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■ 旅とホテル。
少し電車で行ったところの海辺のホテルに泊まったのは二度目。
目の前の海の眺望がパーフェクトな露天風呂と、バリ島を髣髴とさせるような落ち着いた木の色を大切にしたリゾート風。
くたびれたら、訪れる。
すごく苦しいことがある度に、わたしは自分自身の心の深いところに入り込んでいく。 自分の芯はぶれることはないし、結局自分は自分の人生を生きていくことがやっぱり好きなのだ。
なんてことを考えながら。
ホテルに泊まるといろんなことを思い出す。
これまでの人生で、何度となく旅に出て、どこかに泊まった。
その思い出の多くは、いつもひとりだ。
わたしはいつも、ひとりでどこかに旅し、どこかに泊まっているのだね。
なんてことを思い出す。
あの、好きなひととすごした夢のような旅のことを思い出しても、いつも最初に浮かぶのは、あのひとをひとりで待っている自分の姿なのだ。
好きなひとを待つ、甘い時間。
一緒にすごした時間そのものよりも、その思い出の色が濃いなんて。
2010年05月22日(土)
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