3ヶ月目。

今月号の雑誌「ワッツイン」はミスチル桜井君と
宇多田ヒカルの対談がある。
病気から見事に復活した二人の対談、
とはいえほとんどが音楽の話だった。
ま、当然だけど、今や普通に仕事している二人。

入院することになって、それまでずっと調子が悪かった
根本的な原因がわかって、自分自身、吹っ切れた部分が大きい。
歩いたりという運動をこまめにやって、
求職中も、実際に就いた仕事も積極的に動いて、
それゆえ、ここ何年かのうちではすごく健康的だ。

もちろん病気のことでは切実な思いでいるけど、
切実度は落ちるが暦の長い貧乏具合のほうがあたしには大きいかな。
ま、治療は目的持ってやってる分、納得しているし。

誕生日当日は体調悪くてキャンセルとなったが、
自分も調子よく、まわりもトラブルがあったのが落ち着いたので、
24日は仕事を切り上げて飲みに連れて行ってもらった。
とはいえ、GLは夕方から出張だったのでいなくて残念。

言い出しっぺの某人曰く、「おじさんはこういうとこが良いんだよ」というように、
まわりは本当に、おじさんばっか。
とはいえ、珍しい料理に、美味しい日本酒に、、と良いペースで飲ませてもらった。

仕事中からすごく眠くて何度もコーヒーを飲んだけど、
帰りの電車では立ったままで寝ていたらしい。
気付いたら国立!乗り過ごしたのはばかだけど、一駅でほっとする。
寒空の下、駅からは早足で歩いたけど、実はかなり千鳥足だった(^^;

そして翌日、風邪がひどくなっていた。
頭痛、鼻水、多少のどの痛みも。。(_ _;;

とはいえ、仕事も忙しく、音を上げてはいられない。
やることやっちゃえ!ってことで頑張った。

木曜は今までで最高の20時まで残業でいたので、
肩のこり様はもちろん、疲れがあまりとれていなかったが、
風邪のほうはどうにか落ち着いて、金曜は仕事も落ち着いた。


通院日の24日。
薬物治療3回目ってことでエコーの検査もあるから、平日と同じ時間に起床。

が、なんだか気持ち悪い。
それなのにコップ5杯分は水分とらなきゃいけないなんて。。
飲んでる途中で、二度もトイレに行く。
どうにかすっきりし、出かける。

さて、病院に着いて、トイレに行ってもうがいや手洗いだけで我慢し、
受付が済み、超音波検査へ。
ちょっと待たされ、始まる。
5分ほどたった頃だろうか、担当医が
「ちょっと待っててくださいね」と出て行ってしまった。

おい〜〜、こっちはそれこそトイレを我慢しているってのに。。。(-ー;)

、、と、別の担当医を連れてきて、
「見えにくいところがあるから」とか言って看られる。
で、結局、「(お小水)ためすぎているからちょっと出してもらえる?」とのこと。

検査の途中でトイレに行って、戻ってやり直すはめになるとは。。
とはいえ、戻ってからは簡単に終える。

以前、ためなさ過ぎで注意されたけど、ためすぎるのもなんだかな。。(^-^;;

産婦人科外来へ。
前回は年末だったからすごい込みようだったけれど、今回はそんなでもない。
持参した単行本を読んでいると、呼ばれる。
中待合で待つのかと思いきや、すぐに診察室へ通される。

2ヶ月たったということで、両卵巣ともに1センチ縮小しているとのこと。
回復傾向にあるとわかり、ほっとする。
でも、前回より1キロ増えたことにより、「太らないように」とまたもや言われる。

前々回より2キロ落ちて、そして1キロ戻ったんだから。
自分としては、いつもならこの時期はあと2、3キロはあるんだから。
ここ何年かでは、かなり痩せているんだから。
、、とは言わないでおいた。

「次は2月28日ね」と言われ、5週間後なのでえ?と思うと、
第3土曜は休みってことだった。
あ、そうだ、休みなんてのがあったんだっけ。。

診察料は自動支払機で払うんだけど、5つあるうちの機械のうち2つが使えず、
途中、もう1つも使えなくて、時間がかかったのだった。


1月最終週。
トラブルがあって大変だったり、
出張という人が多くてフロアには数えるほどで
仕事もあまりなくて平和だったり、、さほど残業せずに帰れる日が多かった。

職場では加湿器があって、そのフィルターを掃除して、
それなのに「おそうじ」の表示がついたままで、
交換しなきゃならないのに型番が古いからどうにもならん状態、、
ってことで加湿器を使えなくなったのに、
月曜日は風邪で休んだGLはもちろん、
いつの間にかあたしの鼻風邪も治っていた。

風邪はもちろん、病状も回復傾向にあるということで、ドリチケ代金を振込んだ。

ぎりぎりではあったけど、次の3月以降の更新も決まる。
5月末まで、長いようだけど、その頃には治療も終わる。
薬物治療は半年までと決められているのだ。

そう、仕事も治療も3ヶ月目に入った。

一番面倒だったことは、ちょうどこの2週間でやっとつかめてきて、
庶務という立場としての仕事をひととおりマスターしたことになる。

体力面ではもちろんのこと、精神面でもかなり落ち着いてきた。
これまで以上に思うことは多いはずなのに、不思議なものだ。
いや、思うことが多いから、当然なのかもしれない、
あるいは、単に年齢のせいかもしれないけど。。

今はいわゆる閉経状態。
小4〜小5の春休みに初潮を迎えたから、実に17年ぶりのこと。
当時のあたしは、発育状況がかなりめざましかったからな〜(^-^;

6月からは、、正確に言えば7月からは、また普通に生理が来るのか。
そういや、ほんとなら、2月は最初の週が来る週。
ってことは、今月同様、お腹が張るのかな。


今日、31日はこれが一番の自分へのご褒美、D・A・I@日本武道館。
もちろんFC先行でとったやつだから当然なんだろうけど、
席はアリーナ、A-3ブロック、8番。
行ってみたら、、、なんと!最前列だった。
う〜ん、hitomiのカウントダウにらいの最前列だ。
左から2ブロック目の一番はじ。
首が痛くなるよりかはマシ。

ライヴ自体、かなり久々だったけど、結構、はじけた。
大した予習復習はしてなかったけど、知ってる曲ばかりでほっとした。
良い気分で1月を終えることが出来たことが何よりも嬉しい。。
2004年01月31日(土)

27歳の始まり。

カウントダウンが始まると、日々が過ぎるのが早い気がする。
あっという間に15日、誕生日がやってきた。

治療中ということで、副作用らしい副作用が出始めている。
朝、目が覚めるとすっごい汗をかいている。
といっても、寒さのためか目が覚めてしまってエアコンをつけるからだけど。
ってことは副作用じゃない??

がしかし、ついに生理が止まった。
本来なら来るはずの6日以降、お腹が張ってしょうがなかった。
感覚としては、入院中、ホルモンのバランスが崩れて
多少の出血があったけど、そのときに似ていた。

さて、相変わらず電話よりメール。
ホームステイから帰ってきて年賀状で久々に連絡くれた友達にもやっぱりメール。
それも急に切実な内容で、申し訳なくなる。

3連休は、バーゲンをのぞき掘り出し物をゲットし、
図書館へ返却と貸出、そして「寒さなんて関係ないさ」とガシガシ歩いたのだった。

誕生日の週は、中央線のすっごい混雑で始まる。
よく遅れるのはわかるけど、13日、そして15日の誕生日当日とこうも遅れるか??

おまけに連休中からの寒気で、東京でも空気が冷たく風も強い。
微妙に鼻風邪状態になるのだった。
あぅぅ、、とんだ27歳の幕開けだわ。。

とはいえ、マイナスに考えてしまうことは全くない。
うん、どちらかといえば、新たな希望に満ち溢れているのかな。

ところで、前日は急遽決まった新年会だった。
久々のイタリアンに舌鼓を打ち、
これまた急遽結婚することになった某社員さんの話で盛り上がる。
コースだったが、ラストにはケーキもあった。

ってことで、当日の朝は体重がかなり行っていて。
夕方には本格的に頭痛と腹痛の到来。
定時を過ぎて、15日は派遣会社の締め日にあたる。
サインをもらって、FAX送信して、帰宅の途へ。

特別、何もなくて良いか、という感じだったが、
電車で立ちながら、座ってからも寝れて、それでちょい復活。
ってことで、ビールとちょっとしたものを買って自分にお祝い。

でも、一番のお祝いは、なんといっても、ドリチケ二公演当選だろう。
やっぱり、四年に一度のDWLは入院して行けなかったから、
そういう意味では嬉しい。

15日リリースだったキンキのマキシは翌日に買った。
ポイント貯まってたのでタダで。
最初にCDTVで聴いたときはウルウルしちゃったくらい。
個人的には、初めて買ったジャニーズのCDだ。
これでオリコン1位は間違い無しか??


さて、ここで、今回は27歳の目標。

26歳の目標は「貯金を作ること」だったが、
もちろん、それは入院と、通院+薬物治療開始で
見事に到達など出来ないところまで落ちたことにより、当然、無理だった。

今年になってからは通勤時の自転車はやめている。
駐輪代1回100円はやっぱり惜しいし、ヒールで歩くのも慣れたし。
今のところは仕事も順調、体調も鼻風邪気味ってことを除けばかなり良い。

子供連れの若いカップルだけじゃなく、
ある程度年上の夫婦とか見ても、なんか、良いなって思えてしまう。
相変わらず自分で生計立てて、、というのは出来てなくて情けないけど、
5年後、あるいは10年後の自分を思い描いてみる。

2004年の目標は「将来的に子供を作ることが出切る体になるよう、
病気を完治させること」としたけど、
27歳の目標は、「できれば貯金を作ることができるように、
真っ当な生活を送ろう」ということとする。

おっし、頑張って生きていこう。
2004年01月18日(日)

2004年、切実な願い。

無事に2003年後半が終わった。

まずは26日、最後の日ということで、やるべきことはいっぱい。
20時近くまで残業というのは二回目だが、
結構、疲れた状態で帰宅。

翌27日は通院の日。
12月1日付で社会保険に加入となり、
手続きが終わって国保を脱退したのは前の週末。

前々回の通院時に社保から国保への切り替えの際、
かなり時間がかかったのが、今回は5分とかからず終わる。

産婦人科の外来受付へ行くと、3時間ほどかかるかも、と言われる。
持ってきた単行本より短編を2編読んだ後に呼ばれてしまう。
あれ、まだ30分もたってないぞ??

で、簡単に経過報告をした後、別室で注射。
薬物治療といっても様々あり、あたしは4週間ごとに注射を打つのだ。
右腕、左腕、、と交互に打って行き、二回目の今回は左。

次回来院日時を確認後、会計へ。
システム上、番号が出たら、自動会計コーナーで会計するのだが、
なんと!50円足りなかった。。
っていうか、ちゃんと下ろしておいた某札を財布に入れなかったのだ。
で、仕方なく、某ATMコーナーより、キャッシングするはめとなった。
くっそ〜、ここまでの交通費があれば払えたのに。。
っていうか、代金は決まってるってわかってたのに。。

さて、実は最近はよく、同じ病気の人のHPをまめに見ていて、
前日には医療費控除について興味深く読んだ。
そうだ、確定申告は派遣の場合、一月でも給与が
発生しなければ対象にはなるけど、
今回は、入院して、その後は通院もしてるんだから、
医療費控除対象者になるんだ。

国保脱退時には第3期・4期分は納めすぎだから
その旨、後日、連絡するとも言われている。

年々、収入が減っているし、
そのわりには税金は高い。
家賃は今の収入だとちょっと高め。
やっと残業ができる職場に来ることが出来たけど、
交通費は派遣だから自分持ち。
悪循環が重なっていてしばらくは貧乏なままだけど、
少しは良い風が吹き始めた気がする。

ところで、心配していた副作用だけど、
副作用らしい副作用はない。

頭痛・肩こりは仕事してる分にはあって当然だから慣れてるし。
職場の空調が良いのか、暖冬傾向だからか、
午後とかに体の火照りを感じることはある。
でも、副作用といえば副作用という気がするし、
そうじゃないといえばそうじゃない気もするし。

「最低でも1キロは太るよ」と言われたのに、逆に2キロも落ちた。
相変わらず食べ物にお金を使うことが出来なくて
小食なために胃が縮んじゃっているから、というのがひとつ。
仕事で結構バタバタすることが多く、それ以外でもマメに歩いて、
おそらくは代謝が良くなっているから、というのがひとつ。

おかげで何年かぶりにはくようになったパンツがあり。
それでもウエストがぶかぶかに感じるものが多く、
ベルトを締めることが多い。
代わりに、ストレッチが延びすぎてもうはかないほうがいいのかな、
というパンツもあって、残念な気持ちになることもあり。

で、年末の29日は吐いてしまった。
微妙に気持ち悪くて、それでも食べたら、
えもいわれぬ痛みに襲われる。
もしや、あの悪夢の再来か??
ってことで、トイレにこもり、ボウルも準備。
結局、一時間半たってから吐いてすっきりした。

きっと、この5週間の疲れがたまっていたんだと思う。
何気にまた、神田まで通っているんだし。
コーヒーばっかり飲んで、平日の睡眠時間が少なかったし。

で、これでもか!とたっぷり寝たためか、翌日には復活。
飲んで、食べて(ただし果物とか野菜ばかり)、1キロは戻った。
このくらいがこの時期はちょうど良い。

さて、年は明けて、1月は誕生日がある。
仕事始めという5日、カウントダウン開始。
あと10日か。。
おっし!ポイントアップを狙って、買い物をしよう。
とはいえ、高い買い物はやっぱりカードでしか出来ないけどね。。

最後に、2004年は、まずは子宮内膜症を完治させる、それが目標だ。
外来では産婦人科と一緒なので妊婦さんも多い。
街中で小さな子供連れとか見ると、良いなぁと思う。
友達で、あるいは親戚で、妊娠していたり、出産したり、
そういったことを見聞きするとこれまた良いなぁと思う。

とはいえ、ひとつ年上の従姉で、子宮ガンを患っている人がいる。
あたしは、早期発見で、「ラッキーだったね」ということなのだそうだ。

将来的に不妊の可能性あり、治っても再発の可能性あり、
とマイナス的な要素もある病気だけど。
今のうちに治す、それが今のあたしの切実な願いだ。。
2004年01月05日(月)

より自分らしくあるために / さお