つんつん日記
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2002年04月30日(火) 起点

ある落語家の“創作ネタ”を一つ。
結婚披露宴で主賓があいさつに立った。
「かく言う私、離婚を経験し、少し前に再婚したばかりですが…」。

参列者がかたずをのむなか、新郎新婦へ諭すように語った。
「相手を換えても、さほど変わらないことが分かりました」

結婚相手の選択について…心理学者の河合隼雄氏は…
…選んだ自分の責任を強調している。
「夫婦関係をしっかり作ることにその人の人生の意味があるから、
そういう人を選んでいる。自分の人生の課題にふさわしい人が、
ちゃんと伴侶になっているものです。」
(『Q&Aこころの子育て』朝日文庫)

選ぶ側が内面的に成長しなければ…何度選んでも相手は…
…“さほど変わらない”。
偶然のように見えても実は必然。
他人ではなく…自分自身が常に…“起点”なのだ。


2002年04月29日(月) みどりの中

「緑の中にいれば落ち着く安らぐ。なぜでしょう。
私たちは高等なサルだからです」とは…サル学の河合雅雄さん。

サル類は森の中で木の上にすんでいる。

「その中で適応してきて…
『みどりの中にいると安心だ』という感覚」が人間の本性にも組み込まれた…と。


2002年04月28日(日) 学びの人

「学びの人」は謙虚だ。
真剣な「求める心」があれば…真実は見極められる。

その対極にあるのは…善根を腐らせる嫉妬心。

だからこそ…つねに心身のリフレッシュを。


2002年04月27日(土) 新緑

新緑が目にしみる季節を迎えた。

みずみずしい生命の輝きは人に活力を与える。


2002年04月26日(金) 使命

どんな人にも…素晴らしい「個性」や「役割」がある。

だれもが…かけがえのない使命を持っている。

その一人ひとりが「心」を合わせ…
…「知恵」を重ねる時…
…未曽有の勝利の歴史が築かれる。


2002年04月25日(木) 雑草

この世に生まれてきた以上…絶対に自分にしかできない自分の使命がある。
そうでなければ…生まれてこない。
宇宙は決して無駄なことはしない。
何か意味がある。

人間が…「雑草」と呼んでいる植物にだって…何か意味がある。
また…「桜」には桜の…「梅」には梅の…「桃」には桃の…
…「李」には李の…そえぞれの個性があり…使命があり…意味がある。


2002年04月24日(水) 挑戦

人間は…生きているかぎり…必ず悩みがあり…課題があるものだ。
その悩みや課題を…“どうやって”克服するか?

ただ一つ…自らの「挑戦」によってのみ…それは可能となる。
むしろ喜びや楽しみにさえ変えていける。

つまるところ…自分自身に勝利する中にしか…満足も幸福もないのである。


2002年04月23日(火) 条件

勝者の“条件”は…
…労を惜しまず…
…気取りを捨て…
…手抜きをせずに…
…友に尽くすことだ!


2002年04月22日(月) 無線LAN

パソコンがダウンして…リカバリーしてから使えなかった…
…無線LANが…やっと…ネットにつながったぁ〜♪…(≧▽≦)


2002年04月21日(日) つながらない2

無線LANが…まだ…ネットにつながらない…(泣×2)


2002年04月20日(土) つながらない

無線LANが…ネットにつながらない…(泣)


2002年04月19日(金) 変革

プロ野球・阪神タイガースの快進撃で…関西が熱く燃えている。

万年…最下位といった汚名も…どこへやら。
チームの雰囲気も…やる気も…目を見張るほど変わった。
もちろん本当の勝負は…これからだ。

首位を独走する原因を分析するマスコミの報道も連日…続く。

上司にしたい人物のトップにあげられている星野新監督。
そのリーダーシップにも注目が集まる。

先日…テレビで放送された…選手の感想が印象的だった。

それまで「君たちは弱い」と指導陣に言われ続けてきたが…
…星野監督は「優勝を目指そう!」と真剣に語りかけてくれた。
それが“自分たちにもやれる”と「心の中に変革が起きた」と。

チームの長い苦闘と努力が…この「変革」で生きてきたのだろう。


2002年04月18日(木) 夢ではない

人生は…夢ではない。


2002年04月17日(水) 第3の人生

厚生労働省の調査では…総人口に占める65歳以上の率は2030年には…
…全国で…29・6%…35道県で…30%を超えるという。
国の対応が急がれるのは当然だが…
…“3人に1人が高齢者”という社会を受け入れる一人一人の意識改革も必要だ。

肉体の老いは誰にも避けられない。
ならば肉体的な老化を忌避するのではなく…
…むしろ…老いを上手に受け入れながら…「心」の老いを防ぎ…
…その時間をどれだけ充実したものにしていけるかが大事になる。

「老人扱い」が心の老化を生む。
これからは高齢者自身が…「周囲と自分のために何々をしよう」と考え…
…行動できるチャンスを…社会が積極的に作り出していくことが大事という
(正高信男著「老いはこうしてつくられる」)。

「第3の人生」をどう生きるかが問われる時代である。


2002年04月15日(月) 心の健康度

「心の健康度」が低い児童や生徒は…生活習慣にも問題がある…
…文部科学省が小中高生を対象に行った調査結果。

「私はいらいらしている」という中高生に…
…「夕食、朝食を一人で食べた」…
…「きのう家族との会話がなかった」という答えが目立ったという。

共働き…塾通いなどで…家族の帰宅時間はまちまち。
一家団らんも思うに任せぬのが現状だろう。

しかし…思いやりがあれば…一言のメモでも心を通わせ…
…絆を強めていくことができる。

つくり置きのご飯も…そこに込められた愛情を感じれば…
…世界一のごちそうになる。

家庭で…地域で…きめ細かな励ましに努めよう。
心に滋養を贈る活動に…誇り高く取り組んでいこう。


2002年04月14日(日) 目の前の山

入学・進級の春。
「教師運 今年如何(いかん)や 進級す」(堀口星眠)…
…新たな友…教師との出会い。
半面…自分の適性に迷い悩む生徒もいる。

江戸後期の国学者・塙保己一(はなわほきいち)は7歳で失明した。
12歳で母を失う。15歳で雨宮検校(あめみやけんぎょう)に師事。
だが…按摩(あんま)…鍼術(しんじゅつ)も琴(こと)…
…三絃(さんげん)も上達せず…自殺を図るまでに。
師は…“3年間、好む道に進んで、ダメなら古里に帰りなさい”と…
…励ます(太田善麿著『塙保己一』)。

感激して…和歌と国学を学ぶ。
朗読してもらい…心に刻む読書に励んだ。
38歳で目の不自由な人の最高官職・検校に。
和学講談所を設立。後の東大史料編纂(へんさん)所の基(もとい)になる。
『群書類従(ぐんしょるいじゅう)』530巻…
…『武家名目(みょうもく)抄』463巻等を編(あ)む。

「目の前の山」を登る一人ひとりに…励ましの声援を送りたい。


2002年04月13日(土) ハロー効果

今年の主演アカデミー賞は男女ともアフリカ系アメリカ人でした。
アカデミー会員のほとんどが白人という中で…
…彼らの演技の真価が認められた快挙でした。

人種による偏見に左右されず…演技そのものが評価された結果です。

しかし…ある人の持つ真の価値ではなく…
…イメージや特徴などに影響されてその人を評価する傾向を…
…「ハロー(後光、光背)効果」と呼んでいます。

一流大学を出ているから人物的にも素晴らしいと判断したり…
…顔つきがこわそうだと道徳的に悪いことをしそうだとか…
…成績のよい子は行為的にもよい子で…
…成績のよくない子はいろいろな問題を起こすなどと判断しがちです。
あるいは…前科のある人の行動はすべてよくないと評価する傾向もあります。

成績や学歴や職業や貧富…過去の過ち…顔つき…服装…
…そして…人種の違いなどに影響され…
…イメージづけられた判断によって…人々を評価する傾向は改め…
…かかわる人物の内なる真の価値に目を向ける姿勢を持っていきたいものです。


2002年04月12日(金) 人生の名優

中国京劇の役者は…一生涯をかけて同じ役回りを演じる。
この役柄を…「行当(ハンダン)」と呼ぶ。

男役の生(ション)…女役の旦(タン)…悪役の浄(チン)…
…道化の丑(チョウ)。
さらに細かく…立ち回り役…貴公子役…活発な娘役なども。

自分の「行当」を究めるため…舞台に生まれ…
…舞台に死んでいくような役者人生である。

人の一生も一幕の劇。
だれも人生の舞台から降りられない。代役はいない。
天の配役に力演でこたえなければ「生の証(あかし)」を残せない。
薄幸(はっこう)の主人公で終わるのか…
…痛快な人間ドラマの名優になるのか。
いわば自身の人生演技にかかっている。

俳優のスティーブ・マックィーンが…
…巨匠の監督から出演交渉を受けた。
しかし…彼はシナリオを読むなり断った。
ヤマ場で…自分が涙ぐむシーンがあったからだ。
「私は映画の中では泣かないんだ」…強い男を演じる美学と誇りを貫いた。

物語は波乱万丈であるほど面白い。
困難に襲われるほど…たくましくなる主人公には魅力がある。
どんな逆境にも強く朗らかな…“人生の名優”でありたい。


2002年04月11日(木) 自分

「自分はあの人にどう思われているか」…
…そう思い悩んでいる人が意外に多い。

しかし…この悩みの解決は難しい。

なぜなら…その問いを相手に聞くこと自体がはばかられるからだ。
いわんや聞いたとしても…本人を前に正直な答えが返ってくるわけがない。
つまり…いつまでも憶測(おくそく)とうわさに悩み続けることになる。

ならば…答えの出る悩み方に修正してみたらどうか。
「あの人」ではなく…
「自分」が…「自分のことをどう思っているか」を考えるのである。

自分を見つめ…自分を知る。

人をうらやんだり…過去の自分を引きずっていては進歩がない。
今日の自分…明日の自分を見つめ続けた人が…“幸福の軌道”に乗れるのだ。

自分を見つめる目を持つ人は…同じ目を他人にも向けられる。

苦悩に同苦し…
喜びを分かち合う人間関係…憶測から共感へ…
…人との関わりを転換しゆくことが…
…自身の前進の糧(かて)となることを肝に銘じたい。


2002年04月10日(水) システムトラブル

システムトラブルのため…
…@niftyの…@homepage(homepage2.nifty.com)配下の…
…私のHPの…自作CGI(掲示板など)が…使えなかった…(泣)


2002年04月09日(火)

科学の粋をもっても…いまだ解明できない問題は多い。
最たるものは…生と死ではないか。

「死への準備教育」を提唱する…上智大学のデーケン教授は言う。
「死について学ぶことは、そのまま死までの生き方を考えること」
(『死とどう向き合うか』)。

教授は…死に関する学問を意味する「タナトロジー」を…
…「死生(しせい)学」と訳す。
死を考えることは…そのまま現在の生の充実に通じるからだ。

平均寿命がどれだけ延びても…1日の平均睡眠時間は6時間余。
人生の約4分の1を占める。
例えば80年の人生なら20年は眠っている計算だ。
食事や仕事…一本の電話…友との対話まで…
…すべては限りある命を削って行っている。
ムダにできない。

出産予定日はあっても…死亡予定日はない。
だからこそ…限りある…“今”をどう生きるかを自身に問いたい。
決して寿命の長短ではない。
今、何をなすかであろう。


2002年04月08日(月) おたまじゃくし

「おたまじゃくし」
あたらしい朝
かどばっていた風がまるくなって
ほっぺをそよっとなでていく
こごえていた小さい川も
さらさらさらと流れ出し
春のメロディーを奏でているよ
わあ、びっくり!
おたまじゃくしがこんなにたくさん
集まっておしゃべりしてるみたい
かわいいね
いつ生まれたのかな
きっと今日がおたんじょうび
おめでとうって、みんなみんなで
おいわいしあっているんだね
(詩 橋出たより)


2002年04月07日(日) みずほ銀行

みずほ銀行…外電は…「世界一の銀行にとって…
…エープリルフール週間になってしまった」とからかっていたが…
…冗談でなく…コンピューターの「うそ」…つまり…
…誤作動は怖いことを思い知らされた。

ほんの少しの誤りでも出てくる結果は膨大だ。

しかし…コンピューターシステムに責任を押しつけるわけにはいかない。
人間システムに問題があったに違いない。


2002年04月06日(土) 雑乱の時代

最近の食品偽装事件もそうだが…
…偽物(にせもの)を本物と偽(いつわ)る罪ほど重いものはない。

本物と偽物が入り乱れる…“雑乱(ぞうらん)の時代”。

真実を見抜く賢者の眼が求められる。


2002年04月05日(金)

人間は…逃げず、挫(くじ)けず…
…立ち向かっていけば…成長し続ける生きものである。

新たな出発を期す4月。

今の試練こそ人生の最大の“宝”と確信し…一歩前進の日々を。


2002年04月04日(木) 46年ぶり

阪神が長打力を発揮し46年ぶりの開幕4連勝。

5本塁打が効いた。2回に浜中…矢野が連続本塁打。
3回にはホワイト…4回は片岡が左右に運び…
…5回にはホワイトがバックスクリーンに2打席連続の本塁打を放つなど…
…効果的に得点を重ねた。援護をもらった谷中は8回途中降板も2失点で初勝利。

横浜は3年ぶりの開幕4連敗。投手陣が一発攻勢に泣いた。


2002年04月03日(水) 前進

人生は…常に…「一歩踏み出すか」どうかの連続であろう。
年々…桜木が育つように…「前進」の気概を忘れまい。






2002年04月02日(火) 自身

他者に執着し他者を浮遊することから解放され…
…自身という大地にしっかりと降り立った時…
…ありのままに感じ…考え…行動する…
…いつも等身大の自分となることができるのだろう。




2002年04月01日(月) 個性

梅が桜に憧れて…桜になろうとしても…意味がない。
梅は梅らしく…自分を咲かせきっていくことが正しいし…
…それが幸福というものです。
個性はみんな違う。だから面白い。みんな同じだったら…つまらないでしょう。


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