日々記
もくじかこみらい


2008年03月28日(金) はまった

新生活に向けて準備中です。
健康診断に行ったら、採血を三回されてしまいました。
私は正直注射が嫌いじゃないです。


☆ここ最近の感想
遅ればせながら、岩本ナオさんにはまったので一冊一冊感想書きたいところですがまとめて。
現在連載中の天狗だけあらすじもどきを。

『Yesterday, Yes a day』
『スケルトンインザクローゼット』
『町でうわさの天狗の子』1巻
秋姫は見た目は普通の女の子だが、かなりの怪力の持ち主。なぜなら父親が正真正銘の天狗だからだ。
正式な天狗になるべく修行せよと、幼馴染の瞬に口うるさく言われているのだが、タケルくんのことが気になる秋姫はそれどころではないのだ。

登場人物がまとっているのはなんとも不思議で魅力的な空気感です。
完璧な人は一人も出てこないのに自然と共感できる。
年齢性別種族問わずとてもかわいい。
間やリズムが独特で、え、ここで大ゴマ?という部分でどーんときたりします。何気ないシーンをとびきりに変えるのがうますぎる。
連載中の天狗の子はかわいくて好きですが、短編集が読み応えあってよかったです。
久しぶりに作者さんはまりをした気がします。


2008年03月16日(日) やっと

ぽかぽかしている中、読書に励むと贅沢な気持ちに。
とくにこんな話を読むと体を動かしていないと死んでしまいそうな気持ちになります。ぎゃー



☆以下は感想です。

三浦しをんさんの『風が強く吹いている』
神さまに愛された走りの才能を万引きに活用していた走(かける)のあとを追いかけてきたのは、清瀬ハイジ。
走の才能に惚れこんだハイジはずっと心温めていた計画を実行に移す。
まったくの素人の下宿先の住人たちを巻き込んで、箱根駅伝に無謀な挑戦をすることに。
それぞれのスピードで、それぞれの頂点を目指して―


周りの評判がすこぶるよくて今年の駅伝は〜と話題になっていたりもしたのですが、すれ違いの日々が続きやっと読めました。
読めてよかったです。
最近スポーツ選手の心理を追いかける小説を目にする気がしますが、こういうものを文章に起こしてみたい、その衝動はすごくよくわかります。
憧れるんだ、圧倒的に。
駅伝というスポーツの特質上、一人一人のランナーが背負って走るものが見事に描写されていて大満足の一冊でした。
気持ちのいいお話だ!
でも100メートルでも走ると息切れしちゃう不自由な体が情けなくてたまらなくもなります。
走ることに気持ちよさなんて感じたことないんだ。とほほ。


2008年03月10日(月) いつかきっとたぶん

屋久島行ってきました!
名古屋から半日くらいで行けました。すごいなぁ。

念願の縄文杉登山してきました。
パソコンの前にこうやって座っていられる今が不思議な感じです。
何度か確実に命を落としかけてしまった。
必死で拾ってきましたよ。
雪山をなめてはいけません。
ガイドさんがすげえいい人でよかった。天気もよくてよかった。
縄文杉は太古のかおり。
もののけの森にも行けたし、屋久島ならではの雨が降らなかったのがちと残念でしたが、堪能してきました。

今度はもう少ししっかり体を作ってから行きたいものです。
とくに足元は大事ですよ。
はきなれた登山靴と分厚い靴下は必須です。助けていただきました。
まあでも私が行けたのだからきっと誰だって行けるはず。


体にまとわりつく疲労感が消えていくのがさみしい感じです。
またいつか行きたいと思わせてくれる場所でありました。


金田・藍 |MAILHomePage

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