セルフライナーノーツ。

2004年03月01日(月) 飲んだくれアカデミー。


買おうと思ってamazonのカートに1月前から入れっぱなしにしていた『DIRECTORS LABEL スペシャル・トリプル・パック』DVDが、発売日を前にして完売状態に!・゚・(ノД`)・゚・
さっさと購入手続きしておけばよかった…
悔しいので(?)、代わりに(今更)LotRの4枚組SEE版でも買おうかと画策。
……1作目を(何故か上野で(笑))観た時には別にハマりもしなかったんだけど、先日WOWOWで『二つの塔』流してて、ボロミア熱が再燃してしまった…(////ぽv)
遅い春が来た!とばかりに毎夜楽しくサイト巡りの日々。
コナン平受の大好きサイトマスターさんもボロ受ハマってらっしゃったり、かつてバトロワ川田受でお世話になった(嫁川田同盟主催者サマでつよ!(笑))方のボロ受サイト発見したり……
改めて、己の趣味の強固な一貫性を思い知る今日この頃。(笑)
勢い余って、リンクページに”その他ヒゲ受”ジャンルを作りました!あまり需要はなさそうだけど…(笑)
同好の士はどうぞご利用くださいませv
(現在は鋼ヒュー受と指輪ボロ受しかありません……。ルパン銭受も入れたかったんだけど、よく考えたらとっつぁんヒゲ無かったわ!(笑))



さて1日には予定どおり、お泊まりにいらしたKさんと飲んだくれアカデミー鑑賞大会を繰り広げました(笑)
前日に伊勢丹地下でワインとシャンパンにチーズ、エディアールで瓶詰めのガスパチョとテリーヌ、さらにちょうどやってた京都物産展で抹茶プリンを買い込み準備万端。加えて、Kさんのマフィンと私の鳥はむの手作り2品をプラス。
前日夜もイタリアンをしこたま腹に詰め込んだクセに、翌朝9時起床でしっかり朝から食べてた……相変わらず胃袋デカい二人組(^-^;


生中継のアカデミー観るのは初めてだったんだけど…(いつもは、夜の再放送か、数日後のダイジェスト版を観てた)
いや…こんなに分かりづらくて面白いもんだとは思わなかった!(笑)
生中継なんだから当たり前なんだけど、すべてが同時通訳。聴いたところ、男性2名女性2名でこなしてたようだけど、やはりナマの会話に通訳がついていけてないのね。
スラングなんかはそのまま訳しにくいこともあるだろうし、内輪ネタもたっぷり入ったスピーチも多いし…
加えて、声優さんでは無いわけだから、声自体はあまり美しくないし台詞も棒読み。
主演女優賞に最年少ノミネートされてたクジラの島の少女@ケイシャ・キャッスル=ヒューズなんて、可哀相にモーレツなおばさん声で、めっちゃふてぶてしい態度に見えますた(;・∀・)
(夜の再放送(日本語字幕付)ではちゃんとかわうい美少女になってたけど(笑))
通訳は確かにしどろもどろだったけど、中身は再放送の字幕でちゃんと見れるし(というか…中継からたった5時間程度で、5時間分の字幕がつけられる仕事の速さに脱帽!)、ちょこっとだけならヒアリングで意味取れなくもないし、何より臨場感はこの上なし!
それなりに楽しめた生中継。
来年もまた観てみたいなぁ*(´∀`)*(し、仕事は…?(笑))


内容に関しては、今年は……うん、面白みのない年だったかも(^-^;
渡辺謙が助演男優賞取れないのはわかりきってたことだし(素晴らしかったとは思うけど、実績のないハリウッドでいきなりアカデミー貰えるほど突出した演技でも作品でもなかったと思うのですよ、彼にしては。)、指輪が独占するだろうことも半ばわかってたことで…
それにしても、指輪スタッフがスピーチに上がるたびに、またか…(-_-;)ってカンジで観てる側としてはつまんなかったかも。(私、作品としては未だにそんなにハマっていないので)
否、受賞した11部門、指輪が取ってしかるべきものだったとは思うんですよ。
でもさぁ…あれって、この1作(王の帰還)だけに対する評価じゃなくて、3部作まとめてに対するものでしょ?
基本的に、映画(に限らず小説なども)というものは1本で成り立つ娯楽でなくてはならないと私は思っているので、指輪やハリポタやマトリックス(あ、SWもあったか!(笑))の台頭で、これからこんなダラダラ連作映画が増えちゃうんじゃないかとちょっと心配なんだよね…
原作からすれば、3部作でもよくまとめた!とかまだ足りない!という内容らしいけど、はなっからそんなもの映画化するな!と思うのよ、個人的に(笑)
主演男優賞のショーン・ペン(彼を観るたびに、ああ、マドンナには先見の明がなかったのかとしみじみしてしまう(笑))、脚本賞のソフィア・コッポラあたりは妥当でよかったな、と。
随所でおこぼれのようにマスター・アンド・コマンダーが受賞してるのも微笑ましかったし(笑)
監督賞はイーストウッドに獲って欲しかったけど…でもまあ、これは”お疲れさんでした賞”としてピーター・ジャクソンが獲るのは仕方ないよね。
(実際のところ、昼前から飲みはじめてたので(;・∀・)作品賞発表の2時頃にはいい加減できあがってて記憶も朧に…(笑))
日本未公開で気になる作品と言えば…やっぱり、『コールド・マウンテン』かなぁ…


エンターテインメントとしては、今年は赤カーペットが復活!とか大々的に言っていた割にはその他は地味に。インターミッションのショーもなかったし、スピーチも去年みたく感動させたり面白いものもなかったしなぁ。
去年のエイドリアン・ブロディみたいに時間オーバーでも喋り続ける輩もいないし、マイケル・ムーアみたく問題発言しようとする人もいないし。(ジャネットのおっぱいポロリネタは2人ほどいたようだけど(笑))
女優陣の衣装としては、今年は白が流行りだったのかな?もしくはシャンパンゴールド系?
プレゼンターのアンジェリーナ・ジョリーの白ドレスは神々しいほどに麗しく、レニー・ゼルヴィガーの白ドレスはバックに大きなリボンがついてて、彼女らしくてとてもキュートv
あと、気になったのは主題歌賞のプレゼンターをやってたリヴ・タイラー。
ノミネート紹介で登場するたびに、スネ夫ママみたいなすんげー黒ブチメガネかけてるの!
スクリプトを読むためなのかも知れないけど、バックに引っ込むたびに外して、出てくるたびに慌ててかけるのがおかしくて…!何でずっとかけとかないんだろう?女優だから?(笑)
司会はビリー・クリスタル。軽妙な語りと歌は勿論だけど、イントロダクション用に作られたフィルムが死ぬほど面白かった!もう、あれだけDVDにして発売して欲しいくらい(笑)
今年ノミネートされた作品の中に、ビリーが合成で登場してるんだけどね…しかも、色んなシーンがシニカルに繋がれてて!
日本ではムリだろうな、絶対……だって、ビリーの乗った巨大なオリファント(指輪の1シーン)が、反戦訴えてるマイケル・ムーアを踏みつぶしたりしてるんだよ…?ありえねぇ!(笑)
BSでもそのうち総集編があるだろうし、録画してもう一度ゆっくり見返したいアカデミー。




そんなこんなで鑑賞会も終わり。
遠いところをはるばる遊びに来てくれたKさん有難う、楽しかったです〜v
(フレッシュネスバーガーのユチャチャ、あれ美味しいでしょ?ハマってくれて嬉しい〜*(´∀`)*)
春からはもっと頻繁に遊べそうで嬉しいです!
指輪話も色々教えてくだされ!(逆カプだけど…(笑))







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