復活即決裂?,もてるじゃん 

 4時半まで(た)ちゃんと電話して、5時頃寝て、10時過ぎに起きたら(た)ちゃんから電話。
「どうしても聞きたいことが1つだけある。」
「何?長いの?」
「SMしたって言ったよね。SMよりすごいこともしたって言ったよね。それって何?ドラッグとかそういうこと?」

ああもう勘弁してくれー!「なんだよそれは!私は『答えない』って言ったんだよ!」
(た)ちゃんは「答えないなんて、人をコバカにしてるよね」と言うが、どっちの話だよ。

日記に書くなとか、何を書くんだとか、(た)ちゃんが私との関係を穿鑿している男性に
メールをするな電話にしろとか、何を言うんだとか。話が長くなりそうなので
「全て指図されるようなことではなく、私が決めること。答えない。もういい?」
「すっきりしたわ。真理ちゃんはSMをしたことが無いって事ね」
「はいはい」
と電話を切る。

 この週末は自宅に缶詰で、片付けなきゃいけないことが山積み。
とにかく更新が遅れている日記を書いちゃって、全てそれから。
だから日記に書くことを増やしたくない。本日は「終日原稿」が理想なのだ。

 しかし16:30にまた電話。
「彼から電話が来たわ。真理ちゃんと関係を持つことなんて在りえない、って言ってたわ」
「ああそう。それでいいよ。彼の言うことを信じればいいじゃない。」
「真理ちゃんがSMしたって言ってる、って言ったら…」
「言ってないよ!」
「言ったじゃん!真理ちゃん寝ぼけて覚えてないだけよ」
「じゃあ(た)ちゃんは私が『答えたくない』って言ったことは覚えてるの?『どうだっていいじゃない』って言ったことは覚えているの?私が聞かれたくないって言ってるのに何度も何度も同じ質問したのは覚えてるの?」
「…。世の中の人は嘘をつくから、確認したくて…。」
「(た)ちゃんも世の中の人でしょう!覚えているのかいないのか聞いてるんだよ!」
「自分が言った事は覚えてる」
「わかった。もういいよ。これ以上話したって、本当のことを言ったって、
嘘じゃないかってそればっかりになるから、もうやめよう。」
「彼は『口説かれたと思ってるなんて真理ちゃんは随分思い上がってる』って言ってた」
「ああそう。私は本人と話すから、彼の言ったこと教えてくれなくていいです。
私も彼と話したこと(た)ちゃんに教えないし」
「もてない人って怒りやすいよね」
「私はもてないから怒ってるんだ?」
「いや、そういう風に男の人って感じるみたいよ」
「ああそう。いい?じゃあね」
「真理ちゃん、親友っているの?」
「いるよ」
「友情って続かないんだね」
「続けたきゃ続くでしょ。じゃ」

結局なんだかよくわからない。(た)ちゃんは何がしたかったんだ?3Pか?
優しくして欲しいなら最初から挑戦的な態度で来るのはなんなのだろう?
「私は(た)ちゃんに特別優しくしたいとも冷たくしたいとも思わない。
とげとげしいって私に言っても意味ないよ。直さないから。
私も(た)ちゃんに挑戦的だとか言わないもん」とは言ってみた。
(た)ちゃんは自分の聞きたい言葉だけ聞くために何度も何度も同じことを聞くんだろうか。
そういう相手を選んでやってくれ、という感じ。

 電話の後、(た)ちゃんとのやり取りとは全く関係無い人からのメール。

> 俺がもっと、もう十年でも若く、もし独身だったら、なんて馬鹿気た事を百四十億個
> もある脳細胞の数個がふと考えてしまった。あはははっ失礼。

こういう表現で好意を示してくれる人もいる。もてるじゃん。

もてる人は「もてない」と言い、もてない人は「もてる」と言うのか?
人から「もてるでしょう」と言われる人が「もてますよ」と言うのが一番かっこいい。

日記、結局6時過ぎまで。
2003年05月31日(土)

ロフトプラスワン,(た)ちゃんコール

 ロフトプラスワンのイベント、大槻ケンヂの『オーケンのほほん学校45時間目』に三浦和義さんがゲスト出演するとのことで見に行く。
(た)ちゃんから「行くの?」と電話が来て「大槻ケンヂのイベントには興味が無いから行かない」と言ったが、「タダなら行く」と言ってた(た)ちゃんが「有料でも行く」と言うし、昨年夏の決裂以来久し振りに会おうと思った。

会社を出るのが遅れて、19:30開演だが20:00近くになる。
(た)ちゃんが「私も遅れるから新宿で待ち合わせて一緒に行こう」と言うが
「いや、現地にしよう」と言って急ぐ。

着いた時は万引き事件の話で盛り上がっていた。
大槻ケンヂがロス疑惑を知らない若者のために解説しながら三浦さんに質問。
「大槻さんが大麻で逮捕された時はですね…」と三浦さんがアドバイス。
「や、やめて下さい!やってませんよ!」と大槻ケンヂ。会場笑い。

取調べで刑事達が「霊が降りてきた〜」と言いながら線香持って踊り始めた話は可笑しかった。何時間もやっているので、その間三浦さんは一人しりとりをしていたらしい。
20:45ぐらいに三浦さんコーナーは終了。

(た)ちゃんと二人で三浦さんに挨拶。
「(た)ちゃんがどうしても行きたいって言うから来たんですよ」と言う。
少し話して三浦さんは帰る。

私たちも帰る。
「三浦さんは『もてるでしょう?』って聞かれると『もてません』と答える。不満だわ。『モテモテです』と言って欲しい」と私が言うと
「真理ちゃんはもてるの?もてる人は『もてる』とは言わないのよ。それはもてる人にしかわからない」と(た)ちゃん。ああそうですか。
(た)ちゃんは「私はもてる」とよく言うけど、実はもてないってことか?どうでもいいが。

(た)ちゃんは私が「(た)ちゃんがどうしても行きたいと言ったから来た」と三浦さんに言ったのが不満だったらしい。「実際そうだもん。(た)ちゃんが誘ってくれたから来た。(た)ちゃんが来なければ来なかったよ。来て良かった、ありがとう」と言って別れる。

 1時過ぎに(た)ちゃんから電話。4時半まで。
「今日何時ごろロフトプラスワンに着いたの?」「始まる前からいたんじゃない?」と何度も聞かれる。「ステージの袖で誰かと話してたんじゃない?」と訳のわからないことを言い続ける(た)ちゃん。
「なんだよ、それは。何でそんなこと何回も聞くのよ!」と言っても全く要領を得ない。

よーく聞いてみると、(た)ちゃんが「一緒に行こう」と言ったのに私が「現地で」と言ったのが気に入らなかったらしい。今更「冷たい」って言われても、遅れてたし私は新宿三丁目駅で降りたから、待ち合わせるより早く行きたかっただけだと説明する。

(た)ちゃんが「大槻ケンヂが私のことを何回も睨んだ、何でだろう?」と何回も言うので
「目つきが悪い、そういう顔なんじゃないの?」と答える。
「私だけ違う雰囲気だったから?どこへ行っても目立ってしまうみたい」「ああそう」

 1年以上前に、ある男性を紹介してくれと(た)ちゃんに言われて3人で会った。
(た)ちゃんは「真理ちゃんはあの人と付き合ってるの?関係あるの?」と何度も聞く。
1年前も今も、何度も「付き合ってないよ、関係無いよ」と言っても聞いてくる。
面倒臭いから「どうだっていいじゃない。もう答えない。私も聞かない。(た)ちゃんがつきあいたけりゃつきあえばいいんだし、私もどうだっていいから、好きにしてよ」と言ったら
「やっぱりやったんだ…。いつ?」
って、あのねえ。
「やったかもしれないし、やってないかもしれない。答えない」
「口説かれたの?真理ちゃんから?」
「答えない」
「口説かれたって言ったじゃない!」
「口説かれたよ」
「で、やったんだ」
「答えない」
「どんなことしたの?SM?」
「答えない」
「真理ちゃんがそんなことするなんて驚きだわ」
ってこれを延々続けて「真理ちゃんとげとげしいよ」って、当たり前だろうが!!!!!
忙しいんだよ!と言いたくなるが、まだ言わない。

よくわからない。(た)ちゃんはSMの嗜好があって、私を怒らせて楽しんでるのか?
「3Pしたことある?してみる?」と言い出すから
「じゃあ(た)ちゃんから提案してみたら?お二人から誘われたらそのとき考えますよ」
と適当に答える。
「何だ、SMも3Pもしたことないのね」
「はいはい。もう寝るよ」と言って電話を切る。

(た)ちゃんは私が紹介した人のことがすごく好きってことか?
だから私と彼の関係を穿鑿(せんさく)せずにはいられない、ってことか?
そりゃ結構な話じゃないか。よろしくやってくれ。
「彼は私にこう言ったわ!真理ちゃんのことをこんな風に言ってたわ!」
っていうのも、だからなんなんだ、という話だ。
私になんと言って欲しいのか?
2003年05月30日(金)

映画『発禁本 SADE』,各国製体温計比べ

 久し振りに始業前に会社に着き、朝礼に参加。朝食抜きは身体に良くないが。

 晩年のマルキ・ド・サドを描いたフランス映画『発禁本 SADE』を見に銀座シネパトス。
かなり期待していたのに、ものすごくつまらなかった。
前に見た『クイルズ』という、この頃より少し前のサド話は面白かった。
『クイルズ』のサドは牢獄でどんな目にあおうとも自分の書きたい事を書くんだ、
という姿がこれでもかというぐらいに必死で可笑しかった。
『発禁本 SADE』のサドは枯れちゃって、悪徳って感じでもない。
女の子もどこがいいのかわからない。
肝心の場面はさらっと終わっちゃってあれれ?だし。
庭師が平井堅みたいで少し笑ったが。

 女中国一人旅のMが「いろいろ大変だからメールはしない」と言っていたのは
ヴィザが切れる直前で移動が大変だったかららしい。
「無事に出国しました」というBCCメールが届く。
Mは出国前、持参の日本製電子体温計で37℃前後の微熱が続いていたらしい。

> 今、中国はSARS対策で、乗車前に必ず検温がある。
> 列車・バスは37.5℃、飛行機は37℃以上あると乗れない。
(略)
> いざ出発になって体温を計ると36.9℃。何なの?

しかしバスの改札にある、ハングルの製造シールがついた耳体温計では35℃で難なくパス。
彼女は自信を深める。

> 昆明までの道中では、額にセンサーをかざして計る検温を初体験。
> 30℃。中国製。
> あー本当に非常感謝、中国製!!
(略)
> 念のため付け加えておきますが、中国はSARS対策に本気で取り組んでいます(笑)。

30℃って…、大丈夫か?
私にとっては彼女が無事で、決裂もしていないってことで、良かった。
2003年05月29日(木)

『Aroma Classico』

なんか最近アロマ続きだ。
大学のゼミのデリクラ(デリシャス倶楽部)で品川『アロマクラシコ』。
予約困難な店として知られる『アロマフレスカ』の新規店ということらしい。

再開発でビルがニョキニョキの品川。
駅には品川インターシティへの案内しか出ておらず、始めにそちらに行ってしまう。
品川グランドコモンズに戻る。
『アロマクラシコ』があるのは品川グランドコモンズ内の品川三菱ビル。
そこの1階はGRAND PASSAGE 1?ああもう、なんだかよくわからん。

今週の『Hanako』の特集ザ・ベスト・オブ・ハナコのイタリアンが『アロマクラシコ』だったらしい。
確かに美味しい。全員6,500円のコースを注文。
チーズが苦手な私にとってイタリアンは不安が大きいのだが、1品だけ別に調理してくれて、全く問題無し。

16日に『太古八』に一緒に行ったS君の悩みを、
口の軽い私は先日Fちゃんに突っ込まれてばらしてしまっていた。
でまた言わなくてもいいのに「Fちゃんに言っちゃった」とS君に報告。
S君の悩みは解決したらしいので良かったが、「じゃあみんなに言ってもいい?」
と聞いたら「やめて」と言われる。怒っちゃったか?

S君は女性の呼び出しで、メインの炭火焼を食べずに席を立つ。皆唖然。
しかし甥っ子の子守りで子育ての本など読んでいるより、
そうやってフワフワしているS君の方が魅力的だ。

S君の分のデザートも皆で食べて、閉店時間を過ぎて最後のテーブルになるまで四方山話で盛り上がる。楽しかった。

Sと「男心は複雑よね」「あいつは寂しがりやなんだよ」などとS君の話をしながら山手線。
Sも優しくていい奴だ。
2003年05月28日(水)

『THE KID』,『はなまるうどん』

 吉祥寺の占いカフェ『THE KID』で営業を始めた占い師のエバ・プリマヴェラさんが
1杯ご馳走してくれるとのことで、会社帰りに出掛ける。
「豊洲から吉祥寺は遠いねー」と言ったら、フライドポテトもご馳走してくれる。
ありがとうございます。

香菜子さんという元モデルの占い師さんも一緒に3人で飲む。
『THE KID』はチャップリンに因んだ店のようで、想像していた占いカフェっぽさは全然ない、普通のバーだった。

私は占いを全く必要としないが、必要としている人は大勢いる。
占い好きな人の気持はわかるし、エバさんが成功したら面白いと思う。
宣伝チラシを50枚ぐらいもらって帰る。
反響が大きかったらまたご馳走してくれるらしいので、皆様よろしく。

 香菜子さんが教えてくれた100円うどんの『はなまるうどん』にエバさんと行く。
大きな茄子と、カボチャの天ぷらをのせても294円。
もちろんセルフサービスで学校給食みたいだが、意外に美味しい。
2003年05月27日(火)

秋津京介『禁断のアロマテラピー』

 『噂の真相』6月号で紹介されていたカリスマ出張ホスト秋津京介のHPを覗いてみる。
こんなことやってる場合じゃないのだが、読み耽ってしまう。面白い。

ホストというと歌舞伎町『愛』とかSMAP×SMAPで見る『ホストマンブルース』のイメージだが、かなり違うんだ、と感心。
真面目でギラギラしてなくておしゃれでバカっぽくもなく、好感度高し。

私もカリスマ散歩屋めざそうかなあ、って言ってるだけでは絶対駄目。
HP作ってビラでも配んなきゃ。
しかし平日昼間働いて4:00までなんだかんだな日々では無理か。
2003年05月26日(月)

第57回女流画家協会展

 元内縁夫の叔母、Kさんが入選したとのことで東京都美術館で開催中の女流画家協会展。
元内縁夫と叔母さんは仲が良く、私も大変お世話になって、今でも交流がある。

静岡から批評会のため上京したKさんからチケットをもらう。
上野松坂屋前で数分話して、一人で会場に行く。
いい天気で上野公園はすごい人、鳩もカラスもたくさん。

大きな作品ばかりで、Kさんの絵も100号。林の木々の根っこに蛾が2匹(羽?)。
選にもれた作品の方が良い出来だったのに、とKさんは悔しがっていた。

世相を反映するのか暗くておどろおどろしい絵が多い。女の情念の詰まった作品群。
好きな作品はほとんどなく流しながら見るが、
広池恵子という人の『底 2003.5』の前で足が止まってジーっと見る。
四角い井戸に大量の絵の具チューブと裸の男女が投げ込まれて、女が男を描いている。
遠近感と時間の感覚が歪んで見えて不思議な感じ。

白髪の女性が「面白いわね」と話しかけてくる。
「なんか歪んで見えませんか?めまいがしません?」と聞いてみると
「しない。これは前にも見たことがあるわ。その時は縁のブロックは無かったから、工夫したのね」とのこと。
どうやら絵の先生らしい。

 帰って久しぶりにきちんと掃除。日記。
2003年05月25日(日)

『Aromage』,『シュガーローゼ』,『ストロベリー・フィールズ』

 このところ激しい肩凝りが続いて、耐えきれない。
西荻窪のアロマテラピーサロン『Aromage』に行く。
アロマセラピストの平淳子さんには前にも一回トリートメントをしてもらったことがある。

西荻窪だとちょっと距離があるのでなかなか機会がなかったが、
「春までにアロマテラピーのトリートメントルームを続けるかどうか結論を出します。」
という寒中見舞いメールをもらってからずっと気になっていた。

サロンはマンションの一室で、少し暗くリラックスできる雰囲気。
相談して首、肩、背中、膝下を60分、レモンとラベンダーともう一つ、
何かの香りのオイルでマッサージしてもらう。5,000円。

私の場合、普通のマッサージは痛くて返ってストレスになることがよくあるが
平さんのマッサージは非常に優しくて気持いい。

終了後、お茶を頂きながらアドバイスをもらう。
「久しぶりにかなり手強かった。相当ストレス溜まっているようですね」と言われる。
PC作業から来る肩凝りの場合、手浴が手軽で効果があると方法を教えてくれる。

夏にはサロンは閉めて、病院や介護施設、アロマテラピー教室などに出張するスタイルにするらしい。

 せっかく中央線沿線に来たので、阿佐ヶ谷にマンションを購入した友人の弁護士Mを訪ねることにする。
家具が届いて散らかっているってことで今回はM邸拝見できず。
阿佐ヶ谷の喫茶店『シュガーローゼ』でケーキと紅茶。Mがご馳走してくれる。
私は何も手土産も持って来てないし、恐縮する。
ここのケーキは評判らしく、フルーツタルトも美味しかった。

21日に決裂したかもしれない、女中国一人旅Mのメールの話。
「真理ちゃんもM(女中国一人旅の方)も何でそんなに熱いのー?」と言われる。
「Mは時間があるし、旅で感じたこと話したいんでしょう。私は友達だから応える」。
メールで議論は難しいのはわかっているが、会って話せないんだからしょうがない。

弁護士Mの彼氏の話、三浦和義さんの話他。

 部屋を片付けなくちゃいけないMは帰って、私は映画『突破者太陽傳』に出ていた俳優藤村忠生さんの店『ストロベリー・フィールズ』。
藤村さんは8月に本多劇場で『ORB』という舞台に出るらしい。ファンタジックホラー大作とのこと。

ローリング・ストーンズの話、舞台や映画監督の高橋玄さんの話など。

私の他にお客さんは一人。
カウンターに座ったその男性は激しい勢いで次々にカクテルグラスを空け、
面倒臭くなったのかボトルを注文し、阿佐ヶ谷の他の店の話などするが
「僕はどこに行っても嫌われて出入り禁止になっちゃうんです」などと言っている。
大丈夫かいな?と思いながら早々に帰る。

日記を朝7時半過ぎまで。私こそ何やってんだろ。
2003年05月24日(土)

占い師エバ・プリマヴェラ

占い師のエバさんから久しぶりにメール。
今、吉祥寺の『THE KID』という占いカフェで活動しているらしい。
http://www.kinsan.ne.jp/~titi/

現在プレゼントキャンペーン中とのことで、占いがお好きな人は是非お出かけ下さい。

私は占いにはほとんど興味ないのだが(スミマセン)、友人として応援したい。
って本当は宣伝に協力したら一杯ご馳走してくれる、という話だから頑張る。
2003年05月23日(金)

各種連絡

いろんな人にいろんな連絡で電話、メール。
誘ったり、誘われたり、OKだったり、駄目だったり、お礼を言ったり、お詫びをしたり、母に野ぶきの調理法を問い合わせたり。
宮崎学さんには「昨日はデートだったのか?」と聞かれる。
「いえ、高校からの友達と会っていて。女性だけでした」。
デート、してないなあ。
2003年05月22日(木)

決裂?,『荳庵』,復活?

 「アメリカの押し付け」について激論になっているMとは、実はもう一つテーマがあって、
「日本の若者」について意見が分かれていた。
私が「若者は立っていることが出来ない」とか「学校教育の失敗でこれから職業教育がとても大変になる」とメールに書いたら「そんなことはない、一括りにするな」とMは言う。

そして急に

> ちょっと今いろいろ大変なのでしばらくメール止めます。

と宣言。Mによれば、私の若者批判は「マイナスの一括り」だから嫌いで、Mの中国やアメリカについての一括りはマイナス感情を伴っていないから構わないらしい。

Mはこれまでずっと「中国や人民への不満を言ったり蔑視しているのではない。誤解しないで」と言って来たが、私のことは誤解している。

私の返信。

「私は若者についてはマイナス感情抱いてないよ。まるで。
これはMがマイナス感情もって無くてもそう読まれるのと同じかなあ。
私はMが『不満じゃない』というなら『ああそう』です。
私は若者を一括りにもしてません。私の見た傾向として書いた。

私は若者を批判してもしょうがないと思ってる。
しかもMに言ってもしょうがないわな。若者に言うよ。
批判というか、アドバイスとか、どういう気持ちでそういうことしてんの?と話すとかね。」

大体、私は若者を批判できるような立派な大人ではない。
気持のいい子や素晴らしい若者がいっぱいいることなどわかっとるわい。

ってことで、またしてもメールのやり取りで大切な友を失ってしまうのか?
と心配になるが、高校からの友人だしどちらも議論好きだからこうなるんであって、
もともと「議論しましょう」と言ってきたのはMだから、気にしない。

「元気に旅を続けてください。
また話したくなったらいつでもどうぞ。」と書く。

 そして夜は高校からの友人たち4人で『荳庵 銀座店』。
幹事のNさん以外3人とも数十分道に迷って到着。個室で豆腐料理。美味しい。

Sちゃんが就職した「おジャルでごジャル」の話、皆呆れる。
Nさんは「新入部員のために1週間かけて研修準備をしたのに、誰も質問も意見も言わない。でも感想文を書かせるとびっしり書いてくる」と”若者批判”。
Mのメールの話、皆驚く。

2児の母になってなかなか会えないSに皆で電話。
「もうたいへーん!」とゲラゲラ笑っている。母は強し。

 店を出て皆と別れて携帯電話をチェック。昨年7月に決裂した(た)ちゃんから電話。
あるイベントに「『真理ちゃんが来る』って聞いたから電話した。行くの?絶対ダサイよ。私はタダなら行く」。相変わらず。しかし元気で良かった。
「日記に書かないでよ」と言うので「いや、事細かに書くよ。全部書く」と言っておく。
2003年05月21日(水)

『檸檬屋新宿』

 写真家の北野謙さんと『檸檬屋新宿』。
北野さんと初めて会ったのも檸檬屋で、昨夏以来2回目だが、日記の読者でメル友なので久し振りな感じがしない。

もともと建築家修行中のyuhi君の大学卒業祝いをしようとか、北野さんはラジオのヘビーリスナーだからラジオ局編成部のUさんと一緒に飲もうとか言ってたのだが、さしで飲む。

北野さんが撮影した藤原竜也(!)、三浦和義さんの話、最近見た舞台、映画、中国一人旅の友人について、北野さんのお家の話など24時過ぎまで。楽しかった。
それでもまだ話し足りない感じがする。
2003年05月20日(火)

『Bagus』,『おまた』

 豊島税務署近くの、カフェ風の作りが可愛い美容院『Bagus』。
カット&カラーがインターネット割引で7,000円。安いが、スタイルは全く物足りず。
「変なのがいい、普通じゃないのがいい」と言われても困るみたいで
「得意なスタイルとか、似合うと思うスタイルに」と言ったらますます戸惑ってしまったようだ。ああI miss Begona.

 帰り道、久し振りに『おまた』。
突き出しがチーズ入りの蒲鉾のようなもので「ゴメンナサイ、チーズ駄目なんです」
と言ったら生ハムに替えてくれた。泣きそうになりながら頑張って食べる。
ハムも嫌いで美味しくないけれど、逆の順番ではなかったのがせめてもの救い。

手羽先明太子餃子と、あさり酒蒸し。お薦めの日本酒を2杯飲んで帰る。
最近一人で飲みに行っていないので楽しかった。
2003年05月19日(月)

中華樓,『真理さんへ』

 この週末で会社の決算を済ませようと思ったが、出来ず。

 ビックカメラで買い物の後、近所の『中華樓』で健康ラーメンとビール。
麺は太めで、身体に良いものがいろいろ入っているらしいが、特に美味しくはない。

 名原さんから『真理さんへ』の原稿メールが届く。もう第8か9稿目。
いくつか問題と名原さんから提案があって、電話で打ち合わせ。解決。
しかし、全体をざっと見てみると更なる問題があった。
遅くなってしまったので対処は後日。

 のんびりしている場合じゃないが、日記も進まない。更新お待たせしてスミマセン。
2003年05月18日(日)

激論「アメリカの押し付け」,NHKスペシャル「亡命イラク人たちの戦争」

 中国一人旅の友人Mはアメリカのイラク攻撃容認派だ。
9.11テロがあった2000年に中東を長く旅した彼女が、どうしてそういう考えになるのかは非常に興味深いところ。
私は戦争反対派。当然激論になる。
Mとは面識のない、NY在住のゼミ仲間Oちゃんも交えて日本、中国、アメリカでメールの対話が続いている。

―以下引用。

> >(Oちゃんが言っているのは)アメリカの押し付けがいや、ってことでしょ?
>
> より良いものなら受け入れちゃえばいいのに何でそんなにこだわるんだろう、って
> いっつも思う(笑)。

いや、もう結構毛だらけって感じ。(Mに言ってるのではないよ。)
アメリカの「都合」の押し付けにはうんざり。
よいものだけくれ。くれといったものだけくれ。余計なもんまで押し付けるな。
ですよ。

> >アメリカのいう「解放」は「市場開放」ってことでしょう。
>
> でもそこには人間の解放もついてくるんじゃないのかなぁ。

「だから受け入れろ」って武器やら、環境破壊やら、
市場経済至上主義やらキリスト教やら迷惑持ち込んで
「我々は正しいことをした、解放されたじゃないか」って
広告代理店使って世界にアピールするわけよ。

> >日本人に原爆・アメリカ許すまじの人はいるし、9・11テロをみて「ざまあみろ」
> >と思った人だっていっぱいいるよ。「戦争のおかげで」という考え方は私にはな
> >いな。
> >原爆を落とされたことへの怒りや憎しみはあるし、アメリカの思うようにはさせ
> >たくない、という気持ちもある。
>
> もちろんそれはわかってるよ。
> でも、私のようにも考えるのも、真理ちゃんのように考えるのも自由、で、それを普
> 通に発言できる、これは戦争に負けてアメリカが与えた新しい体制の賜物だ、って個
> 人的にはいつも思う。
> どんなにアメリカが嫌でも、現時点では、アメリカの与えた土台、つまりアメリカの
> 手のひらでああだこうだ言ってるわけで、自力でだったら相変わらず北朝鮮や中国み
> たいな国だったと思う。

そうかもしれない。だからっていつまでもありがとう、
いつまでも掌にのってなくてもいいじゃん。
乗ってられると思ってるのも危険。

> 原爆については、あの時点での人々の意識水準や戦争っていう状況、実際未知の兵器
> だった事なんかも考えると、仕方がない、っていうのが大きい、個人的には。アメリ
> カだけに、普通よりも高い今の時代のレベルのモラルを要求するのも変な話。あの当
> 時の日本が原爆持ってたらおんなじだったと思う。
> 日本が、あれがあって今があるのと同様、どんな国だって過去があってはじめて成功
> も失敗の未来に生かせるわけだからね。

アメリカだけに求めてないでしょ。
日本だって過去のことに拘られてるでしょ。
過去を仕方が無い、と考えるなら、現在もなお過去に拘るのも仕方ない。人間の業だよ。

> > > とにかく10年50年100年後のその国の国民が、あの時よりベターだって思える環
> 境の
> > > 下地を作れるなら、アメリカがやっている&やろうとしてることが悪とは私は簡
> 単に
> > > は言えない。
> >
> >そんなの誰にも言えないよ。アメリカは「正しい」って言ってやってんだし。
> >何年後に誰がベターって言うのか知らないけど、今そこに生きている人たちを殺
> >さないでくれ。
>
> もちろんそこに生活する国民がその国の中からそう思う、ってこと。
> 過去と比べてね。
> 日本に関しては少なくても私は「あの体制のもとの生まれないでよかった」って積極
> 的に思う。

私も思います。あの体制が良かったって人もかなりいるけどね。

> マイナスや失敗は人間である限り絶対ある。人間が構成する国家も絶対ある。それを
> 反省・2度と失敗を繰り返さないように機能する体制や人々の思想が健康でいられる
> 土壌、そんなものが大事。私個人はそう思う。

「失敗」を「失敗」ととらえない人がいる。政府がある。
国民にとって暗黒の歴史を「美しい時代」と伝説にしたがる支配者がいる。
「失敗」じゃないから繰り返してみたくなる。
「もうちょっとうまくやればもっと思い通りになるんじゃないか」
って考える。こわ。

> 戦争が大量破壊兵器で行われるようになって、あらゆる意識の国が、それを手に入れ
> る事が可能だと、やっぱりすごくその辺は私は難しいと思う。アメリカが正しいとは
> 言えないけど。

難しいからこそ、アメリカの掌でアメリカに譲ってばかり、
アメリカにゆすられて金出してるばかりは駄目なんだよ。
アジアの一員としてアラブやEUやアメリカ他と外交しなくちゃ、
と思う。

―引用終り。

これはMに確かめないとわからないが、何故「個人的に」って何度も断るんだろうか?
政府閣僚のように別に彼女の「公式見解」があるんだろうか?

 NHKスペシャル「亡命イラク人たちの戦争」を見て泣く。
アメリカのイラク人街に住む、亡命イラク人兄弟の兄は長年戦場カメラマンをやっていた経験からイラク攻撃反対派。
彼はイラクに残った息子を開戦前に出国させることができなかった。
息子の安否が心配でたまらない。

弟は嘗てはフセインからも評価されていた著名な彫刻家。フセインの弾圧を受けて亡命。
フセイン政権打倒のためのイラク攻撃やむなし派。反フセインの作品を制作している。

2人はカフェで激しく口論する。
戦争が始まって民間人の被害状況を見聞きして、弟の考えと作品が変わってくる。
兄の、まだ大学生の息子は戦渦をなんとか生き延びる。戦争が終わった。
しかしその後の混乱の中、略奪にあった息子は命を落としてしまう…。

Mにメールを書いた後にこの番組を見た。やりきれない。
もしかするとMは、イラクにも広島・長崎の被爆者にも知り合いも家族もいない「個人として」戦争やむなし「戦争ってそんなもんでしょ」と考えるのだろうか。
2003年05月17日(土)

『太古八』

 大学のゼミ仲間S君から頼まれ事。
引き受けたら、何年も前から行こうと言っていた『太古八』で、S君が接待してくれる。
S君は小説『やらぬ仲』の宇佐美君のモデルで、宇佐美君と「私」が最後の食事をするのが目白の『太古八』。

「じゃあ20時に目黒駅でいいですか?よろしくねー。」
とメールが来て、慌てて電話。
「ほんとだ。目白だ!オセロじゃあるまいし、ねぇ。」
間に合った。ああビックリした。

久し振りの『太古八』、美味しい。ご主人の羽賀さんも素敵。
S君も「このトマトはすごい!」と感激。「皮むいただけ」と羽賀さん。

 S君は私に頼み事の他に話したいことがあるのではないかと思っていた。
話し難そうにしているので、私が昨日のHとの喧嘩話をする。
「そんな奴は無視するべき」と言われる。会社のW君にも同じことを言われた。
「でも無視するのは嫌なんだよね。無視されるのって嫌じゃない?
子供の頃無視されたりしたことない?私は嫌だったんだよね。だから無視したくない」
「桜井さん、平等に見過ぎ。相手のレベルに合わせることはないよ」
「だって同じ年で、同じ受講生という立場で、向こうがちょっと先輩だけど駆け出しのライターで、同じレベルじゃない」
「違うだろ。明らかに桜井さんが降りてって、相手にしてる。それを相手はわかってない」
「うん、全然わかってない」
「そういう奴は桜井さんが何を言っても変わらないよ」
「それはわからないよ。変えようとは思わないけど、言い返したい」

 S君が漸く目下の悩みを話し始める。
聞いてみるとS君を悩ませているのも、Hと同じぐらいオコチャマで情無く嫉妬深い男。
Hとの違いは、それ程の馬鹿さ加減ながら権力を持っているところ。
なんでそんなのばっかりなんだ?
羽賀さんも一緒になって対策を考えてくれる。さすが。

羽賀さんが最近描いている作品を見せてくれる。色彩豊かな絵と遊び心のメッセージ。
S君が「たいしたもんですね」と言う。

羽賀さんのように粋な男もいるってことで、素敵な人との繋がりは大事にしたい。
2003年05月16日(金)

ジャーナリズム実践講座会議,『庄屋』,電脳キツネ目組は暴力団?

 会社の同僚Kさんが「今日は藤原竜也の誕生日ですね。知ってました?」とメールをくれる。
知ってますよ!しかし美輪明宏も美川憲一も5月15日生まれとは知らなかった。
美にまつわる人の生まれる日なのか。

 そんな日に何故こんな奴に会わなきゃならないのか、嘆かわしい。
「参加を見合わせるのは至極妥当」などと言っておいて会議に来ているH。
私の発言中は背中を向けているという、小学校の学級会並の態度。

喧嘩のきっかけとなった講座本のあとがきを「僕は書きたくない」と言うから
「ああそうですか。じゃあ当初の通り、私が再度書く」と言ったら
「売名行為は嫌なんだ。編集者として許せない」と言い始めるH。
「あとがきを書くことが売名行為だとして、何がいけないのか私にはわからない」と私。
「まさかと思ったけど、そうなのか。そんなものを僕は編集したくない!」
「で、あなたが書くの?いつまでに?書いたら見せてよね、あなたは私の見てるんだから」
「教えない。見せない。」
あのね…。人のこと「みっともない」って、みっともないのはお前だよ!

 終了後、事務局のYさんが「飲みに行く?」と言ったけど、Hと同席するのは嫌だから帰る。
しかしHは行くらしい。となるとある事無い事吹き込まれたら困る。
引き返して「やっぱり行きます」。

『庄屋』でもHのガキンチョ振りは呆れるほどで、私が彼に取り皿を配ったら、
彼は別の場所から自分で取って皿を置く。「お前の触った皿など使わない」って事か。
だから私も付き合って、他の人にはビールを注ぐが、Hと私はお互い絶対勺をしない。
くだらねー。

始め私の前に座っていたYさんが横に来る。私はHにではなく、Yさんに話す。
「どうしても言っておきたいことがある。H君は、私がH君に『あとがきを書くな』と言ったとMLに何回も書いていたけど、私はそんなことは言わない」
「言ったじゃないか」
「言わない。『書いたものを早く見せろ』と言った」
「嘘だ、桜井さんは『書くな』と言った!」
「言ってない!嘘つきはあんたよ!」
「絶対に言った!」
と大声で言い合いになる。周りの客が迷惑そうにこちらを見ている。

Yさん「わかった。で、H君が書かなければ桜井さんのあとがきが採用されるんだよ。」
H「書きたくないけど、桜井さんの売名行為のあとがきを編集したくないから書く」
私「書いたもの見せなさいよ」
H「見せない」
私「そんなの後出しジャンケンじゃん!ずるいよ!卑怯者!」
Yさん「確かに後出しジャンケンだな」
H「…」
Yさん「じゃあ、僕が受け取ったら桜井さんに見せるから。で桜井さんが書いたのも見せる」
私「いいですよ」

売名行為が許せないHはあとがきを無署名で書くらしい。
しかし、ものかきなんてすべからく売名行為じゃないのか?
「許せない!認めない!君は絶対成功しない!」とテーブルを叩いて訴えるH。
「あんたにそんな事言う権利ない!」
「編集者として譲れないよ、そこは!」
「ああそう。あなたは高潔で志が高くて、偉いのねー。頑張りあそばせ!」と私。

Yさんが「君たちは親しすぎるんだよ。近いからお互いの嫌な所ばっかり見えるんだ。
もっとお互いのいいところを見るようにしたら?」と言うので
「H君のいいところって何所ですか?文章がうまい?」と聞く。
Yさん「勉強熱心だよね。よく調べている」
私「ああ、それは認める。H君、あなたも私のいいところをYさんに聞きなさい」
H「聞きたくない」
私「ああそう」
H「まじめだとは思うけどさ」
Yさん「なんでこうなっちゃうのかなあ?」
私「H君が頭が悪いから」
H「俺は頭悪いよ」
私「相当ね」
Yさん「そこまで言う?」
H「でも桜井さんより頭いいと思う」
私「ああそうですか」

下らないやり取りはまだまだ続く。(昨年10月30日日記参照)

H「キツネ目組の人を使って僕に原稿を書かせないようにしたじゃないか!」
私「『書くな』なんて言ってない」
H「『キツネ目組の人がHをつれて来い、って言った』って言ったじゃないか」
私「言った。それは言った」
H「暴力じゃないか、それは!」
私「へ?『連れて来い』って言われたから『行く?』って聞いたら『行くわけない』『あ、そう』で終りじゃん」
H「キツネ目組の人たちは暴力も辞さない。それは圧力だ!脅しだよ」
Yさん「桜井さん、それは言っちゃあいけないよ。君だって住吉会が呼んでる、って言ったら行かないだろう」
私「そうなの?話は聞くかも。キツネ目組ってそんな暴力的な人たちじゃないですよ。単なるファンクラブですから」
H「いや、違う。彼らはいざとなったら暴力を辞さない。僕は桜井さんより前からキツネ目組を知っているんだから」
私「ふうん。でも『Hを連れて来い』って言ったのは出版社の編集者ですよ。私は編集者として相談したんです」
Yさん「何だ、そうだったの。H君、仕事のチャンスだったかもしれないのに」
H「そういうふうに言わなかったじゃないか!」
私「聞かれてないもん。聞かれれば言うけど『行かない』って言うから『ああそう』よ」
H「桜井さんは意地が悪いよ」
私「私はすっごい優しい」
H「宮崎さんの取材の後、僕を追い返したじゃないか!」(昨年10月20日)
私「私は宮崎さんと話があったの!」
H「あれは仕事の場だろう」
私「仕事が終わった後に時間をもらった」
H「僕だって雑談がしたかったんだ。聞き足りないこともあったんだ!」
私「エーエー、残念でしたねー。かわいそうにねえ。また会った時にお話いっぱいできるといいねえー。ああ、私って本当に優しい!」
Yさん「実は君たち楽しいんじゃないの?」
H、私「いいえ、全然。もううんざり。大っ嫌いです」
Yさん「君たちは暫く一緒に仕事はしない方がいいね。お互い成長して、また一緒に何かできればいいじゃない。あー面白かった」
H、私「Yさん、もっとビシっとやって下さい」
Yさん「よくわかった。お互い言いたいことは僕に言って。仲介になるから」

 帰って次期講座の講師予定の方にメール、本日の会議議事録を配信。
もう、こんなに仕事が速いのに「何もやってない」などとHに言われるのは
本当にムカツク。

Hは「俺はリスクを負った、桜井さんは負ってない。だから何も言う資格がない」
と盛んに言ってたが、もともと講座本のDTPを自前でやるのは「ゲイン」だったはず。
制作費が出て、それを山分けするなら3人より2人の方が取り分が多くていいじゃない、
という話をしたのを覚えている。
言い足りなかったと悶々。喉はヒリヒリ。
2003年05月15日(木)

来なくていいよ,『ナインアンダー』,『中国茶館』

 明日、昨年10月2日以来のジャーナリズム実践講座の会議がある。
MLやら10月30日高田馬場での喧嘩もあってH君とは決裂しているが、
H君に何を言われても、私は「全て会議で対応します」と言ってきた。
なのにメンバーの女性3名が明日の会議は欠席とのこと。
「会議を欠席する場合は、私の議案に対する意見をメールで聞かせてください。
ただ、議論はMLではしません。」
と投稿したらH君が「会議が荒れるようなら出ない」「話し合いは無理」「謝罪が先です」
などと言って来る。来なくていいよ。

 元会社の後輩で脚本家志望のMさんがベースをやっているバンド『ナインアンダー』のライヴで池袋『手刀(チョップ)』。
見る度良くなっていると思う。ボーカル、ジャブロのMCも面白い。
「俺たちコミックバンドじゃないんだぜ!」って言ってるけど、いい感じだ。
Mさんの衣装もだんだん派手にセクシーになってきて○。

 終了後、見に来ていた元会社の人たちと4人で『中国茶館』。
Mさん、ナインアンダーについて。会社について。
Mさんと同期のNさんが「桜井さんはこう見えて常識人なのよ」と、
同じく同期のM君に説明している。M君とは1回飲み会で同席したことがある。

アルバイト教育の話になって、
M君は「僕自身は茶髪が嫌いではないけど、平均値を取る。お客様から苦情が出るようならダメ」
「東京は国際都市だし、これから少子高齢化するんだから、いろんな人がいていいんじゃない?大事なことは安全に楽しんでもらう、ってことでしょ。」と私。
辞めた私が偉そうに言うことではないか。
でも働いている時も、今客の立場になっても感じることだ。
2003年05月14日(水)

銀座カリー,銀ブラ

 レトルトカレーの「銀座カリー」が回収騒ぎになっているというニュースを、昨夜見た。
今朝、美輪明宏がナレーションをしている銀座カリーのCMが、何事も無く流れて驚く。
一定の期間に作られたものだけが回収対象だから、製品自体のCMは問題ないのだろうか。
明治製菓のHPには「未殺菌の商品が一部混入」とあるが、これではよくわからない。
他の商品は「問題ないので安心してお召し上がり下さい」って言われても、買う気はしない。

 土曜日に井の頭公園の飲み会で初めて会った亀井優子さんが、銀座の「artist in」
というギャラリーで版画を展示しているとのことで、会社帰りに見に行く。
どんな作品だかよく知らなかったのだが、飛ぶ鳥の大群。鳥が苦手な私。
オープニングパーティーに亀井さんはいなくて、残念だがホッとした。

 ギャラリー近くの『Rugby North America』というカナダの革製品のブティックで、オレンジの皮ジャケットを試着。何年も前から革のジャケットを探している。
これは軽くて柔らかくてつやも良くて素敵。でも今は買えない。
2003年05月13日(火)

東京地裁,メール嵐

 土曜日の夕方冷凍庫からシラスを取り出して、扉をちゃんと閉めていなかった。
日曜の午後帰って来て気がついた。冷凍庫の中のものがほとんど溶けてて悲しくなる。
そして今朝、味噌汁を作ろうと冷蔵庫の豆腐を出したらガチガチに凍っている。何故?
鍋ごと入れておいた味噌汁も氷が張っている。どうして?
冷凍庫が暖まっちゃったから、冷蔵庫が頑張って冷しまくって凍ったんだろうか。

 昨年11月に東京駅近くで山口組系組長を射殺した、別の山口組系組長の裁判の論告求刑を傍聴しに東京地裁。9:00集合で緊張。9:20の抽選に何とか間に合う。

 電脳キツネ目組の人たちと東京地裁の地下の喫茶店でモーニング。
私は豆腐シャーベットの味噌汁で朝食を摂っていたのでお茶だけ。
皆一斉にタバコを吸い始めて辛い。
千代田区は条例で路上喫煙は罰金2,000円らしい。
「タイよりかなり安いなあ。まとめて10回分ぐらい払っとくか」と宮崎学さん。

求刑は無期懲役。被告は「死刑がすっきりしていいですわ」と言っていたが。
この事件と、検察庁の裏金作りより絶体絶命のスキャンダルとの関連について、『噂の真相』6月号にチラッと書かれていて、興味深い。
しかしこういうネタは新聞には載らないし、真相が明らかになることは、
恐らく無いんだろう。

終了後、弁護士会館の喫茶店。ここも「タバコが吸える店」ってことでケムケム。

 午後から会社。寝不足でヘロヘロ。しかしメールやらで3:30まで。
このところ最も頻繁に、というかヘビーにメールしているのは中国一人旅のMと、
ゼミ仲間でNYに留学中のOちゃん。
Mは旅行する街のネット環境に左右され、メールが来ない時は心配になるが
来る時は怒涛の長文の嵐。
何についても「今旅している中国は、2000年旅した中東では、そして日本は、アメリカは」。
「だけど実はどこも同じで発展の段階、環境が違うだけ」となる。
同じ話題でOちゃんからも本業である新聞記者らしいメールが来て、読むのも返信するのも大変だ。面白いからやるのだが。

 「嵐」と言えば、万引き容疑で逮捕された三浦和義さんのHPの掲示板が酷く荒らされて、
三浦さんが戻って来て「酷い書き込みはIPアドレス調べて法的手段をとる」
とコメントしたら今度は怒涛の謝罪の嵐。バカみたい。
1件1件対応している三浦さんもすごい。今回の件ではまたバンバン訴訟を起こすらしい。
やれやれー!
2003年05月12日(月)

『同心居』

 母にはいつも「池袋からの帰り道は怖くないのか」と言われて、「全然」と答えていた。
先日の暴漢の話をしたら、心配していた。

 母と清瀬にある「新鮮こだわり 中国料理 同心居(とんしんじゅ)」。
店外の椅子に座って待っている人いっぱい。予約しておいて良かった。
禁煙席があるのもいい。
筍のチリソース、海老マヨネーズ、小龍包、海鮮棒餃子。
母は東久留米の「四川料理 枉駕」よりも味がしっかりしていて好きだと言う。

 母の日なのでご馳走する。ランチだし枉駕より安くて助かる。
たがたのしらすも持っていったし、親孝行な娘だ。

 池袋に帰って日記・メール。
2003年05月11日(日)

井の頭公園,新座

 檸檬屋新宿で一緒に働いていたAちゃんから誘われた「五月の夜風を楽しむ会」で井の頭公園。夜風を楽しむには結構寒いが、20人以上集まって盛況。
Aちゃんの美術予備校時代の友人が主催で、アート系の若者たちが多い。

Aちゃんのお母さんは先の統一地方選で福岡県直方市長に立候補して、敗れてしまった。
選挙戦の話を聞く。市町村合併を控えて次の作戦もあるようだ。

音楽をやっている人たちも何人かいて、隣の女の子は「オーケン(大槻ケンヂ)ファン」で
Aちゃんは「エンケン(遠藤賢司)ファン」だと言う。
じゃあ私は「ヨコケン(横山剣)ファン」ということにする。

Aちゃんが皆に私を「作家志望」と紹介して、
何人かに「どんなものを書いているんですか?」と聞かれる。
「魚屋のおっさんの裏自分史」と答える。

 23時過ぎのバスで吉祥寺駅から西武線大泉学園駅。
静岡のたがたさんから頂いたしらすを母に届けに新座。

東久留米駅から実家までは15分ほどの暗い道。
これまで気がつかなかったが「平成13年にゲームショップで殺人事件がありました。
犯人逮捕に情報をお寄せ下さい」という看板が目に入る。
犯人がまだ捕まっていないと知って、ますます怖い。
びくびくしながら着くと既に母は寝ていて、私は一人で新聞・テレビ。
2003年05月10日(土)

5月3日K-1,SARS事情

 会社の人たち3人が、5月3日に放送されたK-1の試合のヴィデオを血眼になって探している。
私は角田という、その日が引退試合だったらしい格闘家の名前の読み方も知らないが、
映画監督の高橋玄さんはその試合を見て泣いた、という話だった。
多忙な玄さんにそんな事聞くのもなんだが、ひょっとしてと思って
「ヴィデオ録りました?」と問い合わせ。

「録画してないけど、そのうち発売されるんじゃないか?」と返信をもらう。
というわけで、読者の中で録画した方がいらっしゃったら是非貸して下さい。
私は何の興味もないけど、探している人たちにはお世話になっているので…。
ご連絡お待ちしております。

 中国一人旅を続けている友人からSARS事情のメール。

> 今の段階では、中国が病気を食い止められないのは、もっと基本的な問題だと思う
> よ。
> バスの中ホテルの部屋ありとあらゆる所で痰を床に吐く、咳をする人も全く口を覆わ
> ないしマスクもしない、手は基本的に洗わない。掃除の仕方も知らないし。
> もう数え上げたらきりがないくらい、ここを直さなきゃ、がある。
> 自分たちがキャリアの可能性もある、って意識はこれっぽっちもないから、咳をしな
> がらも国内旅行に来てる豊かなエリアの中国人もたくさんいるし。
> でも、彼らにはそれは当たり前の日常の所作だから、全く「それが問題」って気がつい
> てないんだよね。

一方で

> 麗江(古い町並みの古城全体が世界遺産)、今スゴイ。
> 古城の中の宿も飲食店も全部クローズ。
> 土産物屋もほとんど閉まってる。宿に関しては新市街の2つの高級ホテル以外全部ク
> ローズ。
> ネット屋も全部クローズ。

彼女はヤミの宿に泊まってアンネ・フランク生活を余儀なくされるが、
警察のチェックで見つかってしまい夜の街にほっぽり出される。
異動のルートはかなり限られ、バスでは乗る前に体温チェックや登記があって、
道中も何回も消毒で下ろされる。

> でも本当はそうじゃないと思うんだよねー。
> 一番押さえなきゃいけない広州や北京の観光客が実際は一杯来てて、何の自覚もなく
> 「例の」いつもの調子でやってる。
> バスの車内に置いた私の荷物は、咳をする彼らの吐いたヒマワリの種だらけ。
> ああ中国、まだまだSARSはとどまるところを知らないだろうって感じ(笑)。

「どうなるかねえ、これから。
これで衛生度が飛躍的にアップしたりして?頑張れ中国。」と返信。
2003年05月09日(金)

『とんがり村1号店』,『真理さんへ』

 会社の別の部署の新人歓迎会。
私の部署からは参加者0と聞いていたが、
豊洲の居酒屋『とんがり村』が会場と聞いてドタサン。
一緒に参加することにしたW君が「ゲ、会費高いですよ。5,000円だって」。
新人歓迎会は部署の公式行事だろうし『とんがり村』なら3,000円ぐらいかな、と思っていた。
2人で「失敗したね、今から止めるわけにもいかないし…」。

「でも、高めの設定で、後からお釣りが戻って来るかもしれないよ」と期待していたが、
コース料理+飲み放題できっちり5,000円。まあ新人4名だからそんなものか。

 それ程飲んでいないと思うが、池袋から3つ先の小竹向原まで乗り過ごす。

 帰って名原さんと電話。『真理さんへ』のあとがきの話を1時間ほど。
日記・メールで3:00。

2003年05月08日(木)

二日酔い,「売り言葉に買い言葉」再び,警戒態勢,三浦さん逮捕

 朝になっても怖いし気持悪い。休んじゃおうかな、と思うが負けるもんか。
頑張って午後出勤。

 NANIOさんに昨夜の事件の報告をしたら、撃退法を教えてくれる。
そんな、警察より頼りになるNANIOさんから4月30日「売り言葉に買い言葉」考の続き。

> 【売り言葉に買い言葉】;相手の暴言に対し、同じ調子で言葉を返すこと。
(中略)
> 【売り言葉】;品物を売りつけるときに言う言葉。転じて、けんかを仕掛ける言
> 葉。
> 【買い言葉】;人の悪口、あざけりに対して負けずに言い返す言葉。
>
> だそうです。
> 「負けずに言い返す」がミソですね。でも、「負けずに言い返す」は真理ちゃん
> のライフワークですから、ここだけを取ると、真理ちゃんから発せられる言葉は
> (つうかギロンとかする人も)、みんな売り言葉に買い言葉になっちゃいます
> ね。ははっ。
>
> まあ要するに、議論というものは常に「売られて、返す」の応酬なワケなので、
> どっからどこまでが「売り言葉に買い言葉」の本旨に添うかは何とも言えません
> が、要するに「話の主旨からはずれたところで、感情的な対立に起因するやりと
> り」を売り言葉に買い言葉、と解釈するのが適当かと思います。
>
> ま、どうでもいいんですけど(笑)。ヒマなんで、理屈こねて遊んでみました。
(中略)
> では、お仕事頑張りやがれゴルァ! ← 売り言葉ではない。

このメールについては昨夜も話をしたのでもういいかな、とは思ったが
「メールには返信する」が私の掟なので「買う」。

「私は(相手の『おひまでしたら』を)暴言とはとっていないです。
私の『ひまじゃない』というのも言いかえした暴言ではない。
だからあのやり取りは喧嘩ではないの。私の中では。
『忙しい?』
『いやそうでもない』
というのと同じ。挨拶。性格ブスかしら?」

> しつこいって(笑)もういいって。
(略)
> わかったってばー
(略)
> これ以上ひっぱるとブスになっちゃうよー(笑)

じゃあやめる。

 21:30頃帰宅。
全く怪しげではない、恐らく住人の男性とエレベータが一緒になりそうだった。
オートロックのドアを開けたのは私だが、マンションの外に引き返す。
私の方が怪しげな行動だ。

 テレビをつけたら「テレビ見てるか?」と電話が入る。
「何番?何やってるの?」
「何チャンでもいいんだけどさ、三浦和義が逮捕されたらしいぞ」
「エー?!何で?」
「万引きだって」

驚いた。一通りニュースを見る。
ニュースステーションでは「逮捕された時25万円持っていた」。
「万引きしたのはこの本です」って、紹介までする久米宏、なんか恨みでもあるのか?
三浦さんは「僕はおっちょこちょいだから」とよく言う。
報道が事実であれば、ってことだけど、
どうも作為的なものを感じてしまうのは、肩持ち過ぎか?
2003年05月07日(水)

『天狗舞』,『檸檬屋新宿』,都内某所,暴漢?

 海外青年協力隊でパプアニューギニアに行っていたUさんが帰国して、
日本のラジオ局編成部に復職。
私はUさんがいる間にパプアニューギニアに行きたいと思っていたが、叶わず。
いろいろ話を聞きたいと思っていた。

電脳キツネ目組のNANIOさんは以前ラジオの構成作家をしていた。
今またその仕事に興味を持っている。
じゃあ3人で会おう、ってことで新宿『天狗舞』。

Uさんとは以前一緒に仕事をしたことがあるが、飲むのは初めて。会うのは4年ぶりぐらい。
私が「今最も会いたい人」のうちの一人だったので、興奮気味。ああ楽しい。

 2軒目は『檸檬屋新宿』。宮崎学さんから電話が入る。
「Uさん、宮崎学さんに会いたくないですか?素敵な人ですよー」
「会ってみたいです」
「じゃあ、会いましょう」
「いつですか?」
「今から」
「エ?!」
ということで都内某所。
キツネ目組のMさんがいて、Aさんも来て、Uさんを紹介して一緒にお話。
個人情報保護法案の衆議院通過、『宮崎学と7人の愛人たち』の話など。面白かった。

 皆帰って、私はNANIOさんとUさんを置いて終電で帰る。
寝不足で飲んだから結構酔払って、フラフラ歩いていた。
マンションに着いてオートロックのドアを開けたら一緒に人が入って来た。
一緒にエレベータに乗る。
エレベータを降りたところで後ろに立っていた男(多分)に上着の襟をつかまれた。無言。

悲鳴をあげたら男はエレベータに戻って、扉が閉まった。
私は部屋に入って警察に電話。
警官やら刑事が大勢来たが、男は逃げたよう。警察と話して、終わり。 2:30ぐらい。

殴られたり刺されたり強姦されたりしなくて良かった。
強そうな人ではなかったけどすごく怖かった。

オートロックのドアを開けて、一緒にマンションに入ってきたときに警戒すべきだった。
エレベータに一緒に乗るべきではなかった。
小さくて細くて弱そうだったけど、あんな時間に、黒の上下でマスクして格好も怪しかった。
酔っ払ってたから、頭が回らなかった。

フラッシュバックでなかなか眠れない。
2003年05月06日(火)

『第4回スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル』,『真理さんへ』

 数年振りにカーテンの洗濯。天気が良くて気持いい。

 yuhi君が参加している、SICFを見に青山スパイラルホール。19:00までだが18:30頃着く。
40以上のブースがあって、どこに作品があるのかわからないので駆け足で見て行く。
結構混んでいてアーティストが丁寧に接客していて楽しそう。だけどyuhi君の作品はどこ?

2周りしても見つからずyuhi君には連絡つかず、『蛍の光』が流れる。
最後に見たブースの奥に昨夜のエイジアのフライヤーが置いてあって、「お、ここか」。
でもいろいろ展示してあって、どれがyuhi君の作品かわからない。
東京がテーマの作品でいろいろ説明してくれるが「で、yuhi君のはどれ?」と聞きたくなる。

探し当てたのは『Aoyama Rakugaki Project』という作品で、
モニタに映し出された青山に見る人が落書きをするインスタレーションだった。

 帰って『真理さんへ』の直し。とりあえず1回目終了だが、先は長い。
名原さんに送信して、4:00に寝る。
2003年05月05日(月)

『真理さんへ』

昼過ぎに起きる。ご飯、2000年の日記、メール、
名原さんとの共著『真理さんへ』の直し。3:00まで。
2003年05月04日(日)

club asia,『甘太郎』

 この日記のアクセスカウンターが30000を超えた記念パーティーで、渋谷『club asia』。
大学のゼミの先輩Nさんとお友達のMさん、電脳キツネ目組のAさんが来て下さる。
大盛況のクラブの中、総勢4名の小さなパーティー。
Nさんに「これ、どこが個人的なパーティーなの?」と何回も言われる。

Nさんは大学の助教授なので
「こういう場所なら学生をいっぱい連れて来ればよかった」
「ここを使ってなんかイベントやってみたい」とも言ってた。
そういうきっかけとなるならそれも嬉しい。

yuhi君のVJも素敵で惚れ惚れ。
Mさんは「彼は日本人?作品とか見ると中国っぽい感じもするね」。

Aさんはジョン・ガリアーノのパンツで登場。私はジョン・ガリアーノのトップ。
彼女とは好きなデザイナーが一緒(ジョン・ガリアーノ、ドルチェ&ガッバーナ、
マックイーン)なのに2人の服装の雰囲気は全然違って面白い。

ダンスフロアでワインで乾杯、ちょっと踊って、サロンでお話。Nさんは終電を逃す。
NさんとMさんが帰った後、暫く踊る。かなり混んでいる。

 3時半頃出て、食事のできる店を探して彷徨う。居酒屋『甘太郎』。
店内はゴミ臭い。食事は何もかも酷く不味い。こんな時間にやってる店で味は期待しないが。
Aさんといろんな話。5:00の閉店時間を過ぎて店を出るとすっかり明るい。
カラスが飛び交う中、怯えながら渋谷駅。
2003年05月03日(土)

お疲れ

 連日のお出掛けと寝不足でかなり疲れている。
今日も檸檬屋新宿で「台湾料理の夕べ」があると誘われたが止めておく。

会社も遅刻ばかり、仕事は全然はかどらず。
他の人たちもGWモードと風邪ひきさんだらけで沈滞した雰囲気。

 朦朧としながらも中国一人旅の友人に久し振りにメール。
自転車を盗まれて今はバスで異動しているらしい。
SARSの状況が刻々と変わっていて心配だ。

 明日のパーティーに「行く」と言ってくれたのは1人。3名で来てくれるらしい。
急だったしGWだし、そんなもんだろう。少ない方が厚くもてなせるってもんよ。
って実は何の演出もないけれど。

ちなみにyuhi君が少し多めにゲスト枠を取っておいてくれるとの事。
当日私に電話をいただいても対応できそうですのでご都合宜しければ是非。
2003年05月02日(金)

シネマ下北沢

 本当は3月末までだった「マリバール」の決算を4月末までと勘違いしてた。
結局未だ終わらず。幽霊会社化している。まずい。

 こんなことやってる場合か?とも思うがシネマ下北沢『ボーイズ・ラブ・ナイト』。
本日はレディースオンリーデーで1,000円均一。
映画スタッフが作った映画館、ってことで50席ほどの可愛らしい作り。
カフェで100円のおにぎりを買う。ものすごくしょっぱい。
予告編の上映が始まって「やばい」と思う。まるで学園祭レベルの作品ばかり。
そういう映画館だったのか?

1本目は『チェイン・リアクション』の劇場用特別編集版『狼の獲物たち』。
不安は的中。わざわざ下北沢まで来ることもない、映画とは言えないような安っぽさ。

過剰なモノローグで、ださい音楽、ファッション。
確かにきれいな男の子たちだけど、鍛え過ぎで気持悪い。
2回券を買ってしまったのを後悔する。

終了後「しつこすぎるよ」と皆ブーブー言っている。
ゲイの男とボーイズ・ラブ好きの女ではセンスが全く違うのだろうか。
それとも世界中のマニアが熱狂した作品て、単なる宣伝文句なのか?

2本目は『ボーイズ・イン・ラブ〜君に出逢って、恋をして』。
『狼の獲物たち』の監督サヴィエルが脚本。
先程はモノローグだったが今度は過剰なナレーション。
主人公達はほとんど喋らず、BBCの番組のようなナレーションと
どうしようもなくかっこ悪い音楽で簡単な物語が進んでいく。

その中の1つのエピソードがイギリス映画『同級生』に似ている。
『同級生』は1998年の作品で『ボーイズ・イン・ラブ』は1996年だから、
まさかこの映画をヒントにしたのだろうか。それにしてはあまりにつまらなかったが。

映画館の内装はトイレなども可愛いが、肝心のシートが座り心地が良くない。
女だけなのが災いしてるのか強烈な足の臭いはするし、
ポルノ映画見ながらバリバリ何か食べてるし、
携帯メールチェックして眩しいし、とんだ映画の日だった。
2003年05月01日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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