生きたままの男性の首を切断して殺害したっていう下記の事件。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101116/trl1011161141006-n1.htm
裁判長が被告に向かって「控訴して下さい」って発言したらしいが。 本当に「して下さい」って言ったのかね?
ニュースでは「裁判員の精神的な苦痛を考えての発言」って解説していたけど、もしそうなら「裁判員制度」ってもう破綻してると思う。
裁判員=素人です。精神的に弱いんです。保護しなきゃいけません。だから逃げ道を作ってあげましょう。 そんな感じの言い訳にしか聞こえない。 裁判員に選ばれた人達のことも、被告のことも馬鹿にした発言だと思う。 まあ被告は馬鹿なことしたんだから、馬鹿でいいけど。
メディアの報道姿勢も「裁判員は重大な判断をせまられてる」とか、わざわざプレッシャーかけすぎだ。
一般市民がこのニュース聞いたら、ほとんどの人が「死刑でいいよ」って思うんじゃないか。 冤罪の疑いがあるような事件なら精査しなきゃいけないが、ここまでハッキリしたケースでわざわざ裁判員を追い込むような報道するのもどうかと思うよ。
と、上記のニュースの話題はここまでで。
TVのニュース等ではあまりとりあげられなかったが(まあ積極的に報道できるような内容ではないので)ユーストリームで「自殺実況中継」しちゃった男性の件。
動画はさすがに見てないが、後ろ姿の画像は見たのね(首つってる後ろ姿2枚)。
それ見て思ったんだけど。 「ああ、この人、本当に幽霊になったな」と。
こういうの配信するのって、もしかしたら最期は誰かに看取ってほしかったのかもしれないし、職場でのイジメが原因らしいから、あてつけの気持ちもあるのかもしれない。
なので、これは意図していなかったかもしれないが「自分の死に逝く姿とその死体」が永久にネットの中に残る訳で。
ネット社会によって「幽霊」が実際に存在できる世の中になったんだなあ、と。
彼は映像になったことで、実体の無いまま彷徨い続ける。 イトカワの微粒子は、遥か彼方にあったにもかかわらず、物質として存在する。
モノと情報の境界があいまいで。 変な世の中になったもんだと思うよ。
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