電脳突破党党大会,那覇「バオバブ」,新金一旅館

宮崎学氏が総裁の電脳突破党の、最初で最後かもしれない党大会。
重大発表あり?楽しいことがあるかもという。
時間には間に合ったが、始まりと同時に那覇から電話。
宮崎さんの話の最初を聞き逃してしまう。

会場は和室。宮崎さんから参院選立候補を決意したという報告を、正座して聞く。

昨年9月、康夫チャンが長野県知事に立候補した時期に、宮崎さんの講演会を企画した。
一昨年の講演会の講師は康夫チャンだった。
打ち合わせのとき「宮崎さんも京都知事とか?」と聞いたら「ないない」と言っていた。
立候補となればもちろん応援するが、気持ちの変化についてはぜひとも聞いておきたかった。

「私にはカミングアウトするべきことがあります」という話になったのでメモをとる。
「早稲田で学生運動をしていた時に2人の友人がいた。2人とも自殺した。
被差別部落出身者と帰化した在日朝鮮人で共産党の、それは非常に熱心な活動家だった。」

話が止まったので「?」と思って、メモから視線を宮崎さんに移すと宮崎さんは泣いていた。
「彼らに対する共産党の態度は『被差別部落出身だから、帰化した在日朝鮮人だから
死ぬほど頑張るのは当たり前』というものだった。
それを見たときに共産党を離れようと決めた。」

思い出すのが辛い話なのだろう、言葉が途切れる。
「彼らは『自分への評価ではなく一言”兄弟”と言って欲しかった』と……。」
差し出されたタオルで顔をぬぐいながら話は続く。
「私も彼らを『兄弟』と呼べなかった。自分はこうした屍の上に立っている。
生きているのが不思議なくらい過ちに過ちを重ねてきた人間ではあるが、
世間に恩返しをしたい。」

宮崎さんが日頃「損とわかっていてもやる、それが任侠だから」
と言う意味がわかったような気がする。
何故ここまで、と感じさせる宮崎さんの優しさは本物だと思った。私も涙。
私は出来る限りの事をする。男と別れたし、7月は宮崎学一筋、学ちゃん命!

と言いながら今日から沖縄センチメンタルジャーニー。
ビーチで宮崎学Tシャツ着て目立とうか。と言いながら慌ててパッキングし忘れる。不覚。

AN091便で那覇、22:30。浮島通りの新金一旅館、一泊¥3,130。
同じビル1階のアフリカンバー「バオバブ」、内装が凝っている。

22歳群馬県出身のマスターが考案したカクテル「黒豆」は、泡盛+コーヒー。美味しい。
「豆子」は泡盛+コーヒー+ミルクだそう。

隣に座っていた女の子は20歳石垣島出身。これから会うYさんの旦那さんの事を知っていた。
石垣島のお奨めの店など聞く。

部屋に戻って窓を閉めて扇風機を回して寝る。暑い。
2001年06月30日(土)

朝日新聞,福臨門酒家,OLD RECORD,手切れ金交渉

朝日新聞本社から電話。
「6月分は支払うので今までの担当者と違う人に来て欲しい」と言う。
「販売所長に電話させます」と言われて電話を切る。
その後、ASA西池袋所長和家氏から電話はない。

O君がご馳走してくれるというので銀座「福臨門酒家」。
古越龍山25年もの85,000円には惹かれたが、女児紅。焼き物のボトル持ち帰り。

鶏紹興酒漬、鵞鳥あぶり焼、伊勢海老黒豆炒め、冬瓜野菜詰、豚揚げ甘酢あんかけ。
食べきれず。牛肉稲庭うどんはキャンセル。
デザート黒胡麻白玉は品切れで杏仁豆腐を少し。
ものすごく美味しい、いいものなのだろうがあまり食べられず残念。

池袋のバー「OLD RECORD」。
O君は、私が沖縄に行ってる間に生ゴミ堆肥を埋めておくよとか、
本が書けたら宣伝協力するよとか、優しい。
沖縄から帰ったら引越等事務的な話をしよう、と言って店を出る。

言おうか言うまいかかなり迷ったが、路上で「手切れ金、いわゆる慰謝料が欲しい」
と切り出す。O君は衝撃、憤慨、困惑の様子で嫌がる。
「お金なのか。すごく楽しかったんだからそれで良いじゃないか」
やっぱりそんなことは頭の片隅にも無かったらしい。
「そんなこと言うならもう2度と会わない」とO君。
私としてはこのまま終わりにする方が、恨みがましい気持ちを抱えたままで辛い。

「君のやったことには責任が伴うの、私たちはそういう社会で暮らしているの」と言ったら
「そういう社会に向こうを張った関係じゃなかったのか」と言われた。

「100円」とか「分割で一生」とか「裁判にしよう」とかいろいろ言ってたが
「ゆっくり考えてみてよ。私そんなに変な事言ってないよ」と言って別れた。

家具はどうするかという話もある。沖縄から帰ったらまた一悶着ありそう。
さて、O君はハウマッチ?!
2001年06月29日(金)

骨董屋「レストア」,和食レストラン,二日酔い,朝日新聞怖い

母の知人がやっている、近所の骨董屋「レストア」。
「あら素敵、これ頂戴」と指輪、時計、ビアグラス、ティシュケースを次々お買い上げ。
柱時計も買うらしい。確かに趣味のいいものがたくさんある。安い。

車で、鰻が美味しいらしい和食レストラン、名前忘れた。私は鰻が苦手なので幕の内弁当。
ご飯がねちょねちょ。母は「うな重のご飯が美味しい」と言う。違うご飯使ってるのか?

店を出ようとしたところでお腹が壊れる。原因は昨日の牡蠣か、氷か、ただの二日酔いか?
そのまま駅に向かうつもりだったが気持ち悪くなって再び実家へ。
少し寝て富山の置き薬をもらった。「配置期限1988年」。
「こんなもの飲んだら病気になっちゃう」。母は笑っている。

落ち着いて来たので各駅停車で帰る。目白のauショップ。下着と水着を探しに「ORCHID」。
フレンチクラシック風のかわいい水着があったがサイズが巨デカ。諦める。

旅行もあるし、朝日新聞の購読を一旦止めようと販売所に電話。担当者から電話。
「契約は7月までですから、7月までとってもらわないと困ります」
「嫌です」
「じゃあなんで契約したんですか」
「だんだん嫌になってきたんです」
「契約は7月までなんですからとって下さい」
「嫌です」
「契約時に景品も渡しているのに」
「覚えていません」
「ビール券2枚です」
「お返しします」
「これからとりに行きます」

腑に落ちないので販売所長に電話。
「7月までの契約ですから。うちだって経費がかかっているんです。
担当者と話してください。」
「契約途中で止めたらどうなるという説明は受けていません。
景品は返さなければいけないという話も聞いていません。
部屋の賃貸契約だって、2年の契約でも途中で出ることはできるでしょう」
「家賃とは違うでしょう!お客さんが、お客さんが…」で切られる。かかって来ない。

もうすぐ担当者が来るかと思うと怖くなって、朝日新聞本社に電話。
もしもしセンターの男性曰く「契約の拘束力はある」。
「新聞の購読契約がそんなに大変なこととは知らなかった。
今からとりに行くから用意しておけと言われて、家も知られているし恐ろしい」
と言ったら、本社から販売店に電話をしてくれるとのこと。

さすがのクレーマークレーマーも少々びびる。
「新聞はインテリが作ってヤクザが売る」ってことか?

インターホン、「朝日新聞です」。
「本社に電話しました。本社からの電話を待機して下さい」
「わかりました」
インターホン、「本社はなんて言ってました?販売店と直接話せって言ったでしょう」
「私は本社の方としか話したくありません。本社の方から電話をもらいたいです」
「本社からは電話は来ませんよ」
「するようにそちらから言って下さい」
インターホン、「今月分の集金だけお願いします」
「いや、あの、えっと、今私は気が動転していて、怖いから会いたくないです」
「怖がらせるつもりは無かった。他の人に来させます」
インターホン、「明日本社から電話が行きます。済みませんでした」
「はい」

これから新聞をとる事があっても一月ごとの契約にしようっと。おお怖。
2001年06月28日(木)

新座

母が静岡のたがたから取り寄せた魚を食べに新座。小学校からの親友Hちゃんを誘う。
予めHちゃんに「今、母はものすごい元気で、相槌打つ間が無いほど喋るから」と言っておく。
「お母さんはサクが帰ってくるから嬉しいんじゃないの?」

母は予想以上にぶっ飛ばしていた。「ほら、これ良いでしょう?素敵でしょう?」攻撃。
「素敵です」としか言いようが無い。
Hちゃんも笑いながら「ホントだ」と言って触ろうとすると、母はスッと引っ込める。爆笑。

Hちゃんは私と入れ違いで沖縄家族旅行帰り。泡盛を買って来てくれた。美味しい。
たがたの岩がき、穴子の刺身にもよく合う。

O君の話。二人とも呆れる。
母に「別れることになりましたので、新座において下さい。」と言うと、意外なことに
「東京にいた方がいいわよ。どこか部屋を探しなさい」とありがたい提案。
パラサイトシングルは心苦しいが。

Hちゃんは23時ごろ帰る。家族もいるのに会いに来てくれて嬉しい。優しい人だ。
そして最高に面白いので大笑い。だいぶ元気になった。
2001年06月27日(水)

ハローワーク,弁護士M,オゴウチ家

一人になってまた泣く。目が一重瞼になって赤く腫れ上がっている。その顔でハローワーク。
待合室でも涙が止まらない。職安でボロボロ泣いている女…すごい図だ。

待ち時間が長いなと思ったら、さくら銀行が三井住友銀行になったため、
「失業手当入金口座変更の手続きをしろ」と言われて炎天下を池袋支店へ。

口座を作った支店へ行けといわれて「勘弁してよ」と銀行員に八つ当たり。
勝手に合併しておいてなんで顧客を走り回らせるんだ?!

確認印を無理矢理もらってまたハローワークへ。そこでも口座を作った支店でと言うので
「池袋店でも確かに証明できるって言ってました。
遠くの支店へ行くお金も時間もありません」と本当に泣きはらした顔で泣き落とし。

帰ってメールを書いている途中、突然心臓が激しく痛む。死ぬかと思った。
5分程のた打ち回って落ち着く。

大学時代ゼミが一緒だったSのお父様が亡くなった。
Aちゃんから「お葬式行く?お香典は?」と電話。「行かない、何もしない。ごめんね」
私は直接お付き合いのあった人、深い悲しみを感じた人の葬式しか参列しない主義。
Sには会った時にお悔やみを言おう。

メールを読んだ弁護士Mから電話。
彼女も男性との別れで著しく体調を崩したので心配してくれる。
「食べてる?寝てる?」
「全然」
「泊まりに来れば?猫がいるけど」
「無理だと思う。ありがとう」
「新座に帰らないの」
「明日行く。沖縄から帰ったらたぶん新座に引越す。」
「沖縄行くの?誰と?いつ行くの?」
「一人、土曜日から」
「えー、今一人旅はきつすぎるんじゃない?」
「しかもO君と行ったところ。同じ宿」
「うわー、それは止めた方がいいよ。キャンセルしなよ」
「沖縄に癒してもらうの。一緒に行こうよ」
「無理だよー」
「残念。ところで、私は手切れ金は請求できるの?恐喝になる?」
「できるよ。でも真理ちゃんがそんなこと言うの意外」
「お金が欲しいんじゃなくて、気持ち。彼の価値を見たいの」
「O君が『僕は一銭も払わない』て言ったら?」
「彼の価値=0円てことだよ」

話していたらお腹が空いてきた。オゴウチ君の家でカレー&ワイン。美味しい。

今朝までの話をする。O君の情けない話を聞く。
オゴウチ夫妻はO君の友達なので、心配していた。
「彼は変わってしまった。でも自分で気付くしかない」

私のせいで変わってしまったのか、私はどうするべきだったのか。
意味ない。そんなこと考えるのは止めよう。
私は思いっきり愛した。後悔することは何もない。
2001年06月26日(火)

PEPI'S,おおくぼひさこ写真展,さよならボクチン!

3ヵ月半ぶりにヘアサロンPEPI'S。久し振りの黒髪。シルバーのメッシュ。

私のカリスマ美容師ベゴニアさんは10月に路上ファッションショーを計画中。
一緒にやるデザイナー探しのために、これまでの作品をCD-ROMにして
いろんなデザイナーに発送する予定。
「スポンサーはいるの?」と聞いたら
「いないわよ。どうやって探せばいいのかわからない」。

いろんな雑誌に載ったりニュースで取り上げられたり、ベゴニアさんは有名人で、
そういう話はいろいろあるのかと思った。
日本のファッション、ヘアメイク界はそんなに閉鎖的なのか。
ベゴニアさんは非常に技術力のある人なのに、
特異な格好の外国人だから呆気にとられてしまうんだろうなあ。

私はファッション界とは無縁だけど、何とか力になりたい。頑張れベゴニアさん!

日本脚本家連盟のライター教室で知り合ったKさんがアシスタントをしている、
おおくぼひさこの写真展「HORIZON」。新宿Nikon Salon。
22日に行った写真展の志田美穂子さんも偶然来る。
O君の話。二人とも驚く。「最強のカップルだと思ってたのに」。

O君と池袋タイ料理「プリック」。

日記の話。
O君が「イニシャルで書いた方がいい。書かれる事を嫌がる人への配慮は必要」と言う。
「配慮してるよ。日記に書くことで離れていくなら、その程度のお付き合いということ。
その人への配慮を、本当に大切にしなきゃいけない人の嫌がる事をしている人がよく言うね」

カラオケボックス。O君曰く
「彼女(マリ)に一度は別れを告げたけど、やっぱり好き。
彼女が俺を『お客さん』と言ったのは嘘」
「『よっぽどの事』を考えた。結婚は考えたけど、管理されるみたいでいや」
「自分が何をしたいのかはまだわからない。一緒にいると甘えてしまうから一人になるべき」
「桜井さんは大事な友達。俺とは別れた方がいいと思うよ」

だめだこりゃ。どうしようもない。でも言いたい事は言う。
「私が『あなたはお客さん』て言ったのを信じて、彼女に『別れる』って言って
『いや』って言われて、私と『別れて来ました』って言って、それで彼女はいいのかね」
「結婚は管理じゃない。管理なんかするか。自己管理して。
私にとって結婚は弱い愛、細い絆を強化する道具。関係を守る社会システム。
浮気の歯止めに必要ならしてもいい、ぐらいなもんでしかない。」
「一人になって、楽な方へ楽な方へ流されて、酒飲んで、ダメになってしまいそうで心配」
「『別れた方がいいんじゃない』じゃないでしょう!
『お願いだから別れて下さい』っていうのが人の道ってもんじゃないの?」

O君「わかった。悪かった。別れて下さい」。
私「いやです。別れない。絶対に別れません。別れるなら殺せ」。

言ってみただけ。泣く。「わかったから、今日は朝まで付き合って」。
その後はよく覚えていない。和風ダイニングバー(カズトク?)、もう一軒カラオケトーク?
おどろおどろしい内装でトイレに行くのが怖かった。

朝タクシーで送ってくれる。オートロックの前でO君は帰ろうとする。泣き崩れる。
O君が支えてくれて、彼は45日ぶりに家に足を踏み入れる。玄関で泣く。
無理矢理引部屋に引きずり込む。

どうしてやろうかと思ったが、平成の阿部定にはなれず。

O君は「じゃあ、金曜日またね」と言って帰る(出る?)。わからん、最後の晩餐か?
2001年06月25日(月)

都議選

昨日池袋駅に、小泉が都議選応援で来て賑わっていたが、
豊島区は魅力的な候補がいない。

「防災訓練を軍事演習にしない、銀座に戦車は走らせない」とか
「石原三国人発言は許せない、人種差別撤廃条例を作る」
とか言う人がいれば応援するのに。
或るいは世田谷区のパン屋さんのような、ちゃんとした「変人」。

2001年06月24日(日)

池袋「土風炉」,「おまた」

最近母と会食が多い。T叔父さん、バッグ職人Kさんと。A叔母さんは風邪で来られず。
「土風炉」は照明が暗め。和食創作料理。安くて美味しい。
母が無理矢理T叔父さんに奢らせる。

Kさんに、4回修理に出したFENDIの革の花飾りつきスカートを見せる。
「ああ、これじゃあダメだ。すぐとれちゃうに決まってるよ。
でも花が浮いているのがいいんだろ。縫い付けちゃあ勿体無い。
皮を被せたフックで留めたらどうかな。見本を作ってあげるよ」
さすがである。

A叔母さんが頼んだという濃い緑のバッグも素敵な色。
「緑と黒、どっちがいい?」と聞くKさんに「両方買います」と母。

友人WMはKさんにバッグ製作を依頼する予定。
WMは福田美蘭というアーティストと友だちでと話したら、Kさんは
「福田繁雄(福田美蘭の父)の描く作品のようなバッグを作りたいと思って研究してるんだ」
と言う。WMのバッグはどんなものになるんだろう?楽しみだ。

母が行きたがるので「おまた」。ここ3週間毎土曜日。

母がKさんを怒鳴る。「違うの!何言ってんの!」元気で何よりだが、怒鳴られる方は大変だ。
2001年06月23日(土)

志田美穂子写真展,映画「郵便屋」,新宿「与太呂」

西池袋プール。平日の昼間なのに混んでいる。750m。目標1k達成は難しい。

銀座CANON SALON、志田美穂子写真展「インシャーアッラー」。
志田さんとは六本木にある日本脚本家連盟ライター教室で知り合った。
世界中のテディベアを撮った旅の本などを出している。今回はエジプトの人たち。いい顔。

銀座シネパトス「郵便屋」。問い合わせの電話で「郵便屋さん」と言ってしまった。
明るく開放的なエロス、という感じで楽しめた。お尻お尻お尻。

日本人男が登場するが、気持ち悪い。
「星降る夜のリストランテ」でも思ったが、外国映画の日本人のイメージにはがっかり。

高校時代の友人で弁護士のMと新宿「与太呂」。1年以上振りか。
以前はよく二人でキャーキャー騒いだものだが、さすが弁護士。すっかり落ち着いている。

北九州市の上高組組長冤罪事件について。(詳細は下記URL)
http://www.geocities.co.jp/Colosseum-Acropolis/7376/uetakasan/uetaka-70.jpg

「恐喝って難しいのよね、特にヤクザの場合」とM。
「『ヤクザだから有罪』『自衛隊の言うことは信用できる』っていうのがおかしいんだよ」と私。

でもMによれば、たとえ盗まれたお金でも「返せ!」と言って「ちょっとまって下さい」
と言うのを「今すぐ返せ」って言ったら恐喝になるらしい。びっくり。
2001年06月22日(金)

JASバースデイ割得,ヴィデオ「ラン・ローラ・ラン」,企画書

朝帰り。隣家と近所で工事中、耳栓をしても眠れない。

JASが誕生日から15日間全国10,000円というキャンペーンをやっていて、
私の対象期間は今日から。沖縄は売切れ。これから毎日チェックしよう。
ところで誰と行くんだろう?

「ラン・ローラ・ラン」は好き。愛は勝つ、だな。
そういえば須佐美君が、私の書いた「やらぬ仲」を読んで「ラン・ローラ・ランみたいだ。
ここからここまで走りました。途中こんな人とすれ違いました、って感じ」と言っていた。

ノンフィクション企画書についてロンドン時代の友人Mから「気になる点」メール。
慌ててもう一人企画書を送った人物に連絡。ふう。Mに電話、お礼。
2001年06月21日(木)

企画書,auショップ,O君と朝までカラオケボックス

ノンフィクション作品の企画書と取材依頼書を作った。数人に相談してみる。

auショップ。ドコモのソニー機種が欠陥商品だと新聞に載っていたが、
auでもソニー製品は異常に故障が多いらしい。とりあえず電池パック交換待ち。

左腕肘下が痛い。皮膚が突っ張っているような、痺れてるような、皮下火傷のような?
見た目は何も変わらない。なんだろう?

O君と池袋「中国茶館」。ノンフィクション作品の話、宮崎学氏についてなど。
O君は二日酔いのため飲まず。私一人で紹興酒1本飲んでしまった。

ファミレスCASA。よく覚えていない。

カラオケボックス。話をしに来たのにO君が歌い始めて呆れる。横になる。
復活して「君は何をしとるんじゃ」。罵倒しまくる。少し泣く。

O君の話は全く、少しも、切実ではない。「バカかお前は!」
「かっこいいね、桜井さんは」と言うのでVサイン。

「別れる。よっぽどの事が無ければ」と宣言。
別れたくないなら「よっぽどの事」を考えて実行せよ、と。
私は11年の付き合いの中で、今まで冗談でも「別れる」と言ったことはない。

O君は何が「よっぽどの事」なのか、思いつかないみたいなので例示してあげる。

・桜井に入籍するなら結婚してあげてもいい。
・会社を辞めて業界から足を洗う。
・沖縄移住。

O君案も含めて25日までに決めるらしい。脱ボクチンなるか?

4回ぐらい延長したようだが、外に出ると明るくてびっくり。朝5:00。
カラス飛び交う街をおののきながら帰る。
2001年06月20日(水)

掃除,ロフトプラスワン

掃除を全部一人でやると3時間近くかかってしまう。O君の部屋も片付ける。
そういえば浮気を見破る方法に「部屋が汚くなる」「片付けなくなる」というのがあった。
その代わり下着は新調したり洋服が派手になったりするらしい。当たっている…。

個人情報保護法案は継続審議になったが
「まだまだ続くバスターズ!」ということで新宿ロフトプラスワン。
出演は作家・宮崎学、作家・三上治、ノンフィクション作家・吉岡忍氏他多数。盛況。

話はほとんど聞こえず。キツネ目組の人たちと会話。
前から抱いている執筆企画についてMさんに相談。
「いいと思うよ」と言われて俄然やる気になった。

途中宮崎さんに「あれからどうした?」と聞かれる。
前に「仲直りしたんか?」と心配してくれた。
17日の事を話す。「大変だなあ、桜井も。ぐふふふ」と宮崎さん。
「私も書くんです!」と宣言すると、それには興味ないようで他の席へ行ってしまった。
しかし、ご自身も超多忙なのに声をかけてくれるなんて、本当に優しいお人やなあ。

会場は宮崎さん参院選出馬の噂で持ちきり。出るならもちろん最大級の応援!
だけど、まさか…?

帰宅後ひどく酔っている様子のO君から電話。明日話し合い。「切実な問題」って?
漸く結論が出たって事か?
2001年06月19日(火)

au変,神楽坂「ぎをんおいしんぼ」「天空」

ひどい二日酔い。酒たまねぎやと太古八に電話して謝る。
「一緒に行った人は初対面で、観察したかったので止めませんでした」ってすごい説明。
とりあえずたいした失態を演じたわけでもなさそうで良かった。

謀議の一件終了につき関係者に報告。O君からは連絡なし。

2、3日前からauのコスプレ携帯電話が充電して数時間しかもたない。壊れた?

神楽坂「ぎをんおいしんぼ」、料亭街の古い建物でいい雰囲気。
辞めた会社でお世話になった先輩Sさんが、近く会社を辞めるというので緊急召集。
私が会社を辞めるときも初めに相談したAさん、Oさんと、Sさん同期のOさん。

メインはその話なのだが、昨日の一件を前座に話す。
「なにそれ」「ばか」「やめろ」などなど。

辞めた会社の年収1,400万(だっけ?)で、果てしなく無能で健忘症で嘘つきで
無責任でいい人ぶってて押し付けがましい人物の信じがたい言動を聞く。
エピソードは限りなくある。たいていの事は「そういう人ですから」と驚かないが、
それでも「そこまでひどいとは」と思う話が生まれるから不思議。

彼の被害にあった人は大勢いるが、私は彼の部下だった。
その時は会社を辞めようとは思わなかったが、相当辛かった。
ああいう人物も会社にいるのはやむを得ない。上司にするなよ。
最近やっと部下のいない立場になったらしい。なんとも悠長で優しい会社である。

仕事ができて、会社をこよなく愛するSさんが辞めてしまうのは、会社にとって大きな損失だ。
「私もSさんも辞めちゃったら、会社は相当やばいですよ。かなりつまらないと思う。
皆さんも早く辞めた方がいいいですよ」
「お前と一緒にするなよ!」とSさん。

バー「天空」。二日酔いも落ち着いてきた。
仕事をしていないSさんというのは想像しがたいが、元不良社員でもSさんの気持ちはわかる。
本当にお疲れ様でした!
2001年06月18日(月)

クレーマークレーマー,仁義あり,酒たまねぎや,太古八

8:00母から電話。「日曜日なのに勘弁してよ」「関係ないでしょ」「何」
「目が覚めたら電話して」「用件だけ言って」「ダメよ、重要な話なんだから」
あーもう、ちゅらさん無いのに。

結局眠れず、折り返し電話。週2、3日事務職の話。
「あんたも少しは外に出た方がいい」って出てるよ。友人に振る。

ザ・ギンザに電話。昨日私が文句を言った男性。
「ですからぁ、こちらもNTTに頼んだのにダメだったんですぅ」
知るか!客に対する言い訳にはならん!
「あの時がピークだったんですぅ」運が悪かったって事か?
和光のバーゲン対応を話す。「やるべきこと、できることはあったんじゃないですか?」
「参考にさせていただきます」。急に態度が変わった。

O君から電話。金曜日の激怒に詫びが入る。ったくもう。

マリに会う。初めに「日記に書かないで」と言われたが約束せず。彼女は仁義ある女だった。
私にも仁義はあるから、ここには書かない。

久し振りに赤城下町「酒たまねぎや」。美味しい日本酒。刺身、マグロかま焼も美味い。
一緒に行った人が店主木の下さんを無理矢理誘って、日曜休業の太古八を急襲。

O君は我が家を出て太古八に居る。今日は仕事で不在。
店主羽賀さんはO君を甘やかし過ぎ(私もか)、と思うが甘えきっているO君が情けない。

飲み過ぎ、まるで覚えていない。朝起きると上着が玄関に放置されていた。
上がりかまちにはバッグ、その上にO君のスニーカーが不自然に脱いである。
O君がいるのかと思って探したがおらず。どういうこと???
2001年06月17日(日)

海外天,ザ・ギンザバーゲン,ロベルタ展,おまた,「新・仁義なき戦い。」

O君に意地悪され、無視される夢。二日酔いもあって気分悪い。

母が映画「みんなのいえ」を見ようと言うので、母の親友Tさんと3人で海外天。
ランチも美味しい。

母とTさんは映画「ホタル」へ、私は原宿ザ・ギンザのバーゲン会場クエストホールへ。
なかなか素敵なトップを買おうとレジへ向かったら長蛇の列。
「すごい列ですね、レジ増やせないんですか」
「電話回線の都合で増やせないんですよ。クレジットの認証にも時間がかかって」
とりあえず並ぶ。列は喫煙コーナーと平行していて20分間受動喫煙を続けながら待つ。
隣の女性も「なんだよ、全然進まねーじゃん」とイライラムード蔓延。

いよいよ次は私、となって時間切れ。映画が終わる時間には池袋に戻らなくちゃいけない。
この運営はひどい!という怒り>素敵なトップがどうしても欲しい気持ち
という式が成り立った。このままお金を払って帰るのも腹が立つので、列をはずれる。

「こんなひどいオペレーションのセールは初めてです。買う気無くなってしまいました」
「気をつけます」

会場を後にしてから言い忘れた!と思ったが、待ち合わせに遅れているので急ぐ。

ザ・ギンザバーゲン会場は音楽が流れていた。
先日和光のバーゲンに終了間際に行った。
こちらは「ただ今時刻は…です。ただ今のレジの状況は…」と5分おき(!)にアナウンス。

レジを急に増やすのは無理でも、スタッフが状況アナウンスをすれば
イライラも少しは軽減するはず。ザ・ギンザには明日電話しよう。
しかし本格的クレーマーだな。八つ当たりしてるのか?

池袋で待ちくたびれた2人とお茶。
その前にチケットを買えば良かったのだが、「みんなのいえ」上映時間前には前方の席のみ。

諦めて母と西武ギャラリー、「ロベルタ ディ カメリーノ展」。
赤と緑と紺のロベルタは今まで全然良いと思わなかったが、素晴らしいものもある。
母はまるでバッグ売り場を見渡すようにどんどん進み
「何あんた、まだ見てんの。こういう暗いところにいると私胸が詰まるのよね。
あらこれ素敵ね」。

FENDIに修理のできた革のスカートを取りに行く。友人販売員Yからのメールを見せる。
「これからもよろしく」。

17:00開店直後のおまた。ワインを飲みきれず持ち帰り。
ヴィデオで「新・仁義なき戦い。」を見ながら一人で飲む。
酔っ払っているからかセリフが聞き取り難い。
すごい場面は特に無いが岸部一徳が憎たらしくて良かった。布袋は存在感ある。

深夜マリから電話、「私もお会いしたかったんです」。こちらも仁義無き戦いか。
2001年06月16日(土)

奥菜恵,O君と天狗舞→KOBEKAN

パプアニューギニア在住Uさんはマラリアではなかったようで一安心。
新聞には載らないネタをと思って、奥菜恵ニャンニャン写真についてお知らせ。

>そうそう、翁恵の写真メールください。マジです。
とのことなのでサイト検索しまくる。何で私がこんなことを?と思いつつ私も未見なので
発見した時は、おお、これかあ!

O君と新宿の蔵元直営店「天狗舞」。ここは昔よく来た。
トイレが男女一緒で嫌いだったがきれいになっていた。
混んでいてうるさくて、クラブで会話しているよう。聞こえない。
お酒はもちろんさつま揚げなども美味しいが、高い。

古ーいパブ風の「KOBEKAN」。生のトマトを使ったブラディマリーが美味しい。

O君にある提案。難色を示すが一応了解を得るというか「検討します」。

天狗舞で「このあと何かあるの?」と聞いたら「何も」と言っていたのに
KOBEKANを出たらリキッドルームに行くと言う。
やっぱり帰ろうかな、タクシー乗ろうか送るよ、すごい列だ止めよう、じゃあ俺は行くよ、
最終ギリギリだよ、じゃあねバイバイ。

なんだかなあ、と思って電車を降りて電話。
「そんなことまで言われなきゃいけないのかよ!ふざけんなよ!」と激怒される。
動揺してるのか?単に酔ってただけか。

私も頭に来て傘を地面に叩きつけながら歩いていたら、
長年愛用シビラの傘が壊れてしまった。最悪。
2001年06月15日(金)

西池袋プール,パプア便り,Y氏

M社Sさんから指令あり。プロジェクト始動か。

海外青年協力隊でパプアニューギニアに行ったUさんからメール数通。
「メール開通しました」「家が決まりました」「マラリアになったかも」など。
面白そうなのでいつか遊びに行きたい。

久し振りに泳ぐ。1kmが目標だが750mで断念。腕が疲れた。ちゃんと通わなくちゃ。

友人らとメールで謀議は続く。須佐美君は本来は計画反対派なのにものすごい詳細に、
段取りからセリフから考えてくれた。笑える。そのとおーり忠実にやってみようか。

みんな心配して「やめとけ」と言うが、実は楽しみにしてるよう。
「そこまで言うなら行け!頑張れ」って。

宮崎学の兄弟分のY氏と、Y氏定宿のステーキレストラン。彼とも謀議。
「そんなん子供みたいやなあ」と呆れられる。
「もっとええ方法があるでえ」とも言われたが余計ややこしくなりそう。

他に宮崎さん、田中真紀子の話、映画「ショコラ」「クイルズ」について。

Y氏からも指令を受けている。気持ちも落ち着いて来たのでそろそろ着手しよう。
2001年06月14日(木)

クレーマークレーマー,映画「クイルズ」,檸檬屋

6月2日に激怒したFENDIから、スカートの修理ができたとの連絡。
「もう4回目ですから、また次に修理が必要になった場合は大変申し訳ございませんが
またお持ちいただいて、考えさせていただきます」
「先日無料の修理はこれきりと言われましたが、またその時考えるということですか?」
「いえ、あのう…ごにょごにょごにょ…」

怒り再燃。ビッケンバーグやマルニの対応を話して、
「FENDIというブランドとしての誇りと責任はどうなっとんじゃ」と迫る。

デパート勤務の友人Yからのメールの話もする。

>FENDIの対応良くないよね。
>銀座あたりの高級専門店に同じことをクレームで持って行ったらメチャクチャ謝られて
>無料で直してくれるよ。
>やっぱ売れてるブランドっておごりがあるよねぇ。売れてりゃいいのか!って感じ。

>ちなみに私も15年くらい前に1万くらいで買った
>ペラペラのショッピングバッグが壊れたから修理してほしい
>っていうオバサンの相手とかをよくしますが
>(15年も日々愛用して使ってりゃぁ壊れるわな。
>それを商品が悪いからなんて持ってこられても困るなぁ)
>って思いますが、お客さまとしてはそれなりの金額を出して買ったという気持ちがあり、
>それだからこそ店に商品に対する責任を求めてると思うし、修理してまでも使いたいという
>品物に対する愛着の気持ちを考えれば最善の方法を一緒に考えてあげるのが大切だよね。
>出来ない修理なら物理的に出来ないことを納得するまで説明してあげるし
>何パターンか提示してお客様に選んでもらうのが私の考えです。

>売れてるブランドっておごっているのかなぁ。
>でも、きっと本国の本店なんかは違うのでしょうけど...。
>そういうの大切にしないで勢いだけで売ってると
>売れなくなった時にお客さんは皆離れていくよね。
>(しかし、うちの店は売れてないんだなぁ)

>真理ちゃんの日記を見てたら販売員魂に火がついてしまいました。

FENDI販売員もちょっとは感じるところがあった様だった。
ちゃんと謝って今後も修理し続けるとの事なので矛先を収める。頑張ってよFENDI!

それにしてもYは素晴らしい。デパガの鑑だ。社長に手紙を書きたくなる。
皆様お買い物は○○デパート販売員Yにご指名下さいませ。

久し振りに映画「クイルズ」。クイルズというのは羽ペンのこと。マルキ・ド・サドのお話。
日比谷スカラ座はゴージャスな映画館で、快適。

もっと淫らな場面を期待したのだが、それほどでもない。
「不道徳を書く」というテーマなので言葉はいやらしくて良い。
きれいな女の人が朗読するのも官能的で好き。

3日間引きこもっていたので檸檬屋で誰かとお話でも、と思ったら今日のお客は私だけ。
昨日は満席だったらしいが。住枝さんはまだ素面で、しみじみ話す。
2001年06月13日(水)

引きこもり3日目,謀議,緑さんお別れ

最近全然泳いでいないのでプールに行こうと思いつつ、出掛けられず。
3日間、食料買い物に1回行っただけで人と話していない。ちょっと変かも。

メールのやり取りは盛んで、ある謀議。高校時代の友人とML状態。他の人々にも相談。

よく、女性の悩み相談は「アドバイスよりひたすら聞く」事を求められるけど
私の場合は指針・具体的方法を求めるタイプ。
だから、女性からの相談にも「こうしたら?こう考えたら?」とやってしまい
失敗するケースあり。
高校時代の友人たちは、半ば呆れ状態かもしれないが、
忌憚ない意見とアドバイス・励ましをくれて本当に有り難い。みんな素敵な女だなあ。
女子高パワーに惚れ惚れ。

緑さんから電話。明日の朝とうとう離日。もらった電話なのに緑さんとも謀議。
「でも相手は拒否するかもしれないよ。どんなに策を練っても」と緑さん。
「いや、違うよ。言い方って絶対ある。それが問題なのよ」と私。
お疲れのところ面倒くさい話ばかりで済みません。

緑さんは「O君にもありがとうって伝えておいてね。叔母さんのKさんにはお世話になったし、
良い出会いがありました。感謝しています。真理ちゃんにも………」
と、お礼の口上が続く。前回の離日の時もそうだった。
こうして今回会った人ほぼ全員に電話かけて
「このときはありがとう、ここでもお世話になりました」
って全部列挙してお礼を言っているんだろうなあ。本当にかわいい人だ。

寂しい寂しい寂しい。緑さ〜ん!本当はもっと緑三昧の日々になるはずだったのに、
O君問題勃発で私の「緑熱」は不完全燃焼気味だった。

来年の個展に向けて、頑張るよ。緑さん、こちらこそありがとう。さよなら緑さん!
2001年06月12日(火)

新聞,母から電話

掃除。たまった新聞を読む。
1ヶ月前のニュースにさらっと目を通すことに何の意味があるのかとも思うが、
貧乏性で勿体無くて読まずに捨てられない。

購読中止に反対のO君がいないんだから、止めちゃおうか?
ニュースはネットで読めばいい?でも新聞ぐらい読まなくちゃだめか。

母から電話。このところ毎日、それも数回かかってくることもある。
「四谷にいい店ある?」
「下北沢は?大麻料理?そんなのいやよ、でもいいわ。一応教えといて」
「車買い換えようと思うんだけど、何がいいかしら?」
「大麻料理美味しかった。でも『麻』ってわからなかったわ。
『朝』だと思って、看板の下でお店に電話しちゃったわよ『そんな看板見えません』って」
元気でいいけど飛ばし過ぎでは。
2001年06月11日(月)

寝て曜日

やたら眠い。ちょこっと新聞を読んでから昼寝。と言っても15〜20時、5時間も。
深夜に麻婆豆腐を食べて、明け方寝るつもりが3時前にはまた眠くなる。
やらなきゃいけないことはいろいろあるが、寝る。
2001年06月10日(日)

おまた

O君と池袋おまた。「天明」「社長のお酒」など。
O君が頼んだ「天狗舞」の山廃純生がすごくいい。

5月21日の高校時代の友人Mの発言「『お母さん、まだ怒ってるかなあ』ってなもんよ、きっと」
は当たっている、とO君。正直だけど。

O君の事をO君の友人に相談するのはやめて欲しいと言う。「殴られるかもしれないから」。
「殴って欲しいよ」。ったく、何処までも甘えているなあ。

昨日の「私が傷つけた人」について。
「また『怖い』って書いたの?
『桜井さんはデリカシーがない』って言われるのはそういうところじゃない?」
「だってその人は『私にはものすごいバックがついてる』『役員には弁護士もいる』って
明らかに怖がらせようとしてたよ。『怖いところが魅力』って書いたのはダメ?」
「いや、それならいいんじゃない」

声高に「正義」を唱える人が一番胡散臭いのと一緒で、
人に向かって「デリカシーがない」と言える人の方が、
よっぽどデリカシーに欠けるのではないか。
自分が傷つくことには異常に敏感で、「自分は気配りの人」と思っているから
人を傷つけていていることには無自覚。
私は「デリカシーに溢れた人間」になどなりたくない。

宮崎学氏は言う、「傷つくのがいやなら死んでしまえ」。
そう言いながら宮崎さんはとことん優しい(除く対警察・官僚・政治家)。
私はそういう人を信用する。憧れる。
2001年06月09日(土)

M社Sさん,クレーム対応,蛍の火

年に一度の歯科検診、異常なし。

出版社勤務のSさんに会いに行く。
お店のテレビで、小学校に包丁男乱入で8人が殺されたというニュース。
小さい子供のいるSさんは「怖いなあ。この学校はお祓いしたほうがいいな」
ってそういう問題か?

Sさんの企画で「何か書いてみない」という有り難いお話。
「やらぬ仲」をさらっと見てもらってアドバイスをもらう。

日記で中傷され傷ついたという人に電話。
「留守電に2度もメッセージを残すなんて、大人の女性のやることじゃありません。
非常識です。怖いです」
そうか?無言で切る方が失礼だと思うが。

「おいでになる前にとにかく削除して下さい。何故できないんですか。
何故こだわるんですか。何が目的ですか」
「ご迷惑をおかけしたことはお詫びします。ですが中傷しているつもりはないので、
どうして削除しなければいけないのかわかりません。
お話を伺って、私の話も聞いていただきたいです。」
「今から30分後に30分なら時間が取れます」との事で駆けつける。

問題は、私が人物を特定して書いたこと。
(私にとっては特定の店名を出して感想を書くのと一緒だった)
その人が私に言ったと書いた言葉を、
その人は「そんなことは言っていない」と思っていること。
私が書いた「ぶるっ、それだけなのに何故かとっても怖い。」という表現。

「あなたは自分の事書かれたらどう思うんですか。常識がなさ過ぎると思いませんか」
と聞かれたのでこちらの考え・気持ちを必死の思いで述べると
「あなたには全く誠意を感じません。何故私の話を聞かないでぎゃあぎゃあわめくんですか」

中傷ではない旨説明したが「とにかく迷惑だ」と言われたので、
「怖い」という箇所の削除を約束。

「怖い」という表現は確かに相当パワフルな言葉ではあるようだ。
しかしその人に対して私が感じる言葉としては適当だと思う。
その人の風貌、視線、言葉、みな怖い。
そして私はそれに惹かれる。私はその人に興味があって、その人の活動のファンなのだ。

だけど良く知り合う前に余計なことを言って傷つけてしまった。修復不可能。
全く誠意が感じられない、と言われたが私にはこれ以上できない。
ここまではっきりと絶縁を言い渡されると返ってすっきりするものだ。
出入り禁止は残念だが、面白い人だなあとますます好きになった。

「人の事いろいろ言う前に、ご自分の事しっかりされた方がよろしいと思いますよ」
確かに。いろいろ勉強になった。頑張ろうっと。

高校時代の友人K、Nさん、Sと飯田橋「蛍の火」。
私を励ます会第2弾&Y作戦会議だが、Yは風邪でダウン。
Nさんはこれからまた仕事だという。Sも子育て大変そう。

私が傷つけた人の話をしたら、Kも「私も真理ちゃんに何回も傷つけられたことがある」と言う。
ごめんごめんごめん。そんな私を励まそうっていうんだから、本当に友達は有り難い。

KMちゃんは来ないねえ、と言って店を出たらKMちゃんが立っていた。
Kも帰って、二人でもう一杯。

JR目白駅で雨。O君に電話、目白にはおらず。
傷つけた人の件「出入り禁止はしょうがないね」
びしょ濡れで帰る。緑さんに電話。「時間を置けば修復可能なんじゃない?」そうかあ?
2001年06月08日(金)

母・T叔父さん来る,日記にクレーム

Kさんにもらった静岡土産しめ鯖の食べ方を聞こうと母に電話。
母が「食べたい、持って来て」と言うので「うちに来れば?」。
母は桜台に住むT叔父さんを無理矢理誘って、
押し寿司の道具他いくつもの買い物袋を下げて登場。

母が初めて作ったしめ鯖押し寿司、枝豆、生姜、どれも美味しい。

最近すっかり元気な母が語る語る。口を挟もうなら「うるさい、黙って最後まで聞け」。
「うるさいのはどっちだ」
「まあ喧嘩しないでよ」とT叔父さん。

ロンドン時代の友人Sさんから電話。ある人が日記で中傷され傷ついている、とのこと。
中傷するつもりは皆無なのでびっくり。表現のつたなさを反省。

O君に相談。「削除するしかないでしょ。会いに行く必要はないんじゃない」と言われる。

指摘された箇所を読み返しても何処がいけないのかわからない。
とにかく傷つけたことは申し訳ないので、詫びを入れに行こうと思う。
2001年06月07日(木)

出版ジャーナリズム実践講座,噂真副編夫婦の実態

辞めた会社の敷地を歩いていたら同期のBちゃん、先輩のTさん、
すぐ後に同期Oさんとすれ違う。Oさんからグッドニュースを聞く。おめでとう。

出版ジャーナリズム実践講座2回目「スキャンダル雑誌の作り方」。
講師は「噂の真相」副編集長川端幹人氏。
噂の真相は私の唯一の定期購読誌。岡留編集長の話は何度か聞いたことがある。

仕事はかなりハードなのかと思ったら、意外にも「労働としては楽ですよ」とのこと。
ネタを揃えるプレッシャーや、人とのせめぎ合い、まれに右翼襲撃などもあるが、
精神的なことを除けばそれほどきつくはないらしい。

「噂の真相で働きたい」と言ってみた。
「人手不足ではあるが、2年後の廃刊が決まっているので新人募集はない。
企画、取材、執筆、編集、レイアウトまで全部一人で出来て、手の掛からない人なら欲しい。」
経験のない私には無理か。
「何か書いて持ち込んでみたら?」とアドバイスされる。

それより気になったのが授業中の質問「奥さんに浮気されたんですか?」に
「はい、ホントです。3回家出されました」と答える川端さん。

懇親会の「魚がし日本一」で詳しくお話を聞く。
初対面の相手に、普通なら言い難いであろう事まで話してくれる。
興味津々といろいろ尋ねる私に
「なんでそんなに気になるんですか?浮気されてるの?」
「うう、え、ハイ」
「男の浮気は許しちゃダメです。癖になりますから」
「そうですよね」
なんだか、あんなえげつない雑誌を作っているとは思えない良い人だ。

ますます憧れちゃうな「噂の真相」。
2001年06月06日(水)

緑道,寿司「寛八」

Kさんは3時過ぎまで緑さんと話して、6時過ぎには起きてお弁当作り。
いつもこの調子だと言う。
家が「犬を飼ってからきったなくて」と言いながら、ものすごくきれい。掃除好き。
翻訳の仕事をもち、百号の絵を描き、受験指導の私塾もやるスーパーウーマン。

「イギリスはおいしい」の林望と学生時代親しくて、彼の小説を批評していたというKさんが
「やらぬ仲」を読んでアドバイスをしてくれる。

緑さんは友人と清水の寿司屋。私は今晩寿司の予定なので、
Kさんと一緒に緑さんのお土産を買いに奔走。
うなぎの糟漬け、黒はんぺん、しめ鯖、なんとか?きゅうり、追分ようかんなどなど。
他にもKさんが買ってくれた野菜などがある。

Kさんに戸隠そばの店で大えび天磯おろしそばをご馳走になる。
今回の旅では本当にお世話になった。

静岡駅で待ち合わせて東京へ。車中激論。
「なんで緑さんのお土産を買いに駆けずり回ってんだろうと思いながらも、これが緑道だね」
「買い物したかったんじゃないの?それは良くないよ。頼まなければよかった」
「いや、いいの。嫌なら嫌と言えばいいんだから。私はやりたかったの。緑道だから」
「そんなの私が鈍感だって事じゃん。緑道って何?」
「そう思う人もいるかもしれないけど、それは緑さんの魅力なの。緑道はそれを堪能すること」
「全然わからない」

宮崎学的「来るものは拒まず」についても熱く対話。コミュニケーション論争。
めちゃくちゃ楽しい。

「私はいつか緑さんのノン・フィクションを書くよ。イサム・ノグチのノンフィクションのように
世界中の緑さんを知る人にインタビューしてさ」
「やめてほしい」
「緑さんが死んでからにするもん」
「私はしぶといから死なないよ」
緑さんと長生き競争かあ。人生面白いなあ。

母と御徒町の寿司「寛八」。
たがたでは「蛸やサザエも美味しいけれど、どこでもたべられるからねえ」と言われたが、
寛八が仕事をした蛸はやはり違う美味しさ。

母はすっかり元気で大笑い、大騒ぎ。
「あたしはねえ、寿司はあちこち食べまくっているんだから!」寛八のご主人もタジタジ。
2001年06月05日(火)

K邸,草里,たがた

朝食バイキング、なかなか美味しい。私は和食・洋食ともしっかり食べて、緑さんも驚く。
MとTは仕事があるので午前中に新幹線で帰った。

緑さんは名古屋の友人のお見舞いに行くつもりだったが中止。
静岡の別の友人とも連絡つかず。とりあえず私と一緒にいることになる。
私の予定は緑さん次第。これも「緑道」である。

チェックアウト後のロビーで「やらぬ仲」を緑さんが読む。感想を聞く。

9年前?たがたに初めに連れて行ってくれたO君の叔母さん、Kさんに電話。
Kさんは絶対緑さんと合うと思っていたので、Kさん宅に遊びに行く。案の定盛り上がる。
Kさんは仕事があるが「泊まっていってもいいわよ」と言ってくれる。

とりあえず外で食事をしようとお店の候補を聞く。
「ゾーリっていう美味しいケーキ屋さんがあるわよ」とKさん。
「ゾーリって履く『草履』のゾーリですか?」と緑さん。
「そんな名前のケーキ屋があるか!」可笑しいなあ、緑さんて。

ケーキ屋「草里」。緑さんはプリントアウトした私の日記を読みながら、時々質問をする。

緑さんは「5月9日の檸檬屋のご主人住枝さんの意見に賛成」らしい。
私と話したことをHPに書かれることに抵抗があるという。
人と人との出会いがあって目の前で話すのと、インターネットの付き合いは違うだろうと。
住枝さんも緑さんも「直接会話重視派」。私は両方とも大事。

「私は緑さんを晒す目的で書いているのではなく、晒されるのは私自身だ」と言った。
「緑さんが登場しない私の日記などありえない。たとえトラブルになったとしても書きたい」
「じゃあ、『緑さん』はやめて」
「それは前から変えると言ってるでしょう。何がいい?」

ということで「緑さん」は帰国後この日記に登場しません。緑ファンの皆様あしからず。
新緑さん(旧緑さんか?)をさがせ!って事でヨロシク。

昨日緑さんはたがたのご主人とあまり話せなかったし、
食べきれないものもあったしで再びたがた。

23時にはKさんの家に行かないと、と言いながら話が止まらない。
私が緑さんの語りを遮ると「真理ちゃんひどいよ!消化不良だよお」と怒る。
「わかった」と言って少し黙ると「干物は送ってもらえるんですよね、
お勧めは?」と始まって終わらない。

23:30過ぎにK邸に着く。今日は仕事を早めに切り上げて待っていてくれたとの事。恐縮。
O君のいとこCちゃんに再会。かわいい中学2年生。仲が良い親子だ。

緑さんはお土産の静岡名物、お勧めの店などをKさんに聞いて、明日買い物にくことになる。
ところが緑さんに静岡の友人から電話が入って、買い物は私とKさんで行くことに。
私は買い物にはそれほど興味ないが、まあいいか。

2時ぐらいに私が眠ったあとも、緑さんとKさんは3時過ぎまで語り合った模様。
2001年06月04日(月)

女4人トーク炸裂旅,御殿場プレミアム・アウトレット,たがた,ホテルセンチュリー静岡

緑さん、M、Tと静岡行き。目的は「たがた」の魚だが、
メインは「緑さんと旅すること」である。「緑道を極める旅」か。

4人ともかなりの睡眠不足状態で集合。ナビ担当Mの頭は傾きがち。

私のO君問題から始まって、話はキャバクラ、出会い系サイトなどについて。
「そういうのが平気な若者はみんなレイプされてもいいって思ってるのかしらねえ」
と緑さん。
「んなわけねーだろ!!」と叫ぶ私、M、T。

「私はお気軽なタイプではないから」と緑さん。
「緑さんほどお気軽な人はいないよ、誰とでもすぐ仲良くなる」と3人。
「えー、それは違うでしょう。尻軽じゃないよ」
「ちがーう!お気軽と尻軽は違うだろ!!」
「そうかあ。へへへ」緑さん、最高。

お昼は何処で食べよう、どこか観光する?と言っていたところへアウトレットらしきもの発見。
「行こう!」ということになり御殿場プレミアム・アウトレット。

ランチは社食のようなフードコートで冷やし胡麻だれうどん。

興味のある店はあまり無かったが、キャサリン・ハムネットの革のパンツが気に入った。
みんなが「この服は真理ちゃんのイメージにピッタリ」と言う。
42,000円が25,200円。更に交渉して23,000円で購入。
他にフランフランの、アウトドアで重宝しそうな虹色フィッシングチェア980円。

ホテルセンチュリー静岡。
バリアフリー仕様のツインはさすがの設備だが、高いのでスタンダードツインに変更。
ツインの続き部屋で間のドアを開けてくれる。きれいで快適。

4人とも極度の空腹状態で「たがた」。
ご主人が珍しい魚を調理法なども交え丁寧に説明してくれるも
「何でもいいから早く持ってきてくれー」状態。

料理が運ばれて食べ始めると「うまい」「美味しい」「これ最高」「こんなの初めて」の連呼。

「HP見てます、たがたで会いましょう」と掲示板に書き込みをしてくれた
荒巻さんも一緒に飲む。
ご主人が話に加わるころには緑さんは「眠たい」を連発して横になる。
無理矢理起こしてホテルに帰る。部屋についたとたん崩れる。

MもTも相当眠いだろうに、「やらぬ仲」を読んで感想を言ってくれる。ありがたい。

5月3日O君浮気発覚事件からちょうど1ヶ月。いまだに結論の出せないO君は望み無し、
好奇心でマリに会いたいのはわかるけど、止めておいた方がいいというのが二人の意見。
2001年06月03日(日)

ふざけるなFENDI!

FENDI西武池袋店で買った革のスカートの花飾りが、
何回も何個も取れてしまって4回目の修理。
有料でもいいから縫い付けて、と言って見積もりを取ったら13,000円もかかると言う。

「じゃあ前回と同じ修理で結構、これからも取れる度に持っていきます」と言ったら
「無料の修理はこれきりにして欲しい」。

「それはFENDIの方針?西武百貨店の方針?」
「いえ、そういうことではなく」
「店長の判断?」
「はい。ご購入から時間もたっておりますし」
「納得いきません。初めから着る度取れてしまって、直してもダメなのに、
縫い付けたらどうなのかという提案もそちらからできない。
時間が経っているって、保証期間があるのか知らないけど何回直してもダメだから
その度持っていってるんじゃないですか。私は商品の作り自体に欠陥があるのだと思います」
「そうですか、では本社にも相談してご連絡します」

私が有料の縫い付けを提案しなかったら、どうするつもりだったのだろう?
「デリケートだから」という言葉を繰り返すだけか?
わかっているならそれなりの作り方をするとか、それなりの値段で売るとかすれば?

ダーク・ビッケンバーグのスカートのスパンコールはボロボロ取れるけど
もともと大量についているので何処が取れたのかわからない。スペアも大量についてきた。

マルニのバーゲンで買ったスパンコールとラインストーンのついたスカートの場合は、買う時に
「取れやすいのですが、ラインストーンの在庫が無いのでよく気をつけて下さい」
とアドバイスがあった。
バーゲンで、60%Offなら納得できる話である。

しっかりしてよ、FENDI!
2001年06月02日(土)

0君感想,須佐美君に相談,ミリバール

O君は昨日「やらぬ仲」を読んだら、感動のあまりすぐ戻ってくるのではないかと思ったが、
そううまくはいかない。
感想と直した方がいいところをメールしてくれる。

24:00頃ミリバールに向かう途中、偶然O君と会う。無言で軽く手を振っただけ。

昨日檸檬屋のバイトの子の友人が「マリ」の友人だろうと判明して、
見てみたい、会ってみたいという思いが強くなる。須佐美君に相談。
「意味ないよ。嫌な思いをするだけ。敵はマリじゃなくて、交渉相手はO氏だろ」
うーん、でも交渉には相手の事情をよく知ることが大事なのでは。

ミリバールは、いつもは早い時間に来て終電で帰るパターンなので逆転してみた。
金曜深夜なので混んでいるかと思ったがわりと静か。

4:00閉店後もぐだぐだ言っている人がいたが(私もか)、マスターのSさんと相談。
O君とも先日同じように閉店後話したらしい。

「何回か連れて来てたのがそうなのかなあ」とSさん。

「『甘えさせてあげる』とか言わないで、さりげなくなんとなく
そういう状況を作ってあげないとダメなんじゃないかなあ」
って、それじゃまるっきりお母さんだ。私には出来ない。お互いにとっていいとも思えない。
2001年06月01日(金)

抱茎亭日乗 / エムサク

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