イタロ日記

2013年11月24日(日) 老化する日々


うちの鳥さん達、とっても仲良し


コンテストの結果が発表されて以来、抜け殻になっている。
しかし未だトルコ文化センターのサイトには作品の写真等upされる気配は無いが、これで終了なのかい???

何しろ私は超ありふれた名前なので、同姓同名の別人とかだったらどうするよ。
納品時、受付用紙に作品名記入してるんだから、それも合わせて掲載してくれればいいのに〜

表彰式の日程も決まらないようだ。
12月説もあるのだが(サイトではそうなってる)、電話が来た時は「1月か2月」と言っていた。。。
年明けの方がむしろありがたいけどさ。

何しろ着ていく服が無い!
手持ちの服を友人に写メ送ってはチェックしてもらってるのだが、やはり手持ちの服はイマイチなのばかり・・・
いくら貧乏なワタシとは言え、安酒やサラミばかり買ってるのなら、少しは服にもお金をかけたらどうかと反省。

しかし洋服っていざ買うとなったらエネルギーいらない?
なんかもう、そういう気力が衰えてるのだ。

トルコ語も勉強しておこうかな?と図書館に行くと、関連書籍以外に何冊も借りてしまう。
そして結局期日までに僅かしか読めない。

気分転換にテレビでも見ようかとつけると、集中できなくてパソコンも立ち上げてしまう。

・・・これってまるでウチの両親のようではないか。

年を取ると、なんでこういう風に散漫になっていくんだろう?
気持ちを1つのターゲットに集中する機能が衰えるんだろうか?
でも視野は狭くなって偏屈になる気もするし。

顔も髪も本当に老けたしなあ〜
肌の衰えより、髪の衰えの方がなぜか『老いた』って感じるわ〜

まあこれも生きてることの証だから仕方ない。
今日のNHKの認知症特集が身にしみたよ。。。



2013年11月20日(水) 「私のトルコ」コンテスト結果発表

10月末に応募した、トルコ文化センター主催「第8回・私のトルココンテスト」。
結果が発表されました。

美術作品部門の第・・・

★☆ 2位!! ☆★

良かった〜。。。

新宿の「トルコ文化センター」のサイトでも発表されていますが、写真は無し。
私の名前の一部が本名バレしますが(笑)

出品作は下の写真です。


作品名は「トルコと日本から芽吹く生命の木」


単に動植物を描き並べただけに見えるかもしれないので、一応解説を。

ベースの花々は、トルコだけでなく色々な国で見られる文様「生命の木」。
伝統的なモチーフをそのまま描いてもいいのだけど、私の中では植物も動物も同じなので、どうしてもそれらが渾然一体となった様が描きたかった。

まず中央に見えるオオカミ(犬じゃないです;)は「トルコ民族は灰色の狼から生まれた」という伝説から取り上げたもの。トルコ初代大統領ケマル・パシャがそう呼ばれたという話があるそうなのだが、それをトルコ人に話したら「知らん」と言われた・・・

左手に見える鳥は「ワキアカツグミ」でトルコの国鳥。
これもきっとトルコ人は知らんと言うだろう・・・


これが「ワキアカツグミ」さんです


さらに外側に日本の国鳥・キジ。右下に日本的な動物としてウサギを描いた。

そして上部に見える人はトルコの「セマ」と言う回転舞踊をする人。
あえて日本人は描かなかったのは、例えば着物姿の人などを入れるとあまりにもイメージが混乱してしまうため。踊り手が男に見えても女に見えても、それこそ実は日本人でも良いわけだし。

さらにこの回転舞踊、かぶっている帽子が『墓石』を表現しているという説がありまして・・・
生命の木のてっぺんに墓石があるというのも『輪廻転生』を象徴するようでよいかなと。
『輪廻』という発想がイスラム世界にあるのかどうかは知らないんだけど。

と、非常〜に解説が長くなりましたが。
なにしろイスラム文化には禁忌が多い。タイルに描かれる模様にも制約がある。トルコの陶器に魅せられつつも、現地で製作を続けてみようとまでは思わなかったのはそのため。
宗教的にこんな文様描いてけしからん!!という人もいるのではないかと思う。

そんな中これを出品したのは物凄くチャレンジだったんだけど、とりあえず評価して頂けて本当に良かった。
関係者の皆様には本当に感謝します。

後日、トルコ大使館で表彰式があるそうなので、その時の模様はまたupします。
いかん・・・着ていく服が無い。買うか借りるか(!?)しないと。

あー、しかし出品して本当によかった。
小さな達成感の積み重ねって大事よね。
来年はせっかくなので、トルコに行こうと思う。
そして製作ももっともっと頑張らないと!


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