あふりかくじらノート
あふりかくじら



 心の中、深くもぐりこむ。

物理学や数学をやっているひとこそ、ほんとにアーティストなのだと感じることもある。

この世界の真理を、実にシャープにダイナミックに削りとる。


それは余談。



いま私は、すごく疲れています。
三十余年もの間、自分を守りつつほんとは何よりも苦しめてきた心の強固な鎧から、逃げずに解放されようとしているから。


いまやらなければ、この先、もうもたない。


苦しいけれど、逃げない。





2010年05月31日(月)



 旅とホテル。

少し電車で行ったところの海辺のホテルに泊まったのは二度目。

目の前の海の眺望がパーフェクトな露天風呂と、バリ島を髣髴とさせるような落ち着いた木の色を大切にしたリゾート風。

くたびれたら、訪れる。


すごく苦しいことがある度に、わたしは自分自身の心の深いところに入り込んでいく。
自分の芯はぶれることはないし、結局自分は自分の人生を生きていくことがやっぱり好きなのだ。


なんてことを考えながら。


ホテルに泊まるといろんなことを思い出す。

これまでの人生で、何度となく旅に出て、どこかに泊まった。


その思い出の多くは、いつもひとりだ。

わたしはいつも、ひとりでどこかに旅し、どこかに泊まっているのだね。


なんてことを思い出す。


あの、好きなひととすごした夢のような旅のことを思い出しても、いつも最初に浮かぶのは、あのひとをひとりで待っている自分の姿なのだ。


好きなひとを待つ、甘い時間。



一緒にすごした時間そのものよりも、その思い出の色が濃いなんて。







2010年05月22日(土)



 ブルーもしくはグリーンなど。

涼しげなブルーに惹かれます。

もしくはさわやかなブルーグリーンなど。


心も穏やかになってきました。
いろんなことが変化しています。


来月、モザンビーク。

楽しみです。


こちらは、近所の素敵なバーのチャイナ・ブルー。マスターもすてきです。



感情の波に襲われても、それに支配されることは少なくなってきました。





2010年05月21日(金)



 休日。

それでも少しずつは癒されている感じがしている。

海、映画。

いまさらだけど「プール」と「引き出しの中のラブレター」を観る。



誰かが大切なことを言っていた。


「誠実さや優しさからくる苦しみはありだが、
 エゴによる苦しみはすぐにでもやめたほうがいい」



新しいリアル版あふりかくじらノートは、オヒルネウサギ。








あまりにもあざやかで美しき。ワタクシのケータイ。



2010年05月04日(火)



 アフリカに触れるとき。

なんと言ったらいいのか、わからないけれど。



人生の中でとてもとても大切なこと。

深くて広くて大切なこと。


アフリカに触れたとき、
そういうものを思い出して涙がにじむとき、


日常のあまりに小さなことで、表面的なことで、苦しんだり憤ったり悲しんだりすることから解放されている。
ほんとにちっぽけなことで振り回されていることを思いだす。


やっぱりアフリカなのだ。


圧倒的に、わたしの人生はアフリカに取り込まれている。


涙が出るくらい。



「風に立つライオン」と、少しだけ近いけれど、わたしにもわたしの「ライオン」がある。




少しだけ、実家に帰ってきた。

仕事をしないで、休もうと思っている。






2010年05月02日(日)
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