イタロ日記

2010年02月21日(日) TALK LIKE SINGING

チケットとったのいつだっけなあ〜?

慎吾と三谷さんの舞台、「TALK LIKE SINGING」見てきました。
すんごく楽しみにしていたのだけど、昨日から首が痛くて・・・
ちょっと吐きそうというか、観劇中に気分悪くならないか心配だった。
でも痛み止め飲んでから行ったせいか、無事見れましたよん。

感想。点数で言うと・・・70点くらいか???
三谷さんの舞台って初めてなんだけど、なんかこう、もっと毒のあるの期待してたのよ。
今日の「TALK〜」も毒が全くないわけではないんだけど。

あらすじを書くと
「生まれつき言葉が普通に話せず、歌うようにしか話せないターロウが主人公。それに興味をもった心理学者ダイソンが、彼の研究と治療に乗り出す」みたいな話。

要するにターロウは社会不適合者で、治療という名の洗脳で社会にとけこませようとする学者との葛藤の話。
面白くないこともないけど、よくあるネタと言えばあるネタかと。。。(三谷さんゴメン)
ミイラ取りがミイラになっちゃうみたいなオチなんで、これもまあよくあるような。

日本語でやったところを英語で繰り返したりするところがあって、NYでは必要だったのかもしれないけど、日本では不要だと思う。その分他に時間さいて欲しかった気が。

あとね〜、NYで観劇した慎吾ファンでもなんでもない人もブログに書いてたんだが、「多い」。
なにがかというと「がんばりすぎ」「つめこみすぎ」。
4人しか演技者いないんだけど、全員フル回転しすぎ。
難しい話でもないし、演出過多でもないのに、なぜか疲れるのよ。
もーちっと良い意味でテキトーにならないものかと。

ただ日曜のせいか、結構子供が来てて、キャッキャととても楽しそうに笑ってた。彼らはこのくらいクドい方がいいのかもしれん。
私も一番面白かったのはターロウが「あいうえお」を普通に言えるように練習するとこだ。
子供と一緒に笑ってしまった。

しかし慎吾をこんなに間近でみたのは初めてなんだけど(実質7列目くらい)デケー!!!
いや、縦にも横にも(笑)
他のキャストが小柄だったり華奢だからかな。
役柄のせいか思ったより華やかというより素朴な印象だったけど、体格はほんと舞台映えするね。見てて気持ちよかった。

そして一番意外だったのが。。。
結構、歌がうまかった!!!(失礼!!!)
いやほんとに。
いかにもミュージカル風な朗々とした歌い方ではないけど、素直。
演技に関してもそうなんだけど、この人、表現の仕方自体は素直だと思う。
顔が派手なのと、表情大きいから濃く見えるかもしれないけど。
勝手にこねくりまわさないから雑味が無い。
そのあたりが三谷さんに好まれるところなんじゃないかなあ?

とにかく見に行けてよかったな。次は一人芝居やってほしいんだが。
安部公房っぽいのやってくれんか。


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