イタロ日記

2008年10月29日(水) 帰国してます(笑)

いや〜あっという間だったね〜。
行った早々いろいろあったけど、内容自体はとっても楽しい旅でした!

「いろいろ」ってのは、着いたその日に空港バスがストだったのよ(笑)
私は「スト」に関してはついてて、今までどの国でもあったことがない。
それが初っぱなからいきなり、ってのには本当にヘコみましたが。

市内までの国鉄は治安悪いときくし、計画段階からいろいろあった旅だったので、ここはキッパリサッパリ、タクシーでホテルまで行きましたよ。
バスなら8.5ユーロ〜13ユーロのところ、45ユーロ(笑)
でもおかげで楽だった〜

初めて行ったアルザスも可愛くて居心地がよくて、もっと長居したいと思える所だった。

ストラスブールの大聖堂はパリのより好き。
たぶん周りの商店にさえぎられて、いきなり視界に飛び込んでくるような立地と、建物を構成してる石の色合いの良さのせいかな。

あとは周囲の村にバスで行った時のブドウ畑に心なごんだし・・・
あれ見たあとだと、パリが「ストレスフル」だな、と思えちゃったくらい。
まあ新宿のがよ〜っぽどストレスフルですが〜

しいて言うなら食事がね、移動で疲れちゃって思ったよりは存分に楽しめなかったのだ!
一応ランチでは毎日ワイン飲んでたけど。でも最高でハーフのピッチャーくらいよ。
パリの安いワインバーのメドックと、ストラスブールのゲルストラうんちゃら???(いまだに読み方がわからんのだ!!)両方おいしかった。

また来年にでも行きたいくらいなんだが・・・
来年はアパート更新もあるし、いくらなんでも無理かなあ・・・

家に帰ってきて、またパリのガイドブック見返しちゃったくらいだからね、ほんと病気ですわ(笑)
とにかく、行ってよかった!!
そのうちサイトでなんとか報告しま〜す。



2008年10月23日(木) 【フランス旅行】おとぎの町リクヴィル

昨日とはうってかわっていい天気!
バスで30分ほどの町・リクヴィルに行く前に、とりあえずコルマールの町を散歩することに。

プティット・ヴニーズ(小ベニス)方面に歩いていくと朝市発見!日本人らしき女の子がマルシェかご持って買い物してるのを見かけた。

私は10本で3ユーロのサラミ買うことに。
親指サイズの、ドッグフードみたいなサラミ。3種類好きなのをよりどり出来るんだけど、言い方わからず。でも指差しながら「トロワ、トロワ、カトル!(3コ、3コ、4コ!)」で通じましたよ(笑)

朝っぱらからサラミをかじりながら散歩。駅まで行って、正面向かって一番左手のバス停で乗車。本数は少なめ。夏はたぶんもっと多いんだろうけど、シーズンオフは先にインフォメーションで時刻表もらっておいた方がいいかも。

車窓の風景はほんとうにのどか。
黄色や緑のワイン畑と青い空。あ〜、心が洗われるよう。美術館のアートもいいけど、こういう天然の色彩が私には必要だ。

さて、リクヴィル到着。
ついたら町に入る門から、ちょうどプチ・トランが出てきた。プチ・トランって観光用の小さい列車ね。遊園地にある子供向けみたいなやつ。なぜかフランスではいい大人が喜んで乗っている。

門から一歩足を踏み入れると、もうそこはおもちゃの町。
どっちを向いても絵、というかポストカードになるような家並。
かわいすぎて、もうちっとひなびた感じとか欲しくなる人もいると思うが、これはこれでやっぱりカワイイ。

ドイツ人らしきじっちゃんばっちゃんの団体がそこかしこに。なんで海外の爺婆というのはかわいらしいんだろ???日本人のリタイヤ世代も帽子かぶって並んでる。

しばらく町を散歩、町外れのぶどう畑の裏手まで行ってみる。静かな林では落ち葉がカサコソ、せせらぎの音、ひこうき雲。野生のリンゴ?も落ちてる。

町に戻って昼食にしようと思うが、レストランがありすぎて決められない。とりあえずこういう時は、人が入っていくのについて行く。

ドイツ人の小グループについて入ったのは、町中心のくすんだ青い外壁のレストラン。
適当に入ったが、ここで食べた鳥のリースリングソース煮込み、今回の旅では一番おいしかった!!というか他があまりにもハズしすぎだったんだけど。
室内は外観同様、童話に出てくるような居心地のよい内装。
ランプの傘が陶器で出来てて、それも可愛かった。

食後は特にすることもないので、またまた散歩。
教会前にはお決まりのデブ猫。となりのベンチに座ると、勝手に膝に乗ってくる。そしてそのまま安心しきって動かない。重いよ〜!
ひとりで「重い、重い」って言ってたら、周りの外人に写真撮られた(笑)

夕方、帰ろうとしてバス停に立ってたが、なかなかバスが来ない。。。
不安になった頃、ようやくバスがのこのこやってきた。
まあいざとなったら、リクヴィルにもホテルあるんだけどね。

さて、小さな町にさよなら。またここと、カイゼルスベルグあたりにまで来ることはあるかなあ?



2008年10月22日(水) 【フランス旅行】凍えそうなコルマール

ストラスブールから国鉄で30分の町、コルマールへ移動。
さ、寒い〜!!!2、3度くらいじゃない?気温。雨降ってるし。

列車の本数が少ないので急いでチェックアウト。朝7時台でもまだ薄暗い。

ちゃんと運行されているのか不安だったが、さすがに列車が来る時はリンゴルスハイム駅にも客がいる!ホームに人がいるの、初めて見た(笑)

しばらくすると、まるで魔法のように列車がやってきた。
TGVよりよっぽどピカピカ。ほぼ定刻にやってきて、音もなく発進。
なにしろ日頃、駅はあるのに電車が通ったの見たこと無いんだもん。まるでハリー・ポッターのようだった。

そしてコルマールへ到着。
ああ、寒い寒い〜!!!冬の一人旅はなんか心細いよね。

ホテルは駅から徒歩数分、「キリヤード」というチェーン展開してるホテル。インスタントコーヒーのパックもサービスで置いてあるし、こぎれいでコンパクト。60ユーロしないしちょうどいい感じの部屋だった。

まだ掃除が済んでなかったので、荷物を預けてまた町へ。

雨といったら美術館。「ウンターリンデン美術館」は中世のドロッとした絵が多く、私の好きな感じの展示内容。ゆっくり見て回ったが、外に出るとまたもや寒い〜!!!

もうとにかく温まりたいので、近場の「プフフェル」ってレストランに入る。しかし言いにくい店名だね。

素朴なポタージュスープで生き返る。
その後「タルト・フランベ」という薄焼きピザを頼んだが・・・
う〜ん、私は1度食べればいいかな(笑)
まずくはないのよ。でも見たまんまの味。千切りハム?とチーズなのかな、でもサワークリームみたいな味。それとオニオンを生地にのっけて焼いただけのピザ。

どうもフランスでは私、食に関してはハズしてるというか。
カフェごはんもそうだけど、写真よりおいしくないのよ!!ポルトガルなんかむしろ「見た目の割りにおいしい」って物が多い気が。

フランス料理がマズいってわけじゃなく、妙に写真うつりよすぎるんだと思う。盛り付けとかソースとか。どうも期待はずれ〜
でもパリの「アラール」のウサギ煮込みはおいしかったな。

食事がすんでもまだ雨、風邪ひいちゃいそうなので、さっさとホテルへ。
小ぎれいな宿でよかった・・・夕方だけどさっさと寝ます〜



2008年10月21日(火) 【フランス旅行】ストラスブール2日目

朝のうち晴れ。今日もリンゴルスハイムからストラスブールまで「通勤」。
最初にこおに来る時に出会った親切なおばちゃんにまた会えないかな?と思ったけど、この日も会えなかった。

市電に乗り換え、またオム・ド・フェールで下車。
今日はイル河の遊覧船に乗るのだ!
TGVに乗ったり、市電に乗ったり、そしてこの遊覧船(最終日、パリでセーヌ河クルーズもした)今回は乗物を楽しむ旅だな。

大聖堂からさほど離れていない乗り場まで歩く。というか旧市街が狭いので、ちょっと歩くとすぐ着いちゃう。
早くもじっちゃんばっちゃんの団体(たぶんドイツ人)が乗場に並んでた。

「ストラスブールパス(市内の見所が割引になるパス)」をチケット売り場で見せ、チケットと引き換え。
平べったいガラス張りの船は外からみると小さいが、中に入ると結構広い。席にイヤホンがついてて、各国語のガイドが流れる。中国語はあるけど日本語はナシ・・・この辺はパリとは違いマスね。

船は静かに出発。ガラス張りなんで船内はかなり暖かい。水面近くから街を見上げると、視点が違って楽しい。

しかしフランス人てさ、外で物食べるのホントに好きね・・・
川辺のベンチとかで食べてるならいいよ?もう船ぎりぎりの土手で食べてんの!!!ガラスに靴どころか膝がぶつかりそうな距離。船内の私たちと目があってもニコリともせず、サンドイッチを食うカップルとか。

一番のクルーズのイベント?は小さなダムを上昇するとこ。
ダムというと大げさだけど、船ぎりぎりの大きさの水門があって、かなり
水位に高低差があるポイントがある。
そこを水をせきとめて水位を上げ、船ごとエレベーター式に昇るのね。
これ、後で船を降りてから同じ場所まで見に行ったけど、外から見ても面白かった。

クルーズを終え、街歩きしてると雲行きが怪しくなってきた。プティット・ヴニーズ(小ベニス地区)のレストランに入り、何食べようか迷ってると、日本人の女の子が声をかけてきてくれた。

ちょうど彼女がベック・オフという鍋料理頼んでたので、それをシェアすることに。どのガイド見ても「大量」て書いてあるので、注文できずに困ってたのだ。
でもそこの店のはもともと1/2サイズ、一人でもなんとか食べられるかも?って大きさだった。味も意外とサッパリ。
ビールを頼んだつもりが間違って出てきた白ワインとよく合う。

ちなみに白ワイン出てきた理由だが・・・
多分私が間違って店員さんに、メニュー指差しながら「ユヌ ビエール」じゃなく「アン ビエール」と言っちゃったので「biere(実際は発音記号がeの上につきマス)」を「verre(グラス)」と聞こえたうえ、メニューの文字が小さくて、指の位置が白ワインをさしてるように見えたからかと。

一緒に食事した女の子は21歳。
パリで料理の勉強してるそう。来て半年で「たぶん期間延長して2年くらいはいるかも?」だって。

いいなあ・・・
しかし!この時点ではなんと彼女よりワタクシの方が仏語話せたのだ!!
ビールじゃなくて白ワインがきたけど(笑)

でも帰国するころには彼女の方が、もちろんペラペラになっていることであろう。今私が20代だったら・・・なんかもうそれだけでなんでもできちゃいそう。
ただいろいろ失敗して、その目でこうやってフランスを見ているのも、きっとそれはそれでよいことなんだろうと思う。

彼女と別れた後は、大聖堂の塔に登って、美術館見て、おしまい!
午後は天気が悪いままだった。
ホテルに戻ると、5階あたりに泊まってたのがたぶんアフリカ系アラブ人かなんかの男の子達だったんだろう・・・
「わーーーー!!!シネーゼ(中国人)ーーー!!!」
ってひさびさに叫ばれましたよ。やれやれ・・・



2008年10月20日(月) 【フランス旅行】赤い街・ストラスブール

さてストラスブール郊外・リンゴルスハイムのホテルに泊まってるわけだが・・・
やはり中心部への列車は極端に少ない様子。
しかたないので昨日同様、バス&トラム(路面電車)を使うことに。なんかもう通勤状態(笑)

まあ2度目ともなると慣れたもの。
すんなりトラム交通の基点となる駅「オム・ド・フェール」に到着。
訳すと「鉄男」って名前の駅ね。駅といっても何もないけど、停車地の真上に円形のガラス製ひさしがついてて面白い。

午前中の少し肌寒い空気の中、街歩き開始。
パリとは全然違う、おとぎ話のようでもあるけど、なぜか生真面目な感じもする家並。建物が赤茶色の石造りのせいかな?パリはなんかベージュ色だから。

しかし土産物屋は開いてても、肝心の大聖堂や美術館はなんと12時から。
カフェですら開いてなかったり。
ここの人たちはこれで生活がなりたつのか???

でもゴミゴミしてなくて気分いい。
メリーゴーランドのある広場を抜け、土産物屋の並ぶ道の角を曲がると・・・

いきなり目の前に大聖堂!!!
圧倒的な大きさ。立ちふさがっているような存在感。
パリのノートルダムと並べたら、意外に同じくらいなのかもしれないけど、周りに広場の引きがあまりないせいか、こちらの方が威圧するような大きさを感じる。

そして何よりその色合い。街同様、赤茶とチャコールグレーの石の色。
色鉛筆でぼかして塗ったような具合なので、近づくとゆらゆら揺れているようにも見える。色鉛筆の絵でつくったアニメのCMあるじゃない?あんな感じ。

いったん内部に入り、ひとめぐりして、今度は外を一周。
大聖堂正面に戻ると、目の前のカフェでココアを一杯。
あ〜抜けるような青空だし、ほんっと幸せ。贅沢なひととき。

その後12時から大聖堂内の「天文時計」のからくり見たんだけど・・・
時計の上の方しか動かないのでよくわからん!!
しかもこの時はいきなり日本人の観光客だらけ。年配の人が多かったけど、みなさんすごいよね。ウチの両親なんて「ストラスブール」なんて街の名前すら知らないよ?

ランチは大聖堂わきの小道で、適当な店に入った。
オニオングラタンスープと、サーモンのバターソース?みたいな料理。
味はまたまた「普通」だったけど、ゆっくりまったり。ああ幸せ。

そして散策の後、午後は美術館めぐり。
ロアン宮とアルザス博物館。特に後者は気に入った。小さな、アルザスの民芸品がメインの博物館。
なんかさ、こっちの家もそうだし、民芸品もそうなんだけど「カワイイ。でも怪しい」のよね。
鍋とか棚とか。夜中にゴリゴリ動いてそうな。

旧市街は狭いので、これだけ見所回ってもそんなに慌しくない。
イル河クルーズは明日におあずけ!
また郊外のホテルに帰るとするか〜



2008年10月19日(日) 【フランス旅行】緑山と林檎留守ハイム

パリからストラスブールへの大移動の日。
パリ東駅には初めて来た。きれいでにぎやか、いかにも国際列車も発着してる駅という感じで楽しい。

列車の出発ホーム案内、出発時刻の20分くらい前まで表示されないと聞いていたので、かなり不安だったのね。
みんなやっぱりそうだったのか、表示が出るなり出発ホームに向かっていきなりの大混雑!!

しかも私がホームでコンポスト(※刻印。切符に乗車時刻をプリントする機械がホームにあって、これやらずに見つかると罰金とられる)しようとしてたら、周りの人がジロジロ。やり方わかんなくて注目してたらしいのだ。

いきなり大混雑になったのには理由があって、自分の乗る号車がホーム入口からエライ遠くにあったりするのよ!
私が乗ろうとした号車がそれで、何百メートルあるんじゃい!くらいな距離だった。

しかも、2つの列車が真ん中で連結されとる。今回は前方がストラスブール方面、後方はチューリッヒ行き。間違って乗ると、自分の席までいけないばかりか下手すると、違う国につれていかれる(笑)

まあ無事乗車できてひとあんしん。
でも座席が後ろ向きで居心地悪い・・・あと列車がもう古くて、写真で見た印象よりスッキリしてない。
なんとなく思ったが、進行方向左側の車窓の方が面白いみたい。まだ多少町とか牧場が見えるというか・・・右側は草原ばっかり、退屈でしたよ。


で、ストラスブールまではよかったが、問題は着いてから!!!
そっから郊外の小さい駅「リンゴルスハイム」に行かなきゃならん。
今回、欧州会議開催中で、街中心のホテルが満杯でな・・・

インフォメーションで聞くと「駅出て真ん中の通り直進して、路面電車に乗って『モンターニュ ヴェルデ』ってとこまでいってバスに乗り換えて・・・(仏語)」

めんどうくさい〜!!係りのお姉さんの言ってる内容はわかるのだが、ホテルのスタッフの言ってることと違う、ということが伝えられんない。
今落ち着いてみると、間違ってるなりに作文できそうなんだが、とっさに言い返せない。
ただひとこと「セ ディフィーシル(難しいっす)」と言い返すと、姉さんめんどくさそうに「難しくないわよおおおおお!」

試しに国鉄のチケット(ホテル&代理店では「国鉄では10分くらい」と言ってたのだ)買ってみたら、“18時発”。ちなみに今15時。
・・・これでインフォメーションの姉さん、国鉄ススメなかったのかあ!!

仕方なく、国鉄チケットは捨て(1.5ユーロくらいだった、確か)姉さんの言ったとおりの方法でホテルへ。

路面電車はすぐ見つかり、『モンターニュ ヴェルデ』までは簡単に行けた。モンターニュ=山、ヴェルデ=緑。つまり緑山。
バスを待っていると親切なおばちゃんが横でいろいろ言ってくれるのだが、またもや簡単な会話が続かない・・・

おばちゃんに「バスの切符、バスで買えるよね?」と聞くとしきりに「ここまで何で着たの!?」と聞かれるのだが、理由がわからん。
乗車時に納得。
切符買いなおす必要はなく、圏内は同一切符のままで市電→バスへの乗り換え可能だったのだ。

いつも思うのだが、東洋人の女一人だと、微妙に座席の周りに人が来なかったりするわけよ。そりゃそうだよね、私だって東京で席がたくさんあるときには、わざわざ外国人の隣に座らないもん。

それを平気で話しかけてくれてたりするおばちゃんとかいると、たいしたものだと思う。

というわけで、ようやく「リンゴルスハイム」到着。
な、なにも無い〜!!今写真アップできないのが残念(笑)
もう幸手かと思った。

ひとりで駅で爆笑しちゃったよ。とおりかかった男の子2人いたけど、妙に思ったろうな・・・
なんかね「ああやっぱりいつもの旅行だな」って思ってしまったよ。



2008年10月18日(土) 【フランス旅行】ガレットとカフェめし

丸々1日パリに居られるのは今日だけ。明日はもう移動という貴重な日。
なので、いろいろ綿密に計画立てていた。

まず朝は9時頃にイエナの朝市へ向かう。エッフェル塔側から見ると、セーヌ河対岸あたりで開かれている市場だ。
単行本に掲載されてた屋台で、おっちゃんが焼いてるガレットを食べるのが目的。
なんでも「ガレット・ダンドゥイユ(臓物ソーセージのガレット)」ってのがあるらしく、シンプルながらそれがおいしいとのこと。

クサーなもん好きな私には実に魅力的。
割と簡単にそれらしき屋台がみつかったので、早速ガレットとシードルを注文。となりの常連?な感じのおばあさんは、朝から3枚ガレット頼んでた!!立ち食いなのよ?年取ってもたくさん食べるのね・・・こっちの人。

店のおじさんは素晴らしいスピードで焼き上げてくれた。
ホカホカで出てきたはいいが、写真撮ってる間に少しさめた!!もうこっち寒いのよ・・・10月半ばでも朝5℃とか。

日本で食べたガレットみたいにパリパリすぎず、適度にモチモチ感が残っている。素朴な味でおいしい!シードル飲んで幸せ。
次はクレープ食べにきたいな。砂糖とバターだけのやつ。

その後あちこち散歩してたわけですが割愛(笑)
パレ・ロワイヤルの中庭、のんびりできてすごくよかった。日比谷公園ソックリですが。

昼まで散歩して、マレ地区のヴィエイユ・タンプル通りへ。
ここでかなり流行ってるらしいカフェ「レ・フィロゾフ」に行く。
いろんなガイドに載ってるので、とんがった場所かと思ったら、ごく普通のカフェ。まあ確かに入りやすい。
働いてる人も、北アフリカ系?かなんかの人の姿がちらほら。

フォアグラのテリーヌと、タルタルステーキ頼んだが・・・
味もフツー。
どっちゃかといえばテリーヌのが美味しかったか。タルタルステーキって、まあ味付けは自分だもんね。

実はここ、旅の最終日にまた来たんだが、やっぱり味はフツーだった。
ま、入りやすくてワイワイできて、1品からでも頼めるってことで。
次回もしパリに来るとしたら、まあ時間が無い時以外は来なくてもいいかな・・・ってスミマセン。



2008年10月17日(金) 【フランス旅行】最初からやっぱり・・・

ANAにゆられて?日本にいる気分のまま到着しましたよドゴール空港。
ターミナル1は初めてだったので、ちょっと期待してたんだが・・・
しょ、しょぼいんですね。。。もっとデカいかと思ってた。

周りのツアー団体のおばちゃんも一様に「ケッ。」て顔してるので、
「ターミナル2はもちっとマシです、おフランスって気がします」
とか言いたくなってしまった。

入国審査の窓口で兄さんに「ボンジュール」と言ったところ
「コンタン!?」と兄さんが言う。

聞き取れなくて、こちらが「は?」って顔してると再び
「コンタン!!??」
いや、広東から来てません、日本からです。
兄さんが「ヴ ザヴェ カランタン!?」と言い直してようやくわかった。

つまり「アナタは40歳デスか!?」と。

・・・

最初っから年齢を疑われるという、ひどい話。
まあフランス人から見ると、ワタクシ不惑(って40だよね?)にはとても見えないらしいんですのよ。
ひどい時にはマジでリセだと思われる。

ニガ笑いしながら外に出て、今度はインフォメーションで空港バスについて聞く。往復チケットが存在するのか知りたかったのだ(「歩き方」にのみ記載あり。ほかのガイドブックにはナシ)

こっちがバスについて聞き始めたとたん、可愛いお姉さんが
「イルニヤンナパ。」(←たぶん)
一瞬またもや聞き取れなくて、頭の中でセリフを文字起こししてると、
お姉さんがニッコリしながら、
「うんちゃらかんちゃら、グレーヴ!!」

グレーヴ!!
ああ、一番聞きたくない言葉が!!!!!

要はストライキ。空港バス止まってるので、列車かタクシーで行けと。
列車は市内まで行く路線は治安が悪いらしい。

もう今回は当初からいろいろあった旅なので、あきらめてタクシーで行くことに。
おかげ様で快適でしたよ。

ついたホテル、マレ地区の「アンドレア・リヴォリ」は室内薄暗く、ボロい。まあでもこの立地で74ユーロなら仕方あるまい。

到着時、夜7時位。早いけど、今日は疲れたので何もしないで寝る。。。



2008年10月13日(月) ほぼ準備完了

成田エクスプレスのチケットも買ったし、大体旅行の準備できたかな?

しかし、成田エクスプレスのこと「NEX」って呼ぶの普通???
びゅうの窓口で列に並んでたら、係の人に
「お客様、ネックス新幹線ですか?」って聞かれたのよ。

“ネックス新幹線”って何だ???ってまず思ったんだが、要は
「NEX(成田エクスプレス)か新幹線か」って聞きたかったらしい。

NEXなんてペプシしか知らんわ。


まあとりあえず切符も無事購入。
昨日は厄除けに浅草の浅草寺まで行ってお守り買って来た〜

だって今回の旅行、行く前から妙にいろいろあるのよ。
PC壊れる、宿満杯、あせってユーロに両替したとたん暴落。

おまけに金曜なんて、職場のフネさん(50代後半女性)データぶっとばした模様。(たぶん簡単に復活できる状況だったと思うが・・・無視して帰宅したからわからん!!!)
明日出社して大混乱でないことを祈る。

とにかくそんな感じで災難続きなので、私的パワースポットの浅草寺に行ったのだ。

しかし仲見世通り大混雑〜!いくらなんでもこんなに混んでた???
旅の前にスリに遭いそうだったわ!

そのうえ交通安全のお守りは1000円とな!ぼったくりか?
災難よけ・身代わり守りは500円だったので、そちらを買いました。

さて、あとはまあ当日きちんと起きるくらいなもんかな・・・
さっきエールフランスバスのサイト見てみたけど、ちょっと長文の仏語見るだけで頭痛くなるな(笑)
相変わらずダメっすね、私のフランス語〜!



2008年10月10日(金) もしもしフネよフネさんよ

前からたまに書いてるが、職場に60歳近いパートの女性がいる。

最近その人とハイリー君の軋轢?がひどい。
なにしろハイリーは他人に仕事の説明するのが下手。
フネさんは他人の話聞くのが下手(そもそも理解力が×△%○★〜)

おまけにフネさん、年配の女性特有というか、謝るのも下手なのだ!

例えば、先日はこんなことが。
フネさんは、お客さんと業者への電話連絡窓口業務やってる。

でも役職ついてたり事情のあるお客さんには、パートじゃなく社員が連絡とらないといけないわけよ。特にフネさんみたいな人だと何しゃべっちゃうかわからないので。

それで他の部署から回ってきた書類に、その部署の人が気を利かせたのか細かく指示が書いてあったのね。
ご丁寧にも、書式を縮小して余白に書き込みビッシリ。

そんな通常と違う書式みたら、普通の人はまわりに聞くじゃない?
フネさんは「電話しなきゃ!!」って思うと一切他のことが目に入らなくなる人なので、即電話!!!

電話かけ終わってからなぜか私に「これってこうやっていいのよね?」
私が妙に思ってハイリーに「これ、フネさんに指示しました?」って聞いたら
ハイリー大パニック!!
他部署もそろってパニック!!!

それでフネさんこっぴどく叱られたらしい。
さすがにヘコんでたが、翌日またいつもと違う書類が。
今度はハイリーに確認したのはいいが、その言い方が。。。

「ハイリーさん、ほら、聞かないと私のせいにされちゃうから!」

いやそもそも、あんたの失敗でしょーが!


その翌日は私が失敗やらかしたのだが、それを係長に報告してると、フネさんがみごとに私達の間に顔つっこんできた。
「あらっ!?何ナニ??ええ〜っ!!!???」

私の顔面の前20cmくらい?にフネさんのドアップ。
しかも内容聞いても、フネさんは絶対わかるはずのない話。

あきれてフネさんの腕ひっつかみ、
「あの〜、一応問題が起きて対応考えてるのよ。迷惑でしょ?」って言ったら

「そうね!わかったわ!!無視するのよね!無視ね!!」

『私のせい』だの『無視』だの、なんでまた他人の神経逆撫でするような言葉をチョイスするのだ!!

ほんとこの人見てるとね、ああこうなりたくないな。。。と。
でも歳とともになりかかってたりするのかね、私も。


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