バ イ バ イ って言ったら それっきりになっちゃいそうで さ よ な ら って言ったら 二度と会えないような気がして 細くて小さく儚い想いを 寄せ合うばかりの僕らだから いたづらに疑えば折れてしまうのさ コスモスは揺れて 花に埋もれて笑う君 信じているよ きっと 来年もコスモスが咲く岸で
誰が なんていったって
みんな同意しなくったって
いいの それでも
わたしは好き あなたが好き
あなたの
そういうところ 好きなの
たくさん言わないけど
どうか いつまでも
覚えていてね
いつからか分からないけど 心の隅っこで 夜の闇の中モヤモヤと
綿ぼこりがたまっていく
それはとても気がかりで 時に愛しく 心に積もってゆく言葉を集めて
次第に大きくなってゆく
さあ
エプロンを付けて しっかりお掃除しましょう
隅から隅まで チリひとつ残さないように 全部集めて丸めて ぽい
あとは そう
誰も見ないところに ぽい それで それだけでいいのに
握りしめた手が温かくて また心にしまう
虫の音が聞こえる 秋も深く
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