届かない思いがある
どんなに思っても

叶わない願いがある
どんなに願っても

誰よりも好きなのに
あなたがいれば
もう何もいらないのに

誰よりも何でも話せる人で
誰よりも私を知っていて
誰よりも安らかに眠らせてくれる人


私の人生に
あなたがいなかったら
私は

もう一度
あなたに会う前に戻れというのなら
戻されるとしたなら

あなたのいない毎日に


私はいつもどおり
笑顔の面をつけて
誰にも誰にも気付かれないように
一人ぼっちで泣くだけ
それだけ

たった一つ
毎晩あなたが元気でいること
願うだけ


何かしてあげたいのに
何もできないの

何度聞いても
声が思い出せないの
顔も思い出せないの


誰よりも好きなのに


こんな私は
消えてしまえばいいのに