|
|
■■■
■■
■ この世界は。
この世界は、たくさんの不条理に満ちていて、たくさんの格差があって、ひとびとはその狭間に真実を見失っている。 そして、クーラーのよく効いた部屋で、見失った真実の存在に気付かずに、理論立てて真実を述べ語るふりをする。
だれがしあわせになれるんだろう。
その1,000円が、誰かにとってはほんとうに重要な意味を持つ大切なもの。 誰かにとっては、その一万倍だって、はした金。
でも、東京はどんどん熱帯アジアになり、陽炎の中に格差は揺らいでいる。 いつの日か、虚像は音を立てて崩れるのかもしれない。 かといって、やっぱりそんなことはないままに、人々はそこにぶら下がって何食わぬ顔して生きていくのかもしれない。
なんてことを思っているのは、きっとクーラーの効きすぎた部屋にいて頭が痛いからなのだ。
だから今日は、早く帰って来ちゃいました。
2010年08月23日(月)
|
|
|