さらりとした日記...瑠璃

 

 

キマグレ - 2004年08月18日(水)

止めようとか始めようとかいつも気紛れに行動をしてきた。
これからも、きっとそうなんだと思った二十歳の頃。
社会人になったとたん、そんな気紛れも我がままも通用しなくなり
息苦しい毎日を送ってここまできた。

自分って病気?異常?そんなことを思いながら
なんとなく人波に流されて生きている。
たぶん多くの人がそうなんだと思い込んで。

あらためて思う。
自由は幸せだ。

でも自分の幸せのために他人を不幸にしてはならない
モラル。
そう、モラル違反は美しくない。

自然に有るべき姿で生きている物達は美しい。
誰に迷惑をかけるでもなく、むしろその存在が微妙で繊細なバランスを
保っている。

私の存在って?
流される為だけ存在してるのではなく
きっとなにかあるはず。
今だ見つけだせない
自分のポジション。
流れて行けば辿りつけるのか?

気紛れに考えてみた。
でもかなり深刻な悩みだったりもする。


...

タバコ - 2004年08月17日(火)

私とタバコの出会いは私が生まれたばかりの頃である。
親父の臭いそれがタバコだった。
嫌いな臭い。

ずぼらな親父はタバコをポケットに入れたまま
洗濯機に衣類をいれる。
おかげで、私もタバコ臭い。
嫌いな臭い。

中学生の頃体操着のポケットのバラバラの
タバコの葉っぱが入っていた。
また、親父のせいだ!
その葉っぱを指先にとって見ていると
クラスメートの一人が「ポケット入れたまま洗ったんだ、親にバレなっかた?」と言ってきた。
その子のポケットからマルボロが出てきた。
「違う」心の中で叫んだ。
その子に手を引っ張られ、人目の少ない場所にあるトイレに行った。
当然のようにタバコに火をつける。
「今日持ってきてないならあげるよ」とタバコを差し出す。
真面目より不良がかっこいい時代。
断る理由はなく、タバコを一本とり火をつける。
父親のタバコとは少し違う臭いが広まった。
嫌な臭い。

ある日のホームルーム。
先生が言った「最近トイレでタバコを吸っているものがいるようで
吸い殻が落ちている、目撃者もしくは自分がやっているなど心当たりがあるものは今からくばる紙に書くように」と。
白紙で提出。
当たり前だ。
次の日先生に呼び出される当たり前だ。

色々聞かれる。
取りあえずもうタバコを止めるということで
釈放される。
意志の弱そうな顔をしている私はきっと誘われて断れなかったのだろうと
先生が勝手に判断したようだ。
友人達はまだ捕まったままだ。

中2、初カレゲット。
中3、2代目ゲット。
2代目は笑えるぐらいガラが悪かった。
でも口癖は「女の子はタバコ吸っちゃダメ。」
お陰で吸いたくもないタバコを止めることができた。
友人達は、「よくやめれたね〜」って褒めてくれた。
「あんたらの前でしかやってねーよタバコなんて」と思った。
言わないけど....。

止めてしばらくすると部屋に置いてあった何本か吸って置き去りに
していたタバコを見つけた。
面倒だからほっておいたら、いつの間にかなくなっていた。
時同じく、親父禁煙宣言。
娘の喫煙にショックを受けた模様。

それからずっとタバコを止めていた親父が
今年まさかの肺がん発覚。
大変だったけど、手術のかい有り生還。
入院中、「タバコを吸っていたんですか?」という可愛い看護士さんの
質問に照れながら「大分前に止めたんです。」と言った
親父を見て思い出した出来事でした。



...




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