イタロ日記

2009年06月30日(火) おつかれさま!

さてさて、派遣契約が終了しました。
ほんとーにほんとーに「何度目だ」ここにこの内容で日記書くの(笑)

業務終了時のオソロシイこと2つ。
・ハイリーから餞別渡された
 (課の男性社員からのもの。ハイリー個人からの品ではない。
  念のため)
・係長がまた「私用」で午後半休で帰った。

なんと係長、挨拶もなし!!!
半休とるらしいことは知ってたが、昼に無言で出てったので「あれ?お昼?」と思ってたら、そのまま戻ってこなかった・・・

初めてよ〜!10年以上派遣やってるが、挨拶のひとつもなかったって。
ほんっと〜にこの係長のキ○ガイぶりを認識。
どっか悪いんじゃないの?この人。
前にも書いたが、たとえ安定した?職についてようと、家族を持ってようと、私はこの係長のような人間には断固生まれたくない。
人生楽しいと思えないもん。本人も一日中コソコソ、陰に隠れたような行動してるし。

ハイリーに手渡しされてしまった餞別、バーバリーのスカーフだったんだが、帰宅時に自分にもその餞別にも「塩をまいて」アパートの部屋に入室(笑)

もう生理的に気持ち悪くて、あの会社からそのまま戻ってきたというだけでも嫌。
私、こういうとこだけ潔癖なのよ。
海外でトイレが汚くても用足せるけど(笑)

まあこの状態じゃ、契約満了で良かったのでしょう。

さて、今後だが・・・
たぶん夏の間は職を得るのが難しいかも。
バイトも学生の夏休みとかぶるから、よけいに競争率あがっちゃうだろうし。
しばらくは本当に寝て暮らそうかなと。。。

で、ちょっと考えたのだが。
「雑草」を食べてみようと(笑)
サイトをいくつか見てみたが、一目で食べられると見分けがつくのは、ツユクサとオオバコ、タンポポくらいしかないな。。。
スベリヒユという草も食べてみたいが、私には馴染みが無いので見てもわからないかも〜

歩いて20分くらいのところに広くて手つかずの緑地帯があるので、行ってみようかと(笑)
でも、たいがい、おひたしにしかならないのよね。
それじゃお腹いっぱいにならないなあ〜



2009年06月28日(日) 大満足

ああ、私のバカンスが終わった…12連休。
この後永久に休暇かもしれないけどさ、あはははは。

お金さえあればフランス行きたかったんだけどね〜。
でも近場であちこち散歩してたら、結果的に大満足な休暇になってしまった。
なんか「外国行く必要ないんじゃない?」って思っちゃったくらい。

神社仏閣のピリッとした空気って、海外の寺院には無いものだし。
もちろん教会やモスクにだって荘厳さはあるが、やっぱり自分には身近な神社やお寺がパワースポットとして最適というか。脳のレセプターにジャストフィットする感じがするのだ〜
正確には背骨にビリビリくるんですが。

食事も外食したり、自分で好きなのつくったり。

だいたい東京だとブルターニュ風のクレープリーとかもあるもんね。
働いてる人も客もフランス人だったりして、ここはどこかと。

となりのフランス人親子も、店内でかかってる曲がシャンソンだったのがおかしかったみたいで
「シャンソン・フランセーズ、ほっほっほ〜」とか笑ってるの。
確かに旅行で来たのに、これじゃ気分でないわな。(って和食にすりゃいいのに)

スーパーで変わったトマトとかソーセージ買うだけで楽しい。こんなちょっとしたことで満足できるんだなあ。

しかし恐ろしいのは2日後。。。派遣契約が終了してしまう。
本格的な職探しは完全に仕事終わってからでいいやと、まだなんにもしてない〜
私の全財産なんて、そこそこの企業の正社員の夏冬ボーナス合わせたくらいしかないのよねん。

ううう、マジでオソロシイが…まあ、なんとかなりますように。



2009年06月25日(木) 雪冤(せつえん)

例の貸本屋で小説借りてきた。
タイトルは「雪冤(せつえん)」、意味は「無実の罪をすすぎ晴らすこと」だそうで。
帯には横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞のW受賞、とある。

なんか最近こういうタイトル流行ってるのかね?「アイシテル〜海容〜」といい。
原題は違うので、このほうが売れる!と出版社のヒトが判断したんでしょう。

内容は簡単にまとめると、「冤罪」とそれを利用?した「死刑制度廃止論」をからめたストーリー。
と書くと「もうお腹いっぱいです」って言われそうだな…こういう事件に実際にかかわってる人以外には。
主人公は、死刑囚の父親と思っていいのかな?
登場人物がそんなに多いわけじゃないけど、どうも漠然としてんのよね。

ミステリとしての出来は可もなく不可もなくなんだろうけど、ある意味とっても横溝正史っぽいのは確か。
おんなじような設定の人間がペアで出てくるのよ。
例えていうと(実際にこういう人物が出てくるわけではありません)
・婆さんAとB
・美女AとB
・村に帰ってきた若い衆AとB
みたいな(笑)

おまけに過去の事例が現在の人物に、災厄となってふりかかってくると。

まあ「横溝正史的な作家を選ぶ」って趣旨の賞じゃないだろうし、選評でも誰もそんなこと言ってないから関係ないとは思うけど。

「冤罪」&「死刑制度撤廃」という興味をひく題材だし、すごく真面目にそつなく書いてる作品だな〜と思ったんだけど、どうもやっぱりリアリティがない結末なような。。。
最後二転三転しすぎるんだよね。

☆★注意★☆---下記2〜3行、ちょっとネタバレ含みます---

で、結局は崇高な志のもとにそういう犯罪に至りました、じゃなく、「美女を守るために男達が一致団結しました」という結末になっとる。

--- ネタバレここまで ---

あ〜、そういう意味でも横溝正史的なラストですね(笑)

巻末の選評担当が全て人気作家なんだが、この作品に「書くことへの情熱を感じた」って書いてる人が4人中2人いる(両方とも男性)
私はこの本には「書くことへの情熱」は感じない。ソツがない人だなと思うけど。
相当手直しされちゃったんだろうか?
「テーマへの情熱」ならわからなくもない。でもやっぱり結論が出せなかった感じ。

選評してるのが男性2人、女性2人なんだけど、女性の作家の作品の方に「情熱」を感じるのは不思議。

しかし確かにこれ、映像化はしやすそうな作品。予算もあんまりかからなそう(笑)
死刑囚の息子、捕まった当時なら瑛太がいいなと思ったけど、死ぬ時には年取っちゃうし、歌がうまくなくちゃいけないんだよね〜。
しかもこれ賞を取ったのが「テ レ 東」だ(笑)権利もテレ東に行っちゃうの???
テレ朝だったらなあ。。。作家本人が実はちょっとガックリきてたりして。



2009年06月23日(火) 北鎌倉プチ散歩

梅雨の晴れ間をねらって急遽、鎌倉まで行ってきた。

時間がないので北鎌倉だけ。お寺3つと、けんちん汁が目的。

「たびちょこ」ってガイドブックを買ったんだが、文庫本サイズなのにお寺の境内案内図までついて便利。
国内旅行だと文庫本サイズのガイドがいろいろ出てる。
このサイズいいよ〜。パリとかローマもこれで出せばいいのに。

昼近くに家を出て、おまけに電車まちがえて藤沢まで行っちゃったので、何はともあれけんちん汁!!

行ったのは「鎌倉五山」というお店。
ここ、ぐぐったらかなり評判が悪い。
なかでも蕎麦は「水くらいちゃんと切れ」「まず過ぎてウチの奥さんは子供に食べさせてた」等けちょんけちょん。おまけに「たびちょこ」には載ってない。

でも「けんちん汁」がメインのお店って他に見当たらないし。。。
まあハズレでもいいや、入ってみよう。
小さい蕎麦屋みたいな構えの店なんだが、平日なのに行列できてた!!

「あじさいセット」という炊込ご飯&けんちん汁&漬物&おひたしのセット1050円を頼む。
食べてみると…アハハ、なるほどこりゃマズい!!

まあ薄味すぎるんですよ。もとは精進料理みたいなものなのかな?だからしょうがないのかもしれないけど、それでももうちょっとなんとかなるだろうと。
自分の母親の方が美味しいかも、って思ったのは初めて(笑)ごぼうの量増やしたら美味しくなると思うんだが〜
まあこんなのは各家庭の味があるだろうしね。

なにしろ「ド」がつく観光地。いまだ観光地価格にこんな味でやってける店も多いんでしょう…

とにかくお腹はふくれたのでお寺めぐり開始。
駅前に戻って、円覚寺→明月院(あじさい寺)→建長寺と歩く。

円覚寺は…忘れてたが昔来た事あった〜!なんで忘れるかね。
でも広い境内に美しい緑、生き返るような心持ちになる。

日本庭園の計算のされ方ってものすごい。
設計者が「何年後にこうなる」という計算はするだろうけど、それで完成ではなく、空間を見ながら数世代にわたる人々の手に委ねられていく生き物のような庭。

これ見るとフランス庭園って信じられん。
ベルサイユとか大木を直角に剪定したり。小さい植込みじゃないよ、人の何倍もある高さの樹をよ?小さい木は円錐にしてみたりさ〜

あじさい寺は今日一番の混みっぷり!平日でこれじゃ、休日はすごかったろうね。
きれいなんだけど、ほとんどが淡いブルー1色のみ。土壌によって色変わるんだっけ?
なのでしばらく見てると飽きる(笑)

最後に建長寺へ。もうこの頃には汗だく。
東京から日帰りで来れるとは思えないほど、背景の山々の緑が濃い。
ここで一番感動したのが方丈庭園!
方丈って建物(靴を脱いでお堂にあがって拝観)の裏手にまわるといきなり眼前に広がる。
小さい椅子があるので、みんな座ってほっこりくつろいでる。
ああ〜素晴らしいひとときじゃ〜

方丈を出て、半僧坊という石段の上の天狗のお堂へ。
参道を鎌倉学園の男子生徒がゼイゼイいいながら走っとる。
半裸で腹筋してる生徒までいるんだが、お〜い、境内でそれはやめろ(笑)

し、しかし若さってすごいね。こっちは足がガクガクですわ。昔はこの程度の石段でこうはならなかったよな・・・
お堂のさらに上に展望台もあるんだけど、そっちは断念。
それでもお堂前からうっすら由比ケ浜も見えた。

ベンチに寝転んで休憩。あ〜いっつも旅先でこんな風に寝転んでるな。
ポルトガルでもチュニジアでもフランスでも。
こういう時間って本当に大事。よけいな雑念が払われて、気持ちが透明になるような。

それにしてもこの程度のお出かけでこんなに楽しめるなんて。
早く仕事決めて、すっきりした気持ちでまた遊びにきたいな〜(涙)



2009年06月20日(土) 東京散歩〜高円寺&永福〜

晴れてる間に鎌倉行こうかと思ってたらまた寝坊した(笑)
基本お寺めぐりしたいんだけど、だいたい5時前には閉まっちゃうのよね〜。
起きて「今日何しよう?」考えてるのが午後1時(笑)

しょうがないんで今日も都内散歩。

ちなみに昨日は新宿御苑にいたのよ。
だいたいあの辺りを散歩する時は、昼食とるなら『ぴーまん』っていう有機野菜のお店に行くのね。それで入園料払いたくないから、御苑の横の道を散歩して終わり。

でも昨日は久々に中に入ってみた。
そしたら思いのほか素晴らしかったんでビックリ!
広いし、寝てようが何してようが誰も何も言わないし、なんて良いところだ。前にも入った事あるけど、芝生で花見だけとか、きちんと巡ったことなかったのよ。
入園料も200円だし。またそのうち来よう、って夏は暑すぎるか・・・

さて前置きが長くなったけど、本日のコースは「高円寺駅→蚕糸の森公園→妙法寺→大宮八幡宮→西永福駅」

が。。。ちょっとばかりコース選択を誤った。
環七沿い歩かないといけないの忘れてたーーーーー!!!!!
もう排ガス吸いまくり。ひどいのなんの、御苑で吸った?マイナスイオンが抜け出てしまった。

暑いし、歩きながらイライラ(笑)
あ〜昔バリ島で、ジンバランでエステした後、歩いて宿まで帰ったら汗まみれで意味なしだったの思い出した。。。

妙法寺は某・寺巡りの本には「京都や奈良に行けない時はここに行きます」って書いてあったのよ。それで期待して行ったら・・・
ここ、昔来た事あったの忘れてた。悪い寺ではないのだが、ものすご〜く落ち着かない!

お堂どうしが廊下でつながれてて、内部を歩いて巡れるのはいいんだが、どうも行った時間(午後)が悪かったのか。。。

どのお堂行っても坊さんがバタバタしてんの。掃除機出しっ放しだったり、なんかしゃべってたり、ご祈祷の最中だったり。
こんなに空気のダラけた寺も珍しい。まあ近隣の人にはいかにも馴染みのお寺でいいんじゃない?確かに親しみやすさはある。
だが、あのガイドブックは大げさすぎ。

なんか、今日の散歩はダメダメだなあ〜と思いつつ、大宮八幡宮へ。
やっとヒーリング効果が!!!あ〜、ここはちゃんと神様居るわ〜!
ってさっきのは寺だったが(笑)
それほど広い神社ではなかったんだけど、あまりにも雑然とした道を歩いてきてしまった後だと、まさに心が洗われるようだった。

あ〜、しかしやっぱり休みの日は早起き必須よね〜。
だらだら寝てられるのも勿論贅沢ではあるんだけどさ。



2009年06月18日(木) 東京散歩〜神楽坂&東大編〜

私の誕生会がてら(今日が誕生日じゃないけど)友達と神楽坂でランチ&お散歩してきた。
食事したのは『ルグドゥノム リヨン ブショネ』という、訳わからん名前のフレンチ。
要はリヨンの郷土料理屋。

ランチタイムは1850円からのコース設定なので、OL&サラリーマンはターゲットにする気ない店みたいね。。。

1850円のコースだと肉or魚の料理が決まってて、デザートなし。
私たちは料理を選びたかったので、その上の2850円のコースに。こちらは前菜・メイン・デザート全て数種から選んで組み合わせ可能。

友達が先について待っててくれたんだけど、その時プレゼント用のお花持ってたのね。
それを見たスタッフが「お誕生会ですか?」ってそっちから聞いてくれたんだって。
それで何も言わないのに、デザートにロウソクともして、ハッピーバースディの曲かけてくれた!
そういう所は気が利いてるお店のようです。

まあ味は普通だったんだけど(笑)でも雰囲気の良いお店。
夜にも来てみたいな(ちょっとお高めかもしれないんじゃが)

さてその後は私のいつものペースに合わせて延々、歩く歩く!
小石川後楽園方面に向かい、伝通院→菊坂へ。

この「菊坂」あたり、お散歩に大変オススメ!!
特に『鳳明館』という旅館は、外から覗いただけだけど風情があってとても素敵。
ちらっと修学旅行で泊まってるらしき子供達が見えて、ちょっとうらやましかった。

それと看板だけ見て通り過ぎちゃったんだが、『金魚屋』だったかな?そんな名前の喫茶店があるらしく、そこがなかなか面白いらしい。こんど行ってみよう。

本郷通りで疲れてドトールで休憩、その後は東大へ。
赤門まできて「へー、初めて本物見た、きれいだね」とか言ってたら、友達が「中に入ろう」と。
大丈夫なのかな?と思ったら、犬つれたおばさんとか普通に散歩してた。

曇り空のせいか、建物が古くてなんだかおどろおどろしい。学問の妖怪が棲んでるんだろか???
安田講堂も当然初めて現物見て、エントランスがぼろぼろのままなんで、学園紛争の頃の面影を残してるんかな?と思ったり。

ランチにお金つかった以外は、近場でいろいろ楽しめて、なかなか有意義な休日でしたわ〜
やっぱり東京も楽しい。



2009年06月14日(日) 編み編み

亀有行く予定だったんだが、休日の午前中ってすぐ過ぎちゃう。
結構ウチから遠いし、どうせ行くのなら金町の「水元公園」ってとこへも行ってみたい。
もったいないのでやめた〜

どうせ今週半ばくらいから有休とるからね。
平日に行けばいいや。

せっかく休むんだからどっか行きたいなといろいろ本見てるんだが、見てる間に時間がたっちゃうのよね(笑)
雑誌の「chouchou」見て、静岡あたりまで行ってみたくもなったけど、う〜んやっぱりそこまでするのは面倒か。

手っ取り早く「都内めぐりでいいんじゃね?」となる。
それで目を付けたのが、最初に書いた「水元公園」。写真見るとずいぶん広そう。

それと「お江戸寺町散歩」という文庫本買ってきたので、それを元に歩いてみようと思う。
見出し見てるだけで面白い。
『東京の異界 菊坂あたり』とか。
東京も知らないとこいっぱいあるんだよね。

それで今日はというと、夜になってから編み物始めた。
といってもテレビみながら、ちょこっとモチーフ編む程度。
でも編み物だと、空いた時間に他のもの見ながらでもできるから、ひまつぶしにはもってこい。
おまけに単純作業なので、やってると頭がすっきりする。
なんかリハビリ効果がある気がするんだが。

とにかく何かしてないと、な〜んとなく先行き不安になるのでな。。。
こういう時はちょっとした気分転換をこまめにする。
私の場合は結構それで満足しちゃうんだよね〜


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