イタロ日記

2009年03月31日(火) ブラック×ブラック

バナ〜ナはドール!
(↑今回の日記と全く関係はありません)

朝っぱらから、みしゅらん係長に呼ばれた。
私と「聖子ちゃん」&もう一人のパートさんも一緒。
みしゅらん殿によると
「みなさんに担当して頂いてる仕事、赤字なので無くなるかも。
 場合によっては、勤務地変わって頂くおそれもあります・・・」

なんですと!?

まあ、他社で働いてた友達にも同様のことが起きたし、珍しいことでもない。
が、昨日帰りがけにパートさんと
「今年も旅行行く?どこ行くの?私も9月頃に行きたいんだよね」
な〜んて話してたばかりだったのよね。
こういう話した直後に、真逆のことが起きるという。。。「死亡フラグ」ってやつ?(笑)

だいたいさ〜、その私達の担当業務、もっと正確に言うと私たちが代行してる「企業」、ブラックさ加減では日本有数の(笑)企業なのだ。

ぶっちゃけ、仕事とってきた営業さんを「なんで取ってきたのよ?この企業」って問いつめたいくらい。大変申し訳ないが。

こっちはフル回転で仕事してんのよ。
が、その企業が見積もりへの承認を全くおろさない。ちなみに他の企業だと、朝FAX送って夕方には承認おりる企業もあるくらい。それがなんと2ヶ月も3ヶ月もほったらかし。

それどころかその返信に「このバカ、役たたず」とか書きなぐってあるらしい。
別部署が精算部門なんで、私達はそのFAX読まなくて済んでるんだけど、そっちの部署は大変だよ。精神病んじゃうんじゃないの?こんなの見てたら。。。

というわけで、明日はどうなるかわからない状況なのだった。
できれば勤務地変わりたくないんだよね〜交通費がすんごく上がっちゃうのだ!
まあなんとか、うまい方向に行きますように〜



2009年03月29日(日) NHK語学講座

なんのかんの言って、NHKの語学講座はよくできてる。
フランス語講座はここ2年ほど楽しく見てるわけだが、國枝先生、ムダに小芝居がうまいのは何故?あのまま金田一さんとかやってもらいたいくらい(笑)

4月期のテキストが出たので買ってきた。
が、開いてビックリ!!これ難しすぎないか〜???
基礎的なこと一切書いてないのよ。パリで働く人々へのインタビューがメイン。

私は一応、基礎をタラタラ独学してきたので、わからない単語さえ調べればなんとか読める。
(いきなり聞いたら絶対わかんないが)
でも「4月だ!さあ新しいこと勉強しよう!」って張り切ってテキスト開いた人は愕然とするんじゃないの〜?

ところで今回の講座では「フランス語の発音を覚えられる歌」というのをやるらしい。
コレはすごい楽しみ。

しかしいつも思うんだけど、私は仏語を勉強してどうしようというのかと。
まさか今後フランスに住むことはないだろうし、旅行程度ならこんなに勉強する必要ないのよね。
今一番、自分の時間割いてるのって実は仏語の勉強だったりするし。
とは言ってもタラタラやってるので全然のびない(笑)

この時間をそれこそ作品づくりに使った方がよっぽどいいんじゃ?と思ったり。

今日久々に新作時計のデザインを準備しだしたのね。
そしたらビックリするくらい頭がスッキリ。こういう作業に没頭するのって、逆に雑念から解放される感じもある。やっぱり私はこういう作業が好きなんだなと。

まあ自分で好きに使える時間がこれだけあるってのは幸せなことよね。



2009年03月26日(木) あいづち

私の仕事は一日中誰かに電話かけ続けてるような仕事。(「イマイ」さん系ではない)
それで最近ふと気づいたことがあるのだが。

世の中には、不思議なあいづちをうつ人が意外と多い。

イタロ「お世話になっております。××の件ですが・・・」
相手 「ええっ!?」
イタロ「!? いや、あの、××の日程についてなんですけれどね」
相手 「ええっ?××でございますね、ええっ?」

単にこの相手(女性)の場合は「ええ↓」と語尾をさげて普通にあいづちうてば良いところを、すべて語尾をあげて話す人だったのだ。
しかも日本人特有の「カン高い声=丁寧な応対」と思ってるようなタイプだったので、まるで絶叫(笑)話してる間ずっと落ち着かなかった。

この間マックで隣に座ってた男女の会話もすごかった。
男性「それで○○がさ〜」
女性「はっ!?」
男女「××っていうからさ〜俺さあ〜」
女性「はっ!?」

なんかいちいち突っかかるような感じで、男のほうは腹がたたないのかと思ったけど、終止そんな感じ。聞いてるこっちの方がイライラ(笑)

私の電話相手も、マックの彼女もそうなんだが、あいづちのバリエーションが極端に乏しい。
というか1つしかパターンが無いみたいなのよ。

もっとヒドいのになると「あいづちを全くうたない」。
割とこのタイプも、仕事で電話してると結構多いんだよね。

なんでだろうって考えたんだが、もしや携帯メールの弊害?もあるんだろか。
いやちょっと大げさだけど。
メールに途中であいづちうつわけにはいかないし、あいづち自体が絵文字に化けちゃってる可能性もある。音声言語(変な言い方?)に絵文字使えないもんね。

ゆとり教育の弊害なのかわからんが、日本人はもっと「会話」に重点置いて教育うけないとイカン気がする〜。
ハイリーや聖子ちゃんにしたって、きちんと説明できなくて相手に伝わらないと、それは「相手の方が悪い」になっちゃうんだもん。
他人に何かを伝える、相手の言いたいことをくみ取るって、すんごく大事なことなんだよ〜



2009年03月22日(日) 黒部の続き

はあ〜、終わりましたな。おつかれさまでした〜!

なんかちょっと拍子抜けしてしまった後編だった。
ラブストーリー的なとこはいらんから、工事の話をもっと重点的にやって欲しかったな。
往年の裕次郎の映画もこんな感じだったのかもしれないけど。
(「黒部」以外の他の裕次郎の出演作ってことね。昭和のスター映画ってそんなんかなと。きれいな女優さん出てきて、恋愛シーンも勿論必要と)

慎吾の演技も安定しないんだよね。迫力あったかな?と思うと、別のシーンではやっぱりいつもの「ふにゃあ」ってしゃべりが出ちゃったり。
でもあの体格はほんとカッコいいわ。ずっと親方でいてもらってもいい(笑)

とにかく、全体的には面白かった。
なんのかんの言って私はピン子の演技には弱いかもしれん。慎吾といい親子だったよ。
親方もね、なんでふられて泣くんだ!?とビックリしたが、人間味あってよかったかな。
果たしてその後幸せになれたのかどうか、非常に気になる。
続編作ってほしいくらい(笑)

ドラマ終わったけどね、少し前の日記に書いた「高熱隧道」、関連本として非常におすすめ。
ドラマにもダムにも(笑)興味なかった人も、これは読んで損なしだと思う。

あとこれと全く関係ないけど、4月からやるドラマの原作「アイシテル〜海容〜」ってマンガ。
これも非常〜〜〜!!!におすすめ!
レディースコミック風の絵柄だけど、内容はどんな小説より的確というか、過不足のない表現。
こちらも是非ど〜ぞ。

4月からは「蒼天航路」もアニメでやるしね〜ん。楽しみだ〜!



2009年03月21日(土) 黒部の太陽

あああああ〜!!!親方かっこいいいいいい〜〜〜

友達が家に来てたのでリアルタイムで見られなかった「黒部の太陽」、あとから録画で鑑賞。
いや、別に友達と一緒に見たって良かったのよ。
だが、恥ずかしい。
ドラマが恥ずかしいわけではない。慎吾を見ている私を見られるのが恥ずかしい(笑)
バラエティーだったら平気なんだけどさ〜

正直どんなもんかと、おそるおそる見たのだが、かなり丁寧に作られたドラマだった。
フジのドラマってケレン味ばっかり強いというか、派手なわりに単純て印象あったんだけど。
大金かかってるのはわかるが、あからさまじゃない。使うべきとこにちゃんと使った感じ。

役者も名前だけ見てるといかにも「かきあつめましたよ〜」って感じだったのに、適材適所、一人だけ目立つような人もいなかった。中村敦夫なんて、そのままほんとに電力会社にいそう(笑)

ぶっちゃけ慎吾が一番心配だったわけだが。。。
かっこよかった。
めちゃめちゃカッコ良かった。

相変わらず「がんばって渋い声だそうとしてるんですよ」って発声ではあったけど。なんだろね、一皮剥けた感じ。
近藤勇もこのくらいな調子でできてたらなあ〜って思うくらい。

「新選組!」の勇さんは、本人の演技もそうだし、三谷幸喜の脚本のせいもあるのか、どうも「清潔すぎ・真面目すぎ」みたいな感じだった。万年風呂上がりの近藤勇というか。

こんどの倉松親方は、いい意味で汚さ適当さもあるんだよね。
「仕事しにきてんだよ、いちいちウルセーな」って姿勢も良い。

あんまりカッコ良かったので、その後、他の番組で「慎吾ちゃん」がたどたどしゃべってるの見て、ちょっとガックリしちゃったくらい(笑)
もともとの適性に合った役だとは思えないんだけど、どっから引っ張ってきたんだろ?

後半もこの調子で、良い出来だといいな。



2009年03月20日(金) あれるぎい。

あああああ〜、花粉が辛い、黄砂がつらい。

マスクしてても、すきまから入ってくるし、逆にマスクの上部(針金はいってるあたり)に沿って花粉がたまってる気がする。その辺だけ集中的に痒い。
かといって、はずしてたらクシャミがとまらないし。。。

あと困るのは眠気!体内でアレルギー物質と戦ってるんだろうね。
一日中眠いのに、眠りは浅くて妙な夢ばっかり見る。

こないだの夢すごかったよ。

電車に乗ったら、乗る前は普通の電車だったのに、いきなり2階建て車両になってる。
それが走り出したら、急に線路はずれて普通の道に入っていくのよ。
「ええ〜っ!?線路ないよ、ガリガリいってるよ」と焦りまくり。

オイオイ、と思ってたら、なんといきなり海辺に。
すんごい綺麗な海で、浜に草がおいしげってる。それが波にしずんでて、ゆらゆら。
その上に電車がズカズカ入ってく。
「景色を見せるサービスか?」と思ってたらUターン。

今度は街に戻って雑居ビルに突入!なんかカウンターがある焼肉屋?みたいなとこ通過。
「花やしきかよ!」と突っ込んだとこで起床。。。

しかし海辺がすんごい綺麗だった。なんでこんな夢見るんだろ。

さてさて、明日はたぶん「黒部の太陽」見る予定。
が、正直に言う。・・・なんか・・・つまんなそうなんじゃが。

だってさぁ〜、ネタばれしすぎだしさ。
あとどうもあのトンネルが「西遊記」の洞窟を彷彿とさせるのだ。
もっともっと汚らしく撮らないと。予告で見る限り、画面がクリアすぎ。

慎吾ちゃんもなあ、局長だの親方だのいうより、「お花屋さん」みたいな役の方が良さが出ると思うんだよ。どこか中性的な人だから。まあ勇さんは私、好きだったけどね。

ちなみに慎吾にやってもらいたい役は「聖☆お兄さん」のブッダ(笑)
が、あれは映像化はできないだろうな。。。各方面に問題ありすぎて。
あの作者の発想力すごすぎだよ。天才だと思う。

おまけに次回作は「座頭市」だし(笑)
でもこれ、私は半年位?前から知ってたんだが。ネットの情報でだけどね。
今はもうかなり前からもれちゃうよね。意外と「親方」よりはこっちのが合ってると思う。

しかし座頭市ネタは話半分できいてたんだけど、これが正解だったとすると、もう1コの未確定情報も本物???
そっちはやったらアカンと思うのだが。藤原竜也あたりがやればいいよ〜
なんでもかんでも、手広くやればいいってもんじゃないと思うんだが〜。。。



2009年03月14日(土) 高熱隧道

慎吾が「黒部の太陽(以下「黒部」)」やるというので文庫を買った。
といっても買ったのは別の本(笑)吉村昭の「高熱隧道」。

「黒部」の原作は近所の本屋では全く見当たらなかった。
アマゾン見てたら、黒四ダムより古く、昭和11年着工「黒部第三発電所建設工事」をテーマにした小説「高熱隧道(以下「高熱」)」に目がとまった。

「高熱」の方を高く評価するレビューもあったので、慎吾とは関係ないけど早速購入(と言っても本屋で)なにしろ400円(笑)

文庫の薄さの割に、凄まじい内容の本だった。
あとがき読んで、登場人物は全て架空ってんで「ええ〜!!!」って思っちゃったほど。
もちろん出来事そのものはほぼ事実に基づいてるんだけどね。

架空の人物だからと言って、彼らが過度にヒーローのように活躍することは全くない。むしろ主役は過酷な自然現象ともいえる。

最高で160度を超える岩盤。しかも狭いトンネルという暗闇の中。掘削する人夫に真冬の水を太いホースで浴びせ続けても、たちまちそれが40度以上のお湯になる。
人夫1人が作業するのは20分が限界、それでも皮膚のあちこちが火傷で剥がれ、体の脂肪が失われて骨と皮ばかりとなっていく。

しかしさらに恐ろしかったのが「泡(ホウ)雪崩」という現象。
この本で初めて知ったのだけど、本当にそんな現象があるのか、にわかには信じがたい。
普通の雪崩と違って、雪崩の際、雪の粒によって圧縮された空気が障害物にあたって爆発するようにはじける現象らしい。

この「泡雪崩」が工事宿舎を直撃、鉄筋5階建ての宿舎の2階より上部を「そのまま」もぎ取り、遠く離れた山の岩盤に叩き付けたのだ。なんとその飛距離580m。

信じられる?鉄筋のビルが原型のまま、580m空を飛んだのだ。
内部に居た人々、84名の命とともに。

これほどの犠牲を出しても工事への思いを捨てきれない技師。そして工事中止へ動いていたにもかかわらず、天皇から「御下賜金」が犠牲者全員に出されたとたん「国家の重要工事」として続行されることになる時代背景。

超然とそこにある自然と比べて、人間サイドには誇り高さと滑稽さがないまぜになっている。
でも、そんな人間でいいじゃないか、って気もするんだよね。
挑まれた自然からすると、蚊にさされた程にも感じないとしても。
むしろそれでいいというか。いつまでも、自然には恐れおののく程度でちょうどいいんだと思う。



2009年03月01日(日) チュニス!

今夜の「世界ふれあい街歩き」はチュニスだった。
再放送らしいんだけど、あ〜、やっぱりこの回見たことないや。

いや〜、なにしろ私が2ヶ月も滞在した街だからねえ。。。懐かしいこと懐かしいこと。
それでも、見た風景もあれば、全く知らないところもあった。
マリン駅からブルギバ通り、フランス門(番組では「海の門」)までなんて、あまりにも見慣れた風景すぎて、まるで脳内再生状態。一瞬クラクラするほどだった。

不思議なもんだね。
この番組でリスボンやった時は「懐かしい〜!うはは」って感じはしたけど、クラクラはしなかった。

なんだろう、この違い。
ポルトガルはもしかしたらまた行くことがあるかもしれないけど、チュニジアにはきっと、もう行くことはないだろうからかな・・・
とか言ってて、マルセイユあたりから船で渡ることなんてあったりしてね〜。
モロッコにはいつか行ってみたいけど。

やっぱりフランス旅行とは違って、チュニジアの旅とか、その前のトルコ・スペイン・イタリアの旅の時は、長期だったし、思い入れが違うんだよね。
絵付けって目標があったせいもあるし、まだ海外ひとり旅に不慣れだったし。

1週間程度で帰ってくる観光と違って、不安もいっぱい、わけわからん高揚感もいっぱい、ハイになったり、差別されてんなと実感してヘコんだり、それはそれは毎日いろんな思いにあふれてた。

とはいえ、毎日めくるめく体験をしていたわけではなく(笑)、八方ふさがりの閉塞感もあったしね。特にイタリアで「工房ずっと休みです」って言われたあたり。
あの頃、フツーに留学してたらどうなってたんだろ???
まあそれでも、日本に戻ってきてたとは思うけど。

絵付けのことは置いといても、海外でぽつんと一人になってみたのって、良い経験だったと思う。別に自分の内面を見直すとかいう大げさなことじゃないのよ。
でも、ホテルの屋上で異国の街並見下ろしながら、夕焼け見てたり。
朝っぱらエザーンの大音響で起こされたり。

なんかね、自分が透き通ってくような、よけいなことを洗い流せるような、爽快感があるのよ。

さすがにフランス1週間とかだと、それはないな〜。単純にリフレッシュ。
もちろん、そういうひと時もすごく大切なんだけどね。
は〜、どうしよう。やっぱり今年もフランス、ってのは無謀だろうか、経済的に・・・


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