詩をみつけた。

2003年12月31日(水) ひつじ。

 はなを出ししてた羊もいつの間にか

 お知りを叩かれ通り過ぎていった。

 今年こそと決めていたことも

 いつの間にかないがしろに過ぎていった。

 来年こそと心に決めても

 たぶんお猿はまたすぅーと前を通り過ぎていく。

 決めたこと以外で大きくなれたから

 いいのかなぁ って 思うでしょ??



2003年12月30日(火) 誰も知らない。

 雨が降り出した・・・。

 雨は地にしみこんでいくはずなのに

 どうして川はあふれるのでしょう

 誰かは

 人間のエゴで固めすぎたと

 コンクリートのせいにするのでしょうか

 雨が降り出した・・・。

 雨は木にしみこんでいくはずなのに

 どうして森はかれていくのでしょう

 誰かが

 木々を切り倒していくからと

 自分はしらないフリをするのでしょうか



2003年12月28日(日) ちょいす。

 誰かとおそろいの まだ見えない指輪は

 一体誰が持っているのでしょう?












2003年12月27日(土)

 恋の風はどこから吹いた?

 地下から空へ吹きぬけた?

 冬の風はどこから吹いた?

 街の木の葉を吹き上げた?

 恋の風はどこまでふくの?

 私をどこまで吹き上げる?












2003年12月25日(木) Give &Take

雨の雫と 悲しい音と

 悲しい音と 君の声と

何に涙するのか 

 何に涙したらいいのか

雨の雫の 悲しい音と

 悲しい音の 聞こえる部屋。

何を求めるのか

 何を与えられれば満足するのか。










2003年12月24日(水) 時計の行方

 世界中の時計を止めたら 神様は時を止めてくださるかしら。

 鏡の中の時計も 逆周りに進んでいくのに。

 世界中の時計を止めたら お日様もきっと迷うのかしら。

 部屋の中に閉じこもり 日も月も感じなくなったのに。

 神様が死んじゃえば 明日は多分来ないのでしょう。

 それならいっそ 神様とともに・・・。

 だけどもそれじゃ 私だけ置いてけぼりにちゃうよ。

 家の周りの時計を止めても

 いくら針を戻しても

 何も変わらないのね。

 それはきっと どこかに小さい小さい時計が

 かくれているから だと、あたしは思うの。






先生が言ってたよ。



2003年12月23日(火) 偶然 必然 突然?

 メールが来るたびどきどきしちゃう。

 もしかしたらあなたじゃないかって。

 携帯を開かないのは

 あなたじゃなかったら怖いから。

 メールが来るたびはらはらしちゃう。

 もしかしたらあなたじゃないかって。

 携帯を開かないのは

 このスリルを味わいたいから。









2003年12月22日(月) はっぴーそんぐ。

 うそはつけないくらいに 君に恋をした

 目を閉じれば浮かぶ笑顔 僕は恋をした

 強がって 惚れたことを嘘にしてしまえば

 面白がって からかうやつらが増えていくだろう。

 それならいっそ 認めよう

 ご飯がおいしいことも

 お風呂が好きなことも 誰も隠しはしないから

 それならいっそ 打ち明けよう

 きみがゴハンだなんて

 誰も思わないし おもってないから。

 幸せに幸せに なる歌を君のために。









2003年12月21日(日) おふろ。

 しろい ゆげがのぼってる

 上には 水たまがついている

 まどを あけたらゆき景色

 いきも 白くのぼっていく

 いつまでも 鼻歌を口ずさんで

 いつまでも 積もる雪を見ていた。








2003年12月19日(金) おさんぽ。

 てんこてん てんこてん 明日はきっとね

 てんこてん てんこてん 楽しい日になる

 てんこてん てんこてん あなたはきっとね

 てんこてん てんこてん あたしに会いたく なっちゃうよ。


 てんこてん てんこてん 明日はきっとね

 てんこてん てんこてん ずぅっと歩くの。

 どこまでって? きまってるじゃない。

 てんこてん てんこてん さむぅくなるまで。

 二人で手をつないで 手が冷たくなるまで。











2003年12月18日(木)

 今日はなにゆき? 楽しい雪?

 今日はなにゆき? 悲しい雪?

 昨日はたしか・・・いい雪だったよ。

 だからきっと・・・いいゆきかなぁ?

 明日はなにゆき? 嬉しい雪?

 明日はなにゆき? 寂しい雪?

 今日はたぶん・・・いい雪たから

 白くて楽しい 日になるでしょう。











2003年12月16日(火) イブの歌。

 イブだけど、

 星が降らないことも

 知ってるし、

 雨は雪に変わりそうもない

 けど、冷たくなった手をつないで

 ハンバーガーでも食べにいこぅ?


 イブなのに、でも

 指輪がなくても楽しいし

 お腹抱えて笑い転げてる

 笑い疲れて引きつるにやけ顔

 「缶コーヒーあったかいね」

 







2003年12月15日(月) ぶくぶく。

 夢をかなえるために

 どれだけ傷つけばいい?

 手にしたものは

 少なくはないけれど


 夢をかなえるために

 どれだけ別れを見るの?

 あなたと過ごしたことも

 なみだの理由です。









2003年12月13日(土) 模範解答。

 ひらがなひたすら並べててたって

 なにが何のことやらごちゃ混ぜ。

 カタカナヒタスラ並ベテタッテ

 結局言ってることは同じさ。

 文字が大切なんじゃない

 言葉が大切なんじゃない

 言葉をつかって伝えるコトに

 ひらがなよりも

 カタカナよりも

 頭を使いなさいって、ことさ。








2003年12月12日(金) びんだ。

 何してるんだろう。って不安になったら

 何にもしてないじゃない。と自分にびんたをすればいい。








2003年12月10日(水) なりさがり。

 もしも願いがかなうなら

 死んだってかまわないと思うけれど

 もしも願いがかなったなら

 死ぬのはもったいないと思うだろう

 いつだって 自分で命を捨てるのは

 自分に負けてしまった人たち。












2003年12月09日(火)

 白い雪が舞い

 ネオンに光り

 けむるタメイキは

 空に消えてく・・・

 離れたはずのあの日の右手

 あたしの心をつかんだまま。

 君は今ダレを思うの?

 あたしの心の雪を溶かさぬまま

 バス停の雪は積もり

 あの日の町と同じ白さに。









2003年12月08日(月) お昼ごはん。

 私を呼ぶ鈴が鳴る

 そこにはきっとミルクがいて

 そこにはきっとママもいる。

 私を呼ぶ音が鳴る

 そこにはきっと何もいなくて

 そこにはきっと暖かくなったご飯だけ。

 今日もミルクの鈴がなる

 ご飯はまだは電気の箱の中。












2003年12月07日(日) たんぽぽ。

 
 タンポポの 綿毛のように飛んで行きたい

 そんな軽い気持じゃないけど

 神様が 許してくれるのならば

 あの場所へ ゆく風を下さい。










2003年12月05日(金)

 踏み外すことなんて 怖くないと思ってた

 「いいわけなんてしないけど・・・」

 続きの言葉はもみ消して。

 ただ「怖がり」なんて止めたくて

 急に立ち止まりたくなって、でもそれだけじゃ結局は

 逃げてることに気づく。

 



2003年12月04日(木) Whether or not.

 好きだと伝えてしまえば楽になる

 好きだといってしまえば楽になる

 だって Yes も No も

 答えになるから。

 好きだと伝えてしまえば終わりが来る

 好きだといってしまえば終わってしまう

 だって Yes も No も

 答えになるから。

 嫌いになれたら簡単なのだろう

 この気持さえ無くなっちゃえば

 だって Yes も No も

 考えなくっていいから。








2003年12月03日(水) SLEEPING

 死んだように 眠りについて

 死んでるみたいな あたしがいる

 明日はたぶん 今日のように

 今日もたぶん 昨日のように

 始まりがきた次に

 終わりは来るのだろう。

 いつの間にか終わってしまえばいい。

 なんとなく 思ってしまう。



2003年12月02日(火) 大事なのは。

 よくよく考えてみると

 当たり前のことだったのかも。

 自分がどれだけいい人間かなんて

 他人にはわかりっこないことで。

 ちょっと落ち込んだりもしたけど

 考えてみると当たり前だね。

 大事なのは どれだけ向き直れるかってコト。










2003年12月01日(月) At last

 おどおどしているミルクが嫌い。

 べたべたしてくるジャムが嫌い。

 そわそわしているライムも嫌い。

 ミルクは結局伝えられないまま

 ジャムは結局甘えられないまま

 ライムは結局どうなるんだろ?

 まぁ・・・

 これがミルクでジャムでライムだし

 このままでいいのかも・・・ね?


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