転機 |
10日の週も、出血は続いていた。 多少、自暴自棄モードに入ってしまったためか、 冷蔵庫を開ければあるせいなのか、 (連休前に届いたアサヒ「本生」オフタイム500mlの1ケース) 発泡酒だし、オフタイムっていうと苦味をオフしているし、 一本じゃ物足りないと3本も呑んでしまった火曜日。
その翌日は1本だけだったのが、 連休最後の5日から始まった出血は、1週間を過ぎても続いていた。 とはいえ、ときどき、少量、という状態で。 こりゃ、やばいんじゃな〜い??と思っていたら、 木曜の午後からにわかに腹痛。
夜、「おかげです」を見ている頃から激しい痛みに変わる。 「離婚弁護士」以降は録画しておいて、横になる。 途中、さすがにきつい格好のままじゃということで、 Tシャツとパンツに着替え、お腹の部分を特に暖めて、横になる。
いつのまにか眠れていて、3時ごろに目が覚めたときには痛みは治まっていた。 朝、早めに起きてシャワーを浴び、ちょっと遅めの中央線特快コースで仕事へ。 午後、冷房→ドライ→送風とマメに変えたりはしたけど、脚とか腕もやばくなる。 あまりやる仕事がなくなったのでラッシュ前に帰れればと思い、17時に早退。 新宿からは座れたので、良かった。
土曜の朝には痛みはもうなくなっていた。 それにしても、久々に、妊娠か??というくらい、すっごい下腹が出ていて。 あれほどのえもいわれぬ痛みに、入院の文字が頭をかすめたのは言うまでもない。
それでも、ついに出血は止まったようだったのでホッとする。
17日の週、多少だけど痛みがときどき起きていた。 火曜日(18日)はひどかったけど、ま、ローライズ(股上浅い)パンツだから当然か。
こりゃ、予約を無視して行くべきかと思い、病院のHPの担当医一覧を見てみた。 がしかし、産婦人科は水曜は手術日なので休診日。 そういえば、そうだった。。すっかり忘れていた。 がしかし、木曜は前の担当医が唯一入っている曜日だと知る。 で、20日はお休みをとることにしたのだった。
でも、水曜日(19日)、午後からずっと某会議に出ていて、 普段あたしがいるフロアと違って暑がりが多すぎるらしく かなり冷房が効いていたのが、 痛みらしい痛みはなくて全く普通だったため、 とりあえずは発生したばかりらしい有休はとってみたけど、 おりしも台風が近づいているらしくずっと雨降りで気温も低そう。 ま、ゆっくりしてみよう、と思ったのだった。
遅くまで寝ていて、昼食後、色々と用事を済ませたのだが。 雨ですっごく寒くなったせいなのか、ものすごい腹痛。 結局また1時間ほど横になり、どうにか治まったので、 次の用事である銀行と、食材買出しへ。 夜になってまた痛みは復活したが、どうにかもったのだった。
さて、ついに22日。 いつもそうだけど、超音波の検査のために、0.8〜1リットルの水分をとる。 コーヒーを一杯、そして暖めた麦茶を3杯と、念のため、そのままでコップに半分。
自転車で行けば、ぎりぎり某時間に間に合うという時間に出る。 乗り換え等上手く行き、北八王子駅よりドラマ「愛し君へ」だけじゃなく、 リハビリ施設のシーンの「オレンジデイズ」や、 録画して見た「離婚弁護士」でも、 最近だけでもこんなにドラマの撮影が行われている東海大学八王子病院へ。 自分が行っている病院ってどんな映像でもわかってしまうものなのね(^^;
総合受付での保険証確認はものの一分もしないうちに済み、超音波検査へ。 多少待たされるが、お小水ためてるからどんどん膀胱部分が... 呼ばれると、自分が座っていたところと違って、もっと奥の方の部屋だった。
左の卵巣部分を徹底的に看られているようだ。 5分、、いやもっとだろうか、、 かなり長い、、これが右も続くんだろうか、、 そう思っていたら、左だけで終わってしまった。
婦人科へ。 なぜか予約が入っていないようだったが、確認がとれ、外待合で 検査結果が出るのを待つ。 結果が出ても、中待合はいっぱいとのことで、そこでまた待たされる。 やっと、中に入り、呼ばれるまでは1時間以上立っていた。
さて、結果は、、、 この半年、薬物治療を続けてきたわけだけど、、 全く成果は無い、ということに。 これには医者もびっくり??のようで「なんで〜??」とのこと。
新たな治療方法として、こんなことを言い出す。
・ピルを飲む 生理の出血量を抑えるためとか。 実際に外に出る量は少ないけど、その分、卵巣内にたまっているわけですな。
・妊娠する 前の主治医にも言われたけど、この病気を一時的にでも治すためなら 結婚して妊娠というのが一番の方法なんだとか。
でもね〜、最近また新しく服とか買えるようになってきているし、 まだまだお洒落したいのに〜。 っていうか、今の仕事は、続けていけるし。
「どうする〜?」とお互いに悩むも、 そういえば、治療に入ってから全く血液検査をしていなかったということで、 急遽、採血をし、2週間後に再来院ということになった。 とはいえ、第一土曜は休みなのでその翌営業日の6月7日の月曜日だが。
超音波と隣にあるところで、採血。 しばらく注射はないと思ってたけど、こうしてまた針がささっていく ところを見ることになるとはね。。
インフルエンザの予防接種から小学生の頃によく受けた点滴と、 幼少の頃から注射類は慣れていたけど、 昨年の入院以降、また頻繁になっていて、 針が腕に刺さる瞬間をじっくりと見てしまっても特別なんとも思わない、 せいぜいこの先生(あるいは看護士)が上手いか下手か、ってことだけ。
会計を済ませ、どうしようか迷うも、やっぱりいつもどおり、八王子駅まで歩く。 実は治療中はずっと通院時はスニーカーだった。 今回、かなり久々にパンプスをはいて行ったんだけど、 それでもガシガシ1時間近くも歩けたのが何気に収穫だった。
さて、あらためて子宮内膜症の本を読んでみた。
今までの治療は、偽閉経療法といい、 保険はきいても1万3千円ぐらいだった。 ピルを飲むというのは偽妊娠両方といい、 保険はきかないが3000円ぐらいで済む。 お!こりゃ、安いぞ!
もちろん、こちらも体重増加などの副作用が起こるらしいが、 あまり副作用も無く、全く効果が無かった今までの治療と比べたら 安くて、効果が出る見込があるなら望むところだ。 って、まだ確定したわけじゃないけど。
病院を変わるというと、一から探さなきゃならなくなるけど、 ドラマの撮影も行われるこの病院で別の治療をする、 これもある種の選択といえる。 ってことで、ある意味、セカンドオピニオンということになるんだろうな。
じっくり、ゆっくり、治療をしていこう。 そもそも有休はたっぷりあるんだし、 今後、辛くてたまらないときは使っていこう。
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2004年05月30日(日)
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