宮崎学さん,『檸檬屋新宿』,『深夜+1』

 昨日「夜遅くまでに送ります」と言っていた原稿が朝早くになっても終わらず。
11時になって漸く送信。台風一過で気温は30度を超え、強風だが私は気分爽快。

 某所で宮崎学さんにご馳走になる。宮崎さんに会うのは久し振り。嬉しくて興奮気味。
電脳キツネ目組が15人ぐらい集まって近況報告。私は「結局9月は遊んでしまいました」。
宮崎さんに「書く方はどうなってるんだ。何書いてる?」と2回も聞かれて「えっと、あの」。
NANIOさんに「この人は出会い系にはまってます」とばらされる。

宮崎さんの話は本当に面白い。警察不祥事、楽天VSライブドアの裏話など。
私は参加できなかった回だが関西突破塾の番外・東京編のゲストだった「新宿の帝王」加納貢さんが、先日亡くなった。皆で偲ぶ。

 『檸檬屋新宿』へ。この日が檸檬屋33周年とのこと。33年はすごい。住枝さんも嬉しそう。
「そのうち家賃を払った期間はどのくらいあるんですか?」と誰かが質問。
「家賃て、払わなくちゃいけないの?」と住枝さん。さすがである。

そんな雰囲気をぶち壊し荒れ気味の人あり。大丈夫か?
優しい大人な仲間たちの前で、昂った感情をぶちまけたかったのか。

 Aさんが馴染みのゴールデン街『深夜+1』。
「荒れ気味だった人はどうした?」「早く帰りなさい」と電話数本。でも始発まで。

電話の度店を出て、ゴールデン街の通路にしゃがみこんでしまい、私も荒れ気味。
2004年09月30日(木)

『森美術館』,『おまた』

 原稿。どうも集中できない。取り掛かり始めるとすぐに他の事が気になったり、眠くなる。
原稿を書いている期間が一番寝てる、ってどういうことだ。

そこで次の企画を考える。よし、この企画を立ち上げよう。そのために今は目の前の原稿を仕上げよう、となればいいのに、出版計画本に手が伸びて読み始めてしまう。
何をやっているのだ。でも次の企画を考えている時が一番楽しい。

 随分久し振りのような気がするデート。デザイナーでダンサーでもある『ご近所』のKさん。
期待していたホアキン・コルテスでもマイケル・クラークでも羽賀研二でもなかったが、好印象。
今日は体調が優れないらしいので「今度にしますか」と言ったのだが、大丈夫との事。

『森美術館』入り口で待ち合わせ。6分遅刻。私はKさんの服装を聞いていたからすぐわかったが、一度すれ違う。私を見て「この人かも」とは思わなかったのかしら?それとも「この人じゃありませんように」と思ったのか?

森美術館では『COLORS ファッションと色彩展』を開催中。
この日に是非、というのは本日はギャラリートークがあるからで、解説付きで見るのも楽しいかと思った。

楽しかった。興奮した。それは出品しているのがVIKTOR & ROLF、ドルチェ&ガッバーナ、ジョン・ガリアーノ、ジャン=ポール・ゴルチエ、川久保玲、渡辺淳弥など大好きなデザイナーが多かったから。

見せ方も年代や国、ブランドごとではなく、色別に現代の服と作者不詳の昔のドレスが並んでいるというのが、普段売り場で見るのとも違って、興味深い。
似合うかどうかは別として、着てみたい、と思う服がいっぱい。
マネキンではなく、実際こんな格好した人ばかりでパーティーやったら、楽しいだろうなあ。

Kさんも「かっこいいね」と言っていた。やはり一人で見るより誰かと一緒の方が楽しい。

ギャラリートークがなければ見なかったであろう隣の会場の『小沢剛:同時に答えろYesとNo!』展。くだらなくて面白いものがいくつか。悪くはないがそれほど好きではない。

その昔、醤油を使って描かれたという「醤油画」を小沢氏がコレクションしている、との説明を受けて、屏風に鼻を近づけてみると確かに微かな醤油の香り。
「実は今の解説は架空の想定で、全部小沢さんが描いたものなんです」と学芸員。
やられた。そりゃそうだ、何十年も前に描かれていたら、醤油の香りがするはずがない。

この手の現代アートはゴミを集めてつくりました、みたいなのがよくあるが、さすがに森ビル、汚くはなってない。そこがホッとするような、つまらないような。

チケットに展望台入場料も含まれているので見に行く。
窓はブラインドを下ろしているように真っ白け。雲の中にいるようだった。
サンシャイン60では雨の日の夜は真っ黒けだったが。

美術館が冷房効き過ぎで、Kさんはかなりしんどそう。ご飯も食べずに駅へ。
改札を入ったところで「お大事に」と言って別れる。

 29日は池袋で映画が1,000円の「bukuの日」だが、もう21時過ぎで無理だ。
そうだ、水曜日だからレディス割引で池袋じゃなくても1,000円じゃん、と気づくが既に駅構内。失敗した。

 一人で飲むことにして『おまた』。丸茄子そぼろあんかけ、鰯丸干し。美味しい。
「いわしは獲れなくなっちゃったみたいですね」と言ったら料理担当のおまた弟さんは
「鯨が食べちゃうからですよ」。
「へ?この間テレビで水産庁の見解に漁業関係者はこう反論、って解説やってたけど、その説はどちら側も一言も言ってませんでしたよ。『なぜかはよくわからない』って結論でした」
「言わないですよ。それは言えないんです。『わからない』で商売になって、いいですよね」
そうなんだ。

お酒のメニューに、8月1日に会った『ご近所』のSさんが若旦那の三重県の酒があってビックリ。
「なんでこれ入ってるんですか?」
「営業があったから」とお酒担当のおまた兄さん。
「Sさんから?」
私はSさんとメールで日本酒の美味しい店談義をして、池袋では『おまた』を推薦した。
私がきっかけで『おまた』にこのお酒が?
「いや、酒屋から」
なんだ、Sさんが親しくしている酒屋からのプッシュだったか。
Sさんの蔵は規模が小さく、それほど流通してないから、東京で置いている店は少ない。
飲んでみたいと思っていたが、『おまた』で飲めるとは嬉しい。美味しくて更に嬉しい。
私に興味がなく音信不通になっているSさんだが、久し振りにメールを書いてみよう。
2004年09月29日(水)

『ロフトプラスワン』,『檸檬屋新宿』

 Y先生とメールのやり取りをしていたからか、元内縁夫の夢を見る。
彼が我が家に泊まっていて、私は「ほら!こんなに体が柔らかくなったんだよ」って柔軟体操をして見せる、というまさに今言いたいことをやっていて、可笑しかった。

 原稿を終えて出掛けたかったが、まだまだかかりそう。

 映画『三浦和義事件〜もうひとつのロス疑惑の真実』のDVD発売記念で、三浦和義さんが登場する『ロフトプラスワン』。
19時からだが着いたのは19時半頃。映画は始まっていたが一回見ているので、大丈夫。

三浦さんは良枝さんから託された赤い薔薇の花を胸に挿してトークショウに現れる。カッコイイ。

映画の中で良心的な記者役をやっていた人が乱一世という名前だというのは初めて知った。
「三浦さん、マゾでしょう」などと下ネタ連発。
かつて何かの番組で「CMの間にトイレに行って下さい」と発言して大問題になった司会者が、乱一世その人であったと知って驚く。そこは真面目に話していた。
CM=トイレタイム発言に一番怒ったのはサントリーで、暫く謹慎、と言われて3年間テレビ朝日から干された、とは全く知らなかった。大変だったのね。

8月1日にUPLINKで見たときにも感じた疑問点を東真司監督と三浦さんに質問。
「疑惑当時良枝さんが大きな支えになったのは間違いないし、二人のラブストーリー的エピソードをもっと描いてほしかったとも思う。同じように支えになっていたであろう子供たちが全く出て来ないのは何故?三浦さんの意向ですか?」

三浦さんは「僕は事実が間違っていなければ、どんなふうに描いてもらっても構わない」。
(質問とは何の関係もないが)「元ジャニーズだからバイだろう」と壇上の皆に言われていた東監督は「台本にはあったが削った。子供を出す必要はない、出せないと判断した」と考えを説明してくれた。
私はあらかじめ「批判ではなく質問です」と言ったが、答えを聞いてなんか違うのでは、と思った。

子供のことは描くべきだ。見る側も知りたい情報だし、感動指数?がまるで変わるはずだ。

「第2弾で良枝さんから見たロス疑惑、という企画があるので協力して下さい」と言われる。マスコミ、警察、世間様と闘う家族の葛藤と結束、かっこよくて強い男と女を見たいので「わかりました」と答える。2、3千万円でできるそうだ。

終了後、三浦さんと、飛び入りゲストの鈴木邦夫さんにご挨拶。

 『檸檬屋新宿』に寄る。4月6日に訪ねた群馬県立近代美術館の学芸員Tさんが北海道から上京した作家、デザイナーと3人で来ていて、一緒に飲む。

Tさんに「鯨食べたことある?」と聞かれて
「あります」と答えたら
「それはイルカだ」
「鯨です」
「イルカだ」
「鯨を食べたんです」
「今鯨はないんだ。イルカだよ」
「私は『鯨だ』と言われて食べたんです」
「絶対イルカだ」
「いいえ鯨です」
という会話を50回ぐらい繰り返す。

Tさんと飲むのは2回目だが、なんだこの人。
「君は幾つ?」と聞くから
「教えない」。
初対面の作家、デザイナーの2人も呆れ気味。
「どっちでもいいじゃない」「どっちも証拠はないよね」
そうだが、私は給食でも食べているし、一番最近食べたのは数年前『太古八』でだ。
『太古八』がイルカを鯨だと言って出すことはあり得ない。
そもそも鯨とイルカの違いは名前だけ、という話も聞いたことがあるから、この会話は非常にナンセンスだ。
だがそういう説明は求めずTさんがいつまでも「イルカだ」というのをやめないから、私も延々「鯨です」と返し続ける。
楽しいのか?私って本当に男に優しい。

そろそろ閉店かと思ったら、住枝さんも常連Yさんも終電を逃したと言う。あらら。
一番最後に来店した私のせいのような気もするが、抜け駆けして私は終電で帰る。
これは優しくないが、「原稿があるので」と言い訳。
2004年09月28日(火)

『なすび』

 『月刊やきものネット』の原稿。

 原稿は終わらないけど『なすび』。先週はずっと営業を休んでいたので、パーティーの報告とお礼に行く。

パーティーの収支はトントンだった。ささきもと子さんの看板をゲストの皆さんに作って頂いた、という感じ。
こんなに盛況とは予想していなかった。千秋さんと『なすび』の常連さんにも「すごいねえ」と言われる。
誠に有難いことでした。
2004年09月27日(月)

7万アクセス突破,Y先生

 お蔭様で、日記が7万アクセス突破。初めて3年で5万、その後半年で7万。
読者の皆様ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
感想・意見・メッセージ、お待ちしております。

 『月刊やきものネット』の原稿、のつもりが画家のY先生と携帯メール、何往復も。
そんなことやってる場合、だ。

元内縁夫との内縁関係解消の時は、私がY先生に救われた。
「私はみーんなに話して書いて、励まされ、ご馳走してもらい(これはかなり効く)、助けてもらいました。私にできることがあれば、何なりと。」

「ところで、彼女は嫉妬する人でしたか?Y先生は?私、最近嫉妬について(特に女の)考えさせられることいろいろ。普通の感情なのに、どうしてこう醜い表れ方をするのでしょうね。嫉妬しないで!って声高に言う程自分が嫉妬してるって言ってるようなものなのに、とか。聞くに耐えない下品さをさらしてまで、何を望んでいるのか?と考えると、不快さの中にも面白く感じるものがありますね。」

と書き送る。

 私のところより激しく荒らされている掲示板の管理者と「他人のたんつぼ(汚くてスミマセン)みたいになってますね」と話す。対策について。
こちらは全くそんなことやってる場合じゃない。
2004年09月26日(日)

生きてん母ちゃん,生きている(た)ちゃん

 母から電話。22日のパーティーではかなり酔っ払って、終電ギリギリに店を出た。
以来電話もメールも反応がなく、心配していた。
「大丈夫。ちゃんと帰ったわよ。次の日は電話も出来なかったけど、昨日は出掛けて遅くなったから」

電脳キツネ目組のAさんは母を「素敵な方ですね」と言ってくれたが、ステキというよりスゴイ。あれでしっかり帰れたのはやはりスゴイ。

 (た)ちゃんから電話。
(た):「元気?今大丈夫?」
私:「用件だけにして」
「具合悪いの?」
「用件は何?」
「どうしても削除して欲しいところがあって」
「その事なら何も話すことはないから」
「そんな一方的なことすると…」
「一方的なことしてるのは(た)ちゃんでしょう。切ります」
「著作権が…」
「切るよ」
その後の電話には出ず。留守電も聞かず。

だからBBSへ?

7月21日の留守電に残してたように人に命令するのではなく、自身が実名で書き込んだらどうか。あ、いや撤回。
6月から「死ぬ死ぬ」って言ってたから遺言かと思って反応してしまい、大失敗。
当該機関の「相手にしないこと」というアドバイスに従って、もう何も言うまい。
2004年09月25日(土)

Y先生

 やらなければならないことは沢山あるが、てきぱきと行かず。

22日のパーティー会場を提供してくれた『なすび』の千秋さん、手伝ってくれた電脳キツネ目組Aさん、来てくれたお客様たちへやっとお礼メール。

 幼い頃の元内縁夫に絵を教えていたY先生から電話。
Y先生はパーティーでいろいろ語ってくれたのだが、あまり覚えていないらしい。
「恋話してましたよ」と聞いた話をすると「えー?俺そんな事言ったの?」

悲しい恋話の続き。悲しい絵、悲しい音楽について。
「俺は悲しーい絵を描きたいと思っているんだけど、見る人は『嬉しそう』って言うんだよ。アハハ」とY先生。

何年も続いた恋愛関係をある日突然ぶった切るとか切られる経験は私には無いが、切られた方は酷く傷つくものだろう。
そういう去り方をする人は自分が傷付くのが怖いから、そんな残酷なことをするのだろうか。
2004年09月24日(金)

二日酔い

 具合悪。吐き気がするものの、昨夜はろくに食べていないので出るものが無い。
「昨日は行かれなくてゴメンナサイ」とか「飲み過ぎて大変でした」というメールが数通。
早速写真を送ってくれる人もあり、嬉しい。

至らぬ点を思い出して悶々としたり、楽しい会話を思い出し笑いしたり。

収支決算をしなくちゃだけど、とても無理。
2004年09月23日(木)

『駒沢美粧』,慶應義塾大学病院,『MARIBAR』パーティー

 パーティー用の衣装は今日買えたら、と思うが時間がなさそう。
ジョン・ガリアーノの下着に胸当て?とスカートを着てみる。
働く格好ではない気もするが、他にどうしていいかわからず。

 10時に予約した『駒沢美粧』に着いたのは10時半頃。
「今夜はパーティーなので尋常ではない髪型にして下さい」と言って、ベレー帽のようなスタイルに決まる。

担当の斉藤さんに「桜井さんて『ジャッキー・ブラウン』のイメージですよね。暴力的で」と言われる。
へ?暴力なんてもっとも苦手とするところだけど。
『ジャッキー・ブラウン』のサントラは昨日『TSUTAYA』で借りようかと考えていた。
しかし私は『ジャッキー・ブラウン』より『コフィー』の方が好きだ、と思ってやめた。

カットが終わったところで「色は?」「うーんパーティー会場が『なすび』なので紫」
お婆さんの白髪染めにはならず、秋らしい色に染まった。

私の後ろ姿を見て「裸じゃないですか」と斉藤さん。笑うしかない私。

 やはり衣装を買う時間はなく、慶應病院へ。受付を済ませて売店でおにぎりを買ってお昼。

『なんでも酒や カクヤス』に電話。お酒を注文しようと思ったら、お店の住所がわからないとだめだと言う。どうしよう。心当たりを電話してみるが、繋がらず。

病院が終わったらすぐに『なすび』に行って、住所を確認すれば間に合うかしら?困った。

婦人科の受付をして1時間。前回2回続けて一番最後に回されたので、看護士に聞いてみると、間もなくだと言う。しかし何人も先に入っていく。診察室に入って「まだですか?」と聞く。また抜かされたようだ。
この前来た時に意見箱に投書したが何も変わってないではないか。

「次に呼びます」と言われて、別の診察室へ。子宮の入り口と奥の組織をとって、内診と超音波。痛い痛い。

 15時半過ぎに終わって、急いで『なすび』へ。店内に住所がわかるものが見当たらず、表へ出て番地表で住所を確認、『カクヤス』に電話。
「17時半までに持って来て」と頼むが「17時に出て、順番に配達ですから19時までには行きます」って、それじゃあ間に合わない。
注文の数を減らして、近くの酒屋に買いに行くことにする。

様子を見に『なすび』の千秋さんが来る。点いていないライトのスイッチを入れて「大丈夫だね、じゃあね」。

 目白駅近くの『田中屋』はお休み。『美乃家』でお惣菜を買って近くの酒屋を聞く。
教えてくれたのは『なすび』のすぐ近くの『サンクス』。お酒とおつまみを買いに2往復。

戻ると黒電話が鳴り続けていた。『カクヤス』から。注文の品が全部揃わないから代替品で、という。それはいいから17時半までに持って来て。

昨日閉店時のままのようだったカウンターを片付けて、ささきもと子さんが作ってくれた表札を飾って、映画『CHARON』のポスターを貼っているところへ母が来る。「なんか臭いわね」。

『カクヤス』からお酒が届く。なんとか間に合った。
何故か財布の中のお金が全く足りず、母に借りて支払い。
「やあね、私がいなかったらどうするつもりだったの?」と母。本当にやばかった。
十分足りる金額を持っていたはずなのだが…。
だいたい、酒など前日までに注文しておけば良かった。大失敗。

『なすび』のカウンターは9席、後ろにテーブルの無いベンチシートがあって、普段は荷物を置いているが、4人ぐらい座れる。
そこへ入れ替わりとはいえ23名のお客様。ギュウギュウ。
買ってきたビールはすぐに無くなり、『カクヤス』のビールは冷えておらず、大変なことになる。

バケツに氷と水を入れてビールとワインと冷やす。母と電脳キツネ目組Yさんが活躍。
お客様にやらせるところは『檸檬屋』の住枝さん仕込みということで。

お手伝いのキツネ目組Aさんは電車の遅れで20時頃到着。カウンターの中は和服のAさんと背中が裸の私。

キツネ目組からは大きいMさん、KMさん、N君、Rさん、Hさん、酔っ払った母に腕をバシバシぶたれていたMさん、久し振りのFさん。
「なんか、『檸檬屋』が目白に来ちゃったみたいだな」という声あり。

確かに。檸檬屋常連Yさん、もと子さんを始め、ゼミ仲間Oちゃん、関西から駆けつけてくれた宮崎学さんを「兄弟」と呼ぶYさん、T叔父、元内縁夫に絵を教えていたY先生、匿名希望Aさん、派遣会社社長Aさん、ナインアンダーの松本美弥子さんらは檸檬屋にも来たことがある。

匿名希望Aさんのお友達Hさんとは初対面。他にも「日記読んでます」という人が来ないかと期待していたのだが。

前に働いていた会社の同期Bちゃんと、会社を辞めてからナインアンダーのライヴでよく会うMさんは夫婦で登場。T夫妻のツーショットを見るのは初めてで、嬉しかった。
匿名希望Aさんは占い師、という話をしたら「俺も占い出来る」とY先生。
子供の出来る時期とBちゃんの出世について占ってもらっていた。

今日は『なすび』の句会で、帰りに心配して寄ってくれた『なすび』常連Wさん、Iさん。
『なすび』店主に会いたがってた人もいたが、千秋さんは来なかった。盛況を聞いたのかな?

開店から終電までいた母は、大丈夫だったろうか?
始めのうちは「真理!こちらにお飲み物を」「真理!あちらにこれお出しして」と私に指示していたが、だんだん『檸檬屋』の住枝さん状態になっていく。
「その荷物をこっちに、あなたはここへ座ればいいわ」と他のお客様にも指示。
やがてご機嫌なときにしか聞かない林家パー子のような奇声をあげ、「ああ、Y先生!お帰りになららいれ。わらし、Y先生好き…」ってろれつが回ってない。
「今度は皆さんを新座のワタクシの家に呼びたいわー!」と叫んでいたが、私は恐い。

25時頃着いた松本美弥子さんが最後の来店で、一番最後までいたのはKMさんと檸檬屋常連Yさん。
一日中丸出しで冷えた背中をKMさんが撫でたり肩揉みマッサージ。暖かい手で気持ち良い。

始発が動いた頃から宮崎学さんの話で盛り上がって結局7時半ぐらいまで。眠い。

お店をやるのは本当に大変だと思った。
「あの店は不味い」とか「サービスが悪い」とかもう言えません、という感じ。
いつかもう一回ちゃんとやりたいような気もするし、2度とやらないほうがいいような気もする。パーティーはまたやりたい。

2001年10月20日のパーティーの芳名帳を今回も使ったのだが、変わった人間関係あり、変らぬお付き合いあり。皆にも見せて、笑った。

1日限定バー『MARIBAR』の「『抱茎亭日乗』7万アクセス突破前夜祭」にご来店いただきました皆様、ありがとうございます。差し入れも沢山頂きました。お心遣い、感謝いたします。楽しんでいただけたら嬉しいのですが…。
これからもご愛顧の程よろしくお願いいたします。
撮影した写真、是非送って下さいませ。
2004年09月22日(水)

『ギャラリー St.Ives』,『MILLIBAR』,『TSUTAYA』

 『月刊やきものネット』の取材で『ギャラリーSt.Ives』。
私のカタログの仕事とI氏のイギリス出張で10月号は休載となってしまった。
楽しみにしていた読者がいたらお詫び致します。

「先日初めて『やきものネットを見て来ました』というお客さんがいたよ。神戸から」とI氏が教えてくれる。反響があって良かった。

11月号はデビット・リーチという、日本陶芸界でも有名なバーナード・リーチの息子を取り上げる。

 『MILLIBAR』でささきもと子さんと待ち合わせ。
22日のパーティーのための『MARIBAR』の表札をもと子さんに注文して、本日出来上がり。
とってもいい感じだ。嬉しい。

もと子さんの作品『Strings Illustration』のシリーズはレストランとかカフェに置いたらいいと思っている。
ちょうど『ミリバール』などお店の内装をやっている常連Yさんがいて、もと子さんに紹介。
いろいろアドバイスをくれる。Yさんは前に私がちょろっと話したこともきちんと聞いて相談にのってくれた。
こんなふうに仕事が展開すれば楽しい。

 池袋『TSUTAYA』で明日の音楽を選ぶ。青木君がいた頃のスカパラ、70年代の永ちゃん、クレイジーケンバンドと野坂昭如、沖縄ソングオムニバス、ゴッドファーザーサントラ、マドンナ『アメリカン・ライフ』。そしてナインアンダー。

 結局衣装は買えず。困った。
2004年09月21日(火)

『中国茶館』,友人S

 K家の車に忘れたGジャンを受け取るために、日光帰りの母と池袋で待ち合わせ。
晩御飯を、と言われて「疲れてないの?」と聞いたら「どうせ晩御飯は食べるんだから」。
T叔父も一緒らしいので従兄弟Tにも声をかけて『中国茶館』。

「あんたの服が一番重かった」と母に文句を言われながらGジャンを受け取る。
「真理はずるい」とわけのわからないことを言うので「ずるいって何?聞き捨てならないわね」と食って掛かる。帰ろうかと思った。

母は自分の荷物を持たせておきながらT叔父のことも「Tはケチ」「Tは何もしない」と言う。
T叔父は笑っている。だから私が「相当こき使ってたじゃない」と言ってやる。
珍しく酒も料理も進まないT叔父。母と3日一緒でさぞ疲れたことだろう。

従兄弟Tのお見合い対策話。いよいよ結婚相談所への登録を薦める母、T叔父。
「6万円は高いよ」と私。
「高くないわよ。ちゃんとした人がいるんだから。あんたたち親子で登録しなさい」と母。
「叔母さんたちは?」と従兄弟T。
「私はボーイフレンドはいっぱいいるからいいの。真理はとんでる女だから駄目よ」と母。
とんでる?どういう意味だよ、と思うが駄目なことは当たっているので黙っている。

そして従兄弟Tの競馬好きを見合い相手に隠しておくべきか、競馬をやめるべきかなど。
「やめるよ」と従兄弟T。いい人とうまく行きますように。

敬老の日なのでご馳走しようと思ったが、「3千円ずつでいいわよ」と母が言い、私も従兄弟Tも1万円札しかなく、結局全額ご馳走になる。
ますます敬いたくなる、これが正しい敬老の日のありかたかも。トホホ。

 夜、久し振りに高校からの友人Sと電話で長話。
問題のある人でも別れても、好きだとなかなかふっ切れないよね、という話。

今はあまりしないけど、女同士の長電話は結構好きだ。
内容は重くても、話ができるくらい元気になったということで、嬉しい。
2004年09月20日(月)

霧降の滝

 母の鼾で目が覚める。枕で頭を突いたりしているうちに、早く寝たK叔父さんが起きて来た。
襖を閉じた隣室の私は横になっていたが眠ってはいなかった。二日酔い。

 霧降の滝に出かける。滝は水しぶきを感じるくらい近くで見ないとつまらない。
東照宮への道は連休で渋滞。そちらは避けて東武日光駅前でよさこい祭りをチラッと見る。
別荘へ戻ってごろごろしてから温泉に行こう、という話なので私は帰る。
一度別荘が見てみたかったし、夏に倒れたA叔母が元気になって会えたので満足。

 車が去ってから、ジャケットを忘れたことに気づく。
携帯電話が繋がったのは特急電車の出発間近。冷房に震えながら帰る。

 銀座で22日パーティーの衣装探し。見つからず。

 夕方家に着いて、ご飯を食べて、『新選組!』を見て、寝る。
2004年09月19日(日)

K家,K邸別荘

 15:10池袋駅で待ち合わせ。2分遅刻。母とT叔父と3人で、A叔母夫婦の住む鳩ヶ谷へ。
子供の頃よく遊びに来たK家を訪れるのは、何年ぶりだろう?

お茶を頂いて5人で車に乗って、日光のK家別荘へ。
建ててから15年経つという別荘に初めて行く。きれいだった。

日光の郷土料理でも食べに行くのかと思ったら、スーパーで買ったお寿司。
野菜と肉で鉄板焼きなど。「真理ちゃんは意外と手際よく出来るんだな」と言われる。
言われたとおりに野菜を切って並べただけだが。

T叔父は間もなく離婚を控えている。「年金取られたら大変よ」と同居離婚を薦める親戚ども。
息子のTは私の母が世話した見合いがうまく行かなかったらしい。競馬好きが災いしたそうだ。
「正直すぎるのよねえ、そんなこと言わなくったっていいのに」と親戚ども。
のめりこむ程やっているわけでもないのだから、断る理由にされただけじゃないか?

私もギャンブル好きな男の人は遠慮したいが、好きなものを好きと言えない相手と結婚してもうまくいかないだろう。次、次。

T叔父と2人で競うように『八海山』の純米吟醸を飲む。一升瓶は空かなかった。
2004年09月18日(土)

『なすび』

 起きたら15:30。だらーっと夜になる。飲みたい気分ではないが、『なすび』。
千秋さんから22日のパーティーに関するアドバイスいろいろ。

常連Hさんが友達の男女をくっつけようとした、という話。
「私にもいい人紹介して下さい」と言ったら
「彼はどうしたの?」と千秋さん。
「終わってる。最近は電話もない」
「それは終わってるね、ウフフフ」

 でも実は終わってないのかも。それは消息不明の初恋の人や、振られたり別れた男ともそうであって、執着はなくても興味がある限り関係が終わる、ということはないのかもしれない。

それにしても彼は不思議な人だ。
2004年09月17日(金)

短時間労働,映画『父と暮せば』,『Café GLOBE』,ライターズスクール,オフ会打合せ,『CELLAR BAR』,『SPIGA』

 何をやってんだか9時半ごろ寝て、派遣会社社長の電話で起きる。
「今日午後1時から辰巳の仕事に行ってくれないかな」
「今起きたんで無理です」
「今11時だからあと2時間あるよ。大丈夫だろう」
「ううう、はい」
90分睡眠でお仕事はきつい。

「夜は予定があるので、夜までとか翌朝までとか出来ませんが」
「夕方までに終わるんじゃないかな」と社長。

「この間の事情聴取の後も何回か電話があったりしたんです。その分も時間つけてもらえませんか」と言ってみる。
「検討する。じゃあよろしく」と社長。

 久し振りの辰巳のオフィスは、カタログ制作部隊が去って、閑散としていた。
膨大な書類の中に紛れ込んでいると思われる写真を探すのが今日の仕事なのだが、1点も見つからず。「そこにはない」という結論で、他を探すでもなく15時過ぎに終わってしまう。
最後の最後まですっきりしない仕事だ。

90分睡眠で映画はやばい。と思ったけど、ライターズスクールまでの時間潰しで『父と暮せば』。
岩波ホールの映画は真面目で面白くないものが多いが、宮沢りえと原田芳雄に期待して見る。
やっぱり真面目で面白くなかった。涙ボロボロだったけど。
広島弁の長ーいセリフ、感情表現などは感心した。

仕事の帰りに同僚の人と映画の話になって、『父と暮せば』の監督は黒木和雄という人だが、何故か熊井啓と勘違いして、まるでトンチンカンな説明をしてしまった。気がついたのはたった今。ああ失敗。ハズカシ。

 『café GLOBE』で茄子ミートソース・スパゲティ。普通。

 ライターズスクール。課題の学校本について相談。自分自身の問題意識になっていないのが問題だ。

 ファッションブランド『ジュンコシマダ』と闘うアパヤンさんと、オフ会打合せ。
22日は『MARIBAR』パーティー、10月6日はアパヤン支援パーティーの予定だったが、裁判・闘争日程の都合で10月6日はなくなる。
22日にアパヤン支援カンパ受付もするので、アパヤン応援団の皆様も是非いらして下さい。

 友人Iさん、上京しているIさんのご両親とリーガロイヤルホテル東京『CELLAR BAR』。
美味しいワイン、カクテルをご馳走になる。
Iさん家族はかなりグルメで、銀座、池袋、那覇界隈の美味しいお店について。
「お父様は何がお好きなんですか?」と聞いたら「うーん、お母さんかな」。
素敵なご夫婦で羨ましい。

 Iさんが「もう1軒行かない?」と言って、2人で原宿『SPIGA』。
Iさんは店長と知り合いと聞いていた。私も1回行ったことのあるバーだった。
私は90分睡眠だし『CELLAR BAR』のワインとカクテルでかなり酔っていたが、まだ飲む。

もう帰ろう、と思ったら店長が「私がご馳走します」と言うので、また飲む。
Iさんがお気に入りのお酒をもらったら、正露丸のような臭いで参った。
Iさんは臭いフェチらしい。お母様も「匂いの強いチーズを下さい」と言っていた。

じゃあ帰ろう、となって店長がビルの外まで見送ってくれる。何故か「もう少し一緒に飲もう」という話になって、店に戻る。
そうだ、Iさんは「朝までコース」の人なのだった。

引き留めた店長は、他のお客さんと話している。全然飲みたくないが、もう一杯。
この回は私が払う。

 Iさんが「親にもらったから」と言って、タクシーで送ってくれる。
先に池袋に行こうとした運転手にIさんが「新井薬師の方が近いはず」と言って行き先を変えさせる。
気持ち悪くなりそう、と思いながらIさんと話していると、「ちょっと、どこ行くのよ!」と叫ぶIさん。道を間違えた運転手。
「ふざけんじゃないわよ!安くしなさいよ!」と運転席を後ろからパンチするIさん。
「はい。すみません」凍りつく運転手と私。
「あんた、新人でしょう。誰だって知ってる道よ。教えるから、しっかり覚えなさいよ。」
「はい。すみません」緊張感いっぱいの車内。

新井薬師に着いて、「料金はいいです」とびびる運転手に「そんなのだめよ!ここから池袋までだいたい幾らなの?2,000円?じゃあ、いつものここまでの分と合わせて払うから、それ以上この人から取らないでよ!」
私が半額払おうとするのも受け取らないIさん。

「池袋までの道はわかるんですか?」と私が聞くと「はい」と運転手。
嘘ばっかり。江古田?練馬?なんでそんなところ走ってんだ?
でも私はお金払わないので黙っていた。眠いし、気持ち悪いから早くしてくれー、と思いつつ。
2004年09月16日(木)

映画『ある日、突然。』,『MILLIBAR』

 昼夜が逆転していて、午後起きる。ご飯を食べて洗濯をしたらもう夜。

 レイトショーで『ある日、突然。』を見る。小さな劇場だがほぼ満席。
シネアミューズは水曜レディス割引をやっているか未確認だったことに映画館の前まで来て気づき、不安になる。しかし水曜は男女とも1,000円だった。素晴らしい。

『ある日、突然。』は面白かった。
「素敵な人がいたらナンパしよう」と決めている私だが、とても真似できない単刀直入なセリフ。
興味のない人からあんなにしつこく言われたら腹が立つだろう、とか
私も押しが強い人には弱いから行っちゃうかも、とかいろいろ考えつつ、
登場人物それぞれ予想外の行動とセリフに驚きつつ、「ラテン系」で納得。楽しく見た。
全てオリジナルだという音楽が非常にいい。

 『MILLIBAR』に寄る。左隣の人と映画の話。オーナー清野さんに『MARIBAR』のパーティーの話をしたら、左隣の人が「行きますよ」。

右隣の可愛いカップルともお話。元内縁夫の仕事の関係者だった。活躍の様子。
「帰りまーす!」と2人で手を振って出て行った。
暫くして「終電逃した!」と2人で戻って来た。
いかん、私も終電だ。「もう行っちゃいましたよ〜」と可愛い女の子。
慌ててお勘定。走ってギリギリ間に合う。
2004年09月15日(水)

22日DM,ブログ『MARIBAR 文集』

 22日のパーティー?オフ会?一日店長?のお誘いメール・はがきを各方面に送る。
たいていは多くのDMと同じように読み捨てられるのだろうが、「残念ながら行けません」に続いて近況を伝えるメールを下さる方もいる。大変嬉しい。

パプアニューギニアから帰国してラジオマンとして活躍しているのかと思ったUさんは、ご夫婦で再びパプアニューギニアに渡りボランティア、とか。面白そう。

むかーし付き合っていた人からは「小生は、日記に書くような劇的なこともなく、ボチボチやっています」。劇的なこと、する?冗談だが。

喫煙者100円増しについては

> 詐欺みたいなバーだなぁ。

とか

> なんで喫煙者は100円マシなの(笑)?

の声あり。

もともと禁煙バーにしようと思ったのだが、手伝ってくれる女性も男性VIPのお客様も皆喫煙者なのだった。
通常、会場のお店は喫煙1本につき10円取ってるが、面倒なので100円とさせて頂きます。
あしからず。

 現在の日記は無料だが、写真は載せられないし、リンクは貼れないしで、ちょっと不便。
今はブログとかいう便利そうなものがあるのに。『エンピツ』も進化してくれないかなあ。
ブツブツ言うより作ってしまえ、ということでやってみる。
簡単、すぐ出来る、と言われるが用語がわからないので結構大変だった。

バグなのか、私のミスなのか不明な不具合もあるが、何とか完成。

http://blog.goo.ne.jp/m_saku01

これから日記以外のコンテンツはブログでアップしようと思う。
本当は日記こそブログにしたいのだが。

他にもやらなきゃいけない事山積みなのに、ずーっとPC。
2004年09月14日(火)

Hちゃん

 確か「13日からの仕事がある」と言われてたが、連絡なし。大丈夫か?
この仕事の合間に文章を書いて、生活が成り立ったりしたら最高だけど、そう甘くない。

 小学校からの友達Hちゃんからメール。「さくのホームページを初めて見たよ」とのこと。
「今度、時間あるときに全部読むからね」と言うが、そう言えばHちゃんは小学校の頃から本を読むのが早かった。「ほんとに読んでんのか?」と思う程。

思えば私の「日記を毎日書く」という習慣は、Hちゃんによって鍛えられた。
小学校5年生から、中学までは毎日、交換日記を続けた。
家も離れていたし高校は別になったが、結構頑張って数ヶ月に一回日記を交換していたと思う。
女の子同士で交換日記をするのは当時よくあったが、こんなに続くケースはあまりないのでは。
日記だけではなく手紙のやり取りもしていた。

Hちゃんは破格に面白い友達だった。彼女の人間ウォッチングの才能は尋常ではない。
「抱っこマン」「ドテチン」「ガマン」など教師のあだ名のつけ方もセンス抜群。
誰もやってない真木ひでと(知ってる?)のものまねとか、めちゃくちゃ笑わせてくれた。

絵がうまいHちゃんは日記にクラスの女子全員の胸の形を描いちゃったりするのだ。
「M=おわん型、Kさん=とんがっている、さく=たれパイ」って、小学5年生でかよ!

「さく、知ってる?男にも生理があるらしいよ。味噌みたいのが出るんだって!」
そんな話、『明星』『平凡』には載ってないが?
「『みそり』って呼ぼう。クラスの男子で誰かなったかなあ」
ってこんなドキドキする話を教えてくれたのもHちゃん。

中学高校になれば進路のこと、恋話など、何でも話せる友達になった。今でもそうだ。

誰かに、もの書きになりたい、という話をすると「小説?ノンフィクション?」と聞かれることが多い。私にはよくわからない。
でも「誰に何を伝えたいのか?」と考えると、多分Hちゃんに、最近の私とか、会わない間に起きたこと、考えたことを伝えたいのだ。

私たちの交換日記は、2人だけの秘密のつもりで書いていたのだが、実はクラスの皆や親たちに盗み読みされていたことを後で知った。
まあ、あれだけ面白かったんだから、読まずにいられないだろう。
この日記もそんな感じなら楽しい。

パソコンを始めたHちゃんにも是非日記を書いて欲しいものだ。
クレヨンしんちゃんのママの叫び、みたいの希望。
2004年09月13日(月)

『Starbucks Coffee』,『キンカ堂』,Hさんお見舞い

 22日のバー『MARIBAR』の看板をささきもと子さんに発注。ラフ案を見せてもらう。
大塚駅で待ち合わせて『Starbucks Coffee』。
「大人の女」な感じで、可愛らしくならないように。いろいろなものに長く使うかもしれないから飽きが来ない、でも斬新なもの、というワガママな依頼だが、イメージを超えるものになりそうだ。

 もと子さんと一緒に池袋に出て『キンカ堂』で材料選び。出来上がりが楽しみ。

 22日のパーティーでは、もと子さんのカードを売る他、映画『CHARON』の宣伝とか、読者や友達の活動を応援するいろいろな情報発信ができればと思っている。皆様ご利用下さいませ。

 聖母病院に入院しているHさんのお見舞い。池袋駅からのバスがなかなか来ないと思ったら、目白通りはお祭りでお神輿が出ていた。

8月1日に来た時は病室で眠っていたHさんだが、今日は食堂にいた。
いつもそこで絵を描いていると聞いていた。
「ここが噂のアトリエですね。随分描き貯まったでしょう」。
ファイルを見せてもらう。面白い。入院生活をエンジョイしている様子。

前回書いた私のお見舞いカードを、誉めてくれた。
いろいろな話。お見舞いに来てこんなに楽しい事もない。
「お金取れますね。面会料」と言ったらHさんは笑っていた。

テーブルにあった良寛の本を見ていたら「目下の関心事」とHさんが言う。
「良寛?」と私が言ったら「違うよ、真理ちゃんの」
「うーん、いい男探しかな。強くてかっこよくて面白い人ってなかなかいないですね」
「強い男なんていない。女の方が強いんだから」
「そうなの?」

私には「強い男」として思い浮かぶ人は何人かいるが、病人の前で「あの人は強い、この人は強がってるけど実は弱い」という話も面白くないだろうと思った。
Hさんはファイルの中から書いたものを見せてくれた。
「何かのために死ぬ覚悟より、何があっても生きていく覚悟」
みたいなことが書いてあった。Hさんのオリジナルか誰かの言葉かわからないが。
Hさん、素敵。

作品は本にしたらいいのでは。相田みつをや鶴太郎よりずーっと面白い。うまい。
2004年09月12日(日)

『かちゃーしー』,『おもろ』

 沖縄好きのサークルで池袋『かちゃーしー』。12名ぐらい。初参加と2回目の人がほとんど。
一人だけ沖縄出身の人がいて、うちなー口(沖縄方言)クイズの回答、解説。
自己紹介の途中で店主のライヴが始まる。

 2軒目は安い居酒屋で、と言ってたら『おもろ』という沖縄居酒屋が目に入り、10人でも入れるというので、座ったら間もなくラストオーダーだと。やられた。
昭和23年からやってるらしいけど、こういうのは良くない。

 3軒目は朝まで島口でカラオケ、三線とのことなので私は帰る。
映画のサークルよりずっと面白かった。幹事の面倒見の良さによるのかな。

 帰って甘栗プリン、すっぱムーチョ一袋。こういうのも良くない。
2004年09月11日(土)

映画『ドリーマーズ』,NANIOさん

 シネスイッチ銀座で本日最終日の『ドリーマーズ』を見る。
マイケル・ピット、ディカプリオにそっくり。

なんでトイレじゃなくて洗面台におしっこするんだよ、いやだなあ。
彼らがふざけてるのも、ドキッとするけどあんまり楽しそうじゃない。
家の中でいつまでもそんなことばっかりしてて嬉しいのか?と苛立ちを感じたところで、表の喧騒に気づく3人。

映画では描かれていないが、アメリカ人留学生はまともな大人になりそう。
双子はどうなるんだろう。数年後、或いは今の彼らを見てみたい、と思った。

 深夜1:45、NANIOさんから電話。2時間トーク。
「何出会い系やってんだよ」とNANIOさん。
「寂しいからよ。でも余計寂しくなるからもうやめる」と私。
「なんか最近『ご近所ネット』ってところからやたらメールが来るんだけど」
「へ?私がやってるのは『ご近所さんを探せ!』っていうナンパ禁止の(建前)健全サイトよ。それとは関係ないと思う」

他にNANIOさんに来た、メール誤送信を装った異様に時間をかけたサイト勧誘メール攻勢について。
「ああいうのにひっかかる男がいっぱいいるんだろうな。健全サイトだろうと真面目な交際サイトだろうとお見合いサイトだろうと、男はやりたいんだから」とNANIOさん。
「だから女もやりたい相手を探せばいいんじゃないの?でもいないね」
「いないだろ」
「どこにいけばいるの?」
「自分のサイトで出会うんでしょ?」
「そうそう、パーティーやるから来てね」

日記の話。NANIOさんは「日記はそのままで、一つのことを掘り下げたエッセイを書くようにしたら?」とアドバイスをくれる。頑張ります。
「出会い系の男と会いまくって克明レポートとか」。嫌です。

NANIOさんの失恋話。「キャバ嬢との純愛」がテーマのNANIOさんは、当然相手がキャバ嬢であることに悩む。駆け引きに疲れる。
「キャバ嬢はやめて出会い系にしなさいよ。NANIOさん優しいし面白いからもてるよ」と私。
「メールのやり取りしたって面白くないじゃん」
「会えばいいじゃない。寂しい女はいっぱいいるのよ。『笑笑』でうまく行ってる男もいるんだから、楽勝よ!」
「じゃあ次のキャバ嬢がだめだったらそうする」
健闘を祈る。

私たちも『ドリーマーズ』か?
2004年09月10日(金)

『珈琲館』,『SHOW-ONE'S-FEELINGS'4〜空谷の跫音』,『こなから』

 ジャーナリズム講座ライターズスクールの課題である「学校本」の取材。
信濃町駅近くの『珈琲館』で話を聞く。1時間ちょっと。
「この話を記事にするのは難しいんじゃない?」と言われる。頑張る。

 阿佐ヶ谷のバー『ストロベリー・フィールズ』のマスター藤村忠生さんが出演するお芝居『SHOW-ONE'S-FEELINGS'4〜空谷の跫音』を見に丸ビルへ。

時間が余って丸ビルのショップをさらっと見る。つまらない店ばかり。
前に来た時はまだ観光名所のようで、いろんな人がいた。
いまや六本木だ品川だ汐留だで、東京駅周辺はもう落ち着いたのか、洗練された人が多いと思った。

そんな丸ビルのカフェ『ease』で「ゆったりとした席でドリンクやフードを楽しんでいただきながら観劇するラスベガス・スタイル」って、どんなんだ?タイトルからしてコジャレたスカしたお芝居かと思っていた。

全然違った。飲み食いなんかできないじゃん、というぐらいギュウギュウ。大盛況。
お芝居はドタバタコメディ。高橋玄さんの映画でも、前に見た舞台でもシリアスな演技をしていた藤村さんだが、今回はかなり苦労している、と聞いた。このハイテンションに、ってことか。かっこ良くて可笑しくて、新しい魅力発見。

全て予想と違ってたのが、非常に楽しいステージだった。

 いい気分で大塚『こなから』。以前はよく来たが、高いのと一緒に行く人がいないので足が遠のいていた。
すっきり顔のクール過ぎるご主人が好きだったが、今は別の店にいるらしい。
長野智子風な女将さんの、日本酒一升瓶からお猪口への表面張力いっぱいの注ぎ方と、電卓早打ちは相変わらず。
数年ぶりだが私のことを覚えていてくれた。

料理も工夫しているし、今の板さんはクールじゃなくて、メニューやお酒についていろいろ説明してくれる。素敵。
値段はやはり高めだが、たまにはいい。

 今月22日の『MARIBAR』パーティーの看板(表札)をささきもと子さんに発注。
個展が落ち着いたところで日にちもないし、迷惑かと思ったら喜んで受けてくれて、早速案が届く。

私のイメージを筆ペンで描いて、FAX。メールを書こうとして寝てしまう。
2004年09月09日(木)

映画『堕天使のパスポート』,『バレエカンパニー』

 本日も稼動が遅れて『誰も知らない』は見られず。
しかし恐らく時間の都合で見た『堕天使のパスポート』の方が良い作品だろうと思う。

イヤー、良かった、『堕天使のパスポート』。
それは多分私が語学留学生としてロンドンに滞在していたことがあるからだ。
彼らのような難民、移民と語学留学生は立場は全然違うが、一般市民より近い存在のような気がする。

主人公が、こんなにいい人がいるのか、ってぐらい優しくて強くて賢くて、神々しいほど。
それをわかってんのかこの女!と思う『アメリ』のオドレイ・トトゥが、またいい。

 『バレエ・カンパニー』も良かった。芸術監督ミスターAが大変いい。
高慢で金の事ばっかり言ってるようで頭の中は『バレエ、バレエ、バレエ』。
情熱的でエネルギッシュで、踊ってないけど映画の中では一番激しく動いていた。

バレエも素晴らしい。クラッシクばかりでなく、意味不明なモダンバレエがヘンテコで面白い。
体が硬く、運動オンチの私は、ダンサー・舞踊家に激しく憧れる。

そう言えば『ご近所さんを探せ!』で、興味はあるんだけどメンバーは皆20代、というサークルがあって、一人だけ30代の男性に「どんな感じですか?」と問い合わせメールを出した。
私からメールを出した唯一の男性。(やめるって言ったじゃん?いや、これはサークルの問い合わせだから)

彼のキーワードはなかなか惹かれるものがあった。ダンスを20年やっているとの話。
どんなダンスなのかわからないが、もしかしてホアキン・コルテス?マイケル・クラーク?羽賀研二?キャー!

いや、多分そんなことはないのだろう。わかっているが、面白いから期待大にしておく。

 いい映画を2本見て、幸せを感じつつ飲みたい気分。大塚の飲み屋といえば?
おお、『こなから』があったではないか、と思って行ってみるが明かりが消えていた。
他にも気になる店はあったが、『こなから』の代わりに行って満足することはないだろう。やめておく。
2004年09月08日(水)

二日酔い,『CHARON』やったあ!!!!

 二日酔いでダラダラ。一日おきに二日酔いで、半病人のような生活。いかんなあ。

 夜になって特報メール。高橋玄監督の『CHARON』がマンハイム・ハイデンベルグ国際映画祭のインターナショナル・コンペティションに正式招待されたとのこと。

すごい!震える。本当に嬉しい。コーフンする。
『CHARON』のこれからの快進撃、次回作の展開も楽しみだ。

私も頑張らなくちゃ。酒飲んでだらーっとしてる場合じゃない。
2004年09月07日(火)

事情聴取,オフ会打合せ,『なすび』

 カタログの仕事で、納品を目前に担当者が消えるに至った経緯を聞かせて欲しい、とのことで、クライアントの事情聴取。明日、顧客に報告書を提出しなければならないらしい。

私はスケジュールやタスク、打合せメモ、Q&Aなど全ての書類を仕事場に置いて来てしまった。
最終日は辰巳のオフィスに行かなかったので、後片付けをしていない。
担当者の上司が「これがデスクに残っていたんだけど」と言って示したのは、ごく一部でしかなかった。

記憶を頼りに、私たちの受けた指示と、作業の流れを説明する。問題はどこにあったのかを整理していく。多分始めからずれていた。

よくわかってない者が手探りで「こんな感じでどう?」と進めていたら「ん?なんか違うぞ」となった。そこで修正するとか、わかっている人に助けてもらうとかすれば良かったのかもしれない。
「あれ、こうかな?」とやってみたことは、対策を講じているようで的を得ておらず、混迷深まるばかり。
そして担当者は消えた。似たような仕事の経験を持つ上司が現れ、上も下も総動員してなんとか納品。

「うーん、これをどうやって報告書の文章にすればいいんだ?」と困惑するクライアント。

事情聴取は2時間。時給は発生しないのか?本当に最後まですっきしない仕事だった。
私は自分のやるべきことはやったと思っているが、起きてしまった事を避けるためにどうすればよかったのか、自分の役割を果たせばそれでいいものなのか、と考えてしまう。
皆「もう2度とやりたくない」と言うのだが、私はもう一回、今度はちゃんとやりたい、と思っている。

イベントの仕事をやっていた性分が抜けてないのかもしれない。
自分の担当のパートだけをさっと処理して次の仕事へ、というより、企画から携わって最後は打ち上げの乾杯をスタッフ皆でしたいタイプみたいだ。

 というわけで、思いつきの段階から私が全てを掌握するイベントをやる。
『抱茎亭日乗』7万アクセス突破前夜祭。
リアルな『MARIBAR』でお会いしましょう。お話しましょう。

会場となる目白某店で打合せ。概要は以下の通り決まる。

日時:9月22日(水) 18:00ぐらいからずっと
場所:目白駅近くのバー
会費:3,000円飲み放題。持込可。喫煙者100円増。

*緩やかな入替制になるかもしれません。メールにていらっしゃる時間をお知らせ下さい。

10月6日(水)は同店で友人アパヤンさんがパーティーを開く。22日が無理な方はこちらへどうぞ。私もいます。両日参加もちろん歓迎。

 アパヤンさんと『なすび』で飲む。パーティーの算段で盛り上がる。
電脳キツネ目組の叶姉妹な私たち(私だけが言っている)、魅せますわよ。

常連のHさんとHPについて。「『抱茎亭日乗』とは別に、ポジティブな内容の日記を公開したら、もっとアクセスも増えるし、仕事依頼が来たり、男性からのアプローチもあるかもよ」と言われる。

確かにそうかもしれないが、私は人気者になりたいのか、もてたいのかと考えると、そうでもないような気がする。
好きな人に好かれたい、と強く願ってはいるが。

実は今でもかなり気を使っているので、もし別日記を書くならもっと自由に赤裸々に、毒々しいものを書きたいくらいだ。
というわけでスミマセン、暫くこんな調子で書きます。
ご意見ありがとうございました。
2004年09月06日(月)

大変冴えない日曜日

 二日酔い。世間では今日は台風やら地震やら。今週は浅間山噴火やら北オセチア共和国学校占拠やら。大変なことになっててテレビばっかり。

 写真を送ってもらったけど「ごめんなさい」な『ご近所さん』とは、無味乾燥なメールのやり取りが続いていた。
「遊びましょう」と言われて「何して?」と聞いたら「思いつきませんでした」。
思いついてからメールくれ。もうほんっとにやめる。

今日は「いつも通り雀荘に行きました」なんて、冴えない話だ。
二日酔いでゴロゴロしている私もか。
2004年09月05日(日)

『ささきもと子展』,『八重』,近所の居酒屋

 高校からの友人で香港在住のSちゃんが、9:30頃からニッポン放送の番組『お願い!DJ 小林克也の はっぴぃウィークエンド』に出演するという。
目覚ましをかけてでも聞かなければ。よしよし、ちゃんと起きられた。
ケンウッドのミニコンポで1242にチューニング。…できない!
ボタンを押しても1134と1260では自動的に止まるのに、1242は止まらない。何度やっても止まらない。

確か小さなカード型ラジオがあったはず。…見つからない。
インターネットラジオでやってるのでは。…ナインティナインがしゃべってる。違う番組だ。
もう!死にかけミニコンポめ。諦めて寝る。

 派遣会社から電話。情報誌編集のお仕事依頼。校正の派遣会社に電話。「同じような仕事があるんだよ」とのことで、前者の仕事はお断りする。
今月末まで空いてしまうなら電話の仕事でもしなくちゃ、と思っていた。ほっ。

 家を出る時に降り出した雨は、代々木八幡の駅に着いたら豪雨になっていた。
『Galerie sur-murs』にて、ささきもと子展『Strings Illustration』を見る。

案内はがきには「駅から1分」とあるが線路を越えねばならない。
あまりの雨の勢いに踏切で待つことはできず、何度も駅に戻る。
開かずの踏み切り横断は諦め、歩道橋を渡る。ずぶ濡れになってギャラリーに着く。

今回のもと子さんの作品は、ヒモで作った植物、果物、貝など。
結構大きくて、光沢があって高級感がある。「いいヒモ使ってますねー」という感じ。
レストランとか、カフェに置いたら良いと思った。
私はパパイヤ、イチジクが好きだった。かなり欲しいが非売品。

 ギャラリーの営業時間は過ぎても、雨が小降りになるまで出られず。
私より先に来ていた、檸檬屋新宿のお客さんTさんと3人で代々木八幡駅近くの焼き鳥屋『八重』。

Tさんは「晩御飯1,000円までならご馳走する」と言っていたが、結局もっとご馳走になってしまった。
Tさんが関わっている化粧品のサンプルや、旅のお土産まで頂いて恐縮する。
私の仕事の話、Tさんの仕事の話、もと子さんの作品について。

 駅で二人と別れて、気がついたら田端駅。計画しているモバイルサロンのお試しで「これから池袋で飲みたい」などと発信してたのに、反応もあったのに、この調子では危険なのでやめる。

でも飲みたい気分は収まらなかったらしい。最寄の駅から自宅までの間で最後にある、魅力的なわけでもない飲み屋に、迷ったけれど立ち寄ってしまう。
お店の人と、常連らしきお客さんとお話。本当のご近所さんたちだった。
2004年09月04日(土)

家事,やめられない

 金曜日は女性900円のシネスイッチ銀座に行くか否か非常に迷って止める。
日記を書かなきゃ、洗濯・掃除もしなきゃ、ノートPCのWIN98を再インストールもしなきゃ。
しかし日記は漸く追いついたけど、掃除はできず、ノートPCも開かず。

 やめるやめると言いながらサークル活動のために残した『ご近所さんを探せ!』は、メールの未達や、使い勝手の悪さで不便さを感じながらも、プロフィールを更新するとまた新たなメールがちらほら来る。

「はじめまして!」って何度かメールのやり取りしてたじゃん、という人も何人かいる。
呆れながらも気づいていない振りをして返信する私。どうせまたすぐに消えるだろうが。
大量の女性に「はじめまして!」メールを送って返信が来ても、対応できない人なんだろう。
で、とりあえずまた「はじめまして!」って送ってみる。女性も忘れてるだろうから…。
って思い出すよ、全く同じこと書いてんだから。

会員制モバイルサロンを計画しているので、こちらも研究のためイメージの近いサイトに新たに登録してしまった。
ほとんど何も期待してないが視察ってことで。

リアルなバー企画も進める。
2004年09月03日(金)

寝てばかり,次は?

 カタログの仕事が終わって1週間経って疲れは取れたし、失恋?の痛手はほとんどないのになんだかダラダラしている。
やらなきゃいけないことは山積みだが食べて寝て。驚くほど眠れる。

この先校正の仕事はどうなるんだろう?派遣会社社長は捕まらず。

 先日「日記のアクセスが1日100以上」と書いたが、実は150ぐらいいってる。
日記を読むだけじゃなくて、もっと私とコミュニケーションしたい人っていないのか?と思ってなんかやる。

一つはリアルな『MARIBAR』。飲みに来てくれますか?期間限定です。禁煙にしたいけど、駄目かしら?

一つはモバイルサロン『MARIBAR』。登録してくれますか?
こちらはいろんな場所、時間に都合が合えばご一緒しましょう、会えばそこが『MARIBAR』みたいなイメージ。会員専用の掲示板、MLがある。

男性限定ではなく女性も登録してもらって合コンとかやってもいいかも。
ってこんなことやると自分は出会えないで、母のような世話焼き婆になったりして。

モバイルサロンの会員登録は有料にしようと思っている。永久会員で1,000円ぐらいかな。

ご意見、お問い合わせのメールお待ちしてます。(このページ下の[MAIL]からどうぞ)
期間限定バーは準備の時間がいるが、モバイルサロンはすぐにでもできると思う。
反応があれば、だけど。
2004年09月02日(木)

映画『LOVERS』,『藍宇 LAN YU〜情熱の嵐〜』

 平日でも『誰も知らない』はやはり完売。時間の都合で『LOVERS』を見る。
こちらも混んでいて前から3列目の席になってしまう。

チャン・イーモウ作品は何故か縁があって何作か見ているがそれほど好きではない。
『HERO』は嫌いだった。『LOVERS』も同じようなつまらない映画だろうと思っていた。

先日、テレビで1時間の特番を見て『HERO』とは違うと知り、見てもいいという気になった。
『HERO』より数段良かったが、やはりCGやワイヤーを使ったアクションは面白くない。
『LOVERS』はアクション映画ではなく愛を描いた映画とのことなので、まあいいだろう。

しかしこの人物、実は回し者、実は裏切り者、実は愛してた、って誰のどの言葉が本当の感情なのかよくわからない。
実際の人間関係もそうだったりするのかもしれないが、そんなことやってて究極の愛って言われても感情移入できない。愛のために死ぬんだろうけど涙も出ない。

ワダエミの衣装は素晴らしかった。

最悪だったのは劇場の隣の席の男。本編が始まってから携帯電話を開いて、席を立って、戻って来て、斜めに座るから私の顔の近くに男性の頭が来て、整髪料がくっさい!
再び携帯電話を開くので、「眩しいです」と言ったら、ケータイを開いたままこちらの顔を見やがる。
ふざけんなバカ!もう!メジャー作品にはこういう輩が多いから、劇場で見たくない。

しかも前方の席に座るのはマナーが悪い奴が多いのではないか。
先日も『シネスイッチ銀座』で前の方の席の男と女が揉めて、後ろの席まで聞こえる声で男が騒いで、支配人らしき人も出たり入ったりしてかなり迷惑だった。

もっと快適に鑑賞できたら映画自体の評価も変わっていたかもしれない。

 新宿に出て『藍宇 LAN YU〜情熱の嵐〜』を見る。
ゲイの話だから映画になるのだろうけど、男と女だったらあまりに普通過ぎる恋愛話。
男の子がもうちょっとキレイだったり、神秘的だったらいいと思うが、現実はあんな感じなのかな。
2004年09月01日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

My追加