先週土曜日の話。 神楽坂の某ワインバーに行った。 友達が予約してくれたんだけど、その際、店主に妙な言い方されたらしい。 「予約?名前とか言わなくていいですよ。女性はきてくれるから。」
??? なんか不思議な物言いだなと思いながら、6時半に店に入った。 目立たないビルの地下にあり、入るのに躊躇する雰囲気。
時間が早いせいもあるが、店内には客が誰もいない。 しょぼくれた松本零士みたいなオヤジがぽつん。そいつが店主。
席に座るとその日おすすめ?のワインリストを見せてくれたはいいが 「白ワインはね、強いですよ!この間も男性が救急車で運ばれてっ!!」 「白ってね、飲み口がいいけど、ビールと違いますから!! 16〜7度くらいあるでしょ!?倒れるんですっ!!!」
・・・し、白は飲むなということなのだろうか。 しょうがないので友達と私、ともにプロセッコ頼んだ。
その後も店主のマシンガントークが続く。 「前はねっ、板橋で店やってたんですっ!」 「でも、客が愚痴とか他人の悪口ばっかり!ワイン味わってくれない!!」 「なんでコルク投げつけて追い返したんですっ!!!」 「昔もいろんな会社でケンカしてっ!!22社変わったんですけどっ!」
い、いや武勇伝はいいから、まず注文したいんだが。。。 ちなみにここまで、プロセッコしか注文してない、マジで。
かなり良いワインをお手ごろ価格で出したいということでやってる店らしいんだが、店主のこだわりが半端じゃない。
こういう店ね、一部男性にはウケるかもしれん。変なラーメン屋と一緒。 でもな〜、客にその場で文句言うマスターとか、私はキライ。じゃ、次の予約から断ればいいじゃん。 それか京都みたいにホウキ逆さに立てておくか。
客を見下してる割りには、私達にまで 「あまりにも客の入りが悪い、2度来てくれる人がいない!!」 とこぼしまくり。
貴重で良いお酒をわかる人とだけ飲みたいってんなら、店なんかやらないで友達と家で飲めばいいじゃん。 『客』ってものをどうとらえてるのか、ま〜ったくわからない。 何より自分の仕事が上手くいかないのを、その場で客に愚痴るって最悪だぞ。ワインにだって聞こえると思う。何%かは劣化してるね、たぶん。
とはいえ、すすめられたワインは美味しく、トリッパも最高だった。 が、パスタは・・・やっぱクスクスとかもメニューに載っけちゃう店だな、というレベルであった。。。
マスターがこんな性格じゃなければまた行きたいんだけどなあ〜 2回目はおとなしいかも? ただ次からは他の誰かにマスターの相手してもらいたいと思う。
って、会社の話も書こうと思ったら、店の話が長くなりすぎちゃった。 また明日〜
2008年03月27日(木) |
それでもキミはやっている? |
今週末に、会社で座席の大移動が行われることになった。 今回の座席表を見ると、まだ現在の班に私の名前が残ってる。
とりあえずホッとはしてるんだが・・・ ハイリー君が何も言ってこないのが不気味だ。 「ボクと一緒に、別の階へ移ってくれましぇんかあ〜???」とゾゾゾ〜っとする物言いをされ、即お断りして以来、何も言ってこない。
ハイリー自体は4月中旬までに異動になるらしい。 が、本来2〜3ヶ月前には異動してるはずだったのだ。実際、彼は他の班所属で、そっちにも座席がある。 「いついつまでに異動ですぅ〜」というのを延々繰り返されてるので、なんか「行く行く詐欺」みたいな感じ。
先日、部長に呼ばれて 「イタロさん自身は今後どういった形で仕事したい?」と聞かれ、 「できれば、今までどおりの仕事を今のフロアでやりたいです!」とは答えておいた。
つか『ハイリーと同時期に仲良く二人そろって』異動なんかしたくないわけよ!!
実はウチの派遣元営業に文書で「ハイリーにセクハラされてます」というのを提出済みなのだ。。。
ちょっと大げさかな?とは思ったんだけどさ。 ただ例をあげると立派なセクハラになっちゃうんだよ、コレが。
【ハイリーにされたことの例】 1)カラオケに誘われる。断ると「土日はあいてますか?」と言われる。 2)プライベートの携帯の番号をきかれる。 3)なぜかコピー1枚とるのに一緒についてくる。 4)口の中を指でほじりながら話をする。 5)「ボクのことキライですか?」ときかれる。
まあ1、2、3はされたの1回ずつなのよ。 でも全体に「甘えさせて、甘えさせて〜」という態度なのがもう筆舌につくしがたい。 しかも顔がブサイクなので、すんごい苦痛。。。 なんで客観的に自分が見れないのだ!!!
大げさにすると、映画の「それでもボクはやってない」の主人公みたいになりかねないので、そこまでする気はない。 でもこのままじゃ自分の神経がもたない〜!!!
もう派遣元は置いといて、自分から部長に上記の内容をブチまけてしまおうか。。。 そろそろロスタイムなんで、どうしたもんか迷い中。
「薔薇のない花屋」終わった。
最終回としては、あまりにも伏線回収に追われすぎだったな〜? もう1回くらいあれば良かったのに。 部屋に掃除機かけたはいいが、7割しか吸いきれてないような・・・よくみりゃゴミ落ちてるが、まあ見なかったことにしようと。
でも、とりあえずみんな「ある程度」幸せになったから良かったのかな? 内面に抱えてた後ろ暗い部分を、みんながちょっとずつ吐きだして、ちょっとずつ前向きになれました、みたいな。
ラスト、虐待されてた男の子が薔薇1輪持って訪ねてきてくれたのは本当に良かった。 あの子が英治の幼少時代の象徴みたいなもんだし、あの子が代わりに薔薇を差し出せたことで、初回で英治が彼女に渡せなかった思いを昇華できた感じ。このシーンがあるのとないので大違い。あって良かった。
なんのかんの言って、主役が実は一番罪深い話な気もするし。。。 理由はどうあれ他人様の子供さらったも同然なわけだから。
しかもやっぱり最後の最後まで、実は問題を子供(雫ちゃん)に持ち越しちゃってるんだよな〜 結局、雫ちゃんが辛いの我慢して、父ちゃん&院長&美桜を救ってやってるようなもんだ。子供に押し付けすぎ。 個人的に「雫ちゃんも花屋さんメインで暮らして、たまにおじいちゃんに会いに行くんだ」とでも補完しないとやりきれない〜
とはいえ、野島伸司ニガテだったんだけど、このドラマは最後まで見たらなんだか好きになってた。 納得いかない設定は山ほどあれど、『人が心のどっかに嘘をかかえてて、他人を信じることで救われる』みたいなテーマは割りと好きらしい。自分でも気づかなかったが(笑)
で、その『信じる』がかなりムリヤリなのも好きなんだよね。 どーにもこーにも胡散臭いが、自分に対しても力ずくで言い聞かせて、ホントかよと思いつつもとにかく信じるんだと。 すごくいいテーマだったと思う。
慎吾はまあ、台詞まわしは相変わらずだし、演技なんだかどーだかわからん(笑)というよーな感じだった。でもこれまた初めて気づいたんだが、私はこの人の「ぎごちなさ」が好きらしい。 いい大人なのにどっか痛々しいのよ。
10代の頃の方がいけしゃあしゃあと演じてて、今よりよほど達者だった。 でも、雑味が増えたというか、よけいな迷いを抱えた今の方がなぜか魅力的な気がする。 まあ「たどたどしい芝居なんか見れるか」というヒトにはオススメできないかもしれないけど(笑)やっぱり私は今のこの人の方が好きだなあ。
2008年03月20日(木) |
J'ai un cauchemar. |
変な夢をいっぱい見た。休日で、ぐだぐだ起きたからか。 (ちなみにタイトルは仏語で「悪夢を見た」です)
・夢の中で起きたらなぜか実家にいた。 居間に、いとこと物凄い数の子供がいて、全員でこっちを見てた。
・どこかわからない、山の中の旅館みたいなところにいた。 なぜかそこで私は暮らしてた。 数人の男性同居人と、朝ご飯(おかずはシャケ)食べてた。 私のみそ汁だけ無かった。
・右手の甲の皮が5cm位、ベロッと向けてた。 化粧品店にいたので、なぜかヒノキチオールの化粧水を手に取った。
半分覚醒してる状態で夢見てたので、あ〜下手すると金縛りになるぅ〜と思って寝ながら焦ってた。
たぶん昨日友達と飲んでたので酒が少し残ったのと、会社でヤバイ状況になりそうなんでプレッシャーのせいではないかと。
「ヤバイ」ってのは、ハイリーの異動に私もついていくはめになりそうだからなのよおおおおおお!!!!
今、私とハイリーでやってる業務をチームから切り離して、別フロアに持っていくことになるらしい。 それとハイリーに新卒2人つける計画があるらしく、「新卒の世話するのイヤああああ〜!!」という、ハイリーの焦りもあるのではないかと・・・
断固阻止するべく、ハイリーにされてるセクハラ一覧を作成しようかと検討中。大げさになるの嫌だったんだけど、プライベートの携帯番号聞かれるとか、休日にカラオケに誘われるとか、立派なセクハラだよね???
ああ、勤務してたった半年。つかのまの安らぎで終わってしまうのか。
会社の私達のチームに期間限定で来ていた女性Bさんが、来週から本来の課に戻ることになった。 それでチーム全員で「何かプレゼントしましょう。」ということに。
しかし、その提案をしにきた男性の物言いがムカつくというかなんというか(笑) 「Aさん(別の派遣女性)は自分もお金出すって言うんですよ。 彼女はお子さんがいるので、話もいろいろしてたようですし・・・ イタロさん、Bさんと接点なかったでしょう? だからお金出さなくてもいいんですが、一応話しておこうと思って。」
ええ、独身&子無しで話が合わなくてすみませんね(笑)
いや、これはちょっとトゲがありすぎなんだが、他全員がお金出すって話なのに、私だけ「出しません」って言えないでしょうよ。。。 なら最初から社員だけがお金出すとか、線引きしろよ〜
仕方ないので「私もお金出してもいいですよ」とは答えた。 そしたらなんと、お昼に「じゃあ、全員で品物選びに行きましょう!」
小学生かよ〜!!! なんで『全員で』行くのよ。以前の会社で、男性社員がお金出すから、かわりに品物を選んできてくれ、って頼まれたことはあるけどさ。 班全員(Bさん以外だと男女合わせて5人)で行くなんて聞いたことない。
あきれて「いや、お昼はちょっと。。。」と断ったら、私と別の男性以外の男女3人で選びに行ったらしい。 案の定、「時間が短すぎて選べませんでした〜!!」と戻ってきた。 おまけに「明日の昼にまた行く」とか言ってる。
なんかイライラしてきたので「じゃあ、私と派遣のAさんで、夜一緒に選びに行かない?」ってAさんに提案。 そしたらAさん「他の男性社員の意見もきかないとお」
結局夜も『全員で』○井に選びに行くことに。 伊勢丹も行ったのよ。予算オーバーすぎて何も買えなかったのよ。 だって一人1000円なんだもん。
いろいろ見たあげく選んだ品物が、7000円程。若干予算オーバーなんだが、ハイリー以外の男性社員2名が2000円ずつ出すことに。 そしたら、そのうち一人は試用期間で時給1100円なもんで 「俺の時給2時間分だぞ〜!!」と店内で絶叫。
・・・穴があったら入りたかった。 どんだけ底辺なんだよ、ウチら。
まあ一人のために一生懸命プレゼント選んでるわけで、みんないい人達なんだけどね。 でも、私、自分が辞めるとき絶対何もいらない・・・ こんな侘びしい状態でプレゼント選んでもらわなくて結構です。。。
マンガの『闇金ウシジマくん』読んでる。
もんのすごく面白い。というか怖い。心底怖い。 ウシジマくん=闇金の社長(でも23歳)なんだけど、彼が怖いというより、底なし地獄に落ちていく客の人生が怖い〜!!!
パチスロ狂い・ギャル男・預金残高に生き甲斐を見いだすフーゾク嬢・株に手を出した主婦など、まあ予想がつく範囲の人々ではあるが、描かれ方が本当にリアル・・・(リンチシーンは妙に現代アートだが) 生クリームの搾り出し袋のごとく吸い尽くされて、残骸しか残らない。
自分は上記にはあてはまらないものの、いつ何時こうなるかわからない。 いや、闇金に手を出さなくても、いつ無収入になるか。。。
だいたいマンガ読むと2ちゃんねるの関連スレとか読んでみる(笑) そしたら結構するどい意見があった。 「これ、学生のうちから教材として読ませたらどうよ?」 「若いヤツは自分はウシジマの方になれるとしか思わんよ」
・・・そのとおりだ。 自分だって10代頃、未来の自分がこうなるとは思ってもみなかった。
まあ結局『闇金には手を出すな』しか言えんのだが、これ読んでて客の側にちょっとした共通点があるような気がした。 その瞬間の自分しか想像できないってのはわかるんだけど、その瞬間に得られた結果に満足しないのね。
例えばパチスロだけが生き甲斐のニート君35歳は、せっかく日雇いで手に入れた6千円程をたった10分でスッちゃう。即座にキャッシングしてきた3万円も2時間くらいでスッちゃう。 そして彼は泣くのだ。 「1日働いた金を10分で無くした!5日分の金を2時間で無くした!!」
働いた金で遊べたんだからいいんじゃん??? とりあえずそこで「ああ良く遊んだ!!満足だ!!」って満腹中枢を意識して働かせる訓練したらどうか。 ってこんなんでポジティブになれるタイプなら苦労しないか。
この作品、内容もいいんだけど、絵柄がまたいい。 まず人物、とりわけ後ろ姿がとんでもなくいい。上手い役者を見てるようだ。 2巻の迷彩着た糞ガキの後ろ姿なんて、大きくして壁に飾りたいくらい。
それと背景。他の人が描いてるのかもしれないけど、露出オーバーにしたみたいな感じで、空虚な感じと妙な透明感がある。諦めの境地みたいな。
普通、登場人物の背景にY字路ってあんまり描かないと思う。 人物がどっちに行こうか迷ってるシーンなら別だけど。 でもその不安定な感じの背景がまた内容に合ってるというか。
う〜ん、「もやしもん」と「へうげもの」も面白かったけど、ウシジマくん断トツかも〜。 結局、現実が一番コワイわけね。
どうも最近ボケてきたようだ。
昼食を喫茶店で一人で摂った後、伝票持ってそのまま外に出てしもたーーー!!!
中国人のウエイトレスに 「お客サーン!・・・風邪引きましたカ?」 とか言われてしまった。マスクしてたんで「風邪のせいで頭がボーッとしてたのか?」と気を使ってくれた様子。
夜は夜で、電車内で変な女に会ってしまった。。。 車内に乗り込むと、男性乗客と女性乗客の間の吊り革が1つ空いていた。 冬ってみんな着膨れしてるから、隙間がかなり窮屈。
かろうじて吊り革に捕まったら、隣の女がなんと私にヒジ鉄〜!
その人、なんかお菓子の袋持ってたのよ。生菓子なのか、その袋が私にあたるんで「中身が崩れる!」とでも思った模様。
彼女は左手で吊り革つかんでたんだけど、その手を曲げて、吊り革に捕まってる私の右手に向かって『ガシッ!!ガシガシッ!!!』 1回や2回じゃないのよ、ず〜っと。
割りと私はこういうとき平気で文句言えるヒトなので、 「すいません、そんなに強くヒジで叩くのやめてもらえません?」 って言ってみた。
それでもそのまま無言でガシガシ・・・ よく見たらイヤホンしてたんだけど、そんなに大音量で聴いてる風でもないし、こっちの声も聞こえてたと思う。
これはもう「あ、可哀相なヒトなんだ」と思って、あとはそのまま我慢した〜。
なんかその女性みすぼらしい感じだし、私もいかにも貧乏そうで似たり寄ったりだしな。。。 似たような女が二人して車内でケンカって、考えただけでもみっともない。
嫌〜な予感がしてたんだが、その女性、私と同じ駅で降りた(笑)
よけいに気分が侘びしくなりました。
今、「闇金ウシジマくん」読んでるが・・・いくらなんでもここまでオソロシイ思いをする生活にまではなりたく無いものだ。
「それでもボクはやってない」見てた。 が、前半あまりにも辛すぎて、いったんチャンネル変えてしもた〜!!
これ、自分がこの立場になったら耐えられないな・・・
やっぱり「やりました」とは認めたくない。 なので「やってない」とは言い続けるものの、裁判途中でブッ壊れちゃいそう。ゲラゲラ笑いだしちゃったりとか。 そうなった場合、どうなるんだろう?裁判止まるんだろか?
これが家族とか、友人の冤罪のためなら戦いきれると思う。
でもそれは「愛する人のために」なんて正義感からではない、残念ながら。 たぶん、「身内といえども他人」だから・・・
自分だったらテンパっちゃって冷静になんてなれない。他の人も巻き込みたくない。子供でもいれば、その子の尊厳のために、って戦えるかもしれないけれど。
ところでまたまた会社の話。近ごろハイリー君の壊れっぷりも甚だしい。 業務中に平気で「こんな会社なんてツブれろ!」と叫ぶ始末。
おまけに私にとっても、どうやら雲行きの悪い状態になってきた。 ハイリーが仕事中に話しかけてきたと思ったら、 「イタロさん、ボクと一緒に他の部署に移ってって言ったらどうしマス?」
・・・!!! い、いよいよ来てしまったのか!?異動の話。
即座に「だったら辞めるかもしれません!!」と答えてしもた〜! 何が嫌って『ボクと一緒に』というフレーズが。。。 なんかもう身の毛もよだつわ、マジで。
最近ほんとハイリー過敏症になってしまった。 前いた会社の67歳事務局長のトラウマが消えんのだな〜。 関係ない人間に甘えられるってのが耐えられない。
となりの美人シングルマザーに 「ハイリー、キモすぎ!!耐えられない!」 って切々と訴えてみたのだが 「あらあ〜、子供育てるより簡単よぉ〜!一回体験すると、たいがいのこと平気になるわよお〜」 と笑顔で返されてしまった。
自分でお腹痛めた子供ならそりゃ我慢もできるだろうよ。 何が悲しくて三十路間近の男の世話しなきゃいかんのだ。しかもブサイクの。
本当に回避する方法を考えないと・・・ しかし生理的にうけつけないなんて言っても、会社で異動断る理由にはなんないし〜。。。 ここの会社自体は別に居心地悪くもないしなあ。 さあどうしたもんか。
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