あふりかくじらノート
あふりかくじら



 日が傾く。

100年に一度といわれるくらいの金融危機。
ドルは安い。
今日は少し持ち直しているみたいだけれど、漠然とした不安。

経済の中で、数字がモンスターみたいに暴れだしてしまう。
崩壊していくジンバブエの経済のようだ。


日が傾いている。

秋深まって、もうずいぶん日が傾いている。



アイスランドは、大変なことになっているらしい。

2008年10月30日(木)



 この国の抱える問題。

ハラレの二つの大病院が、もはや開店休業状態を余儀なくされているとのニュースが流れている。

Zimbabwe: No Health Services to Talk Of

医師も居ない。物資もない。
インフラが揃っていたとしても昔の話。メンテナンスだって、もうできていないだろう。電気もないのだろう。

パリレニャトワ病院といえば、わたしが救急車で運ばれて治療を受けたところだ。

あのときでさえ、病院はほとんど動いていない状態だった。怪我をしたまま数時間待たされた私は、もし自分が致命傷を負っていた患者だったらと思うとぞっとする。


そうやって、たくさんの命が消えている。

これが、この国の抱える問題。


7箇所の病院から入院を断られて亡くなった妊婦の悲しいニュースがずっと語られている。


そしてこれは、わたしの国の抱える問題である。


2008年10月27日(月)



 さくらこまち。

本気で缶詰モード。
とはいえ、お洗濯などちゃんとやりながらできてしまうのは、やはり在宅仕事のいいところ。

明日は、契約仕事の方は有給をとっている。
だって、終わらないのですもの。

一日中、与えられたテーマについて考えていたらずいぶん整理されてきた。99円ショップでノートを買い込み、あれこれたくさん書き込んでみた。

なので、やっと書き始めようと思いたつ。

現在、深夜12時前。




これは、昨日思わず購入してしまった花。

「さくらこまち」という名で売られていた。





成田空港から、曇り空に飛び立つ自分を、何度も何度も思い描く。


2008年10月26日(日)



 エジプシャン・ドリーム。

まだエジプシャン・ドリームの中にいます。

インターネットラジオで、エジプトのものを聴いたりして。
もっとも、毎日毎日ずっとエジプトの音楽聴いたりしてイメトレしてるんだけどね。


この放送も、クラブっぽいのからちょっと渋めのまでバリエーション広く。
アラビア語のニュースはわからないけどね。

どこかの国のラジオを聴いていると、なんとなくその国でアパート借りて暮らしているような錯覚に陥る。それがけっこう好き。




作業の方は少しだけは進む。もちろん、まだ書き出せてない。
文献の穴に気付く。少しは目が肥えてきたか?

引き続き、缶詰。

Radio SAWA




写真は、本文と関係なし。

今日、ネット注文したラグと玄関マット、届く。
冬仕様。







2008年10月25日(土)



 妄想エジプシャン・テンション。

いや、テンション高い妄想エジプト人って意味じゃなくてね。

一気にすげーテンション上がりました。
いつもの某サイトに、わたくしでも応募できそうでないのー?的なお仕事の募集が・・・!(注:めったにないのよ、そういうことは)

し、しかも。

勤務地。

エジプト!!!




うはー!やべー!
エジプトといえば、もちろんベリーダンスの聖地。
ベリーダンサーなら一度は行くべき憧れのエジプトですよ。
うわーうわー(妄想中)、どうすんのー?(どうもしない)


今の仕事は当然ただの「つなぎ」の仕事なので、このお仕事の方が専門性は高い。もっとも、この募集だと少しアドミ的な部分も多くなるのではないかと思われるが、これを一年間やればずいぶん進歩できる。


・・・。

・・・・・。


あたし、アフリカ専門なんですよね、いちおう。
エジプトはサブサハラアフリカではないし。

エジプトくじらになっちゃう・・・。

円借款もきっと多いでしょうしね。金融系の知識にも、欠けるなぁ。


ううー。



そして。「つなぎの仕事」の方は3月末までの契約。
この仕事は、3月上旬から。




こうしてわたしは、いままでチャンスを逃してきたのよね・・・(ぼそっ)


えーん。
くじら、永遠に就職活動中です。(マジ)


2008年10月24日(金)



 ぶつけていくしかない。

カメハメ波みたいだね。

なんか、もんもんとすることいっぱいあるわけ。

頭にくること、イライラすることがたくさんある。
それから、難しい原稿の締め切りが月末に迫っているのに、どんどんハードルが上がっていること。(もう笑うしかないかも、うふふ・・・うふふふ・・・)

あれや、これや。わー。

でも、目の前にたくさんのチャンスとか、面白いネットワークが出来そうとか、そういうのが転がっている。ほんとうに、びっくりするほど山ほど可能性がある。色んな人にめぐり合っているし、いま受けている通い仕事と、プライベートと、NGO活動がすべてつながってきている感じがしている。

山が高いほど、怖気づいてしまう。
そわそわしてしまう。

でも、ひとつずつしかできないものねぇ。

わたしは、わたしの稼働率を上げる。
でも、処理できないのなら、それはそれまでだ。

消えてなくなるものでもなかったりするよ、案外。なんて自分に言い聞かせている。


旅に出たいよー!

2008年10月22日(水)



 ただ、踊りたくて。

今日、久々のレッスン。

体調が優れないのは、なかったことにして。
っていうか、踊ってなかったからってことにして。

ベリーダンスの世界は、私にとってはほんとうに魅力的。
女性はけっこうこの魅力にはまってしまうわけ。

男性は、もうエロイ踊りとしか見てないひともいるからめんどくさいけど。


すごく楽しい。

難しい。深い。


もっともっと、すごい勢いでレッスンに通いたいのだけれど、無理なのが哀しい。
でも、言い訳、なのかな。

忙しくとも、時間がなくとも、時間をとって努力すべきなのかしら。


なんて思いつつ。
時間マネジメントがあまり上手でないわたしは、レッスンに出られる日を大切にする。

振り付け、覚え切れんけど。


で。

来月末には、うちの師匠とインストラクターさんたちに舞台をこなしてもらうための調整係のようなことをしている。これもまたなんだか色々楽しいわけ。
いつかは、わたしが舞台に立てる日が来るように。
頑張れる感じ。

2008年10月21日(火)



 ピンクのクリアフォルダ。

あの、クリアフォルダってやつありますでしょ。
ちょいと書類を挟んで置くヤツ。
なんか、案件別にとりあえず動いてるものを挟んだりとか。

夕べ、そいつの夢、見ました。

書類トレイっていうのかな、薄い引き出しがたくさんあるじゃない。
あれに、そのクリアフォルダがきちんと色分けされて入っていて、わたくしはおもむろにピンクのものばかり取るわけ。
嬉々として。


で。

実際、わたくしはピンク系のクリアフォルダばっかり使ってるわけ。
あえて言うなら、その他の文具系も圧倒的にピンク系を選ぶのです。
すみません。

いや、何ですみませんなんだか。


そんなリアルな夢見るなんて。
なんて貧乏くさいの。

でも、なんてすてきなの。


そんなにたくさんピンクのクリアフォルダがあるなんて。



で、今日はリアルにオフィスでピンクのクリアフォルダばかり探し出してがめました。すみません。

2008年10月20日(月)



 アフリカの空。

滅多にテレビをつけないのだけれど、
この週末は何故かつけっぱなし。


カップヌードルのCMの
アフリカの空の色がすごく印象的。


ほんとうに、あの色。あの感触。
すごくよくわかる。



アフリカの、まだ行ったことのない国に行ってみたいな。



なんて思いつつ。

まだ調子悪いの。

2008年10月19日(日)



 文章。

文章がうまいね、って言われるうちはまだまだかななんて思う。

プロには「うまいね」なんて言わないものね。ふつう。

まあ。がんばります。


しかし、自分の書いた文章の真意が伝わらないと、非常に残念だね。


昨日の文章、共感して投票クリックしてくれたひともいれば、残念ながら最後まで意図をくみとれず、ネガティブ行動に出たひともいた。やれやれ。


わたしの文章力不足もあるけど、最後まできちんと読まないのか、理解力不足か。


めんどくさい。


2008年10月18日(土)



 しなやかな、オンナの「まろみ」

最近新しいイシューが出たこのペーパー。(友人が編集)

男脳とか女脳の次のところに、なんだかかっこ良く仕事してる男性二人の対談があるのだが、それを読んで考えてしまった。

男性のひとりは、女性に対して「努力しなさい、努力を」という。
つまり、気遣いとか気配りとか、そういうこと。
何かしてあげるとか。男はなんだかんだ言ってもそういう女に弱いと。

で、この対談でインタビューしている女子(たぶん友人)も言っているのだが、そういう「気配り上手」っぷりを見せ付けるオンナは女に嫌われがち。
でも、男はたとえそれがわざとらしくても、「可愛いやつよ」などと思ってしまうのだそうだ。うむむ。

別の友人女子に訊いてみたら、それはオンナ慣れしている男が優しくしてくれたときに、「もう〜あたしだけじゃないんでしょ、ずるいわー」とか思いつつもうれしかったりするのと似ている、とか。なるほど。


とはいえ、個人的に毒を吐かせてもらえば、わたしは他人の仕事を横から奪ってでも茶を淹れたり、気配り上手を見せ付けたりしてニコニコしているオンナは死ぬほど嫌いだ。(毒)
マジ、大っっ嫌い。その場で張り倒したくなる。

お茶を自ら進んで淹れるということについては、たぶん何度か書いたことがあると思うけど、わたしはその場で自然にその役に自分が納まるのがふさわしいだろうと思ったときしかそういうことをしない。
わたしの嫌いなタイプのオンナは、たいていお茶淹れて満足してるし、そういう様子を見ているだけでも男脳ガチガチの自分は反吐が出るぜ、って思う。お茶じゃねぇだろって思う。

つまり、こういう対話の場があるのが大切なのに、お茶はそれを助けるものでしかないのに、お茶淹れて満足してんじゃねぇよ、ってこと。
ほんと、「キクバリ」ごっこしたらもう満足してる女子ってけっこういるのよ。
せっかくの会話の場所なのに、そういう集まりの趣旨が見えなくなって、もうキクバリのことばっかり、って状態。もったいないでしょ?
あ、それで満足してるならいいのか。


でもまぁ。
気配りってそういうものじゃない。
他人の仕事を奪ってまでやることではない。(わたしはこういう女子に仕事を奪われることが多い。それもキライ)

やっぱり、こういうわざとらしいオンナは、女レベルが低すぎると確信している。マジ、低すぎ。


でも、もちろんわたしは、頑として「お茶など淹れるか」と思っているわけではまったくないのはわかるよね。

たとえば、自分の好きなひととか、好意を持っているひとなんかがいて、そのひとのために、気付いたら自然に手が動いて「キクバリ」しちゃっていることがある。

すごく、自然に。

色んなひとが集まっていて、この場所の和みがいいなと思っていたら、すっとお茶をみんなに淹れたり、お酒を注いだり。しかも、もちろん、当然だけれど「アタシお茶淹れます」なんて絶対に言わない。言ったこと、ないと思う。
自然に、その場の会話を続けながら。すっと手が動いている。
視線は、手元と相手の顔を交互に見ている。
流れを、とめないように。

そしてこのとき、「お茶を淹れること」などはもちろん目的じゃない。
相手が、いい気分になってくれること。
自然とそれを望んでいること。
自分のキクバリを「可愛い」と思ってほしいとか、そんなことは微塵も思わないで、ただ、相手との時間を楽しみたいと思っていること。


こういうことが無意識に出来たら、いつも出来たら、そのひとは女レベルが高いのだと思いませんか。


そして、それが、この対談で男性たちが言っていた女性の「しなやかさ」だったり、女性独特の「まろみ」のようなものであったり。


そうなのだと思いませんか。



で、あたしもオンナレベルを上げるために切磋琢磨でありますわ。

2008年10月17日(金)



 アサヒコム、コラム連載、くじら。

アサヒコムに連載させていただいている小さなコラム「モザイクアフリカ」の中で、シリーズジンバブエというのがございます。

こちらの新しいのが載りました。
ぜひごらんくださいね。

「モザイクアフリカ」


あ、でも見出しは向こうの方がつけたのですが、わたくしの意図とはだいぶかけ離れてます・・・。ご了承くださいませ。くれぐれも。

いやー、今後とも頑張ります。

2008年10月15日(水)



 好きなもの夢想。

くじらのスイッチが入るもの。

くじら。
ゾウさん。キリンさん。
ジンバブエ。ムビラ。なんか、アフリカの田舎とか。

古いバス。アフリカンな感じの、荷物たくさん載せた古いバス。コンビ。
大きくて寂れた工場。

福山雅治。

などなど。

いろいろ考えてみる今日の脳みそは、たぶん壊れ気味。


寝てしまうべし。アゲイン。

2008年10月14日(火)



 眠い。

体調すぐれず。

カオスとなっている「やるべきこと」「やりたいこと」「やらざるを得ないこと」等々につき、若干の道しるべを得たかのように思う。

いや、思い込む。


とりあえず、寝るべきじゃん?

2008年10月13日(月)



 少しずつ冬に近づく。

ほんの少しずつ気温が下がってくる。

誰ともことばを交わさない一日。


自分の心のなかで、ほんとうに自分だけのために、整理をつけないといけないと思った。
まだ覚悟はできないのかもしれないけれど、結局は自分の問題は自分で解決すべし。


そう思う。


甘えたい気持ちとか、頼りたい心とか。
そういうのをちゃんと捨てるの、意外とたいへん。


すごく哀しかったり。

でも。ね。


I'm so in love with my life.
Now, that's for sure, u know?

So much, so long, i might be alright, perhaps.

This is the time to get things started, and get rid of all those stuff.

watch me.




2008年10月11日(土)



 面倒くさいこと。

くじら、かなりの面倒くさがり屋さんなわけ。
面倒くさいひと、キライ。


ただで何かをしてもらおうってひと、多すぎる。

いや、たとえば、友人が始めたフリーペーパーのコラムだのは、友情出演でもちろん喜んでするし、某所のコラムも良いチャンスと思うので、無料だってもちろん喜んで書くわけです。


しかし。

ネタをください。とか、誰かを紹介してくださいとか。
こんなふうに書いてくれればいいですよ、とか。(キッ!何様ッ!!?)
面白いお話をありがとうございました、とか。(むきっ!それだけかヨ)

あのね、こちとらこれがいちおう仕事なのですよ。
アフリカ研究でそれなりにやってきているし、経験も積んでるし、それなりの仕事が出来るわけですよ。
ただの、面白いお姐さんじゃないわけなの。ね?わかるかな?

わたしの頭の中に入っているものを提供するという仕事を、理解できない輩の何て多いことか。
わたしの登録している某ライター広場でも似たような話は流れていたけれど、ネタ出しだけただでさせようなんて、虫が良すぎるわけ。


しかも、あまりにもわからない調子だったので、このようなことを私はちゃんと仕事としてやっているのでご理解ください、というメールを送ったら思いっきり無視するなど、お話にならないわけ。(え。どうなのよ、某AMラジオ局の放送作家!)オトナとしてどうよ?しかも自分も書き物でメシ喰っているくせに。(文章ひどかったけどね)
→本件、マジでクレームしようかと思った。


ただでやってもらえると思うなよ。

わたしがただでやるのは、友人知人か、どうしてもお金のなさそうで、しかも世話になっているNGOやらなにやらのときだけだ。あるいは、わたしがそうしたいと判断したときだけだ。

あまり儲かってなさそうな(失礼)NGOでもちゃんと原稿料を払ってくれたりすることもあるんだからね。
某社の「まるっきり無視作戦」は最低だよ。


ち。

イライラモードが募ってきた。

もう寝る。



しかもさぁ、ひとに何かを訊きたくてメールしてくるなら、ひとのブログくらい読んだらどう?

書いてあるよ。

2008年10月10日(金)



 落ち着こう。

慌しい。ちょいパニック気味。

ひとつずつ書き出していくしかない。


でも、周囲から声をかけてもらえることは良いことだ。
そう思う。



2008年10月08日(水)



 書きたかったこと。

いままで、いつか文章にしたいと思っていたこと。
あの、わたしが暮らしていたコミュニティのことを、短い文章にまとめて書いてみました。

某サイトのコラムとして載せていただこうと思っています。


まだまだ、わたし自身のなかでは揺れ動く気持ちなんかもあり、割り切れていない部分も心残りもあり、それでもほんとうに印象深い場所でした。
そして、愛すべき人たちでした。こころ温まるようなことも、たくさんありました。

このようなコミュニティに暮らすことが出来て、幸せだったのかもしれないね。


ただ、やっぱりこちらも、喧嘩別れのようにして去ってしまった。
わたしの心が負っているものって、けっこう重たいのです。ね。

それでも、ひとつずつ文章にしていくこととか、誰か第三者に語りかけていくこととかが、自分自身へを解きほぐして回復させていくいちばんのやり方なのではないかと思っています。

一年経ったから。

掲載されたら、読んでくださいね。



2008年10月05日(日)
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