つんつん日記
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「笑いは小児の鎮痛に有効」… …このほど…精神行動医学の… …M・スチューバー教授(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)らが… …米国医師会で発表した。
娯楽産業と協力し…病気の子どもたちに楽しいビデオを見せながら… …ともに笑う環境をつくって鎮痛効果を得ようという試みからの成果である。
それによれば…「笑い」で痛みの受け止め方が変化する。 特に…みんなと一緒に大笑いすることで鎮痛効果が上がり… …それは周りに伝播するという。
どんなスポーツでも…超一流の選手ほど…基本に忠実だ。
サッカー・ワールドカップ(W杯)決勝戦で… …ドイツのゴールキーパー・カーン選手が…試合開始直前まで… …基本技を繰り返し練習していた光景が…記憶に新しい。
サッカー日本代表のコーチが…テレビ番組で語っていた。 サッカーでは…よく技術力や身体能力の向上が指摘される。 それ以上に大事なのは…単純で過酷な基本技の反復で培った「人間力」だ…と。
W杯など大試合では…90分間を戦い抜くと…体力も精神面も限界に達する。 その極限状態で…足をあと1センチ伸ばせばボールに触れ…得点にもなり… …失点を防ぐこともできる。
この“あと1センチ”の力が体力…技術力を超えた「人間力」だ。
超一流選手ほど…“あと1センチ”のために… …率先して汗と泥にまみれ…鍛錬に励む。 その努力が…自信となり…どんな場面でも… …もてる力をすべて出しきり…チームに勝利をもたらす。
今年はいつもの夏より暑いのではないか?… …毎年のようにそんなことを口にしてしまう。
日本の夏の蒸し暑さは…尋常ではない。 都市独特の熱気が加わるとたまらない暑さだ。
電車に乗って冷気を浴びると一瞬ほっとする。 しかし…長時間になると関節が痛くなったりする。体調が悪くなる。
逆に…「もっと冷房を」と要求する人もいる。 寝るときも強い冷房をつけたまま… …冷やした部屋で布団をかぶって眠るそうだ。
冷房依存人間と冷房敬遠人間との折り合いはなかなか難しい。
西日本は28日…太平洋高気圧に覆われ…大阪府枚方市ではこの夏… …全国で初めて38度を上回る38.2度を記録したほか… …各地でこの夏一番の暑さとなった。 東海地方も厳しい暑さに見舞われ…熱中症などで病院に運ばれる人が相次いだ。
大阪管区気象台などによると… …大阪市37.4度…京都市37度…岡山市36.6度…奈良市35.7度… …高松市35.6度と… …今夏一番の暑さになるなど各地で30度を上回る「真夏日」となった。
(Asahi.comから)
大阪市37.4度やったん!?…ホンマに今日は…暑かったでぇ〜!?…(≧m≦)
松下幸之助氏がよく語っていたという。
初出勤の日…家に帰って家族に何と報告するか?
「期待はずれだ」と嘆くか…「いい会社に入れてよかった!」と喜ぶか。
この一点で…将来に天地の違いが生まれる…と。
前向きの言葉を口にすれば…自然に心はその方向に定まっていく。
新しい人に会おう!
会えば刺激がある。
進歩がある。
新しい人生が開ける。
“人の間”と書いて…人間と読む。
人間と人間の切磋琢磨の中でこそ…「人間」ができていく。 「自分」も豊かになっていく。
友とともに…喜怒哀楽を繰り返しながら…にぎやかな… …“人間の世界”で生き抜いてこそ…成長もあるのである。
自分をよく見せようとすると…しゃべるのが苦痛になる。
ありのままのあなたでいいのです。
背伸びせず…自分の短所も長所も… …正直に知ってもらえばいいのです。
「一を聞いて十を知る」という言葉がある。 才知が優れ…わずかな示唆で物事のすべてを理解することを表す。
しかし…こうした例は極めてまれで…たいがいは早合点に終わるのがオチ。 「十を知る」には…相当の経験と研さんが必要なのだ。
むしろ…私たちが心掛けたいのは「十を聞く」ぐらいの気持ちであろう。 忙しい世相にあって…人の話をじっくり聞く習慣がすたれつつある。 その反動か…おしゃべりとは違う… …「自分の話を聞いてもらいたい」と思う人が増えている。
コミュニケーションの基本は「双方向」。 自ら言葉を発し…相手の話に耳を傾ける。 そこに…心の交流が生まれ…理解し合えた喜びがあり…新たな気づきがある。 それが…自己の成長と前進につながっていく。
「双方向」を「一方通行」に変質させているのは… …便利さと効率を追い求める人間の安易さが背景にある。 テレビを見て“評論家気分”になり…行動の伴わない言論を横行させたのも… …自らは動きたくない“怠け心”が本質だ。
「人間は、なんと知ることの早く、おこなうことの遅い生き物だろう!」 (高橋健二訳)と…ゲーテは嘆いた。
口先だけで行動しない人はずるい。
行動の中で磨いた言葉が…人の心をうつことを忘れまい。
大阪市生活衛生課は22日… …同市中央区道頓堀の飲食店「くいだおれ」で懐石料理を食べた… …千葉県などの観光客41人(19〜77歳)が下痢や腹痛などの… …食中毒症状を起こしたと発表した。 このうち8人(29〜55歳)が入院した。 2人は退院し…残る6人も症状は軽く快方に向かっているという。 市は23日から同社を3日間の営業停止処分にした。
同店によると… …料理は一人前6000円の「なにわ懐石」で5階の調理場でつくられたという。 山田昌平社長は「ご迷惑をかけて申し訳ない。 全館内の清掃…消毒と社員教育を徹底し…再発防止につとめたい」と話し… …22日から全館で自主的に営業を休止している。
(Asahi.comから)
食中毒で…「くいだおれ」?…店名…そーいう意味やったん?…(≧m≦)
「雨二日 はや朝顔の 芽生かな」…(闌更)。
梅雨が明けると朝顔が風物詩を告げる。
奈良時代の末に「牽牛」の名で中国から伝来。 種子は下剤…利尿剤に。 名は貴重な種子を牛と交易したことにちなむようだ。 平安時代初期には「阿佐加保」の和名が…。薬用ばかりか…花も観賞された。
5月に播種し…子葉が出て小鉢に移す。 本葉が数枚出ると定植。栽培法にも…千年の愛情と工夫が垣間見られる。 初めは青と白との2色。やがて江戸中期には「花色数十種」にも…。
代々…受け継がれてきた朝顔の花にも育てた家により… …独自の風格が生まれるのも面白い。 朝顔の芽吹きを目にして“今年の開花は…”…と期待がふくらむ。
気象庁は20日… …関東甲信…東海…近畿…四国が梅雨明けしたとみられると発表した。 関東甲信と東海は平年と同じ…四国は平年より3日遅く…近畿は1日遅い。
まだ梅雨明けしていないのは…梅雨のない北海道を除くと… …九州と中国…北陸と東北となった。
(Asahi.comから)
「暑中お見舞い申し上げます。2002年盛夏」…<(_ _)>
典型的なうつ病の患者さんの中には… …数週間で完治する人がいるかと思えば…年単位の治療を必要とする人もいます。
いったいこの違いはどこから生ずるのでしょうか?
長い治療期間を要するのは… …得てして治すための努力をしている人が多いようです。
例えば… …「規則正しい生活リズムを保つ」…「毎日1時間の散歩をする」… …「早寝早起き」…「栄養バランスの取れた食生活」…「禁酒・禁煙」など等…。
たいていは周りからの勧めに従ってというケースですが… …患者さん自身が自発的に取り組んでいる場合もあります。
しかし…よく考えてみると…これらは健康な人にとっても難儀なことばかりです。 そしてやっかいなことに… …どれ一つをとっても「いかにも」と感じられる項目が並んでいます。 元来が真面目で几帳面な人しかうつ病にはなりませんから… …どれも患者さんにとっては受け入れやすい魅力的なアドバイスなのでしょう。
「せっかく病気になったのだから、ゆっくり休ませてもらいましょう」は… …重症のうつ病患者さんに対する精神科医の常套句です。 しかし…この言葉をすんなりと了解してもらえることは滅多にありません。 続いて… …「休んでいては皆さんに迷惑をかけてしまう」というやり取りになりがちです。
けれども…ケガをしたら… …痛めた個所の安静を保つというのが療養の基本のはずです。
うつ病でも同じことです。
「やる気が出ないのだから何もしないでいる」ことが… …とりあえずは何よりも大切です。
いうなれば…病気と闘うのでなく…潔く病気に“負けてしまう”ことが… …うつ病を早く治すコツといえるでしょう。
「はたらく」とは「はた(周囲)を楽にすること」と言った人がいる。
何かで人の役に立つ喜びです。
自分を必要としてくれている場があることは人生の幸福です。
たとえば…何も働かなくていい身分であっても…毎日ただ遊んでいるだけでは… …人生は退屈で…空虚ではないだろうか?
風は目には見えない。
木々を揺らし…ざわめかせて自分の存在を知らせる。 花のにおいを運んでくることもあるし…やさしくほおをなでることもある。 毎夏…日本列島を襲う台風のような凶暴な風もある。
見えない風をどう表現するか?
映画でいえば…黒沢明監督は風を描く達人だった。 のぼりをはためかせる風…土ぼこりを舞いあげる風を大事な場面で好んで使った。 黒沢映画の躍動感を引き立てる重要な役を担った。
日常はささいなことの連続なのかもしれない。
しかし…一瞬一瞬の微妙な心のもち方によって… …幸・不幸は大きく左右されてしまうものである。
「楽観主義で生きよう」と決めれば… …逆境にも苦難にも…人生のドラマを楽しむように… …悠々と乗り越えていくことができる。
「勝負の分かれ目」を論じるとき… …「決してあきらめない」という言葉を必ず耳にする。 昨今…「勝算のない戦いはしない」ことが賢明であるかのように語る人がいる。 しかし…あきらめないとは… …勝算のない状況に挑む中で…活路を開いていくことだ。
「出る杭は打たれる」との諺がある。 差し出た振る舞いをする者…頭角を現す者は… …周囲から憎まれたり妨げられたりするという意味で使われる。 だが…「出る杭は打たれるので出るな」と言っているわけではない。
“嫉妬社会”の典型のようになってしまった感のある日本。 出る杭が打たれるのは当然のことかもしれない。 だからこそ… …打たれるという試練を経て「打たれても負けない強さ」を発揮していくことを… …この諺から学ぶべきではないだろうか。
日本人には周囲の目を気にかけ…出しゃばらないことを尊ぶ精神性がある。 しかし…これでは本質的には“あきらめ”を勧めているのと同じことになる。 現実逃避の精神から…勝利の喜びが生まれるはずがない。
中国製の「やせる薬」を服用していた東京都内に住む女性が… …肝臓障害を起こして死亡した。
厚生労働省には…やせる目的で中国製のカプセル剤をのんで肝臓病になった例が… …他にも報告されている。
いずれも日本で承認されていない医薬品による被害だ。
旅行のお土産やインターネットを利用した個人輸入などで… …未承認の医薬品を簡単に入手できる時代になった。
しかし国によって医薬品の認可の基準はまちまちである。 効能や副作用について十分に知らないまま…薬を飲むのは危険だ。 そのことを…くれぐれも忘れないでほしい。
日本で死者が出た薬は…シンガポールでも犠牲者を生んだ。
中国政府は…この薬の製造許可をすでに取り消しているが… …今回…発売元の販売ライセンスも取り消した。 今後…無認可製造を厳しく取り締まる一方… …同種の薬について安全審査を徹底してもらいたい。
やせたいと願っている人は多い。
若い女性だけでなく…生活習慣病を気にする中高年の間でも… …やせたい願望は強い。 そうした願いにこたえようとするダイエット食品が…街にはあふれている。
声なき会話の時代であるようだ。
電車に乗って目にとまるのは… …鏡を手に化粧をしている人たちと… …携帯電話を手にメールを打ち込んでいる人たちだ。
前者は…いわば自己との対話といえようか。 後者は…もちろん他者との会話だろう。
こんなことを想像してしまう。
友だちと喫茶店に入る。
まず携帯電話を取り出す。
「何ニシヨウカ」…「紅茶。冷タイノ」。
向きあっての無言の会話だ。
ひょっとしたらお見合いの席でもそんなことになるかもしれない。
大成功で終えたサッカー・ワールドカップ。 日本と韓国による初の共催とあってか終了後…互いに親近感を増し… …両国の関係は良い方向に向かっている。
お互いの国が理解し合うことは…大変に大切なこと。 ただ…この“相互理解”… …ワールドカップの共催を機にした一過性のものであってはならない。
『韓国と日本、二つの祖国を生きる』を著した河正雄氏はこの点を鋭く指摘。
「日韓の兄弟は熱しやすく冷めやすい気質を… …なぜか共通して持っているようだ」として… …「両国民にとっての千載一遇の好機が… …一過性の『友好親善のブーム』で終わってしまわないことを」と述べる。
一方…同じ時期に日韓の学生部が開催した「学生友好展」が注目を集めている。 共同で行った「平和意識調査」をもとに…日韓の過去と現在を浮き彫りにし… …友好の未来を展望。
日本では150会場に12万人が参加。 韓国でも100を超える大学で行われた。 識者からの期待の声も大きい。
こうした地に足の着いた運動による市民の啓発こそが… …今後は大切になる。 両国の学生…若者たちの意識改革は急速に進んでいる。 だれもが正しい歴史認識を持ち…真の相互理解を粘り強く進める中で… …共に「近くて近い国」になりたい。
タイのスリン県当局者は10日… …昨年12月に生まれた皇太子家の長女… …敬宮愛子さまの誕生を祝って…8月にゾウ2頭を贈ると発表した。
オス5歳のアティッ(太陽)と…メス4歳のウタイ(日の出)。 同県から東京都へ寄贈され…上野動物園で飼われることになる。 どちらも親離れして間もない子ゾウで…8月にジェット機で輸送するという。
ゾウはタイのシンボル。野生も含めて約4200頭がいる。 スリン県はゾウ祭りで知られる産地で…壮行会は7月29日盛大に行われる。
(Asahi.comから)
ゾウ2頭の誕生プレゼント…国税で育てるんやったら…返しましょう〜!?…(≧m≦)
年老いた大きな川が言う。 「わたしゃ…どんな川でもつい許してしまう。 …工場廃水も農薬や洗剤の川も」…でも…「なんとかなると思うよ」。
この考えに…細い若者の川が抵抗する。 毒は水で薄めても…減ったり消えたりしない…人間の暮らしにあてはめれば… …「みそ汁が塩からいといって…水でうすめて… …なべ一杯ぜんぶ飲んでしまうのと同じではないですか」。
ある童話作家の加藤多一さんの近著『北の川をめぐる九つの物語』… …(北海道新聞社)に出てくる童話だ。
日本は…豊富な水資源に恵まれていると言われてきた。 川、池、滝、湖沼……。 水のある風景は日本の原風景と言っても過言ではない。 それ故…かつては“安全と水はただで手に入る”とさえ言われていた。
それが最近…変わり始めている。 お金を払って店で水を買い…家庭用浄水器が広く普及する。 その背景に…河川の汚染…環境破壊という事情が考えられる。
生命の営みは…水なくしては一日も成り立たない。 あって当然と思っていた…“もの”の価値を見直すとともに… …自然の破壊を決して…“水”に流してはならない。
イソップ物語にこんな話がある。 「漁師が川で網を投げているのを見ていたサルが… …漁師の目を盗んでまねをした。 ところが…そのサルは網にからまって逃げられなくなった」。
簡単そうに見えるが…漁師が網を投げるには熟練を要する。 他人のしていることは簡単に見える。 それは…他人がしている努力の「積み重ね」を見ないからだ。
江戸時代…有名な学者であった新井白石。 幼いころから冬の日も…桶の水をかぶって眠気をはらい…学問を重ねた。 「いつも堪えがたいことに堪えることを心がけ…世間の人が一度することを… …私は十度おこない…十度することは…百度したからである」。
中国の古典『中庸』にはこうある。 「他人が一の力でできるとしたら…自分はそれに百倍の力をそそぎ… …他人が十の力でできるとしたら…自分は千の力を出す。 もしほんとうにそうしたやり方ができたなら… たとい愚かな者でも必ず賢明になり… …たとい軟弱な者でも必ずしっかりした強者になる」。
いかなる分野であれ…成功している人とは… …特別な才能に恵まれているというより… …“見えない努力”を積み重ねた人のことだ。
ある人気温泉地の話。 最近はテレビや雑誌でもたびたび取り上げられ… …訪れる観光客の多さは…全国有数。 しかし…15年前には地図にも載らないほどだった。
その発展ぶりは…“奇跡”とさえ言われる。
発展の中心者は老舗旅館の社長だったが…当初…周囲は改革に同調しなかった。 その空気を破ったのは…世代交代で就任した30歳代の若手経営者たち。 彼らは…「発想即実行」とばかりに露天風呂を掘り… …複数の旅館の露天風呂に入れる“パスポート”を作製するなど… …次々と改革を実行。
これが…“奇跡”の始まりだった。
「青年たちは判断するよりも発明すること… …評議するよりも実行すること… …決まった仕事よりも新しい企てに適している」とは…哲学者・ベーコンの言葉。
「改革の主体者はわれら」との自覚が…青年本来の爆発力を引き出す。
近年…「若者に活力がない」と指摘されることが多いが… …サッカーW杯の応援に見られたように… …青年の潜在的な行動力は縁に触れて現れ…しばしば周囲を驚かせる。
潔い最期である。 「人間五十年、下天のうちをくらぶれば…」。 白装束にザンバラ髪の織田信長(反町隆史)が… …自ら好んだ幸若舞「敦盛」そのままに…炎に包まれ死を遂げる。
今夜は「本能寺の変」を放送する。 20代の反町が49歳の信長になりきり… …渾身の演技を披露。
反町の「敦盛」は…型通りの形式的な舞というよりは… …死を受け入れたという意味でのすがすがしさ…力強さがあふれている。
ラストで…反町のほおに一粒の涙が…。 おそらく…脚本(竹山洋)にはない涙であろう。 計算しても流せない…信長自身の涙といって良いほどの… …ピュアな涙のように思えた。
ピーターパン症候群はジェームス・バリという人が書いた物語の主人公で… …大人にならないピーターパン少年の名前を使って… …「大人になれない思春期以降の男子」に用いられた言葉です。
アメリカの心理学者ダン・カイリーが名付け親です。
この状態の男性は…依存心が強く…自己中心的で… …甘えや不安などの特徴を示し…社会的不適応… …自立した大人になることを回避します。
希望を持て!
絶対に負けるな!
「強い心」こそ…幸福への原動力だ!
大阪市にある「海遊館」が今月20日から… …珍種ブリストルシュブンキン5匹を特別展示する。
中国からの金魚伝来500年を記念した企画で… …英国の愛好家団体から借り受けた。
赤と黒…ライトブルーが複雑に交ざりあったまだら模様に… …ハート形の大きな尾びれが特徴。
もとは日本から約30年前に輸入した和金で…改良を重ねてきた。
お値段は推定1匹数十万円。
担当者は「同郷のベッカム選手のように女性のハートをつかまえて」と… …期待している。
髪形と尾びれ…どちらが魅力的?
サッカーW杯に出場したアフリカ諸国のユニホームを見て気づいたことがある。 ナイジェリア…セネガルなど緑色があしらわれているユニホームが多いことだ。
国旗の色と関係があるのだろうと調べてみたら… …アフリカの8割以上の国が…国旗に緑色を使用していた。
国の成り立ちや自然・風土などが…国旗には映し出されている。 その背景には…豊かな熱帯林や草原はもちろんのこと… …農業にかける希望などが感じられる。
その「緑」が今…地球的規模で減少し続けている。 特に…アフリカ諸国などで熱帯林の減少は深刻だ。 多様な生命を育み…地球上でもっとも豊かな生態系といわれている熱帯林。 それが今…毎年…日本の面積の半分ほどが消滅しているという。
一方…九州と四国をあわせたほどの土地が…毎年…砂漠化している。 乱伐や田畑への転用などが要因のようだが… …気候の安定化や生物の多様性を保つ「緑」の減少は… …地球環境に大きな影響を及ぼしている。
「調和」を考えず自然や生態系を破壊していくことは… …やがて…人類そのものの破滅につながるにちがいない。 砂漠化した地球の上で…国旗の中だけに「緑色」が残っているという事態は… …SF(空想科学小説)の世界だけに願いたい。
人間はなぜ汗をかくのか? …それは体温調節のためである。 皮膚の表面から…汗が蒸発する時に体の熱を奪い…体温が下げられるのだ。
動物の汗腺には2種類ある。 水分の汗を出すものと…動物特有の体臭を出すもの。
水分の汗が体温調節の役割で…体臭は… …なわばりの印つけや異性への信号としての役目を果たしている。
人間の場合…臭いを発する汗腺は脇の下などの… …限られた場所にしか分布していないという (加藤由子著『ゾウの鼻はなぜ長い』)。
多くの動物の中で… …体温調節のために水分の汗をかく機能が最も発達しているのが人間。
そういえば…汗だくの動物をあまり見かけたことがない。
人間に調教された競走馬が…動物の中では例外的にしたたる汗をかく。
動物は…暑い時には日陰に身をひそめ…暑さをしのぐのが普通。 言い換えれば…どんなに暑くても…活発に働き… …行動するために人間は汗を流すのだ。
いかなる悪条件にも…まず行動を起こし… …前向きに挑戦を開始するのが人間である。
汗は…暑さに負けずに行動する人間の象徴と言えよう。
「麦わら帽子」 雲のかたちが かわったよ むくむくむく と ふくらんで おおきな空の青さと水しぶき 輝く季節を連れてきた 目にうつる まるごとぜんぶが きらきらしてるの 山も屋根も石も草も ひとつのこらず光ってる あたらしい麦わら帽子は ちくちくするけど いいにおい かぶるとからだが軽くなる さあ どこに行こうかな まぶしい夏は はじまったばっかり! (詩 橋出たより)
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