友達が「真理ちゃん、もてるんじゃない?」と言うと母が「もてないわよう!この子はオジサンばっかり!」と言うので、激怒する私。
『太古八』でも『おまた』でも今日も「この娘はオジサンとばかり遊んでいる」と人に言い、私が「20代の営業マンと仲良くしてる」と言っているのに、聞いちゃいねえよ、この女!

「なんで、違うって言ってるのに皆に『オジサンばっかり』って言うのよ!」
「だってそうじゃない」
「やめてよ!迷惑です!」
「そういう風に言われると皆にそう思われて、いやよねえ」とお友達が助け舟。
「思わないわよ」と母。
「思うだろ!お母さんが何度も言うから!」
「オジサンに好かれるっていう意味よ」
「オジサンじゃない!」
「あーあーわかりました。恋人は20歳なの。はいはい」
20歳じゃねーよ!
「いいわねえ、喧嘩が出来て。私は母が亡くなって一人だから、喧嘩する相手もいないわ。羨ましい」とお友達。

 清瀬駅まで歩いて4人でフランス料理『アルブル』。
南口、と言ってた母は「あら、ないわね。北口かも」などと言い出す。
頼むよー、家に電話番号置いてきちゃったじゃん、と思ったら「92-7800」と母が諳んじるので、3人とも驚く。

しかし、そこでも「言った、言わない、忘れた、知らない」の喧嘩。
「この子とはいつもこうよ」と母。
「楽しいの?」と聞いたら「楽しい」と言う。私は全く面白くないが。
「ふうん、楽しいの。じゃあお付き合いしましょう」と言ってあげる。スポンサーなので。

『アルブル』のフレンチは、清瀬とは思えない小粋さ。美味しかった。母、大絶賛。
ご馳走様でした、お母様。

しかし10日間に5日は会い過ぎだ。風邪気味もあってヘトヘトになって帰る。
2005年05月15日(日)

『池袋西武』,『BEAMS』,『PARCO』,『中国茶館』

 16時頃、母から電話。
T叔父と飲んでるらしく、酔っ払って「ケッケ」と笑いながら代わりばんこに電話に出て、ケータイがどうとか電子辞書がどうとか。
ケータイもろくに扱えない人が電子辞書など使いこなせるわけがないからやめておけと言ったのだが。
まあ幾つになっても新しいことに挑戦するのは良い事だと思うが、間違いなく「あんたにあげる」と言い出すと思われる。

しかし、昨日もかなり飲んでいた母、一昨日も明日も飲むはず。
明日はコーラスの発表会。大丈夫なのか?

 昨日の『檸檬屋新宿』イベントでも大忙しだったささきもと子さんと池袋で待ち合わせ。
近くの私が15分遅刻で申し訳ない。

『池袋西武』、『BEAMS』、『PARCO』などのバッグ売り場を見ながら打合せ。
二人とも午後に起きて空腹気味で、バッグよりも「何食べようか」の話になりつつ。

『中国茶館』で紹興酒を飲みながらバッグの話、ギネス君の話など。

バッグ作りは、一緒に工房に行ってみようという話になる。
目指すは機能的で個性的で上質でお手ごろ価格の革バッグ。
こういうのはなかなか無いんだなあ。
2005年05月14日(土)

『檸檬屋新宿』3周年記念イベント「このくにのヤミを斬る!」

 『檸檬屋新宿』開店3周年記念イベント、宮崎学・魚住昭・佐藤優氏によるトークバトル「このくにのヤミを斬る!」で、お店は身動き取れないほどのお客さんでいっぱい。

『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』を書いた佐藤優氏の話を聞くのは2回目だが、前回より表情が柔らかくなったように感じた。

外交政治上の裏話、国策捜査による逮捕時の検察官との生々しいやり取り、哲学的な話、冗談と、しゃべるしゃべる。
『国家の罠…』は大変な評判だが、今日の話は「本より踏み込んだ内容になります」とのことで、めちゃくちゃ面白かった。
当然本に書けないこと、ここでも言えないこともあるのに、それでもこれだけの内容というのが、すごい。

「私は検察に逮捕されたので拘置所には入ったことないんです」と佐藤さん。
「それは一回入ったほうがいいな」と宮崎さん。
そんなところで「勝った」と言ってるのが可笑しい。

日刊ゲンダイの二木啓孝氏も飛び入りでトークに加わり、検察やメディアについて、濃い話。

そんなお話を一言も漏らさず聞きたいと思うのだが、母が、元同僚で『檸檬屋新宿』のお客さんでもあるSさんを誘って来ており、多動の症状のように激しく動いて、私は気が気じゃない。
母がこちらを見たときに2回ぐらい「シー!」とやったら、今度はメモ用紙を他のお客さんを突いて渡し、注文を受けたりしている。

そして、あそこにあれを出せ、私にこれを、そこを片付けろと、住枝さんや従業員Mさんに言ったり、カウンターに入って手伝っているお客さんにタバコは向こうで吸えと命令したり、Sさんを叩いたり。
「話を聞けよ」と言いたいが、私は離れた席にいるため制御不能。
私にも「真理へ、周囲の方へお酒は何がよろしいですか?メモして下さい」などと寄越すので、「もういいから!静かにしてろ!」と怖い顔をしてみせる。

たまに話を聞くときは振り向いて「ウンウン」と激しく頷いて、しかし1分と続かない落ち着きのなさ。
ああ、母に声をかけるべきではなかった。

イベント終了後、母はSさんと別の店に飲みに行くと言う。早く行ってくれ。
しかしだいぶ飲んでいるみたいだが、大丈夫か?
佐藤さんに握手を迫る母、そんなことをしているのは母だけだった。
母が帰って、皆に謝る。
住枝さんが「手伝ってもらって助かったよ」と言ってくれたので、まあいいか。

講師の方たちは帰って、終電まで皆と飲む。
このイベントを企画してくれたテレビ屋さんに感謝。
住枝さんも皆に「今日はありがとう」と言い、非常に嬉しそうだった。

電脳キツネ目組のMさんに
「あなたの日記たまに読んでるけどさ、面白くないよ。肝心なことが書いてない。『遅刻した』と『何食った』ばっかりじゃないか」と言われる。
「面白くないですか。肝心なことって?」
「性生活」
「当たり前じゃないですか。なんでタダで性生活を公表しなくちゃいけないんですか。それはいずれ官能小説にして発表するんです」
「そりゃそうだな。じゃあ日記も金とって、会員制にしてもっと書けよ」
はあ。私の性生活が、商品価値あるのか?
Mさんは帰り際も「会員制やれよ、ホントに」と言って出て行った。

じゃあ希望者だけにメルマガ形式で送るか。しかし、私の相手になる人は嫌だろうなあ。
山分けにすればいいか?まさかね。
2005年05月13日(金)

ヌエボ・バレエ・エスパニョール 「FLAMENCO DIRECTO」,『おまた』

 昨日ミリバールで書いたギネス君へのメモはグチャグチャだったので、葉書を書く。
しかしギネス君には手紙はあまり効果がないようで、前に書いたカードも反応はいま一つ。

ギネス君のマンションに行ってみたら、エントランスに宅配便用のボックスがあった。
なんだこれに入れればよかったのか。
「ペパーミント水、必要だったら連絡下さい」と書いた葉書を郵便受けに。
これを読む頃には既にツルツルお肌になっているかもしれない、と思いつつ。

 『なすび』の常連Nさんがプロモーションをしている『フラメンコ・フェスティバル・イン・ジャパン2005』は、日本初のフラメンコ・フェスティバルで、今最も注目されているアーティストが来ているらしい。

その公演の1つ『ヌエボ・バレエ・エスパニョール』は初来日で、スパニッシュ・バレエとフラメンコの融合が見られる舞踊団とか。

本当は別に一緒に見たい人がいたのだが都合が合わず、またも母と。

先に着いた母がチケットを引き換えてくれたのだが、母は既に入場している模様。
引換所で「チケットはあちら(もぎり)でお預かりしています」と言われて行ってみるが
「こちらでは1枚も預かっていません」。
何度か引換所ともぎりを往復して聞いてみる。開演時間が迫る。
母のケータイは繋がらず。もう!

痺れを切らせて別のブースの机を覗いてみたら、母の字で私の名前が書かれたチケットがあるではないか。
「預かってるのはもぎりじゃないじゃない!」と引換所に言いに行ったら
「私はもぎりで、と申し上げたんです」
「ああ、じゃあ連れが、預ける場所を間違えたんですね」
「そうです」

まったく!と思って会場に入ると母が手招きしている。
「ちゃんと言われたところに預けといてよ」と会うなり文句を言う私。
「違うの!私もあっちに行け、こっちじゃないって、皆言うことが違って、怒ったのよ」
「そうなの?酷いね。でもそれだったらケータイで教えてよ」
「忘れちゃった」
「全然駄目じゃん!」
などと言っているうちにステージが始まる。

Nさんの言う通り、かなりスタイリッシュで洗練された演出だった。
今まで見たことのないフラメンコ、という感じ。素敵だった。

カーテンコールが鳴り止まず、興が乗ったバンドの人たちが順番にフラメンコのステップで踊り始めた。
客席も皆が盛り上がっているのに、無理矢理幕を下ろして終わらせる「東京国際フォーラム」。
お役所仕事だねえ。
今日のウイルコールのトラブルは主催者と会場、どちらのせいなのかわからないが、客のことを考えてない対応は通じるものがある。

母は、9日の歌舞伎の時と同様、頭を振り振り、激しく咳き込んで、かなり他の鑑賞者の邪魔になっていたと思う。
ダンサーの靴が床を滑る音のみの瞬間とか、全くの無音状態の場面でゲホゲホやってる。
隣の母の友人も心配していた。

終了後「のど飴は持ってないわけ?」と文句を言う。
「飴とか嫌なの」と母。
嫌でもなめろ。うるさいんだよ!と言いたくなる。
「休憩時間にうがいをするとか、対策をしてよ。明日は絶対やめてよね」
責め過ぎ?いや、母は鼻水をすすっている人がいると「すすってないでかみなさい!」と激しく攻撃する。これはお返しだ。

入口にNさん発見。「素晴らしかったです」と公演の感想、お礼と、ウイルコールについてクレーム。

 母と池袋『おまた』。ご馳走になる。母はおまた兄を相手に病気ネタ。
そして私に中古マンション購入を勧める。断る。
5月の予定のない日は2日間だけ、と母。大丈夫か?
そんなにぶっ飛ばしては夏まで持たないのでは。
2005年05月12日(木)

ガックリ! 映画『やさしくキスをして』,『MILLIBAR』

 明日は来週からの仕事の面接兼打合せなのに連絡がない。派遣会社社長に電話。
「ああ、あのねえ、書類ではねられた。昨年の印象が悪かったみたいで。5月の終わりから別の仕事があるからさあ」

ガーン!ショックだ。悲しい。困る。大変だ。どうしよう。
昨年の印象って「いいよ、頑張ってる」という評判を聞いていたのだが。
それはクライアント担当者の印象で、発注元のクライアントの印象は違うのかもしれない。
頑張ってはいたが優秀ではないとか?結構戸惑っていたのは事実。

或いは、昨年納品4日前に消えたクライアント担当者の下で働いていたことが問題なのか。
例えば、クライアント担当者が消えたのは私があまりに使えないスタッフだったから、ということになっているとか?
まさかね。

またしても髪型の問題とか?
前から見ると金髪、後姿は黒髪、横から見ると白黒くっきり二等分、というスタイルは、話題になっている、という話は聞いたが、仕事に関係ないよなあ。

5月の終わりから、という次の仕事だって、どうなるかわからない。ああもう嫌。
酷く鬱々気分になる。

 しかし、金はまだある。
そうよ、次の瞬間に死ぬかもしれないのだから、良い映画を見よう、美味い酒を飲もう。

こんな日に見るのにふさわしい『やさしくキスをして』。以下ネタバレあり。

甘々なタイトルだが、ちょっと厳しい話。
今のグラスゴーでアイルランド人女性とパキスタン移民二世の恋物語がこんなに困難とは驚きだった。

演技初体験のアッタ・ヤクブがすごくいい。ケン・ローチ作品は大好き。
愛は勝つ、なのも今日の私にとっては非常に有難く、『SWEET SIXTEEN』のような辛いラストでなくて良かった。

 『MILLIBAR』で飲みながら、メモ用紙をもらってギネス君に手紙を書く。
日焼けでお肌ボロボロの彼に、友人からもらった香港土産のペパーミント水をあげようと思った。
「なんですか、それ」と言われてアルバイトのG君に見せる。
「多分、タイガーバームみたいな、何にでも効く、飲んでも塗っても良し、みたいなの」
「アルコール80%って書いてありますよ」
「クール・ザ・スキンとも書いてあるよね」
暗いカウンターでグチャグチャ書いていたら
「わかった。桜井さんはその人のことが好きなんですね」と言われる。

カウンターの離れた席に座っていた女性が隣に来て「桜井さんですよね」と言う。
元内縁夫の名前を出して、元同業界人だと言う。
名刺をもらったら、大学ゼミの後輩の友人でもあって、前に話を聞いたことがあった。

「桜井さんの話してたんですよー」
「へ?そうなの?」
「清野さんと『かっこいい』って言ってたんですー」
「どこがですか?!」
「着てるものとか」
「こんなの、20年前からずーっと着てるだけです」
そう言えば今日のパンツは元内縁夫からもらったものだが、全くファッショナブルではない。
ご近所ルックで出掛けたことを後悔、恥ずかしくなる。

「今、何してらっしゃるんですかー?」
「いや、何って、えっと、今ねえ、バッグ・プロデューサーになろうと思って」
「すごーい」
「すごくないです。怠け者なので言ってるだけ」

4日の緑パーティーでは参加者リストの仕事欄に「ニート社長」と書いたのだが、そんなことはここでは言えない。
実は来週からの仕事が駄目になってヤケ酒飲んでるところです、なんて悲しくて言えない。
女はつらいよ。

何故だかわからないけど私に大変好意的なこのMさん、自分の席に戻ってからも
「桜井さん素敵!」
「何が?」
「ワインの飲み方が!」
わからーん。でも悪い気はしない。調子に乗って両手でワイングラスを持ってみる。

「えー、もう帰っちゃうんですかぁ?バッグ出来たら是非見せて下さい!」
の声に送られて帰る。

なんか不思議だ。人に拒否されどっかり落ち込んで、出掛けてみれば人に誉めそやされ、励まされたような気になって喜んでいる。
一体私は何なのだろう?

 ギネス君のマンションに寄ってペパーミント水を郵便受けに入れようと思ったら、入らず。
持って帰る。
2005年05月11日(水)

獅童! 母,『スーさん』,ギネス君

 母の電話で起きる。「寝てたの?話があるんだけど」
「大丈夫」と言ってるのに切られた。折り返しかけてももう繋がらない。

 獅童結婚、のニュースに驚く。
昨夜HPで発表したらしいが、昨日私の一番近くに立っていた獅童は本当にいい顔してた。
これまで好きでも嫌いでもなかったのだが、かなり好感度アップ!という感じだった。
ナルホド、そういう訳だったか。

 ATMの手数料がかからないように、18時までに行かなくちゃ、と最寄の『ampm』に走る。
私の走りはかなりドン臭いが、私なりの全速力。
走りながら、あ!靴の踵が取れちゃった!と思ったらどうやら犬の糞をふんづけてた模様。
形振り構わず走る。大汗かきながらお金を下ろすと手数料105円。時間は18:01。クッソー。

道端や公園の草で靴の裏のウンコを拭きながら、トボトボ帰る。アホクサ。

 夜、母から電話。元気な時はこうして日に何度も電話が来る。
落ち込むと数ヶ月音沙汰なし。
「あんた、昨日なんで私の大学時代の友人のことを聞いたわけ?」
「別に。友達の話はよく聞くけど、大学の友達の話はしないから」
「なんか随分しつこく聞いてたじゃない」
「しつこくないよ。意味はありません。興味があったから」
「ふーん」
拘っているのは母の方じゃないか?変なの。

 19時過ぎ、ギネス君から電話。「『スーさん』行く?」
あれ、仕事で忙しいんじゃないの?ワーイ、嬉しい。

 私が『スーさん』に先に着いて、22時過ぎに現れたギネス君は日焼けして顔がボロボロになっていた。
夏休みの小学生みたいで可笑しい。

土産話いろいろ。携帯ストラップをもらう。こういうの久し振りだ。ああ楽しい。

『スーさん』常連のCさんは明日が誕生日という話題で、ギネス君の誕生日を聞いても教えてくれない。
当てれば「当り」と言ってくれそうだったが。
私の誕生日も聞かない。あまり私に関心ないのか、誕生日を気にしない人なのか。

「ハワイでナンパはしないの?」と聞いてみた。
「していいの?」
いいと言ってはいけないだろうが、駄目と言ってもしたきゃするだろう。
でも「したよ」とは言わないか。愚問だった。

 今日のニュースで、新宿で声をかけられた男に少女が殺されたとか、池袋で声をかけられた男たちに輪姦されて金品を奪われたとか、「ハッと見ちゃったよ」と言ったら私の首を絞める真似をするギネス君。

多分ギネス君は危険な人ではない。
やばいナンパ男と、ギネス君を分けるものは何なのだろう?
私は運が良かっただけか、人を見抜いたのか?なかなか面白いテーマだ。

ギネス君がすごく好き、と感じるのは久し振りに会うからなのか、長く続く感情なのか、わからないのも面白い。
人を好きになるのは理屈じゃないとも思うが、ただ乗せられやすいだけ?とも思う。
2005年05月10日(火)

『十八代目中村勘三郎襲名披露五月大歌舞伎』,『キリンシティ』,『檸檬屋新宿』,帰ってきたギネス君

 母と歌舞伎座。11時開演で16時まで。
2万円のチケットだから1秒たりとも見逃したくないが、20分ほど遅刻。勿体無い。

母も10分ほど遅れて着いたらしい。お囃子、台詞に合わせてずーっと頭を振っている。
休憩時間に「ロックコンサートじゃないんだから、やめなさいよ」と注意したら
「そうだった?昨日眠れなくて、寝ちゃった」と母。
次の幕でも頭を揺らしているので肩に手を置いて止めさせる。
しかし、バッグからハンカチを取り出したり、ジャケットを脱いだり着たり、激しく咳き込んだり、全く落ち着きがない。

後ろの席の人も紙袋をガサガサやっているので注意する。
「でもやめない」と後ろのお婆さん。
母が前のめりになって咳をしていたら、今度はそのお婆さんが後ろから母の肩を叩いてきた。

そんなバトルをしながら、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』車引、『芋掘長者(いもほりちょうじゃ)』、『弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい)』猿若座芝居前、『梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)』髪結新三を鑑賞。

勘九郎は前から好きだった。硫黄島で『俊寛』をやってみたり、『平成中村座』を立ち上げたり、困難なことに挑戦するのがカッコイイ。
私が10年以上働いた会社を辞めたのも『平成中村座』で勘九郎の『法界坊』を見たのがきっかけだった。

『弥栄芝居賑』では男伊達、女伊達に扮した俳優が左右花道にずらり勢揃いし、新勘三郎の誕生を祝うのだが、極上シートの私たちの列には獅童、その隣は海老蔵。
3メートルも離れていないところに立っている。
海老蔵はなんだか目があちこち動いていたが、獅童はきりっといい顔をしていた。

 終演後『キリンシティ』で母と飲む。
観劇態度を私に散々注意されて頭に来たのか
「あんたが母の日にくれた花束、ああいうものは人にあげるもんじゃないわよ」と言われる。
「なんで?」
「私だからいいけど、あれは酷いわ。いくらよ」
「500円」
「最低ね!しおれちゃってるし」
「あれしかなかったの」
「あんなのを、Dさんにもあげようと思ったの?恥ずかしいわね」
「いや、Dさんは独身か子供がいるかわからなかったから、もしお母さんなら太古八の女将さんにも、3つ小さな花を買おうと思ったんだけど。遅れちゃったし、しょぼい花しかなかったからとりあえずお母さんにだけ、手ぶらよりいいかなと」

あーあ、怒られちゃった。贈り物は難しい。

母の話にはいろいろな人が登場するが大学時代の友人の話はあまり聞かない、と思ってそう言ったら、気に障ったのか「話したくない」と言う。
「じゃあいいよ」と言ってるのに「あの頃は仕事して夜学行って、兄弟を食べさせて、忙しくて友達と遊ぶどころじゃなかった」「ふーん」

「15日は?コーラスがあるんだけど」「21日は?Kが来るわ」と元気になった母はイベント盛り沢山で私を誘う。
「いや、そんなに会い過ぎると疲れるから」
「あんた、コーラス聴きたいって言ってたじゃない」
「はあ、言いました」
「これから『檸檬屋』に行くわけ?私は行っちゃあいけないの?『なすび』にも行きたいんだけど」
「いや、今日は打合せみたいな感じだから」
「ふーん」

落ち込んでいる時と元気な時の差が、なんとも極端な人だ。
「後でいい」と言っていた今日のチケット代も「お金大変なんでしょう」と母がくれる。
となっては母のコーラスも聞きに行かねばなるまい。
まあこの躁状態も夏までだと思われるのでお付き合いしよう。

 銀座駅で母と別れて『檸檬屋新宿』。
宮崎学さんがいらして、私が母を連れて来なかったと言ったら
「いいじゃねえか、べつに」と仰ったが、私は怖い。

まさか宮崎さんのことを叩いたりはしないと思うが、典型的な「オバハン」で、自分が一番正しいと思っている「日本国民」で、「ワタクシはね…」と話し始めたら相槌を打つことさえできないマシンガントークで、「真理はこうなんですよ」って私が言ってもいないことをギャアギャア言って…。
やるだろう、今の彼女なら。ああ恐ろしい。

常連のテレビ屋さんに「最近日記がピンクだねえ」と言われる。
「ピンク路線と喧嘩路線とどっちがいいですか?」
「いや、今まで書かなかった事まで書いてない?」
「そうですか?もともとはピンク路線、というかラブラブ日記のつもりでしたから」
「そうだったの?!」
「だから『抱茎亭日乗』なんです」

常連Yさんに「ギネス君はかっこいいんですか?」と聞かれる。
「うーん、カッコイイというよりカワイイ」
「テレビ屋さんとどっちがかっこいいですか?」
「テレビ屋さんの方が全然かっこいいですよ」
「そうなの?で、怪しいんでしょ」
「怪しい。メールアドレスも教えてくれない。今私と一番激しくメールのやり取りしてるのは『ご近所』のNさんと、Yさんですから」
「へ?そうなの?」
「だから、Yは桜井が好きなんだよ!」と住枝さん。
「なんだー、そうだったのー。言って下さいよ」
などと酒場の話。

 本日帰国のはずのギネス君に電話。繋がった。
「すっげー楽しかった。帰って来たくなかった」
そうであろう。
「波乗り三昧で日に焼けて、引き締まったボディになった?」
「なんでそういうエッチな方に話が行くの?」
「エッチかぁ?」
「そう思うオレがエッチか」

じゃあピンクな日々を再び、と思ったら明日から仕事が満載とか。そうだよね。
早く会いたい。
2005年05月09日(月)

ヴィデオ『ラブストーリー』,『倦怠』,映画『サラ、いつわりの祈り』

 マイ・ラブリー・ギネス君はハワイにサーフィン旅行で、GW後の帰国。
2週間も会わないと顔を忘れそうだから、朝からヴィデオで『ラブストーリー』を見る。
やっぱり似てる、チョ・スンウ。私のタイプではないけれど、笑顔が可愛い。

映画自体は甘々の話でつまらなかった。『きみに読む物語』みたいな感じでもある。

白い鳩が出てくるオープニングは嫌い。
私自身鳥が駄目なのもあるが、安い感じだし必要ないと思った。

 続いてレンタル・ヴィデオ店スタッフお薦めのフランス映画『倦怠』を見る。

哲学者の男が、17歳のデブで醜くはないけど美しくない女の虜になって、質問攻めにし、どこまでも追いかけ、電話を掛け捲り、大金を差し出してみたり、プロポーズしてみたり、気も狂わんばかりに執着する様が可笑しく哀しい。

男は始めは「つまらない女だ」とか言っているが、17歳の女はバカではない。
バカな振りをしているのでもない。物欲がなくて性欲は強い。
「愛しているわ」と言うけれど、別の男と会う事はやめない。

私はずっと「この女殺される、この男相手にこんなことやってたら絶対殺される」と思いながら見ていた。
韓国映画なら間違いなく殺される。ような気がする。

この映画を見て、質問『ご近所さん』の質問ごときに閉口している私は全然駄目だと思った。
どんなに聞いても彼女を理解することはできないのに、聞かなくてもわかりそうなことを矢継ぎ早に質問する哲学者。
彼女は怒らない。「何故そんなことを聞くの」「考えたことがないわ」と即座に答える。
見習いたいものだ。

この映画の監督は私と同い年。うーん、深いね。

 日曜日最終回は1,000円のシネマライズで『サラ、いつわりの祈り』を見る。

監督・脚本・主演のアーシア・アルジェントはなんとなく冴島奈緒さんのイメージ。
可愛くて激しくて深くて濃い感じが。

少年も母親も過酷な人生だが、私にとっても赤い鳥どアップの画面がなかなか辛い映画だった。
2005年05月08日(日)

『太古八』

 母の日は明日だが、『太古八』は日曜日お休みなので今日が私の母の日。
母が贔屓にしていた目白のブティックDさんが、お店を閉めて山口に帰るそうで、3人でお食事。

18時の待ち合わせに15分ほど遅刻。
池袋駅構内の花屋ではカーネーションの花束がなく、目白駅近くの花屋で、しょぼい花束を買う。

母は絶好調。
『太古八』のお客さんがキャンセルした勘三郎の襲名興行チケットを譲ってもらうことになって、大興奮。
私も行きたいが「2万円はない」と言ったら「いいわよ!」「いいの?」「後で!」
12日にはフラメンコ公演もあって、仕事もないのにそんなことしてる場合か?と思うが、せっかくなので行く。

「真理はこんな風に言うのよ」とDさんに話す母。
「私はそんなこと言わない」
「言いました」
「言ってません」
「いつもこれで喧嘩よ」
と毎度繰り返される会話。面白いのか?

最近一人で映画を見に行った母は
「一人だと男の人に話しかけられたりするから嫌なのよ」。
「私はいつも一人で行くけど映画館で話しかけられたことはない」
「『隙があるからだ』と言われたけど、そうかしら」
「親しみやすい雰囲気だからじゃない?」と接客のプロDさん。
「私は背も小さくて、童顔でしょ。よく、話しかけられるのよ」
「振り込め詐欺じゃないの?変な買い物しないでよ」と私。
恐らく、話しかけているのは母の方だと思われる。

同世代のDさんの女学校同窓会の写真を見て、「私が一番若いわ」と言う母。
ナンパされたとか声をかけられるとか言い張り合ってんだから、我が母とこの娘は、やはり似ているのかもしれない。
楽しくていいやね。

『太古八』のご主人羽賀さんの最近の作品を見せてもらう。
ますます鮮やかになる蝦蛄、ドジョウ。面白い。
出版計画に参画してもいいことになったので、やるぞ。

羽賀さんが何か言うと、立ち上がって叩こうとする母。
「憎らしいわね!」と言うが、羽賀さんはカウンターの中にいるので届かない。笑う羽賀さん。

皆さん楽しんでもらえたようで、良かった。

 朝から「今日は飲めますか?」と言ってた『ご近所』のNさんは、私が「21時過ぎなら」と言ったら「待てない」。
待ってなくたっていいじゃない、と思う。
23時前に連絡したら「もう飲みあがりなかんじ」。つまらん。
2005年05月07日(土)

質問『ご近所さん』,『バロン』

 久し振りに『ご近所』のNさんからメール。

> エムサクさんって
> O型って感じがするんだけど
> O型の人を口説く方法って、どんなのがいいのかな
>
> 参考に
> 教えてくれませんか

またケータイメールでは面倒な話題だ。

「O型です。占いはわからないです。
大事なのは相手の好みとNさんの思いでしょう。
飲みながら作戦練りますか。」

> ごめんね
> また質問で
>
> そっか好みだよね
> ま、占いとかは考えてないなあ
>
> 押されること
> 優しさ
> 雰囲気
> 友達みたいなタメ的なノりの楽しさ
>
> いちばん弱いのは
> この中だと

「血液型でタイプ分けするのは占いでしょう。
そんなことではなく相手の好みのデータが必要よ。
年とか趣味、出身、仕事、過去の恋愛パターンは知ってるの?質問しまくってはダメよ!
自分の情報と思いを開示してから君のこと教えて、というのよ。」

> そうだね
> 血液型もうらないだ
>
> なんかエムサクさんと似てるんでね
>
> エムサクさんよりセレブっぽさがない感じかな
>
> だから基本エムサクさんの好みで聞いてみたかったんだ
>
> さっきの質問とか
>
> 自分はいつも
> 付き合いはだらっと始まるかんじ

「得意な方法からやってみたら。4つのどれでも。
相手に合わせていろいろ変えてみればいいのよ。ワンパターンはつまらないわ。
意外な面を見せると効くかも。
私は男に優しくがモットーだから、何でもいいわ。
駆け引きとかゲームのような恋愛は嫌いで素直にストレートにしたいこと、して欲しいこと、してあげたいことが言い合えるのが楽しいな。」

> そうなんだ
> ありがとう
>
> まあ、むずかしいよね

「難しい?まあ楽しんでね。うまくいくといいね。」

なんてやり取りをしながら静岡へ。

 宮崎学さんのトークショウと、店主植垣さんご結婚のお祝いを言いに静岡のスナック『バロン』。
お相手は、なんと23歳、可愛らしい学生っぽい感じ。
朝鮮族の中国人の方で、皆は「アジア革命だな」。よくわからないが、おめでとうございます。

『バロン』は今年になって移転して、駅に近く、大きな店になっていた。

宮崎さんのお話は、最近の関心事を中心にいろいろ。
雰囲気は『ロフトプラスワン』より年齢層と男性比率と酔っ払い度がかなり上回っている感じ。

司会もなく、皆好きな事言う会みたいな。
「JRの事故は、大阪っぽくっていいよねー」とか
「ボウリングしてたっていいじゃねえか」とか。

宮崎さんは先に帰られ、電脳キツネ目組Sさん他の人たちとお話。

 2:06発のはずが、事故だかで遅れた電車で帰る。
GWで混んでいるかと心配だったが、座れた。
2005年05月06日(金)

『coccolo』,『ギャラリー St.Ives』,『桂園』

 朝帰り、7時に寝て11時に起きて自由が丘。
元グルメの会メンバーKさんのやっているイタリア風創作和食『coccolo』で、グルメの会主催者だったMさんとランチ。
10分ほど遅刻。二日酔いではないが、きつい。

Mさんのグルメネタの多くはテレビからで、『出没!アド街ック天国』とか『ぶらり途中下車の旅』の話など。

 昨日、家出妻帰宅後どうなったかと思って大学の同級生I君にメール。
なんと、

> 北海道に向けて旅行中です。いま青森。

> 根室からロシアをながめてきます。

だと。

Tからも

> KINO TAKUSAN HANASHIMASHITA. TODAY WE ARE GOING TO HOKAIDO.

よござんした。犬も食わない夫婦喧嘩だったってことか。

 Mさんも一緒に『ギャラリー St.Ives』。
今日まで「ジル・ファンショー加藤&井高洋成 二人展」を開催中で、本日はジルさん在廊とのことでご挨拶。

以前『月刊やきものネット』にジルさんの記事を書いた。
Mさんはやきものにはあまり興味がないようだったが、ジルさんは土のことなど丁寧に説明してくれた。

 明後日静岡で宮崎学さんのトークショウがあるので、関係者に連絡。
「一応、先方にも確認取って下さい」と言ったら
「静岡では明後日ではなく明日と言ってます」。
なにー?だって宮崎さんは7日と言ってたよ。
宮崎さんに電話「7日だろ」。静岡に電話「6日です」。
また宮崎さんに電話、静岡に電話。関係者に電話。
7日新幹線キャンセル、新たに6日分購入。キャンセル料+GW料金でイテテテ。
あーん宮崎さーん!

 電脳キツネ目組Kさんに、宮崎さん出演のTBS『R30』のヴィデオを借りる。
近所の中華『桂園』。先ほどのドタバタを話したら、Kさんも別件で奔走していたらしい。
追っ駆け(とは違うか、Kさんは)はつらいよ。楽しいけど!
2005年05月05日(木)

緑パーティー,I夫妻危機

 ギネス君に電話が繋がらないからカードを書いて、郵便受けに入れに行く。
「ハワイの波を楽しんで来て下さい。帰ったら遊ぼうね」ぐらいのもんだが、怖がられるかしら?

 『檸檬屋新宿』元同僚のAちゃんと、ルームシェアしている2人が主催のホームパーティーで西荻窪。
13時から始まっているらしいが、私が着いたのは19時近く。

数字の書かれたシールを張って下さいと言われ、私は48番。
すぐ後にも人が来て、50人を越える来場者。
ここは住宅街の2階建てアパート。3LDKとはいえ、座る場所に困る混み具合で熱気ムンムン。

パーティーのテーマは緑で、ドレスコードも飲み食いモノもAちゃんによる内装も緑。
部屋主の一人Rは徹夜で人生ゲーム緑バージョンを作ったとか。すごい凝りよう。

私は大学ゼミの先輩にもらった『プリーツプリーズ』緑+紫のワンピース。
そして緑の缶の『ギネスビター』を持参。恐らく初めて飲むが、黒いギネスよりマイルドで美味しい。

格好も好評だったが、一人『アナスタシア眉』を褒めてくれた女性がいて嬉しかった。

2年前に結婚したという元『檸檬屋』従業員のKちゃんに再会。
今は骨董品店をやっているとか。
他会った事ある人、初めての人、いろんな人といろんな話。

ついには72番のシールをつけている人が現れる。すごい。
GW中日、会費500円が成功の秘訣か?
これまでの実績もあるだろう。「メキシコ祭り」も面白かった。

 大学の同級生I君も夫妻で来れば?と誘ったら「夕べ喧嘩して出て行ったきり連絡がつかない」。
オーノー!パーティーどころじゃないか。
一昨日妻のTと遊んでいた私としては、I君の話を聞いてあげなきゃ、と思う。
パーティー帰りに会う約束をして、とりあえず失踪妻の帰りを待ってもらう。

終電でI君の駅に行くつもりが間に合わず。電話をかけると「帰ってきたよ」。
そりゃ良かった。「よく話してね」と言ったら「Tと話すかい?」
「いや、二人でじっくり話しなさい。優しくね」と言って切る。

 明け方、お蕎麦を頂く。美味しかった。
「すっげーいいなー、絶対オレもパーティーやろう」と感激しきりの浅野忠信似のデザイナー、バンドマンたち。
アクセサリーデザイナーのRさんのお店は「りょく(緑)」。
偶然?緑の日だから「りょく」の彼なのか、彼が「りょく」だから緑パーティーなのか?

 5時過ぎ、一人で帰る。あちこちで寝ている人も含めまだ10人以上いたような気がする。
あー、楽しかった!
2005年05月04日(水)

T叔父邸,『三英寿司』,居酒屋

 14時、「今日の待ち合わせ、遅れないでよ」という母の電話で起きる。

 16時の清瀬駅待ち合わせに9分遅刻。
怒鳴られるかとビクビクしてたら母は18分遅れで登場。

定年離婚して一人暮らしを始めたT叔父のマンションを訪ねる。
駅から近くていいところだ。
日当たりも良くて、隣は幼稚園だが子供が少ないらしく、うるさくもない。

3人で『三英寿司』。
「弟はこちらに引っ越してきたばかりで、いい店はないかと、散策してたのよ。私は新座なんですけどね」と初めての店で店員に長々話しかける母。
かなり元気になったようだ。フラメンコの舞台も見に行くと言う。
これから夏の暑い盛りまで、どんどんハイテンションになっていくのかもしれない。

 2軒目は居酒屋。とんかつのように大きいコロッケ。お腹いっぱいだが食べてしまった。
T叔父がご馳走してくれる。

 ドコモユーザーの友人とT叔父に聞いて、ドコモは電源オフ中に着信があっても電源入れたときに教えてくれないと知る。
メールも問い合わせないと受信できないとか。不親切だ。
auは電源入れたら電源オフ中の電話もメールも知らせてくれる。(嘘。5/16訂正)

私が何回も電話をかけているのを、ギネス君は知らないわけね。
話したいとも思わないわけね。ふーん、そっか。

 新座には泊まらず帰る。
2005年05月03日(火)

『松屋』,『三宿 WEB』,『Rozy's』

 大学の友人で、東京スカパラダイスオーケストラのドラマーだった青木君の命日。
昨日お父様に電話をしたら、七回忌の法要を極内輪で昨日済ませたとのこと。
実は私は青木君のお墓参りをしたことが無い。
お父様は「ご案内しましょうか」と言ってくれたが「いえ、またの機会にして、今回はイベントで青木君を偲びます」。

毎年5月2日に三宿のクラブ『WEB』で、スカパラの川上君と谷中君が青木君を偲ぶイベントをやってる。
大学の同級生I君を誘ったら、彼は東北地方出張で「妻だけ行ってもらおうかな?」
「私はいいけどTは大丈夫?クラブ好きなの?」
「大丈夫。初めてスカパラのCD買って、聞かせたよ」
「わかった。ところでテーブルは買った?」
「……」
「テレビは?」
「……」
「おーい!6ヶ月以内に買う約束だったよね。(2005年1月3日の日記参照)」
「もうすぐだね」
呆れた。お金が無いわけではないのに、なんでだろう。

Tとは23時に渋谷『スターバックス』で待ち合わせ。20分近く遅刻してしまった。
「スターバックスの近くにいます」とのことで入口で待っていたら、外の離れたところにいて、23時半頃やっと会えた。

Tはロシア人の友達2人と一緒で、川上君には2人で行くと連絡していたので「入場料が必要かも」と言ったら「え?」と立ち止まる彼女たち。
「どんな音楽?」
「レゲエとか、スカとか、いろいろだと思う」
怪訝な顔のロシア娘たち。結局友達2人はレゲエは好きじゃない、とのことでサヨウナラ。
ありゃりゃ、30分も待たせたあげく申し訳ない。

 『WEB』は再入場できないので腹ごしらえに『松屋』。
ダイエットしているTにはうどんがいいと思ったのだが、「うどん、一番嫌いです」とT。へえ。

I君が買ってくれないテーブルとかテレビの話をしたら「その話はしないで下さい」と言われる。
いい子だなあ。

 激しく混んでる『WEB』。ドリンク頼んで少し踊って、Tと立ち話。
満員電車の中のように、すれ違う人と体が触れる状態。

私が谷中君に挨拶している様子を見て、Tは「あなた、彼好きでしょう?」
「うん、かっこいい。セクシーだと思うわ」
スカパラのメンバーは皆いかしてる。

青木君に因んだオリジナルカクテル『REACH THE SKY』を飲みながら、Tに学生時代の私たちの話など。

川上君にTを紹介したかったのだが別の仕事で遅くなるらしく、この混雑状況に耐えられず、出る。

 六本木のクラブに行こうか、という話もあったが、近くのイギリス風パブ『ROZY'S』で飲む。

いろいろな話。日本語もよくわからない、友達もいない、I君だけを頼りに東京に来て、忙しいI君の帰りを一人で待つ部屋にはテーブルもテレビもPCもない。でも愛があればね、ってなんて健気なロシア人妻。
愛があれば、だぜ!愛は表現しなくちゃ駄目なのよ、I君!Tと二人で泣く。

泣いて笑って朝になる。渋谷駅まで歩く。
Tをどうして励ましたらいいものか、「手を繋ごう」と言ってみる。
「『t.A.T.u.』みたいだね」とT。10年後と20年後の?

渋谷駅が近づくと、カラスが増えてきて、私が怖がるのを面白がるT。
黒い革ジャンを着ているTは、カラスの真似をしてみせる。バサバサ飛び立つカラスたち。
ぎゃー、やめてー!

 新宿駅で別れる。まだ新婚3ヶ月目。大丈夫か、I夫妻。
2005年05月02日(月)

オゴウチ家

 4月の日記アクセスは約3500。10万超は来月かな。企画を考えなくちゃ。

 4日の「緑の日パーティー」のために、27日に爪を緑にした。
1週間から10日は持つと言われてケアもしてたのに、もう剥がれている。
困るね『MAVALA』。

 母の友人のバッグ職人Kさんに電話。
今使っているバッグがボロボロになって、新しいものを探しているのだがなかなか良いのが無い。
現在Kさんのところに在庫はないそうで、希望のデザインがあれば作ってくれるという。 

前から考えていたバッグビジネスの話をKさんにチラッとしてみた。興味がありそう。
Kさんの中では今回私のオーダーでバッグを作る、というところまでだが、私はその先を考えている。
さて、どうなりますか。

 東京ガスの引き落としをクレジットカードにしたら、「ミッフィーの親子エプロン」が当った。
私は使わないのでオゴウチ家に届ける。
通販化粧品アテニアから届いたペンダントも長女Cにあげる。喜ぶ母娘。

晩御飯をご馳走になる。オゴウチ君特製の黒い麻婆豆腐。
黒米のご飯にかけてマーボー丼。美味しい。

オゴウチ君とCが一緒に作ったソフトクリーム。
卵たっぷりで私は苦手だが、Cは得意になってドロドロをベロベロしていた。

オゴウチ家の次女Mとは初対面。もう8ヶ月で、麻婆豆腐も食べられる。
ちょっと熱っぽいらしいが、真っ赤な笑顔が可愛い。

子供たちが寝て、ギネス君の話。
「私は苦手なのにご飯作って、って言われるんだけど、何を作ればいいかなあ?」とオゴウチシェフに相談。
「『飯を作れ』なんていう男はろくなもんじゃない。女に作らせることがしたいだけで、何でもいいんだ」
「そうだね、コンビニのレトルトとかでもわからないかもね」

 帰りにギネス君に電話してみたら繋がったものの、帰省中だった。
実家ではなく友達の家にいるとか。
4日まで地元にいて、5日からハワイ。
そうなんだ、じゃあ私とはずーっと会えないじゃん。ぷー、つまらん。
2005年05月01日(日)

抱茎亭日乗 / エムサク

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